JP6401910B2 - 線状部材の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、3次元曲げ形状を有する金属製の線状部材の製造装置に関する。
特許文献1には、トラック等に搭載される車両用交流発電機等の回転電機において用いられる金属製の巻線部材(すなわち、線状部材。)の製造装置が開示されている。特許文献1では、当該巻線部材が所定の3次元曲げ形状に製造される。
また、特許文献2には、制御盤や配電盤等の盤内に配置された電気器具間を電気的に接続する金属製の配線材(すなわち、線状部材。)の製造装置が開示されている。特許文献2の配線材は、制御盤や配電盤等の盤内に設けられたターミナル・ブロック、ブレーカ及びスイッチ等の多数の電気器具を相互に電気的に接続するために用いられるものである。特許文献2においても、当該配線材が所定の3次元曲げ形状に製造される。
3次元曲げ形状を有する金属製の線状部材は、これらの他にも例えば伝熱部材として用いることが考えられ、有用である。
特開2004−104841号公報 特開2012−99535号公報
まず、図17を参照して、特許文献2に開示された従来の製造装置について説明する。図17(a)及び図17(b)は、従来の製造装置を示す斜視図である。
従来の製造装置は、配線フォーミング機1と、配線フォーミング機1の駆動を制御する制御部11と、配線フォーミング機1に所要の配線材を供給する配線材供給装置と、を備える。図17(a)及び図17(b)に示すように、配線フォーミング機1は、制御部11から出力される送り量制御信号に応じて配線材供給装置から供給される配線材2を一方向に移送する配線材移送機構21と、制御部11から出力される曲げ量制御信号に応じて配線材2の曲げ加工を行う配線材成形機構23と、制御部11から出力される曲げ方向制御信号に応じて配線材2の曲げ方向を変更する回転機構22と、を備える。この従来の製造装置によれば、配線フォーミング機1は、制御部11から出力される送り量制御信号、曲げ量制御信号及び曲げ方向制御信号に応じて、配線材の移送と所定方向への所定量の曲げ加工を繰り返すことにより、所要の3次元形状にフォーミングされた配線材を製造することができる。
ところで、上記従来の製造装置では予め所定の長さに切断した配線材を配線フォーミング機に供給する構成としているが、連続的で効率的な生産のためには、長尺の線状の基材を軸線方向に沿って連続的に供給し、当該線状基材の先端部に曲げ加工を施した後で当該先端部を線状基材から切断して分離することが好ましい。
この点、上記従来の製造装置では、製造工程において最も下流側に位置する配線材成形機構の回転により配線材の曲げ方向が変更されるので、曲げられた配線材の先端部が配線材成形機構から送り出される方向も当該曲げ方向に対応して変化する。このために、上記従来の製造装置では、配線材成形機構の下流側に配線材の切断のための切断機構を配置しようとする場合、当該切断機構によって、任意の曲げ方向で送り出される配線材を切断可能な構成とする必要があった。しかしながら、任意の曲げ方向で送り出される配線材を精度良く切断可能な構成を実現することは困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、高品質な線状部材を製造することができる線状部材の製造装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る線状部材の制御装置は、下記の点を特徴としている。
(1) 軸線方向に沿って供給される金属製且つ長尺の線状基材に対し、該線状基材の先端部に3次元的な曲げ加工を施した後で当該先端部を前記線状基材から切断して分離し、これにより複数の辺部と隣接する前記辺部の間にそれぞれ位置する複数の曲げ部とを備えた所定の3次元曲げ形状を有する線状部材を製造する、線状部材の製造装置であって、
制御部と、
前記線状基材を挟持する挟持部を有し、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの送り量制御信号に従って移動することにより、前記線状基材を前記軸線方向における一方側へ移送する移送機構部と、
前記移送機構部の前記一方側に配置され、前記制御部からの曲げ量制御信号に基づく曲げ量だけ、前記線状基材の前記先端部に所定の曲げ方向へ曲げ加工を施す曲げ機構部と、
前記曲げ機構部の前記一方側に配置され、前記制御部からの切断信号に基づいて、前記3次元曲げ形状に曲げ加工された前記先端部を前記線状基材から切断して分離する切断部と、
を備え、
前記移送機構部は、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの回転制御信号に従って回転することにより前記線状基材を前記軸線方向回りに捻回し、これにより前記曲げ機構部の前記線状基材に対する曲げ方向が変更され、
前記線状基材の先端部における前記複数の曲げ部のうち最も前記一方側と反対の他方側に位置する前記曲げ部が前記曲げ機構部によって形成されることで全ての前記複数の曲げ部が形成され、その後、前記線状基材が前記移送機構部によって前記一方側へ所定の長さだけ移送され、その後、前記線状基材の先端部が前記切断部によって前記線状基材から切断されて、前記線状部材が製造され
前記所定の長さは、前記複数の辺部のうち最も前記一方側に位置する第1辺部の長さと最も前記他方側に位置する第2辺部の長さとを合わせた長さであり、
前記曲げ機構部からの前記線状基材の突出部分の長さが前記第1辺部の長さとなるように、前記線状基材の先端部が前記線状基材から切断される、
ことを特徴とする線状部材の製造装置。
上記(1)の線状部材の製造装置によれば、曲げ機構部及び切断部よりも上流側(すなわち、前記一方側とは反対側の他方側。)に配置された移送機構部の回転により線状基材の曲げ方向が変更されるので、当該曲げ方向が変更された場合であっても、曲げられた線状基材の先端部が曲げ機構部から送り出される方向は、必ず前記所定の曲げ方向であり一定である。このため、上記(1)の製造装置によれば、毎回同一の位置で線状基材の先端部を切断できるので、切断部により当該先端部を精度良く切断して分離できる。この結果、上記(1)の製造装置によれば、高品質な線状部材を製造できる。
また、上記従来の製造装置では、図17(b)に示すように、配線材移送機構21が備える電線送りローラ12b、12cによって、配線材(線状基材)が押圧されつつ移送されている。このように回転するローラ間で押圧して線状基材を移送する構成とすると、ローラと線状基材との間に滑りが生じること等により、送り量が不安定となるおそれがある。このため、従来の製造装置では、高品質な線状部材を製造することが困難であった。
これに対して、上記(1)の線状部材の製造装置では、固定された曲げ機構部に対し、移送機構部が線状基材を挟持した状態で送り量制御信号に従って移動する。このように、上記(1)の製造装置によれば、移送機構部が線状基材を固定した状態で移動するので、線状基材の送り量を精度良く制御することができる。この結果、上記(1)の製造装置によれば、高品質な線状部材を製造できる。
さらに、上記従来の製造装置では、図17(b)に示す電線送りローラ12b、12cによる押圧の強さによっては、回転機構22による配線材(線状基材)の曲げ方向の変更の精度が良くない場合がある。
これに対して、上記(1)の線状部材の製造装置では、移送機構部が線状基材を挟持した状態で回転することにより線状基材の曲げ方向が変更されるので、線状基材の曲げ方向の変更を精度良く行うことができる。この結果、上記(1)の製造装置によれば、高品質な線状部材を製造できる。
(2) (1)の製造装置であって、
前記移送機構部は、前記切断部による前記線状基材の切断後、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの復帰信号に従って回転することにより、前記線状基材の前記先端部に前記3次元的な曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後、前記挟持部による前記線状基材の挟持を解放した状態で前記線状基材の移送前の位置まで移動する。
上記従来の製造装置を、長尺の線状基材を軸線方向に沿って連続的に供給して所定の長さの配線材(線状部材)を製造する構成に採用した場合、上記従来の製造装置ではその回転によって配線材の曲げ方向を変更する回転機構22が常に配線材を挟持しているので、製造過程において線状基材に捻りが蓄積してしまう。捻りが蓄積していると、その影響が製造された線状部材に現れるおそれがある。
これに対して、上記(2)の線状部材の製造装置によれば、切断部による線状基材の切断後、移送機構部は、挟持状態のままで先端部に曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後で挟持部による線状基材の挟持を解放して移送前の位置に復帰する。これにより、1回の製造サイクル毎に線状基材の捻りがリセットされるので、線状基材に捻りが蓄積しにくい。この結果、上記(2)の製造装置によれば、安定して高品質な線状部材を製造できる。
(3) (1)又は(2)の製造装置であって、
前記線状基材を巻回して収容するリール部から供給される前記線状基材の曲げ癖を取り除くための直線機構部を更に備え、
前記直線機構部にて曲げ癖が取り除かれた前記線状基材が前記移送機構部に供給される。
線状基材を連続的に効率的に供給するためには、線状基材を巻回して収容するリール部を備えることが好ましい。ところが、この場合、リール部で巻回されていたことにより線状基材に曲げ癖が残存している可能性がある。曲げ癖が残存していると、その影響が製造された線状部材に現れるおそれがある。
これに対して上記(3)の線状部材の製造装置によれば、直線機構部にて曲げ癖が取り除かれた線状基材を移送機構部に供給できる。この結果、上記(3)の製造装置によれば、安定して高品質な線状部材を製造できる。
(4) (3)の製造装置であって、
前記直線機構部が、前記線状基材の前記軸線方向に直交する第1方向への曲げ癖を取り除くための第1直線部と、前記線状基材の前記軸線方向及び前記第1方向に直交する第2方向への曲げ癖を取り除く第2直線部と、を有する。
上記(4)の線状部材の製造装置によれば、第1直線部と第2直線部とにより線状基材の軸線方向に直交し、且つ互いに直交する第1方向及び第2方向への曲げ癖が取り除かれるので、曲げ癖をより確実に取り除くことができる。この結果、上記(4)の製造装置によれば、更に安定して高品質な線状部材を製造できる。
本発明によれば、高品質な線状部材を製造することができる線状部材の製造装置を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、実施形態に係る製造装置により製造される線状部材を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る製造装置を示す斜視図である。 図3は、製造装置における各部の接続状態を示すブロック図である。 図4は、直線機構部を示す斜視図である。 図5(a)はガイド部、移送機構部、曲げ機構部、及び切断部を示す斜視図であり、図5(b)は図5(a)の縦断面図である。 図6は、曲げ機構部を示す斜視図である。 図7は、曲げ機構部及び切断部を示す斜視図である。 図8は、製造工程を示す斜視図である。 図9は、製造工程を示す斜視図であり、図8に続く図である。 図10は、製造工程を示す斜視図であり、図9に続く図である。 図11は、製造工程を示す斜視図であり、図10に続く図である。 図12は、製造工程を示す斜視図であり、図11に続く図である。 図13は、製造工程を示す斜視図であり、図12に続く図である。 図14は、製造工程を示す斜視図であり、図13に続く図である。 図15は、製造工程を示す斜視図であり、図14に続く図である。 図16は、製造工程を示す斜視図であり、図15に続く図である。 図17(a)及び図17(b)は、従来の製造装置を示す斜視図である。
以下、本発明に係る線状部材の製造装置の実施形態の一例を、図1〜図16を参照して説明する。実施形態に係る製造装置は、概略的には、軸線方向に沿って連続的に供給される金属製且つ長尺の線状基材に対し、当該線状基材の先端部に3次元的な曲げ加工を施した後で当該先端部を線状基材から切断して分離し、これにより所定の3次元曲げ形状を有する線状部材を製造するものである。すなわち、実施形態の製造装置では、線状基材を軸線方向の一方側へ送りつつ当該線状基材の先端部に3次元的な曲げ加工を施すものである。以下では、送り方向である当該一方側を下流側とし、送り方向における他方側を上流側として説明する。
まず、図1を参照して、実施形態に係る製造装置により製造される線状部材の一例を説明する。図1は、実施形態に係る製造装置により製造される線状部材31を示す斜視図である。
線状部材31は、図1に示すように、所定の3次元曲げ形状を有する。線状部材31は、金属製であり、例えば導電性金属である銅やアルミニウムにより形成される。線状部材31は、先端32が製造工程において下流側に位置し、後端33が上流側に位置する。線状部材31は、後述する切断部91により後端33において線状基材100から切断される。線状部材31は、本実施形態では3つの辺部34、36、38と、これら各辺部の間に位置する曲げ部35、37と、を有する。図1に示すように、3つの辺部34、36、38は、その長さがL1、L2、L3となるように形成されている。なお、図1に示す線状部材31の3次元曲げ形状の例は一例であり、線状部材31の形状は複数の辺部と曲げ部とを有する3次元曲げ形状であれば図1の例に限られない。本明細書では、3次元曲げ形状とは、第1方向(例えば、上下方向。)だけではなく、当該第1方向と直交する第2方向(例えば、左右方向。)にも曲げられた曲げ形状をいう。
続いて、図2〜図7を参照して、実施形態に係る製造装置の構成を説明する。図2は実施形態に係る製造装置41を示す斜視図、図3は製造装置における各部の接続状態を示すブロック図、図4は直線機構部51を示す斜視図、図5(a)はガイド部61、移送機構部71、曲げ機構部81、及び切断部91を示す斜視図、図5(b)は図5(a)の縦断面図、図6は曲げ機構部81を示す斜視図、図7は曲げ機構部81及び切断部91を示す斜視図である。以下では、各図に矢印で示すように上、下、前、後、左、右方向を規定して説明する。なお、これら方向は各部の配置を限定するものではなく、実施形態における各部の配置は本発明の技術的範囲内で適宜変更可能である。
図2に示すように、製造装置41は、制御部131(図3参照。)と、リール部121、直線機構部51、ガイド部61、移送機構部71、曲げ機構部81、及び切断部91を備える。制御部131は、例えばマイクロコンピュータであり、図3に示すように、リール部121、直線機構部51、ガイド部61、移送機構部71、曲げ機構部81、及び切断部91の各々と接続されており、これら各部の動作を制御する。直線機構部51、ガイド部61、移送機構部71、曲げ機構部81、及び切断部91は、フレーム111に固定されており、直線機構部51はフレーム111に固定された平板113の下方側に、ガイド部61、移送機構部71、曲げ機構部81、及び切断部91は平板113の上方側に配置されて当該平板113に固定されている。
リール部121は、図2示すように円筒状に形成され、線状部材31の素材となる長尺の線状基材100を巻回して収容している。リール部121は、図示しない動力部の動力により、制御部131からの指示に従って回転する。これにより、線状基材100がその軸線方向に沿って連続的に下流側に供給される。このように円筒状のリール部121にて線状基材100を収容することにより、設備の省スペース化を図ることができる。
直線機構部51は、図4に示すように第1直線部53と、第2直線部55と、引張部58と、を主な構成として備えている。直線機構部51は、リール部121から供給される線状基材100の曲げ癖を取り除くために用いられる。すなわち、線状基材100を連続的に効率的に供給するためには、リール部121により線状基材100を巻回して収容することが好ましい。ところが、この場合、リール部121に収容されたことにより線状基材100に曲げ癖が残存している可能性がある。曲げ癖が残存していると、その影響が製造後の線状部材31に現れるおそれがある。これに対して、本実施形態では直線機構部51にて曲げ癖が取り除かれた線状基材100を、下流側の移送機構部71に供給できる。
第1直線部53は、線状基材100の軸線方向(すなわち、前後方向。)に直交する第1方向(すなわち、上下方向。)への曲げ癖を取り除くための機構である。第1直線部53は、上段及び下段の2列に並んで配置された複数の(図4では8つ。)ローラ54を有し、リール部121から送られてくる線状基材100を当該ローラ54で上下方向に押圧して上下方向への曲げ癖を除去する。
第2直線部55は、線状基材100の軸線方向(すなわち、前後方向。)及び第1方向(すなわち、上下方向。)に直交する第2方向(すなわち、左右方向。)への曲げ癖を取り除くための機構である。第2直線部55は、左段及び右段の2列に並んで配置された複数の(図4では8つ。)ローラ56を有し、第1直線部53を通過した後の線状基材100を当該ローラ56で左右方向に押圧して左右方向への曲げ癖を除去する。
引張部58は、直線機構部51における線状基材100を引っ張って搬送するための部材である。引張部58は、動力部59の動力により、図4に示す第1位置と、第1位置よりも後方側(換言すれば、下流側。)の第2位置との間で、制御部131からの指示に従って往復移動可能に構成されている。また、引張部58は、動力部57の動力により、図示しないチャック部で線状基材100をチャック可能に構成されている。そして、引張部58は、第1位置において当該チャック部で線状基材100をチャックした後、第2位置まで線状基材100を引っ張りつつ移動し、その後、線状基材100のチャックを解放する。このようにして、引張部58は線状基材100を順次搬送する。この搬送の際に線状基材100が第1直線部53及び第2直線部55で押圧されることで、上述したように線状基材100の曲げ癖が除去される。
ガイド部61は、直線機構部51側から送られてくる線状基材100をガイドするための機構である。ガイド部61は、図5(a)及び図5(b)に示すように、動力部62の動力によりチャック部63で線状基材100をチャック可能に構成されている。ガイド部61は、制御部131からの指示に従って線状基材100のチャック及びその解放を行う。
移送機構部71は、図5(a)及び図5(b)に示すように、挟持部72と、基部76と、台座77と、を主な構成として備えており、ガイド部61側から送られてくる線状基材100を下流側へ移送する移送機能と、線状基材100を軸線方向回りに捻回して後述する曲げ機構部81による曲げ方向を変更する曲げ方向変更機能と、を有する。
挟持部72は、図5(a)及び図5(b)に示すように、動力部73aの動力によりチャック部73で線状基材100をチャック可能に構成されている。また、挟持部72は、動力部74の動力により駆動されるベルト75の回転に従って、基部76に対して左右方向に回転可能に構成されている(後述する図10〜図13参照。)。基部76は、動力部78の動力により台座77に対して前後方向にスライド移動可能に構成されている。挟持部72の回転及びチャック部73の開閉、並びに基部76のスライド移動は制御部131からの指示に従って行われる。
以上の構成を有する移送機構部71は、挟持部72が線状基材100を挟持した状態で、基部76が、制御部131からの送り量制御信号に従って、図5(a)に示す原点位置から前方(すなわち、下流側。)に向けて、後述する図12〜図14に示す最終位置まで段階的に移動することにより、線状基材100を下流側へ移送する(移送機能)。
また、移送機構部71は、挟持部72が線状基材100を挟持した状態で制御部131からの回転制御信号に従って左右方向に回転することにより、線状基材100を軸線方向回りに捻回し、これにより曲げ機構部81の線状基材100に対する曲げ方向を変更する(曲げ方向変更機能)。これら移送機能と曲げ方向変更機能とは、すなわち挟持部72の前方への移動と左右方向への回転とは、同時進行的に為されてもよいし、別々に時区間を分けて為されてもよい。本実施形態では、挟持部72は、基部76に対して左右方向にそれぞれ270°程度まで回転可能に構成されている。
曲げ機構部81は、図5(a)及び図5(b)に示すように、移送機構部71の下流側に配置されており、制御部131からの曲げ量制御信号に基づく曲げ量だけ、線状基材100の先端部101に所定の曲げ方向(実施形態では下方向。)に曲げ加工を施す。曲げ機構部81は、図6に示すように、ローラ82と、可動ローラ83と、移送機構部71から送られてくる線状基材100をガイドするガイドピン84と、を備えている。
可動ローラ83は、動力部85の動力により、図6に示すようにローラ82の周りを公転する。本実施形態では、可動ローラ83は、図6に実線示す位置から破線で示す位置まで、140°〜150°程度の回転角度でローラ82の周りを回転できる。また、可動ローラ83は、内部にベアリングを有しており、自転可能に構成されている。したがって、可動ローラ83は、ローラ82の周りを自転しながら公転する。このように、曲げ加工時に線状基材100の先端部101の表面に沿って可動ローラ83が転動するので、先端部101に摩擦力が作用しない。このため、例えば可動ローラ83が曲げ加工後に元の位置まで復帰する過程において先端部101の表面に摩擦力が作用して曲げ戻りが発生してしまうことを防止できる。可動ローラ83は、曲げ加工時には、制御部131からの曲げ量制御信号に基づく曲げ量だけローラ82の周りを公転し、これにより先端部101に任意の角度で曲げ加工が施される。
切断部91は、図5(a)及び図5(b)に示すように、曲げ機構部81の下流側に配置されている。切断部91は、切断刃92を有しており、制御部131からの切断信号に基づいて、3次元曲げ形状に曲げ加工された後の先端部101を切断刃92で線状基材100から切断して分離する。切断刃92の左右側方には、スリット94が形成されたカバー93が配置されている。切断部91は、その全体が図5(a)に示す待機位置と、図7に示す切断位置との間で移動可能に構成されており、通常時は待機位置にて待機し、切断時には切断位置に移動して先端部101を切断する。
以下では、図8〜図16を参照して、以上説明した製造装置41による製造工程の一例を説明する。図8〜図16は、製造装置41によって図1に示した線状部材31を製造する一連の工程を示す斜視図である。なお、以下に説明する製造工程においては、制御部131は、各移送ステップ(第1移送ステップ及び第2移送ステップ)の前に、直線機構部51によってリール部121から線状基材100を引き出す引出ステップ(換言すれば、上述したように、線状基材100の曲げ癖を除去する曲げ癖除去ステップでもある。)を適宜実行するが、説明の簡略化のために、以下では当該処理の記載を省略する。
初期状態は、図5(a)に示す状態である。初期状態において、ガイド部61のチャックは解放されている。また、移送機構部71の基部76は原点位置に位置付けられている。本実施形態では、当該初期状態における線状基材100の曲げ機構部81からの突出部分の長さは、図1に示す辺部34の長さL1に設定されている。なお、初期状態における当該突出部分の長さは辺部34の長さL1よりも短く設定されていても構わない。この場合には、下記の曲げステップの前に、当該突出部分の長さが辺部34の長さと等しくなるまで線状基材100を下流側へ移送する移送ステップを更に追加すればよい。ただし、本実施形態のように設定すると移送ステップを1つ省略できるので、製造速度を向上できる。
まず、制御部131は、曲げ機構部81に曲げ量制御信号を出力し、当該曲げ機構部81によって、図8に示すように、線状基材100の先端部101に対し、所定の曲げ方向(実施形態では下方向。)に、曲げ部35に対応した所定の第1曲げ量だけ曲げ加工を施す(第1曲げステップ)。これにより、図1に示す曲げ部35となる部分が形成される。このとき、上述したように、挟持部72は、チャック部73で線状基材100をチャックしている。以下、後述する復帰ステップまで当該チャックは解放されない。
次に、制御部131は、移送機構部71に送り量制御信号を出力し、図9に示すように、移送機構部71の基部76を台座77に対して前方に辺部36の長さL2だけ移動させ、長さL2だけ線状基材100を下流側へ移送する(第1移送ステップ)。
次に、制御部131は、移送機構部71に回転制御信号を出力し、図10に示すように、移送機構部71の挟持部72を基部76に対して右方に90°回転させる。これにより、図10に示すように、線状基材100が軸線方向回りに右方に90°だけ捻回して、曲げ機構部81の線状基材100に対する曲げ方向が変更される。
次に、制御部131は、曲げ機構部81に曲げ量制御信号を出力し、当該曲げ機構部81によって、図11に示すように、線状基材100の先端部101に対し、下方向に、曲げ部37に対応した所定の第2曲げ量だけ曲げ加工を施す(第2曲げステップ)。これにより、図1に示す曲げ部37となる部分が形成される。
次に、制御部131は、移送機構部71に送り量制御信号を出力し、図12に示すように、移送機構部71の基部76を台座77に対して前方に、辺部38の長さL3と辺部34の長さL1を合わせた長さだけ移動させ、当該長さだけ線状基材100を下流側へ移送する(第2移送ステップ)。当該動作により、移送機構部71の基部76が最終位置に位置付けられる。また、このように第2移送ステップにおいて辺部38の長さL3と辺部34の長さL1を合わせた長さだけ移送することにより、上述したように、初期状態において、線状基材100の曲げ機構部81からの突出部分の長さが図1に示す辺部34の長さL1と等しい長さとなる。
次に、制御部131は、切断部91に切断部91の移動のための信号を出力し、図13に示すように、切断部91を切断位置まで移動させる。
次に、制御部131は、切断部91に切断信号を出力し、3次元曲げ形状に曲げ加工された先端部101を切断刃92で線状基材100から切断して分離する(切断ステップ)。このとき、切断部91は、線状基材100の曲げ機構部81からの突出部分の長さが図1に示す辺部34の長さL1となるように先端部101を切断する。この切断ステップにより、図1に示す線状部材31が得られる。その後、制御部131は、切断部91に制御信号を出力して図14に示すように切断部91を待機位置まで移動させる。
次に、制御部131は、移送機構部71に復帰信号を出力し、図15に示すように、線状基材100の先端部101に3次元的な曲げ加工を施す前の初期角度まで挟持部72を回転させる。この初期角度とは、本実施形態では図5(a)に示す初期状態における回転角度である。すなわち、具体的には、制御部131は、図15に示すように、図14に示す状態から挟持部72を左方に90°回転させる。これにより、図15に示すように、移送機構部71が初期状態における角度まで復帰する。
次に、制御部131は、移送機構部71に送り量制御信号を出力し、図16に示すように、移送機構部71の基部76を台座77に対して後方に移動させ、原点位置に復帰させる(復帰ステップ)。このとき、制御部131は、ガイド部61のチャック部63により線状基材100をチャックし、且つ移送機構部71の挟持部72による線状基材100のチャックは解放した状態で、上記復帰ステップを実行する。
このように、移送機構部71は、切断部91による線状基材100の切断後、挟持状態のままで先端部101に曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後で挟持部72による線状基材100の挟持を解放し、線状基材100の移送前の位置である原点位置まで移動する。この結果、製造装置41によれば、製造サイクル毎に線状基材100の先端側における捻りがリセットされるので、線状基材100に捻りが蓄積しにくい。また、ガイド部61は、上記捻りの除去の際に、線状基材100の移送機構部71よりも上流側をチャックして押さえる押え部として機能している。
以上説明した工程を順次実行することにより線状部材31の製造工程の1サイクルが完了し、線状部材31が製造され、且つ製造装置41が初期状態に復帰する。
製造装置41によれば、曲げ機構部81及び切断部91よりも上流側に配置された移送機構部71の回転により線状基材100の曲げ方向が変更されるので、当該曲げ方向が変更された場合であっても、曲げられた線状基材100の先端部101が曲げ機構部81から送り出される方向は、必ず下方向であり一定である。このため、製造装置41によれば、毎回同一の位置で線状基材100の先端部101を切断できるので、切断部91により当該先端部101を精度良く切断して分離できる。この結果、製造装置41によれば、高品質な線状部材31を製造できる。
また、製造装置41では、固定された曲げ機構部81に対し、移送機構部71の挟持部72が線状基材100を挟持した状態で送り量制御信号に従って移動する。このように、製造装置41によれば、移送機構部71が線状基材100を固定した状態で移動するので、線状基材100の送り量を正確に制御することができる。この結果、製造装置41によれば、高品質な線状部材31を製造できる。
また、製造装置41では、移送機構部71の挟持部72が線状基材100を挟持した状態で回転することにより線状基材100の曲げ方向が変更されるので、線状基材100の曲げ方向の変更を精度良く行うことができる。この結果、製造装置41によれば、高品質な線状部材31を製造できる。
また、製造装置41によれば、切断部91による線状基材100の切断後、移送機構部71の挟持部72は、挟持状態のままで先端部101に曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後で挟持部72による線状基材100の挟持を解放した状態で移送機構部71が元の位置に復帰する。これにより、1回の製造サイクル毎に線状基材100の捻りがリセットされので、線状基材100に捻りが蓄積しにくい。この結果、製造装置41によれば、安定して高品質な線状部材31を製造できる。
また、製造装置41によれば、第1直線部53と第2直線部55とにより線状基材100の軸線方向に直交し、且つ互いに直交する第1方向(すなわち、上下方向。)及び第2方向(すなわち、左右方向。)への曲げ癖が取り除かれるので、曲げ癖をより確実に取り除くことができる。この結果、製造装置41によれば、更に安定して高品質な線状部材31を製造できる。
なお、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、上記実施形態では、2つの曲げ部35、37を有する線状部材31を製造する場合について説明したが、曲げ部の数及び曲げ角度は任意に設定可能である。また、図9〜図12に示すように、移送機構部71の挟持部72が基部76に対して右方に90°回転した場合のみを説明したが、線状部材31の形状によっては当然に左方に回転する場合もある。また、挟持部72の回転角度の単位は90°に限られず、更に細かく回転して曲げ角度を設定することもできる。
以下では、実施形態に係る製造装置41について簡潔に纏める。
(1) 製造装置41は、軸線方向(実施形態では、前後方向。)に沿って連続的に供給される金属製且つ長尺の線状基材100に対し、該線状基材100の先端部101に3次元的な曲げ加工を施した後で当該先端部101を前記線状基材100から切断して分離し、これにより所定の3次元曲げ形状を有する線状部材31を製造する、線状部材31の製造装置である。製造装置41は、制御部131を備える。製造装置41は、移送機構部71を更に備える。移送機構部71は、前記線状基材100を挟持する挟持部72を有する。移送機構部71は、前記挟持部72が前記線状基材100を挟持した状態で前記制御部131からの送り量制御信号に従って移動することにより、前記線状基材100を前記軸線方向における一方側(実施形態では、下流側。)へ移送する。製造装置41は、曲げ機構部81を更に備える。曲げ機構部81は、前記移送機構部71の前記一方側に配置され、前記制御部131からの曲げ量制御信号に基づく曲げ量だけ、前記線状基材100の前記先端部101に所定の曲げ方向(実施形態では、下方向。)へ曲げ加工を施す。製造装置41は、切断部91を更に備える。切断部91は、前記曲げ機構部81の前記一方側に配置され、前記制御部131からの切断信号に基づいて、前記3次元曲げ形状に曲げ加工された前記先端部101を前記線状基材100から切断して分離する。前記移送機構部71は、前記挟持部72が前記線状基材100を挟持した状態で前記制御部131からの回転制御信号に従って回転することにより前記線状基材100を前記軸線方向回りに捻回し、これにより前記曲げ機構部81の前記線状基材100に対する曲げ方向が変更される。
(2) 製造装置41では、前記移送機構部71は、前記切断部91による前記線状基材100の切断後、前記挟持部72が前記線状基材100を挟持した状態で前記制御部131からの復帰信号に従って回転することにより、前記線状基材100の前記先端部101に前記3次元的な曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後、前記挟持部72による前記線状基材100の挟持を解放した状態で前記線状基材100の移送前の位置(実施形態では、原点位置。)まで移動する。
(3) 製造装置41は、前記線状基材100を巻回して収容するリール部121から供給される前記線状基材100の曲げ癖を取り除くための直線機構部51を更に備える。そして、前記直線機構部51にて曲げ癖が取り除かれた前記線状基材100が前記移送機構部71に供給される。
(4) 製造装置41では、前記直線機構部51が、前記線状基材100の前記軸線方向に直交する第1方向(実施形態では、上下方向。)への曲げ癖を取り除くための第1直線部53と、前記線状基材100の前記軸線方向及び前記第1方向に直交する第2方向(実施形態では、左右方向。)への曲げ癖を取り除く第2直線部55と、を有する。
31:線状部材
34、36、38:辺部
35、37:曲げ部
41:製造装置
51:直線機構部
53:第1直線部
55:第2直線部
58:引張部
61:ガイド部
71:移送機構部
72:挟持部
76:基部
77:台座
81:曲げ機構部
82:ローラ
83:可動ローラ
91:切断部
100:線状基材
101:先端部
111:フレーム
121:リール部
131:制御部

Claims (4)

  1. 軸線方向に沿って供給される金属製且つ長尺の線状基材に対し、該線状基材の先端部に3次元的な曲げ加工を施した後で当該先端部を前記線状基材から切断して分離し、これにより複数の辺部と隣接する前記辺部の間にそれぞれ位置する複数の曲げ部とを備えた所定の3次元曲げ形状を有する線状部材を製造する、線状部材の製造装置であって、
    制御部と、
    前記線状基材を挟持する挟持部を有し、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの送り量制御信号に従って移動することにより、前記線状基材を前記軸線方向における一方側へ移送する移送機構部と、
    前記移送機構部の前記一方側に配置され、前記制御部からの曲げ量制御信号に基づく曲げ量だけ、前記線状基材の前記先端部に所定の曲げ方向へ曲げ加工を施す曲げ機構部と、
    前記曲げ機構部の前記一方側に配置され、前記制御部からの切断信号に基づいて、前記3次元曲げ形状に曲げ加工された前記先端部を前記線状基材から切断して分離する切断部と、
    を備え、
    前記移送機構部は、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの回転制御信号に従って回転することにより前記線状基材を前記軸線方向回りに捻回し、これにより前記曲げ機構部の前記線状基材に対する曲げ方向を変更し、
    前記曲げ機構部によって前記複数の曲げ部の形成が完了した後、前記移送機構部によって前記線状基材が前記一方側へ所定の長さだけ移送されて、前記切断部によって前記線状基材の先端部が前記線状基材から切断されることにより、前記線状部材が製造され
    前記所定の長さは、前記複数の辺部のうち最も前記一方側に位置する第1辺部の長さと最も前記他方側に位置する第2辺部の長さとを合わせた長さであり、
    前記曲げ機構部からの前記線状基材の突出部分の長さが前記第1辺部の長さとなるように、前記線状基材の先端部が前記線状基材から切断される、
    ことを特徴とする線状部材の製造装置。
  2. 前記移送機構部は、前記切断部による前記線状基材の切断後、前記挟持部が前記線状基材を挟持した状態で前記制御部からの復帰信号に従って回転することにより、前記線状基材の前記先端部に前記3次元的な曲げ加工を施す前の初期角度に復帰し、その後、前記挟持部による前記線状基材の挟持を解放した状態で前記線状基材の移送前の位置まで移動する、
    ことを特徴とする請求項1の線状部材の製造装置。
  3. 前記線状基材を巻回して収容するリール部から供給される前記線状基材の曲げ癖を取り除くための直線機構部を更に備え、
    前記直線機構部にて曲げ癖が取り除かれた前記線状基材が前記移送機構部に供給される、
    ことを特徴とする請求項1又は2の線状部材の製造装置。
  4. 前記直線機構部が、前記線状基材の前記軸線方向に直交する第1方向への曲げ癖を取り除くための第1直線部と、前記線状基材の前記軸線方向及び前記第1方向に直交する第2方向への曲げ癖を取り除く第2直線部と、を有する、
    ことを特徴とする請求項3の線状部材の製造装置。
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