JP6399550B2 - 飛行体 - Google Patents

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本発明は、無人での飛行が可能な飛行体に関する。
撮影、測量、検査、試料採取等の様々な用途に無人での飛行が可能な飛行体(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
国際公開第2008/152740号
このような飛行体の運用に際し、普遍的な課題となるのが、飛行体本体の保護である。具体的には、飛行時における障害物との衝突に対する保護、着陸時における地上との衝突に対する保護、載置時における載置場所との接触に対する保護等の様々な物体との接触(衝突)から飛行体本体を保護することが必要である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、飛行体本体から外側へ延びる軸に軸支された保護部材を設け、保護部材を回動させることにより、飛行体本体の様々な部位を保護することが可能な飛行体の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本願記載の飛行体は、無人での飛行が可能な飛行体であって、飛行体本体と、前記飛行体本体から外側へ水平方向へ放射状に延びる複数の回動軸と、前記回動軸に回動可能に軸支され、軸方向と異なる第1方向、並びに軸方向及び第1方向と同一平面上で前記回動軸に対して第1方向と反対側となる第2方向へ、それぞれ突出した保護部材とを備え、前記保護部材は、前記回動軸を中心とした回動により、第1方向及び第2方向が水平方向となる第1形態、並びに第1方向が下方となる第2形態の間で相互に変形可能であり、第2形態の場合に、第1方向側の保護部材の先端は、前記飛行体本体の下端より下方に位置し、第2方向側の保護部材の先端は、前記飛行体本体の上端より上方に位置し、前記保護部材の第2方向側の突出部分は、屈曲可能に構成されており、前記保護部材は、第2形態、及び第2方向側の突出部分を屈曲した第3形態の間で相互に変形可能であることを特徴とする。
また、本願記載の飛行体は、前記保護部材の第2方向側の突出部分の屈曲状況を検出する屈曲検出部と、前記屈曲検出部により、突出部分が屈曲していると検出した場合に、前記保護部材の回動を抑止する手段とを備えることを特徴とする。
また、本願記載の飛行体は、無人での飛行が可能な飛行体であって、飛行体本体と、前記飛行体本体から外側へ水平方向へ放射状に延びる複数の回動軸と、前記回動軸に回動可能に軸支され、軸方向と異なる方向へ突出した保護部材とを備え、前記保護部材は、前記回動軸を回動中心とした回動により、突出方向が水平方向となる第1形態及び突出方向が下方となる第2形態の間で相互に変形可能であり、第2形態の場合に、前記保護部材の先端は、前記飛行体本体の下端より下方に位置し、更に、前記保護部材の先端の、他の物体に対する接触状況を検出する接触検出部と、前記接触検出部により、他の物体に接触していると検出した場合に、前記保護部材の回動による第2形態から第1形態への変形を抑止する手段とを備えることを特徴とする。
また、本願記載の飛行体は、無人での飛行が可能な飛行体であって、飛行体本体と、前記飛行体本体から外側へ水平方向へ放射状に延びる複数の回動軸と、前記回動軸に回動可能に軸支され、軸方向と異なる方向へ突出した保護部材とを備え、前記保護部材は、前記回動軸を回動中心とした回動により、突出方向が水平方向となる第1形態及び突出方向が下方となる第2形態の間で相互に変形可能であり、第2形態の場合に、前記保護部材の先端は、前記飛行体本体の下端より下方に位置し、更に、前記回動軸より上側及び下側の少なくとも一方の側に配設されたプロペラと、前記保護部材に突設され、第1形態の場合に、前記プロペラが配設された側、配設されているプロペラより突出した突出部とを備えることを特徴とする。
本願記載の飛行体は、保護部材の回動等の動作により、様々な形態に変形することが可能である。
本発明によれば、変形可能な保護部材により、様々な状況下で様々な形態に変形し、飛行体本体の様々な部位を保護することが可能である。
本発明に係る飛行体の変形形態の概要を示す斜視図である。 本発明に係る飛行体の第1形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第1形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第1形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第1形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第2形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第2形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第2形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第2形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第3形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第3形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第3形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の第3形態を示す概略外観図である。 本発明に係る飛行体の一部の内部構造を平面視で示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[飛行体の概要]
図1は、本発明に係る飛行体の変形形態の概要を示す斜視図である。本発明に係る飛行体1は、無人での飛行が可能な無人飛行体(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)の一種であり、撮影、測量、検査、試料採取等の様々な用途に用いられる。例えば、撮影に用いる場合、カメラ等の撮影機構23(図2、図3B等参照)を搭載し、上空から地上、海上、災害現場等の撮影対象に対して、可視光線、赤外線、近赤外線、紫外線等の様々な波長で撮影を行うことができる。例えば、測量に用いる場合、GNSS(Global Navigation Satellite System:全地球測位システム)等の位置特定機構及び撮影機構23を搭載し、上空から河川、火山の火口等の撮影対象を様々な角度から撮影し、撮影位置に基づいて演算することにより、正確な測量を行うことができる。例えば、検査に用いる場合、超音波探知機、放射線検出機等の検査機構を搭載し、塔、橋梁、地表等の検査対象に対し、ひび割れ等の異常の有無、更には線量分布等の事項について検査することができる。また、例えば、試料採取に用いる場合、サンプリングケース等の採取機構を搭載し、例えば、噴火中の火山の上空を飛行することにより、噴出物を採取することができる。このような様々な用途に用いられる飛行体1は、操作者が、無線通信可能な操作装置を操作することで飛行することも可能であり、また、プログラムに従って定められた飛行経路上を自律飛行することも可能である。
本発明に係る飛行体1は、飛行体本体2の周囲に、円弧状をなす保護部材3を複数配設して構成されている。飛行体本体2は、略円柱状をなす胴体部20と、胴体部20の側壁の周囲に配置され、胴体部20と同心の略円環状をなす支持部材21と、支持部材21に支持された回転翼機構22とを備えている。飛行体1は、飛行時、載置時、離陸時、着陸時、収納時、運搬時等の様々な状況下において、様々な形態に適宜変形することが可能である。飛行体1は、略円柱状をなす胴体部20の中心軸が鉛直方向に平行となる姿勢を基準姿勢としており、基準姿勢を維持しつつ離陸、飛行(ホバリングを含む)、着陸等の動作を行う。
図1(a)は、飛行体1の第1形態を示している。第1形態は、例えば飛行時において好ましい形態である。第1形態では、略円弧状をなす保護部材3の円弧面が略水平となる。第1形態においては、例えば、飛行中、保護部材3により、飛行体本体2を保護することが可能となる。
図1(b)は、飛行体1の第2形態を示している。第2形態は、例えば、載置時、離陸時、着陸時等の足場と接する状況下において好ましい形態である。第2形態では、保護部材3の円弧面が略鉛直となり、保護部材3のうちで下方に突出した部分が脚部として機能する。
図1(c)は、飛行体1の第3形態を示している。第3形態は、例えば、収納時、運搬時等の小型化を必要とする状況下において好ましい形態である。第3形態では、保護部材3の円弧面が鉛直となっているだけで無く、保護部材3のうち上方に突出した部分が飛行体本体2の中心方向へ向けて屈曲している。
飛行体1は、第1形態及び第2形態の間で相互に変形することが可能であり、第2形態及び第3形態の間で相互に変形することが可能である。即ち、飛行体1は、第1形態から第2形態に変形し、更に第3形態に変形することができる。また、第3形態から第2形態に変形し、更に第1形態に変形することができる。
[第1形態]
次に、各形態における飛行体1の具体的な構成について説明する。先ず、第1形態について説明する。図2及び図3A乃至図3Cは、本発明に係る飛行体1の第1形態を示す概略外観図である。図2は、斜視図である。図3A、図3B及び図3Cは、平面図、正面図及び左側面図である。図2等の図面に例示した飛行体1は、飛行体本体2から外側へ水平方向へ放射状に延びる4本の回動軸4を備えている。ここで、水平方向とは、厳密な意味で水平で無くとも良く、多少のずれがあっても略水平方向へ延びていれば良い。それぞれの回動軸4は、等間隔に、即ち、90度の間隔で配置されている。また、各回動軸4の先端には、それぞれ保護部材3が回動可能に軸支されている。
飛行体本体2の構成について詳述する。飛行体本体2の胴体部20は、丸みを帯びた略円柱状をなしており、飛行制御、電源制御、形態制御、付属機能制御等の様々な制御を行う各種機構が内蔵されている。飛行制御とは、離陸、飛行、着陸等の飛行に関する制御であり、例えば、姿勢制御、位置特定、自律航行制御等の制御が挙げられる。電源制御とは、発電、給電、残量検出等の電力に関する制御である。形態制御とは、飛行体1の形態変化に関する制御である。付属機能制御とは、撮影、測量、検査、試料採取等の用途に応じた付属機能の動作に対する制御である。
支持部材21は、胴体部20の側壁の周囲に配置され、回転翼機構22、並びに回動軸4及び保護部材3を支持する部材である。支持部材21は、胴体部20から略水平方向へ放射状に延びる扁平な形状の4本の軸支持部21aと、各軸支持部21aの先端にて支持され、胴体部20と同心の略円環状をなす円環部21bと、円環部21bに設けられた4個の回転翼支持部21cとを備えている。軸支持部21aは、それぞれ回動軸4の付け根部分を内包しており、回動軸4の軸受けとして機能する。4個の回転翼支持部21cは、基準姿勢において、中心軸が鉛直方向に平行な略円柱状をなしており、側壁を貫く円環部21bにより支持されている。各回転翼支持部21cは、それぞれ円環部21b上で各軸支持部21aの間に位置するように配置されており、回転翼機構22を支持する台座となっている。円環部21b上で回動軸4と回転翼機構22とが等間隔で交互に位置するように配置することにより、それぞれの構成が重なることを回避して構造が複雑化することを防止している。また、円環部21bを支持する軸支持部21aを扁平な形状に形成し、回動軸4の軸受けとして使用することにより、胴体部20から直接回動軸4を延伸する場合と比べて強度を高めることができる。更に、回転翼機構22を胴体部20から延伸する軸材にて支持するのでは無く、円環部21b上に配設することも強度を高めるために効果的である。
回転翼機構22は、円環部21b上に配置された4個の回転翼支持部21cのそれぞれに設けられている。回転翼支持部21cの上面には、回転翼機構22として、上部モータ22aが配設され、上部モータ22aにより上部プロペラ22bが回動自在に軸支されている。また、回転翼支持部21cの下面には、回転翼機構22として、下部モータ22cが配設され、下部モータ22cにより下部プロペラ22dが回動自在に軸支されている。上部プロペラ22b及び下部プロペラ22dは、回転方向が逆になるように配置されており、例えば、上昇時、上部プロペラ22bが平面視右回転となる場合、下部プロペラ22dは平面視左回転となる。上部プロペラ22b及び下部プロペラ22dは、各回転翼支持部21cに支持される回転翼機構22のそれぞれに配設されている。即ち、飛行体1は、上部プロペラ22b4枚と下部プロペラ22d4枚との合計8枚のプロペラをそれぞれのモータにて回転することにより飛行する。飛行体1は、8枚のプロペラを用いることにより、冗長性が高くなり、一部に故障が生じても飛行機能を維持することが可能となる。また、上下にそれぞれ4枚ずつのプロペラを配置した飛行体1は、8枚のプロペラの全ての回転面が同一平面に含まれるように配置する場合と比べ、水平方向の空間を効率的に利用することができ小型化することが可能である。
飛行体1は、4本の回動軸4と、各回動軸4にそれぞれ回動可能に軸支された保護部材3とを備えている。保護部材3は、支持されている回動軸4の軸方向と異なる第1方向へ突出する第1保護部30、並びに軸方向及び第1方向と同一平面上で回動軸4に対して第1方向と反対側となる第2方向へ突出する第2保護部31を備えている。
更に具体的に説明する。回動軸4の先端近傍には、保護部材3が回動自在に軸支されている。保護部材3は、回動軸4の先端近傍から回動軸4と略直角をなす角度から飛行体本体2側へ湾曲するように略弧状に突出する第1保護部30と、第1保護部30と反対方向へ回動軸4と略直角をなす角度から飛行体本体2側へ湾曲するように略弧状に突出する第2保護部31とを備えている。第1保護部30及び第2保護部31の回動軸4からの長さは略同程度であり、回動軸4と保護部材3とで略つるはし状の形状となるように形成されている。また、飛行体1を平面視した場合、保護部材3の外郭は胴体部20を中心とした円の円周に沿うように形成されている。飛行体1の外形が略円状となることにより、飛行体1は、飛行中に障害物に接触した場合でも、接触による衝撃を受け流し易く、飛行姿勢を維持することが容易である。
第1保護部30は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP:carbon fiber reinforced )等の軽量で丈夫な板状材料を折り曲げた形状に形成した筐体内に後述する様々な部品が組み込まれている。第2保護部31は、炭素繊維強化プラスチック等の軽量で丈夫な板状材料を断面視略U字状になるように2カ所で折り曲げた形状に形成されており、応力が生じ難い箇所に開口部31aを開設することにより、強度を維持しながらも軽量化を行っている。本実施形態で例示する開口部31aの形状はあくまでも一例であり、保護部材3の形状、材料、要求される強度、応力分布、その他意匠性等の様々な要因に基づいて適宜決定される。
また、保護部材3には上下方向に突出するように突出部32が突設されている。上方向に突出する突出部32は、上部プロペラ22bより上方まで突出しており、下方向に突出する突出部32は、下部プロペラ22dより下方まで突出している。突出部32を上部プロペラ22b及び下部プロペラ22dより突出させることにより、上部プロペラ22b又は下部プロペラ22dを上下方向からの障害物の接触から保護している。例えば、橋梁を検査すべく下方から接近する場合に、橋梁の下部に上部プロペラ22bが接触することを防止することができる。本実施形態で例示する保護部材3は、第1保護部30上で回動軸4に軸支された付け根付近に突起物として突設されているが、第1保護部30全体を上下に突出するように形成して突出部32とする等、適宜設計することが可能である。
また、飛行体1は、胴体部20の下部に撮影機構23を備えている。撮影機構23は、撮影制御部23aとカメラ23bとを備え、必要に応じて胴体部20内の制御機器と連携して撮影制御部23aによりカメラ23bの動作及び処理を制御している。なお、本実施形態では、撮影機構23を例示しているが、飛行体1の用途に応じて胴体部20の下部、上部、内部等の様々な位置に様々な機構を追加することが可能である。更に、飛行体1は、胴体部20の下方に、操作装置、各種無線通信設備等の様々な通信機器と通信可能なアンテナ24を備えている。また、胴体部20の内部には、GNSS衛星との通信に用いる図示しないアンテナが上方に向けて配設されている。
以上のように、本発明に係る飛行体1は、第1形態に変形することにより、飛行時等の状況下において、保護部材3による飛行体本体2の保護等の様々な機能を有し、様々な観点から異常に対する冗長性を高め、飛行能力等の様々な動作機能を維持することが可能である。例えば、飛行中、障害物が飛行体1の側方から衝突した際に、保護部材3に損傷が発生したとしても、保護部材3により飛行体本体2が保護されるので、飛行体1の動作機能を維持することが可能となる。
[第2形態]
次に、第2形態について説明する。図4及び図5A乃至図5Cは、本発明に係る飛行体1の第2形態を示す概略外観図である。図4は、斜視図である。図5A、図5B及び図5Cは、平面図、正面図及び左側面図である。飛行体1は、回動軸4に軸支された保護部材3を、回動軸4を回動中心として90度回動し、第1保護部30が下方に向き、第2保護部31が上方に向くようにすることで、第1形態から第2形態に変形する。また、飛行体1は、保護部材3を逆方向へ90度回動させることにより、第2形態から第1形態へ変形する。第2形態に変形した飛行体1は、第2保護部31と比べて強度の高い第1保護部30が脚部として機能する。
第2形態の飛行体1は、地面、載置台等の足場に対して、脚部として第1保護部30が当接するので、載置時、離陸時、着陸時等の状況下で飛行体1の基準姿勢を維持することができ、また、飛行体本体2の下部、例えば撮影機構23及びアンテナ24を保護することが可能となる。なお、飛行体1は、第2形態で飛行することも可能であり、第2形態で飛行した場合、飛行体本体2の上部及び下部をも保護することができる。従って、例えば、橋梁の下側の検査のように上方に障害がある状態での飛行の際に、飛行体本体2の上部を保護する形態として適用することも可能である。
[第3形態]
次に、第3形態について説明する。図6及び図7A乃至図7Cは、本発明に係る飛行体1の第3形態を示す概略外観図である。図6は、斜視図である。図7A、図7B及び図7Cは、平面図、正面図及び左側面図である。飛行体1の保護部材3の第2保護部31は、第1保護部30と係合する付け根近傍を回動軸として回動し、胴体部20側へ向けて屈曲可能に構成されている。飛行体1は、第2保護部31を屈曲することにより、第2形態から第3形態へ変形する。また、第3形態に変形した飛行体1は、第2保護部31を元の位置に戻すことにより、第3形態から第2形態へ変形する。
第3形態の飛行体1は、保護部材3の下方に突出した第1保護部30が脚部となり、かつ上方に突出した部分が屈曲して載置時の高さが低くなるので、外形を小型化することができる。従って、飛行体1の大きさを適切に設計することにより、例えば、自動車への収納が容易になり、効率的な運搬を実現することができる。また、本実施形態として例示するように保護部材3を等間隔で4箇所に配置した形態では、底面が正方形状をなす直方体状の箱に対して、各保護部材3の位置が正方形の頂点に対応するように配置することで、効率的に収納することが可能となる。従って、例えば、飛行機への持ち込み基準に適合した大きさに設計することで、飛行機による効率的な運搬を実現することができる。なお、飛行体1は、第3形態で飛行することも可能であり、特に、飛行体本体2の上部に強い衝撃を受けるおそれがある場合に有効である。
[内部構成]
次に飛行体1の形態変形に係る内部構成について説明する。図8は、本発明に係る飛行体1の一部の内部構造を平面視で示す概略図である。なお、図8においては、理解を容易にするため、説明に必要な内部構造を太線で示し、飛行体1の外部の形状を細線で示している。飛行体1の飛行体本体2が備える胴体部20は、軸支持部21a側に突起部を有しており、胴体部20の突起部内に回動モータ25を収納している。回動モータ25は、回動軸4を軸支している。また、胴体部20には、飛行体1に関する各種制御を行う各種CPU(Central Processing Unit)等の制御部26が収納されており、制御部26により、回動モータ25は制御されている。即ち、制御部26の制御により、回動モータ25が回動し、回動モータ25に連動して回動軸4が回動することにより、回動軸4の先端に軸支された保護部材3が回動する。このような構成により、飛行体1は、第1形態及び第2形態の間で相互に変形する。なお、回動モータ25による回動は、操作装置を用いて無線操作することも可能であり、離陸時及び着陸時に自動で制御することも可能である。
回動軸4の先端には、保護部材3のうち第1保護部30が固定されている。第1保護部30は、回動軸4に固定される部分と略弧状に湾曲する部分とを有し、それらの共通部分として屈曲した部位を有している。第2保護部31は、第1保護部30の屈曲した部位に対し、略L字状をなす係止具31bにより係止されている。係止具31bのL字に対する奥行き方向の厚みは、第1保護部30の奥行き方向の内径に略等しく、第1保護部30の内側にL字の一辺を構成する挿嵌部31dが嵌め込まれた状態で嵌設され、第1保護部30に固定されている。また、L字の屈曲部近傍で第1保護部30及び第2保護部31が揺動するように軸ピン31cが嵌挿されている。係止具31bのL字の他辺側は、第2保護部31の先端側へ向けて内縁に沿うように配設されており、係止具31bの他辺側の先端近傍には、第1枢支孔31fが開設されている。第1枢支孔31fには、第2保護部31の内側から係止具31bに設けられた枢支ピン31eが挿嵌している。また、第2保護部31の外縁側には、枢支ピン31eが挿嵌可能な第2枢支孔31gが開設されており、第2保護部31が、軸ピン31cを揺動軸として屈曲した場合に、枢支ピン31eは第2枢支孔31gに対して第2保護部31の内側から挿嵌する。枢支ピン31eは、第2保護部31の内側から図示しない圧縮バネにより押圧されており、圧縮バネに抗して枢支ピン31eを押し込むことにより、保護部材3を屈曲し、また元に戻すことが可能となる。このような構成により、飛行体1は、第2形態及び第3形態の間で相互に変形する。
また、第1保護部30の先端には、他の物体に対する接触状況を検出する接触センサ(接触検出部)30aが設けられている。接触センサ30aは、図示しない配線により制御部26に接続されている。接触センサ30aは、他の物体に接触していることを検出した場合、接触していることを示す接触検知信号を制御部26へ出力する。制御部26は、接触検知信号を受信すると、保護部材3が回動しないように又は回動を停止或いは遅くするように回動モータ25を制御する。即ち、接触センサ30aにより、第1保護部30の先端が他の物体に接触していると検出した場合、保護部材3の回動を抑止する。このような構成により、例えば、飛行体1が第2形態で地面に載置されている場合、接触センサ30aが接触を検出するので、誤操作又は誤動作により第1形態に変形することを防止することができる。
更に、第1保護部30及び第2保護部31の係合部分には、第2保護部31の揺動による保護部材3の屈曲状況を検出する屈曲センサ(屈曲検出部)31hが設けられている。屈曲センサ31hは、図示しない配線により制御部26に接続されている。屈曲センサ31hは、保護部材3が屈曲していることを検出した場合、屈曲していることを示す屈曲検知信号を制御部26へ出力する。制御部26は、屈曲検知信号を受信すると、保護部材3が回動しないように又は回動を停止するように回動モータ25を制御する。即ち、屈曲センサ31hにより、保護部材3の第2保護部31が屈曲していると検出した場合、保護部材3の回動を抑止する。このような構成により、第3形態として保護部材3が屈曲している場合、屈曲センサ31hが屈曲を検出するので、誤操作又は誤動作により第1形態に変形することを防止することができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形態で実施することが可能である。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
例えば、保護部材3の配置、数、形状等の構成は適宜設計することが可能であり、例えば、直線状の保護部材3を6箇所に配置することも可能であり、この場合、第3形態として搬送する場合に、複数の飛行体1を効率的に収納することが可能となる。また、第2形態の場合の保護部材3の角度も自立可能であれば鉛直に限るものではない。
また、飛行体1が変形するための構造についても、実施形態に限定されるものではなく、様々な形態に設計することが可能である。例えば、保護部材3を回動させる構造として、複数のギアを用いて各回動軸4を連動可能に連結し、一のギアを回動モータ25にて回動させるように構成しても良い。また、例えば、第2保護部31の屈曲部分にモータを組み込み、自動で屈曲するように構成する等、適宜設計することが可能である。
1 飛行体
2 飛行体本体
22 回転翼機構
22b 上部プロペラ
22d 下部プロペラ
26 制御部
3 保護部材
30 第1保護部
30a 接触センサ(接触検出部)
31 第2保護部
31h 屈曲センサ(屈曲検出部)
32 突出部
4 回動軸

Claims (4)

  1. 無人での飛行が可能な飛行体であって、
    飛行体本体と、
    前記飛行体本体から外側へ水平方向へ放射状に延びる複数の回動軸と、
    前記回動軸に回動可能に軸支され、軸方向と異なる第1方向、並びに軸方向及び第1方向と同一平面上で前記回動軸に対して第1方向と反対側となる第2方向へ、それぞれ突出した保護部材と
    を備え、
    前記保護部材は、前記回動軸を中心とした回動により、第1方向及び第2方向が水平方向となる第1形態、並びに第1方向が下方となる第2形態の間で相互に変形可能であり、
    第2形態の場合に、第1方向側の保護部材の先端は、前記飛行体本体の下端より下方に位置し、第2方向側の保護部材の先端は、前記飛行体本体の上端より上方に位置し、
    前記保護部材の第2方向側の突出部分は、屈曲可能に構成されており、
    前記保護部材は、第2形態、及び第2方向側の突出部分を屈曲した第3形態の間で相互に変形可能である
    ことを特徴とする飛行体。
  2. 請求項1に記載の飛行体であって、
    前記保護部材の第2方向側の突出部分の屈曲状況を検出する屈曲検出部と、
    前記屈曲検出部により、突出部分が屈曲していると検出した場合に、前記保護部材の回動を抑止する手段と
    を備えることを特徴とする飛行体。
  3. 無人での飛行が可能な飛行体であって、
    飛行体本体と、
    前記飛行体本体から外側へ水平方向へ放射状に延びる複数の回動軸と、
    前記回動軸に回動可能に軸支され、軸方向と異なる方向へ突出した保護部材と
    を備え、
    前記保護部材は、前記回動軸を回動中心とした回動により、突出方向が水平方向となる第1形態及び突出方向が下方となる第2形態の間で相互に変形可能であり、
    第2形態の場合に、前記保護部材の先端は、前記飛行体本体の下端より下方に位置し、
    更に、
    前記保護部材の先端の、他の物体に対する接触状況を検出する接触検出部と、
    前記接触検出部により、他の物体に接触していると検出した場合に、前記保護部材の回動による第2形態から第1形態への変形を抑止する手段と
    を備える
    ことを特徴とする飛行体。
  4. 無人での飛行が可能な飛行体であって、
    飛行体本体と、
    前記飛行体本体から外側へ水平方向へ放射状に延びる複数の回動軸と、
    前記回動軸に回動可能に軸支され、軸方向と異なる方向へ突出した保護部材と
    を備え、
    前記保護部材は、前記回動軸を回動中心とした回動により、突出方向が水平方向となる第1形態及び突出方向が下方となる第2形態の間で相互に変形可能であり、
    第2形態の場合に、前記保護部材の先端は、前記飛行体本体の下端より下方に位置し、
    更に、
    前記回動軸より上側及び下側の少なくとも一方の側に配設されたプロペラと、
    前記保護部材に突設され、第1形態の場合に、前記プロペラが配設された側、配設されているプロペラより突出した突出部と
    を備える
    ことを特徴とする飛行体。
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