JP6399071B2 - 回転電機 - Google Patents

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この発明は、例えば回転軸の径方向でロータとステータとが対向配置されたラジアルギャップ型であって、モータ、発電機、あるいはモータ兼発電機として用いられるような回転電機に関する。
モータ、発電機、あるいはモータ兼発電機のような回転電機として、回転軸の径方向でロータとステータとが、エアギャップを介して対向配置されたラジアルギャップ型の回転電機がある。
さらに、このようなラジアルギャップ型の回転電機において、1極あたりの永久磁石の数を3個にするとともに、3つ1組の永久磁石が略U字状に配置されたロータを備えた回転電機がある。このような構成の回転電機は、ステータの磁界がロータに作用した際、ステータの磁界の影響をロータが効率良く受けることができるため、回転軸に生じる軸トルクを向上できることが知られている。
例えば、特許文献1に記載の回転電機には、外周近傍に開口した第1収納孔、及び第1収納孔を対象中心として周方向に対象形成した2つの第2収納孔を有するロータコアと、第1収納孔、及び第2収納孔に収納された3つの永久磁石とを備えたロータが記載されている。
加えて、特許文献1の回転電機におけるロータには、第1収納孔、及び第2収納孔を隔てる第1リブと永久磁石との間に所定面積の空隙を設けるとともに、第2収納孔、及びエアギャップを隔てる第2リブと永久磁石との間に所定面積の空隙を設けている。
そして、特許文献1では、第1リブと永久磁石との間に設けた空隙の面積が、第2リブと永久磁石との間に設けた空隙の面積よりも大きい面積となるよう第1リブが形成されている。これにより、特許文献1は、軸トルクを向上するとともに、第1リブを流れる漏れ磁束の抑制を図ることができるとされている。
ところで、特許文献1のようなロータは、遠心力が作用した永久磁石によってロータコアがステータ側へ押圧されると、第1リブの基部などに応力が集中し易いという問題があった。
さらに、特許文献1の回転電機では、各永久磁石に隣接する空隙の断面積が大きくなり易いため、隣接する永久磁石の間隔を広く確保する必要がある。このため、特許文献1では、1組の永久磁石における磁束を有効に活用することができず、軸トルクの向上を図るという本来の目的が達成できないおそれがあった。
特開2014−165938号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、遠心力によってロータコアに生じる応力を抑制するとともに、1組の永久磁石の磁束を有効に活用して、回転軸に生じる軸トルクを向上できる回転電機を提供することを目的とする。
この発明は、回転軸に一体的に設けたロータコア、及び前記回転軸の軸方向から見て軸方向視略U字状に配置された1極あたり3つ1組の略直方体形状の永久磁石を有するとともに、前記3つ1組の前記永久磁石が前記ロータコアの外周近傍に形成した磁石装着部に装着されたロータと、前記回転軸の径方向における前記ロータの外側にエアギャップを介して配置されたステータとで構成された回転電機であって、前記径方向に沿った断面において、前記ロータコアの前記磁石装着部が、前記径方向前記永久磁石を挟持する形状に開口形成された第1装着孔と、前記回転軸の周方向で前記第1装着孔の両側に隣接するとともに、前記周方向前記永久磁石を挟持する形状に開口形成された2つの第2装着孔とで構成され、前記第1装着孔によって挟持される前記永久磁石の面を、永久磁石の支持面として、前記径方向に沿った断面において、前記ロータコアが、前記第1装着孔と前記第2装着孔とを隔てる一対の中央ブリッジと、前記第1装着孔の内面となる前記一対の中央ブリッジの面に沿って形成された略円弧状の円弧面を有するとともに、前記ロータコアの外周面に近い前記永久磁石の前記支持面を支持する面と交差するように凹設された凹設部を備え、前記径方向に沿った断面において、前記ロータが、前記ロータコアの前記凹設部と、前記永久磁石における前記支持面の端部近傍とで形成された端部空隙を備え、前記径方向に沿った断面において、前記ロータコアの前記凹設部が、扇状の円弧部分である前記円弧面と、前記円弧面から連続するとともに、前記ロータコアの外周面に近い前記永久磁石の前記支持面に対して略直交する直交面とで形成されたことを特徴とする。
上記回転電機は、モータ、発電機、あるいはモータ兼発電機とすることができる。
上記円弧面は、径方向に沿った断面において、扇形状の円弧面、あるいは半円形状の円弧面とすることができる。
この発明により、遠心力によってロータコアに生じる応力を抑制するとともに、1組の永久磁石の磁束を有効に活用して、回転軸に生じる軸トルクを向上することができる。
具体的には、ロータコアの凹設部と永久磁石の支持面とで構成された端部空隙により、ロータは、ステータの磁界が作用していない状態において、ブリッジへ向かう永久磁石の磁束の流れを、端部空隙を迂回するような流れにすることができる。
つまり、ステータの磁界が作用していない状態において、ロータは、端部空隙を設けていない場合に比べて、ステータにより近い位置をとおるようにブリッジへ向かう永久磁石の磁束の流れを形成することができる。
これにより、回転電機は、ステータの磁界の影響を永久磁石の磁束が受け易くすることができる。このため、ステータの磁界が作用した際、回転電機は、ロータの端部空隙を迂回してブリッジへ向かう永久磁石の磁束の流れを、ステータ側へより多く偏向させるとともに、ブリッジへ流れる漏れ磁束を抑制することができる。
さらに、簡素な構成でブリッジへ流れる漏れ磁束を抑制できるため、回転電機は、例えば、3つの永久磁石を近接配置するなど、ステータの磁界の影響を効率よく受けることができる位置に、1組の永久磁石を容易に配置することができる。
加えて、円弧面を有する凹設部としたことにより、例えば、ロータの回転に伴ってブリッジに引張り荷重が作用した際、凹設部の円弧面部分が、他の部位に比べて弾性変形し易くなる。これにより、回転電機は、遠心力が作用した永久磁石によってロータコアが押圧された際、ブリッジの基部に発生する応力を抑制することができる。
従って、回転電機は、遠心力によってロータコアに生じる応力を抑制するとともに、1組の永久磁石の磁束を有効に活用して、回転軸に生じる軸トルクを向上することができる。
さらにこの発明は、前記径方向に沿った断面において、前記ロータコアの前記凹設部が、扇状の円弧部分である前記円弧面と、前記円弧面から連続するとともに、前記永久磁石の前記支持面に対して略直交する直交面とで形成されたことを特徴とする
この発明により、回転電機は、ロータコアの機械的強度を損なうことなく、1組の永久磁石の磁束をより有効に活用することができる。
具体的には、径方向に沿った断面において、永久磁石の支持面となす角が鋭角な傾斜面と円弧面とで形成された凹設部の場合、傾斜面によって永久磁石の磁束がブリッジへ向けて案内され易くなる。
これに対して、径方向に沿った断面において、永久磁石の支持面に対して略直交する直交面と円弧面とで形成された凹設部により、ロータは、永久磁石の磁束がブリッジへ向けて案内されることを抑制できる。
さらに、略半円状の円弧面で凹設部を形成した場合に比べて、ロータは、円弧面の半径を大きくできるとともに、直交面の長さを長く確保することができる。
これにより、回転電機は、ロータが回転した際に凹設部が応力集中部位となることを抑制できるとともに、よりステータに近い位置をとおるように永久磁石の磁束の流れを制御することができる。
従って、回転電機は、永久磁石の支持面に対して略直交する直交面と円弧面とで形成された凹設部により、ロータコアの機械的強度を損なうことなく、1組の永久磁石の磁束をより有効に活用することができる。
またこの発明の態様として、前記径方向に沿った断面において、前記一対の中央ブリッジが、前記支持面に対して略直交する前記永久磁石の面を挟持する形状に形成されたものである。
この発明により、回転電機は、ステータの磁界がロータに作用した際、1組の永久磁石における磁束をより有効に活用できるため、より安定した軸トルクを得ることができる。
具体的には、ロータコアは、径方向と直交する方向への永久磁石の移動を一対の中央ブリッジで規制できるため、第1装着孔における永久磁石の位置をより安定させることができる。
これにより、ロータは、ステータの磁界に対する永久磁石の位置を安定させることができるため、第1装着孔に装着された永久磁石の磁束が、ステータの磁界の影響を効率よく安定して受けることができる。
従って、回転電機は、径方向と直交する方向で永久磁石を支持する一対の中央ブリッジにより、ステータの磁界がロータに作用した際、1組の永久磁石における磁束をより有効に活用できるため、より安定した軸トルクを得ることができる。
本発明により、遠心力によってロータコアに生じる応力を抑制するとともに、1組の永久磁石の磁束を有効に活用して、回転軸に生じる軸トルクを向上できる回転電機を提供することができる。
回転軸の軸方向視における回転電機の外観を示す正面図。 軸方向視における1極あたりの構成を示す正面図。 径方向断面における1極あたりのロータの断面を示す断面図。 径方向断面における磁石装着部の断面形状を示す断面図。 比較例における磁束の流れを説明する説明図 本実施例における磁束の流れを説明する説明図。 回転した際のロータの変形状態を示す断面図。 比較例におけるロータの変形状態を示す断面図。 本実施例の応力値と比較例の応力値とを相対比較で説明する説明図。 別の実施形態における1極あたりのロータの断面を示す断面図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
なお、図1は回転軸2の軸方向視における回転電機1の正面図を示し、図2は軸方向視における1極あたりの正面図を示し、図3は径方向断面における1極あたりのロータ3の断面図を示し、図4は径方向断面における磁石装着部33の断面図を示している。
また、図1中においてハウジング5を断面で図示すとともに、図2中においてロータコア32の説明を容易にするために、一部の巻線42を二点鎖線で図示している。
本実施形態における回転電機1は、図1に示すように、例えば8極48スロットのラジアルギャップ型モータであって、回転軸2と、回転軸2に一体的に設けた略柱状体のロータ3と、ロータ3の径方向外側にエアギャップを介して配置された略円環状のステータ4と、これらを収容保持するハウジング5とで構成されている。
回転軸2は、図1に示すように、所定方向に延びる略円柱状であって、図示を省略した軸受を介してハウジング5に回転自在に支持されている。なお、回転軸2には、回転軸2の軸方向へのロータ3の移動を規制するフランジ部2aが設けられている。
ロータ3は、図1及び図2に示すように、24個の永久磁石31と、回転軸2の軸方向から見た軸方向視が略円形状のロータコア32とで構成されている。なお、ロータ3における1極あたりの構成については、後ほど詳述するため、ここでは簡単に説明する。
24個の永久磁石31は、1極あたり3個1組として、径方向外側の極性がS極である4組の永久磁石と、径方向外側の極性がN極である4組の永久磁石とで構成されている。なお、24個の永久磁石31は、径方向外側の極性がS極である1組の永久磁石と、径方向外側の極性がN極である1組の永久磁石とが、ロータコア32の周方向で交互に配置されている。
ロータコア32は、図1及び図2に示すように、1極あたり3つの開口からなるとともに、永久磁石31が装着される磁石装着部33が、回転軸2の周方向に所定間隔を隔てて8つ形成されている。なお、ロータコア32は、予め磁石装着部33が形成された電磁鋼板製の薄板材を軸方向に沿って積層して形成している。
また、ステータ4は、図1及び図2に示すように、軸方向視略円環状のステータコア41と、ステータコア41に巻着された巻線42とで構成されている。
ステータコア41は、電磁鋼板製の薄板材を軸方向に積層した積層体であって、軸方向視略円環状のバックヨーク部41aと、バックヨーク部41aから突出した48個のティース部41bとで一体形成されている。
バックヨーク部41aは、軸方向視において、ステータ4の外周面をなす外径を有する軸方向視円環状に形成されている。
ティース部41bは、バックヨーク部41aの周方向に所定間隔を隔てて、バックヨーク部41aの内周面から、ステータ4の中心へ向けて突出するように形成されている。
巻線42は、導電性を有する銅線などであって、ステータコア41のティース部41bに対して所定の巻き数で巻着されている。この巻線42の端部は、外部からの電力の供給を受付ける端子(図示省略)に電気的に接続されている。
また、ハウジング5は、図1に示すように、ステータ4よりも大径の略筒状体の本体を有する収容体であって、ステータ4を回転不可に保持するとともに、回転軸2を回転自在に支持するよう構成されている。
このような回転電機1において、1極あたりのロータ3の構成について具体的に説明する。
上述したように1極あたりのロータ3の構成は、図2及び図3に示すように、1組の永久磁石31と、接着剤(図示省略)を介して1組の永久磁石31が固定される1つの磁石装着部33とで構成されている。
1組の永久磁石31は、図3に示すように、ロータコア32の径方向に沿った断面形状が、略同一形状の3つの永久磁石31で構成されている。この3つの永久磁石31は、同一極性をエアギャップ側に向けて、軸方向視略U字状になるように配置さている。
なお、永久磁石31は、径方向に沿った断面形状が、一方の辺の長さに対して他方の辺の長さが長い断面略矩形に形成されるともに、長辺側の面が磁石装着部33に支持される支持面31aをなしている。
一方、ロータコア32の磁石装着部33は、図3及び図4に示すように、径方向に沿った断面において、ロータコア32の外周近傍に開口形成された第1装着孔34と、第1装着孔34に隣接するとともに、ロータコア32の外周面側へ延びる2つの第2装着孔35とで構成されている。
さらに、ロータコア32には、第1装着孔34と第2装着孔35とを隔てる一対の中央ブリッジ36、及び第2装着孔35とエアギャップとを隔てるとともに、ロータコア32の外周縁をなす2つの周縁ブリッジ37が、1つの第1装着孔34、及び2つの第2装着孔35によって形成されている。
なお、1つの第1装着孔34、及び2つの第2装着孔35には、それぞれ永久磁石31が1つずつ接着剤を介して接着固定されている。
第1装着孔34は、図3及び図4に示すように、径方向に沿った断面形状が、径方向外側が短辺の断面略台形状の開口であって、永久磁石31が装着された状態において、中央ブリッジ36と永久磁石31との間に、所定断面積の空隙G1が形成される大きさで開口形成されている。
より詳しくは、第1装着孔34は、図4に示すように、径方向に沿った断面において、径方向に直交する直交方向と略平行で、径方向に所定間隔を隔てた一対の直交平面34aと、直交方向で対面する中央ブリッジ36の面である一対の中央ブリッジ面34bとで構成された断面略台形状に開口形成されている。
第1装着孔34の直交平面34aは、図3及び図4に示すように、径方向に沿った断面において、径方向の間隔が永久磁石31における一対の支持面31aの間隔と略同等の間隔となるように形成されている。
第1装着孔34の中央ブリッジ面34bは、図3及び図4に示すように、径方向に沿った断面において、径方向内側の直交平面34aから面取り部分である面取り部34cを介して径方向外側、かつ他方の中央ブリッジ面34bへ向けて僅かに傾斜した傾斜部分と、永久磁石31の径方向に沿った側面と当接する位置で傾斜部分から径方向外側へ僅かに延設した当接部分とで一体形成されている。
このように第1装着孔34は、永久磁石31が装着された状態において、一対の直交平面34aが、永久磁石31の支持面31aを支持するとともに、中央ブリッジ面34bの当接部分が、永久磁石31の径方向に沿った側面を支持するように構成されている。
2つの第2装着孔35は、図4に示すように、径方向に沿った断面において、第1装着孔34をとおる径方向を対象軸として、直交方向で対称に開口形成されている。
さらに、第2装着孔35は、図3に示すように、永久磁石31が装着された状態において、周縁ブリッジ37と永久磁石31との間に、第1装着孔34の空隙G1よりも大きい断面積の空隙G2が形成され、中央ブリッジ36と永久磁石31との間に、周縁ブリッジ37に隣接する空隙G2よりも大きい断面積の空隙G3が形成される大きさで開口形成されている。
より詳しくは、第2装着孔35は、図4に示すように、径方向に沿った断面において、中央ブリッジ36の面である中央ブリッジ面35aと、直交方向と略平行で、径方向に所定間隔を隔てた一対の直交平面35bと、直交平面35bに対して傾斜した略平行な一対の傾斜面35cと、周縁ブリッジ37の面である周縁ブリッジ面35dとで構成された断面形状に開口形成されている。
第2装着孔35の中央ブリッジ面35aは、図4に示すように、第1装着孔34の中央ブリッジ面34bにおける傾斜部分と略平行に形成されている。この中央ブリッジ面35aは、第1装着孔34の中央ブリッジ面34bとの間隔、すなわち中央ブリッジ36の肉厚が、例えば0.8mm程度になる位置に形成されている。
第2装着孔35における一対の直交平面35bは、図4に示すように、径方向に沿った断面において、中央ブリッジ36を挟んで第1装着孔34の直交平面34aと連続するように、中央ブリッジ面35aの径方向外側端部、及び径方向内側端部から延設されている。
このうち、径方向内側の直交平面35bは、中央ブリッジ面35aの径方向内側端部から、面取り部分である面取り部35eを介して延設されている。一方、径方向外側の直交平面35bは、面取り部分を設けることなく、中央ブリッジ面35aの径方向外側端部から延設されている。
第2装着孔35における一対の傾斜面35cは、図4に示すように、径方向に沿った断面において、ロータコア32の径方向、及び周方向と交差する角度で傾斜した傾斜面であって、永久磁石31における一対の支持面31aの間隔と略同等の間隔を隔てて略平行に形成されている。
なお、一対の傾斜面35cのうち、径方向内側の直交平面35bと交差する傾斜面35cが、永久磁石31における支持面31aの長さよりも長い長さで形成され、径方向外側の直交平面35bと交差する傾斜面35cが、永久磁石31における支持面31aの長さよりも僅かに短い長さで形成されている。
第2装着孔35の周縁ブリッジ面35dは、図3及び図4に示すように、径方向に沿った断面において、ロータコア32の外周面と略平行に形成されている。なお、径方向内側の直交平面35bから連続する傾斜面35cと周縁ブリッジ面35dとの境界は、段付き形状に形成されるとともに、所定半径で面取りされている。この面取り部分を面取り部35fとする。
このように第2装着孔35は、永久磁石31が装着された状態において、一対の傾斜面35cが、永久磁石31の支持面31aを支持するように構成されている。
そして、上述したロータコア32には、図3及び図4に示すように、径方向に沿った断面において、第1装着孔34における径方向外側の直交平面34aと交差するように、第1装着孔34の中央ブリッジ面34bに沿って凹設された一対の中央凹設部38と、ロータコア32の外周面に近い第2装着孔35の傾斜面35cと交差するように、第2装着孔35の周縁ブリッジ面35dに沿って凹設された一対の周縁凹設部39とが形成されている。
中央凹設部38は、図3に示すように、径方向に沿った断面において、第1装着孔34と一体的に開口形成されるとともに、第1装着孔34に装着された永久磁石31の支持面31aとで、所定の断面積を有する空間である端部空隙G4を構成するように形成されている。
より詳しくは、中央凹設部38は、図4に示すように、径方向に沿った断面において、第1装着孔34の中央ブリッジ面34bから径方向外側、かつ他方の中央ブリッジ36へ向けて湾曲した円弧状の円弧面38aと、第1装着孔34の直交平面34aに対して略鉛直な鉛直面38bとで構成された形状で凹設されている。
中央凹設部38の円弧面38aは、図4に示すように、径方向に沿った断面において、第1装着孔34の直交平面34a上に中心が位置する円の円弧であって、第1装着孔34の中央ブリッジ面34bから連続するように形成されている。
一方、中央凹設部38の鉛直面38bは、図4に示すように、径方向に沿った断面において、円弧面38aを形成する円の中心位置よりも近接する第2装着孔35へオフセットした位置で、円弧面38aから連続するように形成されている。
また、周縁凹設部39は、図3に示すように、径方向に沿った断面において、第2装着孔35と一体的に開口形成されるとともに、第2装着孔35に装着された永久磁石31の支持面31aとで、所定の断面積を有する空間である端部空隙G5を構成するように形成されている。
より詳しくは、周縁凹設部39は、図4に示すように、径方向に沿った断面において、第2装着孔35の周縁ブリッジ面35dから他方の周縁ブリッジ37へ向けて湾曲した略半円状の円弧面39aで構成された形状に形成されている。なお、周縁凹設部39の円弧面39aは、永久磁石31の支持面31aと交差可能な直径で形成されている。
次に、上述した構成の回転電機1において、ステータ4の磁界が作用した際におけるロータ3の磁束の流れについて、図5及び図6を用いて説明する。
なお、図5は比較例における磁束の流れを説明する説明図を示し、図6は本実施例における磁束の流れを説明する説明図を示している。
また、図5及び図6中において、磁束を破線で示すとともに、磁束の流れを明確にするため、巻線42の図示を省略している。
まず、比較例として、中央凹設部、及び周縁凹設部を設けていないロータ301における磁束の流れについて説明する。なお、ロータ301は、中央凹設部、及び周縁凹設部がロータコア32に設けられていない点を除けば、本実施例のロータ3と同一の構成とする。
中央凹設部を設けていないロータ301の場合、ステータ4の磁界がロータ301に作用すると、各永久磁石31における中央近傍の磁束M1は、図5に示すように、永久磁石31からロータコア32、及びステータ4を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路を流れることとなる。
一方、永久磁石31の磁束の一部、具体的には、第2装着孔35に装着された永久磁石31の磁束のうち、中央ブリッジ36に近い磁束M2は、図5に示すように、永久磁石31から中央ブリッジ36を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路を流れている。
さらに、第2装着孔35に装着された永久磁石31の磁束のうち、周縁ブリッジ37に近い磁束M3は、図5に示すように、永久磁石31から周縁ブリッジ37を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路を流れている。
また、第1装着孔34に装着された永久磁石31の磁束のうち、中央ブリッジ36に近い磁束M4は、図5に示すように、永久磁石31からロータコア32、及びステータ4を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路と、永久磁石31から中央ブリッジ36を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路とに分かれて流れている。
このような磁束の流れとなる比較例に対して、本実施例のロータ3の場合、ステータ4の磁界がロータ3に作用すると、各永久磁石31における中央近傍の磁束M1は、図6に示すように、永久磁石31からロータコア32、及びステータ4を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路を流れている。
一方、永久磁石31の磁束の一部、具体的には、第2装着孔35に装着された永久磁石31の磁束のうち、中央ブリッジ36に近い磁束M2は、図6に示すように、永久磁石31から中央ブリッジ36を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路を流れている。
さらに、第2装着孔35に装着された永久磁石31の磁束のうち、周縁ブリッジ37に近い磁束M3は、図6に示すように、永久磁石31からロータコア32、及びステータ4を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路と、永久磁石31から周縁ブリッジ37を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路とに分かれて流れている。
つまり、周縁ブリッジ37に近い磁束M3は、周縁ブリッジ37へ流れる磁束の量が比較例に比べて低減されている。これは、ステータ4の磁界がロータ3に作用していない状態において、周縁ブリッジ37に近い永久磁石31の磁束M3が、端部空隙G5を迂回するようにして周縁ブリッジ37へ流れる、すなわちステータ4の磁界の影響を受け易い位置をとおって、周縁ブリッジ37へ流れるためである。
また、第1装着孔34に装着された永久磁石31の磁束のうち、中央ブリッジ36に近い磁束M4は、図6に示すように、比較例における磁束M4の流れとは異なり、永久磁石31からロータコア32、及びステータ4を介して再び永久磁石31に戻るループ状の経路を流れている。
これは、ステータ4の磁界がロータ3に作用していない状態において、中央ブリッジ36に近い永久磁石31の磁束M4が、端部空隙G4を迂回するようにして中央ブリッジ36へ流れる、すなわちステータ4により近い位置をとおって中央ブリッジ36へ流れるため、ステータ4の磁界の影響を受け易くなったことによるものである。
引き続き、ロータ3が回転した際のロータコア32の変形状態について、図7から図9を用いて説明する。
なお、図7は回転した際のロータ3の変形状態の断面図を示し、図8は比較例におけるロータ3の変形状態の断面図を示し、図9は本実施例の応力値と比較例の応力値とを相対比較で説明する説明図を示している。
詳述すると、例えば、高回転数でロータ3が回転したことで、永久磁石31を固定する接着剤が剥がれた場合、第1装着孔34における径方向外側の直交平面34aには、図7に示すように、遠心力が作用した永久磁石31によって径方向外側への押圧荷重が作用する。
同様に、周縁凹設部39と連続する第2装着孔35の傾斜面35c、及び周縁ブリッジ面35dには、図7に示すように、遠心力が作用した永久磁石31によって径方向外側へ押圧荷重が作用する。このため、中央ブリッジ36には径方向に沿った引張り荷重が加わり、周縁ブリッジ37には周方向に沿った引張り荷重が加わることとなる。
この際、中央凹設部38、及び周縁凹設部39は、図7に示すように、引張り荷重に対して弾性変形容易な部分となるため、引張り荷重の増加に応じて延びるように弾性変形を開始する。
なお、第2装着孔35における径方向外側の直交平面35bと傾斜面35cとの境界近傍(図7中のC部)は、引張り荷重に対して弾性変形し難い部分であるため、ロータコア32における応力集中部位となる。
ここで、比較例として、中央凹設部を設けていないロータ302における応力集中部位について説明する。なお、ロータ302は、中央凹設部がロータコア32に設けられていない点を除けば、本実施例のロータ3と同一の構成とする。
中央凹設部を設けていないロータ302の場合、遠心力による永久磁石31の押圧荷重がロータコア32に作用すると、ロータコア32は、図8に示すように、本実施例と同様に変形を開始する。
この際、第1装着孔34における径方向外側の直交平面34aには、周縁凹設部39と連続する第2装着孔35の傾斜面35cに加わる径方向外側への押圧荷重に比べて高い押圧荷重が加わり易い。
さらに、第1装着孔34における径方向外側の直交平面34aと中央ブリッジ面34bとの境界近傍(図8中のD部)は、第1装着孔34の面取り部34c、第2装着孔35の面取り部35e、第2装着孔35の面取り部35f、及び周縁凹設部39に比べて、弾性変形し難い部分となる。
このため、中央凹設部を設けていないロータ302において、第1装着孔34における径方向外側の直交平面34aと中央ブリッジ面34bとの境界近傍(図8中のD部)が、ロータコア32が変形した際の応力集中部位となる。
このように中央凹設部38の有無によって、ロータコア32が変形した際の応力集中部位が変化する。さらに、比較例における応力集中部位の最大応力を「1.0」として、本実施例のロータ3における応力集中部位の最大応力を相対比較すると、本実施例のロータ3の最大応力は、図9に示すように、「0.5」となり、比較例と比べて約50%の応力低減効果が得られた。
つまり、中央凹設部38を有する本実施例の回転電機1は、比較例の回転電機に比べて、ロータコア32の応力集中部位の移動と、最大応力の低減効果とが得られることが確認できた。
以上のような構成の回転電機1は、遠心力によってロータコア32に生じる応力を抑制するとともに、1組の永久磁石31の磁束を有効に活用して、回転軸2に生じる軸トルクを向上することができる。
具体的には、端部空隙G4,G5により、ロータ3は、ステータ4の磁界が作用していない状態において、中央ブリッジ36、及び周縁ブリッジ37へ向かう永久磁石31の磁束の流れを、端部空隙G4,G5を迂回するような流れにすることができる。
つまり、ステータ4の磁界が作用していない状態において、ロータ3は、端部空隙G4,G5を設けていない場合に比べて、ステータ4により近い位置をとおるように中央ブリッジ36、及び周縁ブリッジ37へ向かう永久磁石31の磁束の流れを形成することができる。
これにより、回転電機1は、ステータ4の磁界の影響を永久磁石31の磁束が受け易くすることができる。このため、ステータ4の磁界が作用した際、回転電機1は、ロータ3の端部空隙G4,G5を迂回して中央ブリッジ36、及び周縁ブリッジ37へ向かう永久磁石31の磁束の流れを、ステータ4側へより多く偏向させるとともに、中央ブリッジ36、及び周縁ブリッジ37へ流れる漏れ磁束を抑制することができる。
さらに、簡素な構成で中央ブリッジ36、及び周縁ブリッジ37へ流れる漏れ磁束を抑制できるため、回転電機1は、3個の永久磁石31を近接配置するなど、ステータ4の磁界の影響を効率よく受けることができる位置に、1組の永久磁石31を容易に配置することができる。
加えて、円弧面38aを有する中央凹設部38、及び円弧面39aを有する周縁凹設部39としたことにより、ロータ3の回転に伴って中央ブリッジ36、及び周縁ブリッジ37に引張り荷重が作用した際、中央凹設部38の円弧面38a、及び周縁凹設部39の円弧面39aの部分が、他の部位に比べて弾性変形し易くなる。これにより、回転電機1は、遠心力が作用した永久磁石31によってロータコア32が押圧された際、中央ブリッジ36、及び周縁ブリッジ37の基部に発生する応力を抑制することができる。
従って、回転電機1は、遠心力によってロータコア32に生じる応力を抑制するとともに、1組の永久磁石31の磁束を有効に活用して、回転軸2に生じる軸トルクを向上することができる。
また、扇状の円弧部分である円弧面38aと、永久磁石31の支持面31aに対して略鉛直な鉛直面38bとで中央凹設部38が形成されたことにより、回転電機1は、ロータコア32の機械的強度を損なうことなく、1組の永久磁石31の磁束をより有効に活用することができる。
具体的には、径方向に沿った断面において、永久磁石31の支持面31aとなす角が鋭角な傾斜面と円弧面とで形成された中央凹設部の場合、傾斜面によって永久磁石31の磁束が中央ブリッジ36へ向けて案内され易くなる。
これに対して、径方向に沿った断面において、永久磁石31の支持面31aに対して略鉛直な鉛直面38bと円弧面38aとで形成された中央凹設部38により、ロータ3は、永久磁石31の磁束が中央ブリッジ36へ向けて案内されることを抑制できる。
さらに、略半円状の円弧面で中央凹設部を形成した場合に比べて、ロータ3は、円弧面38aの半径を大きくできるとともに、鉛直面38bの長さを長く確保することができる。
これにより、回転電機1は、ロータ3が回転した際に中央凹設部38が応力集中部位となることを抑制できるとともに、よりステータ4に近い位置をとおるように永久磁石31の磁束の流れを制御することができる。
従って、回転電機1は、永久磁石31の支持面31aに対して鉛直な鉛直面38bと円弧面38aとで形成された中央凹設部38により、ロータコア32の機械的強度を損なうことなく、1組の永久磁石31の磁束をより有効に活用することができる。
また、直交方向で永久磁石31を支持する形状に一対の中央ブリッジ36が形成されたことにより、回転電機1は、ステータ4の磁界がロータ3に作用した際、1組の永久磁石31における磁束をより有効に活用できるため、より安定した軸トルクを得ることができる。
具体的には、ロータコア32は、直交方向への永久磁石31の移動を一対の中央ブリッジ36で規制できるため、第1装着孔34における永久磁石31の位置をより安定させることができる。
これにより、ロータ3は、ステータ4の磁界に対する永久磁石31の位置を安定させることができるため、第1装着孔34に装着された永久磁石31の磁束が、ステータ4の磁界の影響を効率よく安定して受けることができる。
従って、回転電機1は、径方向と直交する方向で永久磁石31を支持する一対の中央ブリッジ36により、ステータ4の磁界がロータ3に作用した際、1組の永久磁石31における磁束をより有効に活用できるため、より安定した軸トルクを得ることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の凹設部は、実施形態の中央凹設部38、及び周縁凹設部39に対応し、
以下同様に、
永久磁石の前記支持面を支持する面は、第1装着孔34における径方向外側の直交平面34a、及び第2装着孔35における径方向外側の直交平面35bに対して傾斜した傾斜面35cに対応し、
永久磁石の支持面に対して略直交する直交面は、中央凹設部38の鉛直面38bに対応し、
径方向と直交する方向は、直交方向に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述した実施形態において、円弧状の円弧面38aと鉛直面38bと中央凹設部38を形成したが、これに限定せず、別の実施形態における1極あたりのロータ3の断面図を示す図10のように、径方向に沿った断面形状が、断面略半円状の円弧面で形成された中央凹設部38としてもよい。
また、断面略半円状の円弧面38aで形成された周縁凹設部39としたが、これに限定せず、径方向に沿った断面において、周縁ブリッジ面35dから延設した円弧面と、永久磁石31の支持面31aに対して略鉛直な鉛直面とで構成された周縁凹設部としてもよい。
また、中央凹設部38、及び周縁凹設部39を備えたロータコア32としたが、これに限定せず、中央凹設部38、及び周縁凹設部39のいずれか一方だけを備えたロータコアとしてもよい。
また、第2装着孔35における径方向外側の直交平面35bを切り欠いて、中央ブリッジ面35aから連続する円弧面を有するとともに、第2装着孔35と一体的に開口形成された中央凹設部を備えたロータコアとしてもよい。
本発明は、各種装置や自動車における駆動用モータ、電力を出力する発電機、あるいはモータ兼発電機として用いられる回転電機に適用することができ、より好ましくは高出力が所望される回転電機に適用することができる。
1…回転電機
2…回転軸
3…ロータ
4…ステータ
31…永久磁石
31a…支持面
32…ロータコア
33…磁石装着部
34…第1装着孔
34a…直交平面
35…第2装着孔
35c…傾斜面
36…中央ブリッジ
37…周縁ブリッジ
38…中央凹設部
38a…円弧面
38b…鉛直面
39…周縁凹設部
39a…円弧面
G4…端部空隙
G5…端部空隙

Claims (2)

  1. 回転軸に一体的に設けたロータコア、及び前記回転軸の軸方向から見て軸方向視略U字状に配置された1極あたり3つ1組の略直方体形状の永久磁石を有するとともに、前記3つ1組の前記永久磁石が前記ロータコアの外周近傍に形成した磁石装着部に装着されたロータと、
    前記回転軸の径方向における前記ロータの外側にエアギャップを介して配置されたステータとで構成された回転電機であって、
    前記径方向に沿った断面において、前記ロータコアの前記磁石装着部が、
    前記径方向前記永久磁石を挟持する形状に開口形成された第1装着孔と、
    前記回転軸の周方向で前記第1装着孔の両側に隣接するとともに、前記周方向前記永久磁石を挟持する形状に開口形成された2つの第2装着孔とで構成され、
    前記第1装着孔によって挟持される前記永久磁石の面を、永久磁石の支持面として、
    前記径方向に沿った断面において、前記ロータコアが、
    前記第1装着孔と前記第2装着孔とを隔てる一対の中央ブリッジと、
    前記第1装着孔の内面となる前記一対の中央ブリッジの面に沿って形成された略円弧状の円弧面を有するとともに、前記ロータコアの外周面に近い前記永久磁石の前記支持面を支持する面と交差するように凹設された凹設部を備え、
    前記径方向に沿った断面において、前記ロータが、
    前記ロータコアの前記凹設部と、前記永久磁石における前記支持面の端部近傍とで形成された端部空隙を備え
    前記径方向に沿った断面において、前記ロータコアの前記凹設部が、
    扇状の円弧部分である前記円弧面と、
    前記円弧面から連続するとともに、前記ロータコアの外周面に近い前記永久磁石の前記支持面に対して略直交する直交面とで形成された
    回転電機。
  2. 前記径方向に沿った断面において、前記一対の中央ブリッジが、
    前記支持面に対して略直交する前記永久磁石の面を挟持する形状に形成された
    請求項1に記載の回転電機。
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