JP6398478B2 - 内燃機関用の点火コイル - Google Patents
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Description
上記高圧接続端子は、弾性変形可能な金属線材を屈曲して形成してなり、上記二次ボビンに保持された一対の被保持部と、該一対の被保持部から、これらの並び方向に直交する方向に延びる一対の中間部と、該一対の中間部における上記被保持部側と反対側の端部同士を曲線状につなぐように折り返された曲線部と、を有し、
上記高圧接続端子は、上記中間部が、その長手方向及び上記並び方向に直交する方向に弾性変形した状態で、上記曲線部を上記導通端子に接触させていることを特徴とする内燃機関用の点火コイルにある。
上記内燃機関用の点火コイルの実施例につき、図1〜図9を用いて説明する。
本例の内燃機関用の点火コイル1は、図1に示すごとく、互いに磁気的に結合した一次コイル11及び二次コイル12と、二次コイル12が巻回された二次ボビン2と、二次コイル12に接続された高圧接続端子3と、高圧接続端子3と接触して二次コイル12に生じた高電圧を点火プラグへ伝える導通端子4とを有する。
一対の被保持部31は、一対の中間部32よりも、互いの間隔が狭い。つまり、一対の被保持部31は、横方向Yにおいて、一対の中間部32よりも互いに近づくように形成されている。
中心コア13と外周コア14との間には、磁石体15が配されており、一次コイル11及び二次コイル12の後方には、一次コイル11への通電及びその遮断を行うためのイグナイタ16が配されている。
まず、高圧接続端子3を二次ボビン2に組み付けるに当たっては、図6、図7に示すごとく、高圧接続端子3を、一対の被保持部31が互いに近づくように横方向Yに弾性変形させる。このとき、横方向Yにおいて、一対の被保持部31間の最長距離が、一対の爪部5の開放端521間の距離よりも小さくなるように圧縮させる。
上記内燃機関用の点火コイル1において、高圧接続端子3は、弾性変形可能な金属線材を屈曲して形成してなり、一対の被保持部31と、これらの並び方向に直交する方向に延びる一対の中間部32と、曲線部33とを有する。それゆえ、並び方向に直交する方向における高圧接続端子3のバネ特性を確保しつつ、並び方向における高圧接続端子3の剛性を向上させることができる。また、高圧接続端子3を金属線材によって形成しているため、歩留まりが良く、コストも低減できる。
本例は、図10〜図12に示すごとく、二次ボビン2に対する高圧接続端子3の組み付け構造を変更した例である。本例の二次ボビン2は、二次ボビン2の本体前端部211の下側の端縁から、下側に向かって、高圧接続端子3を係合するための係合部25が延設されている。係合部25は、係合部25の下方から、高圧接続端子3の被保持部31を係合できるよう構成されている。
図10に示すごとく、高圧接続端子3の一対の中間部32の下端部及び曲線部33を、チャック治具100によって挟持する。そして、図11に示すごとく、チャック治具100に挟持された高圧接続端子3と、二次ボビン2とを相対的に近付け、高圧接続端子3の一対の被保持部31を、二次ボビン2の係合部25に圧入する。以上により、高圧接続端子3を二次ボビン2に組み付けることができる。
つまり、例えば、図13に示すごとく、二次ボビン2に、直線状の線材を直角に折り曲げて略L字状に形成したような、互いに直交する本体部931と被保持部932とからなる高圧接続端子93を組み付ける場合等は、容易な組み付けが実現できない。すなわち、高圧接続端子93の本体部931を、チャック治具100によって挟持した場合、この本体部931を軸とした周方向については高圧接続端子93をチャック治具100に対して固定し難い。そのため、高圧接続端子93の位置が定まりにくい。それゆえ、この場合には、高圧接続端子93を二次ボビン2に組み付け難い。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図14、図15に示すごとく、一対の中間部32同士の間に、角度を設けた例である。すなわち、本例の高圧接続端子3の一対の中間部32は、上側に向かうにつれて互いに離れるように傾斜している。つまり、横方向Yにおける、一対の中間部32間の距離は、上側に向かうにつれて長くなっている。そして、上記のように傾斜した中間部32が、その長手方向及び一対の被保持部31の並び方向に直交する方向に弾性変形した状態で、曲線部33を導通端子に接触させている。
その他、実施例2と同様の作用効果を有する。
本例は、図16に示すごとく、一対の爪部5の向きを変更した例である。すなわち、一対の爪部5は、それぞれの開放端521が、一対の爪部5の並び方向(横方向Y)における外側を向く状態で配設されている。つまり、一対の爪部5は、鍔部22から前方に突出する一対の爪突出部51と、その爪突出部51の先端から、横方向Yであって、互いに離れる方向に延設された一対の爪屈曲部52とからなる。
まず、高圧接続端子3を二次ボビン2に組み付けるに当たっては、高圧接続端子3を、一対の被保持部31が互いに離れるように横方向Yに弾性変形させる。このとき、横方向Yにおいて、一対の被保持部31間の最短距離が、一対の爪部5の開放端521間の距離よりも大きくなるように弾性変形させる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
11 一次コイル
12 二次コイル
2 二次ボビン
3 高圧接続端子
31 被保持部
32 中間部
33 曲線部
4 導通端子
Claims (4)
- 互いに磁気的に結合した一次コイル(11)及び二次コイル(12)と、上記二次コイル(12)が巻回された二次ボビン(2)と、上記二次コイル(12)に接続された高圧接続端子(3)と、該高圧接続端子(3)と接触して上記二次コイル(12)に生じた高電圧を点火プラグへ伝える導通端子(4)とを有する内燃機関用の点火コイル(1)であって、
上記高圧接続端子(3)は、弾性変形可能な金属線材を屈曲して形成してなり、上記二次ボビン(2)に保持された一対の被保持部(31)と、該一対の被保持部(31)から、これらの並び方向に直交する方向に延びる一対の中間部(32)と、該一対の中間部(32)における上記被保持部(31)側と反対側の端部同士を曲線状につなぐように折り返された曲線部(33)と、を有し、
上記高圧接続端子(3)は、上記中間部(32)が、その長手方向及び上記並び方向に直交する方向に弾性変形した状態で、上記曲線部(33)を上記導通端子(4)に接触させていることを特徴とする内燃機関用の点火コイル(1)。 - 上記二次ボビン(2)は、上記高圧接続端子(3)の上記一対の被保持部(31)をそれぞれ係合する爪部(5)を一対設けてなり、該一対の爪部(5)は、それぞれの開放端(521)の向きが、上記一対の被保持部(31)の並び方向において互いに逆向きとなるように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
- 上記高圧接続端子(3)の上記一対の被保持部(31)は、上記二次ボビン(2)の軸方向(X)の一端に保持されており、上記二次ボビン(2)は、径方向外側に突出する突出部(23)を有し、該突出部(23)は、上記爪部(5)の根元よりも開放端(521)側に配されることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
- 上記一対の爪部(5)は、それぞれの開放端(521)が互いに向き合う向きで配設されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の内燃機関用の点火コイル(1)。
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