JP6401910B2 - 線状部材の製造装置 - Google Patents
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Description
(1) 軸線方向に沿って供給される金属製且つ長尺の線状基材に対し、該線状基材の先端部に3次元的な曲げ加工を施した後で当該先端部を前記線状基材から切断して分離し、これにより複数の辺部と隣接する前記辺部の間にそれぞれ位置する複数の曲げ部とを備えた所定の3次元曲げ形状を有する線状部材を製造する、線状部材の製造装置であって、
制御部と、
前記線状基材を挟持する挟持部を有し、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの送り量制御信号に従って移動することにより、前記線状基材を前記軸線方向における一方側へ移送する移送機構部と、
前記移送機構部の前記一方側に配置され、前記制御部からの曲げ量制御信号に基づく曲げ量だけ、前記線状基材の前記先端部に所定の曲げ方向へ曲げ加工を施す曲げ機構部と、
前記曲げ機構部の前記一方側に配置され、前記制御部からの切断信号に基づいて、前記3次元曲げ形状に曲げ加工された前記先端部を前記線状基材から切断して分離する切断部と、
を備え、
前記移送機構部は、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの回転制御信号に従って回転することにより前記線状基材を前記軸線方向回りに捻回し、これにより前記曲げ機構部の前記線状基材に対する曲げ方向が変更され、
前記線状基材の先端部における前記複数の曲げ部のうち最も前記一方側と反対の他方側に位置する前記曲げ部が前記曲げ機構部によって形成されることで全ての前記複数の曲げ部が形成され、その後、前記線状基材が前記移送機構部によって前記一方側へ所定の長さだけ移送され、その後、前記線状基材の先端部が前記切断部によって前記線状基材から切断されて、前記線状部材が製造され、
前記所定の長さは、前記複数の辺部のうち最も前記一方側に位置する第1辺部の長さと最も前記他方側に位置する第2辺部の長さとを合わせた長さであり、
前記曲げ機構部からの前記線状基材の突出部分の長さが前記第1辺部の長さとなるように、前記線状基材の先端部が前記線状基材から切断される、
ことを特徴とする線状部材の製造装置。
また、上記従来の製造装置では、図17(b)に示すように、配線材移送機構21が備える電線送りローラ12b、12cによって、配線材(線状基材)が押圧されつつ移送されている。このように回転するローラ間で押圧して線状基材を移送する構成とすると、ローラと線状基材との間に滑りが生じること等により、送り量が不安定となるおそれがある。このため、従来の製造装置では、高品質な線状部材を製造することが困難であった。
これに対して、上記(1)の線状部材の製造装置では、固定された曲げ機構部に対し、移送機構部が線状基材を挟持した状態で送り量制御信号に従って移動する。このように、上記(1)の製造装置によれば、移送機構部が線状基材を固定した状態で移動するので、線状基材の送り量を精度良く制御することができる。この結果、上記(1)の製造装置によれば、高品質な線状部材を製造できる。
さらに、上記従来の製造装置では、図17(b)に示す電線送りローラ12b、12cによる押圧の強さによっては、回転機構22による配線材(線状基材)の曲げ方向の変更の精度が良くない場合がある。
これに対して、上記(1)の線状部材の製造装置では、移送機構部が線状基材を挟持した状態で回転することにより線状基材の曲げ方向が変更されるので、線状基材の曲げ方向の変更を精度良く行うことができる。この結果、上記(1)の製造装置によれば、高品質な線状部材を製造できる。
前記移送機構部は、前記切断部による前記線状基材の切断後、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの復帰信号に従って回転することにより、前記線状基材の前記先端部に前記3次元的な曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後、前記挟持部による前記線状基材の挟持を解放した状態で前記線状基材の移送前の位置まで移動する。
これに対して、上記(2)の線状部材の製造装置によれば、切断部による線状基材の切断後、移送機構部は、挟持状態のままで先端部に曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後で挟持部による線状基材の挟持を解放して移送前の位置に復帰する。これにより、1回の製造サイクル毎に線状基材の捻りがリセットされるので、線状基材に捻りが蓄積しにくい。この結果、上記(2)の製造装置によれば、安定して高品質な線状部材を製造できる。
前記線状基材を巻回して収容するリール部から供給される前記線状基材の曲げ癖を取り除くための直線機構部を更に備え、
前記直線機構部にて曲げ癖が取り除かれた前記線状基材が前記移送機構部に供給される。
これに対して上記(3)の線状部材の製造装置によれば、直線機構部にて曲げ癖が取り除かれた線状基材を移送機構部に供給できる。この結果、上記(3)の製造装置によれば、安定して高品質な線状部材を製造できる。
前記直線機構部が、前記線状基材の前記軸線方向に直交する第1方向への曲げ癖を取り除くための第1直線部と、前記線状基材の前記軸線方向及び前記第1方向に直交する第2方向への曲げ癖を取り除く第2直線部と、を有する。
(1) 製造装置41は、軸線方向(実施形態では、前後方向。)に沿って連続的に供給される金属製且つ長尺の線状基材100に対し、該線状基材100の先端部101に3次元的な曲げ加工を施した後で当該先端部101を前記線状基材100から切断して分離し、これにより所定の3次元曲げ形状を有する線状部材31を製造する、線状部材31の製造装置である。製造装置41は、制御部131を備える。製造装置41は、移送機構部71を更に備える。移送機構部71は、前記線状基材100を挟持する挟持部72を有する。移送機構部71は、前記挟持部72が前記線状基材100を挟持した状態で前記制御部131からの送り量制御信号に従って移動することにより、前記線状基材100を前記軸線方向における一方側(実施形態では、下流側。)へ移送する。製造装置41は、曲げ機構部81を更に備える。曲げ機構部81は、前記移送機構部71の前記一方側に配置され、前記制御部131からの曲げ量制御信号に基づく曲げ量だけ、前記線状基材100の前記先端部101に所定の曲げ方向(実施形態では、下方向。)へ曲げ加工を施す。製造装置41は、切断部91を更に備える。切断部91は、前記曲げ機構部81の前記一方側に配置され、前記制御部131からの切断信号に基づいて、前記3次元曲げ形状に曲げ加工された前記先端部101を前記線状基材100から切断して分離する。前記移送機構部71は、前記挟持部72が前記線状基材100を挟持した状態で前記制御部131からの回転制御信号に従って回転することにより前記線状基材100を前記軸線方向回りに捻回し、これにより前記曲げ機構部81の前記線状基材100に対する曲げ方向が変更される。
(2) 製造装置41では、前記移送機構部71は、前記切断部91による前記線状基材100の切断後、前記挟持部72が前記線状基材100を挟持した状態で前記制御部131からの復帰信号に従って回転することにより、前記線状基材100の前記先端部101に前記3次元的な曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後、前記挟持部72による前記線状基材100の挟持を解放した状態で前記線状基材100の移送前の位置(実施形態では、原点位置。)まで移動する。
(3) 製造装置41は、前記線状基材100を巻回して収容するリール部121から供給される前記線状基材100の曲げ癖を取り除くための直線機構部51を更に備える。そして、前記直線機構部51にて曲げ癖が取り除かれた前記線状基材100が前記移送機構部71に供給される。
(4) 製造装置41では、前記直線機構部51が、前記線状基材100の前記軸線方向に直交する第1方向(実施形態では、上下方向。)への曲げ癖を取り除くための第1直線部53と、前記線状基材100の前記軸線方向及び前記第1方向に直交する第2方向(実施形態では、左右方向。)への曲げ癖を取り除く第2直線部55と、を有する。
34、36、38:辺部
35、37:曲げ部
41:製造装置
51:直線機構部
53:第1直線部
55:第2直線部
58:引張部
61:ガイド部
71:移送機構部
72:挟持部
76:基部
77:台座
81:曲げ機構部
82:ローラ
83:可動ローラ
91:切断部
100:線状基材
101:先端部
111:フレーム
121:リール部
131:制御部
Claims (4)
- 軸線方向に沿って供給される金属製且つ長尺の線状基材に対し、該線状基材の先端部に3次元的な曲げ加工を施した後で当該先端部を前記線状基材から切断して分離し、これにより複数の辺部と隣接する前記辺部の間にそれぞれ位置する複数の曲げ部とを備えた所定の3次元曲げ形状を有する線状部材を製造する、線状部材の製造装置であって、
制御部と、
前記線状基材を挟持する挟持部を有し、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの送り量制御信号に従って移動することにより、前記線状基材を前記軸線方向における一方側へ移送する移送機構部と、
前記移送機構部の前記一方側に配置され、前記制御部からの曲げ量制御信号に基づく曲げ量だけ、前記線状基材の前記先端部に所定の曲げ方向へ曲げ加工を施す曲げ機構部と、
前記曲げ機構部の前記一方側に配置され、前記制御部からの切断信号に基づいて、前記3次元曲げ形状に曲げ加工された前記先端部を前記線状基材から切断して分離する切断部と、
を備え、
前記移送機構部は、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの回転制御信号に従って回転することにより前記線状基材を前記軸線方向回りに捻回し、これにより前記曲げ機構部の前記線状基材に対する曲げ方向を変更し、
前記曲げ機構部によって前記複数の曲げ部の形成が完了した後、前記移送機構部によって前記線状基材が前記一方側へ所定の長さだけ移送されて、前記切断部によって前記線状基材の先端部が前記線状基材から切断されることにより、前記線状部材が製造され、
前記所定の長さは、前記複数の辺部のうち最も前記一方側に位置する第1辺部の長さと最も前記他方側に位置する第2辺部の長さとを合わせた長さであり、
前記曲げ機構部からの前記線状基材の突出部分の長さが前記第1辺部の長さとなるように、前記線状基材の先端部が前記線状基材から切断される、
ことを特徴とする線状部材の製造装置。 - 前記移送機構部は、前記切断部による前記線状基材の切断後、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの復帰信号に従って回転することにより、前記線状基材の前記先端部に前記3次元的な曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後、前記挟持部による前記線状基材の挟持を解放した状態で前記線状基材の移送前の位置まで移動する、
ことを特徴とする請求項1の線状部材の製造装置。 - 前記線状基材を巻回して収容するリール部から供給される前記線状基材の曲げ癖を取り除くための直線機構部を更に備え、
前記直線機構部にて曲げ癖が取り除かれた前記線状基材が前記移送機構部に供給される、
ことを特徴とする請求項1又は2の線状部材の製造装置。 - 前記直線機構部が、前記線状基材の前記軸線方向に直交する第1方向への曲げ癖を取り除くための第1直線部と、前記線状基材の前記軸線方向及び前記第1方向に直交する第2方向への曲げ癖を取り除く第2直線部と、を有する、
ことを特徴とする請求項3の線状部材の製造装置。
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