JP6397707B2 - 通話履歴管理方法、通話システム、および携帯端末 - Google Patents

通話履歴管理方法、通話システム、および携帯端末 Download PDF

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Description

本発明は、通話履歴管理方法、通話システム、および携帯端末に係り、特に、一般電話網での通信とIP網に接続されたサーバを介した通信との両方が可能な複合型の通話システムで企業の情報漏洩を防止し、セキュリティを向上させるのに好適な通話履歴管理方法、通話システム、および、携帯端末に関する。
インターネット技術の進展により、既存の電話網による通話とIP網を利用したVoIP(Voice over Internet Protocol)による通話を融合させた複合型(ハイブリッド型)の通話システムが提案されている。
例えば、特許文献1には、スマートフォンや携帯電話などの携帯端末から、一般の携帯電話網を使った通話の外に、VoIP網による通話を可能とし、サーバが通話履歴情報を管理し、課金料金を計算するシステムが開示されている。
また、非特許文献1には、IP電話化による音声とデータ通信の一元化管理がもたらす業務効率の改善を提唱するIPテレフォニーサービスの概要が開示されている。
一方、スマートフォンや携帯電話などの携帯端末では、発着信履歴(通話履歴)をメモリに記憶し、それにより、通話の確認をしたり、再呼び出しに使ったりする機能は一般的になっている。特許文献2には、発信した電話番号の履歴を過去複数件分記憶し、その記憶された電話番号への再発信(リダイヤル)が可能な電話機が開示されている。
特開2006−108788号公報 特開2001−024771号公報
上野伸男他, "IPテレフォニーソリューションの概要とUFJニコス株式会社などへの導入事例", [online], 2006年6月, VOL88, [平成26年9月1日検索], インターネット<URL:http://digital.hitachihyoron.com/pdf/2006/06/2006_06_05.pdf>
特許文献2に示されたようなIPテレフォニーシステムにおいては、スマートフォンや携帯電話などの携帯端末を用いて、一般の携帯網による通信も可能であり、IPテレフォニーサーバを介して、企業内での内線電話も可能である。
したがって、私用(所有者が従業員として企業活動に関係しない使用)、公用(所有者が従業員として企業活動に関係する使用)に拘わらず、発着信履歴は、携帯端末に残ることになる。携帯端末の紛失などにより、私用に関する発着信履歴が他の者に知れても、それは個人の責任の範囲内であると言える。しかし、公用に関する発着信履歴が漏洩することは、企業における情報漏洩のリスクとなり、社会的責任を追求されかねないという問題がある。
本発明の目的は、一般電話網を介した通信と、IP網に接続されたサーバを介した通信とが可能な通話システムにおいて、少なくとも後者の通信による発着信履歴の漏洩を防止し、セキュリティを向上させることにある。
上記課題を解決するために、本発明は好ましくは、携帯端末から通信管理サーバを経由して相手端末に発信する通話と、携帯端末が一般電話網経由で直接相手端末に発信する通話とが可能な通話システムであって、
通信管理サーバは、通信管理サーバを経由する発着信に係る電話番号を登録するサーバ電話帳を保持し、
携帯端末は、発信に係る電話番号と、その電話番号がサーバ電話帳に存在するか否かを示すサーバ電話帳フラグとを記憶する発信履歴と、着信に係る電話番号と、その電話番号がサーバ電話帳に存在するか否かを示すサーバ電話帳フラグとを記憶する着信履歴と、発信履歴と着信履歴を消去する判定に用いる判定ルールとを保持し、
携帯端末が、発信に係る電話番号がサーバ電話帳に存在するか否か、着信に係る電話番号がサーバ電話帳に存在するか否かに従って、発信履歴のサーバ電話帳フラグまたは着信履歴のサーバ電話帳フラグを設定し、
携帯端末が、発信履歴のサーバ電話帳フラグまたは着信履歴のサーバ電話帳フラグを参照し、判定ルールに従って、該当する発信履歴のエントリまたは着信履歴のエントリを消去するように構成したものである。
また、好ましくは、携帯端末が、通信管理サーバに、通信網を介して、発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、サーバ電話帳に登録されているか否かを問合せ、
通信管理サーバが、問い合わされた発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、サーバ電話帳に登録されているか否かを検索し、結果を、通信網を介して、携帯端末に返信するようしたものである。
また、好ましくは、携帯端末は、一般電話網経由で直接、相手端末に発信する通話の電話番号を登録する個人電話帳を有し、さらに、発信履歴は、発信に係る電話番号が個人電話帳に存在するか否かを示す個人電話帳フラグを記憶し、着信履歴は、着信に係る電話番号が個人電話帳に存在するか否かを示す個人電話帳フラグを記憶し、携帯端末が、発信に係る電話番号が個人電話帳に存在するか否か、着信に係る電話番号が個人電話帳に存在するか否かに従って、発信履歴の個人電話帳フラグまたは着信履歴の個人電話帳フラグを設定し、携帯端末が、発信履歴のサーバ電話帳フラグおよび発信履歴の個人電話帳フラグ、または、着信履歴のサーバ電話帳フラグおよび着信履歴の個人電話帳フラグを参照し、判定ルールに従って、該当する発信履歴のエントリまたは着信履歴のエントリを消去するようにしたものである。
また、好ましくは、携帯端末が、発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、個人電話帳に登録されているか否かを検索するようにしたものである。
さらに、好ましくは、通信管理サーバから、携帯端末に、通信網を介して、発信履歴および着信履歴の消去を指示をし、携帯端末は、通信管理サーバから、通信網を介して、発信履歴および着信履歴の消去の指示を受けときに、発信履歴または着信履歴の消去をおこなうようにしたものである。
また、好ましくは、通信管理サーバは、携帯端末への発信履歴および着信履歴の消去を指示と、携帯端末からの消去に関する通知を記憶する消去指示履歴を保持し、携帯端末から、通信網を介して、消去に関する通知を受信し、消去指示履歴に記憶し、携帯端末から電源ONの通知を受け、携帯端末から電源ONの通知を受けたときに、消去指示履歴の携帯端末からの消去に関する通知がペンディングである場合、再度、携帯端末に、通信網を介して、発信履歴および着信履歴の消去を指示をするようにしたものである。
本発明によれば、一般電話網を介した通信と、IP網に接続されたサーバを介した通信とが可能な通話システムにおいて、少なくとも後者の通信による発着信履歴の漏洩を防止し、セキュリティを向上させることが可能となる。
一実施形態に係る通話システムの概要構成図である。 一実施形態に係る通話システムの機能構成図である。 通信管理サーバ200のハードウェア・ソフトウェアを示す構成図である。 サーバ管理端末400のハードウェア・ソフトウェアを示す構成図である。 スマートフォン100のハードウェア・ソフトウェアを示す構成図である。 サーバ電話帳の一例を示す図である。 個人電話帳の一例を示す図である。 発信履歴の一例を示す図である。 着信履歴の一例を示す図である。 判定テーブルの一例を示す図である。 発信時の通信処理と履歴管理処理を示すシーケンス図である(その一)。 発信時の通信処理と履歴管理処理を示すシーケンス図である(その二)。 着信時の通信処理と履歴管理処理を示すシーケンス図である(その一)。 着信時の通信処理と履歴管理処理を示すシーケンス図である(その二)。 履歴消去時の履歴管理処理を示すシーケンス図である。
以下、本発明に係る一実施形態を、図1ないし図13を用いて説明する。
先ず、図1および図2を用いて一実施形態に係る通話システムの構成について説明する。
図1は、一実施形態に係る通話システムの概要構成図である。図2は、一実施形態に係る通話システムの機能構成図である。
本実施形態では、携帯端末として、スマートフォンを例にあげて説明するが、その他のインテリジェントで、IP網に接続されたサーバと通信が可能であり、一般の通話機能を合わせ持ち、通話履歴を保存できるPC、タブレット、携帯電話などの機器であってもよい。
一実施形態に係るシステムは、図1に示されように、スマートフォン100、通話管理サーバ200、基地局20、VoIPゲートウェイ30、サーバ管理端末400が、一般電話網300bとIP網300aにより接続されている。
スマートフォン100からは、基地局20を介して、一般電話網300bによる通信(例えば、IMT−2000規格に準拠した通信)が可能である。また、基地局20を介して、IP網300aによるパケット通信により、Web閲覧をしたり、通話管理サーバと情報のやり取りをしたり、VoIPによる通話をすることができる。例えば、VoIPにより、スマートフォン100からVoIPゲートウェイ30に接続された電話機に内線電話をかけることができる。
通話管理サーバ200は、VoIPゲートウェイ30に接続された電話機から発信して、スマートフォン100に着信させたり、スマートフォン100からVoIPゲートウェイ30に接続された電話機に着信させる制御をし、それらの発着信を管理している。サーバ管理端末400は、通信管理サーバ200の管理情報を設定したり、表示する端末である。
次に、図2を用いて、一実施形態に係る通話システムの詳細な機能構成について説明する。
この図では、スマートフォン200、通信管理サーバ200、サーバ管理端末400が、通信網300で接続されているように図示している。この通信網300は、図1のIP網300a、一般電話網300b、中継局やサーバのローカル網を総称したものである。また、設定として、利用者は、自分の有するスマートフォン100により、通信管理サーバ200経由で、自分の所属する企業の内線番号に着信できるようになっているとする。もちろん、利用者は、自分のスマートフォン100により、一般電話網300bにより、通常の電話の発着信も可能である。
スマートフォン100は、図2に示されるように、本発明の関係する機能は、大別して、記憶部110、通信部120、通信アプリ部130がある。記憶部110は、後に説明するように、半導体記憶装置からなるメモリによって実現され、個人電話帳111、発信履歴112、着信履歴113、端末情報114、サーバ認証情報115が格納される。
個人電話帳111は、利用者個人のプライベートな電話帳である(詳細なデータ構造は、後述の図7参照)。発信履歴112は、このスマートフォン200から発信したときの通話履歴を格納するテーブルである(詳細なデータ構造は、後述の図8参照)。着信履歴113は、このスマートフォン200に着信したときの通話履歴を格納するテーブルである(詳細なデータ構造は、後述の図9参照)。端末情報114は、通信網300を経由して発着信およびデータ通信するために必要となる端末情報(電話番号等)である。
通信管理サーバ認証情報115は、通信管理サーバ200に接続する際に必要となる認証情報である。
次に、通信部120は、一般電話網300bによる局線による通話の通信およびIP網300aによるパケット通信の制御をつかさどる部分である。
通信アプリ部130は、このスマートフォン200により実行されるアプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリ」ともいう)の内で、特に、通信管理サーバ200と連携する通信関係のアプリからなるものである。
通信アプリ部130は、サーバ認証部131、サーバ電話帳表示部132、サーバ経由発信部133、個人電話帳発着信監視部134、履歴フラグ設定部135、履歴消去指示受信部136、履歴消去部137、端末電源監視部138からなる。
サーバ認証部131は、サーバ電話帳にアクセスするために必要な認証をおこなう機能を実現する部分である。ユーザは、毎回パスワードの入力を必要とし、サーバ認証部131は、通信管理認証情報115を通信管理サーバ200の認証部230(後述)宛てにデータ通信することによりサーバ認証を実現する。
サーバ電話帳表示部132は、サーバ認証部131により認証が完了後に、サーバ電話帳221(後述)を表示させる機能を実現する部分である。また、このサーバ電話帳表示部132は、サーバ電話帳の検索画面や検索結果の表示をおこなう機能も含んでいる。
サーバ経由発信部133は、サーバ電話帳表示部132で表示したサーバ電話帳の番号が指定されたときなど、自分が発信したい番号宛にサーバから発信させるためのデータ通信をサーバ宛てに実施する部分である。
個人電話帳発着信監視部134は、個人電話帳111からの発信および通常着信時に通信管理サーバ200のサーバ電話帳比較部260(後述)に、発着信に係る電話番号を問合せる部分である。
履歴フラグ設定部135は、発着信のときに、発着信に係る電話番号が、サーバ電話帳221と個人電話帳111に存在するか否かの比較結果を、発信履歴112、着信履歴113に対して、サーバ電話帳フラグと個人電話帳フラグにより設定する部分である。
履歴消去指示受信部136は、スマートフォン100の電源がONの時は、常時起動して、履歴消去290(後述)からの指示を常に受信できるようにしておき、通信管理サーバ200から指示が来た場合に、履歴消去部137に伝える部分である。
履歴消去部137は、指示があったときに、発信履歴112、着信履歴113のエントリを、サーバ電話帳フラグと個人電話帳フラグを参照して、一定のルールの下(後述の判定テーブルに従う)に消去する部分である。
端末電源監視部138は、は、スマートフォン100が電源OFFからONに復旧した時に、通信管理サーバに電源ONを通知する部分である。これにより、通信管理サーバ200から、履歴消去指示が出されたときには、履歴消去指示受信部136、履歴消去部137により該当する履歴のエントリが消去されることになる。
通信管理サーバ200は、図2に示されるように、本発明の関係する機能は、通信部210、記憶部220、認証部230、局線発信部240、端末転送部250、サーバ電話帳比較部260、着信転送部270、サーバ管理者指示受信部280、履歴消去指示部290からなる。通信部210は、一般電話網300bによる局線による通話の通信およびIP網300aによるパケット通信の制御をつかさどる部分である。
記憶部220は、後に説明するように、半導体記憶装置からなるメモリ、磁気記憶装置(HDD)などによって実現され、サーバ電話帳221、端末情報222、認証・認証履歴情報223、消去指示履歴224、判定テーブル225が格納される。サーバ電話帳221は、名前、電話番号、会社名、部署名、職位等を含むテーブルであり、社用電話として利用されるときの電話帳である(詳細なデータ構造は、後述の図6参照)。
端末情報222は、通信管理サーバ200に登録されている端末(スマートフォン100)の端末登録番号、利用者情報、機器番号などの個々の情報を記憶するものである。認証・認証履歴情報223は、ユーザID、パスワードの組合せなどの認証情報とどの端末からいつどのようなアクセスがあったかという履歴を記憶するものである。
消去指示履歴224は、サーバ管理者からの指示でどの端末に対して、いつ消去指示したかの記録を保存する。また、該当の端末が電源OFFなどで削除できなかった場合はその情報も保持する。判定テーブル225は、着信・発信に係る電話番号が、サーバ電話帳221、個人電話帳に存在するか否かによって、その呼に係るエントリを消去するか否かを判定するためのテーブルである。
局線発信部240は、スマートフォン100のサーバ経由発信部133により、サーバ経由で発信する場合の局線への発信を実際におこなう部分である。端末転送部250は、局線発信部240で発信して応答されたら、発信元の端末へ転送して、端末から発信された社用電話の通話を確保する部分である。
サーバ電話帳比較部260は、スマートフォン100の個人電話帳発着信監視部134からの送られてくる電話番号データを、サーバ電話帳221の内容と比較をおこない、結果を端末に返信する部分である。着信転送部270は、顧客等(相手)などの発信者から会社の固定電話等に着信が来た時に、個人端末の内線呼出しを実施する部分である。
サーバ管理者指示受信部280は、サーバ管理者から、ある端末の履歴削除指示を常時受信する部分である。履歴消去指示部290は、サーバ管理者指示受信部280により、サーバ管理者から削除指示を受け場合に、端末に対して履歴消去指示を発行する部分である。そして、消去通知を受けて、消去指示履歴224に結果を記録する。また、端末の電源OFFが原因により、消去できなかった場合には、端末電源監視部138により、通信管理サーバ200に端末の電源ONが通知された段階で、再度、消去指示を発行する。
サーバ管理端末400は、サーバ管理者がサーバにアクセスするための端末である。サーバ管理端末400は、リモート、常時管理が可能なことが必要となりデータセンターの常駐サーバ管理者が使用する。本実施形態では、サーバ管理端末400から、履歴の消去の入力がおこなわれるという意義がある。
なお、図2では、通信網300にサーバ管理端末400が接続されているが、通信管理サーバ200自体に管理プログラムが組み込まれて、表示装置により、管理情報を表示させ、設定するという構成でもよい。
次に、図3ないし図5を用いて、一実施形態に係る通話システムの各部のハードウェア構成、ソフトウェア構成について説明する。図3は、通信管理サーバ200のハードウェア・ソフトウェアを示す構成図である。図4は、サーバ管理端末400のハードウェア・ソフトウェアを示す構成図である。図5は、スマートフォン100のハードウェア・ソフトウェアを示す構成図である。
通信管理サーバ200のハードウェア構成は、図3に示されるようにCPU1202、主記憶装置1208、表示I/F1204、入出力I/F1206、ネットワークI/F1210、補助記憶I/F1212がバスにより接続されたものである。
表示装置1230には、稼動状況のモニタや出力結果が表示される。入出力I/F1206には、キーボード1220やマウス1222などの入出力装置が接続され、管理者は、これらの入出力装置からコマンドなどを入力する。ネットワークI/F1210には、LAN、WANなどの通信網300が接続され、このI/Fを介して外部の装置と通信をおこなう。補助記憶I/F1212には、データやプログラムを格納するハードディスク装置1260などの記憶装置が接続される。ハードディスク装置1260は、アレイ上に接続されてディスクアレイを構成する場合もある。
業務処理のアプリケーションプログラム、OSなどは、ハードディスク装置1260に格納されており、実行されるときに主記憶装置1208にロードされて、CPU1202により実行される。
特に、通信管理サーバ200として実行されるプログラムとしては、一般電話網300bの局線発信と、IP網300aのパケット通信をおこなう通信プログラム1280と、通信情報やサーバ電話帳の管理をおこなう通信情報・電話帳管理プログラム1282、スマートフォン100とやり取りするための端末インタフェースプログラム1284がある。
通信プログラム1280は、図2により説明した局線発信部240、端末転送部250、着信転送部270、サーバ管理者指示受信部280の機能を実現するプログラムである。通信情報・電話帳管理プログラム1282は、図2により説明したサーバ電話帳比較部260、履歴消去指示部290の機能を実現するプログラムである。
端末インタフェースプログラム1284は、図2により説明した認証部230の機能を実現するプログラムである。また、ハードディスク装置1260には、テーブルとして、サーバ電話帳221、端末情報222、認証・認証履歴情報223、消去指示履歴224、判定テーブル225を有する。
サーバ管理端末400のハードウェア構成としては、例えば、図4に示されるような一般的なパーソナルコンピュータで実現される。サーバ管理端末400は、CPU(Central Processing Unit)1402、主記憶装置1404、ネットワークI/F1406、表示I/F1408、入出力I/F1410、補助記憶I/F1412が、バスにより結合された形態になっている。
CPU1402は、サーバ管理端末400の各部を制御し、主記憶装置1404に必要なプログラムをロードして実行する。主記憶装置1404は、通常、RAMなどの揮発メモリで構成され、CPU1402が実行するプログラム、参照するデータが記憶される。ネットワークI/F1406は、通信網300と接続するためのインタフェースである。表示I/F1408は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置140を接続するためのインタフェースである。入出力I/F1410は、入出力装置を接続するためのインタフェースである。図4の例では、キーボード1430とポインティングデバイスのマウス1432が接続されている。
補助記憶I/F1412は、HDD(Hard Disk Drive)1450や光ディスクドライブ(Digital Versatile Disk)1440などの補助記憶装置を接続するためのインタフェースである。HDD1450は、大容量の記憶容量を有しており、本実施形態を実行するためのプログラムが格納されている。
サーバ管理端末400には、サーバ管理プログラム1460がインストールされている。サーバ管理プログラム1460は、通信管理サーバ200の設定をしたり、通信管理サーバ200の有する情報を、表示したり更新するプログラムである。
光ディスクドライブ1440は、DVDやCDなどの光学ディスクにデータを書き込んだり、光学ディスクからデータを読み込んだりする装置であり、サーバ管理プログラム1460は、例えば、CD−ROMにより提供されたものをインストールすることができる。
スマートフォン100としては、図5に示される構造を有するスマートフォンが利用できる。スマートフォン100は、図5に示されるように、アプリケーションプロセッサ1102、ベースバンドプロセッサ1104、無線LANI/F1106、表示I/F1108、外部I/F1110、主記憶装置1112、フラッシュメモリ1114、オーディオI/F1116がバスにより結合された形態になっている。
アプリケーションプロセッサ1102は、スマートフォンの各部を制御し、主記憶装置1112に必要なプログラムをロードして実行する。
ベースバンドプロセッサ1104は、デジタルデータをベースバンド信号に載せて送信する処理、また、逆に、高周波信号からデジタル信号を取り出す処理をするプロセッサである。
主記憶装置1112は、通常、RAMなどの揮発メモリで構成され、アプリケーションプロセッサ1102が実行するプログラム、参照するデータが記憶される。ネットワークI/F1106は、ネットワーク60と接続するためのインタフェースである。外部I/Fは、外部装置として、タッチパネル1130やUSB機器1140を接続するためのインタフェースである。表示I/F1108は、LCD(Liquid Crystal Display)1120などの表示装置を接続するためのインタフェースである。
フラッシュメモリ1114は、補助記憶として機能するメモリであり、通常、主記憶装置1112より大容量である。フラッシュメモリ1114には、アプリとして、通信情報やサーバ電話帳の管理をおこなう通信情報・電話帳管理プログラム1180、通信管理サーバ200とのアクセスをつかさどるサーバインタフェースプログラム1182、電源のON・OFを監視する電源モニタプログラム1184を有する。
通信情報・電話帳管理プログラム1180は、図2により説明したサーバ電話帳表示部132、個人電話帳発着信監視部134、履歴フラグ設定部135、履歴消去指示受信部136、履歴消去部137の機能を実現するプログラムである。サーバインタフェースプログラム1182は、図2に示したサーバ認証部131、サーバ経由発信部133の機能を実現するプログラムである。
電源のON・OFを監視する電源モニタプログラム1184は、図2に示した端末電源監視部138の機能を実現するプログラムである。また、データとして、個人電話帳111、発信履歴112、着信履歴113、端末情報114、サーバ認証情報115を保持している。オーディオI/F1116は、スピーカ1150やヘッドフォン、イヤフォンなどの音声出力機器、マイク1152などの音声入力機器を接続するためのインタフェースである。
次に、図6ないし図10を用いて、一実施形態に係るデータ構造について説明する。図6は、サーバ電話帳の一例を示す図である。図7は、個人電話帳の一例を示す図である。図8は、発信履歴の一例を示す図である。図9は、着信履歴の一例を示す図である。図10は、判定テーブルの一例を示す図である。
サーバ電話帳221は、既に説明したように、通信管理サーバ200の記憶部220に保持されるテーブルであり、図6に示されるように、名前221a、電話番号221b、会社名221c、部署名221d、職位221eの各フィールドを有する。
個人電話帳111は、既に説明したように、スマートフォン100の記憶部1120に保持されるテーブルであり、図7に示されるように、名前111a、電話番号111b、住所111c、E−mail111d、関係111eの各フィールドを有する。
本実施形態では、サーバ電話帳が企業活動に関係する会社名の情報などを格納するようにして、その用途が理解しやすいように説明したが、サーバ電話帳221のフィールドを個人電話帳111に設けてもよいし、逆に、個人電話帳111のフィールドをサーバ電話帳221に設けてもよく、全く同じ構造であってもよい。
発信履歴112は、このスマートフォン200から発信したときの通話履歴を格納するテーブルであり、図8に示されるように、着信履歴日時112a、電話番号112b、通話/不通112c、呼出時間112d、通話時間112e、サーバ電話帳フラグ112f、個人電話帳フラグ112gの各フィールドよりなり、一つの発信呼出に対して、一つのエントリが作成される。
日時112aは、発信した日時を格納する。電話番号112bは、発信に係る電話番号を格納する。通話/不通112cは、通話されたかなどの状態を格納する。呼出時間112dは、呼び出すために必要だった時間を格納する。通話時間112eは、実際に通話した時間を格納する。サーバ電話帳フラグ112fは、この発信に係る電話番号112bが、サーバ電話帳221に存在するか否かの情報を格納する。個人電話帳フラグ112gは、この発信に係る電話番号112bが、個人電話帳111に存在するか否かの情報を格納する。
対照的に、着信履歴113は、このスマートフォン200に着信したときの通話履歴を格納するテーブルであり、発信履歴112と同じように、図9に示されるように、日時113a、電話番号113b、通話/不通113c、呼出時間113d、通話時間113e、サーバ電話帳フラグ113f、個人電話帳フラグ113gの各フィールドよりなり、一つの着信呼出に対して、一つのエントリが作成される。
日時113aは、着信した日時を格納する。電話番号113bは、この着信に係る電話番号を格納する。通話/不通113cは、通話されたかなどの状態を格納する。呼出時間113dは、呼び出すために必要だった時間を格納する。通話時間113eは、実際に通話した時間を格納する。サーバ電話帳フラグ113fは、この着信に係る電話番号113bが、サーバ電話帳221に存在するか否かの情報を格納する。個人電話帳フラグ113gは、この発信に係る電話番号113bが、個人電話帳111に存在するか否かの情報を格納する。
判定テーブル225は、既に説明したように、着信・発信に係る電話番号が、サーバ電話帳221、個人電話帳に存在するか否かによって、その呼に係る着信履歴・発信履歴のエントリを消去するか否かを判定するためのテーブルであり、サーバ電話帳の登録と個人電話帳の登録の値の組み合わせに対して、それぞれの着信履歴・発信履歴エントリを消去するかそのまま残すかを指定する。
ここでは、二種類の判定テーブルを示している。
図10(a)に示す例では、サーバ電話帳221に登録があるときには、その着信履歴・発信履歴のエントリを消去することにし、それ以外、すなわち、サーバ電話帳221に登録がないとき、そのエントリを残すことにしている。一方、図10(b)に示す例では、サーバ電話帳221に登録があり、個人電話帳111に登録がないときにのみ、その着信履歴・発信履歴のエントリを消去することにし、それ以外は、そのエントリを残すことにしている。サーバ電話帳221に登録された電話番号が、企業活動に関連することを鑑みれば、図10(a)の方が、企業の情報漏洩を防ぐという観点からは好ましい。
次に、図11Aないし図13を用いて、一実施形態に係る通話処理と履歴管理処理について説明する。図11A、図11Bは、発信時の通信処理と履歴管理処理を示すシーケンス図である。図12A、図12Bは、着信時の通信処理と履歴管理処理を示すシーケンス図である。図13は、履歴消去時の履歴管理処理を示すシーケンス図である。
先ず、図11Aを用いて通信管理サーバ200のサーバ電話帳221を利用して、サーバ電話帳に登録されている相手端末500(固定電話、携帯電話、スマートフォン、PC、タブレットなど電話機能を有する端末を全て含めることにしてよい)に発信する例について説明する。
スマートフォン100が起動されると、手動あるいは自動的に間連するアプリ(通信情報・電話帳管理プログラム1180、通信管理サーバ200とのアクセスをつかさどるサーバインタフェースプログラム1182、電源モニタプログラム1184)が起動される(SQ100)。
そして、ユーザが通信管理サーバ200にアクセスするときには、認証がおこなわれ(SQ102)、図1に示した基地局20、IP網300a経由で、認証情報(ユーザID、パスワード)が通信管理サーバ200に送信される(A100)。認証情報(ユーザID、パスワード)の入力は、ダイアローグから入力してもよいし、キャシュファイルから自動的に読取って送信するようにしてもよい。
通信管理サーバ200では、送られてきた認証情報を、通信管理サーバ200内に保持する認証・認証履歴情報223とマッチングをとって、認証処理をおこなう(SQ200)。
そして、認証がOKのときは、その旨をスマートフォン100に通知する(A102)。次に、スマートフォン100は、通信管理サーバ200に対して、サーバ電話帳221を要求する(A104)。通信管理サーバ200では、これを受けて、保持するサーバ電話帳221の情報をスマートフォン100に送信する(SQ202、A106)。
ユーザは、画面に表示されたサーバ電話帳のエントリから発信相手を選択して(SQ104)、発信相手番号が通信管理サーバ200に送信される(A108)。通信管理サーバ200は、局発信をおこなう(SQ204、A110)。局発信をおこなった場合、IP網300aから一般電話網300bの交換局600(図示せず)を介して、着信する(A112)。また、図示してないが、IP網300aに接続されたIPゲートウェイ30を介して、IP電話に着信することもある。
着信した相手端末500では、着信処理がなされ(SQ500)、交換局600経由応答がされて(A114、A116)、通信管理サーバ200は、発信したスマートフォン100に応答情報を転送する(A118)。その後は、相手端末500に通話データが送られ(A120)、通話が開始される(SQ106)。
通話が切断されると(A122)、履歴設定処理がなされる(SQ108)。履歴設定処理では、図8に示されるように、着信履歴日時112a、電話番号112b、通話/不通112c、呼出時間112d、通話時間112eに通話に関する履歴が設定される。特に、ここでは、サーバ電話帳221に発信電話番号があるので、サーバ電話帳フラグ112fを「有り」にする。また、発信電話番号が個人電話帳111にあるか否かを検索、個人電話帳111にある場合には、個人電話帳フラグ112gに「有り」、ない場合には、「無し」を設定する。
次に、図11Bを用いてスマートフォン100の個人電話帳111を利用して、個人電話帳に登録されている相手に発信する例について説明する。ここで、個人電話帳111に登録されている電話番号は、通信管理サーバ200を介さず、直接、一般電話網300bの局発信であるものとする。
ユーザは、スマートフォンの個人電話帳111を表示させ、発信したい相手を選択する(SQ110)。このとき、発信電話番号が一般電話網300bの交換局600に送られ(A140)、交換局600は、発信電話番号のスマートフォン100に着信させる(A142)。
着信した相手端末500では、着信処理がなされ(SQ502)、交換局600経由応答がされて(A144)、発信したスマートフォン100に応答情報が転送される(A146)。その後は、相手端末500に通話データが送られ(A148)、通話が開始される(SQ112)。通話が切断されると(A150)、履歴設定処理がなされる(SQ114)。
履歴設定処理では、図8に示されるように、日時112a、電話番号112b、通話/不通112c、呼出時間112d、通話時間112e、サーバ電話帳フラグ112f、個人電話帳フラグ112bに通話に関する履歴が設定される。特に、ここでは、発信電話番号が個人電話帳111にあるので、個人電話帳フラグ112gを「有り」にする。
なお、ここでは、ユーザが個人電話帳111から、発信相手を選択して発信する場合について説明したが、直接、相手の電話番号を入力して発信することもある。そのときには、その発信相手番号が、個人電話帳111にあるか否かを検索し、あるときには、個人電話帳フラグ112gを「有り」にし、ないときには、個人電話帳フラグ112gを「無し」に設定する。
次に、スマートフォン100は、通信管理サーバ200に、基地局200、IP網300a経由で、発信電話番号がサーバ電話帳221に有るか否かを問合せる(A152)。
通信管理サーバ200は、発信電話番号をキーにして、サーバ電話帳221に有るか否かを検索して(SQ206)、スマートフォン100に結果を返す(A154)。その結果、発信電話番号がサーバ電話帳221にある場合には、サーバ電話帳フラグ112fに「有り」、ない場合には、「無し」を設定する。
次に、図12Aを用いて相手端末500から発信され、通信管理サーバ200経由で、スマートフォン100に着信する例について説明する。なお、ここでは、相手端末の認証処理は、図示しなかったが、図11Aと同様認証処理がおこなわれているものとする。
通信管理サーバ200に発信相手番号A200が送られると(A200)、通信管理サーバ200は、スマートフォン100を呼び出し(A202)、スマートフォン100では、着信処理がされ(SQ120)、通信管理サーバ200経由で応答が返される(A204、A206)。
呼び出し時には、同時に、発信電話番号(スマートフォン100から見ると、着信電話番号になる)が、サーバ電話帳にあるか否かの情報が送られてくるものとする。その後は、スマートフォン100に通話データが送られ(A208)、通話が開始される(SQ122)。通話が切断されると(A210)、履歴設定処理がなされる(SQ124)。
履歴設定処理では、図9に示されるように、日時113a、電話番号113b、通話/不通113c、呼出時間113d、通話時間113eに通話に関する履歴が設定される。
サーバ電話帳フラグ113fには、通信管理サーバ200より受信した情報に従って、着信電話番号がサーバ電話帳221にある場合には、サーバ電話帳フラグ113gを「有り」、ない場合には、「無し」を設定する。また、着信電話番号が個人電話帳111にあるか否かを検索し、個人電話帳111にある場合には、個人電話帳フラグ113gに「有り」、ない場合には、「無し」を設定する。
次に、図12Bを用いて相手端末500から、一般電話網300bにより、スマートフォン100に着信する例について説明する。
このとき、発信電話番号が一般電話網300bの交換局600に送られ(A220)、交換局600は、発信番号の相手端末500に着信させる(A222)。
着信したスマートフォン100では、着信処理がなされ(SQ130)、交換局600経由応答がされて(A224)、発信したスマートフォン100に応答情報が転送される(A226)。その後は、相手端末500に通話データが送られ(A228)、通話が開始される(SQ132)。通話が切断されると(A230)、履歴設定処理がなされる(SQ134)。
履歴設定処理では、履歴設定処理では、図9に示されるように、日時113a、電話番号113b、通話/不通113c、呼出時間113d、通話時間113eに通話に関する履歴が設定される。
着信電話番号が個人電話帳111にあるか否かを検索し、個人電話帳111にある場合には、個人電話帳フラグ113gに「有り」、ない場合には、「無し」を設定する。
次に、スマートフォン100は、通信管理サーバ200に、基地局200、IP網300a経由で、着信電話番号がサーバ電話帳221に有るか否かを問合せる(A232)。通信管理サーバ200は、着信電話番号をキーにして、サーバ電話帳221に有るか否かを検索して(SQ208)、スマートフォン100に結果を返す(A234)。その結果、発信電話番号がサーバ電話帳221にある場合には、サーバ電話帳フラグ113fを「有り」、ない場合には、「無し」を設定する。
次に、図13を用いて履歴消去時の履歴管理処理について説明する。
スマートフォン100の所有者が、スマートフォン100の紛失などセキュリティ上の問題などにより、スマートフォン100に保持されている発信履歴112、着信履歴113を消去したいと考える事態が発生したとする。
このとき、スマートフォン100の所有者は、このシステムの管理者に連絡する(A300)。システムの管理者は、サーバ管理端末400を操作し、通信管理サーバ200にそのスマートフォン100が保持されている履歴の消去を指示する(SQ400、A302)。通信管理サーバ200では、そのスマートフォン100に対して、保持している履歴の消去を指示する(SQ210、A304)。
スマートフォン100は、この指示を受けて、発信履歴112のサーバ電話帳フラグ112f、個人電話帳フラグ112g、および、着信履歴113のサーバ電話帳フラグ113f、個人電話帳フラグ113gを参照して、図10に示した判定ルールに従い、該当するエントリを消去する(SQ310)。
例えば、図10(a)の判定ルールのときには、発信履歴112のサーバ電話帳フラグ112f=「有り」であり、着信履歴113のサーバ電話帳フラグ113f=「有り」のときには、該当するエントリは、消去されることになる。また、図10(b)の判定ルールのときには、発信履歴112のサーバ電話帳フラグ112f=「有り」、個人電話帳フラグ112g=「無し」であり、着信履歴113のサーバ電話帳フラグ113f=「有り」、個人電話帳フラグ113g=「無し」のときには、該当するエントリは、消去されることになる。
そして、スマートフォン100は、通信管理サーバ200に履歴の消去処理が終了したことを通知する(A306)。
通信管理サーバ200では、それを受けて、消去指示の履歴が設定される(SQ212)。消去指示の履歴は、消去指示=済み、消去処理=済みと設定される。また、消去指示後、スマートフォン100から、履歴の消去処理の報告がないときには、所定回数(例えば、5回)、5分ごとに、応答がないときには、さらに、1日後に、消去指示を繰り返す(図示せず)。このときに、消去指示の履歴は、消去指示=済み、消去処理=ペンディングになる。
履歴の消去処理の報告がないときは、スマートフォン100の電源が入っていない、通信圏外にあるなどの理由が考えられる。スマートフォン100の電源が入っていないときには、電源をONにしたときには、スマートフォン100は、通信管理サーバ200に電源がONにされたことを通知する(SQ312、A308)。
通信管理サーバ200は、そのスマートフォン100に関する消去指示の履歴が、消去指示=済み、消去処理=ペンディングのときには、そのスマートフォン100に対して、保持している履歴の消去を指示する(SQ214、A310)。そして、SQ310と同様、スマートフォン100は、この指示を受けて、発信履歴112のサーバ電話帳フラグ112f、個人電話帳フラグ112g、および、着信履歴113のサーバ電話帳フラグ113f、個人電話帳フラグ113gを参照して、図10に示した判定ルールに従い、該当するエントリを消去する(SQ314)。
そして、スマートフォン100は、通信管理サーバ200に履歴の消去処理が終了したことを通知する(A312)。通信管理サーバ200では、それを受けて、消去指示の履歴が設定される(SQ216)。消去指示の履歴は、消去指示=済み、消去処理=済みと設定される。
20…基地局、30…VoIPゲートウェイ、100…スマートフォン、200…通信管理サーバ、300…通信網、300a…IP網、300b…一般電話網、400…サーバ管理端末、500…相手端末、600…交換局。

Claims (14)

  1. 携帯端末から通信管理サーバを経由して相手端末に発信する通話と、前記携帯端末が一般電話網経由で直接相手端末に発信する通話とが可能な通話システムにおける通話履歴管理方法であって、
    前記通信管理サーバは、通信管理サーバを経由する発着信に係る電話番号を登録するサーバ電話帳を保持し、
    前記携帯端末は、発信に係る電話番号と、その電話番号がサーバ電話帳に存在するか否かを示すサーバ電話帳フラグとを記憶する発信履歴と、着信に係る電話番号と、その電話番号がサーバ電話帳に存在するか否かを示すサーバ電話帳フラグとを記憶する着信履歴と、前記発信履歴と前記着信履歴を消去する判定に用いる判定ルールとを保持し、
    前記携帯端末が、発信に係る電話番号が前記サーバ電話帳に存在するか否か、着信に係る電話番号が前記サーバ電話帳に存在するか否かに従って、前記発信履歴のサーバ電話帳フラグまたは前記着信履歴のサーバ電話帳フラグを設定し、
    前記携帯端末が、前記発信履歴のサーバ電話帳フラグまたは前記着信履歴のサーバ電話帳フラグを参照し、前記判定ルールに従って、該当する前記発信履歴のエントリまたは前記着信履歴のエントリを消去することを特徴とする通話履歴管理方法。
  2. さらに、前記携帯端末が、通信網を介して前記通信管理サーバに、発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、前記サーバ電話帳に登録されているか否かを問合せ、
    前記通信管理サーバが、問い合わされた発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、前記サーバ電話帳に登録されているか否かを検索し、結果を前記通信網を介して、前記携帯端末に返信することを特徴とする請求項1記載の通話履歴管理方法。
  3. さらに、前記携帯端末は、一般電話網経由で直接、相手端末に発信する通話の電話番号を登録する個人電話帳を有し、
    さらに、前記発信履歴は、発信に係る電話番号が個人電話帳に存在するか否かを示す個人電話帳フラグを記憶し、前記着信履歴は、着信に係る電話番号が個人電話帳に存在するか否かを示す個人電話帳フラグを記憶し、
    発信に係る電話番号が前記個人電話帳に存在するか否か、着信に係る電話番号が前記個人電話帳に存在するか否かに従って、前記発信履歴の個人電話帳フラグまたは前記着信履歴の個人電話帳フラグを設定し、
    前記携帯端末が、前記発信履歴のサーバ電話帳フラグおよび発信履歴の個人電話帳フラグ、または、前記着信履歴のサーバ電話帳フラグおよび着信履歴の個人電話帳フラグを参照し、前記判定ルールに従って、該当する前記発信履歴のエントリまたは前記着信履歴のエントリを消去することを特徴と請求項1記載の通話履歴管理方法。
  4. さらに、前記携帯端末が、発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、前記個人電話帳に登録されているか否かを検索することを特徴とする請求項3記載の通話履歴管理方法。
  5. 前記通信管理サーバから、前記携帯端末に通信網を介して前記発信履歴および前記着信履歴の消去を指示し、
    前記携帯端末は、前記通信管理サーバから、前記通信網を介して前記発信履歴および前記着信履歴の消去の指示を受けときに、前記発信履歴または前記着信履歴の消去をおこなうことを特徴とする請求項1ないし請求項4記載のいずれかの通話履歴管理方法。
  6. 前記通信管理サーバは、前記携帯端末への前記発信履歴および前記着信履歴の消去を指示と、前記携帯端末からの消去に関する通知を記憶する消去指示履歴を保持し、
    前記携帯端末から通信網を介して、消去に関する通知を受信し、前記消去指示履歴に記憶し、
    前記携帯端末から電源ONの通知を受け、
    前記携帯端末から電源ONの通知を受けたときに、前記消去指示履歴の前記携帯端末での消去処理がペンディングである場合、再度、前記携帯端末に、前記通信網を介して、前記発信履歴および前記着信履歴の消去を指示することを特徴とする請求項5記載の通話履歴管理方法。
  7. 携帯端末から通信管理サーバを経由して相手端末に発信する通話と、前記携帯端末が一般電話網経由で直接相手端末に発信する通話とが可能な通話システムであって、
    前記通信管理サーバは、通信管理サーバを経由する発着信に係る電話番号を登録するサーバ電話帳を保持し、
    前記携帯端末は、発信に係る電話番号と、その電話番号がサーバ電話帳に存在するか否かを示すサーバ電話帳フラグとを記憶する発信履歴と、着信に係る電話番号と、その電話番号がサーバ電話帳に存在するか否かを示すサーバ電話帳フラグとを記憶する着信履歴と、前記発信履歴と前記着信履歴を消去する判定に用いる判定ルールとを保持し、
    前記携帯端末が、発信に係る電話番号が前記サーバ電話帳に存在するか否か、着信に係る電話番号が前記サーバ電話帳に存在するか否かに従って、前記発信履歴のサーバ電話帳フラグまたは前記着信履歴のサーバ電話帳フラグを設定し、
    前記携帯端末が、前記発信履歴のサーバ電話帳フラグまたは前記着信履歴のサーバ電話帳フラグを参照し、前記判定ルールに従って、該当する前記発信履歴のエントリまたは前記着信履歴のエントリを消去する
    ことを特徴とする通話システム。
  8. 前記携帯端末が、前記通信管理サーバに通信網を介して、発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、前記サーバ電話帳に登録されているか否かを問合せ、
    前記通信管理サーバが、問い合わされた発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、前記サーバ電話帳に登録されているか否かを検索し、結果を、前記通信網を介して、前記携帯端末に返信することを特徴とする請求項7記載の通話システム。
  9. 前記携帯端末は、一般電話網経由で直接、相手端末に発信する通話の電話番号を登録する個人電話帳を有し、
    さらに、前記発信履歴は、発信に係る電話番号が個人電話帳に存在するか否かを示す個人電話帳フラグを記憶し、前記着信履歴は、着信に係る電話番号が個人電話帳に存在するか否かを示す個人電話帳フラグを記憶し、
    前記携帯端末が、発信に係る電話番号が前記個人電話帳に存在するか否か、着信に係る電話番号が前記個人電話帳に存在するか否かに従って、前記発信履歴の個人電話帳フラグまたは前記着信履歴の個人電話帳フラグを設定し、
    前記携帯端末が、前記発信履歴のサーバ電話帳フラグおよび発信履歴の個人電話帳フラグ、または、前記着信履歴のサーバ電話帳フラグおよび着信履歴の個人電話帳フラグを参照し、前記判定ルールに従って、該当する前記発信履歴のエントリまたは前記着信履歴のエントリを消去することを特徴と請求項7記載の通話システム。
  10. 前記携帯端末が、発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、前記個人電話帳に登録されているか否かを検索することを特徴と請求項9記載の通話システム。
  11. 前記通信管理サーバから、前記携帯端末に通信網を介して、前記発信履歴および前記着信履歴の消去を指示し、
    前記携帯端末は、前記通信管理サーバから前記通信網を介して、前記発信履歴および前記着信履歴の消去の指示を受けときに、前記発信履歴または前記着信履歴の消去をおこなうことを特徴とする請求項7ないし請求項10記載のいずれかの通話システム。
  12. 前記通信管理サーバは、前記携帯端末への前記発信履歴および前記着信履歴の消去を指示と、前記携帯端末からの消去に関する通信を記憶する消去指示履歴を保持し、
    前記携帯端末から通信網を介して、消去に関する通信を受信し、前記消去指示履歴に記憶し、
    前記携帯端末から電源ONの通知を受け、
    前記携帯端末から電源ONの通知を受けたときに、前記消去指示履歴の前記携帯端末での消去処理がペンディングである場合、再度、前記携帯端末に前記通信網を介して、前記発信履歴および前記着信履歴の消去を指示をすることを特徴とする請求項11記載の通話システム。
  13. 通信管理サーバを経由して相手端末に発信する通話と、一般電話網経由で直接相手端末に発信する通話とが可能な通話システムにおいて使用される携帯端末であって、
    前記一般電話網経由で直接、相手端末に発信する通話の電話番号を登録する個人電話帳と、
    発信に係る電話番号と、その電話番号がサーバ電話帳に存在するか否かを示すサーバ電話帳フラグと、その電話番号が個人電話帳に存在するか否かを示す個人電話帳フラグとを記憶する発信履歴と、着信に係る電話番号と、その電話番号がサーバ電話帳に存在するか否かを示すサーバ電話帳フラグと、その電話番号が個人電話帳に存在するか否かを示す個人電話帳フラグとを記憶する着信履歴と、前記発信履歴と前記着信履歴を消去する判定に用いる判定ルールとを保持する手段と、
    前記通信管理サーバに、通信網を介して、発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、前記サーバ電話帳に登録されているか否かを問合せる手段と、
    前記通信管理サーバから受信した結果に基づき、前記発信履歴のサーバ電話帳フラグまたは前記着信履歴のサーバ電話帳フラグを設定する手段と、
    前記通信管理サーバより、前記発信履歴および前記着信履歴の消去の指示を受ける手段と、
    前記携帯端末が、発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、前記個人電話帳に登録されているか否かを検索する手段と、
    前記発信に係る電話番号または着信に係る電話番号が、前記個人電話帳に登録されているか否かを検索した検索結果に基づき、前記発信履歴の個人電話帳フラグまたは前記着信履歴の個人電話帳フラグを設定する手段と、
    前記携帯端末が、前記発信履歴のサーバ電話帳フラグおよび発信履歴の個人電話帳フラグ、または、前記着信履歴のサーバ電話帳フラグおよび着信履歴の個人電話帳フラグを参照し、前記判定ルールに従って、該当する前記発信履歴のエントリまたは前記着信履歴のエントリを消去する手段と、
    前記発信履歴および前記着信履歴を消去したことを前記通信管理サーバに通知する手段と
    を有することを特徴とする携帯端末。
  14. さらに、電源のON・OFFを監視する手段と、
    前記電源のON・OFFを監視する手段により、電源のONを検知したときに、前記通信網を介して、電源がONにされたことを通知する手段とを有する
    ことを特徴とする請求項13記載の携帯端末。
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