JP6406041B2 - 情報処理装置、判定方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、判定方法、及びプログラムに関する。
近年、例えばドライブレコーダ、及びデジタルタコメータなどの車両の走行に関するデータを測定する車載機が車両に搭載されることが増えている。そして、例えば、車載機で測定された車両の加速度から車両において急ブレーキが踏まれた事象(以降、急ブレーキ事象と呼ぶことがある)を検出し、急ブレーキ事象の発生の情報を、運転者への警報や、事故の発生の検知などに用いることが行われている。
これに関し、車両に進行方向の加速度を検出する加速度センサを設置し、発進や停止の際に適正な運転がなされているかを診断し、急発進や急停車などの運転者の癖に依存する不適切な運転の矯正を行うための技術が知られている。(例えば、特許文献1参照)また、センサから得られる加速度等の限られた情報からであれ、車両状態を好適に判定できる車両状態判定装置を提供するための技術が知られている。(例えば、特許文献2参照)事故・ヒヤリハットデータとそれ以外のデータを精密に自動分類するための手法が知られている。(例えば、非特許文献1参照)
特開2006−341806号公報 国際公開第2014/080507号公報
森みどり 他著、「しきい値を用いないドライブレコーダーデータ自動分類手法の有効性」、人間工学、2013年、第49巻、No. Supplement p. S248-S249
例えば、突然、運転手が危険の迫っていることに気づき、切迫した状況でブレーキを踏む場合、そのブレーキ操作は急なブレーキの踏み込みとなることが多い。そして、例えば、この様な急なブレーキの踏み込み操作が行われる場合、そのブレーキ事象が車両の前後加速度の微分量に絶対値のピークとして現れる傾向がある。なお、前後加速度は、例えば、車両が前方へと直進する場合の走行方向を前とする前後軸において生じる加速度であってよく、また、前後加速度の微分量は、前後加速度を時間微分した値であってよい。そのため、前後加速度の微分量は、例えば、運転手が危険を察知してとっさにブレーキを踏み込むような急ブレーキ事象を検出する上で高い感度を有している。しかし、前後加速度の微分量は、急ブレーキ事象の発生以外にも、例えば、走行中の車両の道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行する場合でも所定以上の値になることが頻繁である。そのため、例えば、急ブレーキ事象の発生を前後加速度の微分量を用いて検出しようとしても、道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行したことに起因して発生したノイズを拾ってしまうことがある。本発明の1つの側面に関わる目的は、急ブレーキ事象の発生の検出精度を向上させることである。
本発明の一つの態様のコンピュータが実行する判定方法は、前後加速度微分量の大きさと、上下加速度微分量の大きさとの比較に基づいて、急ブレーキが踏まれたか否かを判定する工程を含む。前後加速度微分量は、車両に搭載された加速度計により測定された車両の前後方向の加速度の時間微分により得られる。上下加速度微分量は、前後方向の加速度が測定されたタイミングに対して時間的に前後する所定の時間区間において加速度計で測定された車両の上下方向の加速度の時間微分により得られる。
1つの側面によれば、急ブレーキ事象の発生の検出精度を向上させることができる。
急ブレーキが踏まれる場合における車両の速度と、前後加速度と、前後加速度の微分量との関係を模式的に例示する図である。 いくつかの実施形態に係る車載機の機能ブロック構成を例示する図である。 第1の実施形態に係る測定記録情報を例示する図である。 第1の実施形態に係る急ブレーキ事象の判定処理を例示する図である。 道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行する場合における前後加速度及び上下加速度を例示する図である。 第2の実施形態に係る測定記録情報を例示する図である。 第2の実施形態に係る急ブレーキ事象の判定処理を例示する図である。 実施形態に係る車載機を実現するためのコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。なお、複数の図面において対応する要素には同一の符号を付す。
上述のように、例えば、突然、運転手が危険の迫っていることに気づき、切迫した状況でブレーキを踏む場合、そのブレーキ操作は急なブレーキの踏み込みとなることが多い。図1は、車両において急ブレーキが踏まれる場合における車両の速度と、前後加速度と、前後加速度を時間微分した前後加速度の微分量との関係を模式的に例示する図である。図1において、上段は速度のグラフであり、中段は前後加速度のグラフであり、下段は前後加速度の微分量のグラフである。また、横軸は時刻である。
そして、例えば、運転手が突然に何らかの危険を察知して時点101において急ブレーキを踏み込んだとする。この場合、速度は運転手がブレーキを踏み込み始めた時点101を急な変化点として、減速を開始する。その後、運転手はブレーキの踏み込みをより深くし、時点102において速度の時間変化率が最大になり、運転手がブレーキの踏み込みを緩めてゆくにつれ速度の減速は緩やかになっていく。例えば、この場合に、速度に対応する前後加速度のグラフを見ると、前後加速度の大きさ(絶対値)は、ブレーキの踏み込みが深くなる時点102において最大となっている。この様にブレーキの踏み込みの深さは、前後加速度の大きさとして現れる傾向があるため、前後加速度の大きさは、急ブレーキ事象の発生に起因して大きな値を示すことがあり、急ブレーキ事象の検出に利用することができる。しかしながら、前後加速度の大きさは、例えば、運転手がゆっくりとブレーキを踏み込み始め、その後ブレーキを深くまで踏み込んだ場合にも、大きな値を示す可能性がある。この様な場合、運転手は余裕をもってブレーキ操作を行っていると考えられるため、切迫性のある危険な状況で急なブレーキを踏む急ブレーキとは無関係である可能性がある。そして、急ブレーキ事象の発生を検出する上で、このような運転手が余裕をもってブレーキ操作を行っている場合と、急ブレーキとを区別できることは好ましい。また、別な例として、運転手が危険に対処するために咄嗟にブレーキを踏んだ場合に、その危険回避が比較的容易だった場合では、ブレーキの踏み込み量としてはそれほど深くまで踏み込まれない場合が多い。このような軽度の危険事象も漏らさず検出するには、ブレーキの踏み込みが急かどうかを重視して判定する必要がある。
ここで、ブレーキの踏み込みが急かどうかは、前後加速度を時間微分した前後加速度の微分量の大きさ(絶対値)として現れる傾向がある。例えば、図1において、速度に対応する前後加速度の微分量を見ると、ブレーキの踏み込み始めの時点101において大きさ(絶対値)が最大となっており、前後加速度の微分量は、急ブレーキ事象の発生時の急なブレーキの踏み込み操作との相関が高い。そのため、前後加速度の微分量を用いることで、急ブレーキ事象を高い感度で検出することが可能である。
しかし、一方で、前後加速度の微分量は、急ブレーキ事象の発生以外にも、例えば、道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行した場合でも所定以上の値になることが頻繁である。そのため、例えば、前後加速度の微分量を、急ブレーキ事象の発生の検出に利用しようとする場合に、道路の凸部もしくは凹部を走行したことに起因するノイズを拾ってしまい利用が難しいことがある。
ここで、例えば、道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行し、走行中に車両がバウンドや振動する場合、その車両の運動は車両の上下方向の運動であるため、車両において測定された上下方向の加速度を時間微分することで得られる微分量に変動が検出される。換言すると、上下方向の加速度を時間微分した微分量は、走行中の車両のバウンドや振動と強い相関を有している。なお、上下方向の加速度は、例えば、水平な面上に車両が停車している場合における重力の方向を下方向とする上下軸において車両に生じる加速度であってよく、以下では、上下加速度と呼ぶことがある。また、上下加速度を時間微分した微分量を上下加速度の微分量と呼ぶことがある。そして、例えば、前後加速度の微分量の大きさを、バウンドや振動と強い相関を有する上下加速度の微分量の大きさと比較することで、例えば、その変動の原因が道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行することに起因するものか、それとも急ブレーキに起因するものかを判定することが可能である。そこで、以下で述べる例を含むいくつかの実施形態では、前後加速度を時間微分した前後加速度の微分量の大きさを、上下加速度を時間微分した上下加速度の微分量の大きさと比較することで急ブレーキが踏まれたか否かを判定する。従って、急ブレーキ事象の発生を高い精度で検出することが可能となる。
図2は、いくつかの実施形態に係る車載機2の機能ブロック構成を例示する図である。車載機2は、例えば、制御部200、記憶部210、及び測定部220を含んでいる。制御部200は、例えば、記憶部210、及び測定部220と接続されていてよく、制御部200は記憶部210及び測定部220を含む車載機2の各部を制御してよい。また、制御部200は、例えば、判定部201を含んでいる。記憶部210は、例えば、プログラム、並びに後述する測定記録情報300、又は測定記録情報600などの情報を記憶していてよい。測定部220は、例えば、加速度計であってよい。一実施形態において測定部220は、例えば、車載機2が搭載された車両の前後加速度、及び上下加速度を測定してよい。なお、これらの各部の詳細及び記憶部210に格納されている情報の詳細については後述する。以下、第1の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図3は、第1の実施形態に係る測定記録情報300を例示する図である。測定記録情報300には、例えば、測定情報301が登録されている。測定情報301は、例えば、時刻302、前後加速度303、及び上下加速度304の情報を含んでいてよく、これらの情報は測定情報301において対応付けられている。時刻302は、例えば、測定情報301において対応付けられる前後加速度303、及び上下加速度304が測定部220により測定された時刻であってよい。測定情報301は、図3の例では、時系列に測定記録情報300に登録されている。前後加速度303は、例えば、測定部220で測定された前後加速度であってよい。上下加速度304は、例えば、測定部220で測定された上下加速度であってよい。一実施形態において、車載機2の測定部220は、所定時間(例えば0.5秒〜3秒など)毎に車両の前後加速度、及び上下加速度を測定し、その測定値を制御部200へと通知してよい。制御部200は、通知された車両の前後加速度、及び上下加速度の測定値を測定時刻とともに測定情報301として、記憶部210の測定記録情報300に登録してよい。
図4は、第1の実施形態に係る車載機2の制御部200が実行する急ブレーキ事象の判定処理を例示する図である。一実施形態においては、車載機2の制御部200は、例えば、車載機2の電源が投入されると図4の急ブレーキ事象の判定処理を開始してよい。
ステップ401(以降、ステップを“S”と記載し、例えば、S401と表記する)において制御部200は、例えば、測定記録情報300から所定の期間に測定された前後加速度303を時刻302と対応づけて取得する。ここで、所定の期間は、例えば、急ブレーキ事象の発生の有無を判定する対象の期間であってよい。例えば、後述するように、S401からS412までの処理は繰り返し処理であってよく、制御部200は、S401において、繰り返しの度に測定部220で測定された最新の測定情報301を含む所定の時間区間の範囲を所定の期間として用いてよい。そして、制御部200は、所定の期間内の時刻302を有する測定情報301を測定記録情報300から読み出すことで、時刻302と対応づけられた前後加速度303を取得してよい。
S402において制御部200は、取得した前後加速度303を平滑化する。例えば、測定部220で測定された前後加速度の測定値には測定誤差があるため、測定値をそのまま後述する時間微分にかけると、急ブレーキに起因するピーク以外のノイズとなるピークが検出される。本実施形態では、このようなノイズとなるピークを減らすため、制御部200は前後加速度303を平滑化する処理を行う。平滑化は、一実施形態においては、核関数平滑化(kernel smoothing)の方法を用いて実行されてよい。また、核関数平滑化で用いる核関数には、例えば以下の式1又は式2が用いられてよい。
Figure 0006406041
Figure 0006406041
例えば、これらの核関数を用いて、S401で取得した時刻302と対応づけられた前後加速度303の集合を入力値として、時刻tにおける平滑化された前後加速度の値を加重平均計算で求める。一実施形態においては、例えば、以下の式3により、時刻tにおける平滑化された前後加速度の値が求められてよい。
Figure 0006406041
続いて、S403において制御部200は、S402で平滑化された前後加速度を時間微分し、前後加速度の微分量を算出する。前後加速度の微分量の算出は、例えば、差分による計算が行われてよく、一実施形態においては、以下の式4により実行されてよい。
Figure 0006406041
式4において、時間差分:Δtは例えば0.1秒から0.5秒の範囲の値が用いられてよく、一実施形態においては0.2秒であってよい。なお、時間差分は、例えば、測定誤差の影響を避けるために、小さくしすぎないことが好ましい。制御部200は、式4を用いて、S401で測定情報301の読み出しに用いた急ブレーキ事象の発生の有無を判定する対象である所定の期間内で複数の前後加速度の微分量を算出してよい。
S404において制御部200は、S403で算出された複数の前後加速度の微分量を用いて、S401で測定情報301の読み出しに用いた所定の期間内で、前後加速度の微分量の絶対値が所定の値以上の大きさを有するピークを検出する。前後加速度の微分量の絶対値が所定の値以上の大きさを有するピークが検出されない場合(S404がNo)、フローはS401へと戻る。一方、前後加速度の微分量の絶対値が所定の値以上の大きさを有するピークが検出された場合(S404がYes)、フローはS405へと進む。なお、S404の判定により、前後加速度の微分量の絶対値が所定の値以上のピークを検出することで、例えば、急ブレーキ事象の発生にも、道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行したことにも起因しないノイズのピークを更に除くことができる。S405において制御部200は、検出されたピークの時刻と、ピークにおける前後加速度の微分量の絶対値とを特定し、フローはS406へと進む。
S406において制御部200は、ピークの検出時刻に基づいて時刻範囲を決定する。例えば、制御部200は、ピークの検出時刻に対して時間的に前後する所定の時間区間の範囲を、時刻範囲として決定してよい。
S407において制御部200は、S406で決定した時刻範囲内において測定された上下加速度を取得する。一実施形態においては、制御部200は、S406で決定した時刻範囲内の時刻302を有する測定情報301を読み出し、時刻302と対応づけられた上下加速度304の情報を取得してよい。S408において制御部200は、取得した上下加速度304を平滑化する。一実施形態において、平滑化は、S402で述べたように、例えば核関数平滑化の方法を用いて実行されてよい。例えば、制御部200は、S402で用いた前後加速度303の代わりに、取得した時系列の上下加速度304の集合を入力値として用いて、上記式3により時刻tにおける平滑化された上下加速度の値を加重平均計算で求めてよい。
S409において制御部200は、平滑化された上下加速度を時間微分し、上下加速度の微分量を算出する。なお、上下加速度の微分量の算出は、例えば、上述のS403で用いた平滑化された前後加速度の代わりに、平滑化された上下加速度を用いて上記式4を計算することで実行されてよい。なお、制御部200は、S409において、S406で決定した時刻範囲内における複数の上下加速度の微分量を式4を用いて算出してよい。
S410において制御部200は、算出した複数の上下加速度の微分量を用いて、S406で決定した時刻範囲内における上下加速度の微分量の絶対値の最大値を特定する。S411において制御部200は、S405で特定した前後加速度の微分量の絶対値のピーク値と、S410で特定した上下加速度の微分量の絶対値の最大値とを比較し、急ブレーキ事象によるのか否かを判定する。一実施形態においては、制御部200は、例えば、前後加速度の微分量の絶対値が、上下加速度の微分量の絶対値よりも大きい場合に、急ブレーキ事象が発生したと判定してよい。また、制御部200は、例えば、前後加速度の微分量の絶対値よりも、上下加速度の微分量の絶対値の方が大きい場合に、急ブレーキ事象が発生していないと判定してよい。S411において急ブレーキ事象が発生していないと判定された場合(S411がNo)、フローはS401に戻る。一方、S411において急ブレーキ事象が発生したと判定された場合(S411がYes)、フローはS412へと進む。なお、S411の処理において制御部200は、判定部201として機能してよい。
S412において制御部200は、急ブレーキ事象が発生したことを示す情報を出力し、フローはS401へと戻る。一実施形態においては、制御部200は、急ブレーキ事象が発生したことを示す情報として、車載機2に備えられた音声出力装置に警告音を発生させるように指示する情報を出力してよい。それによって、例えば、急ブレーキを踏んだ運転手に注意を促すことができる。
なお、以上の動作フローにおいて、制御部200は、前後加速度の微分量の大きさのピークが測定された時刻に対して時間的に前後する所定の時間区間の範囲を、上下加速度の微分量の大きさの最大値を検出する時刻範囲として設定している。これは、例えば、道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行する場合に、前後加速度の微分量の大きさのピークと、上下加速度の微分量の大きさのピークとの検出時刻が一致していない可能性があるためである。図5は、道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行する場合における前後加速度及び上下加速度を例示する図である。なお、図5において前後加速度及び上下加速度は平滑化されている。そして、前後加速度の微分量の大きさのピークが検出された時点501は、上下加速度の微分量の大きさのピークが検出された時点502とは一致しておらず、約0.2秒程度の差が見られている。そのため、第1の実施形態では、制御部200は、前後加速度の微分量の大きさのピークが測定されたタイミングに対して時間的に前後する所定の時間区間において測定された上下加速度から、上下加速度の微分量の大きさの最大値を取得している。それによって、前後加速度の微分量の大きさと、上下加速度の微分量の大きさとの適切な比較が可能である。
以上で述べたように、第1の実施形態では制御部200は、前後加速度の微分量の大きさと、上下加速度の微分量の大きさとの比較に基づいて、急ブレーキ事象の発生の有無を判定している。上述のように、上下加速度の微分量は、走行中の車両のバウンドや振動と強い相関を有している。そのため、前後加速度の微分量を、上下加速度の微分量と比較することで、例えば、前後加速度の微分量の大きさの変動の原因が道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行に起因するものか、それとも急ブレーキに起因するものかを判定することが可能である。例えば、所定の値以上の大きさを有する前後加速度の微分量が検出された場合に、前後加速度の微分量の大きさよりも、その周辺時刻に測定された上下加速度の微分量の大きさの方が大きければ、原因が道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行したことに起因していることが推定できる。一方、例えば、前後加速度の微分量の大きさが、その周辺時刻に測定された上下加速度の微分量の大きさよりも大きければ、原因は急ブレーキに起因していることが推定できる。そのため、第1の実施形態によれば、制御部200は、急ブレーキ事象の発生を高い精度で検出することが可能である。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、上述の前後加速度の微分量の大きさと、上下加速度の微分量の大きさとの比較に加えて、更に、車両の左右方向の加速度を時間微分した左右加速度の微分量の大きさとの比較に基づいて、急ブレーキ事象の発生の有無を判定する例を述べる。なお、車両の左右方向の加速度は、例えば、上述の前後加速度が測定される車両の前後軸と、上下加速度が測定される車両の上下軸とに直交する左右軸において生じる加速度であってよい。以降、車両の左右方向の加速度を左右加速度と呼ぶことがある。
走行中に車両が道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行する場合に、左右加速度の微分量にも変動が測定されることがある。例えば、車両が片輪だけ乗り上げた場合など、道路の凸部もしくは凹部上を車両が走行する際に左右に傾く場合に左右加速度は生じ得る。そのため、例えば、前後加速度の微分量の大きさを、左右加速度の微分量の大きさと比較することで、急ブレーキ事象の発生の検出精度を向上させることが可能である。以下、第2の実施形態を説明する。
図6は、第2の実施形態に係る測定記録情報600を例示する図である。測定記録情報600には、例えば、測定情報601が登録されていてよい。測定情報601は、例えば、時刻602、前後加速度603、上下加速度604、及び左右加速度605などの情報を含んでいてよく、これらの情報は測定情報601において対応付けられている。なお、時刻602、前後加速度603、上下加速度604は、例えば、図3の測定情報301に含まれる時刻302、前後加速度303、上下加速度304とそれぞれ同様の情報であってよい。また、左右加速度605は、例えば、時刻602において測定部220で測定された左右加速度であってよい。一実施形態において、車載機2の測定部220は、例えば、所定時間(例えば0.5秒〜3秒など)毎に車両の前後加速度、上下加速度、及び左右加速度を測定し、その測定値を制御部200へと通知してよい。そして、制御部200は、通知された車両の前後加速度、上下加速度、及び左右加速度の測定値を測定時刻とともに測定情報601として、記憶部210の測定記録情報600に登録してよい。
図7は、第2の実施形態に係る車載機2の制御部200が実行する急ブレーキ事象の判定処理を例示する図である。一実施形態においては車載機2の制御部200は、例えば、車載機2の電源が投入されると図7の急ブレーキ事象の判定処理を開始してよい。
続く、S701からS706の処理は、図3で述べたS401からS406までの処理とそれぞれ対応していてよく、一実施形態においては、制御部200は、S701からS706の処理においてS401からS406で述べた処理を実行してよい。
S707において制御部200は、S706で決定した時刻範囲内に測定された上下加速度及び左右加速度を取得する。一実施形態においては、制御部200は、S706で決定した時刻範囲内の時刻602を有する測定情報601を読み出し、時刻602と対応づけられた前後加速度603と、左右加速度605の情報をそれぞれ取得してよい。S708において制御部200は、取得した上下加速度604及び左右加速度605をそれぞれ平滑化する。なお、一実施形態においては、平滑化は、S402で述べたように、例えば核関数平滑化の方法を用いて実行されてよい。例えば、制御部200は、S402で用いた前後加速度303の代わりに、取得した時系列の上下加速度604の集合を入力値として用いて、上記式3により時刻tにおける平滑化された上下加速度の値を加重平均計算で求めてよい。また、同様に、制御部200は、例えば、S402で用いた前後加速度303の代わりに、取得した時系列の左右加速度605の集合を入力値として用いて、上記式3により時刻tにおける平滑化された左右加速度の値を加重平均計算で求めてよい。
S709において制御部200は、平滑化された上下加速度及び左右加速度をそれぞれ時間微分し、上下加速度の微分量と左右加速度の微分量とを算出する。なお、平滑化された上下加速度の微分量の算出は、例えば、上述のS403で用いた平滑化された前後加速度の代わりに、平滑化された上下加速度を用いて上記式4を計算することで実行されてよい。また同様に、平滑化された左右加速度の微分量の算出は、例えば、上述のS403で用いた平滑化された前後加速度の代わりに、平滑化された左右加速度を用いて上記式4を計算することで実行されてよい。なお、制御部200は、S709において、S706で決定された時刻範囲内における複数の上下加速度の微分量と、複数の左右加速度の微分量とを式4を用いて算出してよい。
S710において制御部200は、S709で取得した上下加速度の微分量及び左右加速度の微分量のそれぞれについて、S706で決定された時刻範囲内における大きさの最大値を求める。S711において制御部200は、S705で特定した前後加速度の微分量の大きさのピーク値と、S710で求めた上下加速度の微分量の大きさの最大値及び左右加速度の微分量の大きさの最大値とに基づいて、急ブレーキ事象によるのか否かを判定する。一実施形態においては、制御部200は、例えば、前後加速度の微分量の大きさが、上下加速度の微分量の大きさよりも大きく、且つ、左右加速度の微分量の大きさよりも大きい場合に、急ブレーキ事象が発生したと判定してよい。S711において急ブレーキ事象が発生していないと判定された場合(S711がNo)、フローはS701に戻る。一方、S711において急ブレーキ事象が発生したと判定された場合(S711がYes)、フローはS712へと進む。なお、S711の処理において制御部200は、判定部201として機能してよい。
S712において制御部200は、急ブレーキ事象が発生したことを示す情報を出力し、フローはS701へと戻る。一実施形態においては、制御部200は、急ブレーキ事象が発生したことを示す情報として、車載機2に備えられた音声出力装置に警告音を発生させるように指示する情報を出力してよい。それによって、例えば、急ブレーキを踏んだ運転手に注意を促すことができる。
以上で述べたように、第2の実施形態では、急ブレーキ事象の発生の有無の判定において、前後加速度の微分量の大きさを、上下加速度の微分量の大きさと比較することに加えて、更に左右加速度の微分量の大きさとも比較している。そのため、第2の実施形態によれば、第1の実施形態が奏する効果に加えて、左右加速度の微分量の利用により、更に急ブレーキ事象の発生の検出精度を向上させることができる。例えば、左右加速度の微分量は、車両の片輪が乗り上げた場合など車両が左右に傾く状況と相関が高いため、左右加速度の微分量の利用により、このような状況で生じる前後加速度の微分量の変動を急ブレーキと誤判断してしまうことが抑制できる。
以上において、いくつかの実施形態を例示したが、実施形態は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、第2の実施形態では、前後加速度の微分量の大きさを、上下加速度の微分量の大きさと左右加速度の微分量の大きさとの双方と比較する例を述べている。しかしながら、別の実施形態では、前後加速度の微分量の大きさを、左右加速度の微分量の大きさと比較することで、制御部200が急ブレーキ事象の発生の有無を判定してもよい。
また、別の実施形態では、前後加速度の微分量の大きさは、例えば、上下加速度の微分量の大きさの最大値、左右加速度の微分量の大きさの最大値、並びにS404及びS704で用いた所定の値などから作られる関数値と比較されてもよい。そして、例えば、前後加速度の時間微分量の大きさが、関数値よりも大きい場合に、制御部200は、急ブレーキ事象が発生したと判定してもよい。なお、この様な判定を行うための関数は、例えば、多数のデータから統計学的に最適な判定関数へ還元する機械学習などの手法を用いて決定することができる。例えば、人間が目視により急ブレーキが踏まれたか否かを判定済みのサンプルデータとして、急ブレーキだと判定されたデータを1000個、及び急ブレーキではないと判定されたデータを1000個それぞれ用意する。また、変数として、上下加速度の微分量の大きさの最大値、左右加速度の微分量の大きさの最大値、及びS404又はS704で用いた所定の値を用意する。そして、これらの変数を用いて、上下加速度の微分量の大きさとの比較から2000個のサンプルデータが正しく分類されるように機械学習により関数を算出することで、急ブレーキか否かを判定するための関数が得られてもよい。そして、この様に得られた関数を用いて関数値を算出し、関数値を、前後加速度の微分量の大きさと比較することで、急ブレーキ事象が発生したか否かの判定が実行されてもよい。
また、上述の実施形態では、車載機2の制御部200が、急ブレーキ事象の発生の有無を検出する例を述べたが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、車載機2の測定部220で測定された加速度のデータを用いて、その他の情報処理装置が、急ブレーキ事象の発生の有無を検出する処理を実行してもよい。
また、例えば、図4及び図7の動作フローは例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、図4及び図7の動作フローは、可能な場合には、処理の順番が変更されてもよく、別に更なる処理を含んでいてもよく、又は、一部の処理が省略されてもよい。
図8は、実施形態に係る車載機2を実現するためのコンピュータ800(情報処理装置)のハードウェア構成を例示する図である。図8の車載機2を実現するためのハードウェア構成は、例えば、プロセッサ801、メモリ802、読取装置803、通信インタフェース805、及び入出力インタフェース806を備える。なお、プロセッサ801、メモリ802、読取装置803、通信インタフェース805、及び入出力インタフェース806は、例えば、バス808を介して互いに接続されていてよい。また、入出力インタフェース806には、例えば、加速度計811が接続されていてよい。
プロセッサ801は、メモリ802を利用して例えば上述の動作フローの手順を記述したプログラムを実行することにより、上述の動作フローの処理を実行してよい。例えば、車載機2の制御部200は、プロセッサ801である。メモリ802は、例えば半導体メモリであり、RAM領域及びROM領域を含んでいてよい。ROM領域は、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリであってよい。読取装置803は、プロセッサ801の指示に従って可搬型記録媒体804にアクセスする。可搬型記録媒体804は、例えば、SDメモリーカードを含むフラッシュメモリ等の半導体メモリであってよい。記憶部210は、例えば、メモリ802、及び可搬型記録媒体804を含んでいてよい。車載機2のメモリ802には、例えば、測定記録情報300及び測定記録情報600などの情報が記憶されていてよい。
通信インタフェース805は、例えば、プロセッサ801の指示に従ってネットワークを介してデータを送受信する。入出力インタフェース806は、例えば、入力装置及び出力装置との間のインタフェースであってよい。入出力インタフェース806には、例えば、加速度計811が接続されていてよい。加速度計811は、例えば、加速度計811が搭載された車両の前後加速度を測定する前後加速度計、上下加速度を測定する上下加速度計、及び左右加速度を測定する左右加速度計を含んでいてよい。加速度計811は、例えば、プロセッサ801の指示に従って、加速度計811が搭載された車両の前後加速度、上下加速度、及び左右加速度を測定し、プロセッサ801に通知してよい。上述の測定部220は、例えば、加速度計811であってよい。また、入力装置は、例えば、入力キー及びタッチパネルなどであってよい。出力装置は、例えば音声を出力するスピーカなどの音声出力装置、並びにディスプレー及びタッチパネルなどの表示装置であってよい。
また、実施形態に係る各プログラムは、例えば、下記の形態で車載機2に提供されてよい。
(1)メモリ802に予めインストールされている。
(2)可搬型記録媒体804により提供される。
(3)プログラムサーバからネットワークを介して提供される。
また、図8を参照して述べたコンピュータ800のハードウェア構成は例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、別の実施形態では、上述の車載機2の制御部200の一部又は全部の機能はFPGA及びSoCなどによるハードウェアとして実装されてもよい。なお、FPGAは、Field Programmable Gate Arrayの略称である。SoCは、System-on-a-chipの略称である。
また、上述の実施形態を含むいくつかの実施形態は、上述の実施形態の各種変形形態及び代替形態を包含するものとして当業者には理解される。例えば、各種実施形態は、構成要素を変形して具体化されてよい。また、上述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態が実施されてよい。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除して又は置換して、或いは実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施されてよい。
200 制御部
201 判定部
210 記憶部
220 測定部
800 コンピュータ
801 プロセッサ
802 メモリ
803 読取装置
804 可搬型記録媒体
805 通信インタフェース
806 入出力インタフェース
808 バス
811 加速度計

Claims (7)

  1. 車両に搭載された加速度計により測定された前記車両の前後方向の加速度の時間微分により得られる前後加速度微分量の大きさと、前記前後方向の加速度が測定されたタイミングに対して時間的に前後する所定の時間区間において前記加速度計で測定された前記車両の上下方向の加速度の時間微分により得られる上下加速度微分量の大きさとの比較に基づいて、急ブレーキが踏まれたか否かを判定する工程を、
    含む、コンピュータが実行する判定方法。
  2. 前記判定する工程は、所定の値以上の大きさを有する前記前後加速度微分量に対して実行されることを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータが実行する判定方法。
  3. 前記判定する工程は、前記前後加速度微分量の大きさが前記上下加速度微分量の大きさよりも大きい場合に急ブレーキが踏まれたと判定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンピュータが実行する判定方法。
  4. 前記判定する工程は、更に、前記前後加速度微分量の大きさと、前記前後方向の加速度が測定されたタイミングに対して時間的に前後する前記所定の時間区間に前記加速度計で測定された前記車両の左右方向の加速度の時間微分により得られる左右加速度微分量の大きさとの比較に基づいて、急ブレーキが踏まれたか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコンピュータが実行する判定方法。
  5. 前記前後加速度微分量は、前記前後方向の加速度が測定されたタイミングを含む所定期間に測定された前後方向の加速度を平滑化し、平滑化された値を時間微分することで得られる、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のコンピュータが実行する判定方法。
  6. 車両に搭載された加速度計により測定された前記車両の前後方向の加速度の時間微分により得られる前後加速度微分量の大きさと、前記前後方向の加速度が測定されたタイミングに対して時間的に前後する所定の時間区間において前記加速度計で測定された前記車両の上下方向の加速度の時間微分により得られる上下加速度微分量の大きさとの比較に基づいて、急ブレーキが踏まれたか否かを判定する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 車両に搭載された加速度計により測定された前記車両の前後方向の加速度の時間微分により得られる前後加速度微分量の大きさと、前記前後方向の加速度が測定されたタイミングに対して時間的に前後する所定の時間区間において前記加速度計で測定された前記車両の上下方向の加速度の時間微分により得られる上下加速度微分量の大きさとの比較に基づいて、急ブレーキが踏まれたか否かを判定する判定部、
    を含む、情報処理装置。
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