JP6989621B2 - パケット伝送方法、エッジデバイス及び機械可読記憶媒体 - Google Patents

パケット伝送方法、エッジデバイス及び機械可読記憶媒体 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本願は、2017年05月19日に中国特許局に提出して出願番号が201710355369.8で名称が「パケット伝送方法及び装置」である中国特許出願を優先権として主張し、その全内容が援用されて本願に取り込まれている。
本開示は通信技術分野に関し、特にパケット伝送方法、エッジデバイス及び機械可読記憶媒体に関する。
VXLAN(Virtual eXtensible Local Area Network、仮想拡張可能ローカルエリアネットワーク)はIPネットワークに基づき、「MAC(Media Access Control、媒体アクセス制御)in UDP(User Datagram Protocol、ユーザーデータグラムプロトコル)」カプセル化の形式を用いたレイヤー2のVPN(Virtual Private Network、バーチャルプライベートネットワーク)技術である。VXLANは既存のサービスプロバイダ又は企業IPネットワークに基づき、分散したサイトにレイヤー2の相互接続を提供し、様々なテナントにサービス分離を提供することができる。VXLANは主にデータセンターネットワークに適用される。データセンターはエッジデバイスによって他のデータセンター又は外部パブリックネットワークと通信する。
本開示はパケット伝送方法、エッジデバイス及び機械可読記憶媒体を提供する。
本開示の実施例はローカルエッジデバイスに適用されるパケット伝送方法を提供する。前記方法は、
相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信して、前記第1通知メッセージから第1ホストのルーティングを見付け出して、前記第1ホストのルーティングと前記第1通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第1転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加することと、
パケットを受信した後、前記パケットの宛先アドレスによってハードウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ハードウェア転送テーブルに存在しない場合は、前記パケットの宛先アドレスによって前記ソフトウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ソフトウェア転送テーブルに存在している場合は、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて前記パケットを送信することと、を含む。
本開示の実施例はプロセッサ及び機械可読記憶媒体を備えるローカルエッジデバイスを提供する。前記機械可読記憶媒体には前記プロセッサに実行される機械実行可能命令が記憶され、前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、
相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信して、前記第1通知メッセージから第1ホストのルーティングを見付け出して、前記第1ホストのルーティングと前記第1通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第1転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加することと、
パケットを受信した後、前記パケットの宛先アドレスによってハードウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ハードウェア転送テーブルに存在しない場合は、前記パケットの宛先アドレスによって前記ソフトウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ソフトウェア転送テーブルに存在している場合は、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて前記パケットを送信することを、実行する。
本開示の実施例は機械実行可能命令が記憶される機械可読記憶媒体を提供する。プロセッサにコールして実行されるとき、前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、
相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信して、前記第1通知メッセージから第1ホストのルーティングを見付け出して、前記第1ホストのルーティングと前記第1通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第1転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加することと、
パケットを受信した後、前記パケットの宛先アドレスによってハードウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ハードウェア転送テーブルに存在しない場合は、前記パケットの宛先アドレスによって前記ソフトウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ソフトウェア転送テーブルに存在している場合は、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて前記パケットを送信することを、実行する。
上記技術案によれば、本開示の実施例では、ローカルエッジデバイスは相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信した後、ソフトウェア転送テーブルに第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーを追加することができる。このように、第1ホストのルーティングにマッチしているパケットを受信した後、第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーによってパケットを相手側エッジデバイスに送信し、相手側エッジデバイスがパケットをホストに送信する。上記過程において、ローカルエッジデバイスのデータセンターで該パケットをブロードキャストすることを回避し、データセンターのバンドリソースを節約し、ホストのサービス中断を回避し、ユーザー体験を向上させることができる。そして、ローカルエッジデバイスは、CPU(Central Processing Unit、中央処理ユニット)にメンテナンスされるソフトウェア転送テーブルに第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーを追加し、ハードウェア転送チップにメンテナンスされるハードウェア転送テーブルに第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーを追加することなく、ハードウェア転送チップのエントリーリソースを節約する。
本開示の実施例又は従来技術の技術案をより明確に説明するために、以下に本開示の実施例又は従来技術の記述に必要な図面を簡単に説明する。当然ながら、以下に記載する図面は単に本開示に記載する実施例の一例であって、当業者であれば、本開示の実施例のこれらの図面に基づいて他の図面に想到しうる。
図1はVXLANを用いたデータセンターネットワークの模式図である。 図2は本開示の実施形態におけるパケット伝送方法のフローチャートである。 図3は本開示の実施形態におけるパケット伝送装置の構造図である。 図4は本開示の実施形態におけるローカルエッジデバイスのハードウェア構造図である。
本開示の実施例に使用される用語は特定の実施例を説明するためのものであって、本開示を制限するためのものではない。文章に他の意味が明確に示されない限り、本開示及び特許請求の範囲に使用される単数形式の「1種」「前記」及び「該」は複数形式を含むように意図される。本明細書に使用される用語「及び/又は」は1つ又は複数の関連する列挙した項目を含む任意又はすべての組み合わせを指すと更に理解すべきである。
本開示に用語「第1」「第2」「第3」等を用いて様々な情報を説明する可能性があるが、これらの情報がこれらの用語に限られないと理解すべきである。これらの用語は同じタイプの情報を区別するためのものに過ぎない。例えば、本開示の範囲を逸脱せずに、第1情報が第2情報と称されてもよく、同様に、第2情報が第1情報と称されてもよい。コンテクストによって、使用される用語「〇〇場合」は「○○時」、「○○であれば」又は「決定に応答する」と解釈されてもよい。
図1を参照する。図1にはVXLANを用いたデータセンターネットワークのアーキテクチャ模式図を示し、ホスト1及びエッジデバイス1はデータセンター1にあり、ホスト2及びエッジデバイス2はデータセンター2にあり、ホスト3はパブリックネットワーク側にある。このような場合に、従来技術では、安全性のためにホストのルーティングが乗せられている通知メッセージはデータセンターの内部での伝達のみが許容され、データセンターのエッジデバイスは該データセンター内のネットワークセグメントのルーティングのみを外部に送る。
例えば、データセンター1がネットワークセグメント11.1.1.0/24を使い、データセンター2がネットワークセグメント11.1.1.0/24を使うと仮定する場合、データセンター1のエッジデバイス1はネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24をパブリックネットワーク側のネットワーク機器及びデータセンター2のエッジデバイス2に送ることができる。ネットワーク機器はインターフェース1を介してネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24を受信した後、転送テーブルにネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24とインターフェース1との対応関係を記録する。エッジデバイス2はVXLANトンネル1を介してネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24を受信した後、転送テーブルにネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24とVXLANトンネル1との対応関係を記録する。
なお、データセンター2のエッジデバイス2はネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24をネットワーク機器及びデータセンター1のエッジデバイス1に送ることもできる。ネットワーク機器はインターフェース2を介してネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24を受信した後、転送テーブルにネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24とインターフェース2との対応関係を記録する。エッジデバイス1はVXLANトンネル1を介してネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24を受信した後、転送テーブルにネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24とVXLANトンネル1との対応関係を記録する。
ホスト1のIPアドレスが11.1.1.2、ホスト2のIPアドレスが11.1.1.3、ホスト3が宛先IPアドレスが11.1.1.2であるパケットを送信すると仮定し、ネットワーク機器は該パケットを受信した後、転送テーブルには、宛先IPアドレス11.1.1.2のネットワークセグメントにマッチしている転送エントリーが2つであるため、1つの転送エントリーを選択して該転送エントリーに基づいて該パケットを送信する。インターフェース2を介して該パケットを送信すると仮定する場合は、パケットをエッジデバイス2に送信する。
エッジデバイス2の転送テーブルにはネットワークセグメント11.1.1.0/24に対応する転送エントリーのみが含まれて具体的な宛先IPアドレス11.1.1.2にマッチしている転送エントリーが含まれないため、データセンター2においてブロードキャストフラッディングを行い、それによりデータセンター2の大量のバンドリソースが占有され、パケットをホスト1に送信できなく、ホスト1のサービス中断が生じてユーザー体験に悪影響を与えてしまう。
従って、本開示の実施例は上記問題の解決案を提供し、以下に本実施例案を詳しく説明する。
本開示の実施例はパケット伝送方法を提供する。該方法はローカルエッジデバイス及び相手側エッジデバイスを備えるシステムに適用されることができる。ローカルエッジデバイス及び相手側エッジデバイスが異なるデータセンターにあり、ローカルエッジデバイスと相手側エッジデバイスとの間にEVPN(Ethernet Virtual Private Network、イーサネットバーチャルプライベートネットワーク)ネイバーが確立されている。一例では、ローカルエッジデバイス及び相手側エッジデバイスがいずれもVTEP(VXLAN Tunnel End Point、VXLANトンネルエンドポイント)デバイスであってもよく、ローカルエッジデバイスと相手側エッジデバイスとがVXLANトンネルを介して接続される。
一例では、各データセンターにはエッジデバイス(例えば、ローカルエッジデバイス又は相手側エッジデバイス)のほか、更にアクセスデバイス(例えば、ルーター又はスイッチ)、ホスト(例えば、バーチャルマシン)が含まれてもよく、アクセスデバイスがエッジデバイスに接続され、アクセスデバイスがホストに接続される。なお、該システムはデータセンターを含むだけでなく、更にパブリックネットワーク側のネットワーク機器(例えば、ルーター又はスイッチ)及びホストを含んでもよい。
一例では、ローカルエッジデバイス及び相手側エッジデバイスが相対的なものである。例えば、エッジデバイス1がデータセンター1にあり、エッジデバイス2がデータセンター2にあり、エッジデバイス1とエッジデバイス2との間にEVPNネイバーが確立されている場合は、エッジデバイス1がローカルエッジデバイスであり、エッジデバイス2が相手側エッジデバイスであり、又は、エッジデバイス2がローカルエッジデバイスであり、エッジデバイス1が相手側エッジデバイスである。
一例では、ローカルエッジデバイスが位置しているデータセンター及び相手側エッジデバイスが位置しているデータセンターは同じネットワークセグメントを用いてもよいし、異なるネットワークセグメントを用いてもよく、例えば、ローカルエッジデバイスが位置しているデータセンター及び相手側エッジデバイスが位置しているデータセンターはいずれもネットワークセグメント11.1.1.0/24を用いる。
図1は本開示の実施例の応用シーンの模式図であり、データセンター1はホスト1、アクセスデバイス1及びエッジデバイス1を含み、データセンター2はホスト2、アクセスデバイス2及びエッジデバイス2を含み、パブリックネットワーク側はネットワーク機器及びホスト3を含み、データセンター1はネットワークセグメント11.1.1.0/24を使い、データセンター2はネットワークセグメント11.1.1.0/24を使うと仮定する。本応用シーンにおいて、エッジデバイス1が相手側エッジデバイスであって、エッジデバイス2がローカルエッジデバイスである場合を例として説明し、当然ながら、実用では、エッジデバイス1がローカルエッジデバイスであって、エッジデバイス2が相手側エッジデバイスであってもよい。
本応用シーンにおいて、異なるデータセンターのエッジデバイスの間にEVPNネイバーが確立されるが、データセンターのエッジデバイスとパブリックネットワーク側のネットワーク機器との間にEVPNネイバーが確立されない。これに基づき、エッジデバイス1及びエッジデバイス2がいずれもデータセンターのエッジデバイスであるため、エッジデバイス1とエッジデバイス2との間にEVPNネイバーが確立されるが、エッジデバイス1とネットワーク機器との間にEVPNネイバーが確立されなく、エッジデバイス2とネットワーク機器との間にEVPNネイバーが確立されない。
上記応用シーンにおいて、本開示の実施例に係るパケット伝送方法は転送テーブルメンテナンスステップ及びパケット伝送ステップを含んでもよい。転送テーブルメンテナンスステップについては、ローカルエッジデバイスはソフトウェア転送テーブル及びハードウェア転送テーブルをメンテナンスすることができる。パケット伝送ステップについては、ローカルエッジデバイスは該ソフトウェア転送テーブル又は該ハードウェア転送テーブルに基づいてパケットを伝送することができる。ローカルエッジデバイスのCPUにメンテナンスされる転送テーブルはソフトウェア転送テーブルと称され、ローカルエッジデバイスのハードウェア転送チップにメンテナンスされる転送テーブルはハードウェア転送テーブルと称される。なお、ソフトウェア転送テーブル/ハードウェア転送テーブルにおける各エントリーは1つの転送エントリーと称され、該転送エントリーはルーティング(例えば、IPアドレス)とアウトバウンドインターフェースとのマッピング関係を記録するように構成される。
ローカルエッジデバイスがソフトウェア転送テーブル/ハードウェア転送テーブルに転送エントリーを記録する過程は、以下であってもよい。1、ローカルエッジデバイスは相手側エッジデバイスから送信されたホストのルーティング(区別しやすいため、第1ホストのルーティングと称される)を受信した場合、ソフトウェア転送テーブルのみに該第1ホストのルーティングに対応する転送エントリー(区別しやすいため、第1転送エントリーと称される)を記録する。2、ローカルエッジデバイスは相手側エッジデバイスから送信されたネットワークセグメントのルーティングを受信した場合、ソフトウェア転送テーブルに該ネットワークセグメントのルーティングに対応する転送エントリー(区別しやすいため、第2転送エントリーと称される)を記録するとともにハードウェア転送テーブルにも該ネットワークセグメントのルーティングに対応する第2転送エントリーを記録する。3、ローカルエッジデバイスはアクセスデバイスから送信されたホストのルーティング(区別しやすいため、第2ホストのルーティングと称される)を受信した場合、ソフトウェア転送テーブルに該第2ホストのルーティングに対応する転送エントリー(区別しやすいため、第3転送エントリーと称される)を記録するとともにハードウェア転送テーブルに該第2ホストのルーティングに対応する第3転送エントリーを記録する。
図2は該パケット伝送方法のフローチャートである。ステップ201は転送テーブルメンテナンスステップの一例であるが、ステップ202はパケット伝送ステップの一例である。
ステップ201、ローカルエッジデバイスは相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信して、該第1通知メッセージから第1ホストのルーティングを見付け出して、該第1ホストのルーティングと該第1通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第1転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加する。
ステップ202、ローカルエッジデバイスはパケットを受信した後、該パケットの宛先アドレスによってハードウェア転送テーブルをクエリし、該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが該ハードウェア転送テーブルに存在しない場合は、該パケットの宛先アドレスによって該ソフトウェア転送テーブルをクエリし、該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが該ソフトウェア転送テーブルに存在している場合、該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて該パケットを送信する。
以下、図1の応用シーンを参照しながら、転送テーブルメンテナンスステップ及びパケット伝送ステップを説明する。
I、転送テーブルメンテナンスステップ
該転送テーブルはソフトウェア転送テーブル及びハードウェア転送テーブルを含んでもよい。
ローカルエッジデバイスが転送テーブルをメンテナンスする過程は3つのタイプの通知メッセージに関する。例えば相手側エッジデバイスから送信されてホストのルーティングが載せられている通知メッセージ(区別しやすいため、以下に第1通知メッセージと称される)と、相手側エッジデバイスから送信されてネットワークセグメントのルーティングが載せられている通知メッセージ(区別しやすいため、以下に第2通知メッセージと称される)と、アクセスデバイス(ローカルエッジデバイスと同じデータセンターにあるアクセスデバイス)から送信されてホストのルーティングが載せられている通知メッセージと(区別しやすいため、以下に第3通知メッセージと称される)である。以下、この3つのタイプの通知メッセージを詳しく説明する。
1、相手側エッジデバイスはホストのルーティングが載せられている第1通知メッセージをローカルエッジデバイスに送信する。
一例では、相手側エッジデバイスは相手側エッジデバイスが位置しているデータセンターにおけるホストの第1ホストのルーティング(区別しやすいため、第1ホストのルーティングと称される)を取得し、第1ホストのルーティングを含む第1通知メッセージを生成し、ローカルエッジデバイスに第1通知メッセージを送信することができる。このように、ローカルエッジデバイスは第1ホストのルーティングが載せられている第1通知メッセージを受信することができる。
同様に、ローカルエッジデバイスはローカルエッジデバイスが位置しているデ ータセンターにおけるホストの第3ホストのルーティング(区別しやすいため、第3ホストのルーティングと称される)を取得し、第3ホストのルーティングを含む第4通知メッセージ(区別しやすいため、第4通知メッセージと称される)を生成し、相手側エッジデバイスに第4通知メッセージを送信することもできる。このように、相手側エッジデバイスは第3ホストのルーティングが載せられている第4通知メッセージを受信することができる。
更に、ローカルエッジデバイスは第1通知メッセージを受信した後、該第1通知メッセージから第1ホストのルーティングを見付け出して、第1ホストのルーティングと該第1通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第1転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加する。該インターフェースは、一般的に、ローカルエッジデバイスと相手側エッジデバイスとの間のトンネルの接続口、例えばVXLANトンネルである。同様に、相手側エッジデバイスは第4通知メッセージを受信した後、該第4通知メッセージから第3ホストのルーティングを見付け出して、第3ホストのルーティングに対応する転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加し、該転送エントリーは、第3ホストのルーティングと該第4通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む。該インターフェースは、一般的に、相手側エッジデバイスとローカルエッジデバイスとの間のトンネル接続口、例えばVXLANトンネルである。従って、相手側エッジデバイスは、受信したパケットの宛先アドレスが前記ローカルエッジデバイスが位置しているデータセンターにおけるホストである場合、前記第3ホストのルーティングに基づいて該パケットをローカルエッジデバイスに送信する。
一例では、ローカルエッジデバイスは第1通知メッセージを受信した後、ソフトウェア転送テーブルのみに第1転送エントリーを追加し、ハードウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加しない。
以下、図1のシーンを参照しながら、上記過程を説明する。エッジデバイス1はデータセンター1におけるホスト1のホストのルーティング(例えば、11.1.1.2/32)を取得し、該ホストのルーティングは32ビットのIPアドレスであり、ネットワークセグメントのルーティングではない。次に、エッジデバイス1はホストのルーティング(11.1.1.2/32)を含む通知メッセージを生成して、エッジデバイス2に該通知メッセージを送信する。エッジデバイス2は通知メッセージを受信した後、ソフトウェア転送テーブルに転送エントリーを追加する。表1に示すように、該転送エントリーはホストのルーティング(11.1.1.2/32)とVXLANトンネル1(エッジデバイス1とエッジデバイス2との間のVXLANトンネル)との対応関係を含む。
Figure 0006989621
「エッジデバイス1がデータセンター1におけるホスト1のホストのルーティングを取得する」過程については、一例では、エッジデバイス1とアクセスデバイス1との接続インターフェースは所属するネットワークセグメントが11.1.1.0/24であるため、エッジデバイス1は該インターフェースを介してARP(Address Resolution Protocol、アドレス解析プロトコル)リクエストパケットを送信する。該ARPリクエストパケットは宛先IPアドレスがネットワークセグメントアドレス11.1.1.0/24である。このように、ホスト1は該ARPリクエストパケットを受信した後、該ARPリクエストパケットに対するARP応答パケットを送信する。エッジデバイス1は該ARP応答パケットを受信した後、ホスト1のIPアドレス11.1.1.2を見付け出して、ホスト1のホストのルーティング(11.1.1.2/32)を取得することができる。他の例では、アクセスデバイス1はホスト1から送信された無償(Gratuitous)のARPパケットを受信した場合、無償(Gratuitous)のARPパケットからホスト1のIPアドレス11.1.1.2を見付け出して、ホスト1のホストのルーティング(11.1.1.2/32)を取得することができる。次に、アクセスデバイス1はエッジデバイス1にホストのルーティング(11.1.1.2/32)が載せられている通知メッセージを送信する。このように、エッジデバイス1は該通知メッセージからホスト1のホストのルーティング(11.1.1.2/32)を解析することができる。つまり、相手側エッジデバイスはARP学習を能動的にトリガーして、該相手側デバイスが位置しているデータセンターにおけるホストの前記第1ホストのルーティングを取得することができる。相手側エッジデバイスは該相手側デバイスが位置しているデータセンターにおけるホストから送信された無償(Gratuitous)のARPパケットに基づいて前記第1ホストのルーティングを取得することもできる。
同様に、エッジデバイス2は上記方式でデータセンター2におけるホスト2のホストのルーティングを取得することもできる。
「エッジデバイス1がエッジデバイス2に通知メッセージを送信する」過程については、従来方式では、安全性のためにデータセンター内のみにホストのルーティングが載せられている通知メッセージを伝送し、他のデータセンターにホストのルーティングが載せられている通知メッセージを送信することがなく、パブリックネットワーク側にホストのルーティングが載せられている通知メッセージを送信することもない。本開示の実施例では、エッジデバイス1はそのEVPNネイバーにホストのルーティングが載せられている通知メッセージを送信し、パブリックネットワーク側にホストのルーティングが載せられている通知メッセージを送信することがない。
エッジデバイス1とエッジデバイス2との間にEVPNネイバーが確立されているので、エッジデバイス1はエッジデバイス2にホストのルーティング(11.1.1.2/32)が載せられている通知メッセージを送信する。エッジデバイス1とパブリックネットワーク側のネットワーク機器との間にEVPNネイバーが確立されていないため、エッジデバイス1はネットワーク機器にホストのルーティング(11.1.1.2/32)が載せられている通知メッセージを送信することがない。当然ながら、エッジデバイス1は更に他のEVPNネイバーがある場合、他のEVPNネイバーにホストのルーティング(11.1.1.2/32)が載せられている通知メッセージを送信することもできる。
同様に、エッジデバイス2はデータセンター2におけるホスト2のホストのルーティング(例えば、11.1.1.3/32)を取得し、ホストのルーティング(例えば、11.1.1.3/32)を含む通知メッセージを生成して、エッジデバイス1に該通知メッセージを送信することができるが、パブリックネットワーク側のネットワーク機器に該通知メッセージを送信することがない。エッジデバイス1は通知メッセージを受信した後、ホストのルーティング(例えば、11.1.1.3/32)とVXLANトンネル1(エッジデバイス2とエッジデバイス1との間のVXLANトンネル)との対応関係を含む転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加する。
一例では、「ローカルエッジデバイスがソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリー(第1ホストのルーティングとVXLANトンネルとの対応関係)を追加する」過程は、以下の方式を含むが、それに限らない。第1通知メッセージに所定のタグが載せられ、及び/又は、第1通知メッセージのソースアドレスがネイバーテーブルに位置している場合は、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加する。そのうち、所定のタグは第1通知メッセージにホストのルーティングが載せられていることを示し、ネイバーテーブルはローカルエッジデバイスのEVPNネイバーであるとともに他のデータセンターに位置しているエッジデバイスのアドレスを記録するように構成される。以下、いくつかの具体的な方式によって上記過程を詳しく説明する。
方式A
ローカルエッジデバイスは第1通知メッセージに所定のタグが載せられているかどうかをクエリする。YESの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加し、NOの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加しない。該所定のタグは該第1通知メッセージに載せられているのがホストのルーティングであることを示すように構成される。
同様に、ローカルエッジデバイスから相手側エッジデバイスに送信されて前記第3ホストのルーティングを含む第4通知メッセージが所定のタグを含むことによって、前記相手側エッジデバイスが前記所定のタグに基づき、前記第3ホストのルーティングに対応する転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに記録する。
例えば、エッジデバイス1がホストのルーティング(11.1.1.2/32)が載せられている通知メッセージをエッジデバイス2に送信するとき、該通知メッセージに所定のタグ(例えば、AAA等)を追加し、該通知メッセージに載せられているのがホストのルーティングであることを示すようにする。このように、エッジデバイス2は第1通知メッセージに所定のタグが載せられているとクエリして、ホストのルーティング(11.1.1.2/32)及びVXLANトンネル1を含む転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加する。
方式B
ローカルエッジデバイスは該第1通知メッセージのソースアドレス(すなわち、相手側エッジデバイスのアドレス)がネイバーテーブルに位置しているかどうかをクエリする。YESの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加し、NOの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加しない。該ネイバーテーブルはローカルエッジデバイスのEVPNネイバーであるとともに他のデータセンターに位置しているエッジデバイスのアドレスを記録するように構成される。
例えば、エッジデバイス1とエッジデバイス2とがEVPNネイバーであるので、エッジデバイス2のネイバーテーブルにエッジデバイス1のアドレス(例えば、IPアドレス)を記録する。これに基づき、エッジデバイス2は第1通知メッセージのソースアドレスがネイバーテーブルに位置しているとクエリして、ホストのルーティング(11.1.1.2/32)及びVXLANトンネル1を含む転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加することができる。なお、該第1通知メッセージのソースアドレスがネイバーテーブルに位置していない場合は、相手側エッジデバイス(すなわち、エッジデバイス1)がエッジデバイス2のEVPNネイバーではないことを示し、この時、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加する必要がない。
方式C
ローカルエッジデバイスは第1通知メッセージに所定のタグが載せられているかどうかをクエリする。NOの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加しなく、YESの場合、第1通知メッセージのソースアドレス(すなわち、相手側エッジデバイスのアドレス)がネイバーテーブルに位置しているかどうかをクエリする。NOの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加しなく、YESの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加する。
方式D
ローカルエッジデバイスは第1通知メッセージのソースアドレス(すなわち、相手側エッジデバイスのアドレス)がネイバーテーブルに位置しているかどうかをクエリする。NOの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加しなく、YESの場合、第1通知メッセージに所定のタグが載せられているかどうかをクエリする。NOの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加しなく、YESの場合、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加する。
2、相手側エッジデバイスはネットワークセグメントのルーティングが載せられている第2通知メッセージをローカルエッジデバイスに送信する。
一例では、相手側エッジデバイスはその自身が位置しているデータセンターで使用しているネットワークセグメント(例えば、相手側エッジデバイスで本データセンターにおけるアクセスデバイスに接続されるインターフェースが属するネットワークセグメント、例えばネットワークセグメント11.1.1.0/24)を取得して、該ネットワークセグメントのルーティングが載せられている第2通知メッセージをローカルエッジデバイスに送信することができる。例えば、エッジデバイス1とエッジデバイス2とはマルチプロトコルボーダーゲートウェイプロトコル(MP−BGP:Multiprotocol−BorderGatewayProtocol)によってEVPNルーティング情報を相互に通知することができる。
このように、ローカルエッジデバイスは相手側エッジデバイスからの第2通知メッセージを受信し、該第2通知メッセージからネットワークセグメントのルーティングを見付け出して、該ネットワークセグメントのルーティングと該第2通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第2転送エントリーをソフトウェア転送テーブル及びハードウェア転送テーブルに追加することができる。該インターフェースは、一般的に、ローカルエッジデバイスと相手側エッジデバイスとの間のトンネル接続口、例えばVXLANトンネルである。
一例では、ローカルエッジデバイスは第2通知メッセージを受信した後、ソフトウェア転送テーブルに第2転送エントリーを追加し、ハードウェア転送テーブルにも第2転送エントリーを追加する。
以下、図1のシーンを参照しながら、上記過程を説明する。エッジデバイス1はデータセンター1のネットワークセグメント11.1.1.0/24を取得して、ネットワークセグメントのルーティング(11.1.1.0/24)を含む通知メッセージを生成して、エッジデバイス2に該通知メッセージを送信することができる。エッジデバイス2は該通知メッセージを受信した後、ネットワークセグメントのルーティング(11.1.1.0/24)と、VXLANトンネル1(エッジデバイス1とエッジデバイス2との間のVXLANトンネル)との対応関係を含む転送エントリーをソフトウェア転送テーブル及びハードウェア転送テーブルに追加する。
エッジデバイス2はネットワークセグメントのルーティング(11.1.1.0/24)が載せられている通知メッセージをエッジデバイス1に送信することもでき、エッジデバイス1によってソフトウェア転送テーブル及びハードウェア転送テーブルに転送エントリーを追加し、ここで詳細な説明は省略する。
一例では、「エッジデバイス1はネットワークセグメントのルーティングが載せられている通知メッセージをエッジデバイス2に送信する」過程については、エッジデバイス1はネットワークセグメントのルーティングが載せられている通知メッセージをその自身のEVPNネイバーに送信することもでき、ネットワークセグメントのルーティングが載せられている通知メッセージをパブリックネットワーク側のネットワーク機器に送信することもでき、更にネットワークセグメントのルーティングが載せられている通知メッセージをEVPNネイバーではない他のエッジデバイスに送信することもできる。ここでは制限しない。
ネットワーク機器はインターフェース1を介してエッジデバイス1から送信されてネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24が載せられている通知メッセージを受信した後、ネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24とインターフェース1との対応関係を転送テーブルに記録することができる。ネットワーク機器はインターフェース2を介してエッジデバイス2から送信されてネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24が載せられている通知メッセージを受信した後、ネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24とインターフェース2との対応関係を転送テーブルに記録することができる。
3、アクセスデバイスはホストのルーティングが載せられている第3通知メッセージをローカルエッジデバイスに送信する。
一例では、アクセスデバイスは該アクセスデバイスが位置しているデータセンターにおけるホストの第2ホストのルーティング(区別しやすいため、第2ホストのルーティングと称される)を取得した後、該第2ホストのルーティングが載せられている第3通知メッセージを該データセンターのローカルエッジデバイスに送信することができる。このように、ローカルエッジデバイスはアクセスデバイスからの第3通知メッセージを受信し、該第3通知メッセージから第2ホストのルーティングを見付け出して、第2ホストのルーティングと該第3通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第3転送エントリーをソフトウェア転送テーブル及びハードウェア転送テーブルに追加することができる。該インターフェースは、一般的に、ローカルエッジデバイスとアクセスデバイスとの間のインターフェースであってもよく、VXLANトンネルでなくてもよい。
一例では、ローカルエッジデバイスは第3通知メッセージを受信した後、ソフトウェア転送テーブルに第3転送エントリーを追加し、ハードウェア転送テーブルにも第3転送エントリーを追加する。
以下、図1のシーンを参照しながら、上記過程を説明する。アクセスデバイス2はホスト2から送信された無償(Gratuitous)のARPパケットを受信したとき、無償(Gratuitous)のARPパケットからIPアドレス11.1.1.3を見付け出して、ホストのルーティング(11.1.1.3/32)を取得し、ホストのルーティング(11.1.1.3/32)が載せられている通知メッセージをエッジデバイス2に送信することができ。このように、エッジデバイス2は該通知メッセージからホストのルーティング(11.1.1.3/32)を見付け出して、ホストのルーティング(11.1.1.3/32)とインターフェースA(エッジデバイス2とアクセスデバイス2との間のインターフェース)との対応関係を含む転送エントリーをソフトウェア転送テーブル及びハードウェア転送テーブルに追加することができる。
つまり、ローカルエッジデバイスはARP学習を能動的にトリガーし、ARP学習パケットを送信して、該ローカルデバイスが位置しているデータセンターにおけるホストの前記第3ホストのルーティングを取得することができる。ローカルエッジデバイスは該ローカルデバイスが位置しているデータセンターにおけるホストから送信された無償(Gratuitous)のARPパケットを受信し、前記第3ホストのルーティングを見付け出して取得することもできる。
以上の過程はローカルエッジデバイスが転送テーブル(ソフトウェア転送テーブル及びハードウェア転送テーブル)をメンテナンスする過程である。
II、パケット伝送ステップ
該パケット伝送ステップはソフトウェア転送テーブル又はハードウェア転送テーブルを用いてパケットを伝送することに用いられる。
一例では、ローカルエッジデバイスはソフトウェア転送テーブル(CPUによってメンテナンスされる)及びハードウェア転送テーブル(ハードウェア転送チップによってメンテナンスされる)をメンテナンスするので、ローカルエッジデバイスがパケットを伝送する過程については、まず、ローカルエッジデバイスは該パケットの宛先アドレス(例えば、宛先IPアドレス)によってハードウェア転送テーブルをクエリする(例えば、ハードウェア転送チップがパケットを受信した後、該宛先アドレスによってハードウェア転送テーブルをクエリする)。該ハードウェア転送テーブルには該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが存在している場合は、該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて該パケットを送信する。該ハードウェア転送テーブルには該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが存在しない場合は、ローカルエッジデバイスが該宛先アドレスによってソフトウェア転送テーブルをクエリする(例えば、ハードウェア転送チップがパケットをCPUに送信し、CPUが該宛先アドレスによってソフトウェア転送テーブルをクエリする)。該ソフトウェア転送テーブルには該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが存在している場合、該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて該パケットを送信し、該ソフトウェア転送テーブルには該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが存在しない場合、該パケットを廃棄する。
以下、図1のシーンを参照しながら、上記過程を説明する。ホスト3が宛先IPアドレス11.1.1.2のパケットを送信すると仮定する場合、ネットワーク機器は該パケットを受信した後、転送テーブルにはネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24とインターフェース1との対応関係、ネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24とインターフェース2との対応関係が含まれているので、ネットワーク機器はその中の1つの転送エントリーを選択することができ、ネットワークセグメントのルーティング11.1.1.0/24とインターフェース2との対応関係に対応する転送エントリーを選択すると仮定する場合は、ネットワーク機器はインターフェース2を介して該パケットを送信する。
エッジデバイス2はハードウェア転送チップが該パケットを受信した後、宛先IPアドレス11.1.1.2によってハードウェア転送テーブルをクエリする。表2にはハードウェア転送テーブルの一例を示す。1番目の転送エントリーは「アクセスデバイスからエッジデバイス2に送信されてホストのルーティング(11.1.1.3/32)が載せられている第3通知メッセージ」に基づいて生成されたものであり、2番目の転送エントリーは「エッジデバイス1からエッジデバイス2に送信されてネットワークセグメントのルーティング(11.1.1.0/24)が載せられている第2通知メッセージ」に基づいて生成されたものであり、3番目の転送エントリーはエッジデバイス2によってインターフェースAが属するネットワークセグメントが11.1.1.0/24であることを把握することで生成されたものである。宛先IPアドレス11.1.1.2が2番目の転送エントリー及び3番目の転送エントリーにマッチしており、この2つの転送エントリーはネットワークセグメントのルーティングが同じであるが、アウトバウンドインターフェースが一致しないため、マッチングにエラーがある認定する。つまり、ハードウェア転送テーブルには該宛先IPアドレス11.1.1.2にマッチしている転送エントリーがなく、ハードウェア転送チップは該パケットをCPUに送信する。
Figure 0006989621
エッジデバイス2のCPUは該パケットを受信した後、宛先IPアドレス11.1.1.2によってソフトウェア転送テーブルをクエリする。表3にはソフトウェア転送テーブルの一例を示す。2番目の転送エントリー、3番目の転送エントリー、4番目の転送エントリーを生成する過程は表2と同様であり、ここで詳細な説明は省略する。1番目の転送エントリーは「エッジデバイス1からエッジデバイス2に送信されてホストのルーティング(11.1.1.2/32)が載せられている第1通知メッセージ」に基づいて生成されたものである。宛先IPアドレス11.1.1.2は1番目の転送エントリーにマッチングする(最長のマスクでマッチングする原則によって、11.1.1.2/32のマスクが32ビットであるのに対して11.1.1.0/24のマスクが24ビットであるので、1番目の転送エントリーのみにマッチングする)ため、ソフトウェア転送テーブルには該宛先IPアドレス11.1.1.2にマッチしている転送エントリーが存在しており、CPUは該転送エントリーのアウトバウンドインターフェース(すなわち、VXLANトンネル1)に基づいて該パケットを送信する。このように、該パケットがエッジデバイス1に送信される。エッジデバイス1は該パケットを受信した後、最終的にパケットをホスト1に送信することができる。ここでパケットの伝送過程を完了する。
Figure 0006989621
ハードウェア転送チップがパケットをCPUに送信する過程については、大量のパケットでCPUに与えた影響を軽減するために、更にバッファキューを新規作成する。ハードウェア転送チップはパケットをバッファキューに記憶する。CPUはその性能に基づいてバッファキューからパケットを読み取り、大量のパケットをCPUに直接送信しないので、大量のパケットでCPUの処理性能に与えた衝撃を軽減し、CPUの負荷が大きすぎることを回避する。
一例では、ソフトウェア転送テーブルには宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが存在している場合、更に該宛先アドレスにマッチしている転送エントリーをハードウェア転送テーブルに追加する。例えば、CPUはソフトウェア転送テーブルにおける転送エントリー(11.1.1.2/32とVXLANトンネル1との対応関係)に基づいてパケットを送信した後、更に転送エントリー(11.1.1.2/32とVXLANトンネル1との対応関係)をハードウェア転送テーブルに追加する。このように、ハードウェア転送チップは宛先IPアドレス11.1.1.2のパケットを再び受信した後、転送エントリー(11.1.1.2/32とVXLANトンネル1との対応関係)を直接に用いてパケットを転送するので、パケットをCPUに送信しなく、CPUの処理負荷を軽減することができる。
そして、上記方式は転送エントリー(11.1.1.2/32とVXLANトンネル1との対応関係)をハードウェア転送テーブルに直接に追加するではなく、該転送エントリーにマッチしているパケットを受信した後、該転送エントリー(11.1.1.2/32とVXLANトンネル1との対応関係)をハードウェア転送テーブルに追加するので、ハードウェア転送チップのエントリーリソースを節約して、エントリーリソースの無駄遣いを回避することができる。
上記技術案によれば、ローカルエッジデバイスは相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信した後、ソフトウェア転送テーブルに第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーを追加することができる。このように、第1ホストのルーティングにマッチしているパケットを受信した後、第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーによってパケットを相手側エッジデバイスに送信し、相手側エッジデバイスがパケットをホストに送信する。上記過程において、ローカルエッジデバイスのデータセンターで該パケットをブロードキャストすることを回避し、データセンターのバンドリソースを節約し、ホストのサービス中断を回避し、ユーザー体験を向上させることができる。そして、ローカルエッジデバイスは、CPU(Central Processing Unit、中央処理ユニット)にメンテナンスされるソフトウェア転送テーブルに第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーを追加し、ハードウェア転送チップにメンテナンスされるハードウェア転送テーブルに第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーを追加することなく、ハードウェア転送チップのエントリーリソースを節約する。
上記方法と同様の発想に基づき、本願の実施例は更にローカルエッジデバイスに適用されるパケット伝送装置を提供する。図3に示すように、該装置は、
相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信するように構成される受信モジュール11と、
前記第1通知メッセージから第1ホストのルーティングを解析するように構成される解析モジュール12と、
前記第1ホストのルーティングと前記第1通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第1転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加するように構成される記録モジュール13と、
パケットを受信した後、前記パケットの宛先アドレスによってハードウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ハードウェア転送テーブルに存在しない場合は、前記パケットの宛先アドレスによって前記ソフトウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ソフトウェア転送テーブルに存在している場合は、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて前記パケットを送信するように構成される送信モジュール14と、
を備える。
前記記録モジュール13は、具体的に、ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加する過程において、前記第1通知メッセージに所定のタグが載せられている場合、及び/又は、前記第1通知メッセージのソースアドレスがネイバーテーブルに位置している場合は、前記ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加するように構成され、前記所定のタグは前記第1通知メッセージにホストのルーティングが載せられていることを示し、前記ネイバーテーブルは前記ローカルエッジデバイスのイーサネットバーチャルプライベートネットワークEVPNネイバーであるとともに他のデータセンターに位置しているエッジデバイスのアドレスを記録するように構成される。
一例では、前記受信モジュール11は、更に、相手側エッジデバイスからの第2通知メッセージを受信するように構成され、
前記解析モジュール12は、更に、前記第2通知メッセージからネットワークセグメントのルーティングを解析するように構成され、
前記記録モジュール13は、更に、前記ネットワークセグメントのルーティングと前記第2通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第2転送エントリーをハードウェア転送テーブルに追加するように構成される。
一例では、前記受信モジュール11は、更に、アクセスデバイスからの第3通知メッセージを受信するように構成され、
前記解析モジュール12は前記第3通知メッセージから第2ホストのルーティングを見付け出し、
前記記録モジュール13は、更に、前記第2ホストのルーティングと前記第3通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第3転送エントリーをハードウェア転送テーブルに追加するように構成される。
前記記録モジュール13は、更に、前記ソフトウェア転送テーブルには前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが存在している場合、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーを前記ハードウェア転送テーブルに追加するように構成される。
一例では、前記送信モジュール14は、更に、、前記ローカルエッジデバイスが位置しているデータセンターにおけるホストの第3ホストのルーティングを取得して、前記第3ホストのルーティングを含む第4通知メッセージを生成して、前記相手側エッジデバイスに前記第4通知メッセージを送信することによって、前記相手側エッジデバイスが前記第3ホストのルーティングに対応する転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加するように構成される。
本願の実施例に係るローカルエッジデバイスは、ハードウェアの面では、ハードウェアアーキテクチャ模式図が具体的に図4を参照してもよい。図4は本願の実施例に係るローカルエッジデバイスのハードウェア構造模式図である。機械可読記憶媒体及びプロセッサを備え、
機械可読記憶媒体には、機械実行可能命令コード、例えば、本開示の実施例に係るパケット伝送装置に含まれるソフトウェア機能モジュール又はコンピュータプログラム等が記憶されている。
プロセッサ及び機械可読記憶媒体はシステムバスによって通信することができ、プロセッサは機械可読記憶媒体に記憶されてパケット伝送論理に対応する機械実行可能命令コードを読み取って実行することにより、ローカルエッジデバイスが本願の上記例に開示されるパケット伝送操作を実現する。
ここで、機械可読記憶媒体は、いかなる電子、電気、光又は他の物理記憶装置であってもよく、情報例えば実行可能命令、データ等を含む又は記憶することができる。例えば、機械可読記憶媒体はRAM(Radom Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、フラッシュメモリ、記憶ドライブ(例えば、ハードディスクドライブ)、ソリッドステートドライブ、いかなるタイプのメモリディスク(例えば、光ディスク、dvd等)、同様の記憶媒体又はそれらの組み合わせであってもよい。
上記実施例に開示されるシステム、装置、モジュール又はユニットは具体的にコンピュータチップ又はエンティティで実現されてもよいし、ある機能を有する製品で実現されてもよい。典型的な実現装置はコンピュータであり、コンピュータの具体的な形式はパーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、セルラー方式電話、カメラ付き電話、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント、メディアプレーヤー、ナビゲーションデバイス、電子メール送受信装置、ゲームコンソール、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス又はこれらのデバイスのうちの任意の複数のデバイスの組み合わせであってもよい。
説明の便利上、以上の装置を説明する際に機能によって様々なユニットに分けてそれぞれ説明する。当然ながら、本開示を実施する際に各ユニットの機能を同じ又は複数のソフトウェア及び/又はハードウェアで実現してもよい。
当業者であれば、本開示の実施例が方法、システム又はコンピュータプログラム製品として提供されてもよいと理解すべきである。従って、本開示は完全なハードウェア実施例、完全なソフトウェア実施例、又はソフトウェア及びハードウェア態様を組み合わせた実施例の形式を用いてもよい。且つ、本開示の実施例はコンピュータ利用可能プログラムコードが含まれる1つ又は複数のコンピュータ利用可能記憶媒体(磁気ディスクメモリ、CD−ROM、光メモリ等を含むが、それらに限らない)において実施されるコンピュータプログラム製品の形式を用いてもよい。
本開示は本開示の実施例に係る方法、デバイス(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明したものである。コンピュータプログラム命令によってフローチャート及び/又はブロック図における各プロセス及び/又はブロック、及びフローチャート及び/又はブロック図におけるプロセス及び/又はブロックの組み合わせを実現できると理解すべきである。1つのマシンを生成するよう、これらのコンピュータプログラム命令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供することができ、それによりコンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサの実行した命令によってフローチャートにおける1つのプロセス又は複数のプロセス及び/又はブロック図における1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現するための装置を生成する。
且つ、これらのコンピュータプログラム命令はコンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置が特定の方式で動作するように案内できるコンピュータ可読メモリに記憶されてもよく、それにより該コンピュータ可読メモリに記憶される命令に命令装置を備える製造品を生成させ、該命令装置がフローチャートにおける1つのプロセス又は複数のプロセス及び/又はブロック図における1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現する。
これらのコンピュータプログラム命令が更にコンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置にアップロードされてもよく、それによりコンピュータ又は他のプログラマブルデバイスにおいて一連の操作ステップを実行することでコンピュータの実現した処理を生成し、それによりコンピュータ又は他のプログラマブルデバイスにおいて実行される命令はフローチャートにおける1つのプロセス又は複数のプロセス及び/又はブロック図における1つのブロック又は複数のブロックにおいて指定された機能を実現するためのステップを提供する。
当業者であれば、本開示の実施例が方法、システム又はコンピュータプログラム製品として提供されてもよいと理解すべきである。従って、本開示は完全なハードウェア実施例、完全なソフトウェア実施例、又はソフトウェア及びハードウェア態様を組み合わせた実施例の形式を用いてもよい。且つ、本開示はコンピュータ利用可能プログラムコードが含まれる1つ又は複数のコンピュータ利用可能記憶媒体(磁気ディスクメモリ、CD−ROM、光メモリ等を含んでもよいが、それらに限らない)において実施されるコンピュータプログラム製品の形式を用いてもよい。
以上の説明は本開示の実施例であって、本開示を制限するためのものではない。当業者であれば、本開示に対して種々の変更や変形を行うことができる。本開示の趣旨や原理内に行った修正、等価置換、改良等は、いずれも本開示の特許請求の範囲に含まれるべきである。
本開示の実施例では、ローカルエッジデバイスは相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信した後、第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加する。このように、第1ホストのルーティングにマッチしているパケットを受信した後、第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーによってパケットを相手側エッジデバイスに送信し、相手側エッジデバイスがパケットをホストに送信する。上記過程では、ローカルエッジデバイスのデータセンターで該パケットをブロードキャストすることを回避し、データセンターのバンドリソースを節約し、ホストのサービス中断を回避し、ユーザー体験を向上させることができる。そして、ローカルエッジデバイスは第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーをメンテナンスされるソフトウェア転送テーブルに追加することによって、第1ホストのルーティングに対応する転送エントリーをハードウェア転送チップにメンテナンスされるハードウェア転送テーブルに追加しなく、ハードウェア転送チップのエントリーリソースを節約する。

Claims (15)

  1. ローカルエッジデバイス及び複数の相手側エッジデバイスを備えるシステムにおける前記ローカルエッジデバイスに適用されるパケット伝送方法であって、
    前記ローカルエッジデバイス及び複数の前記相手側エッジデバイスが各々異なるデータセンターにあり、前記ローカルエッジデバイスと前記相手側エッジデバイスとの間にイーサネットバーチャルプライベートネットワークネイバーが確立されており、
    前記相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信して、前記第1通知メッセージから第1ホストのルーティングを見付け出して、前記第1ホストのルーティングと前記第1通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第1転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加し、ハードウェア転送テーブルに前記第1転送エントリーを追加しないことと、
    パケットを受信した後、前記パケットの宛先アドレスによってハードウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ハードウェア転送テーブルに存在しない場合は、前記パケットの宛先アドレスによって前記ソフトウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ソフトウェア転送テーブルに存在している場合は、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて前記パケットを送信することと、
    を含むパケット伝送方法。
  2. 前記ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加することは、
    前記第1通知メッセージに所定のタグが載せられている場合は、前記ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加し、前記所定のタグは前記第1通知メッセージにホストのルーティングが載せられていることを示すこと
    を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加することは、
    前記第1通知メッセージのソースアドレスがネイバーテーブルに存在している場合は、前記ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加し、前記ネイバーテーブルは、前記ローカルエッジデバイスのイーサネットバーチャルプライベートネットワークEVPNネイバーであるとともに他のデータセンターに位置しているエッジデバイスのアドレスを記録する為のものであること
    を含む請求項1に記載の方法。
  4. 相手側エッジデバイスからの第2通知メッセージを受信して、前記第2通知メッセージからネットワークセグメントのルーティングを見付け出して、前記ネットワークセグメントのルーティングと前記第2通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第2転送エントリーをハードウェア転送テーブルに追加すること
    を更に含む請求項1に記載の方法。
  5. アクセスデバイスからの第3通知メッセージを受信して、前記第3通知メッセージから第2ホストのルーティングを見付け出して、前記第2ホストのルーティングと前記第3通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第3転送エントリーをハードウェア転送テーブルに追加すること
    を更に含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ソフトウェア転送テーブルに存在している場合は、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーを前記ハードウェア転送テーブルに追加すること
    を更に含む請求項1に記載の方法。
  7. ローカルエッジデバイスが位置しているデータセンターにおけるホストの第3ホストのルーティングを取得し、前記第3ホストのルーティングを含む第4通知メッセージを生成して、相手側エッジデバイスに前記第4通知メッセージを送信し、前記相手側エッジデバイスが前記第3ホストのルーティングに対応する転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加すること
    を含む請求項1に記載の方法。
  8. ローカルエッジデバイス及び複数の相手側エッジデバイスを備えるシステムにおける前記ローカルエッジデバイスであって、
    前記ローカルエッジデバイス及び複数の前記相手側エッジデバイスが各々異なるデータセンターにあり、前記ローカルエッジデバイスと前記相手側エッジデバイスとの間にイーサネットバーチャルプライベートネットワークネイバーが確立されており、
    前記ローカルエッジデバイスは、プロセッサ及び機械可読記憶媒体を備え、前記機械可読記憶媒体には前記プロセッサに実行されることができる機械実行可能命令が記憶され、前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、
    前記相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信して、前記第1通知メッセージから第1ホストのルーティングを見付け出して、前記第1ホストのルーティングと前記第1通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第1転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加し、ハードウェア転送テーブルに前記第1転送エントリーを追加しないことと、
    パケットを受信した後、前記パケットの宛先アドレスによってハードウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ハードウェア転送テーブルに存在しない場合は、前記パケットの宛先アドレスによって前記ソフトウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ソフトウェア転送テーブルに存在している場合は、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて前記パケットを送信することを、実行する
    ローカルエッジデバイス。
  9. ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加するとき、前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、
    前記第1通知メッセージに所定のタグが載せられている場合は、前記ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加し、前記所定のタグは前記第1通知メッセージにホストのルーティングが載せられていることを示すことを実行する
    請求項8に記載のローカルエッジデバイス。
  10. ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加するとき、前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、
    前記第1通知メッセージのソースアドレスがネイバーテーブルに存在している場合は、前記ソフトウェア転送テーブルに第1転送エントリーを追加することを実行し、前記ネイバーテーブルは前記ローカルエッジデバイスのイーサネットバーチャルプライベートネットワークEVPNネイバーであるとともに他のデータセンターに位置しているエッジデバイスのアドレスを記録する為のものである
    請求項8に記載のローカルエッジデバイス。
  11. 前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、更に、
    相手側エッジデバイスからの第2通知メッセージを受信して、前記第2通知メッセージからネットワークセグメントのルーティングを見付け出して、前記ネットワークセグメントのルーティングと前記第2通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第2転送エントリーをハードウェア転送テーブルに追加することを実行する
    請求項8に記載のローカルエッジデバイス。
  12. 前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、更に、
    アクセスデバイスからの第3通知メッセージを受信して、前記第3通知メッセージから第2ホストのルーティングを見付け出して、前記第2ホストのルーティングと前記第3通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第3転送エントリーをハードウェア転送テーブルに追加することを実行する
    請求項8に記載のローカルエッジデバイス。
  13. 前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、更に、
    前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ソフトウェア転送テーブルに存在している場合、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーを前記ハードウェア転送テーブルに追加することを実行する
    請求項8に記載のローカルエッジデバイス。
  14. 前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、更に、
    ローカルエッジデバイスが位置しているデータセンターにおけるホストの第3ホストのルーティングを取得し、前記第3ホストのルーティングを含む第4通知メッセージを生成して、相手側エッジデバイスに前記第4通知メッセージを送信し、前記相手側エッジデバイスが前記第3ホストのルーティングに対応する転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加することを実行する
    請求項8に記載のローカルエッジデバイス。
  15. ローカルエッジデバイス及び複数の相手側エッジデバイスを備えるシステムにおける前記ローカルエッジデバイスに適用される機械可読記憶媒体であって、
    前記ローカルエッジデバイス及び複数の前記相手側エッジデバイスが各々異なるデータセンターにあり、前記ローカルエッジデバイスと前記相手側エッジデバイスとの間にイーサネットバーチャルプライベートネットワークネイバーが確立されており、
    機械実行可能命令が前記機械可読記憶媒体に記憶され、
    プロセッサにコールされて実行されるとき、前記プロセッサは、前記機械実行可能命令によって、
    前記相手側エッジデバイスからの第1通知メッセージを受信して、前記第1通知メッセージから第1ホストのルーティングを見付け出して、前記第1ホストのルーティングと前記第1通知メッセージを受信したインターフェースとの対応関係を含む第1転送エントリーをソフトウェア転送テーブルに追加し、ハードウェア転送テーブルに前記第1転送エントリーを追加しないことと、
    パケットを受信した後、前記パケットの宛先アドレスによってハードウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ハードウェア転送テーブルに存在しない場合は、前記パケットの宛先アドレスによって前記ソフトウェア転送テーブルをクエリし、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーが前記ソフトウェア転送テーブルに存在している場合は、前記宛先アドレスにマッチしている転送エントリーに基づいて前記パケットを送信することを、実行する
    機械可読記憶媒体。
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