JP6401649B2 - 起振軸 - Google Patents

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Description

本発明は、振動締固め機械の起振軸に関する。
振動締固め機械の起振軸の従来例として、特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1には、起振軸に固定される固定偏心錘と、起振軸に対して回転可能な可動偏心錘とを備え、振幅を切り換え可能な起振軸が記載されている。
また、振幅を切り換え不能な起振軸の構造の従来例として、特許文献2,3に記載のものが挙げられる。
特開2004−346549号公報 米国特許第8206061号明細書 独国特許出願公開第10/2014/105917号明細書
特許文献1の技術では、一般に、固定偏心錘は溶接により起振軸に固定される。しかしながら、溶接による固定方法では、溶接熱により起振軸が軸心に対して反ってしまうことがあり、その場合、溶接後に反りを修正する工程を要するという問題がある。
また、特許文献2,3の起振軸では、可動偏心錘を取り付けることが困難であり、振幅を切り換え可能な起振軸に対応できない。引用文献2,3においては、そもそも可動偏心錘を用いるという記載および思想はない。
本発明は、以上のような課題を解決するために創作されたものであり、振幅を切り換え可能な起振軸にも容易に適用可能であり、溶接熱による起振軸の反りの問題が解消される起振軸を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、振動締固め機械のロールに内蔵される起振軸であって、軸受を介して前記ロールに支承されて軸心O1回りに回転する一対の支軸部と、前記一対の支軸部の間に形成され、軸心O1と平行な偏心軸心O2を中心とし且つ軸方向視して前記支軸部の形成範囲を全て含む断面円形状を呈した固定偏心部と、偏心軸心O2に沿って前記固定偏心部の外周に遊嵌され、起振軸の一方向又は他方向の回転に連動して前記固定偏心部に対する位置がそれぞれ変わり、起振軸が一方向に回転したときの軸心O1に対する偏心質量と、起振軸が他方向に回転したときの軸心O1に対する偏心質量とが異なるように偏心軸心O2回りに回転する可動偏心部材と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、固定偏心部は、軸方向視して支軸部の形成範囲を全て含む断面円形状を呈しているので、換言すれば、支軸部は固定偏心部の外周面よりも径内側に収まっているので、固定偏心部の外周に例えば可動偏心部材等の他の構成要素を外嵌させる場合、その構成要素を支軸部から通して、固定偏心部の外周に外嵌させることができる。
本発明によれば、振幅を切り換え可能な起振軸を構築するにあたり、可動偏心部材を支軸部から通して固定偏心部の外周に遊嵌するという簡単な作業で済む。軸方向視して固定偏心部が支軸部の形成範囲を全て含んでいるので、可動偏心部材の回転中心である偏心軸心O2と、支軸の回転中心である軸心O1とが大きくずれることはない。したがって、可動偏心部材は、固定偏心部の回転開始時に、慣性力によって固定偏心部回りにスムーズに回転できる。
また、本発明は、前記一対の支軸部と前記固定偏心部とは、1つの素材から一体に造形されていることを特徴とする。
本発明によれば、一対の支軸部と固定偏心部とが一体に造形されていることで、固定偏心部を溶接で取り付ける工程が不要となり、溶接熱による起振軸の反りの問題が解消される。
また、本発明は、前記固定偏心部は、前記一対の支軸部の間の軸方向距離に対し50%以上の範囲にわたり形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、固定偏心部の軸方向長さを十分に長くとれるので、起振軸の振動力を確保しつつ、起振軸の慣性モーメントを低減できる。これにより、起振軸が停止状態から定格回転数に達するまでの立ち上がり時間が短くなり、エンジンのエネルギー消費を低減できる。
また、本発明は、前記固定偏心部に取り付けられ、起振軸が一方向および他方向に回転したときに、偏心軸心O2回りの前記可動偏心部材の位相を位置決めするストッパピンを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造の振幅を切り換え可能な起振軸となる。
また、本発明は、前記可動偏心部材は、偏心軸心O2の円周方向に沿うピンガイド長孔を有した筒状部材からなり、前記ストッパピンは、一端部側から前記固定偏心部のピン孔に嵌入されて他端部が前記ピンガイド長孔に位置し、前記ストッパピンの他端部が、前記ピンガイド長孔の孔一端部に当接することにより起振軸が一方向に回転したときの前記可動偏心部材の位相が位置決めされ、前記ピンガイド長孔の孔他端部に当接することにより起振軸が他方向に回転したときの前記可動偏心部材の位相が位置決めされることを特徴とする。
本発明によれば、組み付け性に優れた振幅を切り換え可能な起振軸となる。
また、本発明は、前記ストッパピンの一端部の外周には、一端に向かうにしたがい縮径する第1ピンテーパ面が形成され、前記ストッパピンの他端部の外周には、他端に向かうにしたがい縮径する第2ピンテーパ面が形成され、前記ピン孔には、前記第1ピンテーパ面と接面する孔テーパ面が形成され、前記孔一端部および前記孔他端部が前記第2ピンテーパ面に当接したとき、前記ストッパピンに、前記第1ピンテーパ面を前記孔テーパ面に押し付ける力が作用することを特徴とする。
可動偏心部材の回転動作範囲を制限するストッパピンは圧入されて固定されるが、本発明によれば、第1ピンテーパ面と孔テーパ面との間の摩擦力が大きくなり、ピン孔からのストッパピンの抜けが防止される。
本発明によれば、振幅を切り換え可能な起振軸にも容易に適用可能な起振軸となる。また、溶接熱による起振軸の反りの問題も解消され、起振軸を機械加工により簡単に造形できる。
本発明の起振軸を備えたロールの断面図である。 (a)は起振軸1の側面図、(b)は(a)におけるB矢視図である。 図1におけるA−A断面図であり、(a)は起振軸が一方向に回転している状態、(b)は起振軸が他方向に回転している状態を示す。 起振軸の外観斜視図であり、(a)は起振軸が一方向に回転している状態、(b)は起振軸が他方向に回転している状態を示す。 偏心錘の慣性モーメントに関する模式説明図である。 本発明の起振軸の変形例を示す側面図である。
本発明は、鉄輪のロールを備えた自走搭乗型の振動ローラ等、振動締固め機械に適用される。図1において、ロール21は中空円筒形状を呈し、その内面面には第1鏡板22と第2鏡板23とが互いに離間して固設されている。第1鏡板22と第2鏡板23との間には、中空円筒形状の起振機ケース24が固設されている。起振機ケース24内には潤滑油が充填されている。第1鏡板22および第2鏡板23にはそれぞれアクスルシャフト25,26が取り付けられている。一方のアクスルシャフト25は一対の軸受27を介してハウジング28に支承されている。ハウジング28は、車体20の一側面から垂下されその下端周りがロール21の内部に位置するサイドプレート29に対して、防振ゴム30および振動用モータ取付部材34を介して取り付けられている。
他方のアクスルシャフト26は、走行用油圧モータ31の出力部31Aに取り付けられている。車体20の他側面から垂下されその下端周りがロール21の内部に位置するサイドプレート32には防振ゴム33を介してモータ取付板40が取り付けられており、走行用油圧モータ31の固定部31Bはこのモータ取付板40に取り付けられている。なお、符号31Cは、出力部31Aと固定部31Bとの境界部を示す。以上により、出力部31Aが回転すると、その回転力は他方のアクスルシャフト26および第2鏡板23を介してロール21に伝達され、ロール21は、一方のアクスルシャフト25がハウジング28によって支承されつつ走行回転する。
ハウジング28には、振動用モータ取付部材34を介して振動用油圧モータ35が取り付けられている。振動用油圧モータ35の出力軸にはスプラインスリーブ等のジョイント部材36を介して連結シャフト37が連結されている。連結シャフト37は起振軸1の一端に連結されている。起振軸1は、起振機ケース24内において、ロール21と同軸の軸心O1を中心として車幅方向に延設されている。起振軸1の一端(後記する支軸部2)と他端(後記する支軸部3)は、それぞれ軸受38,39を介してアクスルシャフト25,26に支承されている。起振軸1は、後記するように起振軸1の回転方向の違いにより振幅が切り換わる起振軸である。
以上により、振動用油圧モータ35が一方向に回転して起振軸1が一方向に回転すると、例えば偏心モーメントが大きくなり、起振軸1には大きな振動力が発生して、高振幅の振動となる。逆に、振動用油圧モータ35が他方向に回転して起振軸1が他方向に回転すると、偏心モーメントが小さくなり、起振軸1には小さな振動力が発生して、低振幅の振動となる。起振軸1の振動力は、軸受38,39とアクスルシャフト25,26と第1鏡板22、第2鏡板23とを介してロール21に伝達される。
ここにおいて、偏心モーメントとは、偏心錘の質量(m)と、起振軸の回転軸心から偏心錘位置までの距離(r)との積(m・r)を意味する。
「起振軸1」
以下、本発明の起振軸1について詳細に説明する。図1および図2を参照して、起振軸1は、軸受38,39を介してロール21に支承されて軸心O1回りに回転する一対の支軸部2,3と、支軸部2,3の間に形成され、軸心O1と平行な偏心軸心O2を中心とし且つ軸方向視して支軸部2,3の形成範囲を全て含む断面円形状を呈した固定偏心部4と、を備えている。本実施形態の起振軸1は、支軸部2と支軸部3と固定偏心部4とが、1つの素材から造形された単体の造形体である。起振軸1は、切削加工等の機械加工によって容易に造形できる。
支軸部2,3の軸心O1方向の長さ寸法は概ね、それぞれの軸受38、39の幅寸法よりも若干大きい程度である。本実施形態では支軸部2の径寸法と支軸部3の径寸法は同じである。支軸部2の端部には前記した連結シャフト37が固設される。連結シャフト37は例えば溶接等により支軸部2の端部に固設される。この場合、溶接の熱は起振軸1の一端周りのみに大きく加わるので、起振軸1全体が軸心O1に対して反るような事象はさほど生じない。また、連結シャフト37は、1つの素材から切削加工等の機械加工によって起振軸1と一体に造形されたものであってもよい。
固定偏心部4は、図2(b)から明らかなように、軸方向視して、支軸部2の形成範囲は全て固定偏心部4の形成範囲に重なっている。支軸部3についても同様である。これにより、後記する筒形状の可動偏心部材6を支軸部2側或いは支軸部3側から通して固定偏心部4の外周に遊嵌させることができる。
「起振軸1の機械加工手順」
横型旋盤で加工物を回転させて起振軸1を造形する場合の加工手順の一例を説明する。
(1)偏心軸素材の加工物について、支軸部2,3の回転中心である軸心O1と、固定偏心部4の軸心である偏心軸心O2の位置決めを行う。
(2)旋盤で、偏心軸心O2を中心として加工物が回転するようにチャッキングする。
(3)旋盤で、偏心軸心O2を中心として加工物を回転させながら、固定偏心部4を所望の外径寸法となるまでバイトで旋削加工を行う。そして、バイトを横移動させて、固定偏心部4の全長にわたり旋削加工を行うことで、固定偏心部4の造形を完了する。
(4)一旦、旋盤を停止させ、今度は軸心O1が回転中心となるように加工物をチャッキングしなおす。なお、加工物を軸心O1回りに回転させた場合、固定偏心部4の存在により偏心状態となるため、加工物が大きく振動して正確な旋削が行えないおそれがある。その場合、必要に応じて加工物の偏心していない側にバランスウェイトを取り付ける。
(5)軸心O1回りに加工物を回転させて両端の支持部2,3の旋削加工を行い、支持部2,3の造形を完了する。
(6)加工完了した起振軸1を旋盤から取り外し、前記バランスウェイトを取り外す。
以上のように、起振軸1は、支持部2,3に加えて固定偏心部4も断面が円形であるため、チャッキング位置を変更しての旋盤を利用した機械加工が可能となる。
「起振軸の慣性モーメントについて」
起振軸の慣性モーメントが大きくなると、起振軸が停止状態から定格回転数に達するまでの立ち上がり時間が長くなるという問題がある。慣性モーメントは、物体のある軸回りに関する回転開始のしやすさ又は回転停止のしやすさを示す指標値であり、I・(dω/dt)=Tにおける、トルクTの角加速度dω/dtに対する比例定数Iのことである。一般に、振動ローラ等の振動締固め機械は、路面を締め固めるにあたり、前進と後進とが交互に繰り返されて使用される。その際、前後進の切り換えで車両が一旦停止した際には振動モータを停止させて起振軸の回転を停止させるようになっている。これは、車両の停止時に起振軸をそのまま回転させると、その停止地点の路面が必要以上に強く締め固まったり、窪みを生じるおそれがあるためである。そして、走行開始する際には、振動モータを回転させて起振軸を再び回転させる。つまり、起振軸の回転停止と回転駆動とが作業中、繰り返されることとなる。このような、走行作業中に振動モータの停止と起動とを多く伴って使用される振動締固め機械において、起振軸が回転しにくいものであると、振動モータへの負荷が大きくなり、振動立ち上がり時間が長くなって、その結果、エンジンのエネルギー消費も大きくなる。
そこで、本発明者は、起振軸の慣性モーメントについて次のように解析した。
図5(a)において、直径D、質量Mの円柱形状の偏心錘51をその軸心O3回りに回転させたときの慣性モーメントIは、
=MD/8 …式(1)
で示される。
軸心O3が回転軸O4から距離aだけ離れている場合で、偏心錘51を回転軸O4回りに回転させたときの回転軸O4回りの慣性モーメントIは、慣性モーメントの平行軸の定理より、
I=I+Ma …式(2)
であり、式(1)と式(2)より
I=(MD+8Ma)/8 …式(3)
となる。
一方、回転軸O4回りに偏心錘51が回転したときの偏心錘51の振動力Fは、
F=Maω … 式(4)
で示される(ωは角速度)。
質量Mは、
M=(DπLσ)/4 …式(5)
であるから(Lは偏心錘51の長さ、σは偏心錘51の密度)、式(4)と式(5)から、
F=(DπLσaω)/4 … 式(6)
と示される。
式(3)と式(6)との関係から、直径Dや距離aを小さくし、長さLを十分に長くすれば、所定の振動力Fを確保しつつ、慣性モーメントIを小さくできることが判る。例えば、図5(b)に示す、回転軸O4回りに回転する偏心錘51´に関し、偏心錘51´の直径を偏心錘51の半分のD/2とし、回転軸O4と偏心錘51´との距離を、図5(a)の距離aの半分のa/2とし、長さLを8倍の8Lとした場合は、次のようになる。
偏心錘51´の質量M´は、
M´=((D/2)・π・8L・σ)/4
=(DπLσ)/2
=2M …式(7)
となり、偏心錘51´の質量M´は、偏心錘51の質量Mの2倍となる。
偏心錘51´の回転軸O4回りの振動力F´は、
F´=M´・(a/2)・ω
=((DπLσ)/2)・(a/2)・ω
=(DπLσaω)/4 …式(8)
となり、偏心錘51´の回転軸O4回りの振動力F´は、式(6)で示した偏心錘51の回転軸O4回りの振動力Fと同一となる。
軸心O3回りの偏心錘51´の慣性モーメントI´は、
´=(M´(D/2))/8
=(2M(D/2))/8
=MD/16 …式(9)
となる。したがって、回転軸O4回りの偏心錘51´の慣性モーメントI´は、
I´=I´+M´(a/2)
=MD/16+2M(a/2)
=(MD+8Ma)/16 …式(10)
となる。式(10)と式(3)から、I´=I/2となる。すなわち、回転軸O4回りの偏心錘51´の慣性モーメントI´は、回転軸O4回りの偏心錘51の慣性モーメントIの半分に抑えられることが判る。
以上は、一例であるが、回転軸中心から偏心錘の出っ張り具合(直径D)を小さくし、回転軸中心から偏心錘の重心位置までの距離(距離a)を小さくし、その代わりに、偏心錘の回転軸方向の長さを長くすることにより、振動力を確保しつつ、起振軸の慣性モーメントを小さくすることが可能であることが判った。
このことから、本発明の起振軸1において、固定偏心部4は、支軸部2と支軸部3との間の軸方向距離に対し、少なくとも50%以上の範囲にわたり長く形成することが好ましく、より好ましくは70%以上である。本実施形態では、固定偏心部4の軸方向長さを支軸部2と支軸部3との間の軸方向距離に対しほぼ100%、すなわち、支軸部2と支軸部3との間のほぼ全範囲を固定偏心部4の形成範囲としている。これにより、偏心軸心O2回りの起振軸1の慣性モーメントの低減を効果的に図れる。
本実施形態の固定偏心部4は、支軸部2と支軸部3との間のほぼ全範囲にわたり略一定の断面円形状を呈するように形成されている。前記した慣性モーメントの解析から、固定偏心部4の直径(図5の直径Dに相当)は、支軸2,3の直径の2倍以下、好ましくは1.5倍以下とすることが好ましい。また、軸心O1と偏心軸心O2との距離(図5の距離aに相当)は、支軸2,3の直径の1/3以下、好ましくは1/4以下とすることが好ましい。これにより、偏心軸心O2回りの起振軸1の慣性モーメントの低減を図れる。
本発明は、軸方向視して固定偏心部4が支軸部2,3の形成範囲を全て含んでいるので、後記する可動偏心部材6の回転中心である偏心軸心O2と、支軸2,3の回転中心である軸心O1とが大きくずれることはない。特に、前記したように、軸心O1と偏心軸心O2との距離を支軸2,3の直径の1/3以下、好ましくは1/4以下にすることで、可動偏心部材6を、固定偏心部4の回転開始時に、慣性力によって固定偏心部4回りにスムーズに回転させることができる。
固定偏心部4には、図3に示すように、後記するストッパピン8が圧入されるピン孔9が形成されている。ピン孔9は、固定偏心部4を径方向に貫通する貫通孔として形成されている。ピン孔9の一方の孔口周りには、ストッパピン8の第1ピンテーパ面8Cと接面する孔テーパ面9Aが形成されている。なお、図2に示すように、固定偏心部4の一端面および他端面には、それぞれ軸受38,39(図1)の外輪との干渉防止のための切り欠き5が形成されている。
「可動偏心部材6」
起振軸1は、支軸部2側或いは支軸部3側から通されて、偏心軸心O2に沿って固定偏心部4の外周に遊嵌される可動偏心部材6を備えている。可動偏心部材6は、起振軸1が一方向に回転したときの軸心O1に対する偏心質量と、起振軸1が他方向に回転したときの軸心O1に対する偏心質量とが異なるように、偏心軸心O2回りに回転する。
可動偏心部材6は、筒形状を呈した部材であって、その内周面は固定偏心部4の外周面に対し偏心軸心O2回りに回転可能に摺接する。可動偏心部材6の外周は、偏心軸心O2を通る直交線を境に、小径の外径を有する小外径部6Aと、大径の外径を有する大外径部6Bとに画成されている。これにより、可動偏心部材6は、大外径部6B側の質量が小外径部6A側の質量よりも大きくなり、可動偏心部材6単体での重心は偏心軸心O2よりも大外径部6B側に位置することとなる。
可動偏心部材6の軸方向中程で小外径部6A側には、円周方向に沿うピンガイド長孔7が形成されている。ピンガイド長孔7は、可動偏心部材6の外周面と内周面とを貫通するように形成されている。ピンガイド長孔7の孔一端部7Aおよび孔他端部7Bは共に、ストッパピン8の外周面に倣った半円形状を呈している。また、孔一端部7Aおよび孔他端部7Bにはそれぞれ、テーパ面7Cが形成されている。
「ストッパピン8」
図3において、起振軸1は、固定偏心部4に取り付けられ、起振軸1が一方向および他方向に回転したときに、偏心軸心O2回りの可動偏心部材6の位相を位置決めするストッパピン8を備えている。ストッパピン8は、一端部8Aの外周に、一端に向かうにしたがい縮径する第1ピンテーパ面8Cが形成されているとともに、他端部8Bの外周に、他端に向かうにしたがい縮径する第2テーパ面8Dが形成されている。ストッパピン8は、一端部8A側から固定偏心部4のピン孔9に嵌入され、第1ピンテーパ面8Cが孔テーパ面9Aに押し付けられるように密着することにより、楔効果を発揮してピン孔9内に固定される。ストッパピン8の他端部8Bは、固定偏心部4の外周面よりも突出してピンガイド長孔7内に位置する。これにより、固定偏心部4に対する可動偏心部材6の軸方向移動が規制される。
ストッパピン8の他端部8Bが、ピンガイド長孔7の孔一端部7Aに当接することにより、起振軸1が一方向に回転したときの可動偏心部材6の偏心軸心O2回りの位相が位置決めされる。そして、ストッパピン8の他端部8Bが、ピンガイド長孔7の孔他端部7Bに当接することにより、起振軸1が他方向に回転したときの可動偏心部材6の偏心軸心O2回りの位相が位置決めされる。
「作用」
図3(a),図4(a)に示すように、起振軸1が軸心O1回りに一方向に回転開始すると、ストッパピン8の他端部8Bがピンガイド長孔7の孔一端部7Aに当接し、この状態を維持しながら回転する。他端部8Bと孔一端部7Aとが当接したとき、孔一端部7Aのテーパ面7Cが他端部8Bの第2ピンテーパ面8Dを押すことにより、ストッパピン8には、白矢印で示す方向の力が作用する。すなわち、ストッパピン8には、第1ピンテーパ面8Cを孔テーパ面9Aに押し付ける力が作用する。元々、ストッパピン8はピン孔9に圧入されているため抜けにくくなっているが、これにより、第1ピンテーパ面8Cと孔テーパ面9Aとの間の摩擦力が大きくなり、ピン孔9からのストッパピン8の抜けが確実に防止される。
起振軸1が一方向に回転している状態では、可動偏心部材6は、質量の大きな大外径部6Bが軸心O1よりも偏心軸心O2側に位置する。つまり、軸心O1に対して、固定偏心部4の偏位方向と可動偏心部材6の偏位方向とが一致して振動力が合成されるように作用するので、起振軸1には大きな振動力が生じる。偏心モーメントも大きくなるので高い振幅の振動となる。
図3(b),図4(b)に示すように、起振軸1が軸心O1回りに他方向に回転開始すると、ストッパピン8の他端部8Bがピンガイド長孔7の孔他端部7Bに当接し、この状態を維持しながら回転する。他端部8Bと孔他端部7Bとが当接したときも、孔他端部7Bのテーパ面7Cが他端部8Bの第2ピンテーパ面8Dを押すことにより、ストッパピン8には、白矢印で示す方向の力が作用する。これにより、第1ピンテーパ面8Cと孔テーパ面9Aとの間の摩擦力が大きくなり、ピン孔9からのストッパピン8の抜けが確実に防止される。
起振軸1が他方向に回転している状態では、可動偏心部材6は、質量の大きな大外径部6Bが偏心軸心O2よりも軸心O1側に位置する。つまり、軸心O1に対して、固定偏心部4の偏位方向と可動偏心部材6の偏位方向とが逆となり、振動力が互いに打ち消されるように作用するので、起振軸1には小さな振動力が生じる。偏心モーメントも小さくなるので低い振幅の振動となる。
「効果」
以上のように、軸受38,39を介してロール21に支承されて軸心O1回りに回転する一対の支軸部2,3と、支軸部2,3の間に形成され、軸心O1と平行な偏心軸心O2を中心とし且つ軸方向視して支軸部2,3の形成範囲を全て含む断面円形状を呈した固定偏心部4と、を備えている起振軸1とすれば、次のような効果が奏される。
固定偏心部4は、軸方向視して支軸部2,3の形成範囲を全て含む断面円形状を呈しているので、換言すれば、支軸部2,3は固定偏心部4の外周面よりも径内側に収まっているので、固定偏心部4の外周に例えば可動偏心部材6等の他の構成要素を外嵌させる場合、その構成要素を支軸部2側或いは支軸部3側から通して、固定偏心部4の外周に外嵌させることができる。
また、一対の支軸部2,3と固定偏心部4とを1つの素材から一体に造形すれば、固定偏心部4を溶接で取り付ける工程が不要となり、溶接熱による起振軸の反りの問題が解消される。起振軸1は、支持部2,3に加えて固定偏心部4も断面が円形であるため、既述したように、チャッキング位置を変更しての旋盤を利用した機械加工が可能となる。
また、固定偏心部4を、支軸部2と支軸部3との間の軸方向距離に対し、50%以上の範囲にわたり形成すれば、固定偏心部4の軸方向長さを十分に長くとれ、図5(b)でも説明したように、起振軸1の振動力を確保しつつ、起振軸1の慣性モーメントを低減できる。これにより、起振軸1が停止状態から定格回転数に達するまでの立ち上がり時間が短くなり、走行作業中に振動モータの停止と起動とを多く伴って使用される振動締固め機械において、エンジンのエネルギー消費の低減を図ることができる。
また、偏心軸心O2に沿って固定偏心部4の外周に遊嵌され、起振軸1が一方向に回転したときの軸心O1に対する偏心質量と、起振軸1が他方向に回転したときの軸心O1に対する偏心質量とが異なるように偏心軸心O2回りに回転する可動偏心部材6を備える構成とすれば、振幅を切り換え可能な起振軸1を構築するにあたり、可動偏心部材6を支軸部2側或いは支軸部3側から通して固定偏心部4の外周に遊嵌するという簡単な作業で済む。
さらに、固定偏心部4に取り付けられ、起振軸1が一方向および他方向に回転したときに、偏心軸心O2回りの可動偏心部材6の位相を位置決めするストッパピン8を備える構成とすれば、簡単な構造の起振軸1となる。
また、可動偏心部材6を、偏心軸心O2の円周方向に沿うピンガイド長孔7を有した筒状部材とし、ストッパピン8は、一端部側8Aから固定偏心部4のピン孔9に嵌入されて他端部8Bがピンガイド長孔7に位置し、ストッパピン8の他端部8Bが、ピンガイド長孔7の孔一端部7Aに当接することにより起振軸1が一方向に回転したときの可動偏心部材6の位相が位置決めされ、ストッパピン8の他端部8Bが、ピンガイド長孔7の孔他端部7Bに当接することにより起振軸1が他方向に回転したときの可動偏心部材6の位相が位置決めされる構成とすれば、組み付け性に優れた振幅を切り換え可能な起振軸1となる。
ストッパピン8の一端部8Aの外周に、一端に向かうにしたがい縮径する第1ピンテーパ面8Cを形成し、ストッパピン8の他端部8Bの外周に、他端に向かうにしたがい縮径する第2ピンテーパ面8Dを形成し、ピン孔9に、第1ピンテーパ面8Cと接面する孔テーパ面9Aを形成し、ピンガイド長孔7の孔一端部7Aおよび孔他端部7Bが第2ピンテーパ面8Dに当接したとき、ストッパピン8に、第1ピンテーパ面8Cを孔テーパ面9Aに押し付ける力が作用する構成とすれば、第1ピンテーパ面8Cと孔テーパ面9Aとの間の摩擦力が大きくなり、ピン孔9からのストッパピン8の抜けが確実に防止される。
以上、起振軸1の好適な実施形態を説明した。本発明において、固定偏心部4は、偏心軸心O2を中心とし且つ軸方向視して支軸部2,3の形成範囲を全て含む断面円形状を呈していれば、その軸方向長さの形成範囲については特に限定されない。例えば、図6に示すように、固定偏心部4に対して凹部11をフライス加工等により形成することにより、支持部2と支持部3との間の軸方向距離に対し、固定偏心部4の断面円形状の形成範囲を部分的に配置する構成にしてもよい。
1 起振軸
2,3 支軸部
4 固定偏心部
6 可動偏心部材
6A 小外径部
6B 大外径部
7 ピンガイド長孔
7A 孔一端部
7B 孔他端部
7C テーパ面
8 ストッパピン
8A 一端部
8B 他端部
8C 第1ピンテーパ面
8D 第2ピンテーパ面
9 ピン孔
9A 孔テーパ面
21 ロール

Claims (6)

  1. 振動締固め機械のロールに内蔵される起振軸であって、
    軸受を介して前記ロールに支承されて軸心O1回りに回転する一対の支軸部と、
    前記一対の支軸部の間に形成され、軸心O1と平行な偏心軸心O2を中心とし且つ軸方向視して前記支軸部の形成範囲を全て含む断面円形状を呈した固定偏心部と、
    偏心軸心O2に沿って前記固定偏心部の外周に遊嵌され、起振軸の一方向又は他方向の回転に連動して前記固定偏心部に対する位置がそれぞれ変わり、起振軸が一方向に回転したときの軸心O1に対する偏心質量と、起振軸が他方向に回転したときの軸心O1に対する偏心質量とが異なるように偏心軸心O2回りに回転する可動偏心部材と、
    を備えていることを特徴とする起振軸。
  2. 前記一対の支軸部と前記固定偏心部とは、1つの素材から一体に造形されていることを特徴とする請求項1に記載の起振軸。
  3. 前記固定偏心部は、前記一対の支軸部の間の軸方向距離に対し50%以上の範囲にわたり形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の起振軸。
  4. 前記固定偏心部に取り付けられ、起振軸が一方向および他方向に回転したときに、偏心軸心O2回りの前記可動偏心部材の位相を位置決めするストッパピンを備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の起振軸。
  5. 前記可動偏心部材は、偏心軸心O2の円周方向に沿うピンガイド長孔を有した筒状部材からなり、
    前記ストッパピンは、一端部側から前記固定偏心部のピン孔に嵌入されて他端部が前記ピンガイド長孔に位置し、
    前記ストッパピンの他端部が、前記ピンガイド長孔の孔一端部に当接することにより起振軸が一方向に回転したときの前記可動偏心部材の位相が位置決めされ、前記ピンガイド長孔の孔他端部に当接することにより起振軸が他方向に回転したときの前記可動偏心部材の位相が位置決めされることを特徴とする請求項4に記載の起振軸。
  6. 前記ストッパピンの一端部の外周には、一端に向かうにしたがい縮径する第1ピンテーパ面が形成され、
    前記ストッパピンの他端部の外周には、他端に向かうにしたがい縮径する第2ピンテーパ面が形成され、
    前記ピン孔には、前記第1ピンテーパ面と接面する孔テーパ面が形成され、
    前記孔一端部および前記孔他端部が前記第2ピンテーパ面に当接したとき、前記ストッパピンに、前記第1ピンテーパ面を前記孔テーパ面に押し付ける力が作用することを特徴とする請求項5に記載の起振軸。
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