JP6394167B2 - 受信強度算出装置、受信強度算出方法、プログラム - Google Patents
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Description
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、端末装置と無線接続された基地局装置に、受信強度算出装置が有線接続された通信システムに関する。通信事業者にとって、カバレッジ内の電波状況を把握することは重要である。特に市街地においては、建物などの遮蔽物が多く、あらかじめ電波状況に与える影響を考慮しておくことが望ましい。なぜなら、弱電環境下では端末装置のユーザが通信を行う際に通信の質が低下するおそれがあるからである。また、そのような弱電環境を把握することは、適切な位置への基地局装置設置など電波状況の改善に役立つ。さらに、端末装置は、市街地に留まらず、日常的な生活圏から離れた山や里など起伏の多い地域でも利用される。
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、実際に運用を開始した端末装置から電波状況の実測値を収集するとともに、理論モデルを用いて算出した受信強度の理論値と、限られた数の実測値とを有効に活用し、精度の高い電波状況マップを効率的に作成することに関する。また、実施例2は、実施例1と同様に、補正範囲の大きさを調節する。一方、実施例2では、ふたつの実測地点が近接して存在することによって、それらの補正範囲が重複する場合の処理に相当する。実施例2に係る通信システム100、受信強度算出装置10は、図1、図2と同様な構成である。ここでは、差異を中心に説明する。
次に、実施例3を説明する。実施例3は、これまでと同様に、受信強度の実測値をもとに受信強度の理論値を補正することに関する。これまでは、実測地点での受信強度の実測値をもとに、補正範囲に含まれた受信地点での受信強度の理論値を補正している。一方、実施例3は、受信強度を算出する地点(対象地点)での受信強度の理論値に対して、当該対象地点の近傍に存在する複数の実測地点での受信強度の実測値をもとに補正を実行する。その際、補正の精度を向上させるために、実測値の個数に応じて、実測値の影響力を変えるように補正がなされる。
次に、実施例4を説明する。実施例4は、これまでと同様に、受信強度の実測値をもとに受信強度の理論値を補正することに関する。また、実施例4は、実施例3と同様に、理論値の補正を行う対象地点での受信強度の理論値に対して、当該対象地点の近傍に存在する複数の実測地点での受信強度の実測値をもとに補正を実行する。その際、補正の精度を向上させるために、対象地点xの近傍に存在する実測値のばらつき度合いに応じて、実測値の影響力を変えるように補正がなされる。
Claims (7)
- 電波の受信強度を算出する対象となる対象地点における受信強度の理論値を取得する対象地点理論値取得部と、
前記対象地点から所定の距離以内に位置する複数の実測地点、または前記対象地点からの距離が近い順に選択された複数の実測地点それぞれにおける受信強度の実測値を取得する実測値取得部と、
前記複数の実測地点それぞれにおける受信強度の理論値を取得する理論値取得部と、
前記複数の実測地点それぞれについて、前記実測値取得部で取得された実測値と前記理論値取得部で取得された理論値との差異を導出し、導出した複数の差異のばらつき度合いを示す指標を算出し、前記指標と前記対象地点理論値取得部で取得される理論値と複数の実測値とを用いて前記指標が小さいほど実測値の影響力が大きくなるように前記対象地点における受信強度の補正値を算出する補正部と、
を備えることを特徴とする受信強度算出装置。 - 前記補正部は、
前記指標が小さいほど大きな値となる第1の係数を算出し、前記複数の差異を集約した第1の値を算出し、前記第1の係数と前記第1の値との乗算値を前記対象地点理論値取得部で取得される理論値に加算して前記補正値を算出することを特徴とする請求項1に記載の受信強度算出装置。 - 前記補正部は、
前記複数の実測地点それぞれと前記対象地点との間の距離をそれぞれ算出し、前記距離が短いほど大きな値となる第2の係数を用いて前記複数の差異を加重平均した値を前記第1の値として算出することを特徴とする請求項2に記載の受信強度算出装置。 - 前記補正部は、
前記指標として、前記差異の分散、標準偏差、平均偏差、第3四分位値と第1四分位値との差、のいずれかを算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の受信強度算出装置。 - 前記補正部は、
前記指標を、単調減少特性をもつ関数に入力した場合の出力値を算出し、その出力値が大きいほど、実測値の影響力が大きくなるように、前記対象地点における受信強度の補正値を算出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の受信強度算出装置。 - 電波の受信強度を算出する対象となる対象地点における受信強度の理論値を取得する対象地点理論値取得ステップと、
前記対象地点から所定の距離以内に位置する複数の実測地点、または前記対象地点からの距離が近い順に選択された複数の実測地点それぞれにおける受信強度の実測値を取得する実測値取得ステップと、
前記複数の実測地点それぞれにおける受信強度の理論値を取得する理論値取得ステップと、
前記複数の実測地点それぞれについて、前記実測値取得ステップで取得された実測値と前記理論値取得ステップで取得された理論値との差異を導出し、導出した複数の差異のばらつき度合いを示す指標を算出し、前記指標と前記対象地点理論値取得ステップで取得された理論値と複数の実測値とを用いて前記指標が小さいほど実測値の影響力が大きくなるように前記対象地点における受信強度の補正値を算出するステップと、
を含むことを特徴とする受信強度算出方法。 - 電波の受信強度を算出する対象となる対象地点における受信強度の理論値を取得する対象地点理論値取得ステップと、
前記対象地点から所定の距離以内に位置する複数の実測地点、または前記対象地点からの距離が近い順に選択された複数の実測地点それぞれにおける受信強度の実測値を取得する実測値取得ステップと、
前記複数の実測地点それぞれにおける受信強度の理論値を取得する理論値取得ステップと、
前記複数の実測地点それぞれについて、前記実測値取得ステップで取得された実測値と前記理論値取得ステップで取得された理論値との差異を導出し、導出した複数の差異のばらつき度合いを示す指標を算出し、前記指標と前記対象地点理論値取得ステップで取得された前記理論値と複数の実測値とを用いて前記指標が小さいほど実測値の影響力が大きくなるように前記対象地点における受信強度の補正値を算出するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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