JP6394710B2 - 複合フィルタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複合フィルタ装置に関する。
従来、複合フィルタ装置が携帯電話機などに広く用いられている。
例えば、下記の特許文献1では、3個以上の帯域通過型フィルタを有するマルチプレクサが開示されている。特許文献1のマルチプレクサにおいては、アンテナ端子に3個以上の帯域通過型フィルタが共通接続されている。
特開2013−62556号公報
しかしながら、特許文献1のマルチプレクサでは、各帯域通過型フィルタのコンダクタンス成分が、共通接続されている他の帯域通過型フィルタの挿入損失を増大させていた。全ての帯域通過型フィルタの圧電基板を損失が小さいLiNbO基板とし、挿入損失を小さくすることが考えられる。しかしながら、LiNbOを用いると、コストが高くなるという問題があった。
本発明の目的は、挿入損失が小さく、かつ低コストな複合フィルタ装置を提供することにある。
本発明に係る複合フィルタ装置は、第1のフィルタと、通過帯域が異なる複数の第2のフィルタと、を備え、前記第1のフィルタ及び前記複数の第2のフィルタの一端が共通接続されており、前記第1のフィルタが、LiNbOからなる圧電基板と、前記圧電基板上に設けられているIDT電極と、前記圧電基板上に前記IDT電極を覆うように設けられている誘電体層と、を有し、前記第1のフィルタがレイリー波の基本波を利用しており、前記第1のフィルタの通過帯域が、前記複数の第2のフィルタのいずれの通過帯域よりも低い周波数帯域に配置されている。
本発明に係る複合フィルタ装置のある特定の局面では、アンテナ端子をさらに備え、前記第1のフィルタ及び前記複数の第2のフィルタの前記一端が前記アンテナ端子に共通接続されている。
本発明に係る複合フィルタ装置の他の特定の局面では、前記第1のフィルタの前記圧電基板が、カット角が110°以上であり、かつ150°以下である回転YカットのLiNbOからなる。この場合には、レイリー波の基本波を好適に利用することができる。
本発明に係る複合フィルタ装置のさらに他の特定の局面では、前記IDT電極が、密度が7.87×10kg/mよりも大きい金属からなる金属層を有する。この場合には、第1のフィルタは、広い範囲においてバルク波放射を小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置の別の特定の局面では、前記IDT電極の前記金属層が、Cu、Fe、Mo、Pt、W、Pd、Ta、Au及びAgのうち少なくとも1種の金属からなる。この場合には、第1のフィルタは、広い範囲においてバルク波放射を小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置の別の特定の局面では、前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の縦波の周波数よりも低い周波数帯域に配置されている。この場合には、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、前記IDT電極の厚みをh、密度をρとし、前記IDT電極により規定される波長をλとし、前記第1のフィルタの通過帯域の中心周波数をfとし、ρ×h/λをxとし、前記fで規格化した周波数をyとすると、前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(1)
式(1)
1<y<2.392×10−4×x+1.6246
を満たす周波数帯域に配置されている。この場合には、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の速い横波の周波数よりも低い周波数帯域に配置されている。この場合には、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(2)
式(2)
1<y<1.7358×10−4×x+1.1781
を満たす周波数帯域に配置されている。この場合には、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の速い横波の周波数よりも高い周波数帯域に配置されている。この場合には、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(3)
式(3)
2.0032×10−4×x+1.2138<y<2.392×10−4×x+1.6246
を満たす周波数帯域に配置されている。この場合には、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、前記複数の第2のフィルタのうち少なくとも1個の第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の速い横波の周波数よりも低い周波数帯域に配置されており、残りの前記第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の速い横波の周波数よりも高い周波数帯域に配置されている。この場合には、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、前記複数の第2のフィルタのうち少なくとも1個の第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(2)
式(2)
1<y<1.7358×10−4×x+1.1781
を満たす周波数帯域に配置されており、残りの前記第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(3)
式(3)
2.0032×10−4×x+1.2138<y<2.392×10−4×x+1.6246
を満たす周波数帯域に配置されている。この場合には、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
本発明に係る複合フィルタ装置のさらに別の特定の局面では、前記複数の第2のフィルタのうち少なくとも1個の第2のフィルタが、LiTaOからなる圧電基板を有する。この場合には、挿入損失を小さくすることができ、かつコストを低減することができる。
本発明によれば、挿入損失が小さく、かつ低コストな複合フィルタ装置を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る複合フィルタ装置のブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施形態における第1のフィルタの回路図である。 図3(a)は、本発明の第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている第1の直列腕共振子の平面図であり、図3(b)は、図3(a)中のI−I線に沿う部分の断面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態の第1の変形例における第1のフィルタを示す拡大正面断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態における複数の第2のフィルタのうちの1つの第2のフィルタで用いられている弾性表面波共振子の拡大正面断面図である。 図6は、本発明の第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている弾性表面波共振子の一例としての第1の直列腕共振子のインピーダンス特性を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている弾性表面波共振子の一例としての第1の直列腕共振子のレイリー波の位相と周波数との関係を示す図である。 図8は、本発明の第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている弾性表面波共振子の一例としての第1の直列腕共振子のレイリー波の各周波数とIDT電極のρ×h/λとの関係を示す図である。 図9は、IDT電極の厚みがそれぞれ異なる第1の実施形態における各第1の直列腕共振子のインピーダンス特性を示す図である。 図10は、IDT電極の厚みがそれぞれ異なる第1の実施形態における各第1の直列腕共振子のレイリー波の位相と周波数との関係を示す図である。 図11は、本発明の第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている第1の直列腕共振子及び第1の並列腕共振子のレイリー波の各周波数を第1のフィルタの通過帯域の中心周波数で規格化した各規格化周波数とIDT電極のρ×h/λとの関係を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
なお、本明細書に記載の各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることを指摘しておく。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る複合フィルタ装置のブロック図である。
複合フィルタ装置1は、第1のフィルタ2と通過帯域の異なる複数の第2のフィルタ12A,12Bとを有する。複数の第2のフィルタ12A,12Bの個数は、特に限定されない。
複合フィルタ装置1は、アンテナ端子17を有する。第1のフィルタ2及び複数の第2のフィルタ12A,12Bの一端は、アンテナ端子17に共通接続されている。
図2は、第1の実施形態における第1のフィルタの回路図である。
第1のフィルタ2は、ラダー型フィルタである。第1のフィルタ2は、入力端子2a及び出力端子2bを有する。入力端子2aと出力端子2bとの間には第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4が接続されている。第1の直列腕共振子S1と第2の直列腕共振子S2との間の接続点とグラウンド電位との間には、第1の並列腕共振子P1が接続されている。第2の直列腕共振子S2と第3の直列腕共振子S3との間の接続点とグラウンド電位との間には、第2の並列腕共振子P2が接続されている。第3の直列腕共振子S3と第4の直列腕共振子S4との間の接続点とグラウンド電位との間には、第3の並列腕共振子P3が接続されている。第4の直列腕共振子S4と出力端子2bとの間の接続点とグラウンド電位との間には、第4の並列腕共振子P4が接続されている。なお、第1のフィルタ2の回路構成は、上記には限定されない。第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4は、弾性表面波共振子からなる。
図3(a)は、第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている第1の直列腕共振子の平面図であり、図3(b)は、図3(a)中のI−I線に沿う部分の断面図である。
第1の直列腕共振子S1は、圧電基板3を有する。圧電基板3は、回転YカットのLiNbOからなる。第1のフィルタ2は、レイリー波の基本波を利用している。圧電基板3のLiNbOのカット角は、レイリー波の基本波を利用できればよく、例えば、110°以上であり、かつ150°以下であることが望ましい。好ましくは、圧電基板3のLiNbOのカット角は、126°以上であり、かつ130°以下であることがより一層望ましい。
圧電基板3上には、IDT電極4が設けられている。IDT電極4の弾性表面波伝搬方向における両側には、反射器5が設けられている。IDT電極4は、Ptからなる金属層により構成されている。IDT電極4は、密度が大きい金属からなることが好ましい。それによって、レイリー波の基本波をより一層良好に励振させることができる。なお、IDT電極4は、密度ρが7.87×10kg/mよりも大きい金属からなる金属層を有していればよい。例えば、Cu、Fe、Mo、Pt、W、Pd、Ta、Au及びAgのうち少なくとも1種の金属からなる金属層を有していることが好ましい。
図4に示す変形例のように、第1のフィルタのIDT電極24は、複数の金属層24a〜24dを有していてもよい。なお、金属層の層数は特に限定されない。
図3(b)に戻り、圧電基板3上には、IDT電極4を覆うように、誘電体層6が設けられている。誘電体層6は、第1の直列腕共振子S1において、レイリー波を利用できるようにするために設けられている。誘電体層6は、SiOからなる。なお、誘電体層6は、SiO以外の適宜の誘電体からなっていてもよい。
なお、第2〜第4の直列腕共振子S2〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4は、第1の直列腕共振子S1と同様の構成を有し、同じ圧電基板3上に構成されている。第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4は、それぞれ適宜のIDT電極の厚み及びIDT電極の電極指間距離などを有し、図1に示した第1のフィルタ2を構成している。
本実施形態の複数の第2のフィルタ12A,12Bも、複数の弾性表面波共振子を用いて構成されたラダー型フィルタである。
図5は、本発明の第1の実施形態における複数の第2のフィルタのうちの1つの第2のフィルタで用いられている弾性表面波共振子の拡大正面断面図である。
第2のフィルタ12Aで用いられている弾性表面波共振子は、LiTaOからなる圧電基板13を有し、リーキー波を利用している。なお、上記弾性表面波共振子は、LiTaO以外の圧電単結晶や圧電セラミックスなどからなる圧電基板を有していてもよい。
第2のフィルタ12Bで用いられている弾性表面波共振子も、第2のフィルタ12Aで用いられている弾性表面波共振子と同様の構造を有する。
第1のフィルタ2の通過帯域は、複数の第2のフィルタ12A,12Bのいずれの通過帯域よりも低い周波数帯域に配置されている。
図6は、本発明の第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている弾性表面波共振子の一例としての第1の直列腕共振子のインピーダンス特性を示す図である。
破線A、B、D及びEに示されている周波数において、レイリー波の強度が大きく変化していることがわかる。破線A及びBに示されている周波数は、図2に示した第1の直列腕共振子S1の共振周波数及び反共振周波数に相当する。破線Dに示されている周波数は、レイリー波の速い横波の周波数に相当する。破線Eに示されている周波数は、レイリー波の縦波の周波数に相当する。なお、破線Cに示されている周波数は、レイリー波の遅い横波の周波数に相当する。なお、第2〜第4の直列腕共振子S2〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4も、それぞれ共振周波数、反共振周波数、レイリー波の遅い横波の周波数、レイリー波の速い横波の周波数及びレイリー波の縦波の周波数の同様の関係を有する。
本実施形態では、図1に示した複数の第2のフィルタ12A,12Bのいずれの通過帯域も、第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4のレイリー波の縦波の周波数よりも低く、かつ速い横波の周波数以外である周波数帯域に配置されている。さらに、複数の第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域は、第1のフィルタ2の通過帯域よりも高い周波数帯域に配置されている。それによって、挿入損失を小さくすることができる。これを、以下において説明する。
図7は、第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている弾性表面波共振子の一例としての第1の直列腕共振子のレイリー波の位相と周波数との関係を示す図である。
破線D及びEに示されている速い横波の周波数及び縦波の周波数において、レイリー波の位相が大きく変化していることがわかる。さらに、縦波の周波数よりも高い周波数帯域においても、レイリー波の位相が大きく変化していることがわかる。位相の変化が大きいことは、バルク波放射が大きいことを示す。すなわち、レイリー波のバルク波放射は、速い横波の周波数及び縦波の周波数以上の周波数帯域において大きい。言い換えれば、縦波の周波数以下であり、かつ速い横波の周波数以外の周波数であれば、レイリー波のバルク波放射は小さい。第1のフィルタ2に用いられている他の弾性表面波共振子のレイリー波のバルク波放射も同様である。このように、第1のフィルタ2は、広い範囲においてバルク波放射を小さくすることができる。
ところで、複合フィルタ装置におけるフィルタで用いられている共振子のバルク波放射は、共通接続されている他のフィルタのコンダクタンスを小さくする。そのため、挿入損失は大きくなる。従来の複合フィルタ装置においては、それぞれのフィルタのコンダクタンスが複数のフィルタで用いられている共振子のバルク波放射により小さくされるため、挿入損失は増大していた。
例えば、従来、複合フィルタ装置は、LiTaO基板を伝搬するリーキー波を利用する弾性表面波共振子を用いるフィルタや、LiNbO基板を伝搬するラブ波を利用する弾性表面波共振子を用いるフィルタにより構成されていた。上記複合フィルタ装置における弾性表面波共振子では、共振周波数よりも高い周波数帯域、あるいは遅い横波よりも高い周波数帯域においてバルク波放射が大きかった。よって、フィルタの通過帯域が高いほど、フィルタの挿入損失が大きくなっていた。
これに対して、本実施形態の第1のフィルタ2では、第1のフィルタ2に用いられている各弾性表面波共振子のレイリー波の縦波の周波数以下であり、かつ速い横波の周波数以外の周波数であれば、各弾性表面波共振子のレイリー波のバルク波放射を小さくすることができる。複数の第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域は、いずれも第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4のレイリー波の縦波の周波数以下であり、かつ速い横波の周波数以外の周波数帯域に配置されている。そのため、複数の第2のフィルタ12A,12Bは、第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4のバルク波放射の影響を受け難い。従って、複数の第2のフィルタ12A,12Bの挿入損失を効果的に小さくすることができる。
さらに、複数の第2のフィルタ12A,12Bは、LiTaOからなる圧電基板をそれぞれ有し、リーキー波を利用している。LiTaO基板を用いた弾性表面波共振子のリーキー波のバルク波放射は、上記弾性表面波共振子の共振周波数よりも低い周波数帯域においては極めて小さい。
本実施形態では、第1のフィルタ2の通過帯域は、複数の第2のフィルタ12A,12Bのいずれの通過帯域よりも低い周波数帯域に位置している。よって、第1のフィルタ2の挿入損失も効果的に小さくすることができる。
複数の第2のフィルタ12A,12Bのいずれの圧電基板も、コストが低いLiTaO基板である。よって、第1のフィルタ2及び複数の第2のフィルタ12A,12Bの挿入損失を効果的に小さくすることができ、かつコストを低くすることができる。
図8は、本発明の第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている弾性表面波共振子の一例としての第1の直列腕共振子のレイリー波の各周波数とIDT電極のρ×h/λとの関係を示す図である。実線は縦波の周波数を示し、周期が短い破線は速い横波の周波数を示し、一点鎖線は遅い横波の周波数を示し、二点鎖線は反共振周波数を示し、周期が長い破線は共振周波数を示す。なお、ρはIDT電極を構成する金属の密度であり、hはIDT電極の厚みであり、λはIDT電極が励振する波の波長である。
図3(b)で示した第1の直列腕共振子S1のIDT電極4のρ×h/λが大きいほど、第1の直列腕共振子S1の反共振周波数及び共振周波数は小さい。他方、縦波、速い横波及び遅い横波の周波数は、ρ×h/λの値に関わらず一定である。そのため、IDT電極4のρ×h/λが大きいほど、第1の直列腕共振子S1の反共振周波数及び共振周波数と縦波との周波数の差を大きくすることができる。第1のフィルタ2に用いられている他の弾性表面波共振子においても同様である。よって、各弾性表面波共振子にρ×h/λが大きいIDT電極を用いることにより、第1のフィルタ2の通過帯域と各弾性表面波共振子の縦波との周波数の差を大きくすることができる。それによって、複数の第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域を配置できる領域を広くすることができる。従って、複数の第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域をより広くすることもでき、より多くの第2のフィルタの通過帯域を配置することもできる。
図9は、IDT電極の厚みがそれぞれ異なる第1の実施形態における各第1の直列腕共振子のインピーダンス特性を示す図である。図10は、IDT電極の厚みがそれぞれ異なる第1の実施形態における各第1の直列腕共振子のレイリー波の位相と周波数との関係を示す図である。X1〜X10は、IDT電極の厚みがそれぞれ異なる各第1の直列腕共振子を示す。
X1〜X10においては、それぞれIDT電極の厚みのみを異ならせている。それぞれのh/λは、下記の表1の通りである。
Figure 0006394710
表1に示すように、X1のh/λが最も小さく、X1からX10にかけて順番にh/λを大きい値としている。X1〜X10においては、それぞれIDT電極の厚みのみが異なるため、それぞれのρ×h/λも、X1において最も小さく、X1からX10にかけて順番に大きい値となっている。図9及び図10に示すように、X1における第1の直列腕共振子の反共振周波数及び共振周波数と縦波との周波数の差が最も小さく、X1からX10まで順番に上記周波数の差が大きくなっていることがわかる。よって、第1の直列腕共振子に用いるIDT電極のρ×h/λが大きいほど、縦波と反共振周波数及び共振周波数との周波数の差が大きくなっていることがわかる。
なお、図4に示した変形例のように、4層の金属層24a〜24dを有する場合には、ρ×h/λは以下に示す式のように求めることができる。なお、金属層24a〜24dのそれぞれの厚みをh1〜h4とする。
ρ×h/λ=ρ1×h1/λ+ρ2×h2/λ+ρ3×h3/λ+ρ4×h4/λ
金属層が4層以外の複数層である場合も上記と同様に、各金属層における密度と第1のフィルタの波長で規格化した厚みとの積を算出し、全ての金属層における上記積を足し合わせることにより、IDT電極のρ×h/λを求めることができる。
図11は、本発明の第1の実施形態における第1のフィルタで用いられている第1の直列腕共振子及び第1の並列腕共振子のレイリー波の各周波数を第1のフィルタの通過帯域の中心周波数で規格化した各規格化周波数とIDT電極のρ×h/λとの関係を示す図である。三角形のプロットを結ぶ実線は直列腕共振子の縦波を示し、円形のプロットを結ぶ実線は並列腕共振子の縦波を示し、三角形のプロットを結ぶ破線は直列腕共振子の速い横波を示し、円形のプロットを結ぶ破線は並列腕共振子の速い横波を示し、三角形のプロットを結ぶ一点鎖線は直列腕共振子の遅い横波を示し、円形のプロットを結ぶ一点鎖線は並列腕共振子の遅い横波を示す。
図2に示した第1の直列腕共振子S1における各規格化周波数は、第1の直列腕共振子のIDT電極のρ×h/λに比例している。第1の並列腕共振子P1における各規格化周波数は、第1の並列腕共振子のIDT電極のρ×h/λに比例している。同様に、第2〜第4の直列腕共振子S2〜S4及び第2〜第4の並列腕共振子P2〜P4の各規格化周波数も、それぞれのIDT電極のρ×h/λに比例している。第1の直列腕共振子S1における各規格化周波数は、第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4において、いずれのρ×h/λにおいても最も高い。第1の並列腕共振子P1における各規格化周波数は、第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4において、いずれのρ×h/λにおいても最も低い。第1の直列腕共振子S1及び第1の並列腕共振子P1の縦波、速い横波及び遅い横波の各規格化周波数とρ×h/λとの関係式は、下記の表2の示す通りである。
Figure 0006394710
上述のように、複数の第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域を、第1のフィルタ2に用いられている第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4のいずれのレイリー波の縦波の規格化周波数よりも低く、第1のフィルタ2の通過帯域よりも高い周波数帯域に配置することにより、挿入損失を効果的に小さくすることができる。この条件は、下記の式(1)により示される。なお、ρ×h/λをxとし、第1のフィルタ2の通過帯域の中心周波数fにより規格化した規格化周波数をyとする。
式(1)
1<y<2.392×10−4×x+1.6246
複数の第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域が式(1)の条件を満たす周波数帯域に配置されていることにより、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
上述のように、複数の第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域が第1のフィルタ2に用いられている第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4のいずれのレイリー波の縦波の規格化周波数よりも低く、かつ速い横波の規格化周波数と異なる周波数帯域に配置することにより、挿入損失を効果的に小さくすることができる。この条件は、下記の式(2)及び式(3)により示される。複数の第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域が第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4のいずれの速い横波の規格化周波数よりも低い周波数帯域に配置されている場合、下記の式(2)により示される。
式(2)
1<y<1.7358×10−4×x+1.1781
複数の第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域が第1〜第4の直列腕共振子S1〜S4及び第1〜第4の並列腕共振子P1〜P4のいずれの速い横波の規格化周波数よりも高い周波数帯域に配置されている場合、下記の式(3)により示される。
式(3)
2.0032×10−4×x+1.2138<y<2.392×10−4×x+1.6246
全ての第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域が式(2)の条件を満たしてもよく、全ての第2のフィルタ12A,12Bの通過帯域が式(3)の条件を満たしてもよい。あるいは、複数の第2のフィルタ12A,12Bのうち少なくとも1個の第2のフィルタ12Aが式(2)の条件を満たし、残りの第2のフィルタ12Bが式(3)の条件を満たしていてもよい。上記のいずれの場合においても、挿入損失を効果的に小さくすることができる。
1…複合フィルタ装置
2…第1のフィルタ
2a…入力端子
2b…出力端子
3…圧電基板
4…IDT電極
5…反射器
6…誘電体層
12A,12B…第2のフィルタ
13…圧電基板
17…アンテナ端子
24…IDT電極
24a〜24d…金属層
S1〜S4…第1〜第4の直列腕共振子
P1〜P4…第1〜第4の並列腕共振子

Claims (13)

  1. 第1のフィルタと、
    通過帯域が異なる複数の第2のフィルタと、
    を備え、
    前記第1のフィルタ及び前記複数の第2のフィルタの一端が共通接続されており、
    前記第1のフィルタが、LiNbOからなる圧電基板と、前記圧電基板上に設けられているIDT電極と、前記圧電基板上に前記IDT電極を覆うように設けられている誘電体層と、を有し、
    前記第1のフィルタがレイリー波の基本波を利用しており、
    前記第1のフィルタの通過帯域が、前記複数の第2のフィルタのいずれの通過帯域よりも低い周波数帯域に配置されており、前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の縦波の周波数よりも低い周波数帯域に配置されている、複合フィルタ装置。
  2. アンテナ端子をさらに備え、
    前記第1のフィルタ及び前記複数の第2のフィルタの前記一端が前記アンテナ端子に共通接続されている、請求項1に記載の複合フィルタ装置。
  3. 前記第1のフィルタの前記圧電基板が、カット角が110°以上であり、かつ150°以下である回転YカットのLiNbOからなる、請求項1または2に記載の複合フィルタ装置。
  4. 前記IDT電極が、密度が7.87×10kg/mよりも大きい金属からなる金属層を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合フィルタ装置。
  5. 前記IDT電極の前記金属層が、Cu、Fe、Mo、Pt、W、Pd、Ta、Au及びAgのうち少なくとも1種の金属からなる、請求項4に記載の複合フィルタ装置。
  6. 前記IDT電極の厚みをh、密度をρとし、前記IDT電極により規定される波長をλとし、前記第1のフィルタの通過帯域の中心周波数をfとし、ρ×h/λをxとし、前記fで規格化した周波数をyとすると、前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(1)
    式(1)
    1<y<2.392×10−4×x+1.6246
    を満たす周波数帯域に配置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の複合フィルタ装置。
  7. 前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の速い横波の周波数よりも低い周波数帯域に配置されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の複合フィルタ装置。
  8. 前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(2)
    式(2)
    1<y<1.7358×10−4×x+1.1781
    を満たす周波数帯域に配置されている、請求項に記載の複合フィルタ装置。
  9. 前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の速い横波の周波数よりも高い周波数帯域に配置されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の複合フィルタ装置。
  10. 前記複数の第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(3)
    式(3)
    2.0032×10−4×x+1.2138<y<2.392×10−4×x+1.6246
    を満たす周波数帯域に配置されている、請求項に記載の複合フィルタ装置。
  11. 前記複数の第2のフィルタのうち少なくとも1個の第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の速い横波の周波数よりも低い周波数帯域に配置されており、残りの前記第2のフィルタの通過帯域が、前記第1のフィルタのレイリー波の速い横波の周波数よりも高い周波数帯域に配置されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の複合フィルタ装置。
  12. 前記複数の第2のフィルタのうち少なくとも1個の第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(2)
    式(2)
    1<y<1.7358×10−4×x+1.1781
    を満たす周波数帯域に配置されており、残りの前記第2のフィルタの通過帯域が、下記の式(3)
    式(3)
    2.0032×10−4×x+1.2138<y<2.392×10−4×x+1.6246
    を満たす周波数帯域に配置されている、請求項11に記載の複合フィルタ装置。
  13. 前記複数の第2のフィルタのうち少なくとも1個の第2のフィルタが、LiTaOからなる圧電基板を有する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の複合フィルタ装置。
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