JP6397155B2 - ブラケット - Google Patents

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Description

本開示は、湾曲した取付面に取り付けられるブラケットに関する。
車両の排気管の側面における平坦面及び曲面の双方に取り付け可能な円筒状のブラケットが知られている(特許文献1参照)。該ブラケットの一端をなす開口を囲む鍔部は、平坦面に対応する形状の直線部と、曲面に対応する形状の曲線部とを有する。そして、該ブラケットを平坦面に取り付ける場合、直線部が平坦面に溶接され、該ブラケットを曲面に取り付ける場合には、曲線部が該曲面に溶接される。また、該ブラケットの他端は、ネジ穴を有する底部により塞がれている。該ネジ穴により、付属品が取り付けられる。
特開2010−96097号公報
しかし、特許文献1のブラケットは、円筒状である。このため、プレス加工によりブラケットを製造する際、板状部材を絞ることで、ブラケットの高さ、底部の広さ、又は、底部の向き等の調整が困難になる恐れがある。つまり、該ブラケットは、使用状況等に応じて、柔軟に形状を調整するのが困難になる恐れがある。
ブラケットの形状を容易に調整可能とするのが望ましい。
本開示の一側面であるブラケットは、湾曲した取付面に取り付けられ、基部と複数の取付部とを有する。基部は、ブラケットが取付面に取り付けられた際に該取付面に対面した状態となる部位であって、対面する2つの外縁を有する。また、複数の取付部は、2つの外縁に沿って並ぶ。各々の取付部は、2つの外縁の各々から突出し、対面した状態で配置される一組の壁部である。また、一組の壁部の各々における基部の反対側の外縁に沿った部位であって、ブラケットが取付面に取り付けられた際に取付面に当接し、予め定められた取付方向に沿って延びる部位を、当接部とする。各々の取付部における当接部の取付方向の基部に対する傾きは、互いに異なっている。また、各々の取付部の当接部は、予め定められた形状の取付面に応じた形状を有する。
このような構成によれば、各取付部の当接部の形状は、予め定められた取付面の形状に応じたものとなる。このため、ブラケットを1種類以上の取付面に取り付けることができる。また、各取付部の当接部は、異なる取付方向に沿って延びている。このため、異なる取付部によりブラケットを取付面に取り付けると、取付面に対する基部の向きが異なるものとなる。つまり、取り付けに用いる取付部を選択することで、ブラケットを取付面に取り付けた際の基部の向きを調整できる。このため、1つのブラケットを多用途に用いることができ、部材の共通化が可能となる。
そして、取付部である一組の壁部は、基部における対面する2つの外縁から突出する。このため、例えば、プレス加工等によりブラケットを製造する際、板状部材を折り曲げることで、基部及び取付部を構成できる。したがって、ブラケットの製造過程で、基部及び取付部の形状又は大きさ等を、容易に調整できる。
したがって、ブラケットの形状を容易に調整できる。
なお、上記構成において、複数の取付部のうちの少なくとも1つの取付部の当接部は、他の少なくとも1つの取付部の当接部とは異なる形状の取付面に応じた形状を有していても良い。
このような構成によれば、ブラケットを複数種類の取付面に取り付けることができる。つまり、1つのブラケットを複数種類の部材に取り付けたり、1つの部材における異なる部位に取り付けたりすることが可能となる。このため、ブラケットの用途を広げることが可能となる。
また、上記構成において、当接部は、当該当接部に応じた形状の取付面に取り付けられた際に、該取付面に当接した状態となる面状の部位を含んでも良い。
このような構成によれば、ブラケットをより確実に取付面に取り付けることができる。
また、上記構成において、複数の取付部の数は、2つであっても良い。
上述したように、複数の取付部は基部の2つの外縁に沿って並ぶ。このため、上記構成のように、複数の取付部の数を2つとすることで、基部の2つの外縁の長さを抑えることができる。これにより、ブラケットの大きさを抑制できる。
また、上記構成において、取付面とは、車両に含まれる部材の外面であっても良い。
このような構成によれば、車両に用いられる部材の種類を抑えることができる。
また、上記構成において、部材とは、車両のエンジンの排ガスを流下させる排気管であっても良い。
このような構成によれば、車両の排気管に用いられる部材の種類を抑えることができる。
図1Aは、本実施形態のブラケットの斜視図である。図1Bは、本実施形態のブラケットの下面図である。 図2Aは、本実施形態のブラケットの正面図である。図2Bは、本実施形態のブラケットの側面図である。 図3Aは、本実施形態のブラケットの背面図である。図3Bは、本実施形態のブラケットの側面図である。
1…ブラケット、2…ハンガー部材、3…管状部材、10…基部、20…右側部、21…第1右壁部、21a…第1右当接部、21b,22b…スリット、22…第2右壁部、22a…第2右当接部、30…左側部、31…第1左壁部、31…第2左壁部、31a…第1左当接部、31b,31b…スリット、32…第2左壁部、32a…第2左当接部。
以下、本開示の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本開示の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
本実施形態のブラケットは、湾曲した取付面に取り付けられる。該取付面は、予め定められた伸長方向に延びる領域を周回する方向に湾曲している。本実施形態では、一例として、ブラケット1は、流体を流下させる管状部材3の側面に取り付けられる(図1A〜3B)。管状部材3における伸長方向に直交する断面(以後、単に断面と記載)は、円形となっている。なお、伸長方向とは、管状部材が延びる方向である。しかし、様々な形状(例えば、楕円形等)の断面を有する管状部材の側面に、ブラケット1を取り付けても良い。また、管状部材3は、例えば、車両のエンジンからの排ガスを車外に向けて流下させる排気管であっても良い。なお、排気管には、排気音を低減させつつ排ガスを流下させるマフラーが含まれる。
また、ブラケット1は、例えば、鋼材等の金属により構成されていても良い。また、ブラケット1は、例えば、プレス加工により板状部材を折り曲げることで製造されても良い。無論、これに限らず、ブラケット1は、様々な方法で製造されても良い。
ブラケット1は、基部10と、右側部20と、左側部30とを有する。
基部10は、矩形状の板状の部位である。以後、基部10の長手方向を、単に長手方向と記載する。また、基部10の短手方向を、単に短手方向と記載する。ブラケット1が管状部材3の取付面に取り付けられた際、基部10は、取付面に対面した状態となる。
右側部20及び左側部30は、短手方向に対面する板状の部位である。右側部20及び左側部30は、基部10における長辺をなす2つの外縁の各々から、予め定められた側部方向に突出する。側部方向は、基部10に対して垂直、又は、略垂直な方向である。なお、右側部20及び左側部30は、基部10における短辺をなす2つの外縁の各々から側部方向に突出しても良い。右側部20及び左側部30における基部10の反対側の外縁(以後、上縁部と記載)は、V字状に屈曲した形状である。上縁部の中央に位置する頂部は、側部方向に向かって突出している。また、右側部20及び左側部30は、同じ形状を有する。
ここで、長手方向の一方の側を第1側とし、他方の側を第2側と記載する。右側部20は、第1右壁部21及び第2右壁部22を有する。第1及び第2右壁部21,22は、繋がった状態で長手方向に並ぶ。第1右壁部21は、右側部20における第1側の部分であり、第2右壁部22は、右側部20における第2側の部分である。一方、左側部30もまた、第1右壁部21及び第2右壁部22と同様の第1左壁部31及び第2左壁部32を有する。第1右壁部21及び第1左壁部31と、第2右壁部22及び第2左壁部32とは、それぞれ、対面した状態となる。また、第1及び第2右壁部21,22、並びに、第1及び第2左壁部31,32における上縁部は、それぞれ、直線状となっている。
以後、第1右壁部21及び第1左壁部31の組を、第1取付部とも記載し、第2右壁部22及び第2左壁部32の組を、第2取付部とも記載する。つまり、右側部20及び左側部30は、2つの取付部を有する。2つの取付部は、長手方向に沿って並ぶ。
第1右壁部21は、上縁部に沿って延びる帯状の第1右当接部21aを有する。第1右当接部21aは、上縁部に隣接しており、左側部30に対面する面状の部位である。第1右当接部21aは、上縁部の第1側の端部から、側部方向に傾いた状態で、第2側に延びる。以後、第1右当接部21aが延びる方向を、第1取付方向と記載する。第1取付方向は、長手方向に対し傾いている。以後、第1取付方向が長手方向から傾く角度を、第1傾斜角度と記載する。また、第1右壁部21は、当該第1右壁部21を貫通する穴状の部位である1つのスリット21bを有する。スリット21bは、第1右当接部21aに隣接して配置されている。スリット21bは、矩形であり、第1右当接部21aに沿って延びる。
また、第2右壁部22は、上縁部に沿って延びる帯状の第2右当接部22aを有する。第2右当接部22aは、上縁部に隣接しており、左側部30に対面する面状の部位である。第2右当接部22aは、上縁部の第2側の端部から、側部方向に傾いた状態で、第1側に延びる。以後、第2右当接部22aが延びる方向を、第2取付方向と記載する。第2取付方向は、長手方向に対し傾いている。第1及び第2取付方向の長手方向に対する傾きは、異なっている。以後、第2取付方向が長手方向から傾く角度を、第2傾斜角度と記載する。また、第2右壁部22は、当該第2右壁部22を貫通する穴状の部位である1つのスリット22bを有する。スリット22bは、第2右当接部22aに隣接して配置されている。スリット22bは、矩形であり、第2右当接部22aに沿って延びる。
なお、第1傾斜角度と第2傾斜角度は、同一であっても良いし、異なっていても良い。また、本実施形態では、第1取付方向は、第1側で基部10を含む平面と交差する方向であり、第2取付方向は、第2側で該平面と交差する方向である。しかし、第1及び第2取付方向は、共に、第1側及び第2側のうちのいずれか一方の側で、基部10を含む平面と交差する方向であっても良い。なお、このような場合には、第1傾斜角度及び第2傾斜角度は、異なる角度となる。
一方、左側部30では、第1左壁部31は第1右壁部21と同様の構成を有し、第2左壁部32は第2右壁部22と同様の構成を有する。すなわち、第1左壁部31は、第1右当接部21aと同様の第1左当接部31aを有する。また、第1左壁部31は、第1右壁部21のスリット21bと同様のスリット31bを有する。また、第1左当接部31aは、第1取付方向に延びる。また、第2左壁部32は、第2右当接部22aと同様の第2左当接部32aを有する。また、第2左壁部32は、第2右壁部22のスリット22bと同様のスリット32bを有する。また、第2左当接部32aは、第2取付方向に延びる。また、第1及び第2左当接部31a,32aは、右側部20に対面する。
なお、各壁部に設けられた1つのスリットを、矩形以外の形状としても良い。また、各壁部において、複数のスリットを、当接部に隣接した状態で、当接部に沿って並べて配置しても良い。また、各壁部は、スリットを有さなくても良い。
また、第1及び第2取付部は、それぞれ、異なる径を有する管状部材に対応する。ブラケット1は、第1取付部により、当該第1取付部に対応する第1管状部材3aの側面に取り付けられる(図2A,2B)。また、ブラケット1は、第2取付部により、当該第2取付部に対応する第2管状部材3bの側面に取り付けられる(図3A,3B)。なお、本実施形態では、一例として、第1管状部材3aの径は、第2管状部材3bの径よりも太い。
そして、各取付部に含まれる一組の壁部の当接部は、該取付部が対応する管状部材の側面(換言すれば、取付面)の形状に応じた形状を有する。本実施形態では、管状部材の断面は円形であるため、各取付部の当接部は、該取付部に対応する管状部材の側面の曲率に応じた形状を有する。
具体的には、ブラケット1を、第1取付部に対応する第1管状部材3aに取り付ける場合、第1右及び第1左当接部21a,31aが、第1管状部材3aの側面に当接した状態になる。この時、第1取付方向と第1管状部材3aの伸長方向とは、一致又は略一致した状態となる。そして、第1右及び第1左当接部21a,31aの縁部に沿って溶接を行うことで、ブラケット1が第1管状部材3aに固定される。より詳しくは、第1右及び第1左壁部21,31の各々では、該壁部の上縁部、及び、該壁部における当接部とスリットとの境界のうちの少なくとも一方に沿って、溶接がなされても良い。
一方、ブラケット1を、第2取付部に対応する第2管状部材3bに取り付ける場合、第2右及び第2左当接部22a,32aが、第2管状部材3bの側面に当接した状態になる。この時、第2取付方向と第2管状部材3bの伸長方向とは、一致又は略一致した状態となる。そして、第1取付部と同様にして、第2右及び第2左当接部22a,32aの縁部に沿って溶接を行うことで、ブラケット1が第2管状部材3bに固定される。
ここで、断面が楕円形の管状部材の側面は、周方向の位置に応じて形状が異なる。具体的には、例えば、該側面における長軸と交差する部位と短軸に交差する部位とでは、形状が異なる。このため、ブラケット1を断面が楕円形の管状部材の側面に取り付ける場合、取付面の周方向の位置を予め定めるのが好適である。そして、該取付面に対応する取付部における当接部を、該取付面の形状に応じた形状とするのが好適である。
第1取付部の第1右及び第1左当接部21a,31aは、第1取付方向に延びている。このため、第1取付部によりブラケット1が第1管状部材3aに取り付けられた場合、ブラケット1の長手方向は、第1管状部材3aの伸長方向に対し、およそ第1傾斜角度傾いた状態となる。一方、第2取付部の第2右及び第2左当接部22a,32aは、第2取付方向に延びている。このため、第2取付部によりブラケット1が第2管状部材3bに取り付けられた場合、ブラケット1の長手方向は、第2管状部材3bの伸長方向に対し、およそ第2傾斜角度傾いた状態となる。
なお、本実施形態では、一例として、第1管状部材3aの径は、第2管状部材3bの径よりも太くなっている。つまり、第1及び第2取付部は、異なる形状の管状部材に対応している。しかしながら、これに限らず、第1及び第2管状部材3a,3bの径は、同じであっても良い。つまり、第1及び第2取付部を、同一形状の管状部材(換言すれば、同一の取付面)に対応させても良い。なお、このような場合には、第1傾斜角度と第2傾斜角度とを異ならせるのが好適である。これにより、ブラケット1を管状部材に取り付ける際、第1取付部及び第2取付部のどちらを用いるかにより、管状部材に対する基部10の傾きを変更することができる。
[ブラケットの用途について]
次に、本実施形態のブラケット1の用途について説明する。ブラケット1は、例えば、管状部材3を支持したり、管状部材3を保護したり、管状部材3に付属品を取り付けたりするために用いられても良い。
まず、ブラケット1を、車両の排気管である管状部材3に取り付ける場合を例に挙げて説明する。
例えば、ブラケット1により、ハンガーブラケットを構成しても良い。そして、ハンガーブラケットにより、排気管を上方から支持しても良い。すなわち、ブラケット1の基部10における側部方向の反対側の面である背面に、ハンガー部材2を取り付けても良い(図2A〜3B)。ハンガー部材2は、直線状に延びる細長い円柱状の部材であっても良い。また、ハンガー部材2は1か所で屈曲していても良い。また、ハンガー部材2は、例えば、溶接やねじ止め等により、その側面が基部10の背面に取り付けられても良い。
そして、ハンガーブラケットにおけるブラケット1を、排気管の側面の上側に取り付けても良い。これにより、ハンガーブラケットを介して排気管を上方から支持できる。例えば、排気管を車体の下面に配置する場合等には、このようにして排気管を上方から支持するのが好適である。
なお、第1取付部を用いてブラケット1を取り付けた場合、第2側よりも第1側が排気管に接近した状態になる。一方、第2取付部を用いてブラケット1を取り付けた場合、第1側よりも第2側が排気管に接近した状態になる。つまり、ブラケット1の取り付けに第1取付部を用いた場合と第2取付部を用いた場合とでは、排気管に対する基部10の向きが異なる。このため、取り付けに用いる取付部に応じて、ハンガー部材2の向きを変えるのが好適である。
また、ハンガー部材2は、ハンガーブラケットを排気管に取り付けた際、排気管に平行又は略平行になる平行部2aを有する。平行部2aを用いることで、より好適に排気管を上方から支持することが可能となる。また、ブラケット1を排気管に取り付けた際、排気管に対し基部10の背面が傾いた状態になる。したがって、ハンガー部材2を一箇所で屈曲させることで、平行部2aを設けることができる。このため、ハンガー部材2の長さを抑制できる。その結果、ハンガー部材2における共振周波数が高くなり、騒音を抑制できる。
また、例えば、ブラケット1を、排気管のカバーとして用いても良い。車体の下面に配置された排気管は、車両の走行中等に物体と衝突する可能性がある。これに対し、ブラケット1は、車体の下面に配置された排気管の下側に取り付けることができる。ブラケット1を排気管の下面に取り付けることで、排気管を衝突から保護できる。
また、この他にも、排気管に取り付けたブラケット1を用いて、排気管に付属品を取り付けても良い。
また、ブラケット1を排気管以外の管状部材3に取り付けた場合においても、ブラケット1を同様の用途に用いることができる。また、ブラケット1を、管状部材3と同様の側面を有する柱状部材の側面に取り付けても良い。また、この他にも、様々な部材の外面における湾曲した部分を、取付面としても良い。この場合、取付面は、本実施形態の管状部材3の側面のように、予め定められた方向に延びる領域を周回する方向に湾曲した面であっても良い。また、管状部材及び柱状部材を含む様々な部材の外面における屈曲した部分又は平坦な部分を、取付面としても良い。なお、ブラケット1が取り付けられる部材は、例えば、車両に含まれる部材であっても良いし、他の用途に用いられる部材(例えば、建築物に含まれる部材)であっても良い。このような場合であっても、ブラケット1を上述した用途に用いることができる。
[効果]
本実施形態のブラケット1では、各取付部に含まれる壁部の当接部の形状は、該取付部に対応する取付面の形状に応じたものとなる。このため、ブラケット1を1種類以上の取付面に取り付けることができる。つまり、ブラケット1を、異なる部材に取り付けることや、同一の部材における異なる部分に取り付けることが可能となる。また、各取付部の当接部は、異なる取付方向に沿って延びている。このため、異なる取付部によりブラケット1を取付面に取り付けると、取付面に対する基部10の向きが異なるものとなる。つまり、取り付けに用いる取付部を選択することで、ブラケット1を取付面に取り付けた際の基部10の向きを調整できる。このため、1つのブラケット1を多用途に用いることができ、部材の共通化が可能となる。
そして、取付部である一組の壁部は、基部10における対面する2つの外縁から突出する。このため、例えば、プレス加工等により板状部材を折り曲げることで、基部10及び取付部を構成できる。したがって、ブラケット1の製造過程で、基部10及び取付部の形状又は大きさ等を、容易に調整できる。
したがって、ブラケット1の形状を容易に調整できる。つまり、例えば、ブラケット1の取付面、取付面に取り付けられた際の基部10の位置、又は、基部10におけるハンガー部材2に取り付けられる部分の大きさ等を、柔軟に定めることができる。このため、ブラケット1を様々な状況で用いたり、様々な用途に用いたりすることができる。
さらに、プレス加工によりブラケット1を製造する場合、複数の異なる取付面に取り付け可能なブラケット1を、1つの金型で製造できる。このため、製造コストを抑制できる。
また、ブラケット1が取付面に取り付けられる際、取付部に含まれる壁部の当接部が、取付面に当接した状態となる。このため、ブラケット1を確実に取付面に取り付けることができる。
また、各取付部は、基部10の長手方向に並んでいる。このため、本実施形態のように、取付部の数を2つとすることで、ブラケット1の長手方向の長さを抑えることができる。これにより、ブラケット1の大きさを抑制できる。
また、ブラケット1は、車両に含まれる部材に取り付けることができる。このため、車両に用いられる部材の種類を抑えることができる。
また、ブラケット1は、車両の排気管に取り付けることができる。車両の排気管に用いられる部材の種類を抑えることができる。
[他の実施形態]
(1)本実施形態のブラケット1は、2つの取付部(換言すれば、第1及び第2取付部)を有する。しかし、本実施形態の取付部と同様のn個の取付部を有しても良い。なお、nは3つ以上の整数である。つまり、右側部20及び左側部30は、第1及び第2右壁部21,22、又は、第1及び第2左壁部31,32と同様、繋がった状態で長手方向に並ぶn個の壁部を有しても良い。換言すれば、右側部20は第1〜第n右壁部を有し、左側部30は第1〜第n左壁部を有しても良い。各壁部は、第1又は第2右壁部21,22、或いは、第1又は第2左壁部31,32と同様に構成されている。そして、短手方向に対面する第x右壁部及び第x左壁部を、第x取付部としても良い。なお、xは1以上n以下の整数である。さらに、各取付部に含まれる右壁部及び左壁部は、当該取付部に対応する取付方向に延びる当接部を有しても良い。各取付部における当接部の取付方向の長手方向に対する傾きは、互いに異なっている。また、複数の取付部は、全て同じ取付面に対応していても良い。また、複数の取付面のうちの少なくとも1つは、他の少なくとも1つの取付部とは異なる取付面に対応していても良い。
(2)本実施形態のブラケット1では、第1取付部(換言すれば、第1及び第2右壁部21,22)、及び、第2取付部(換言すれば、第1及び第2左壁部31,32)における上縁部は、それぞれ、直線状となっている。また、各壁部には、上縁部に沿って帯状の当接部が設けられている。しかし、取付部に対応する取付面の形状に応じて、上縁部及び当接部を、突出方向、又は、壁部の厚さ方向に湾曲又は屈曲した形状としても良い。また、当接部は、帯状とは異なる形状であっても良い。また、例えば、壁部の上縁部に沿って複数の当接部を配置しても良い。この場合、ブラケット1を取り付ける際、取り付けに用いる取付部に含まれる壁部の当接部と、該壁部の上縁部における当接部が設けられていない部分とを、取付面に当接させても良い。また、この場合、ブラケット1を取り付ける際、取り付けに用いる取付部に含まれる壁部の当接部のみを、取付面に当接させても良い。
(3)本実施形態のブラケット1では、取付部に含まれる壁部は、当接部を有する。しかし、壁部に当接部を設けないようにしても良い。この場合、ブラケット1を取り付ける際、取り付けに用いる取付部に含まれる壁部の上縁部を、取付面に当接させても良い。換言すれば、上縁部を当接部として用いても良い。そして、上縁部と取付面とを溶接することで、ブラケット1を取付面に固定しても良い。
なお、このような場合、取付部に含まれる壁部の形状又は間隔を調整することで、上縁部を取付面に応じた形状としても良い。ここで、このような調整を行った結果、隣接する2つの取付部に含まれる各壁部の形状又は間隔が相違する場合がある。この場合、側部におけるこれらの壁部の境界部分に段差を設けても良い。また、各壁部の形状を調整することで、このような段差が生じないようにしても良い。
(4)本実施形態のブラケット1では、第1取付部の第1右壁部21及び第2取付部の第2右壁部22は、1の板状部材である右側部20に含まれる。また、第1取付部の第1左壁部31及び第2取付部の第2左壁部32は、1の板状部材である左側部30に含まれる。しかしながら、各取付部に含まれる各壁部は、基部10の外縁から突出する別の板状部材として設けられていても良い。つまり、各取付部における各壁部は、隙間を有した状態で配置されていても良い。

Claims (6)

  1. 湾曲した取付面に取り付けられるブラケットであって、
    前記ブラケットが前記取付面に取り付けられた際に該取付面に対面した状態となる部位であって、対面する2つの外縁を有する基部と、
    前記2つの外縁に沿って並ぶ複数の取付部と、を備え、
    各々の前記取付部は、前記2つの外縁の各々から突出し、対面した状態で配置される一組の壁部であり、
    前記一組の壁部の各々における前記基部の反対側の外縁に沿った部位であって、前記ブラケットが前記取付面に取り付けられた際に前記取付面に当接し、予め定められた取付方向に沿って延びる部位を、当接部とし、
    各々の前記取付部における前記当接部の前記取付方向の前記基部に対する傾きは、互いに異なっており、
    各々の前記取付部の前記当接部は、予め定められた形状の前記取付面に応じた形状を有すること、
    を特徴とするブラケット。
  2. 請求項1に記載のブラケットにおいて、
    前記複数の取付部のうちの少なくとも1つの前記取付部の前記当接部は、他の少なくとも1つの前記取付部の前記当接部とは異なる形状の前記取付面に応じた形状を有すること、
    を特徴とするブラケット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のブラケットにおいて、
    前記当接部は、当該当接部に応じた形状の前記取付面に取り付けられた際に、該取付面に当接した状態となる面状の部位を含むこと、
    を特徴とするブラケット。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のブラケットにおいて、
    前記複数の取付部の数は、2つであること、
    を特徴とするブラケット。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のブラケットにおいて、
    前記取付面とは、車両に含まれる部材の外面であること、
    を特徴とするブラケット。
  6. 請求項5に記載のブラケットにおいて、
    前記部材とは、車両のエンジンの排ガスを流下させる排気管であること、
    を特徴とするブラケット。
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