JP6399247B2 - タグ、認証システム、電気錠制御システム、自動ドア制御システム、エレベータ制御システム - Google Patents

タグ、認証システム、電気錠制御システム、自動ドア制御システム、エレベータ制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP6399247B2
JP6399247B2 JP2018505075A JP2018505075A JP6399247B2 JP 6399247 B2 JP6399247 B2 JP 6399247B2 JP 2018505075 A JP2018505075 A JP 2018505075A JP 2018505075 A JP2018505075 A JP 2018505075A JP 6399247 B2 JP6399247 B2 JP 6399247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
tag
control system
response
walking speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018505075A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017158686A1 (ja
Inventor
岳洋 大橋
岳洋 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2017158686A1 publication Critical patent/JPWO2017158686A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6399247B2 publication Critical patent/JP6399247B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/02Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • B66B1/14Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B3/00Applications of devices for indicating or signalling operating conditions of elevators
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/70Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation
    • E05F15/77Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation using wireless control
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/59Responders; Transponders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)

Description

この発明は、タグ、認証システム、電気錠制御システム、自動ドア制御システム、エレベータ制御システムに関する。
特許文献1は、自動ドア制御システムを開示する。当該自動ドア制御システムにおいて、リーダ側は、タグから受信した電波強度に基づいてタグまでの距離を推定する。リーダ側は、当該距離に基づいて当該タグの移動速度を算出する。リーダ側は、当該移動速度に基づいて自動ドアを開け始めるタイミングを決定する。
日本特開2014−190039号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動ドア制御システムにおいては、複数の利用者が同時に自動ドアに接近した場合、リーダ側が複数のタグからの応答電波に対して処理を行う。このため、リーダにおける処理の負荷が大きくなる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、リーダにおける処理の負荷を抑制することができるタグ、認証システム、電気錠制御システム、自動ドア制御システム、エレベータ制御システムを提供することである。
この発明に係るタグは、検出電波を受信し得るように設けられた検出電波受信アンテナと、応答電波を送信し得るように設けられた応答電波送信アンテナと、前記検出電波受信アンテナが受信した検出電波の強度を測定する受信電波強度測定部と、前記受信電波強度測定部により測定された検出電波の強度の値が変更自在に設定された電波受信判定閾値よりも大きい場合に応答電波を前記応答電波送信アンテナに送信させる通信制御部と、利用者の歩行速度を測定する歩行速度測定部と、を備え、前記通信制御部は、前記受信電波強度測定部により測定された検出電波の強度の値が前記歩行速度測定部により測定された歩行速度に応じて設定された電波受信判定閾値よりも大きい場合に応答電波を前記応答電波送信アンテナに送信させる
この発明に係る認証システムは、応答電波にID情報を含むように設定された前記タグと、検出電波を送信し、前記タグからの応答電波を受信した際に当該応答電波に含まれたID情報に基づいて当該タグの認証を行うリーダと、を備えた。
この発明に係る電気錠制御システムは、タグを認証した場合に電気錠に対して解錠信号を送信し、タグを認証しない場合に前記電気錠に対して解錠信号を送信しない。
この発明に係る自動ドア制御システムは、タグを認証した場合に自動ドアに対して開信号を送信し、タグを認証しない場合に前記自動ドアに対して開信号を送信しない。
この発明に係るエレベータ制御システムは、タグを認証した場合にエレベータに対して呼び登録信号を送信し、タグを認証しない場合に前記エレベータに対して呼び登録信号を送信しない。
これらの発明によれば、タグは、検出電波の強度の値が変更自在に設定された電波受信判定閾値よりも大きい場合に応答電波を送信する。このため、リーダにおける処理の負荷を抑制することができる。
この発明の実態の形態1における電気錠制御システムの構成図である。 この発明の実態の形態1における電気錠制御システムに用いられるアクティブタグの電波受信判定閾値を説明するための図である。 この発明の実態の形態1における電気錠制御システムによる扉の解錠タイミングを説明するための図である。 この発明の実態の形態1における電気錠制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実態の形態1における電気錠制御システムによる個人情報の登録方法を説明するためのフローチャートである。 この発明の実態の形態2における電気錠制御システムの構成図である。 この発明の実態の形態2における電気錠制御システムによる歩行速度情報の更新方法を説明するためのフローチャートである。 この発明の実態の形態3におけるエレベータ制御システムの構成図である。 この発明の実態の形態3におけるエレベータ制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実態の形態1における電気錠制御システムの構成図である。
図1において、入退室管理領域の出入口1は、建築物等の出入口である。扉2は、出入口1に設けられる。電気錠3は、扉2に設けられる。
アクティブタグリーダ4は、扉2の近傍に設けられる。アクティブタグリーダ4は、検出電波送信アンテナ4aと検出電波送信部4bと応答電波受信アンテナ4cと応答電波受信部4dとタグIDデータベース4eと個人情報更新処理部4fと通信制御部4gとタグ認証部4hとを備える。
検出電波送信アンテナ4aは、検出電波を送信し得るように設けられる。検出電波送信部4bは、検出電波送信アンテナ4aに検出電波を送信させる機能を備える。応答電波受信アンテナ4cは、応答電波を受信する機能を備える。応答電波受信部4dは、応答電波受信アンテナ4cが受信した応答電波の内容を解読する機能を備える。
タグIDデータベース4eは、ID情報を保存する機能を備える。個人情報更新処理部4fは、外部から個人情報を受信する機能を備える。個人情報更新処理部4fは、個人情報に含まれたID情報をタグIDデータベース4eに保存させる機能を備える。
通信制御部4gは、検出電波の送信と応答電波の受信とを制御する機能を備える。通信制御部4gは、個人情報更新処理部4fから個人情報に含まれた歩行速度情報を受信する機能を備える。通信制御部4gは、個人情報更新処理部4fからの歩行速度情報を検出電波に含める機能を備える。
タグ認証部4hは、通信制御部4gから応答電波に含まれたID情報を受信する機能を備える。タグ認証部4hは、通信制御部4gからのID情報をタグIDデータベース4eに保存されたID情報と照合する機能を備える。タグ認証部4hは、通信制御部4gからのID情報とタグIDデータベース4eに保存されたID情報との照合結果に基づいて電気錠3に対して解錠信号を送信する機能を備える。
アクティブタグ5は、利用者に携帯される。アクティブタグ5は、電池5aと検出電波受信アンテナ5bと受信電波強度測定部5cと検出電波受信部5dと応答電波送信アンテナ5eと応答電波送信部5fと通信情報記憶部5gと通信制御部5hとを備える。
電池5aは、アクティブタグ5に内蔵された電子部品に電力を供給する機能を備える。
検出電波受信アンテナ5bは、検出電波を受信し得るように設けられる。受信電波強度測定部5cは、検出電波受信アンテナ5bが受信した検出電波の強度を測定する機能を備える。検出電波受信部5dは、検出電波受信アンテナ5bが受信した検出電波の内容を解読する機能を備える。応答電波送信アンテナ5eは、応答電波を送信し得るように設けられる。応答電波送信部5fは、応答電波送信アンテナ5eに応答電波を送信させる機能を備える。
通信情報記憶部5gは、ID情報と歩行速度情報とを記憶する機能を備える。
通信制御部5hは、検出電波の受信と応答電波の送信とを制御する機能とを備える。通信制御部5hは、受信電波強度測定部5cから検出電波の強度の情報を受信する機能を備える。通信制御部5hは、検出電波に歩行速度情報が含まれている場合に通信情報記憶部5gに記憶された歩行速度情報を更新する機能を備える。通信制御部5hは、受信電波強度測定部5cからの検出電波の強度の値と通信情報記憶部5gに記憶された歩行速度情報に含まれた電波受信判定閾値との比較結果に基づいて応答電波の送信の要否を判定する機能を備える。通信制御部5hは、応答電波を送信する際に当該応答電波にID情報を含める機能を備える。
個人情報サーバ6は、建築物の管理室等に設けられる。個人情報サーバ6は、個人情報データベース6aと個人情報処理部6bとを備える。
個人情報データベース6aは、歩行速度情報を含んだ個人情報を保存する機能を備える。個人情報処理部6bは、個人情報の登録と削除と編集とを実施する機能を備える。
次に、図2を用いて、電波受信判定閾値を説明する。
図2はこの発明の実態の形態1における電気錠制御システムに用いられるアクティブタグの電波受信判定閾値を説明するための図である。図2の横軸は、扉からの距離[m]である。図2の縦軸は、受信電波の強度である。
図2において、受信電波の強度は、磁束密度で表される。受信電波の強度は、棒グラフで表される。電波受信判定閾値は、扉2から離れた各地点における受信電波の強度の実測検証値と各利用者の歩行速度と約1秒のアクティブタグ5の認証時間とに基づいて設定される。電波受信判定閾値は、利用者の各々の歩行速度に応じて設定される。その結果、アクティブタグ5が応答電波を発信する地点が調整される。
次に、図3を用いて、扉2の解錠のタイミングを説明する。
図3はこの発明の実態の形態1における電気錠制御システムによる扉の解錠タイミングを説明するための図である。
利用者Aの歩行速度は、「早い」に対応した速度に設定される。例えば、当該速度は、6.5[km/h]に設定される。この場合、電波受信判定閾値は、「低」に対応した値に設定される。その結果、利用者Aのアクティブタグ5は、扉2に対して2mほど手前で応答電波を送信する。その結果、扉2は、利用者Aが扉2に到着した時に解錠する。
利用者Bの歩行速度は、「普通」に対応した速度に設定される。例えば、当該速度は、5[km/h]に設定される。この場合、電波受信判定閾値は、「中」に対応した値に設定される。その結果、利用者Bのアクティブタグ5は、扉2に対して1.5mほど手前で応答電波を送信する。その結果、扉2は、利用者Bが扉2に到着した時に解錠する。
利用者Cの歩行速度は、「遅い」に対応した速度に設定される。例えば、当該速度は、3.5[km/h]に設定される。この場合、電波受信判定閾値は、「高」に対応した値に設定される。その結果、利用者Cのアクティブタグ5は、扉2に対して1mほど手前で応答電波を送信する。その結果、扉2は、利用者Cが扉2に到着した時に解錠する。
利用者Dの歩行速度は、「車椅子」に対応した速度に設定される。例えば、当該速度は、2[km/h]に設定される。この場合、電波受信判定閾値は、「最高」に対応した値に設定される。その結果、利用者Dのアクティブタグ5は、扉2に対して0.5mほど手前で応答電波を送信する。その結果、扉2は、利用者Dが扉2に到着した時に解錠する。
このように、扉2は、どのような歩行速度の利用者に対しても利用者が扉2に到着した時に解錠する。
次に、図4を用いて、電気錠制御システムの動作を説明する。
図4はこの発明の実態の形態1における電気錠制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、アクティブタグリーダ4において、通信制御部4gは、検出電波送信部4bに検出電波の送信を指示する。その後、ステップS2に進む。ステップS2では、検出電波送信部4bは、検出電波送信アンテナ4aに検出電波を送信させる。その後、ステップS3に進む。
ステップS3では、アクティブタグ5において、受信電波強度測定部5cは、検出電波受信アンテナ5bが検出電波を受信したか否かを判定する。ステップS3で検出電波受信アンテナ5bが検出電波を受信していない場合は、ステップS1に戻る。ステップS3で検出電波受信アンテナ5bが検出電波を受信した場合は、ステップS4に進む。
ステップS4では、受信電波強度測定部5cは、受信した検出電波の強度を測定する。検出電波受信部5dは、受信電波強度測定部5cに強度を測定された検出電波の内容を解読する。その後、ステップS5に進む。
ステップS5では、通信制御部5hは、受信電波強度測定部5cにより測定された検出電波の強度が通信情報記憶部5gに記憶された電波受信判定閾値よりも大きいか否かを判定する。
ステップS5で受信電波強度測定部5cにより測定された検出電波の強度が通信情報記憶部5gに記憶された電波受信判定閾値以下の場合は、ステップS1に戻る。ステップS5で受信電波強度測定部5cにより測定された検出電波の強度が通信情報記憶部5gに記憶された電波受信判定閾値よりも大きい場合は、ステップS6に進む。
ステップS6では、通信制御部5hは、検出電波が歩行速度情報を含んでいるか否かを判定する。ステップS6で検出電波が歩行速度情報を含んでいる場合は、ステップS7に進む。ステップS7では、通信制御部5hは、通信情報記憶部5gに記憶された歩行速度情報を検出電波に含まれている歩行速度情報に更新する。その後、ステップS8に進む。ステップS6で検出電波が歩行速度情報を含んでいない場合は、ステップS7を経由せずにステップS8に進む。
ステップS8では、通信制御部5hは、応答電波送信部5fにアクティブタグ5のID情報を含んだ応答電波の送信を指示する。その後、ステップS9に進む。ステップS9では、応答電波送信部5fは、応答電波送信アンテナ5eに応答電波を送信させる。その後、ステップS10に進む。
ステップS10では、アクティブタグリーダ4において、応答電波受信部4dは、応答電波受信アンテナ5eが受信した応答電波の内容を解読する。その後、ステップS11に進む。ステップS11では、通信制御部4gは、応答電波の内容からアクティブタグ5のID情報を抽出する。その後、ステップS12に進む。ステップS12では、タグ認証部4hは、アクティブタグ5のID情報をタグIDデータベース4eに保存されているタグID情報と照合する。その後、ステップS13に進む。
ステップS13では、タグ認証部4hは、アクティブタグ5のID情報がタグIDデータベース4eに保存されたID情報と一致するか否かを判定する。
ステップS13でアクティブタグ5のID情報がタグIDデータベース4eに保存されたID情報と一致しない場合は、ステップS1に戻る。この場合、タグ認証部4hは、電気錠3に対して解錠信号を送信しない。その結果、電気錠3は解かれない。
ステップS13でアクティブタグ5のID情報がタグIDデータベース4eに保存されたID情報と一致する場合は、ステップS14に進む。ステップS14では、タグ認証部4hは、電気錠3に対して解錠信号を送信する。その結果、電気錠3が解かれる。その後、ステップS1に戻る。
次に、図5を用いて、個人情報の登録方法を説明する。
図5はこの発明の実態の形態1における電気錠制御システムによる個人情報の登録方法を説明するためのフローチャートである。
ステップS21では、個人情報処理部6bは、ID情報と歩行速度情報とを含む個人情報の登録処理を実施する。その後、ステップS22に進む。ステップS22では、個人情報処理部6bは、個人情報データベース6aに個人情報を保存する。個人情報処理部6bは、アクティブタグリーダ4の個人情報更新処理部4fに個人情報を送信する。その後、ステップS23に進む。
ステップS23では、アクティブタグリーダ4において、個人情報更新処理部4fは、個人情報に含まれているID情報をタグIDデータベース4eに保存する。個人情報更新処理部4fは、個人情報に含まれている歩行速度情報を通信制御部4gに送信する。その後、ステップS24に進む。
ステップS24では、通信制御部4gは、検出電波送信部4bに歩行速度情報を送信する。検出電波送信部4bは、検出電波送信アンテナ4aに歩行速度情報を含む検出電波を送信させる。その後、図4のタグ認証動作のフローへ移行する。
以上で説明した実施の形態1によれば、アクティブタグ5は、検出電波の強度の値が変更自在に設定された電波受信判定閾値よりも大きい場合に応答電波を送信する。このため、アクティブタグリーダ4における処理の負荷を抑制しつつ、適切なタイミングでアクティブタグリーダ4での制御を行うことができる。
また、アクティブタグリーダ4は、アクティブタグ5からの応答電波を受信した際に当該応答電波に含まれたID情報に基づいてアクティブタグ5の認証を行う。このため、適切なタイミングでアクティブタグリーダ4での認証を行うことができる。
また、アクティブタグ5は、受信した検出電波が電波受信判定閾値を含んでいる場合は、応答電波の送信の要否を判定する際に用いる電波受信判定閾値を当該検出電波に含まれる電波受信判定閾値に更新する。このため、利用者に応じた電波受信判定閾値を容易に設定することができる。
また、アクティブタグリーダ4は、アクティブタグ5を認証した場合に電気錠3に対して解錠信号を送信し、アクティブタグ5を認証しない場合に電気錠3に対して解錠信号を送信しない。このため、扉2の解錠待ち時間を短縮することができる。また、早過ぎるタイミングで解錠することによる不要な解錠の発生を軽減することができる。その結果、不審者の侵入を防止することができる。また、扉2の前を素通りすることによる不要な解錠の発生を軽減することができる。その結果、解錠する際の電力の削減を実現することができる。
なお、実施の形態1の認証システムを自動ドア制御システムに適用してもよい。この場合、アクティブタグリーダ4がアクティブタグ5を認証した場合、自動ドアに対して開信号が送信される。アクティブタグリーダ4がアクティブタグ5を認証しない場合、自動ドアに対して開信号が送信されない。その結果、自動ドアが開くまでの待ち時間を短縮することができる。また、早過ぎるタイミングで自動ドアが開くことによる不要な解錠の発生を軽減することができる。その結果、不審者の侵入を防止することができる。自動ドアの前を素通りすることによる不要な解錠の発生を軽減することができる。その結果、自動ドアが開く際の電力の削減を実現することができる。
実施の形態2.
図6はこの発明の実態の形態2における電気錠制御システムの構成図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2のアクティブタグ5は、実施の形態1のアクティブタグ5に対して歩行速度測定部5iが付加されたアクティブタグである。アクティブタグ5の認証の方法と個人情報の登録の方法とは、実施の形態1と同様である。
次に、図7を用いて、歩行速度情報の更新方法を説明する。
図7はこの発明の実態の形態2における電気錠制御システムによる歩行速度情報の更新方法を説明するためのフローチャートである。
ステップS31では、歩行速度測定部5iは、利用者の歩行速度を測定する。例えば、歩行速度測定部5iは、三軸加速度センサにより利用者の歩行速度を測定する。歩行速度測定部5iは、歩行速度の測定値を含む歩行速度情報を通信制御部5hに送信する。その後、ステップS32に進む。
ステップS32では、通信制御部5hは、歩行速度が変化したか否かを判定する。具体的には、通信制御部5hは、歩行速度測定部5iから受信した歩行速度情報が通信情報記憶部5gに記憶された歩行速度情報と異なるか否を判定する。例えば、歩行速度測定部5iから受信した歩行速度情報が一定時間継続して通信情報記憶部5gに記憶された歩行速度情報と異なる場合に、通信制御部5hは、歩行速度が変化したと判定する。例えば、図3の利用者Aの歩行速度が半日の間に5[km/h]の速度で検出され続けた場合に、通信制御部5hは、歩行速度が変化したと判定する。
ステップS32で歩行速度が変化しない場合は、ステップS1に戻る。ステップS32で歩行速度が変化した場合は、ステップS33に進む。
ステップS33では、通信制御部5hは、通信情報記憶部5gに記憶された歩行速度情報を歩行速度測定部5iから受信した歩行速度情報に更新する。その後、ステップS31に戻る。
以上で説明した実施の形態2によれば、アクティブタグ5は、検出電波の強度の値が歩行速度に応じて設定された電波受信判定閾値よりも大きい場合に応答電波を送信する。このため、歩行速度情報を動的に更新することにより、利用者の実際の歩行速度に合ったタイミングでアクティブタグリーダ4での制御を行うことができる。
その結果、突発的な怪我などによる歩行速度の激減、日々成長する子供の歩行速度増加に対して、歩行速度情報を自動で適切な情報に更新することができる。
実施の形態3.
図8はこの発明の実態の形態3におけるエレベータ制御システムの構成図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態1の制御対象は、電気錠3である。これに対し、実施の形態3の制御対象は、エレベータ7である。
次に、図9を用いて、エレベータ制御システムの動作を説明する。
図9はこの発明の実態の形態3におけるエレベータ制御システムの動作を説明するためのフローチャートである。
図9において、ステップS41からステップS52は、図4のステップS1からステップS12と同じである。ステップS52の後は、ステップS53に進む。
ステップS53では、タグ認証部4hは、アクティブタグ5のID情報がタグIDデータベース4eに保存されたID情報と一致するか否かを判定する。
ステップS53でアクティブタグ5のID情報がタグIDデータベース4eに保存されたID情報と一致しない場合は、ステップS41に戻る。この場合、タグ認証部4hは、エレベータ7に対して呼び登録信号を送信しない。その結果、エレベータの呼びは登録されない。
ステップS53でアクティブタグ5のID情報がタグIDデータベース4eに保存されたID情報と一致する場合は、ステップS54に進む。ステップS54では、タグ認証部4hは、エレベータ7に対して呼び登録信号を送信する。その結果、エレベータの呼びが登録される。その後、ステップS41に戻る。
以上で説明した実施の形態3によれば、アクティブタグリーダ4がアクティブタグ5を認証した場合、エレベータ7に対して呼び登録信号が送信される。アクティブタグリーダ4がアクティブタグ5を認証しない場合、エレベータ7に対して呼び登録信号が送信されない。その結果、適切なタイミングでエレベータの呼びを登録することができる。
さらに、エレベータ7を利用するつもりのない利用者に対してエレベータの呼びが登録されることを防止できる。このため、エレベータ7の稼動電力の増加およびエレベータ7の運行効率の悪化を防止することができる。その結果、利用者の利便性を向上させることができる。
以上のように、この発明に係るタグ、認証システム、電気錠制御システム、自動ドア制御システム、エレベータ制御システムは、リーダにおける処理の負荷を抑制するシステムに利用できる。
1 出入口、 2 扉、 3 電気錠、 4 アクティブタグリーダ、 4a 検出電波送信アンテナ、 4b 検出電波送信部、 4c 応答電波受信アンテナ、 4d 応答電波受信部、 4e タグIDデータベース、 4f 個人情報更新処理部、 4g 通信制御部、 4h タグ認証部、 5 アクティブタグ、 5a 電池、 5b 検出電波受信アンテナ、 5c 受信電波強度測定部、 5d 検出電波受信部、 5e 応答電波送信アンテナ、 5f 応答電波送信部、 5g 通信情報記憶部、 5h 通信制御部、 5i 歩行速度測定部、 6 個人情報サーバ、 6a 個人情報データベース、 6b 個人情報処理部、 7 エレベータ

Claims (6)

  1. 検出電波を受信し得るように設けられた検出電波受信アンテナと、
    応答電波を送信し得るように設けられた応答電波送信アンテナと、
    前記検出電波受信アンテナが受信した検出電波の強度を測定する受信電波強度測定部と、
    前記受信電波強度測定部により測定された検出電波の強度の値が変更自在に設定された電波受信判定閾値よりも大きい場合に応答電波を前記応答電波送信アンテナに送信させる通信制御部と、
    利用者の歩行速度を測定する歩行速度測定部と、
    を備え
    前記通信制御部は、前記受信電波強度測定部により測定された検出電波の強度の値が前記歩行速度測定部により測定された歩行速度に応じて設定された電波受信判定閾値よりも大きい場合に応答電波を前記応答電波送信アンテナに送信させるタグ。
  2. 応答電波にID情報を含むように設定された請求項1に記載のタグと、
    検出電波を送信し、前記タグからの応答電波を受信した際に当該応答電波に含まれたID情報に基づいて当該タグの認証を行うリーダと、
    を備えた認証システム。
  3. 電波受信判定閾値が変更自在に設定されたサーバ、
    を備え、
    前記リーダは、電波受信判定閾値が前記サーバにより更新された際に当該電波受信判定閾値を含む検出電波を送信し、
    前記タグは、受信した検出電波が電波受信判定閾値を含んでいる場合は、応答電波の送信の要否を判定する際に用いる電波受信判定閾値を当該検出電波に含まれる電波受信判定閾値に更新する請求項に記載の認証システム。
  4. 請求項または請求項3に記載のリーダは、タグを認証した場合に電気錠に対して解錠信号を送信し、タグを認証しない場合に前記電気錠に対して解錠信号を送信しない電気錠制御システム。
  5. 請求項または請求項3に記載のリーダは、タグを認証した場合に自動ドアに対して開信号を送信し、タグを認証しない場合に前記自動ドアに対して開信号を送信しない自動ドア制御システム。
  6. 請求項または請求項3に記載のリーダは、タグを認証した場合にエレベータに対して呼び登録信号を送信し、タグを認証しない場合に前記エレベータに対して呼び登録信号を送信しないエレベータ制御システム。
JP2018505075A 2016-03-14 2016-03-14 タグ、認証システム、電気錠制御システム、自動ドア制御システム、エレベータ制御システム Expired - Fee Related JP6399247B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/057984 WO2017158686A1 (ja) 2016-03-14 2016-03-14 タグ、認証システム、電気錠制御システム、自動ドア制御システム、エレベータ制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017158686A1 JPWO2017158686A1 (ja) 2018-06-28
JP6399247B2 true JP6399247B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=59850620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018505075A Expired - Fee Related JP6399247B2 (ja) 2016-03-14 2016-03-14 タグ、認証システム、電気錠制御システム、自動ドア制御システム、エレベータ制御システム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6399247B2 (ja)
CN (1) CN108780515B (ja)
WO (1) WO2017158686A1 (ja)

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3201157B2 (ja) * 1994-07-26 2001-08-20 松下電器産業株式会社 Icカード装置
US7260369B2 (en) * 2005-08-03 2007-08-21 Kamilo Feher Location finder, tracker, communication and remote control system
KR100350476B1 (ko) * 1999-12-30 2002-08-28 삼성전자 주식회사 이동통신시스템의 핸드오프 수행장치 및 방법
JP2006270832A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Toshiba Tec Corp ゲートアンテナ
CN101281676B (zh) * 2008-05-29 2010-12-01 上海交通大学 自动化识别的视频监控方法
CN101957924B (zh) * 2009-07-20 2016-01-20 西门子公司 一种在射频识别系统中的运动检测方法及读写器
CN101980252B (zh) * 2010-09-19 2012-12-12 中国科学院自动化研究所 电子标签在高速运动状态的响应频率基准测试系统及方法
JP2012133463A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Panasonic Corp タグ装置
US9357336B2 (en) * 2012-12-03 2016-05-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Information providing method and mobile terminal therefor
KR101444091B1 (ko) * 2013-08-06 2014-09-26 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그것의 제어방법
CN204251103U (zh) * 2014-06-13 2015-04-08 江南大学 一种施工升降机定位装置
JP6311527B2 (ja) * 2014-08-19 2018-04-18 三菱電機株式会社 照明システム
CN204175091U (zh) * 2014-09-21 2015-02-25 王俭俭 自动门控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2017158686A1 (ja) 2018-06-28
CN108780515A (zh) 2018-11-09
WO2017158686A1 (ja) 2017-09-21
CN108780515B (zh) 2021-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102454288B1 (ko) 비콘 신호를 이용하여 도어 출입을 관리하기 위한 방법 및 시스템
KR101249811B1 (ko) 원격으로 개폐 제어가 가능한 홈 도어락 시스템 및 그 방법
CN105809777A (zh) 门禁系统、客户端、及门禁的身份验证方法
CN110582610A (zh) 多级车辆进入授权
CN106934887A (zh) 一种集成位置判断与运动方向的智能蓝牙门禁装置及控制方法
KR101765080B1 (ko) IoT 기반의 스마트 도어락 시스템 및 그 방법
JP6399247B2 (ja) タグ、認証システム、電気錠制御システム、自動ドア制御システム、エレベータ制御システム
KR101933769B1 (ko) 스마트 출입 인증시스템
CN116311643B (zh) 一种基于nfc移动设备的智能入住门禁认证方法
JP7360865B2 (ja) 無線通信システム
CN109822581A (zh) 用于机房机器人的导览方法
KR20230094656A (ko) 자동 출입문의 보안 강화 방법 및 장치
JP2018115446A (ja) 建物の施解錠システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180205

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6399247

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees