JP6398866B2 - 酸素センサの制御方法 - Google Patents
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上記酸素センサは、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体と、該固体電解質体における上記排ガスに晒される側の表面に設けられた測定電極と、上記固体電解質体における基準ガスに晒される側の表面に設けられた基準電極とを備え、上記基準ガスの酸素濃度と上記排ガスの酸素濃度との差に応じて上記基準電極と上記測定電極との間に生じる起電力に基づいて、上記内燃機関における空燃比が、理論空燃比に対して燃料過剰なリッチ状態にあるか、理論空燃比に対して空気過剰なリーン状態にあるかを検出する酸素濃淡電池式のものであり、
上記内燃機関の回転速度が増加する高負荷時においては、上記固体電解質体を経由して上記基準電極から上記測定電極へ移動する酸素イオンを増加させる正方向に、シフト用電流を印加して、上記リッチ状態と上記リーン状態とを区別するための上記起電力のλ点をリッチ側にシフトさせるリッチシフト制御を行い、
上記高負荷時以外の低負荷時においては、上記シフト用電流の印加を停止もしくは減少させるシフト低減制御を行い、
上記測定電極と上記基準電極との間の上記固体電解質体の抵抗値の大きさと、該抵抗値の大きさに応じて上記測定電極と上記基準電極との間に流す印加電流の大きさ及び印加方向との関係がリッチ側マップとして求められており、
該リッチ側マップは、上記抵抗値が変化したときの上記起電力の変化を緩和するよう、上記抵抗値が高くなるほど上記印加電流が小さくなる関係を有しており、
上記リッチシフト制御及び上記シフト低減制御を行う際には、上記抵抗値を測定し、該抵抗値を上記リッチ側マップに照合して上記印加電流の大きさを読み取り、該印加電流を上記シフト用電流として印加することを特徴とする酸素センサの制御方法にある。
本発明の他の態様は、内燃機関の排気管に配置され、該排気管を流れる排ガス中の酸素濃度を測定する酸素センサの制御方法であって、
上記酸素センサは、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体と、該固体電解質体における上記排ガスに晒される側の表面に設けられた測定電極と、上記固体電解質体における基準ガスに晒される側の表面に設けられた基準電極とを備え、上記基準ガスの酸素濃度と上記排ガスの酸素濃度との差に応じて上記基準電極と上記測定電極との間に生じる起電力に基づいて、上記内燃機関における空燃比が、理論空燃比に対して燃料過剰なリッチ状態にあるか、理論空燃比に対して空気過剰なリーン状態にあるかを検出する酸素濃淡電池式のものであり、
上記内燃機関の回転速度が増加する高負荷時においては、上記固体電解質体を経由して上記基準電極から上記測定電極へ移動する酸素イオンを増加させる正方向に、シフト用電流を印加して、上記リッチ状態と上記リーン状態とを区別するための上記起電力のλ点をリッチ側にシフトさせるリッチシフト制御を行い、
上記高負荷時以外の低負荷時においては、シフト用電流を逆方向に印加して、上記起電力のλ点をリーン側にシフトさせるリーンシフト制御を行い、
上記測定電極と上記基準電極との間の上記固体電解質体の抵抗値の大きさと、該抵抗値の大きさに応じて上記測定電極と上記基準電極との間に流す印加電流の大きさ及び印加方向との関係が、上記リッチシフト制御を行う際のリッチ側マップ及び上記リーンシフト制御を行う際のリーン側マップとして求められており、
上記リッチ側マップ及び上記リーン側マップは、上記抵抗値が変化したときの上記起電力の変化を緩和するよう、上記抵抗値が高くなるほど上記印加電流が小さくなる関係を有しており、
上記リッチシフト制御を行う際には、上記抵抗値を測定し、該抵抗値を上記リッチ側マップに照合して上記印加電流の大きさを読み取り、該印加電流を上記シフト用電流として印加し、
上記リーンシフト制御を行う際には、上記抵抗値を測定し、該抵抗値を上記リーン側マップに照合して上記印加電流の大きさを読み取り、該印加電流を上記シフト用電流として印加することを特徴とする酸素センサの制御方法にある。
具体的には、内燃機関の回転速度が増加する高負荷時においては、固体電解質体を経由して基準電極から測定電極へ移動する酸素イオンを増加させる正方向に、シフト用電流を印加する。そして、リッチ状態とリーン状態とを区別するための起電力のλ点をリッチ側にシフトさせる制御を行い、空燃比が理論空燃比に対してリッチ側になるようにして内燃機関を運転する。これにより、高負荷時であってリーン状態において発生しやすいNOxの発生量を抑制することができる。
上記酸素センサの制御方法においては、上記測定電極と上記基準電極との間の上記固体電解質体の抵抗値の大きさと、該抵抗値の大きさに応じて上記測定電極と上記基準電極との間に流す印加電流の大きさ及び印加方向との関係がマップとして求められており、上記酸素センサの制御を行う際には、上記抵抗値を測定し、該抵抗値を上記マップに照合して上記印加電流の大きさを読み取り、該印加電流を上記シフト用電流として印加することができる。
そこで、マップを利用して、酸素センサに印加するシフト用電流を決定することにより、上記λ点のラインに生じる傾きを緩和することができる。
(実施例1)
本例の酸素センサ1の制御方法は、酸素濃淡電池式の酸素センサ1に採用する。酸素センサ1は、図1、図2に示すように、内燃機関としてのエンジン4の排気管5に配置されており、排気管5を流れる排ガスGを被測定ガスとして、排ガスG中の酸素濃度を測定するものである。酸素センサ1は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体2と、固体電解質体2における排ガスGに晒される側の表面に設けられた測定電極31と、固体電解質体2における基準ガス(大気)Aに晒される側の表面に設けられた基準電極32とを備えている。そして、酸素センサ1は、図3に示すように、基準ガスAの酸素濃度と排ガスGの酸素濃度との差に応じて基準電極32と測定電極31との間に生じる起電力Vに基づいて、エンジン4の空燃比が理論空燃比に対して燃料過剰なリッチ状態Rにあるか、エンジン4の空燃比が理論空燃比に対して空気過剰なリーン状態Lにあるかを検出する。
図1に示すように、本例の酸素センサ1は、エンジン4の排気管5内に配置された三元触媒51を効果的に作用させるために、排気管5内を流れる排ガスGを被測定ガスとして、この排ガスG中の酸素濃度の変化に応じて、リッチ状態Rとリーン状態Lとの判別を行うものである。そして、制御コンピュータ6は、シフト用電流Iが印加されない状態においては、酸素センサ1の測定値をフィードバックして、エンジン4の空燃比が、リッチ状態Rとリーン状態Lとの境界付近としての理論空燃比(ストイキ)の近傍になるよう、燃料と空気の混合比率を決定する。
シフト用電流Iが印加されていない定常状態においては、空燃比が14.5である付近にλ点(空気過剰率λ=1)が設定され、λ点を含む所定幅の空燃比の範囲として、NOx,HC,COを効果的に浄化するウィンドウが設定される。
固体電解質体2は、円筒部と、円筒部の先端を閉塞する先端閉塞部とを有するコップ型の形状に形成されている。測定電極31は、コップ型の固体電解質体2の外周に設けられており、基準電極32は、コップ型の固体電解質体2の内周に設けられている。基準電極32に接触する基準ガスAは酸素濃度が一定の大気である。
固体電解質体2は、絶縁物を介してハウジング12に取り付けられ、ハウジング12は、排気管5に取り付けられる。また、固体電解質体2に測定電極31が設けられた先端側部分は、ハウジング12から突出しており、固体電解質体2の先端側部分は、ハウジング12に取り付けられた保護カバーによって覆われている。
酸素センサ1には、基準電極32と測定電極31との間に生じる起電力(センサ出力)Vを検出するための起電力検出手段61と、基準電極32と測定電極31との間にシフト用電流Iを印加するための電流印加手段62と、固体電解質体2の抵抗値Rを測定するための抵抗値測定手段63とが設けられている。また、内燃機関には、エンジン4の回転速度Kを測定するための回転速度測定手段64が設けられている。また、本例の内燃機関は自動車に設けられたものであり、自動車には、車速を測定するための車速測定手段65が設けられている。
そのため、このシフト狙い値のずれΔE1を補正するために、シフト用電流Iをリッチ側マップM1に基づいて決定する。
また、抵抗値Rと起電力Vとの関係は、リッチ側へのシフト量を決定するシフト用電流Iの大きさによって変化する。実線V1は、高負荷時に、λ点をリッチ側へシフトするシフト用電流Iの場合の関係を示し、破線V2は、低負荷時に、λ点をリッチ側へシフトする量を低減したシフト用電流Iの場合の関係を示す。
なお、図2に示すように、リッチ側マップM1における印加電流Jの印加方向は、固体電解質体2を経由して基準電極32から測定電極31へ流れる酸素イオンO1を増加させる正方向D1となる。このリッチ側マップM1は、制御コンピュータ6内に記憶される。
本例の酸素センサ1の制御を行う際には、回転速度測定手段64によってエンジン4の回転速度Kが測定され、エンジン4の回転速度Kが増加するか否かが検出される。また、抵抗値測定手段63によって、基準電極32と測定電極31との間に位置する固体電解質体2の抵抗値Rが測定される。また、リッチシフト制御C1又はシフト低減制御C2を行うために、図2に示すように、電流印加手段62によって、基準電極32と測定電極31との間に、酸素イオンO1の移動を増加させる正方向D1にシフト用電流Iが印加される。同図において、シフト用電流Iによって増加する酸素イオンを符号O2で示す。
エンジン4の高負荷時においては、排ガスGの温度が高くなり、これに伴って固体電解質体2の抵抗値Rが低くなる。そして、リッチ側マップM1に基づいて、基準電極32と測定電極31との間に正方向D1のシフト用電流Iが印加され、起電力Vのλ点がリッチ側にシフトした状態で酸素センサ1が制御される。また、エンジン4においては、理論空燃比に対して燃料過剰となるリッチ状態Rで燃焼運転が行われる。これにより、高負荷時において、排ガスG中におけるNOxの発生量を抑制することができる。なお、NOxは、一般的に、理論空燃比(A/F=14.5,λ=1)よりもリーン状態Lにシフトした位置において発生しやすい。
エンジン4の低負荷時においては、排ガスGの温度が低くなり、これに伴って固体電解質体2の抵抗値Rが高くなる。そして、リッチ側マップM1に基づいて、基準電極32と測定電極31との間に印加される正方向D1のシフト用電流Iが印加され、起電力Vのλ点のリッチ側へのシフト量が低減された状態で酸素センサ1が制御される。これにより、低負荷時であって排ガスGの低温時に発生しやすい固体電解質体2のブラックニングの発生を抑制することができる。
なお、エンジン4の低負荷時においては、電流印加手段62によるシフト用電流Iの印加を停止することもできる。この場合には、高負荷時のみにおいて、λ点をリッチ側にシフトさせて酸素センサ1を制御することができる。
本例の酸素センサ1においては、図6、図7に示すように、エンジン4の低負荷時に、固体電解質体2を経由して基準電極32から測定電極31へ移動する酸素イオンO1を減少させる逆方向D2にシフト用電流I’を印加して、起電力Vのλ点をリーン側にシフトさせるリーンシフト制御C3を行う。図6において、シフト用電流I’によって酸素イオンO1と反対側に移動する酸素イオンを符号O2で示す。また、図7においては、λ点をシフトしない通常の制御を符号C0で示す。
また、本例の酸素センサ1においても、エンジン4の高負荷時には、上記実施例1に記載したリッチ側マップM1に基づいてリッチシフト制御C1を行う。リッチ側マップM1は、酸素センサ1の制御を開始する前において、リッチ側マップM1を求めたときと同様にして求める(図5参照)。
そのため、このシフト狙い値のずれΔE2を補正するために、シフト用電流I’をリーン側マップM2に基づいて決定する。
なお、図7に示すように、リーン側マップM2における印加電流Jの印加方向は、固体電解質体2を経由して基準電極32から測定電極31へ流れる酸素イオンO1を減少させる逆方向D2となる。このリーン側マップM2は、制御コンピュータ6内に記憶される。
本例の酸素センサ1においては、高負荷時には、リッチ側マップM1を用いてリッチシフト制御C1が行われ、低負荷時には、リーン側マップM2を用いてリーンシフト制御C3が行われる。そして、酸素センサ1の制御を行う際には、回転速度測定手段64によってエンジン4の回転速度Kが測定され、抵抗値測定手段63によって固体電解質体2の抵抗値Rが測定される。
また、λ点をリーン側へシフトする際のシフト用電流I’による酸素イオンO2は、固体電解質体2を経由して基準電極32から測定電極31へ移動する酸素イオンO1とは逆向きに移動する。そのため、ブラックニングによって固体電解質体2から流出した酸素を回復させる効果もあると考えられる。また、低負荷時においては、起電力Vのλ点をリーン側へシフトしてもNOxの発生量を抑制することができる。
本例においても、その他の構成及び図中の符号は実施例1と同様であり、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
2 固体電解質体
31 測定電極
32 基準電極
4 エンジン
5 排気管
6 制御コンピュータ
C1 リッチシフト制御
C2 シフト低減制御
C3 リーンシフト制御
M1 リッチ側マップ
M2 リーン側マップ
R リッチ状態
L リーン状態
V 起電力V
I,I’ シフト用電流
G 排ガス
A 基準ガス
Claims (3)
- 内燃機関(4)の排気管(5)に配置され、該排気管(5)を流れる排ガス(G)中の酸素濃度を測定する酸素センサ(1)の制御方法であって、
上記酸素センサ(1)は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体(2)と、該固体電解質体(2)における上記排ガス(G)に晒される側の表面に設けられた測定電極(31)と、上記固体電解質体(2)における基準ガス(A)に晒される側の表面に設けられた基準電極(32)とを備え、上記基準ガス(A)の酸素濃度と上記排ガス(G)の酸素濃度との差に応じて上記基準電極(32)と上記測定電極(31)との間に生じる起電力(V)に基づいて、上記内燃機関(4)における空燃比が、理論空燃比に対して燃料過剰なリッチ状態(R)にあるか、理論空燃比に対して空気過剰なリーン状態(L)にあるかを検出する酸素濃淡電池式のものであり、
上記内燃機関(4)の回転速度が増加する高負荷時においては、上記固体電解質体(2)を経由して上記基準電極(32)から上記測定電極(31)へ移動する酸素イオン(O1)を増加させる正方向(D1)に、シフト用電流(I)を印加して、上記リッチ状態(R)と上記リーン状態(L)とを区別するための上記起電力(V)のλ点をリッチ側にシフトさせるリッチシフト制御(C1)を行い、
上記高負荷時以外の低負荷時においては、上記シフト用電流(I)の印加を停止もしくは減少させるシフト低減制御(C2)を行い、
上記測定電極(31)と上記基準電極(32)との間の上記固体電解質体(2)の抵抗値(R)の大きさと、該抵抗値(R)の大きさに応じて上記測定電極(31)と上記基準電極(32)との間に流す印加電流(J)の大きさ及び印加方向との関係がリッチ側マップ(M1)として求められており、
該リッチ側マップ(M1)は、上記抵抗値(R)が変化したときの上記起電力(V)の変化を緩和するよう、上記抵抗値(R)が高くなるほど上記印加電流(J)が小さくなる関係を有しており、
上記リッチシフト制御(C1)及び上記シフト低減制御(C2)を行う際には、上記抵抗値(R)を測定し、該抵抗値(R)を上記リッチ側マップ(M1)に照合して上記印加電流(J)の大きさを読み取り、該印加電流(J)を上記シフト用電流(I)として印加することを特徴とする酸素センサ(1)の制御方法。 - 内燃機関(4)の排気管(5)に配置され、該排気管(5)を流れる排ガス(G)中の酸素濃度を測定する酸素センサ(1)の制御方法であって、
上記酸素センサ(1)は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質体(2)と、該固体電解質体(2)における上記排ガス(G)に晒される側の表面に設けられた測定電極(31)と、上記固体電解質体(2)における基準ガス(A)に晒される側の表面に設けられた基準電極(32)とを備え、上記基準ガス(A)の酸素濃度と上記排ガス(G)の酸素濃度との差に応じて上記基準電極(32)と上記測定電極(31)との間に生じる起電力(V)に基づいて、上記内燃機関(4)における空燃比が、理論空燃比に対して燃料過剰なリッチ状態(R)にあるか、理論空燃比に対して空気過剰なリーン状態(L)にあるかを検出する酸素濃淡電池式のものであり、
上記内燃機関(4)の回転速度が増加する高負荷時においては、上記固体電解質体(2)を経由して上記基準電極(32)から上記測定電極(31)へ移動する酸素イオン(O1)を増加させる正方向(D1)に、シフト用電流(I)を印加して、上記リッチ状態(R)と上記リーン状態(L)とを区別するための上記起電力(V)のλ点をリッチ側にシフトさせるリッチシフト制御(C1)を行い、
上記高負荷時以外の低負荷時においては、シフト用電流(I’)を逆方向(D2)に印加して、上記起電力(V)のλ点をリーン側にシフトさせるリーンシフト制御(C3)を行い、
上記測定電極(31)と上記基準電極(32)との間の上記固体電解質体(2)の抵抗値(R)の大きさと、該抵抗値(R)の大きさに応じて上記測定電極(31)と上記基準電極(32)との間に流す印加電流(J)の大きさ及び印加方向との関係が、上記リッチシフト制御(C1)を行う際のリッチ側マップ(M1)及び上記リーンシフト制御(C3)を行う際のリーン側マップ(M2)として求められており、
上記リッチ側マップ(M1)及び上記リーン側マップ(M2)は、上記抵抗値(R)が変化したときの上記起電力(V)の変化を緩和するよう、上記抵抗値(R)が高くなるほど上記印加電流(J)が小さくなる関係を有しており、
上記リッチシフト制御(C1)を行う際には、上記抵抗値(R)を測定し、該抵抗値(R)を上記リッチ側マップ(M1)に照合して上記印加電流(J)の大きさを読み取り、該印加電流(J)を上記シフト用電流(I)として印加し、
上記リーンシフト制御(C3)を行う際には、上記抵抗値(R)を測定し、該抵抗値(R)を上記リーン側マップ(M2)に照合して上記印加電流(J)の大きさを読み取り、該印加電流(J)を上記シフト用電流(I’)として印加することを特徴とする酸素センサ(1)の制御方法。 - 上記酸素センサ(1)は、二輪に用いられるヒータレス式のものであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の酸素センサ(1)の制御方法。
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