JP6223638B2 - 通信装置及びメッセージ送受信方法及び設定処理方法及びメッセージ送受信プログラム及び設定処理プログラム - Google Patents
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Description
より具体的には、VLAN(Virtual Local Area Network)の設定、IP(Internet Protocol)アドレスの設定など、機器が通信を行う上で必須となる設定を機器に行う必要がある。
各機器の設定内容は一般に機器ごとの固有の内容である。
このため、設定入力作業は、CLI(Command Line Interface)やWebブラウザによるユーザインターフェースなどを用いた手入力で行われることがある。
また、設定入力作業は、予め生成した設定ファイルのFTP(File Transfer Protocol)プロトコルによる転送で行われることもある。
また、設定入力作業は、ターミナルソフトウェアのマクロ機能を用いて行われることもある。
このため、多くの場合、早急に機器を交換する必要がある。
機器に故障が発生した際に早急に機器を交換するためには、通信ネットワーク構築に関する適切なスキルを持った人員を常時配置しておくこと必要となる。
しかしながら、このような手当は、ネットワーク運用コストの増大要因となる。
また、新たな機器に対する設定作業を限られた時間で行うことが必要となり、設定入力誤り等による新たな問題を発生させる可能性がある。
特許文献1の方法では、物理ポートを有するネットワーク機器が、物理ポートと、物理ポートに接続されている他のネットワーク機器の設定内容を関連付けて保持している。
そして、故障等により他のネットワーク機器が物理ポートから外され、新たなネットワーク機器が物理ポートに接続されると、ネットワーク機器は、当該物理ポートに関連付けて保持している設定内容を当該物理ポートから送信する。
設定内容を受信した新たなネットワーク機器は、受信した設定内容に従った設定を行う。
この結果、特許文献1では、ネットワーク機器の交換時に新たなネットワーク機器に手動設定を行うことなく設定内容が入力される。
従って、例えば、ネットワーク機器間に特許文献1に開示の機能を具備していない一般的なレイヤ2スイッチが介在している通信ネットワークでは、特許文献1の方法を用いることができない。
通信ネットワークに接続されている通信装置であって、
識別子と設定情報との対を複数記憶する記憶部と、
第1のメッセージを前記通信ネットワークに送信し、前記第1のメッセージを前記通信ネットワーク内で伝播させ、前記第1のメッセージに応答して送信された、前記記憶部で記憶されているいずれかの識別子が含まれる応答メッセージを前記通信ネットワークから受信する第1の通信部と、
前記応答メッセージに含まれる識別子と対になっている設定情報を前記記憶部から取得し、取得した設定情報が含まれる第2のメッセージを生成するメッセージ生成部と、
前記応答メッセージの送信元に、前記メッセージ生成部により生成された前記第2のメッセージを前記通信ネットワークを介して送信する第2の通信部とを有する。
そして、応答メッセージに含まれる識別子と対になっている設定情報を第2のメッセージに含ませて、応答メッセージの送信元である新たな通信装置に送信することで、新たな通信装置に設定情報を付与する。
このような手順により、本発明では、通信ネットワークにスイッチ、ルータ等の中継装置が介在している場合でも、通信ネットワークに新たな接続された通信装置に対して効率的に設定情報を付与することができる。
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る通信システムの構成例を示す。
本実施の形態に係る通信システムは、通信ネットワーク301に、通信装置101〜103及び中継装置201〜204が接続されている。
図1では、通信装置102が故障したため、通信装置104が通信装置102の代わりに通信ネットワーク301に接続される。
通信装置101〜104は、それぞれ同じ機能を有する。
具体的には、通信装置101〜104は、後述する新規参入確認メッセージ、応答メッセージ及び設定情報通知メッセージの送受信機能を有する。
以下では、通信装置101〜104を区別する必要がない場合は、通信装置101〜104をまとめて通信装置100と表記する。
中継装置201〜204は、通信装置101〜104で送受信されるメッセージを中継する。
中継装置201〜204は、例えば、ルータ又はスイッチである。
中継装置201〜204を区別する必要がない場合は、中継装置201〜204をまとめて中継装置200と表記する。
なお、図1ではリングネットワークが図示されているが、通信ネットワーク301のトポロジはリングネットワークに限定されない。
なお、通信装置101及び103は、通信ネットワーク301に設定されているVLANに属している。
通信装置102も、故障前は、通信装置101及び通信装置103と同じVLANに属していた。
また、各通信装置100は、他の通信装置100の設定情報を内部のメモリ等に格納する。
例えば、通信装置101は、通信装置101の設定情報を、通信装置102と通信装置103に送信する。
また、通信装置101は、通信装置102の設定情報と通信装置103の設定情報を受信し、通信装置102の設定情報と通信装置103の設定情報をメモリ等に格納する。
同様に、通信装置102は、通信装置102の設定情報を、通信装置101と通信装置103に送信する。
また、通信装置102は、通信装置101の設定情報と通信装置103の設定情報を受信し、通信装置101の設定情報と通信装置103の設定情報をメモリ等に格納する。
同様に、通信装置103は、通信装置103の設定情報を、通信装置101と通信装置102に送信する。
また、通信装置103は、通信装置101の設定情報と通信装置102の設定情報を受信し、通信装置101の設定情報と通信装置102の設定情報をメモリ等に格納する。
通信装置100は、それぞれ識別子を持ち、他の通信装置の識別子と設定情報とを対にしてメモリに格納する。
例えば、通信装置101は、通信装置102の識別子と通信装置102の設定情報とを対にしてメモリに格納し、通信装置103の識別子と通信装置103の設定情報との対をメモリに格納する。
設定情報には、VLANの設定、IPアドレスの設定など、通信装置100が通信ネットワーク301で通信を行う上で必須となる設定が含まれる他、交換後の通信装置(図1の通信装置104に該当)に設定されるべき全ての情報が含まれる。
FTPやSFTP(SSH File Transfer Protocol)などのファイル転送プロトコルを用いるのが好適であるが、これに限らず任意の方法を用いることができる。
また、識別子は、ネットワーク設計に関わる知識を持たない者でも確認でき、また、変更できるものが望ましい。
例えばロータリースイッチや数ビットのDIPスイッチ(Dual In−line Package switch)などに代表される物理的なスイッチを通信装置100に実装して利用する方法が好適である。
詳細は後述するが、本実施の形態では、図3に示すように、通信装置101が、一定の周期で繰り返し新規参入確認メッセージ(第1のメッセージの例)を通信ネットワーク301にブロードキャストし、通信ネットワーク301内で新規参入確認メッセージを伝播させる。
また、通信装置103も、同様に新規参入確認メッセージをブロードキャストする。
新規参入確認メッセージは、通信ネットワーク301にブロードキャストされるため、通信ネットワーク301に新たに接続された通信装置も新規参入確認メッセージを受信することができる。
従って、新たな通信装置104が通信ネットワーク301に接続すると、通信装置104は、新規参入確認メッセージを受信する。
通信装置104は、最初に受信した新規参入確認メッセージに応答して、応答メッセージを通信ネットワーク301に送信する。
通信装置104は、通信装置101からの新規参入確認メッセージと通信装置103からの新規参入確認メッセージとを受信するが、本実施の形態では、通信装置104が通信装置101からの新規参入確認メッセージを最初に受信し、通信装置101からの新規参入確認メッセージに対する応答メッセージを送信する例を説明する。
応答メッセージは、通信装置104の識別子を含む。
通信装置104の識別子は故障した通信装置102の識別子と同じとする必要がある。
つまり、通信装置104の識別子は、通信装置101のメモリに記憶されている。
通信装置101は、通信装置104からの応答メッセージを受信する。
そして、通信装置101は、通信装置104からの応答メッセージに含まれる識別子と対になっている設定情報をメモリから読み出し、読み出した設定情報が含まれる設定情報通知メッセージ(第2のメッセージの例)を通信装置104に送信する。
通信装置104は、設定情報通知メッセージを受信し、受信した設定情報通知メッセージに含まれる設定情報に従った設定を行う。
以下では、既に通信ネットワーク301に参入している通信装置(例えば、通信装置101)の通信部1001の動作と、新たに通信ネットワーク301に参入する通信装置(例えば、通信装置104)の通信部1001の動作に分けて説明を行う。
(1)通信装置100が既に通信ネットワーク301に参入している場合
通信装置100が既に通信ネットワーク301に参入している通信装置(例えば、通信装置101)であれば、通信部1001は、新規参入確認メッセージをブロードキャストし、新規参入確認メッセージを通信ネットワーク301内で伝播させる(第1の通信部として動作する)。
また、通信部1001は、自装置が送信した新規参入確認メッセージに応答して送信された、応答メッセージを通信ネットワーク301から受信する(第1の通信部として動作する)。
通信部1001は、自装置以外の通信装置が送信した新規参入確認メッセージに応答して送信された応答メッセージは受信しない。
更に、通信部1001は、設定情報通知メッセージを通信ネットワーク301を介して、応答メッセージの送信元(通信装置104)に送信する(第2の通信部として動作する)。
(2)通信装置100が新たに通信ネットワーク301に参入する場合
通信装置100が新たに通信ネットワーク301に参入する通信装置(例えば、通信装置104)であれば、通信部1001は、通信ネットワーク301から、新規参入確認メッセージを受信する(第1の通信部として動作する)。
また、通信部1001は、新規参入確認メッセージの送信元である通信装置(例えば、通信装置101)に、応答メッセージを送信する(第2の通信部として動作する)。
また、通信部1001は、通信ネットワーク301から、設定情報通知メッセージを受信する(第2の通信部として動作する)。
通信装置100が通信装置101であれば、メッセージ生成部1002は、新規参入確認メッセージを生成する。
また、メッセージ生成部1002は、通信部1001が応答メッセージを受信した場合に、後述する記憶部1006から、応答メッセージに含まれる識別子と対になっている設定情報を取得し、取得した設定情報が含まれる設定情報通知メッセージを生成する。
また、通信装置100が通信装置104であれば、通信部1001により新規参入確認メッセージが受信された場合に、メッセージ生成部1002は、応答メッセージを生成する。
通信装置100が通信装置104であれば、設定処理部1004は、通信部1001により設定情報通知メッセージを受信された場合に、設定情報通知メッセージに含まれる設定情報を用いた設定処理を行う。
前述したように、通信装置100が通信装置101であれば、記憶部1006は、通信装置102の識別子と設定情報との対と、通信装置103の識別子と設定情報との対を記憶する。
次に、本実施の形態に係る通信装置の動作例を説明する。
図3は、通信ネットワーク301に接続する通信装置を交換する際の通信シーケンスを示す。
より具体的には、図3は、故障が発生した通信装置102に代えて、通信装置104を通信ネットワーク301に接続する際の通信装置101と通信装置104との間の通信シーケンスを示す。
また、図4は、通信装置101の動作例を示すフローチャート図である。
また、図5は、通信装置104の動作例を示すフローチャート図である。
図4に示す処理手順は、メッセージ送受信方法及びメッセージ送受信プログラムの例に相当する。
また、図5に示す処理手順は、設定処理方法及び設定処理プログラムの例に相当する。
なお、本実施の形態では、通信装置104には通信装置102と同一の識別子が付与されている。
通信装置101において、中継装置201と接続されたポートがアクセスポートである場合、メッセージ生成部1002はVLANタグが付与されていない新規参入確認メッセージを生成する。
つまり、通信ネットワーク301に接続されている通信インターフェースがVLANタグ無しで通信を行う設定がなされている場合には、通信装置101は、VLANタグが付与されない新規参入確認メッセージを送信する。
また、通信インターフェースがVLANタグ付きで通信を行う設定がなされている場合には、通信装置101は、通信インターフェースに設定されているVIDを含むVLANタグが付与された新規参入確認メッセージを送信する。
また、VLANタグが付与されない新規参入確認メッセージを送信した場合は、通信装置101は、VLANタグが付与されない応答メッセージを受信する。
一方、VLANタグが付与された新規参入確認メッセージを送信した場合は、通信装置101は、VIDを含むVLANタグが付与された応答メッセージを受信する。
通信装置101では、通信部1001が新規参入確認メッセージを通信ネットワーク301に送信する。
そして、通信部1001は受信したメッセージをメッセージ解析部1003に転送し、メッセージ解析部1003は当該メッセージの種類を判別する(図5のS22)。
ここでは、受信されたメッセージは新規参入確認メッセージであるので、メッセージ解析部1003は、新規参入確認メッセージから、新規参入確認メッセージの送信元(通信装置101)との通信に用いるVLANの方式を判定する(図5のS24)。
新規参入確認メッセージにVLANタグが含まれている場合は、メッセージ解析部1003は、新規参入確認メッセージの送信元との通信にタグVLANが用いられると判定し、アクセスポート設定を行う。
この際のVIDは仮であり、その決定方法については任意の方法でよい。
新規参入確認メッセージにVLANタグが含まれていない場合は、メッセージ解析部1003は、新規参入確認メッセージの送信元との通信にポートVLANが用いられると判定する。
新規参入確認メッセージの送信元との通信にVLANタグが用いられる場合は、設定処理部1004が、新規参入確認メッセージに含まれるVID(VLAN ID)を、新規参入確認メッセージを受信したポートのタグ付きメンバVLANに設定する(図3のS02)。
なお、新規参入確認メッセージ内に、VIDを格納するフィールド及び、タグ有無を示すフィールドを設けるようにしてもよい。
この場合については、新規参入確認メッセージのVLANタグ有無、及びVLANタグがある場合のVLANタグの内容に関わらず、設定処理部1004は、新規参入確認メッセージ内のVID及びタグ有無フィールドにより、該当ポートへのVLAN設定を行う。
メッセージ生成部1002は、応答メッセージに、通信装置104の識別子(=通信装置102の識別子)を含ませる。
通信装置101との通信に用いられるVLANの方式がタグVLANである場合は、メッセージ生成部1002は、VLANタグ(VID)を付与した応答メッセージを生成する。
また、ポートVLANである場合は、メッセージ生成部1002は、VLANタグが付与されない応答メッセージを生成する。
応答メッセージは、ユニキャストで送信される。
応答メッセージを、マルチキャストもしくはブロードキャストとして送ることも可能であるが、通信装置101と通信装置103の双方が応答メッセージを受信することになり、通信装置101と通信装置103の双方から通信装置104に設定情報通知メッセージが送信される。
通信装置104では、通信装置101と通信装置103の双方から送信された設定情報通知メッセージの一方を破棄する処理が発生する。
このような設定情報通知メッセージの重複した送信及び通信装置104における設定情報通知メッセージの破棄処理を回避するために、通信装置104は応答メッセージをユニキャストで送信するのが望ましい。
通信部1001は、受信した応答メッセージをメッセージ解析部1003に転送する。
メッセージ解析部1003は、応答メッセージを受信したと判定する(図4のS13)。
メッセージ解析部1003は、応答メッセージをメッセージ生成部1002に転送する。
メッセージ生成部1002は、応答メッセージから通信装置104の識別子を抽出する(図4のS15)。
更に、メッセージ生成部1002は、応答メッセージから抽出した識別子に対応する設定情報を記憶部1006から読み出す(図4のS16)(メッセージ生成処理)。
前述したように、通信装置104の識別子は通信装置102の識別子と同じであるため、記憶部1006には、設定情報とともに通信装置104の識別子が記憶されている。
そして、メッセージ生成部1002は、記憶部1006から読み出した設定情報が含まれる設定情報通知メッセージを生成する(図4のS17)(メッセージ生成処理)。
なお、メッセージ生成部1002は、設定情報通知メッセージをIPパケットの形式では生成せず、イーサネット(登録商標)パケットの形式で生成する。
より具体的には、メッセージ生成部1002は。イーサネット(登録商標)パケットのペイロード部分に設定情報を格納する。
なお、通信装置104との通信に用いるVLANの方式がタグVLANであれば、メッセージ生成部1002は、設定情報通知メッセージにもVLANタグ(VID)を含ませる。
通信部1001は、通信ネットワーク301から、設定情報通知メッセージを、応答メッセージの送信元(通信装置104)に送信する(図3のS04、図4のS18)(第2の通信処理)。
メッセージ解析部1003は、設定情報通知メッセージを受信したと判定する(図5のS22)。
メッセージ解析部1003は、設定情報通知メッセージを設定処理部1004に転送する。
設定処理部1004は、設定情報通知メッセージから設定情報を抽出する(図5のS27)。
そして、設定処理部1004は、設定情報に従って設定処理を行う(図3のS05、図5のS28)(設定処理)。
設定処理部1004による設定処理が行われた後は、通信装置104は、図4に示す動作を行う。
また、通信装置104において、新規参入確認メッセージ及び設定情報通知メッセージ以外のメッセージを受信した場合は、通信部1001は、受信したメッセージを破棄する。
本実施の形態に係る通信ネットワーク301では、通信装置103でも同様に、一定間隔で新規参入確認メッセージを送信している。
このため、通信装置104には、通信装置101からの新規参入確認メッセージと通信装置103からの新規参入確認メッセージが届く。
通信装置104は、先に受信した新規参入確認メッセージの送信元に応答メッセージを送信し、後に受信した新規参入確認メッセージは破棄し、後に受信した新規参入確認メッセージの送信元には応答メッセージを送信しない。
また、通信装置101にも通信装置103が送信した新規参入確認メッセージが届くが、通信装置101は通信装置103からの新規参入確認メッセージは破棄する。
以上のように、本実施の形態によれば、通信装置に故障が発生して新たな通信装置を通信ネットワークに接続した場合に、新たな通信装置の設定を自動的に行うことが可能になる。
また、本実施の形態では、中継装置が介在する通信ネットワークにおいても、新たな通信装置の設定を自動的に行うことができる。
実施の形態1では、イーサネット(登録商標)通信にて、新たな通信装置に設定情報を付与していた。
本実施の形態では、IP通信にて、新たな通信装置に設定情報を付与する例を説明する。
また、通信装置100の機能構成例も図2に示した通りである。
図6の例でも、故障が発生した通信装置102の代わりに通信装置104が通信ネットワーク301に新たに接続されたものとする。
また、通信装置104の識別子は通信装置102の識別子と同一である。
通信装置101は、応答メッセージを受信すると、設定情報通知メッセージの送信に先立ち、通信装置104との設定情報通知メッセージの通信に用いるIPアドレスを指定する。
そして、通信装置101は、指定したIPアドレスが含まれるIPアドレス通知メッセージ(第3のメッセージの例)を通信装置104に送信する(S30)。
IPアドレスの指定及びIPアドレス通知メッセージの生成は、通信装置101のメッセージ生成部1002が行う。
なお、メッセージ生成部1002は、通信装置104との通信に用いるIPアドレスと、して、通信装置102が故障前に用いていたIPアドレスを指定することができる。
また、メッセージ生成部1002は、設定情報通知メッセージの通信に専用に用いられるIPアドレスを指定してもよい。
通信装置104は、例えばFTPやSFTPなどに代表されるファイル転送プロトコルを用いて、IP通信により通信装置101から設定情報通知メッセージを受信する。
通信装置104は、FTP及びSFTP以外のIP通信による任意の転送方法を用いてもよい。
これらのファイル転送プロトコルは多くの通信装置に標準で用意されている機能であり、本実施の形態により、実施の形態1と同等の機能を実施の形態1と比較して、より簡単に実現することが可能となる。
従って、本実施の形態では、実施の形態1と比較してより確実な設定処理を、実施の形態1と比較してより簡単に実現することが可能となる。
あるいは、これら2つの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これら2つの実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
最後に、通信装置100のハードウェア構成例を図7を参照して説明する。
通信装置100はコンピュータである。
通信装置100は、プロセッサ901、補助記憶装置902、メモリ903、ネットワークインタフェース904といったハードウェアを備える。
プロセッサ901は、信号線910を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ901は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
補助記憶装置902は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)である。
メモリ903は、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
図2に示す記憶部1006は、補助記憶装置902又はメモリ903により実現される。
ネットワークインタフェース904は、データを受信するレシーバー9041及びデータを送信するトランスミッター9042を含む。
ネットワークインタフェース904は、例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
このプログラムは、メモリ903にロードされ、プロセッサ901に読み込まれ、プロセッサ901によって実行される。
更に、補助記憶装置902には、OS(Operating System)が記憶されていてもよい。
そして、補助記憶装置902にOSが記憶されている場合は、OSの少なくとも一部がメモリ903にロードされ、プロセッサ901はOSを実行しながら、「部」の機能を実現するプログラムを実行する。
なお、補助記憶装置902にOSが記憶されていなくてもよい。
図7では、1つのプロセッサ901が図示されているが、通信装置100が複数のプロセッサ901を備えていてもよい。
そして、複数のプロセッサ901が「部」の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
また、「部」の処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が、メモリ903、補助記憶装置902、又は、プロセッサ901内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。
また、「部」を「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
「回路」及び「サーキットリー」は、プロセッサ901だけでなく、ロジックIC又はGA(Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field−Programmable Gate Array)といった他の種類の処理回路をも包含する概念である。
Claims (12)
- 通信ネットワークに接続されている通信装置であって、
識別子と設定情報との対を複数記憶する記憶部と、
第1のメッセージを前記通信ネットワークに送信し、前記第1のメッセージを前記通信ネットワーク内で伝播させ、前記第1のメッセージに応答して送信された、前記記憶部で記憶されているいずれかの識別子が含まれる応答メッセージを前記通信ネットワークから受信する第1の通信部と、
前記応答メッセージに含まれる識別子と対になっている設定情報を前記記憶部から取得し、取得した設定情報が含まれる第2のメッセージを生成するメッセージ生成部と、
前記応答メッセージの送信元に、前記メッセージ生成部により生成された前記第2のメッセージを前記通信ネットワークを介して送信する第2の通信部とを有する通信装置。 - 前記第1の通信部は、
前記通信ネットワークに新たに接続された通信装置に向けられた前記第1のメッセージを繰り返し送信し、前記通信ネットワークに新たに通信装置が接続された場合に、前記通信ネットワークに新たに接続された通信装置から前記第1のメッセージに応答して送信された前記応答メッセージを受信する請求項1に記載の通信装置。 - 前記第1の通信部は、
前記通信ネットワークに接続されている通信インターフェースがVLAN(Virtual Local Area Network)タグ無しで通信を行う設定がなされている場合には、VLANタグが付与されない前記第1のメッセージを送信し、
前記通信インターフェースがVLANタグ付きで通信を行う設定がなされている場合には、前記通信インターフェースに設定されているVIDが付与された前記第1のメッセージを送信し、
前記VLANタグが付与されない前記第1のメッセージを送信した場合は、前記VLANタグが付与されていない前記応答メッセージを受信し、
前記VIDが付与された前記第1のメッセージを送信した場合は、前記VIDを含むVLANタグが付与された前記応答メッセージを受信する請求項1に記載の通信装置。 - 前記メッセージ生成部は、
前記第1の通信部により前記応答メッセージが受信された場合に、前記応答メッセージの送信元との通信に用いるIP(Internet Protocol)アドレスを指定し、指定した前記IPアドレスを通知する第3のメッセージを生成し、
前記第2の通信部は、
前記応答メッセージの送信元に、前記メッセージ生成部により生成された前記第3のメッセージを前記通信ネットワークを介して送信し、前記メッセージ生成部により指定された前記IPアドレスを用いたIP通信により、前記第2のメッセージを前記応答メッセージの送信元に送信する請求項1に記載の通信装置。 - 通信装置であって、
通信ネットワークから第1のメッセージを受信する第1の通信部と、
前記第1のメッセージに応答する、前記通信装置の識別子が含まれる応答メッセージを生成するメッセージ生成部と、
前記応答メッセージを、前記第1のメッセージの送信元に前記通信ネットワークを介して送信し、前記第1のメッセージの送信元から送信された、設定情報が含まれる第2のメッセージを前記通信ネットワークから受信する第2の通信部と、
前記第2の通信部により受信された前記第2のメッセージに含まれる前記設定情報を用いた設定処理を行う設定処理部とを有する通信装置。 - 前記第1の通信部は、
前記通信装置が前記通信ネットワークに新たに接続した際に、前記第1のメッセージを受信する請求項5に記載の通信装置。 - 前記第1の通信部は、
前記第1のメッセージの送信元が属するVLAN(Virtual Local Area Network)のVIDが含まれる前記第1のメッセージを受信し、
前記メッセージ生成部は、
前記VIDが含まれる前記応答メッセージを生成する請求項5に記載の通信装置。 - 前記第2の通信部は、
前記応答メッセージに応答して前記第1のメッセージの送信元から送信された、前記第1のメッセージの送信元との通信に用いられるIP(Internet Protocol)アドレスを通知する第3のメッセージを受信し、前記第3のメッセージで通知された前記IPアドレスを用いたIP通信により、前記第2のメッセージを受信する請求項5に記載の通信装置。 - 通信ネットワークに接続され、識別子と設定情報との対を複数記憶する記憶装置を有する通信装置が、
第1のメッセージを前記通信ネットワークに送信し、前記第1のメッセージを前記通信ネットワーク内で伝播させ、前記第1のメッセージに応答して送信された、前記記憶装置で記憶されているいずれかの識別子が含まれる応答メッセージを前記通信ネットワークから受信し、
前記応答メッセージに含まれる識別子と対になっている設定情報を前記記憶装置から取得し、取得した設定情報が含まれる第2のメッセージを生成し、
前記応答メッセージの送信元に、前記第2のメッセージを前記通信ネットワークを介して送信するメッセージ送受信方法。 - 通信装置が、
通信ネットワークから第1のメッセージを受信し、
前記第1のメッセージに応答する、前記通信装置の識別子が含まれる応答メッセージを生成し、
前記応答メッセージを、前記第1のメッセージの送信元に前記通信ネットワークを介して送信し、前記第1のメッセージの送信元から送信された、設定情報が含まれる第2のメッセージを前記通信ネットワークから受信し、
前記第2のメッセージに含まれる前記設定情報を用いた設定処理を行う設定処理方法。 - 通信ネットワークに接続され、識別子と設定情報との対を複数記憶する記憶装置を有する通信装置に、
第1のメッセージを前記通信ネットワークに送信し、前記第1のメッセージを前記通信ネットワーク内で伝播させ、前記第1のメッセージに応答して送信された、前記記憶装置で記憶されているいずれかの識別子が含まれる応答メッセージを前記通信ネットワークから受信する第1の通信処理と、
前記応答メッセージに含まれる識別子と対になっている設定情報を前記記憶装置から取得し、取得した設定情報が含まれる第2のメッセージを生成するメッセージ生成処理と、
前記応答メッセージの送信元に、前記メッセージ生成処理により生成された前記第2のメッセージを前記通信ネットワークを介して送信する第2の通信処理とを実行させるメッセージ送受信プログラム。 - 通信装置に、
通信ネットワークから第1のメッセージを受信する第1の通信処理と、
前記第1のメッセージに応答する、前記通信装置の識別子が含まれる応答メッセージを生成するメッセージ生成処理と、
前記応答メッセージを、前記第1のメッセージの送信元に前記通信ネットワークを介して送信し、前記第1のメッセージの送信元から送信された、設定情報が含まれる第2のメッセージを前記通信ネットワークから受信する第2の通信処理と、
前記第2の通信処理により受信された前記第2のメッセージに含まれる前記設定情報を用いた設定処理と実行させる設定処理プログラム。
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