JP6399210B2 - 代理応答装置、代理応答システム、及び代理応答方法 - Google Patents
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Description
まず、本発明のネットワークシステムの構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。制御棟10には、制御装置11、被制御装置12a、及び通信装置としての代理応答装置13が配置されている。制御棟10とは別の建屋14には、被制御装置12b〜c、及び通信装置としての代理制御装置15が配置されている。有線回線16には、制御装置11、被制御装置12a〜c、代理応答装置13、及び代理制御装置15が接続されている。有線回線16では、例えば、IEEE802.3や産業用制御ネットワークの規格に準拠した通信が行われる。無線回線17は、代理応答装置13と代理制御装置15とを無線で接続する。無線回線17は、例えば無線LAN(Local Area Network)に準拠した回線である。
なお、図1のネットワークシステムの構成は一例であり、建屋は複数あってもよい。各建屋に配置される被制御装置の数は何台でもよい。
また、有線回線16の通信は全てブロードキャストフレームを使用して行われるものとする。このため、送信元識別子及び宛先識別子はブロードキャストフレームのデータ部分に保存される。
図2は、実施の形態1に係る制御装置11の構成を示すブロック図である。制御装置11は、要求生成部21、送信制御部22、受信制御部23、及び応答処理部24により構成される。
送信制御部22は、要求生成部21から入力される要求コマンドを、送信するフレームのデータ部分に設定する。送信制御部22は、送信元である制御装置11の識別子と要求コマンドの宛先の被制御装置の識別子とをフレームのデータ部分に設定する。また、送信制御部22は、フレームのヘッダやトレイラ等に制御情報を設定する。送信制御部22は、フレームをブロードキャストで送信するため、ヘッダの宛先にはブロードキャストアドレスを設定し、有線回線16で送信する。送信制御部22は、フレームを送信した送信タイミングを受信制御部23に通知する。
図3は、実施の形態1に係る被制御装置12の構成を示すブロック図である。被制御装置12は、被制御装置12a〜cである。被制御装置12は、受信制御部31、要求処理部32、応答生成部33、及び送信制御部34により構成される。
図4は、実施の形態1に係る代理応答装置13の構成を示すブロック図である。代理応答装置13は、受信制御部41、要求処理部42、応答生成部43、送信制御部44、識別子保存部45、無線通信部46、及び応答保存部47により構成される。
受信制御部41は、有線回線16からフレームを受信する。受信制御部41は、フレームのデータ部分に要求コマンドが含まれており、要求コマンドの宛先が自装置であれば、要求コマンドを要求処理部42に出力する。
受信制御部41は、有線回線16からフレームを受信する。受信制御部41は、フレームのデータ部分を要求処理部42に出力する。
図5は、実施の形態1に係る代理制御装置15の構成を示すブロック図である。
代理制御装置15は、要求保存部51、要求生成部52、送信制御部53、受信制御部54、応答処理部55、及び無線通信部56により構成される。
図6は、実施の形態1に係る代理応答装置13の要求処理部42と応答生成部43の処理を示すフローチャートである。
要求処理部42は、受信制御部41から要求コマンドが入力されると処理を開始する。要求処理部42は、受信制御部41から要求コマンドを受信する(S101)。次に、要求処理部42は、要求コマンドの宛先が自装置か判定する(S102)。要求コマンドの宛先が自装置宛の場合、応答生成部43に通知し、S106に進む。S102において、要求コマンドの宛先が自装置でない場合、S103に進む。
図7は、実施の形態1に係る代理制御装置15の要求生成部52の処理を示すフローチャートである。
要求生成部52は、無線回線17への切り替えが通知されると、周期的に動作する。要求生成部52は、建屋14に配置される被制御装置12b〜cの識別子を保持している。要求生成部52は、被制御装置12b〜cに要求コマンドを送信済みか判定する(S201)。被制御装置12b〜cに送信済みでない場合、要求生成部52は、要求保存部51から被制御装置12bに対する要求コマンドを読み出す(S202)。要求生成部52は、被制御装置12bに対する要求コマンドを生成し、送信制御部53に出力する(S203)。処理はS201に戻る。
応答処理部55は、受信制御部54より被制御装置12b〜cからの応答コマンドを受信すると処理を開始する。応答処理部55は、応答コマンドを無線通信部56に出力し(S301)、処理を終了する。
図10は、実施の形態1に係る制御装置11、被制御装置12a〜c、代理応答装置13および代理制御装置15の処理を示すシーケンスである。図10は、図9の続きのシーケンスである。図9、10において、簡単のため、要求コマンドを「要求」、応答コマンドを「応答」と記載する。
また、代理応答装置13は、代理制御装置15から応答コマンドを受信すると、応答保存部47に応答コマンドを保存する(S410、S412、S414、S416)。
また、代理制御装置15は、代理応答装置13から受信した要求コマンド3dを被制御装置12cに送信する(S431)。被制御装置12cは、代理制御装置15に応答コマンド3dを送信し、代理制御装置15は無線回線17を通じて代理応答装置13に応答コマンド3dを送信する(S432)。
図11は、実施の形態1に係る代理応答装置13および代理制御装置15のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
代理応答装置13は、メモリ61、プロセッサ62、通信機63、及び無線通信機64により構成される。無線通信機64にはアンテナが接続されている。
なお、複数の処理回路が連携して、受信制御部41、要求処理部42、応答生成部43、送信制御部44、及び無線通信部46の機能を実行するように構成してもよい。
無線通信機64は、メモリ61及びプロセッサ62とともに、無線通信部46の機能を実現する。無線通信機64は、無線送信機と無線受信機とから構成され、無線回線を介して他の装置と無線信号を送受信する。無線通信機64は、例えば、無線LANの無線アダプタ等の無線通信機である。
メモリ65は、要求生成部52、送信制御部53、受信制御部54、応答処理部55、及び無線通信部56の各機能を実現するためのプログラム及びデータを記憶する。また、メモリ65は、要求保存部51の機能を実現するためのデータを記憶する。メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)で構成される。
なお、複数の処理回路が連携して、要求生成部52、送信制御部53、受信制御部54、応答処理部55、及び無線通信部56の機能を実行するように構成してもよい。
無線通信機68は、メモリ65及びプロセッサ66とともに、無線通信部56の機能を実現する。無線通信機64は、無線送信機と無線受信機とから構成され、無線回線を介して他の装置と無線信号を送受信する。無線通信機68は、例えば、無線LAN(Local Area Network)の無線アダプタ等の無線通信機である。
以上の実施の形態1では、代理制御装置15が保持している要求コマンドのうち最新の要求コマンドを周期的に被制御装置12b〜cに対して送信するとともに、代理応答装置13が制御装置11からの要求コマンドに対して保持している応答コマンドのうち最新の応答コマンドを被制御装置12b〜cに送信するようにしたものであるが、本実施の形態においては、代理応答装置が要求コマンドを集約して代理制御装置に送信するとともに、代理制御装置が応答コマンドを集約して代理応答装置に送信する実施の形態を示す。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1と異なる部分について、説明する。
受信制御部41から入力された要求コマンドの宛先が識別子保存部45に保存されている識別子と一致する場合、要求処理部42は、要求コマンドと宛先の被制御装置の識別子とを集約部48に出力する。集約部48は、識別子保存部45を参照し、集約する対象の被制御装置12b〜cを把握する。集約部48は、被制御装置12bに対する要求コマンドと被制御装置12cに対する要求コマンドとを1つのフレームに集約した集約要求コマンドを無線通信部46に出力する。
また、無線通信部46は、複数の被制御装置からの応答コマンドが集約されたフレームを受信し、分離部49に出力する。分離部49は、集約応答コマンドを分離し、応答コマンドを応答保存部47に保存する。
応答処理部55は、受信制御部54から入力される応答コマンドを集約部57に出力する。集約部57は、被制御装置12bからの応答コマンドと被制御装置12cからの応答コマンドとを1つのフレームに集約し、集約応答コマンド無線通信部56に出力する。
また、無線通信部56は、複数の被制御装置への要求コマンドが集約されたフレームを受信し、分離部58に出力する。分離部58は、集約要求コマンドを分離し、要求コマンドを要求保存部51に保存する。
図14は、実施の形態2に係る代理応答装置40の要求処理部42、応答生成部43及び集約部48の処理を示すフローチャートである。
要求処理部42は、受信制御部13から要求コマンドが入力されると処理を開始する。S501〜S504の処理は図6のS101〜S104の処理と同じため、説明を省略する。S505において、要求処理部42は、要求コマンドを集約部48に出力する(S505)。
S508〜S511の処理は、図6のS106〜S109の処理と同じため、説明を省略する。
図15は、実施の形態2に係る代理制御装置50の集約部57の処理を示すフローチャートである。
集約部57は、応答処理部55から応答コマンドが入力されると処理を開始する。集約部57は、応答処理部55から応答コマンドを受信する(S601)。次に、集約部57は、代理応答の対象である被制御装置12b〜cから応答コマンドが入力されたかどうか判定する(S602)。被制御装置12b〜cからの応答コマンドが入力済みの場合、集約部57は、応答コマンドを1つのフレームに集約し、無線通信部56に出力する(S603)。処理は終了する。S602において、被制御装置12b〜cからの応答コマンドが入力済みでない場合、処理はS601に戻る。
図17は、実施の形態2に係る制御装置11、被制御装置12a〜c、代理応答装置40および代理制御装置50の処理を示すシーケンスである。図17は、図16の続きのシーケンスである。図16、17において、簡単のため、要求コマンドを「要求」、応答コマンドを「応答」と記載する。
図16のS701〜S704の処理は、図9のS401〜S404の処理と同じため、説明を省略する。S705より説明する。
代理応答装置40は、代理制御装置50から集約応答コマンド23a、23bを受信すると、応答コマンドを分離し、応答保存部47に応答コマンドを保存する(S714、S719)。
次に、制御装置11は、要求コマンド2aを代理応答装置40に送信する(S723)。一方、S713において、代理応答装置40は集約要求コマンド23aに対する集約応答コマンド23aを受信している。代理応答装置40の応答生成部43は、応答保存部47を参照し、被制御装置12bからの応答コマンド2aが保存されているため、応答コマンド2aを読み出し、制御装置11に送信する(S724)。
次に、制御装置11は、被制御装置12bへの新たな要求コマンド2dを代理応答装置40に送信する(S729)。代理応答装置40の応答生成部43は、応答保存部47を参照し、被制御装置12bに対する最新の応答コマンド2bを読み出し、制御装置11に送信する(S730)。また、制御装置11は、被制御装置12cへの新たな要求コマンド3dを代理応答装置40に送信する(S731)。代理応答装置40の応答生成部43は、応答保存部47を参照し、被制御装置12cに対する最新の応答コマンド3bを読み出し、制御装置11に送信する(S732)。
代理制御装置50は、代理応答装置40から集約要求コマンド23dを受信すると、要求コマンド2dと要求コマンド3dとに分離する。代理制御装置50は、被制御装置12bに要求コマンド2dを送信する(S734)と、被制御装置12bから応答コマンド2dを受信する(S735)。また、代理制御装置50は、被制御装置12bに要求コマンド3dを送信する(S736)と、被制御装置12cから応答コマンド3dを受信する(S737)。
以上の実施の形態2では、要求コマンドと応答コマンドを集約するようにしたものであるが、本実施の形態においては、代理応答装置13がバックアップ回線である無線回線に切り替え後すぐに応答コマンドを制御装置11に送信する実施の形態を示す。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1に記載の構成を全て備えた上で、更に付加的な構成について説明する。
図18は、実施の形態3に係る代理応答装置13の要求処理部42、応答生成部43の処理を示すフローチャートである。
要求処理部42は、受信制御部13から要求コマンドが入力されると処理を開始する。S801〜S806、S808の処理は図6のS101〜S106、S108の処理と同じため、説明を省略する。S807において、応答生成部43は、要求処理部42から入力された識別子に対応する応答コマンドがなければ、データ部分がダミーの値の応答コマンドを生成する(S810)。S809において、要求処理部42は、ダミーの値の応答コマンドを送信制御部44に出力する。処理は終了する。
図19は、実施の形態3に係る制御装置11、被制御装置12a〜c、代理応答装置13および代理制御装置15の処理を示すシーケンスである。
図19のS901〜S904の処理は、図9のS401〜S404の処理と同じため、説明を省略する。S905より説明する。
以上の実施の形態3では、代理応答装置13がバックアップ回線である無線回線に切り替え後すぐに応答コマンドを制御装置11に送信するようにしたものであるが、本実施の形態においては、代理応答装置と代理制御装置とが他の無線通信装置を介して通信する実施の形態を示す。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1との違いを説明する。
図20は、実施の形態4に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図1のネットワークシステムの構成との違いは、制御棟10に無線通信装置18が追加され、建屋14に無線通信装置19が追加されたことである。また、代理応答装置13及び代理制御装置15は、代理応答装置60及び代理制御装置70に置き換わっている。代理応答装置60と代理制御装置70は、無線通信装置18及び無線通信装置19を介して無線回線17で通信する。
図21は、実施の形態4に係る代理応答装置60の構成を示すブロック図である。代理応答装置60は、受信制御部61、要求処理部62、応答生成部63、送信制御部64、識別子保存部65、及び応答保存部66により構成される。なお、代理応答装置60のハードウェア構成は、例えば、メモリ61、プロセッサ62、及び通信機63である。
受信制御部61は、有線回線16からフレームを受信する。受信制御部61は、フレームのデータ部分を要求処理部62に出力する。
識別子保存部65は、代理応答装置60が代理応答する被制御装置の識別子を保存する。例えば、図20に示す構成の場合、識別子保存部65は、建屋14に配置される被制御装置12b〜cの識別子を保存する。
要求処理部62は、受信制御部61から応答コマンドが入力され、応答コマンドの送信元が識別子保存部65に保存されている識別子と一致する場合、応答コマンドと送信元の被制御装置の識別子とを応答保存部66に出力する。応答保存部66から応答コマンドを読み出して送信する処理は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
図22は、実施の形態4に係る代理制御装置70の構成を示すブロック図である。
代理制御装置70は、要求保存部71、要求生成部72、送信制御部73、受信制御部74、及び応答処理部75により構成される。なお、代理制御装置70のハードウェア構成は、例えば、メモリ65、プロセッサ66、及び通信機67である。
受信制御部74は、有線回線16からフレームを受信する。受信制御部74は、フレームのデータ部分に要求コマンドが含まれており、要求コマンドの宛先が被制御装置12b〜cであれば、要求コマンドの宛先の識別子と要求コマンドとを要求保存部71に出力する。要求保存部71は、要求コマンドの宛先の識別子と要求コマンドとを対応付けて保存する。なお、要求生成部72が要求保存部71から要求コマンドを読み出して周期的に送信する処理は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
受信制御部74は、有線回線16からフレームを受信する。受信制御部74は、フレームのデータ部分に応答コマンドが含まれており、応答コマンドの宛先が制御装置11であれば、応答コマンドの送信元の識別子と応答コマンドとを応答処理部75に出力する。また、受信制御部74は、応答コマンドの受信がタイムアウトした場合、タイムアウトした旨を応答処理部75に通知する。受信制御部54は、送信制御部73から通知される送信タイミングより応答コマンドの受信がタイムアウトするタイミングを算出しておく。
無線通信装置18は、有線回線16から自装置宛のフレームを受信する。フレームのデータ部分に要求コマンドが含まれており、要求コマンドの宛先が被制御装置12b〜cの場合、無線通信装置18は、要求コマンドを無線フレームにのせかえて送信する。無線フレームのヘッダの宛先は、無線通信装置19である。
また、無線通信装置18は、無線回線17から自装置宛の無線フレームを受信する。無線フレームのデータ部分に応答コマンドが含まれており、応答コマンドの宛先が制御装置11の場合、無線通信装置18は、応答コマンドを有線回線16のフレームにのせかえてブロードキャストで送信する。
また、無線通信装置19は、無線回線17から自装置宛の無線フレームを受信する。無線フレームのデータ部分に要求コマンドが含まれており、要求コマンドの宛先が被制御装置12b〜cの場合、無線通信装置19は、要求コマンドを有線回線16のフレームにのせかえてブロードキャストで送信する。
11 制御装置
12、12a〜c 被制御装置
13、40、60 代理応答装置
14 建屋
15、50、70 代理制御装置
16 有線回線
17 無線回線
21、52、72 要求生成部
22、34、44、53、64、73 送信制御部
23、31、41、54、61、74 受信制御部
24、55、75 応答処理部
32、42、62 要求処理部
33、43、63 応答生成部
45、65 識別子保存部
46、56 無線通信部
47、66 応答保存部
48、57 集約部
49、58 分離部
51、71 要求保存部
Claims (6)
- 有線回線で接続される第1のネットワークに配置される制御装置が、有線回線で接続される第2のネットワークに配置される被制御装置と通常は有線回線を介して通信し、前記有線回線に障害が発生したと判定した場合に無線回線に切り替えて通信するシステムの前記第1のネットワークに配置される代理応答装置であって、
前記制御装置から、前記被制御装置への要求コマンドを周期的に受信する受信制御部と、
前記制御装置から入力される前記要求コマンドを前記第2のネットワークに配置される代理制御装置に前記無線回線を介して送信するとともに、前記被制御装置から前記制御装置への応答コマンドを前記代理制御装置から前記無線回線を介して受信する無線通信部と、
前記無線通信部から入力される応答コマンドを保存する応答保存部と、
前記要求コマンドの宛先である前記被制御装置から送信された応答コマンドが前記応答保存部に保存されている場合、前記応答コマンドを出力する応答生成部と、
前記応答生成部から入力される前記応答コマンドを前記制御装置に送信する送信制御部と、
を備えることを特徴とする代理応答装置。 - 前記応答生成部は、前記要求コマンドの宛先である前記被制御装置から送信された応答コマンドが前記応答保存部に保存されていない場合、データ部分にダミーの値を設定して前記制御装置への応答コマンドを出力することを特徴とする請求項1に記載の代理応答装置。
- 前記第2のネットワークに配置される複数の被制御装置への複数の要求コマンドを1つのフレームに集約した集約要求コマンドを生成し、前記集約要求コマンドを出力する集約部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の代理応答装置。
- 前記第2のネットワークに配置される複数の被制御装置から前記制御装置への複数の応答コマンドが1つのフレームに集約された集約応答コマンドを受信した場合、前記集約応答コマンドを応答コマンドに分離し、分離した応答コマンドと前記応答コマンドの送信元である被制御装置の識別子とを対応付けて保存する分離部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の代理応答装置。
- 有線回線で接続される第1のネットワークに配置される制御装置が、有線回線で接続される第2のネットワークに配置される被制御装置と通常は有線回線を介して通信し、前記有線回線に障害が発生したと判定した場合に無線回線に切り替えて通信する代理応答システムであって、
前記制御装置から、前記被制御装置への要求コマンドを周期的に受信する受信制御部と、
前記制御装置から入力される前記要求コマンドを前記第2のネットワークに配置される代理制御装置に前記無線回線を介して送信するとともに、前記被制御装置から前記制御装置への応答コマンドを前記代理制御装置から前記無線回線を介して受信する無線通信部と、
前記無線通信部から入力される応答コマンドを保存する応答保存部と、
前記要求コマンドの宛先である前記被制御装置から送信された応答コマンドが前記応答保存部に保存されている場合、前記応答コマンドを出力する応答生成部と、
前記応答コマンドを前記制御装置に送信する送信制御部と、
を備えることを特徴とする代理応答システム。 - 有線回線で接続される第1のネットワークに配置される制御装置が、有線回線で接続される第2のネットワークに配置される被制御装置と通常は有線回線を介して通信し、前記有線回線に障害が発生したと判定した場合に無線回線に切り替えて通信するシステムの代理応答方法であって、
前記制御装置から、前記被制御装置への要求コマンドを周期的に受信するステップと、
前記制御装置から入力される前記要求コマンドを前記第2のネットワークに配置される代理制御装置に前記無線回線を介して送信するとともに、前記被制御装置から前記制御装置への応答コマンドを前記代理制御装置から前記無線回線を介して受信するステップと、
前記要求コマンドの宛先である前記被制御装置から送信された応答コマンドが保存されている場合、前記応答コマンドを出力するステップと、
前記応答コマンドを前記制御装置に送信するステップと、
を有する代理応答方法。
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