JP6405662B2 - 眼用レンズ評価方法、眼用レンズ、視力測定装置および眼用レンズ適性検査装置 - Google Patents
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Description
(2)請求項13に記載の視力測定装置は、複数の所定の視力検査用の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題する課題出題手段と、前記被験者が前記視標を眼球運動を伴って注視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の結果を用いて、前記複数の表示位置ごとの前記被験者の推定視力を測定する視力測定手段と、を備える。
(3)請求項16に記載の眼用レンズ適性検査装置は、複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題し、前記被験者に、前記複数の視標ごとに前記課題に対する回答を行わせる課題出題手段と、前記被験者が前記複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の正否を用いて、前記複数の表示位置ごとの前記課題の評価点を決定する課題評価手段と、前記課題の評価点を用いて、前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価するレンズ評価手段と、を備える。
(4)請求項19に記載の眼用レンズ評価方法は、眼用レンズ適性検査装置が、複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題する課題出題工程と、前記被験者が前記複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の結果を用いて、前記眼用レンズ適性検査装置が前記課題の評価点を決定する課題評価工程と、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題の評価点を用いて、前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価するレンズ評価工程と、を有し、前記課題に対する回答は、前記被験者の視線を用いて行われ、前記課題出題工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記被験者の視線を検知して、その検知結果を用いて前記被験者による前記課題に対する回答を認識する。
(5)請求項20に記載の眼用レンズ評価方法は、眼用レンズ適性検査装置が、複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題し、前記被験者が前記課題に取り組んでいるときの前記被験者の視線を検知する課題出題工程と、前記被験者が前記複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の結果と、前記被験者の視線の検知結果とを用いて、前記眼用レンズ適性検査装置が前記課題の評価点を決定する課題評価工程と、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題の評価点を用いて、前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価するレンズ評価工程と、を有する。
(6)請求項21に記載の眼用レンズ評価方法は、眼用レンズ適性検査装置が、複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題し、前記被験者が前記課題に取り組んでいるときの前記被験者の頭部の動きを検知する課題出題工程と、前記被験者が前記複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の結果と、前記被験者の頭部の動きの検知結果とを用いて、前記眼用レンズ適性検査装置が前記課題の評価点を決定する課題評価工程と、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題の評価点を用いて、前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価するレンズ評価工程と、を有する。
図面を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。本実施の形態では、携帯型コンピュータや、iPad(登録商標)、スマートホン等の携帯型タブレット端末に代表される携帯表示端末を用いて、被験者が装用する眼鏡レンズの適合性の評価を行う。すなわち、携帯表示端末は、眼鏡レンズの適性検査装置として機能する。図1は、本実施の形態で用いる携帯表示端末100の構成を示すブロック図である。携帯表示端末100は、制御装置101と、表示用モニタ102と、タッチパネル103と、通信部104と、メモリ105とを備えている。
本実施の形態における眼用レンズ評価方法は、複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼鏡レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題する課題出題工程を有する。また、眼用レンズ評価方法は、被験者が複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った課題に対する回答の結果を用いて、課題の評価点(スコア)を決定する課題評価工程を有する。また、眼用レンズ評価方法は、課題の評価点を用いて、被験者における眼鏡レンズの適合性を評価するレンズ評価工程を有する。なお、課題出題工程では、被験者に、課題に対する回答として複数の視標の中から所定の条件を満足する視標(ここでは最も数字の大きい視標)を選択させ、課題評価工程では、課題に対する回答の正否を用いて課題の評価点を決定する。以上の眼用レンズ評価方法により、視野の広さ、使いやすさ、慣れやすさなどから総合的に判断して、眼鏡レンズの適合性を定量的に評価することができる。
なお、上記第1の実施の形態では、表示画面が更新されても5つの視標Nu1〜Nu5の表示位置は変わらない(固定である)例を説明したが、表示画面が更新されるたびに5つの視標Nu1〜Nu5の表示位置がランダムに変更されてもよい。図9は、この場合の表示画面の一例を示す図である。図9に示すように、制御装置101は、5つの視標Nu1〜Nu5を表示画面のランダムな位置に表示する。このとき、制御装置101は、各視標Nu1〜Nu5を互いに重ならないように表示する。また、制御装置101は、表示画面を更新するたびに、各視標Nu1〜Nu5の表示位置をランダムに変更する。このように視標Nu1〜Nu5の表示位置をランダムに変更することにより、被験者に眼鏡レンズの様々な領域を使って表示画面内の様々な位置を目視させることができるので、より適切に眼鏡レンズの適合性を評価することができる。
また、表示画面の更新間隔や更新回数は、被験者の視力や課題への慣れ具合などに応じて、適当になるように変更してかまわない。また、視標の数字の桁数や視標の数を変更して難易度を調節してもかまわない。また、視標の文字の色やコントラストを変えて難易度を調節してもかまわない。図10に、視標Nu1〜Nu5において文字のコントラストを低くすることで難易度を高くした表示画面の一例を示す。表示用モニタ102の解像度が不足して視標Nu1〜Nu5の文字が潰れて表示されてしまうために文字サイズを小さくできない場合でも、このように文字のコントラストを低くすることで難易度を高くすることができる。
また、制御装置101は、回答の正否だけでなく、上述した課題の難易度(視標の大きさや数、コントラストなどによる)も用いてスコアを決定するようにしてもよい。制御装置101は、例えば、被験者の回答が正しかった場合にスコアを加点する際に、課題の難易度が高いほど、加点する点数を高くする。
また、制御装置101は、課題に対する回答の正否に応じて、視標の大きさ、コントラストおよび色のうちの少なくとも1つを変えて、課題を複数回出題するようにしてもよい。制御装置101は、例えば、被験者の回答が不正解だった場合に、次に表示する視標の文字のサイズを大きくする、もしくはコントラストを高くする、もしくは目立つ色にすることなどを行う。
また、制御装置101は、回答の正否だけでなく、被験者が回答にかかった時間を検知し、この検知結果も用いてスコアを決定するようにしてもよい。制御装置101は、例えば、被験者の回答が正しかったときにスコアを加点する際に、回答にかかった時間が短いほど、加点する点数を高くする。
次に、図面を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施の形態では、数字を用いた課題ではなく、視力検査用の視標として知られているランドルト環を用いた課題を行う点が第1の実施の形態と異なっているので、この点について詳しく説明する。なお、第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に携帯表示端末100(図1)を用いる。第2の実施の形態において、携帯表示端末100は視力測定装置としても機能する。また、第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と、眼鏡レンズの適合性を評価する方法の概要(図2)は同様であるため、説明を省略する。
(1)本実施の形態における眼用レンズ評価方法は、複数の視力検査用の視標(ランドルト環)をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、被験者にそれぞれの視標ごとに課題に対する回答(ここではランドルト環の開いた方向の回答)を行わせる。そして、課題に対する回答の正否を用いて視標の表示位置ごとの課題の評価点(スコア)を決定し、課題の評価点を用いて被験者における眼鏡レンズの適合性を評価する。以上の眼用レンズ評価方法により、視野の広さ、使いやすさ、慣れやすさなどから総合的に判断して、眼鏡レンズの適合性を定量的に評価することができる。特に視標の表示位置ごとに課題の評価点を決定するので、被験者において視野のどの領域が見えにくいのかなども定量的に評価することができる。
上述した第2の実施の形態ではランドルト環を用いた視標を表示する例について説明したが、ランドルト環に限らなくてよく、他の視力検査用の視標(公知の視標でもよいし、新たに開発された視標であってもよい)を用いるようにしてもよい。
上述した第2の実施の形態において、表示画面に表示する視標の表示位置の数(表示画面の分割数)を増やすことで、上記スコアの分布や上記推定視力の分布をより正確に求めることができる。しかし、視標の表示位置の数を単純に増やした場合、例えば縦が9列で横が9行の81個に増やした場合、81個の視標を同時に全て表示すると、視標が多すぎて煩雑になり好ましくない。そこで、81個の視標を同時に全て表示するのではなく、その一部の視標だけをランダムに且つ視標どうしが重ならないように選択して表示する。図15は、視標の表示位置の数を81箇所とした場合(すなわち表示画面を81個の領域に分割した場合)の表示画面の一例を示す図である。図15では、81箇所のうち7箇所だけが選択されて視標La11〜La17が表示されている。
また、上述した第2の実施の形態では、被験者にタッチパネル103を用いて回答を行わせる例について説明したが、タッチパネル103ではなく、例えばキーボードを用いて回答を行わせるようにしてもよい。例えば、携帯表示端末100ではなく、デスクトップPC(パーソナルコンピュータ)を用い、液晶モニタなどに視標を表示させるようにしてもよい。この場合は、キーボードの方向キーやテンキーなどを用いて被検者にランドルト環の開いた方向を回答させるようにすればよい。
また、図15を用いて説明したようにランドルト環を表示して課題を行う際に、一度に表示する視標の数を1つだけとし、且つ課題を行うときに顎台などを用いて被験者の頭と表示装置の位置関係が動かないようにしてもよい。このようにすることで、課題の結果として得られる推定視力の分布を用いて、被験者の矯正時の実用視力の分布の測定の代用とすることもできる。これにより、正面視だけでなく、累進屈折力眼鏡レンズにおける主注視線上のように収差の小さい領域や側方のように収差の大きい領域を使った場合の実用視力を測定することができる。なお、実用視力とは、例えば特開2007−37996号公報などに記載されているように、ドライアイなどの疾患による経時的な視力の低下などが考慮された、被験者の日常的に見えている見え方に近いと考えられている視力である。
また、上述した第1の実施の形態または第2の実施の形態のようにして課題を行う際に、被験者の視線を検知してもよい。視線を検知する装置としては、例えば、株式会社ナックイメージテクノロジー社製のモバイル型アイマークレコーダーEMR−9などを用いることができる。課題を行っている間の被験者の視線の動きから、被験者が眼鏡レンズのどの領域を好んで使用するのかを推定することができる。例えば、視線が被験者の視野の中央に狭く分布しているのであれば、眼鏡レンズの中央の領域を好んで使っていることになり、このことから眼鏡レンズの周辺では良く見えていない可能性が高いことを推測することができるため、たとえば評価点を低くする。逆に視線が被験者の視野の広い領域に分布していれば、眼鏡レンズの周辺まで良く見えている可能性が高いことを推測できるため、たとえば評価点を高くする。また、視線が止まっている時間が長いほど良く見えていて、視線が動いている時間が長いほど見づらいという評価を行うこともできる。このように被験者が前記課題に取り組んでいるときの被験者の視線を検知し、視線の検知結果を用いて課題の評価点を決定するようにしてもよい。
さらに、上述した第1の実施の形態または第2の実施の形態のようにして課題を行う際に、課題に対する回答を被験者の視線を用いて行わせるようにしてもよい。例えば、上述した第1の実施の形態の場合には、被験者は、表示用モニタ102に表示された視標の中で一番大きい数字が書かれた視標を注視する。視線検知装置により、視線が一定時間だけ狭い領域にとどまっていることで注視していることを検知すると、注視している領域に表示されている視標を回答として認識することができる。この方法を使うと、被験者は手を使って課題を行わなくて済むので、眼の動きに集中することができる。タッチパネルやキーボードに慣れていない被験者の場合にも適している。
また、上述した第1の実施の形態または第2の実施の形態のようにして課題を行う際に、被験者が課題に取り組んでいるときの被験者の頭部の動きを検知するようにしてもよい。そして、課題に取り組んでいる間の被験者の頭部の動きを用いて、眼鏡レンズの適合性を評価するようにしてもよい。例えば、頭部があまり動かないのであれば、被験者は頭部を動かさずに眼球運動だけで視線を素早く動かして、眼鏡レンズの広い領域を使って視標を見て回答できていることが推測できるため、たとえば評価点を高くする。一方、頭部が大きく動いているのであれば、被験者は眼鏡レンズの周辺では視標を良くみることができず、眼鏡レンズの良く見える領域を探して視標を見るために頭部を動かしているということが推測できるため、たとえば評価点を低くする。よって、頭部の動きの大きさから、眼鏡レンズの適合性を評価することができるのである。頭部の動きを検知する装置としては、例えばオムロン株式会社の画像センシング技術のOKAO Vision(登録商標)を組み込んだ装置などを用いてもよいし、タッチパネル式のタブレット端末に組み込まれたカメラで撮影した画像を使ってソフトウエアで解析してもよい。このように被験者が課題に取り組んでいるときの被験者の頭部の動きを検知し、頭部の動きの検知結果を用いて課題の評価点を決定するようにしてもよい。なお、被験者が課題に取り組んでいるときの被験者の視線を検知し、検知した視線の分布から被験者の頭部の動きを推定し、頭部の動きの推定結果を用いて課題の評価点を決定するようにしてもよい。
累進屈折力眼鏡レンズの設計を行う段階で、上述した第1の実施の形態または第2の実施の形態で説明したようにして眼鏡レンズの適合性を評価した結果を用いるようにしてもよい。図17は、このような累進屈折力眼鏡レンズの設計を行う手順を説明するフローチャートである。ここでは、評価を行う評価者は開発担当者で、評価を受ける被験者は別の開発担当者である。
眼鏡店において、現在眼鏡レンズを使用している使用者が新しい眼鏡レンズを購入するときに、現在使用している眼鏡レンズと購入予定の眼鏡レンズとでの上述した第1の実施の形態または第2の実施の形態で説明した適合性の評価を行うようにしてもよい。これにより、数値を使ってより客観的に適合性を評価することができるので、被験者が購入する眼鏡レンズの選定に役立てることができる。図18は、このような眼鏡レンズの選定を行う手順を説明するフローチャートである。ここでは、評価を行う評価者は眼鏡店の店員で、評価を受ける被験者は眼鏡レンズの購入予定者(すなわちユーザ)である。
Claims (21)
- 眼用レンズ適性検査装置が、複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題し、前記被験者に、前記複数の視標ごとに前記課題に対する回答を行わせる課題出題工程と、
前記被験者が前記複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の正否を用いて、前記眼用レンズ適性検査装置が前記複数の表示位置ごとの前記課題の評価点を決定する課題評価工程と、
前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題の評価点を用いて、前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価するレンズ評価工程と、
を有する眼用レンズ評価方法。 - 請求項1に記載の眼用レンズ評価方法において、
前記複数の視標は、視力検査用の視標であり、
前記課題出題工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が前記課題を前記視標の大きさを変えて複数回出題し、
前記課題評価工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が前記課題に対する回答が正しいときの前記視標の大きさを用いて、前記複数の表示位置ごとの前記課題の評価点を決定する眼用レンズ評価方法。 - 請求項1または2に記載の眼用レンズ評価方法において、
前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題評価工程で決定された前記複数の表示位置ごとの前記課題の評価点の分布図を表示装置に表示する表示工程をさらに有する眼用レンズ評価方法。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の眼用レンズ評価方法において、
前記課題評価工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題に対する回答にかかった時間を用いて前記課題の評価点を決定する眼用レンズ評価方法。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の眼用レンズ評価方法において、
前記課題出題工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題に対する回答を所定時間内に行わせ、且つ前記課題を複数回連続的に出題する眼用レンズ評価方法。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の眼用レンズ評価方法において、
前記課題出題工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題に対する回答の正否に応じて、前記視標の大きさ、コントラストおよび色のうちの少なくとも1つを変えて、前記課題を複数回出題する眼用レンズ評価方法。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の眼用レンズ評価方法において、
前記課題に対する回答は、前記被験者の視線を用いて行われ、
前記課題出題工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記被験者の視線を検知して、その検知結果を用いて前記被験者による前記課題に対する回答を認識する眼用レンズ評価方法。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の眼用レンズ評価方法において、
前記課題出題工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記被験者が前記課題に取り組んでいるときの前記被験者の視線を検知し、
前記課題評価工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記被験者の視線の検知結果を用いて、前記課題の評価点を決定する眼用レンズ評価方法。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の眼用レンズ評価方法において、
前記課題出題工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記被験者が前記課題に取り組んでいるときの前記被験者の頭部の動きを検知し、
前記課題評価工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記被験者の頭部の動きの検知結果を用いて、前記課題の評価点を決定する眼用レンズ評価方法。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の眼用レンズ評価方法によって複数の眼用レンズを評価し、前記眼用レンズ適性検査装置が、その評価結果を比較して前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価する眼用レンズ評価方法。
- 請求項10に記載の眼用レンズ評価方法による評価結果に基づいて前記複数の眼用レンズの中から選定された眼用レンズ。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の眼用レンズ評価方法によって所定の眼用レンズを評価し、その評価結果に基づいて前記眼用レンズのレンズ形状を修正して設計された眼用レンズ。
- 複数の所定の視力検査用の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題する課題出題手段と、
前記被験者が前記視標を眼球運動を伴って注視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の結果を用いて、前記複数の表示位置ごとの前記被験者の推定視力を測定する視力測定手段と、
を備える視力測定装置。 - 請求項13に記載の視力測定装置において、
顎台により前記被験者の頭部と前記課題の表示位置との位置関係が固定されており、
前記課題出題手段は、前記課題を前記視標の大きさを変えて複数回出題し、
前記視力測定手段は、前記課題に対する回答が正しいときの前記視標の大きさを用いて、前記複数の表示位置ごとの前記被験者の実用視力を測定する視力測定装置。 - 請求項14に記載の視力測定装置において、
前記視力測定手段により測定された前記複数の表示位置ごとの前記被験者の実用視力の分布図を表示装置に表示する表示制御手段をさらに備える視力測定装置。 - 複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題し、前記被験者に、前記複数の視標ごとに前記課題に対する回答を行わせる課題出題手段と、
前記被験者が前記複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の正否を用いて、前記複数の表示位置ごとの前記課題の評価点を決定する課題評価手段と、
前記課題の評価点を用いて、前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価するレンズ評価手段と、
を備える眼用レンズ適性検査装置。 - 請求項16に記載の眼用レンズ適性検査装置において、
前記課題評価手段は、前記課題に対する回答にかかった時間を用いて前記課題の評価点を決定する眼用レンズ適性検査装置。 - 請求項16または17に記載の眼用レンズ適性検査装置において、
前記課題評価手段で決定された前記複数の表示位置ごとの前記課題の評価点の分布図を表示装置に表示する表示制御手段をさらに有する眼用レンズ適性検査装置。 - 眼用レンズ適性検査装置が、複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題する課題出題工程と、
前記被験者が前記複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の結果を用いて、前記眼用レンズ適性検査装置が前記課題の評価点を決定する課題評価工程と、
前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題の評価点を用いて、前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価するレンズ評価工程と、を有し、
前記課題に対する回答は、前記被験者の視線を用いて行われ、
前記課題出題工程では、前記眼用レンズ適性検査装置が、前記被験者の視線を検知して、その検知結果を用いて前記被験者による前記課題に対する回答を認識する眼用レンズ評価方法。 - 眼用レンズ適性検査装置が、複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題し、前記被験者が前記課題に取り組んでいるときの前記被験者の視線を検知する課題出題工程と、
前記被験者が前記複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の結果と、前記被験者の視線の検知結果とを用いて、前記眼用レンズ適性検査装置が前記課題の評価点を決定する課題評価工程と、
前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題の評価点を用いて、前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価するレンズ評価工程と、を有する眼用レンズ評価方法。 - 眼用レンズ適性検査装置が、複数の視標をそれぞれ異なる複数の表示位置に表示し、眼用レンズを装用した被験者に対して所定の課題を出題し、前記被験者が前記課題に取り組んでいるときの前記被験者の頭部の動きを検知する課題出題工程と、
前記被験者が前記複数の視標を目視してその状態を判断し、その結果に基づいて行った前記課題に対する回答の結果と、前記被験者の頭部の動きの検知結果とを用いて、前記眼用レンズ適性検査装置が前記課題の評価点を決定する課題評価工程と、
前記眼用レンズ適性検査装置が、前記課題の評価点を用いて、前記被験者における前記眼用レンズの適合性を評価するレンズ評価工程と、を有する眼用レンズ評価方法。
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