JP2013246761A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが表示部の表示面を斜め方向から見る場合にも、情報が見にくくなることを抑制する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影指示を出力し、該撮影指示に応じた前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させる制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示部を有する情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置の多くには、文字、映像などの表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部が設けられている。このような情報処理装置において、表示部の表示面と、表示面を見るユーザの顔と、の位置関係に応じて、表示部の表示制御を行う技術が検討されている。
例えば、特許文献1(特開2009−294728号公報)には、表示部と、表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置されたカメラと、を有する情報処理装置において、カメラの撮影画像におけるユーザの顔の大きさの変化に応じて、表示対象の情報に応じた映像を拡大または縮小する技術が開示されている。
また、特許文献2(特開2010−009502号公報)および特許文献3(特開2010−176170号公報)には、表示部と、表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置されたカメラと、を有する情報処理装置において、カメラの撮影画像に基づいて表示面とユーザの顔との距離を検出し、検出結果に応じて、表示対象の情報に応じた映像を拡大または縮小する技術が開示されている。
特開2009−294728号公報 特開2010−009502号公報 特開2010−176170号公報
混み合った電車内などにおいては、ユーザが、ユーザの顔が表示部の表示面に正対していない状態で、表示面を見ることがある。
図10A(a)に示すように、ユーザ1の顔が表示部2の表示面に正対した状態では、ユーザ1から見ると、表示対象の情報に応じた映像3は、図10A(b)に示すように、見やすいように予め定められた縦横比となる。
一方、図10B(a)に示すように、表示部2の表示面の上辺がユーザ1から遠ざかる方向に表示面が傾いている状態では、表示対象の情報に応じた映像3は、図10B(b)に示すように、縦方向に圧縮されてしまい、情報が見にくくなるという課題がある。
特許文献1乃至3の開示の技術は、縦横比はそのままで、映像を拡大または縮小するものであるため、ユーザの顔が表示部の表示面と正対していない状態で表示面を見ることで、ユーザから見た映像の縦横比が変化し、情報が見にくくなるという課題を解決することができない。
本発明の目的は、ユーザの顔が表示部の表示面と正対していない場合にも、情報が見にくくなることを抑制することができる情報処理装置、情報処理装置の制御方法、および、プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置は、
表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、
前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、
前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影指示を出力し、該撮影指示に応じた前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させる制御部と、を有する。
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置の制御方法は、
表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、を備える情報処理装置の制御方法であって、
前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影を行わせ、前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させる。
上記目的を達成するために本発明のプログラムは、
表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、を備える情報処理装置内のコンピュータに、
前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影を行わせ、前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させる処理を実行させる。
本発明によれば、ユーザの顔が表示部の表示面と正対していない場合にも、情報が見にくくなることを抑制することができる。
本発明の一実施形態の情報処理装置の要部構成を示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置の外観を示す図である。 図1に示す表示部の表示面とユーザの顔との位置関係を側面から示した図である。 図1に示す表示部の表示面とユーザの顔との位置関係を上面から示した図である。 図1に示す制御部が表示制御を行わない場合の表示部の表示状態およびユーザから見た表示面を示す図である。 図1に示す制御部が表示制御を行う場合の表示部の表示状態およびユーザから見た表示面を示す図である。 図1に示す制御部が表示制御を行わない場合の表示部の表示状態およびユーザから見た表示面を示す図である。 図1に示す制御部が表示制御を行う場合の表示部の表示状態およびユーザから見た表示面を示す図である。 図1に示す制御部が表示制御を行わない場合の表示部の表示状態およびユーザから見た表示面を示す図である。 図1に示す制御部が表示制御を行う場合の表示部の表示状態およびユーザから見た表示面を示す図である。 図1に示す情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示す制御部が表示面の向きを検出する際の動作を説明するための図である。 図1に示す制御部が表示面の向きを検出する際の動作を説明するための図である。 図1に示す表示部の表示の遷移を示す図である。 表示部の表示面とユーザの顔との位置関係およびユーザから見た表示面を示す図である。 表示部の表示面とユーザの顔との位置関係およびユーザから見た表示面を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の情報処理装置10の要部構成を示すブロック図である。また、図2は、情報処理装置10の外観の一例を示す図である。なお、本実施形態の情報処理装置10の具体例としては、携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)などがある。
図1に示す情報処理装置10は、表示部11と、撮影部12と、制御部13と、を有する。なお、本発明は主に、表示部11の表示制御に関するものであるため、図1においては、情報処理装置10が備える種々の機能を実現するための処理ブロックについては、記載を省略する。
表示部11は、制御部13の制御に従い、表示対象の情報に応じた映像を表示する。
撮影部12は、撮影指示の入力に応じて撮影を行う。ここで、撮影部12は、図2に示すように、表示部11の表示面と同じ方向に向かって配置されている。したがって、撮影部12は、表示部11の表示面を見るユーザの顔が撮影可能である。
制御部13は、表示制御を要求する旨が入力されると、撮影部12の撮影画像に基づいて、表示部11の表示面とユーザの顔とが正対する正対方向に対する、表示部11の表示面とユーザの顔との対向方向のずれ角を検出する。また、制御部13は、検出したずれ角に応じて、表示部11の表示制御を行う。
図3Aは、表示部11の表示面とユーザ1の顔との位置関係を側面から示した図であり、図3Bは、表示部11の表示面とユーザ1の顔の位置関係を上面から示した図である。
制御部13は、図3Aに示すように、表示部11の表示面とユーザ1の顔との正対方向31に対する、表示部11の表示面とユーザ1の顔との対向方向32の垂直方向のずれ角(以下、垂直方向角度)を検出する。図3Aにおいては、垂直方向角がαである場合を示している。なお、本実施形態においては、表示部11の表示面とユーザ1の顔との正対方向31は、表示面の法線方向と一致するものとする。
また、制御部13は、図3Bに示すように、表示部11の表示面とユーザ1の顔との正対方向31に対する、表示部11の表示面とユーザ1の顔との対向方向32の水平方向のずれ角(以下、水平方向角度と称する)を検出する。図3Bにおいては、水平方向角度がβである場合を示している。
なお、本発明において、表示部11の表示面とユーザの顔との正対方向とは、通常の状態において、ユーザが表示面を見る際の、表示部11の表示面とユーザの顔との対向方向である。ユーザは、正対方向を設定する際には、表示部11の表示面を通常の状態で見ながら、撮影部12を用いて撮影を行う。制御部13は、撮影部12の撮影画像に含まれるユーザの顔の位置、目、鼻、口の位置などを特定するとともに、その大きさの比を記憶する。
制御部13は、表示制御を要求する旨が入力されると、撮影指示を撮影部12に出力し、撮影指示に応じた撮影部12の撮影画像に含まれるユーザの顔の位置、目、鼻、口の位置などを特定するとともに、その大きさの比を特定し、記憶している比と比較し、その変化に基づいて、表示面とユーザの顔との対向方向のずれ角(垂直方向角度、水平方向角度)を検出する。
なお、上述したように、本実施形態においては、表示部11の表示面とユーザの顔との正対方向が表示面の法線方向と一致する例を用いて説明するが、これに限られるものではない。表示部11の表示面を通常の状態で見ながら、撮影部12を用いて撮影を行う際に、ユーザがどのような位置関係で撮影を行うかに応じて、正対方向を適宜、設定することができる。
次に、制御部13が行う表示制御について説明する。
図4Aは、制御部13が表示制御を行わない場合の表示部11の表示状態とユーザから見た表示面とを示す図である。また、図4Bは、制御部13が表示制御を行う場合の表示部11の表示状態とユーザから見た表示面とを示す図である。
なお、図4A,4Bにおいては、表示部11の表示面の短手方向(Y軸方向)が水平方向を向いている状態(表示面が縦向きの状態)であるとする。また、垂直方向角度がαであり、水平方向角度が0であるとする。
図4A(a)に示すように、表示部11には、表示面とユーザ1の顔とが正対している状態において見やすいように予め定められた縦横比で映像3が表示されているとする。
垂直方向角度がαである場合、図3Aに示すように、表示部11の表示面の長手方向(X軸方向)の長さがLであるとすると、ユーザ1から見た表示面のX軸方向の長さは、Lsinα’(α’=90°−α)となる。
したがって、図4A(a)に示すように、表示部11に表示される映像3のX軸方向の長さがHである場合、ユーザ1から見ると、図4A(b)に示すように、映像3のX軸方向の長さはHsinα’となる。表示部11には、表示面とユーザ1の顔とが正対している状態において見やすいように予め定められた縦横比で映像3が表示されているにも関わらず、映像3がX軸方向に圧縮されてしまうことで、ユーザ1にとっては、情報が見にくくなる。
そこで、制御部13は、図4B(a)に示すように、表示対象の情報に応じた映像3をX軸方向に、表示制御を行わない場合と比較して、1/|sinα’|倍にして、表示部11に表示させる。映像3をX軸方向に1/|sinα’|倍することで、ユーザ1から見ると、図4B(b)に示すように、映像3のX軸方向の長さはHとなり、見やすいように予め定められた縦横比となる。そのため、ユーザ1が斜めから(垂直方向角度がαである状態で)表示部11の表示面を見ている場合にも、情報が見にくくなることを抑制することができる。
図5Aは、制御部13が表示制御を行わない場合の表示部11の表示状態とユーザから見た表示面とを示す図である。また、図5Bは、制御部13が表示制御を行う場合の表示部11の表示状態とユーザから見た表示面とを示す図である。
なお、図5A,5Bにおいては、表示部11の表示面の長手方向(X軸方向)が水平方向を向いている状態(表示部11の表示面が横向きの状態)であるとする。また、垂直方向角度がαであり、水平方向角度が0であるとする。
図5A(a)に示すように、表示部11には、表示面とユーザ1の顔とが正対している状態において見やすいように予め定められた縦横比で映像3が表示されているとする。
垂直方向角度がαである場合、図5A(a)に示すように、表示部11に表示される映像3のY軸方向の長さがWである場合、ユーザ1から見ると、図5A(b)に示すように、映像3のY軸方向の長さはWsinα’となる。表示部11には、表示面とユーザ1の顔とが正対している状態において見やすいように予め定められた縦横比で映像3が表示されているにも関わらず、映像3がY軸方向に圧縮されてしまうことで、ユーザ1にとっては、情報が見にくくなる。
そこで、制御部13は、図5B(a)に示すように、表示対象の情報に応じた映像3をY軸方向に、表示制御を行わない場合と比較して、1/|sinα’|倍にして、表示部11に表示させる。映像3をY軸方向に1/|sinα’|倍することで、ユーザ1から見ると、図5B(b)に示すように、映像3のY軸方向の長さはWとなり、見やすいように予め定められた縦横比となる。そのため、ユーザ1が斜めから(垂直方向角度がαである状態で)表示部11の表示面を見ている場合にも、情報が見にくくなることを抑制することができる。
このように、制御部13は、検出した垂直方向角度に応じて、表示部11の表示面上で水平方向と直交する方向に、表示対象の情報に応じた映像を伸長して表示部11に表示させる。そのため、表示部11の表示面が縦向きである場合にも、横向きである場合にも、ユーザが表示部11の表示面を見る垂直方向角度に関わらず、情報が見にくくなることを抑制することができる。
図6Aは、制御部13が表示制御を行わない場合の表示部11の表示状態とユーザから見た表示面とを示す図である。また、図6Bは、制御部13が表示制御を行う場合の表示部11の表示状態とユーザから見た表示面とを示す図である。
なお、図6A,6Bにおいては、表示部11の表示面の短手方向(Y軸方向)が水平方向を向いている状態(表示部11の表示面が横向きの状態)であるとする。また、垂直方向角度が0であり、水平方向角度がβであるとする。
図6Aに示すように、水平方向角度がβである場合、ユーザ1から見ると、表示対象の情報に応じた映像3が斜め向きになり、情報が見にくくなる。
そこで、制御部13は、図6Bに示すように、映像3をβだけ回転させて表示部11に表示させる。映像3をβだけ回転させることで、ユーザ1は、映像3を正面してみることができるので、情報が見にくくなるのを抑制することができる。
このように、制御部13は、検出した水平方向角度に応じて、表示対象の情報に応じた映像を回転させて表示部11に表示させる。そのため、ユーザが表示部11の表示面を見る水平方向角度に関わらず、情報が見にくくなることを抑制することができる。
次に、情報処理装置10の動作を図7に示すフローチャートを参照して説明する。
図7においては、表示対象の情報に応じた映像(以下、原映像と称する)が、予め定められた縦横比、予め定められた向きで表示部11に表示されているものとする。
制御部13は、動作モードとして、表示制御を行う表示制御モードが設定されているか否かを判定する(ステップS71)。なお、図1においては不図示の入力部を介して、表示制御を要求する旨が入力されると、動作モードとして表示制御モードが設定される。
動作モードとして表示制御モードが設定されていない場合には(ステップS71:No)、制御部13は、表示制御を行うことなく、処理を終了する。
動作モードとして表示制御モードが設定されている場合には(ステップS71:Yes)、制御部13は、撮影部12に撮影指示を出力する。撮影部12は、制御部13からの撮影指示を受けて、撮影を行う。上述したように、撮影部12は、表示部11の表示面を見るユーザの顔が撮影可能である。したがって、ユーザが表示面を見ている場合には、撮影部12の撮影画像には、ユーザの顔が含まれる。
制御部13は、撮影部12の撮影画像に含まれるユーザの顔画像の特徴量(ユーザの顔、目、鼻、口などの大きさの比)を検出する(ステップS72)。
次に、制御部13は、予め記憶している、表示部11の表示面とユーザの顔とが正対している場合の撮影部12の撮影画像に含まれるユーザの顔画像の特徴量と、検出したユーザの顔画像の特徴量と、を比較し、比較結果に基づいて、垂直方向角度および水平方向角度を検出する(ステップS73)。
次に、制御部13は、検出した垂直方向角度および水平方向角度に応じて、原映像を伸長させる倍率および原映像を回転させる角度を決定する(ステップS74)。具体的には、制御部13は、検出した垂直方向角度がαであり、水平方向角度がβである場合には、原映像を伸長させる倍率を1/sinα’倍と決定し、原映像を回転させる角度をβと決定する。
また、制御部13は、撮影部12の撮影画像に基づいて、表示面が縦向きが、横向きかを検出する(ステップS75)。
図8A(a)に示すように、情報処理装置10が縦向きであり、表示部11の表示面も縦向きである場合には、図8A(b)に示すように、ユーザ1の目、鼻、口などはX軸方向に並ぶ。そのため、制御部13は、表示部11の表示面が縦向きであると検出する。一方、図8B(a)に示すように、情報処理装置10が横向きであり、表示部11の表示面も横向きである場合には、図8B(b)に示すように、ユーザ1の目、鼻、口などはY軸方向に並ぶ。そのため、制御部13は、情報処理装置10が横向きであると検出する。
次に、制御部13は、表示部11の表示面の向きの検出結果に基づいて、原映像を伸長させる方向を決定する(ステップS76)。具体的には、制御部13は、表示部11の表示面が縦向きである(表示面のY軸方向が水平方向を向いている)場合には、原映像を伸長させる方向をX軸方向に決定する。一方、制御部13は、表示部11の表示面が横向きである(表示面のX軸方向が水平方向を向いている)場合には、原映像を伸長させる方向をY軸方向に決定する。
次に、制御部13は、図9(a)に示す原映像を、図9(b)に示すように、ステップS76において決定した方向に、ステップS74で決定した倍率だけ伸長させ、ステップS74で決定した角度だけ回転させた加工映像を表示部11に表示させる(ステップS77)。なお、図9においては、原映像をX軸方向に伸長させた加工映像を表示部11に生じする例を示している。
次に、制御部13は、図1においては不図示の入力部を介して、表示部11の表示を拡大または縮小する旨が入力されたか否かを判定する(ステップS78)。
表示部11の表示を拡大または縮小する旨が入力されていない場合には(ステップS78:No)、制御部13は、処理を終了する。
表示部11の表示を拡大または縮小する旨が入力された場合には(ステップS78:Yes)、制御部13は、図9(c)に示すように、加工映像の縦横比はそのままに(H:W=h:w)、加工映像を拡大または縮小させる。図9においては、加工映像を縮小させる例を示す。
なお、図7においては、制御部13が、ステップS73およびステップS74の処理と、ステップS75およびステップS76の処理と、を並行して行うように記載されているが、ステップS73およびステップS74の処理を行った後に、ステップS75およびステップS76の処理を行ってもよいし、また、ステップS75およびステップS76の処理を行った後に、ステップS73およびステップS74の処理を行ってもよい。
このように本実施形態によれば、情報処理装置10は、表示部11の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置された撮影画像に基づいて、表示部11の表示面とユーザの顔との正対方向に対する、表示部11の表示面とユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、検出したずれ角に応じて映像の縦横比を変更して表示部11に表示させる。
そのため、ユーザが表示部の表示面を斜めから見る場合にも、ユーザにとって見やすい縦横比で映像を表示することができ、情報が見にくくなることを抑制することができる。
なお、本実施形態においては、制御部13は、垂直方向角度、水平方向角度が所定値以上である場合に、表示制御を行うようにしてもよい。垂直方向角度、水平方向角度が小さい場合には、映像が圧縮される程度も小さく、見にくくなる可能性は少ない。そのため、垂直方向角度、水平方向角度が所定値以上である場合に、表示制御を行うようにすることで、制御部13が表示制御を行う頻度を減らし、処理負荷を低減することができる。
本発明の情報処理装置にて行われる方法は、コンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。また、そのプログラムを記憶媒体に格納することも可能であり、ネットワークを介して外部に提供することも可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、
前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、
前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影指示を出力し、該撮影指示に応じた前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させる制御部と、を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
付記1記載の情報処理装置において、
前記制御部は、前記正対方向と前記対向方向との垂直方向のずれ角を検出し、該検出した垂直方向のずれ角に応じて、前記表示面上で水平方向と直交する方向に前記映像を伸長させて前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置。
(付記3)
付記1または2記載の情報処理装置において、
前記制御部は、前記正対方向と前記対向方向との水平方向のずれ角を検出し、該検出した水平方向のずれ角に応じて、前記映像を回転させて前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置。
(付記4)
表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、を備える情報処理装置の制御方法であって、
前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影を行わせ、前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(付記5)
付記4記載の情報処理装置の制御方法において、
前記正対方向と前記対向方向との垂直方向のずれ角を検出し、該検出した垂直方向のずれ角に応じて、前記表示面上で水平方向と直交する方向に前記映像を伸長させて前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(付記6)
付記4または5記載の情報処理装置の制御方法において、
前記正対方向と前記対向方向との水平方向のずれ角を検出し、該検出した水平方向のずれ角に応じて、前記映像を回転させて前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(付記7)
表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、を備える情報処理装置内のコンピュータに、
前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影を行わせ、前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させる処理を実行させるプログラム。
(付記8)
付記7記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記正対方向と前記対向方向との垂直方向のずれ角を検出し、該検出した垂直方向のずれ角に応じて、前記表示面上で水平方向と直交する方向に前記映像を伸長させて前記表示部に表示させる処理を実行させるプログラム。
(付記9)
付記7または8記載の情報処理装置のプログラムにおいて、
前記正対方向と前記対向方向との水平方向のずれ角を検出し、該検出した水平方向のずれ角に応じて、前記映像を回転させて前記表示部に表示させる処理を実行させるプログラム。
10 情報処理装置
11 表示部
12 撮影部
13 制御部
31 正対方向
33 対向方向

Claims (9)

  1. 表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、
    前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、
    前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影指示を出力し、該撮影指示に応じた前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させる制御部と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記正対方向と前記対向方向との垂直方向のずれ角を検出し、該検出した垂直方向のずれ角に応じて、前記表示面上で水平方向と直交する方向に前記映像を伸長させて前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または2記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記正対方向と前記対向方向との水平方向のずれ角を検出し、該検出した水平方向のずれ角に応じて、前記映像を回転させて前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置。
  4. 表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、を備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影を行わせ、前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  5. 請求項4記載の情報処理装置の制御方法において、
    前記正対方向と前記対向方向との垂直方向のずれ角を検出し、該検出した垂直方向のずれ角に応じて、前記表示面上で水平方向と直交する方向に前記映像を伸長させて前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 請求項4または5記載の情報処理装置の制御方法において、
    前記正対方向と前記対向方向との水平方向のずれ角を検出し、該検出した水平方向のずれ角に応じて、前記映像を回転させて前記表示部に表示させることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 表示対象の情報に応じた映像を表示する表示部と、前記表示部の表示面を見るユーザの顔を撮影可能な位置に配置され、撮影指示の入力に応じて撮影を行う撮影部と、を備える情報処理装置内のコンピュータに、
    前記映像の表示制御を要求する旨が入力されると、前記撮影部に撮影を行わせ、前記撮影部の撮影画像に基づいて、予め設定された前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との正対方向に対する前記表示部の表示面と前記ユーザの顔との対向方向のずれ角を検出し、該検出したずれ角に応じて前記映像の縦横比を変更して前記表示部に表示させる処理を実行させるプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記正対方向と前記対向方向との垂直方向のずれ角を検出し、該検出した垂直方向のずれ角に応じて、前記表示面上で水平方向と直交する方向に前記映像を伸長させて前記表示部に表示させる処理を実行させるプログラム。
  9. 請求項7または8記載の情報処理装置のプログラムにおいて、
    前記正対方向と前記対向方向との水平方向のずれ角を検出し、該検出した水平方向のずれ角に応じて、前記映像を回転させて前記表示部に表示させる処理を実行させるプログラム。
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