JP6746137B2 - 無人航空機 - Google Patents

無人航空機 Download PDF

Info

Publication number
JP6746137B2
JP6746137B2 JP2016215665A JP2016215665A JP6746137B2 JP 6746137 B2 JP6746137 B2 JP 6746137B2 JP 2016215665 A JP2016215665 A JP 2016215665A JP 2016215665 A JP2016215665 A JP 2016215665A JP 6746137 B2 JP6746137 B2 JP 6746137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aerial vehicle
unmanned aerial
reinforcing
laser scanner
multicopter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016215665A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018070079A (ja
Inventor
紀代一 菅木
紀代一 菅木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Prodrone Co Ltd
Original Assignee
Prodrone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Prodrone Co Ltd filed Critical Prodrone Co Ltd
Priority to JP2016215665A priority Critical patent/JP6746137B2/ja
Publication of JP2018070079A publication Critical patent/JP2018070079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6746137B2 publication Critical patent/JP6746137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

本発明は、無人航空機を用いた測量技術に関する。
下記特許文献1には、レーザスキャナで地表形状を測量する航空機が開示されている。
特開2007-64811号公報
小型の無人航空機にレーザスキャナを搭載し、空中から地形を測量する試みが進められている。このような方法により例えば都心部や渓谷、峡谷などを測量する場合、無人航空機の仕様や法令上の制約より、無人航空機の飛行可能高度が、機体の周囲に存在する地物よりも低くなることがある。このような条件下で機体周囲の完全な地形を測量するためには、無人航空機の飛行位置よりも上方へレーザ光を照射する必要がある。
例えばレーザスキャナが機体の下部に配置されている場合、レーザスキャナから上方または斜め上方に照射されたレーザ光が無人航空機の機体に遮られ、レーザスキャナにより走査可能な角度範囲が制限されるという問題がある。一方、レーザスキャナを機体の上部に配置した場合には、機体下方の走査範囲が制限される。無人航空機の機体の上下にレーザスキャナをそれぞれ配置することで機体の全周を走査することが可能となるが、この場合、機体のコストや重量の問題が生じる。その他、レーザスキャナを機体の下部に配置して測量を行い、その後機体の上部に配置し直して再度測量を行う方法では、作業時間や工数の問題が生じることとなる。
上記問題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、機体の飛行位置よりも上方に存在する地物を含む広範な地形を、レーザスキャナを用いて効率的に測量可能な無人航空機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の無人航空機は、複数の回転翼と、所定の角度範囲を走査可能なレーザスキャナと、を備える無人航空機であって、前記無人航空機の胴体には、該胴体の幅が他の部分よりも細く形成されたくびれ部が設けられており、前記くびれ部により、前記レーザスキャナの照射光と前記胴体との接触が回避または低減されていることを特徴とする。
無人航空機の胴体にくびれ部を設けることにより、レーザスキャナは、くびれ部により確保された隙間を通してレーザ光を照射することができる。これにより、一台のレーザスキャナで機体の斜め上方を含む広範な地形を走査することが可能となる。
また、前記レーザスキャナは、前記無人航空機の側方にある地物を上下または斜めに走査可能な向きに配置されていることが好ましい。
無人航空機の胴体によりレーザ光が遮られる問題は、レーザスキャナの走査方向が鉛直であるとき、より正確には、レーザスキャナの走査方向が水平ではないときに生じる。すなわち、レーザスキャナが、無人航空機の側方にある地物を上下または斜めに走査可能な向きに配置されているときに、本発明のくびれ部はその効果を特に発揮することができる。
また、前記レーザスキャナは180度を超える角度範囲を走査可能であることが好ましい。
レーザスキャナが180度を超える角度範囲を走査可能であり、また、無人航空機の側方にある地物を上下または斜めに走査可能な向きに配置されている場合。レーザスキャナの走査範囲には、必然的に無人航空機の飛行位置よりも上方の空間が含まれるため、レーザ光が無人航空機の胴体に遮られる可能性が高くなる。本発明の無人航空機によれば、くびれ部により確保された隙間を通してレーザ光を照射可能であることから、180度を超える角度範囲を走査する場合でもレーザ光と機体の接触を回避または低減することができる。
また、前記くびれ部には、略角筒形状に構成され、該くびれ部と一体化された補強部が設けられており、前記補強部は、その筒軸方向が水平となる向きに配置され、前記胴体の幅方向と直交する方向に延びていることが好ましい。
くびれ部の胴体の幅は他の部分よりも細く形成されている。そのため、くびれ部が機体の強度上のボトルネットとなるおそれがある。略角筒形状に形成された補強部によりくびれ部の曲げ剛性を高めることにより、レーザスキャナの走査可能範囲の拡張と機体強度との両立を図ることが可能となる。
また、前記補強部の筒内には、該補強部の内面を支持し、該補強部の変形を抑制する補強板が配置されていることが好ましい。このとき、前記補強板は、前記補強部の筒軸方向に沿って複数枚配置されていることが好ましい。
補強部の形状を維持するための補強板が補強部の筒内に配置されていることにより、補強部自体の変形を抑制することができる。
また、前記補強板には、該補強板の厚み方向に貫通された穴部が形成されており、前記穴部には、円柱形状または円筒形状の補強軸が挿通されており、前記補強軸および前記補強板は一体化されていることが好ましい。
補強板に設けられた穴部に補強軸が挿通され、これら補強板および補強軸が一体化されていることにより、くびれ部のねじり剛性が高められ、くびれ部の変形をより安定的に抑制することが可能となる。
また、本発明の無人航空機は、前記各回転翼を支持する複数のアームを備え、前記各アームは、その基端部を中心として水平方向に回動可能である構成としてもよい。
一般に、複数の回転翼を備える無人航空機は、胴体から複数のアームが放射状に延びており、その各先端に回転翼が配置されている。そして、無人航空機を用いて測量を行う場合には、その機体を測量地に運び込む必要がある。例えばその測量地に車両で乗り入れることが可能であるときは、無人航空機の運搬上の問題は特に生じないものと思われる。しかし、それが例えば渓谷や峡谷など、舗装が施されていない場所であるときは、測量地には最終的に徒歩で向かうことになる。このときに無人航空機のアームが固定されていると、アームや回転翼がかさばり、作業員が機体を持ち運ぶときの妨げとなりうる。本構成のように、これらアームを折り畳み可能とすることにより、作業員が運搬しやすい形に機体を変形させることが可能となる。
また、本発明の無人航空機は、前記各回転翼を支持する複数のアームを備え、前記各アームは、前記胴体から取り外し可能である構成としてもよい。
上で述べたように、無人航空機のアームが固定されていると、作業員が無人航空機を徒歩で持ち運ぶときの妨げとなりうる。本構成のように、これらアームを胴体から取り外し可能とすることにより、機体をさらにコンパクトにまとめて運搬することが可能となる。
以上のように、本発明の無人航空機によれば、機体の飛行位置よりも上方に存在する地物を含む広範な地形を、レーザスキャナを用いて効率的に測量することができる。
マルチコプターの外観を示す斜視図である。 マルチコプターの平面図である。 図2のA−A方向断面図である。 くびれ部の補強構造を示す透過斜視図である。 マルチコプターの機能構成を示すブロック図である。 マルチコプターのアームを折り畳んだ状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。以下に説明する実施形態は、複数の回転翼を備える無人航空機の一種であるマルチコプターにレーザスキャナを搭載した例である。なお、以下の説明における「上」および「下」とは図1における上下方向をいい、図1に示される座標軸表示のZ軸方向に平行な方向をいう。また、「水平」とは、同座標軸表示で示されるXY平面方向をいう。「前」および「後ろ」とは、同座標軸表示のX軸方向に平行な方向をいい、X側を「前」、X側を「後ろ」とする。また、マルチコプターの機体について「幅」とは、同座標軸表示のY軸方向における機体の長さをいう。
〔全体構成〕
図1はマルチコプター100の外観を示す斜視図である。図2はマルチコプター100の平面図である。マルチコプター100の機体は、本体部である胴体101、胴体101から放射状に延びた4本のアーム102、および各アーム102の先端に配置されたロータRにより構成されている。本実施形態の胴体101はCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)製の板材により組み立てられており、各アーム102にもCFRP製のパイプ材が用いられている。これによりマルチコプター100の軽量化と機体強度の確保との両立が図られている。
マルチコプター100の胴体101の下部にはレーザスキャナ300が取り付けられている。レーザスキャナ300は測量用の一般的なレーザスキャナであり、照射したレーザ光の反射波から地物との距離を測定し、地形の三次元点群データを取得する。本実施形態のレーザスキャナ300は、360度の角度範囲を走査可能な照射部310を備えており、マルチコプター100の側方にある地物を鉛直方向に走査可能な向きに配置されている。
〔くびれ部〕
マルチコプター100の胴体101には、胴体101の幅が他の部分よりも細く形成されたくびれ部101cが設けられている。本実施形態のくびれ部101cは、胴体101における各アーム102との連結部から、胴体101の前後方向中心に向かって胴体101の幅が次第に細くなるように形成されている。レーザスキャナ300の照射部310は、くびれ部101cのうち、胴体101の幅が最も細く形成された部分の下方に配置されている。これによりレーザスキャナ300の走査可能範囲が最大化されている。
図3は、図2のA−A方向断面図である。以下、図3を参照して、くびれ部101cによるレーザスキャナ300の走査可能範囲の拡張効果について説明する。図3(a)は、くびれ部101cが設けられていないと仮定した場合のマルチコプター100であるマルチコプター100′の走査可能範囲を示す断面模式図である。図3(b)は、くびれ部101cを有する本実施形態のマルチコプター100の走査可能範囲を示す断面模式図である。
上で述べたように、本実施形態のレーザスキャナ300は、その走査方向が鉛直となる向きに配置されており、さらにレーザスキャナ300の照射部310は360度の視野角(FOV:Field Of View)を有している。そのため、レーザスキャナ300の走査可能範囲の一部は、必然的にマルチコプター100の胴体101により遮られることとなる。なお、同様の問題は照射部310の走査方向が鉛直の場合だけでなく、少なくともその走査方向が水平ではない場合に生じうる。
図3(a)のマルチコプター100′のように、胴体101にくびれ部101cが設けられていない場合、機体の飛行位置よりも上方に照射されたレーザ光が胴体101により広い角度範囲にわたって遮られ、レーザスキャナ300の走査可能範囲はVに制限される。例えば都心部や渓谷、峡谷などの地形を測量する場合、マルチコプター100の仕様や法令上の制約より、マルチコプター100の飛行可能高度が、マルチコプター100の周囲に存在する地物よりも低くなることがある。このような条件下でマルチコプター100′により周囲の完全な地形を走査するためには、地物の頂部までレーザ光が届くように、マルチコプター100′とその側方に存在する地物との間に十分な距離を空ける必要がある。そのため、測量地の環境条件によっては測量が困難となることも考えられる。
一方、図3(b)に示すように、本実施形態のマルチコプター100では、くびれ部101cにより確保された隙間を通してレーザスキャナ300のレーザ光を斜め上方へ広く照射することが可能とされている。これにより、レーザ光と胴体101との接触が抑えられ、広範な角度範囲の地形を走査することが可能とされている。
なお、本実施形態のレーザスキャナ300の照射部310は360度の視野角を有しているが、照射部310の視野角がそれ以下であっても、機体の飛行位置よりも上方を走査する場合には、くびれ部101cにより走査可能範囲の拡張効果を得ることができる。例えば図3(c)に示すように、機体の一方の側方と下方のみを走査するような場合でも、くびれ部101cにより斜め上方の走査範囲を確保することができる。また、照射部310の視野角が360度以下であっても、これが180度を超えている場合には、レーザスキャナ300の走査範囲には必然的にマルチコプター100の飛行位置よりも上方の空間が含まれることになるため、レーザ光が胴体101に遮られる可能性が高くなる。本実施形態のマルチコプター100によれば、くびれ部101cにより確保された隙間を通してレーザ光を照射可能であることから、180度を超える角度範囲を走査する場合でもレーザ光と機体の接触を回避または低減することが可能である。
〔くびれ部の補強構造〕
図4は、くびれ部101cの補強構造を示す透過斜視図である。くびれ部101cには略角筒形状に構成された補強部200が設けられている。補強部200は、その筒軸方向の軸線Bがマルチコプター100の前後方向に沿って水平に延びる向きに配置されている。本実施形態の補強部200は、肉抜きが施され、平行に配置された側壁200a,200bと、その上下を覆う胴体101の上板101aおよび下板101bにより構成されている。くびれ部101cが略角筒形状の補強部200で支持されていることにより、くびれ部101cの曲げ剛性が高められている。なお、本実施形態の補強部200は、胴体101の上板101aおよび下板101bをその一部として利用することで部品点数を削減しているが、予め角筒形状に構成された補強部をねじや接着剤で胴体101に接合してもよい。
また、補強部200の筒内には、矩形の平板部材である補強板210が配置されている。本実施形態の補強板210は、補強部200の筒軸方向に沿って三枚配置されている。補強部200が補強板210に内側から支えられることで、補強部200自体の変形が抑制されている。
さらに、各補強板210には、これら補強板210の厚み方向に貫通された穴部210aが形成されている。穴部210aには、円筒形状のパイプ材である補強軸290が挿通されている。補強軸290の先端部は、胴体101に固定された板材である固定板220に支持されている。なお、本実施形態の補強部200を構成する上板101a、下板101b、側壁200a,200b、補強板210、および補強軸290は、接着剤で互いに接合され、一体化されている。各補強板210が円筒形状の補強軸290に固定され、これら補強板210により補強部200が内側から支えられることで、くびれ部101cのねじり剛性が高められている。また、補強部200を構成する各部材の接合に接着剤が用いられていることにより、ねじの重量が軽減されるとともに、機体構造の簡略化が図られている。
くびれ部101cにおける胴体101の幅は他の部分よりも細く形成されている。そのため、くびれ部101cは機体の強度上のボトルネットとなるおそれがある。上述のように、本実施形態のマルチコプター100では、補強部200によりくびれ部101cの曲げ剛性およびねじり剛性が高められていることにより、レーザスキャナ300の走査可能範囲の拡張と機体強度との両立が図られている。
なお、補強部200は本発明の必須構成ではなく、胴体101に金属材料が用いられている場合や、マルチコプター100の重量が極めて小さい場合など、くびれ部101cに起因して胴体101が変形するおそれがないときにはこれを省略することもできる。また、補強板210の形状も、本実施形態のような平板部材には限られず、補強部200の内面を支持する筋交を設けてもよい。
〔マルチコプターの機能構成〕
図5はマルチコプター100の機能構成を示すブロック図である。マルチコプター100の機能は、主に、フライトコントローラFC、4基のロータR、これらロータRの回転を制御するESC141(Electric Speed Controller)、レーザスキャナ300、および、これらに電力を供給するバッテリー190により構成されている。
各ロータRは、モータ142と、その出力軸に連結されたブレード143とにより構成されている。ESC141は、ロータRのモータ142に接続されており、フライトコントローラFCから指示された速度でモータ142を回転させる。
フライトコントローラFCは、マイクロコントローラである制御装置120を備えている。制御装置120は、中央処理装置であるCPU121、ROMやRAMなどの記憶装置であるメモリ122、および、ESC141を介して各モータ142の回転数を制御するPWM(Pulse Width Modulation)コントローラ123を有している。
フライトコントローラFCはさらに、飛行制御センサ群132およびGPS受信器133(以下、これらを総称して「センサ等」ともいう。)を備えており、これらは制御装置120に接続されている。本実施形態におけるマルチコプター100の飛行制御センサ群132には、3軸加速度センサ、3軸角速度センサ、気圧センサ(高度センサ)、地磁気センサ(方位センサ)などが含まれている。制御装置120は、これらセンサ等により、機体の傾きや回転のほか、飛行中の緯度経度、高度、および機首の方位角を含む自機の位置情報を取得可能とされている。
制御装置120のメモリ122には、マルチコプター100の飛行時における姿勢や基本的な飛行動作を制御するプログラムである飛行制御プログラムFCPが記憶されている。飛行制御プログラムFCPは、オペレータ(送信器110)からの指示に従い、センサ等から取得した情報を基に、個々のロータRの回転数を調節し、機体の姿勢や位置の乱れを補正しながらマルチコプター100を飛行させる。
マルチコプター100の操縦は、オペレータが送信器110を用いて手動で行うほか、マルチコプター100の飛行経路や速度、高度などのパラメータである飛行計画FPを自律飛行プログラムAPPに予め登録しておき、マルチコプター100を目的地へ自律的に飛行させることも可能である(以下、このような自律飛行のことを「オートパイロット」という。)。
このように、本実施形態におけるマルチコプター100は高度な飛行制御機能を備えている。ただし、本発明における無人航空機は、複数のロータRを備え、これら各ロータRの回転数を調節することにより機体の姿勢および飛行動作を制御する機体であればよく、例えばセンサ等から一部のセンサが省略された機体や、オートパイロット機能を備えず手動操縦のみにより飛行可能な機体であってもよい。
〔持ち運び構成〕
本実施形態におけるマルチコプター100は、胴体101から4本のアーム102が放射状に延びており、その各先端にロータRが配置されている。そして、マルチコプター100を用いて測量を行う場合には、マルチコプター100を測量地に運び込む必要がある。例えばその測量地に車両で乗り入れることが可能であれば、マルチコプター100の運搬上の問題は特に生じないものと思われる。しかし、それが例えば渓谷や峡谷など、舗装が施されていない場所であるときは、測量地には最終的に徒歩で向かうことになる。このときにマルチコプター100のアーム102が固定されていると、アーム102やロータRがかさばり、作業員が機体を持ち運ぶときの妨げとなりうる。
図6は、マルチコプター100のアーム102を折り畳んだ状態を示す平面図である。本実施形態におけるマルチコプター100は、各アーム102がその基端部102aから水平方向に回動可能に構成されている。このように、アーム102が折り畳み可能とされていることにより、作業員が運搬しやすい形に機体を変形させることが可能とされている。なお、各アーム102の先端部に連結されたスキッド103(図1参照)もアーム102の基端側に折り畳むことができる。また、各アーム102aをその基端部102aから取り外してさらにコンパクトにまとめることも可能である。
100 マルチコプター(無人航空機)
101 胴体
101a 上板
101b 下板
102 アーム
102a 基端部
R ロータ(回転翼)
200 補強部
200a,b 側板
210 補強板
210a 穴部
290 補強軸
300 レーザスキャナ
310 照射部

Claims (8)

  1. 複数の回転翼と、
    所定の角度範囲を走査可能なレーザスキャナと、を備える航空レーザ測量用の無人航空機であって、
    前記レーザスキャナは、前記無人航空機の側方にある地物を略上下方向に走査可能な向きに配置され、
    前記無人航空機の胴体には、該胴体の幅が他の部分よりも細く形成されたくびれ部が設けられており、
    前記くびれ部により、前記レーザスキャナの照射光と前記胴体との接触が回避または低減されことを特徴とする無人航空機。
  2. 前記レーザスキャナは180度を超える角度範囲を走査可能であることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機。
  3. 前記くびれ部には、略角筒形状に構成され、該くびれ部と一体化された補強部が設けられており、
    前記補強部は、その筒軸方向が水平となる向きに配置され、前記胴体の幅方向と直交する方向に延びていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無人航空機。
  4. 前記補強部の筒内には、該補強部の内面を支持し、該補強部の変形を抑制する補強板が配置されていることを特徴とする請求項3に記載の無人航空機。
  5. 前記補強板は、前記補強部の筒軸方向に沿って複数枚配置されていることを特徴とする請求項4に記載の無人航空機。
  6. 前記補強板には、該補強板の厚み方向に貫通された穴部が形成されており、
    前記穴部には、円柱形状または円筒形状の補強軸が挿通されており、
    前記補強軸および前記補強板は一体化されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の無人航空機。
  7. 前記各回転翼を支持する複数のアームを備え、
    前記各アームは、その基端部を中心として水平方向に回動可能であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の無人航空機。
  8. 前記各回転翼を支持する複数のアームを備え、
    前記各アームは、前記胴体から取り外し可能であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の無人航空機。
JP2016215665A 2016-11-02 2016-11-02 無人航空機 Active JP6746137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016215665A JP6746137B2 (ja) 2016-11-02 2016-11-02 無人航空機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016215665A JP6746137B2 (ja) 2016-11-02 2016-11-02 無人航空機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018070079A JP2018070079A (ja) 2018-05-10
JP6746137B2 true JP6746137B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=62112436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016215665A Active JP6746137B2 (ja) 2016-11-02 2016-11-02 無人航空機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6746137B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108839810A (zh) * 2018-06-20 2018-11-20 智飞智能装备科技东台有限公司 一种测绘用无人飞行机
JP6932316B2 (ja) * 2019-09-27 2021-09-08 株式会社松山ドローンサービス 飛行体
JP2021088256A (ja) * 2019-12-04 2021-06-10 株式会社プロドローン 無人航空機
CN110844058B (zh) * 2020-01-06 2023-01-24 天津中德应用技术大学 模块化变体飞行器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140145026A1 (en) * 2012-11-28 2014-05-29 Hans Skjersaa Unmanned Aerial Device
JP6235213B2 (ja) * 2013-01-31 2017-11-22 セコム株式会社 自律飛行ロボット
JP6486024B2 (ja) * 2014-07-02 2019-03-20 三菱重工業株式会社 構造物の屋内監視システム及び方法
JP6179502B2 (ja) * 2014-12-08 2017-08-16 Jfeスチール株式会社 マルチコプタを用いた3次元形状計測方法および装置
CN105059528B (zh) * 2015-07-23 2017-12-12 致导科技(北京)有限公司 一种可折叠式无人机
CN205022855U (zh) * 2015-09-09 2016-02-10 珠海羽人飞行器有限公司 一种新型农用无人机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018070079A (ja) 2018-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6746137B2 (ja) 無人航空機
JP6528055B1 (ja) 無人航空機
JP6371959B2 (ja) ロボットアームおよびこれを備える無人航空機
JP6480003B2 (ja) 無人航空機用調節可能な着陸装置組立体
WO2017183219A1 (ja) 無人航空機
JP6178949B1 (ja) 無人航空機
JP6390014B2 (ja) ロボットアームおよびこれを備える無人航空機
JP2017193208A (ja) 小型無人航空機
EP3921232B1 (en) Aerial vehicle
WO2020066889A1 (ja) 無人航空機
US10967967B2 (en) Systems and methods for winged drone platform
JP2018144627A (ja) 無人航空機
JP2020059001A (ja) 無人航空機
JP7089735B2 (ja) 無人航空機
JP6661136B1 (ja) 無人航空機
KR20160051163A (ko) 무인 비행체
US10882600B2 (en) Foldable unmanned aerial vehicle
JP2021088255A (ja) 無人航空機
JP6976304B2 (ja) 無人飛行体
JP2021088256A (ja) 無人航空機
JP6587371B1 (ja) 回転翼航空機
JP6555793B1 (ja) 飛行装置
JP6629771B2 (ja) 無人飛行体
EP3162709A1 (en) An air vehicle and imaging apparatus therefor
JP7123459B1 (ja) 飛行装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6746137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250