JP6401195B2 - 眼の測定を行うシステム及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本開示は概して、眼の測定を行うシステムの制御方法、及びその方法を用いる当該システムに関する。
眼の手術(例えば、レーシック手術)のために、角膜組織の形状及び厚さならびに眼の位置などの測定情報を、診断装置(例えば、誤差測定器、自動屈折計、角膜測定器、角膜トポグラファー、または光干渉断層計)などの測定具、もしくは眼の手術を行う治療用装置によって得てもよい。
典型的には、当該装置は患者の特定の寸法に調節されなければならない。例えば、屈折矯正手術のために患者に診断的測定を行うときに、使用者は患者の眼を探すために診断装置のジョイスティックを操作してもよい。当該ジョイスティックは、診断的測定を得るために、患者に対して、診断装置の位置決めをする段階または他の手段を制御してもよい。
さらに説明すると、患者の眼を探すためにカメラを用いてもよく、その画像は診断装置の使用者に表示される。診断装置はさらに、測定のための最適な位置を得るために、ジョイスティックを介してシステムを動かさなければならない方向について補助する記号を表示してもよい。一度位置が得られると、患者の眼のさまざまな光学特性を得るために測定工程が始動される。
患者が、測定工程の前、最中、及び/または後に若干動いたとき、もしくはさらには測定位置から離れるかそこに戻るかしたときに、段を調節する必要が生じる可能性がある。かかる場合では、段階はその後の測定のために再構成されなければならない。
したがって、測定具を適切な測定位置に素早く及び連続して配置することができるシステムならびに方法の必要性が存在する。
一態様によれば、眼の測定を行うシステムは、眼の測定を行うための測定具であって、対物レンズを含み、その対物レンズを用いて撮像機能を実現する測定具と、顔の測定位置を維持するように設計され、横方向の顔の測定位置を維持するように設計される中心位置調整当て部分を規定する少なくとも1つの当て部と、対物レンズを眼に応じて動かすように適合される調節機構と、調節機構を介してかつ第1の眼に対して、対物レンズを所定の第1のプレ走査位置に位置決めし、システムが第1の眼の瞳孔を検出するまで、対物レンズを第1のプレ走査位置から離して、調節機構を介して走査し、システムが第1の眼の瞳孔を検出することに依存して、測定具を介して、第1の眼の1つ以上の測定を始動させるように、システムを制御するように構成される、処理ユニットと、を備える。
特定の実施形態では、処理ユニットはさらに、調節システムを介してかつ第2の眼に対して、対物レンズを第1のプレ走査位置とは異なる所定の第2のプレ走査位置に位置決めし、システムが第2の眼の瞳孔を検出するまで、対物レンズを第2のプレ走査位置から離して、調節システムを介して走査し、システムが第2の眼の瞳孔を検出することに依存して、測定具を介して、第2の眼の1つ以上の測定を始動させるように、システムを制御するように構成される。
特定の実施形態では、第2のプレ走査位置は、中心位置調整当て部分を通過する垂直軸に対して第1の走査位置の鏡映を成す。
特定の実施形態では、処理ユニットは、対物レンズを第1のプレ走査位置から離して、調節機構を介して垂直方向に沿って走査するように、システムを制御するように構成される。
特定の実施形態では、処理ユニットは、対物レンズを第2のプレ走査位置から離して、調節機構を介して垂直方向に沿って走査するように、システムを制御するように構成される。
特定の実施形態では、測定具は画像を撮像するための画像センサを含む。
特定の実施形態では、少なくとも1つの当て部は顎当て部を備え、測定具によって対物レンズの第1のプレ走査位置にて撮影される画像は、顎当て部に対する統計上最大の瞳孔の高さよりも高い、または統計上最小の瞳孔の高さよりも低い顔面積を網羅する。
特定の実施形態では、測定具によって対物レンズの第2のプレ走査位置にて撮影される画像は、顎当て部に対する統計上最大の瞳孔の高さよりも高い、または統計上最小の瞳孔の高さよりも低い顔面積を網羅する。
特定の実施形態では、測定具によって対物レンズの第1のプレ走査位置にて撮影される画像は、中心位置調整当て部分を通過する垂直中心軸からの瞳孔間距離の統計的変動幅に対応するのに適切な横方向の位置及び横方向の幅を有する顔面積を網羅する。
特定の実施形態では、処理ユニットは、第1の眼の瞳孔を検出するシステムに関連する走査位置、及び第1の眼の1つ以上の測定を始動させるシステムに関連する走査位置、のうちの少なくとも1つの座標情報を記録するように、システムを制御するように構成される。
特定の実施形態では、処理ユニットは、第2の眼の瞳孔を検出するシステムに関連する走査位置、及び第2の眼の1つ以上の測定を始動させるシステムに関連する走査位置、のうちの少なくとも1つの座標情報を記録するように、システムを制御するように構成される。
特定の実施形態では、処理ユニットは、記録された座標情報を取得して、取得された座標情報に基づいて対物レンズを再調節するように、システムを制御するように構成される。
特定の実施形態では、少なくとも1つの当て部は、調節機構を介して位置的に調節可能であるように適合される顎当て部を備え、処理ユニットは、顎当て部の位置情報を座標情報と関連付けて記録し、記録された位置情報を取得して、取得された位置情報に従って、調節機構を介して顎当て部を再調節するように、システムを制御するように構成される。
特定の実施形態では、処理ユニットは、眼の検出された瞳孔に焦点を合わせるために、少なくともZ方向に対物レンズを精密に調節するように、システムを制御するように構成される。
特定の実施形態では、処理ユニットは、第1の眼の始動された1つ以上測定が完了した後に、対物レンズを第1の眼から離して後退するように、システムを制御するように構成される。
特定の実施形態では、測定具は、対物レンズを通る放射測定の光線を放射するように構成される光干渉断層計装置を備える。
別の態様によれば、非一時的コンピュータ可読メモリは、コンピュータまたはプロセッサにロードされるかコンピュータまたはプロセッサで実行されるときに、コンピュータプロセッサに上記システムを制御させるプログラムを含み、当該制御は、調節機構を介してかつ第1の眼に対して、対物レンズを所定の第1のプレ走査位置に位置決めすることと、システムが第1の眼の瞳孔を検出するまで、対物レンズを第1のプレ走査位置から離して、調節機構を介して走査することと、システムが第1の眼の瞳孔を検出することに依存して、測定具を介して、第1の眼の1つ以上の測定を始動させることと、を含む。
さらに別の態様によれば、眼の測定を行うためのシステムの制御方法が提供されており、システムは、眼の測定を行うための測定具であって、対物レンズを含み、対物レンズを用いて撮像機能を実装する測定具と、顔の測定位置を維持するように設計され、横方向の顔の測定位置を維持するように設計される中心位置調整当て部分を規定する少なくとも1つの当て部と、眼に応じて対物レンズを動かすように適合される調節機構とを備え、方法は、調節機構を介してかつ第1の眼に関連して、対物レンズを所定の第1のプレ走査位置に位置決めすることと、システムが第1の眼の瞳孔を検出するまで、対物レンズを第1のプレ走査位置から離して、調節機構を介して走査することと、システムが第1の眼の瞳孔を検出することに依存して、測定具を介して、第1の眼の1つ以上の測定を始動させることと、を含む。
本開示の実施形態は、以下の図面に基づいてさらに詳細に記載される。
例示的な診断システムを概略的に図示する。 例示的なコンピュータシステムを概略的に図示する。 例示的な診断システム及び患者を概略的に図示する。 例示的な診断システム及び患者を概略的に図示する。 測定具によって眼の測定を行うためのシステムを制御するための方法の実施形態を図示するフローチャートである。 測定具によって眼の測定を行うためのシステムを制御するための方法の実施形態を図示するフローチャートである。 測定具によって眼の測定を行うためのシステムを制御するための方法の実施形態を図示するフローチャートである。
以下では、説明目的であり限定する目的はなく、特定のステップの順番、部品及び構成などの具体的な内容を、本発明の詳細な理解を提供するために記載する。当業者であれば、本発明がこれらの具体的な内容から逸脱する他の実施形態によって実施され得ることは明らかに分かるであろう。
図1では、システム100が概略的に示される。システム100は患者インターフェース110を備える。患者インターフェース110は、高さ調節器110a、顎当て部110b、及び額当て部110cを含む。調節器110aは少なくとも顎当て部110bの高さを、例えば機械的または電子機械的手段を介して調節する。例えば、調節器110aは、顎当て部110bの高さを調節して固定するために、調節器110aを患者またはユーザが回転させてロック及びアンロックする機械的な留め具であってもよい。
2つの当て部が示されるが、いくつかの実施形態では患者の測定位置を維持する1つの当て部を含んでもよい。例えば、患者の顔のより大きな部分と係合するように顎当て部110bを拡大させて、例えば点頭といった顔の上下の動きを防止してもよい。
顎当て部110b及び額当て部110cは、眼を測定するために患者が測定具120の光学素子120aに向くように、患者の顔と嵌合するように配置されて構成される。測定具120は光干渉断層計であってもよい。顎当て部110b及び額当て部110cはさらに、以下により具体的に説明されるように、測定具120に対して横方向の顔の測定位置を規定して維持するために配置されて構成されてもよい。
テーブル130は患者インターフェース110及び測定具120の両方を支持する。調節機構140は、測定具120及び/または光学素子120a(例えば、走査カメラ対物レンズ)ならびに120bを患者インターフェース110に対してX、Y、及びZ方向に動作可能な、調節器140a及び140bを含んでもよい。例えば、光学素子120aは調節器140bを介して調節器140aとは独立して、患者インターフェース110に対してX、Y、及びZ方向に動作可能であってもよい。より具体的には、光学素子120aは、当該調節を行うために動作可能な調節器140bの電子機械手段に連結されてもよい。
別の例示的な実施形態では、調節器140bは、調節器140aとは独立して光学素子120aをZ方向に動かすように動作可能であってもよく、一方で調節器140aは少なくともX及びY方向に動作可能であってもよく、これによって光学素子120aにX、Y、及びZ方向での動作能力を与えてもよい。例示的な調節器には、並進段階、並進スライド、アクチュエータ、及び光学部品に焦点をあてるための光学焦点ユニットが含まれるが、これらに限定されない。
光学素子120aは、瞳孔検出(以下により具体的に記載する)に用いられる走査カメラ対物レンズと眼の測定を行うのに用いられる合焦対物レンズの両方である対物レンズを含んでもよい。合焦対物レンズはOCT撮像用のレーザー光などの測定光を眼に向けて、反射した放射線を受ける、または他の診断手順にて用いられてもよい。走査カメラ対物レンズの例には、プルキンエ反射を検出するための赤外線カメラ、及び可視波長範囲内で画像を撮像するためのカメラが含まれる。
代替的な実施形態では、光学素子120aは走査カメラ対物レンズを含んでもよく、光学素子120bは合焦対物レンズを含んでもよい。この場合では、上述のように、光学素子120a及び120bは、調節器140a及び/または調節器140bを介して、患者インターフェース110に対してX、Y、及びZ方向に一体的に動いてもよい。
システム100はさらに、調節機構140と有線及び/または無線手段を介して通信可能に連結されるコンピュータシステム150を含む。コンピュータシステム150は、本実施形態に係る診断システム(例えば、調節機構140)の他の部品を、プロセッサを介して制御するための命令を記憶するための非一時的コンピュータ可読メモリを含んでもよい。
図2に示すように、コンピュータシステム150はROM及びRAMなどのメモリモジュール、1つ以上プロセッサ、コンピュータシステム150の内外に通信するためのI/Oモジュール、ならびにジョイスティック、ディスプレイ、及びキーボードなどのユーザインターフェースモジュールを含んでもよい。実施形態は、コンピュータシステム150を測定具120内に収容することを含む。
図3A及び3Bは、当て部110b及び110cに係合する患者301を示す。当て部110bは顔の中心位置調整された測定位置を示す中心位置調整当て部分を含み、中心位置調整当て部分の一部は患者の顔が実質的に対称となる推定軸を示す(例えば、推定軸に対して顔の特長が対称的である)表記軸330と一致する凹みを含む。明示的には示されないが、当て部110cは同様の凹みを含んでいてもよい。
最大及び最小の走査位置300a及び300bは、光学素子120aが走査する垂直の走査範囲を規定する。走査位置300a及び300bは、Y方向における走査範囲の下限及び上限を規定してもよい。選択された限度はシステム100に、例えば当て部110bに対して、ヒト個体群における瞳孔の高さの変動に適合することを可能とする(すなわち、当て部110bと患者との患者の瞳孔との間の距離は当て部110b及び110cと関わり合う)。例えば、走査位置300bは、当て部110bから測定される瞳孔の最大の高さよりも高くてもよい。図3Aに示すように、走査位置300a及び300bは当て部110bと相対的であるが、実施形態は当て部110cに対する探索範囲を規定することも含む。
走査位置300b及び300aは、視野(FOV)220aで示されるように統計上最大の瞳孔の高さよりも高い、または顎当て部に対する統計上最小の瞳孔の高さよりも低い顔面積を網羅する画像を撮像する光学素子120aのプレ走査位置であってもよい。最大及び最小の瞳孔の高さは、いくつかの情報源に由来してもよい。例示的な情報源には、18〜65歳の患者に適用される値を提供するDIN33402(「Ergonomics−human body dimensions−Section 2:values for geometrical tolerances for head and eye position」)が含まれる。類似のデータを、1988年の軍人の人体計測調査であるANSURデータベース、及びNHANES国民健康栄養調査データベースで見つけることができる。
同様に、水平探索範囲は、瞳孔帯域310a及び310bに示されるように、最小ならびに最大瞳孔間距離によって規定されてもよい。当て部110b及び110cは、測定具120に対して横方向の顔の測定位置を規定して維持するために配置及び構成されてもよい。例えば、横方向の顔の測定位置は、光学素子120aの視野がヒト個体群内の瞳孔間距離の変動に適合する位置を維持してもよい。言い換えると、光学素子120aのプレ走査位置は、中心位置調整当て部分を通過する垂直中心軸からの瞳孔間距離の統計的変動幅に対応するのに適切な横方向の位置及び横方向の幅を有する顔面積を網羅する画像を撮像してもよい。
さらに説明すると、ヒト個体群内での瞳孔間の距離は、典型的に60mm〜70mmの間のどこかで変動する。よって、最大の変動は、左目から右目への合計距離としては約10mm、及び当て部110b及び/または当て部110cの中心を通る中心軸に対する、1つの眼の瞳孔への距離としては約5mmであり得る。よって、瞳孔帯域310a及び310bはそれぞれ5mm幅であってもよく、光学素子120aのFOV220aは瞳孔帯域310a及び310bよりも幅広い。
よって、実施形態は、患者と光学素子120aを、FOV220aが瞳孔検出中に瞳孔帯域310a及び310bと同じ幅、またはさらに広い幅となるように配置することを含む。実施形態はまた、眼が位置しているに違いない範囲全体を判定する上で、虹彩の寸法を考慮してもよい。
これらのパラメータを考慮して、光学素子120aは、図3A及び3Bに示すように、走査位置300bに対応する所定のプレ走査位置から走査位置300aに向かって、眼が検出されるまで動作してもよい。さらに、プレ走査位置は光学素子120aを、FOV220aが瞳孔検出中に瞳孔帯域310a及び310bの幅と同じかそれより幅広くなるように位置決めしてもよい。例えば、5mm幅以内の瞳孔帯域では、光学素子120aはFOV220aが5mmよりもより幅広い所定のプレ走査位置から動作してもよく、プレ走査位置は瞳孔帯域310aまたは瞳孔帯域310bの最端間の中間点に対応する。
図4A〜4Cは、測定具を用いて眼の測定を行うためのシステムを制御する方法の実施形態を図示するフローチャートであり、測定具は対物レンズを含み、対物レンズを用いて撮像機能を実装する。
図4Aでは、ステップ410は、調節機構を介して第1の眼に対して、対物レンズを所定の第1のプレ走査位置に位置決めする。第1のプレ走査位置にて対物レンズ(例えば、光学素子120aの対物レンズ)を介して撮影される画像は、当て部(例えば、当て部110bまたは110c)に対して、統計上最大の瞳孔の高さよりも高い、または統計上最小の瞳孔の高さよりも低い患者の顔面積を網羅してもよい。撮影される画像はまた、図3A及び3Bを用いて具体的に説明したように、中心位置調整当て部分を通過する垂直中心軸から、瞳孔間距離の統計的変動幅に対応するのに適切な横方向の位置及び横方向の幅を有する顔面積を網羅してもよい。
ステップ420は、対物レンズをプレ走査位置から離して、システムが第1の走査位置で第1の眼の瞳孔を検出するまで、調節機構を介して反対側の最端に向かって走査する。つまり、第1のプレ走査位置での対物レンズが当て部に対する統計上最大の瞳孔の高さよりも高い顔面積を網羅する画像を撮像すると、対物レンズは、少なくともY方向に対して、統計上最小の瞳孔の高さよりも低い顔面積に向けて走査される。
図3Bは、当て部に対する統計上最大の瞳孔の高さよりも高い顔面積を網羅する画像を撮像する第1のプレ走査位置での光学素子120aを示し、眼または瞳孔が検出されるまで負のY方向に光学素子120aを走査する。実施形態はまた、ラスタスキャンパターンなどの他の走査パターンをも含む。瞳孔検出は、当業者に周知の他の方法のうちの、テンプレートマッチングを含んでもよい。
ステップ430は、検出された眼に対して、対物レンズを調節機構または他の手段を介して精密に調節し、典型的には、検出された眼に焦点を合わせるための対物レンズのZ方向での調節を伴うが、正確な眼の測定のためにX及びY方向への精密な調節も含んでもよい。ステップ440は第1の走査位置を記録する。当該位置は、走査が一定のZ座標にしたがう(例えば、Zがステップ420の走査に対して周知であり、一定である)場合は、特に、XY空間内のXY座標として表されてもよい。位置はまた、三次元空間内のXYZ座標として表されてもよい。
よって、記録された走査位置は、瞳孔検出時の光学素子の対物レンズの走査位置、または合焦後の走査位置であってもよい。言い換えると、システムの実施形態は、続く測定セッションにて瞳孔を素早く検出するために粗いY位置を記録するように構成されるが、続くセッションでの測定のために合焦及び精密な調節を必要とするシステムを含む。あるいは、または追加で、システムは合焦後または他の精密な調節後に走査位置を記録する。
ステップ450は、第1の眼の1つ以上の測定を、第1の走査位置の光学器具を介して始動させる。ステップ460は当て部位置を記録する。例えば、当て部110bの調節された高さは、当て部110bが以前の測定セッションと同一の位置に配置されるように、患者インターフェースを再構成するなど、後ほどの使用のために記録されてもよい。当該当て部位置は、スカラー値として、またはXYもしくはXYZ座標系内の値として記録されてもよい。
図4Bでは、方法は、調節機構を介してかつ第2の眼に対して、対物レンズを所定の第2のプレ走査位置に位置決めするステップ462aによって続いてもよい。つまり、対物レンズは患者の走査されていない顔半分に移動されて、第2のプレ走査位置で対物レンズを介して撮影される画像は、当て部に対する統計上最大の瞳孔の高さよりも高い、または統計上最小の瞳孔の高さよりも低い患者の顔面積を網羅してもよい。実施形態は、対物レンズまたは測定具を、対物レンズまたは測定具と患者(例えば、患者の鼻)との衝突を回避するために、側を切り替える前にZ方向に(すなわち、患者の顔から離して)後退させることを含んでもよい。
ステップ464は、ステップ420と類似して、調節機構を介して、対物レンズを第2のプレ走査位置から離して、システムが第2の走査位置で第2の眼の瞳孔を検出するまで、反対側の最端に向かって走査する。さらに、ステップ466は、第2の眼に対して、ステップ430に対応する。ステップ468は、ステップ440について記載した様態で第2の走査位置を記録する。ステップ470は、測定具を介する第2の走査位置での第2の眼の1つ以上の測定を始動させる。ステップ472は、ステップ460に関連して説明したように、当て部位置情報を記録する。
図4Cは、図4Bの代替的なステップのセットを提供する。例えば、ステップ462bは、調節機構を介して、対物レンズを、中心位置調整当て部分を通る軸に対して第1の走査位置の鏡映を成す第2のプレ走査位置に位置決めする。このステップは、第2の眼が第1の眼と同一またはそれに近い瞳孔の高さ、及び対称的な瞳孔間距離を有するという仮定に基づく(すなわち、第1及び第2の眼は、図3Aの軸330に対して反射または鏡面対称を示す)。
ステップ474は、システムが第2の走査位置で第2の眼の瞳孔を検出するまで、調節機構を介して対物レンズを走査する。ステップ474は、第2のプレ走査位置が第2の眼に対応するまたはそれに近い位置にあるべきであるため、典型的には小さな調節を含む。
ステップ476は、第2の眼に対して、ステップ430に対応する。ステップ478は、ステップ440に記載される様態で第2の走査位置を記録する。ステップ480は、第2の走査位置での光学器具を介して第2の眼の光学特性を測定する1つ以上の測定を始動させる。ステップ482は当て部位置情報を、ステップ460に関連して説明するように記録する。
提案された技術の実施形態は添付図面に図示して説明しているが、本発明は本明細書に開示される実施形態に限定されないように理解されるものとする。特に、提案された技術は、記載されて以下の特許請求の範囲を逸脱することなく、数多くの再構成、変形、及び置換が可能である。
さらに、当業者であれば、上述のモジュール(例えば、コンピュータ150)の間の境界は単に図示的であると認識するであろう。複数のモジュールは1つモジュールに組み合わされてもよく、1つのモジュールが追加のモジュールに分配されてもよく、モジュールは少なくとも部分的に時間上で重なって実行されてもよい。また、代替的な実施形態は特定のモジュールの複数の場合を含んでもよく、モジュールの順番はさまざまな他の実施形態で入れ替えられてもよい。
しかしながら、他の変形例、変更例、及び代替例もまた、可能である。明細書及び図面は、したがって、限定的な意味ではなく図示的にみなされる。
本発明はまた、コンピュータ回路上で実行するための、コンピュータ回路などのプログラム可能な装置で実行されたときに本発明に係る方法を実行する、またはプログラム可能な装置に本発明に係るデバイスもしくは回路の機能を実装することを可能とするためのコード部分を少なくとも含むコンピュータプログラムに実装されてもよい。
コンピュータプログラムは、特定のアプリケーションプログラム及び/または動作回路などの命令のリストである。コンピュータプログラムは、例えば、1つ以上のサブルーチン、機能、手順、対象方法、対象実行方法、実行可能なアプリケーション、アプレット、サーブレット、ソースコード、対象コード、共有ライブラリ/ダイナミックロードライブラリ及び/または他のコンピュータ回路上で実行するために設計される命令の配列を含んでもよい。
コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に内的に記憶される、またはコンピュータ回路にコンピュータ可読伝送媒体を介して伝送されてもよい。コンピュータプログラムのすべてまたはいくつかは、一時的または非一時的コンピュータ可読媒体に、永久的に、取り外し可能に、または遠隔的に情報処理回路に連結されて設けられてもよい。コンピュータ可読媒体は、例えば、かつ限定することなく、以下のものを任意の数で含んでもよい:いくつかを挙げると、ディスク及びテープ記憶媒体を含む記憶媒体、コンパクトディスク媒体(例えば、CD−ROM、CD−Rなど)などの光学記憶媒体及びデジタルビデオ記憶媒体、FLASHメモリ、EEPROM、EPROM、ROMなどの半導体系メモリユニットを含む不揮発性メモリ記憶媒体、強磁性デジタルメモリ、MRAM、レジスタ、バッファまたはキャッシュ、メインメモリ、RAMなどを含む揮発性記憶媒体、ならびにコンピュータネットワーク、2地点間通信機器、及び搬送波伝送媒体を含むデータ伝送媒体。
コンピュータ処理は典型的に、実行された(ランニング)プログラムまたはプログラムの一部、現プログラム値及び状態情報、ならびに処理の実行を管理するために動作回路によって用いられるリソースを含む。動作回路(OS)はコンピュータのリソースを共有することを管理するソフトウェアであり、プログラマーにそれらのリソースにアクセスするために用いられるインターフェースを提供する。動作回路は回路データ及びユーザ入力を処理し、タスク及び内部回路リソースを、ユーザ及び回路のプログラムへのサービスとして割り当てて管理することで応答する。
コンピュータ回路は、例えば、少なくとも1つの処理ユニット、関連メモリ、及びいくつかの入出力(I/O)デバイスを含んでもよい。コンピュータプログラムを実行するとき、コンピュータ回路はコンピュータプログラムにかかる情報を処理し、結果的に得られる出力情報をI/Oデバイスを介して生成する。
本明細書中に記載される接続は、例えば中間デバイスを介して、対応するノード、ユニットまたはデバイスから、またはそこに信号を送るのに好適な、いかなる種類の接続であってもよい。したがって、暗に伝えられるか別段記載されない限りは、接続は、例えば、直接接続または間接接続であってもよい。接続は、単一接続、複数の接続、一方向接続、または双方向接続として図示されるかそれを参照して記載されてもよい。しかしながら、異なる実施形態は接続の実現を変動させ得る。例えば、別々の一方向接続が双方向接続よりも用いられてもよく、その逆もあり得る。また、複数の接続が、複数の信号を直列的にまたは時分割で送る単一の接続と入れ替えられてもよい。同様に、複数の信号を搬送する単一の接続は、これらの信号のサブセットを搬送するさまざまな異なる接続に分けられてもよい。したがって、信号を送るための多くの選択肢が存在する。

Claims (17)

  1. 眼の測定を行うためのシステムであって、
    前記眼の測定を行うための測定具であって、対物レンズを含み、前記対物レンズを用いて撮像機能を実装する測定具と、
    顔の測定位置を維持するように設計される少なくとも1つの当て部であって、横方向の顔の測定位置を維持するように設計される中心位置調整当て部分を規定する少なくとも1つの当て部と、
    前記眼に対して前記対物レンズを移動させるように適合される調節機構と、
    処理ユニットであって、
    前記調節機構を介してかつ第1の眼に対して、前記対物レンズを所定の第1のプレ走査位置に位置決めし、
    前記調節機構を介して、前記対物レンズを前記第1のプレ走査位置から離して、前記システムが前記第1の眼の瞳孔を検出するまで走査し、
    前記システムが前記第1の眼の前記瞳孔を検出することに依存して、前記測定具を介して、前記第1の眼の1つ以上の測定を始動させる、ように前記システムを制御するように構成される、処理ユニットと、を備え、
    前記処理ユニットは、前記調節機構を介して、前記対物レンズを前記第1のプレ走査位置から離して垂直方向に沿って走査するように、前記システムを制御するように構成される、システム。
  2. 前記処理ユニットは、
    前記調節機構を介してかつ第2の眼に対して、前記対物レンズを、前記第1のプレ走査位置とは異なる所定の第2のプレ走査位置に位置決めし、
    前記調節機構を介して、前記対物レンズを前記第2のプレ走査位置から離して、前記システムが前記第2の眼の瞳孔を検出するまで走査し、
    前記システムが前記第2の眼の前記瞳孔を検出することに依存して、前記測定具を介して前記第2の眼の1つ以上の測定を始動させる、ように前記システムを制御するようにさらに構成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第2のプレ走査位置は、前記中心位置調整当て部分を通過する垂直軸に対して前記第1のプレ走査位置の鏡映を成す、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記処理ユニットは、前記調節機構を介して、前記対物レンズを前記第2のプレ走査位置から離して垂直方向に沿って走査するように、前記システムを制御するように構成される、請求項2に記載のシステム。
  5. 前記測定具は、画像を撮像するための画像センサを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記少なくとも1つの当て部は顎当て部を備え、前記対物レンズの前記第1のプレ走査位置において前記測定具によって撮影される画像は、前記顎当て部に対する統計上最大の瞳孔の高さよりも高い、または統計上最小の瞳孔の高さよりも低い顔面積を網羅する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記対物レンズの前記第2のプレ走査位置において前記測定具によって撮影される画像は、前記顎当て部に対する統計上最大の瞳孔の高さよりも高い、または統計上最小の瞳孔の高さよりも低い顔面積を網羅する、請求項2に従属する請求項6に記載のシステム。
  8. 前記対物レンズの前記第1のプレ走査位置において前記測定具によって撮影される画像は、前記中心位置調整当て部分を通過する垂直中心軸からの瞳孔間距離の統計的変動幅に対応するのに適切な横方向の位置及び横方向の幅を有する顔面積を網羅する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記処理ユニットは、前記第1の眼の前記瞳孔を検出する前記システムに関連する走査位置、及び前記第1の眼の前記1つ以上の測定を始動させる前記システムに関連する走査位置、のうちの少なくとも1つの座標情報を記録するように、前記システムを制御するように構成される、請求項1〜8のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 前記処理ユニットは、前記第2の眼の前記瞳孔を検出するシステムに関連する走査位置、及び前記第2の眼の前記1つ以上の測定を始動させる前記システムに関連する走査位置、のうちの少なくとも1つの座標情報を記録するように、前記システムを制御するように、構成される、請求項2に従属する請求項9に記載のシステム。
  11. 前記処理ユニットは、前記記録された座標情報を取得して、前記取得された座標情報に基づいて前記対物レンズを再調節するように、前記システムを制御するように構成される、請求項9または10に記載のシステム。
  12. 前記少なくとも1つの当て部は、前記調節機構を介して位置的に調節可能に適合される顎当て部を備え、前記処理ユニットは、前記顎当て部の位置情報を前記座標情報と関連付けて記録し、前記記録された位置情報を取得して、前記調節機構を介して、前記取得された位置情報に従って前記顎当て部を再調節するように、前記システムを制御するように構成される、請求項9〜11のいずれか1項に記載のシステム。
  13. 前記処理ユニットは、眼の検出された瞳孔に焦点を合わせるために、前記対物レンズを少なくともZ方向に精密に調節するように、前記システムを制御するように構成される、請求項1〜12のいずれかに記載のシステム。
  14. 前記処理ユニットは、前記第1の眼の始動された1つ以上の測定の完了後に、前記対物レンズを前記第1の眼から離すように後退させるように、前記システムを制御するように構成される、請求項1〜13のいずれか1項に記載のシステム。
  15. 前記測定具は、前記対物レンズを通して測定放射の光線を出射するように構成される光干渉断層計装置を備える、請求項1〜14のいずれか1項に記載のシステム。
  16. コンピュータまたはプロセッサにロードされるとき、もしくはコンピュータまたはプロセッサ上で実行されるときに、前記コンピュータまたはプロセッサに、請求項1〜15のいずれか1項に記載のシステムを制御させるようにするプログラムを含む非一時的コンピュータ可読メモリであって、前記制御は、
    前記調節機構を介してかつ第1の眼に対して、前記対物レンズを所定の第1のプレ走査位置に位置決めすることと、
    前記調節機構を介して、前記システムが前記第1の眼の瞳孔を検出するまで、前記対物レンズを前記第1のプレ走査位置から離して垂直方向に沿って走査することと、
    前記システムが前記第1の眼の前記瞳孔を検出することに依存して、前記測定具を介して、前記第1の眼の1つ以上の測定を始動させることと、を含む、非一時的コンピュータ可読メモリ。
  17. 眼の測定を行うためのシステムの制御方法であって、前記システムは、前記眼の測定を行うための測定具であって、対物レンズを含み、前記対物レンズを用いて撮像機能を実装する測定具と、顔の測定位置を維持するように設計される少なくとも1つの当て部であって、横方向の顔の測定位置を維持するように設計される中心位置調整当て部分を規定する少なくとも1つの当て部と、前記眼に対して前記対物レンズを動かすように適合される調節機構と、を含み、前記方法は、
    前記調節機構を介してかつ第1の眼に対して、前記対物レンズを所定の第1のプレ走査位置に位置決めすることと、
    前記調節機構を介して、前記対物レンズを前記第1のプレ走査位置から離して垂直方向に沿って、前記システムが前記第1の眼の瞳孔を検出するまで走査することと、
    前記システムが前記第1の眼の前記瞳孔を検出することに依存して、前記測定具を介して、前記第1の眼の1つ以上の測定を始動させることと、を含む、方法。
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