JP6393544B2 - 装飾布帛及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、主に衣料や装身具、バッグ等に用いられる装飾布帛の改良、詳しくは、生地の表面に立体的な装飾ラインを形成することができ、しかも、樹脂の光沢感や透明感、滑り感を損なわずに、選択した装飾糸の種類や挿入方法によって多様な外観を呈する装飾布帛、及びその効率的な製造方法に関するものである。
周知のとおり、衣服や装身具、バッグ等においては、デザイン上の個性を出すために装飾布帛が使用されることが多い。また、ライン模様が形成された装飾布帛としては、編・織組織の布帛生地に樹脂(シリコーン樹脂やウレタン樹脂など)を塗布して樹脂皮膜を形成したものが既に存在する(例えば、特許文献1参照)。
また他にも、印刷装置(熱転写プリンタやインクジェットプリンタ等)で布帛生地にライン模様をプリントした装飾布帛も知られているが(例えば、特許文献2参照)、これらの装飾布帛は、樹脂のもつ光沢感や透明感を付与できるものの、何れも平面的なデザインであるため、ライン模様の立体的な装飾性に欠ける。
また、上記樹脂皮膜を形成するタイプの装飾布帛に関しては、塗布材料に顔料や金属粉末、ラメ粒などを混合して、独特の色調や光沢を出す技術も公知となっているが、この技術を採用すると樹脂の光沢感や透明感、滑り感が失われ易いだけでなく、液状樹脂の粘性が変化して塗布加工も難しくなる。
一方、従来においては、布帛生地の長手方向に沿って設けた袋状の部分に太めの線材を挿入して、立体的なライン模様を形成する技術も提案されているが(特許文献3参照)、この技術では、線材を表から見ることができないため、線材の色調や光沢を利用してライン模様の装飾性を高めることができない。
他方、ライン模様を形成する装飾糸を、表から見えるように布帛生地に織り込む(又は編み込む)技術も公知となっているが(特許文献4,5参照)、この技術では、装飾糸が外側に露出した状態となるため、固い物(壁等)に擦れたときや洗濯したときに、織り込んだ装飾糸が切れてほつれる心配がある。
特開2004−27420号 特開平7−145575号 実用新案登録第3045424号 特開2002−88610号 特開2003−227049号
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、生地表面に立体的な装飾ラインを形成することができ、また透明樹脂の光沢感や透明感、滑り感を損なわずに、装飾糸の種類や挿入方法を選択して多様なデザインを実現でき、しかも、挿入した装飾糸がほつれる心配もない装飾布帛、及びその効率的な製造方法を提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本発明は、装飾糸3が芯材として挿入された透明または半透明の合成樹脂材料から成る樹脂線状体2を、布帛生地1の表面に長手方向に沿って固着して独特の外観を呈する装飾布帛を完成させた。なお、この際使用する装飾糸3には、遠くから見ても目立つように光沢性を有する糸材を使用するのが好ましい。
また、上記布帛生地1については、帯状の布帛を使用することによって、衣服や装身具等に装着される装飾テープとして優れた装飾性を発揮させることが可能である。
また、上記装飾糸3に、表裏面の色相または光沢の有無が異なるフィルムを細く裁断して作製したスリット糸を使用し、更にこのスリット糸を、撚った状態で樹脂線状体2中に挿入すれば、装飾布帛を装飾糸3の表面と裏面が一定間隔ごとに交互に表れる独創的なデザインとすることができる。しかも、上記樹脂線状体2中に撚って挿入した装飾糸3の外観は見る角度によって変化するため、動的な装飾効果も得られる。
なお、上記スリット糸を、長さ1m毎に少なくとも1回以上反転するように樹脂線状体2中に挿入すれば、装飾効果をよりはっきりと認識できる。また、装飾糸3と樹脂線状体2の伸縮性を布帛生地1と同等以上にすれば、衣服に使用した装飾布帛を伸縮させて衣服に追従させることができる。
また更に、上記樹脂線状体2の合成樹脂材料中に、透明樹脂の光沢感や透明感、滑り感が失われない範囲で、着色剤や光沢性を有する金属粉体、ラメ粒を混ぜれば、装飾糸3の種類や挿入方法との組み合わせで様々な装飾効果を実現できる。そしてまた、上記装飾糸3を樹脂線状体2中に2本以上挿入して、装飾糸3の装飾効果を高めることもできる。
一方、上記装飾布帛を製造する際には、布帛生地1を一定の速度で移動させながら、装飾糸3を布帛生地1の表面上に挿入する第一のステップと;装飾糸2の上方に配置されたノズルから液状樹脂を連続的に絞り出して、装飾糸3を包み込んだ状態で液状樹脂を布帛生地1に付着させる第二のステップと;この液状樹脂を加熱または冷却して硬化させる第三のステップとを踏むことにより、装飾糸3が芯材として挿入された透明または半透明の樹脂線状体2を布帛生地1上に連続的に形成することができる。
なお、本明細書中においては、上記のように液状の合成樹脂材料をノズルから対象表面上に連続的に絞り出し(射出し)、対象表面上で線状またはベルト状に成形する方法を、金型を使用する射出成形法(Injection Molding)と区別するために、便宜上「絞出し成形」と呼称する。
また、装飾糸3にスリット糸を用いた装飾布帛を、上記絞出し成形によって製造する場合には、第一のステップにおいて、装飾糸3の送出し装置またはガイド装置によって、スリット糸を所定速度で撚って反転させることにより、樹脂線状体2中にスリット糸を捻った状態で効率的に挿入することができる。
本発明では、布帛生地の表面に長手方向に沿って、透明(又は半透明)な樹脂から成る樹脂線状体を固着して装飾生地を構成したことにより、生地の表面上に樹脂が凸状に盛り上がった立体的なライン模様を形成することができる。そのため、平面的な模様しか付与されていない従来の装飾生地よりも外観の印象を強めることができる。
しかも、上記装飾ラインを形成する樹脂線状体中には、芯材として装飾糸を挿入しているため、選択する装飾糸の種類や挿入方法によって装飾生地のデザインを多様に変化させることもできる。また、装飾糸によって透明樹脂の光沢感や透明感、滑り感が失われることもないため、独創的な装飾ラインを実現できる。
また更に、本発明では、装飾糸を被覆する樹脂線状体によって、装飾糸を外部に露出しないように保護することができるため、装飾生地の表面が固い物に擦れたり、装飾生地が繰り返し洗濯された場合であっても、樹脂線状体中に挿入された装飾糸が切れてほつれる心配はない。
したがって、本発明により、デザインの多様化が図れるだけでなく、印象的で個性的な外観に仕上げることができ、しかも、特に衣料用素材として用いた際に優れた装飾効果が得られる装飾布帛を、絞出し成形によって安価に提供できることから、実用的利用価値は非常に高い。
本発明の実施例1における装飾布帛を表わす全体斜視図である。 本発明の実施例1における装飾布帛の構造を表わす拡大平面図である。 本発明の実施例1における装飾布帛の構造を表わすX-X’断面図である。
『実施例1』
本発明の実施例1を図1から図3に基づいて以下に説明する。なお図中、符号1で指示するものは、布帛生地であり、符号2で指示するものは、樹脂線状体である。また、符号3で指示するものは、装飾糸である。
[装飾布帛の構成]
この実施例1では、装飾布帛Tの基材である布帛生地1の表面上に、透明な合成樹脂材料から成る樹脂線状体2を、布帛生地1の長手方向に沿って固着している(図1、図2参照)。そして、布帛生地1に固着した樹脂線状体2中に、光沢を有する装飾糸3を芯材として挿入して装飾布帛Tを構成している(図3参照)。
なお本実施例では、上記布帛生地1に織物生地を使用しているが、編物生地や不織布など、他の組織構造から成る布帛を使用することもできる。また本実施例では、上記樹脂線状体2を熱硬化樹脂の硬化によって布帛生地1に固着させているが、熱可塑性樹脂の融着や接着剤による接着で固着させることもできる。
また更に、上記布帛生地1の組織構造に関しては、樹脂線状体2の固着が容易に行えるように表面が平滑に近い(凹凸が少ない)ことが好ましく、また、液状樹脂や接着剤が組織に密着し易く、かつ、組織内部に浸透し易い構造を採用すれば、樹脂線状体2の固着強度をより向上することができる。
また本実施例では、上記布帛生地1にポリエステル繊維を使用しているが、これも衣料等に用いられる他の繊維材料(例えば、ナイロンやアクリル等の合成繊維、レーヨン等の半合成繊維、綿や毛、絹等の天然繊維、これらの混紡糸や交撚糸等)に変更することができる。また、繊維材料の繊度(太さ)も、製品の風合いを考慮して自由に選択できる。
一方、上記樹脂線状体2を構成する合成樹脂材料に関しては、本実施例では、透明性、光沢性、伸縮性及び柔軟性に優れたシリコーン樹脂を使用しているが、目的とする装飾性や布帛生地1の材質等に合わせて、他の材料(例えば、ウレタン樹脂やアクリル樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂など)を使用することもできる。
また、上記樹脂線状体2については半透明状であってもよい。そしてまた、上記樹脂線状体2中に、透明樹脂の光沢感や透明感、滑り感が失われない範囲で、着色剤(主に顔料)や光沢性を有する金属粉体、ラメ粒を混ぜて装飾効果を向上することもできる。なお、これらは液状の合成樹脂材料中に混ぜることで、簡単に分散させることができる。
他方、上記装飾糸3に関しては、本実施例では、金色の光沢を有する表面と、表面とは色相及び光沢の有無が異なる裏面とから成るフィルムを、細く裁断して作製したスリット糸を使用している。これにより、樹脂線状体2中に光沢面Lが形成されるため、遠くからでも目立つ装飾ラインを形成できる。
なお、光沢を有する装飾糸3としては、スリット糸以外にも光反射性を有するカバリング糸やフィラメント糸、再帰反射糸などを使用することもできる。また本実施例では、アルミを蒸着したポリエルテルフィルムをスリット糸に使用しているが、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニルなどから成るフィルムも採用できる。
また、上記装飾糸3に使用する糸材の太さ(幅)については、本実施例では幅0.5mmのスリット糸を使用しているが、太さ0.1mm以上の糸材であれば自由に選択できる。但し、樹脂線状体2に芯材として挿入することを考慮すると、比較的細い太さ0.1〜3mmの糸材を選択するのが好ましい。
また本実施例では、上記スリット糸を、撚った状態で樹脂線状体2中に挿入している。これにより、装飾糸3の表面(光沢面L)と裏面が一定間隔ごとに交互に表れる独創的なデザインとなる。しかも、このスリット糸の外観は、見る角度によっても変化するため、動的な装飾効果も得られる。
なお、上記のようにスリット糸を撚って挿入する場合には、装飾効果がはっきり分かるように、長さ1m毎に少なくとも1回以上反転するように挿入するのが好ましい。また、上記装飾糸3と樹脂線状体2の伸縮性についても、装飾布帛Tを衣服に使用できるように布帛生地1と同等、或いは布帛生地1以上とするのが望ましい。
また、上記装飾糸3の挿入本数についても、本実施例のように一本である必要はなく、装飾糸3を2本以上挿入して装飾効果を高めることもできる。具体的には、樹脂線状体2の内側に収まる範囲内で、複数の装飾糸3を重ねた状態または並べた状態で挿入すれば、より個性的な外観の装飾布帛Tを作製できる。
また、布帛生地1の表面に固着する樹脂線状体2の本数についても1本だけでなく、複数本が隙間なく接近、または複数本が一定間隔あるいは不均一な間隔で固着されていてもよい。
[装飾布帛の製造方法]
次に、上記装飾布帛Tの製造方法について以下に説明する。まず、第一のステップとして、布帛生地1を送出し装置を用いて一定速度で移動させながら、装飾糸3を布帛生地1の表面上に挿入する。次いで、第二のステップとして、装飾糸3の上方に配置されたノズルから液状のシリコーン樹脂を布帛生地1に向けて連続的に絞り出す(射出する)。
そして、上記第二のステップで、装飾糸3を包み込んだ状態でシリコーン樹脂を布帛生地1に付着させた後、第三のステップとして、シリコーン樹脂を加熱して硬化させる。これにより、装飾糸3が芯材として挿入された透明または半透明の樹脂線状体2を、布帛生地1上に連続的に形成することができる。
なお、上記第三のステップについては、シリコーン樹脂やエポキシ樹脂などの熱硬化樹脂を使用する際には、加熱処理を行って樹脂を硬化させるが、ポリエルテル樹脂や塩化ビニル樹脂などの熱可塑性樹脂を使用する際には、加熱溶融した液状樹脂を冷却(自然冷却を含む)することによって硬化させる。
また、上記絞出し成形時における透明または半透明樹脂の射出量は、その量を調整することによって樹脂線状体2の太さを自由に調節することができるが、少なくとも樹脂線状体2から装飾糸3がはみ出してしまわないように、装飾糸3に完全に覆える量を射出する必要がある。
また本実施例では、上記液状樹脂の射出量を、装飾糸3であるスリット糸の幅0.5mmに対し、樹脂線状体2が太さ1.5mmとなるように調整しているが、液状樹脂の射出量は、樹脂線状体2の太さが装飾糸3よりも少なくとも0.1mm以上(好ましくは0.6mm以上)太くなるように調整されていればよい。
一方、本実施例では、上記装飾糸3であるスリット糸を捻った状態で樹脂線状体2中に挿入するために、第一のステップにおいて装飾糸3の送出し装置でスリット糸を所定速度で撚って反転させている。なお、送出し装置でなくても途中のガイド装置を利用してスリット糸を撚ることもできる。
また、挿入された装飾糸3の単位長さ当たりの撚りの回数は、布帛生地1の移動速度や送出し装置等による撚りの速度を変えることで調節できるが、撚り操作を所定の時間間隔ごとに行う方法によっても調整できる。なお、装飾性を考慮した場合、少なくとも1ターン(180°)/mの撚りを付与することが好ましい。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、装飾糸3には、太さがほぼ均一な糸材だけでなく太さが途中で変化する糸材を使用することもでき、またスリット糸以外の断面が矩形状の糸材を用いることもできる。
また、装飾糸3に、表裏面で色相が異なるスリット糸を使用したり、装飾糸3を挿入する方向や角度を変化させることで、装飾布帛Tのデザインのバリエーションを増やすこともできる。そしてまた、装飾糸3に、畜光糸や蛍光糸などの特殊な糸材を使用することで、装飾布帛Tの装飾性を更に向上することもできる。
また、布帛生地1に関しても、実施例では帯状の布帛に樹脂線状体2を固着させた装飾テープの例を示したが、布帛生地1の幅は実施例に限定されることなく、広幅の布帛や衣服等の製品を布帛生地1として使用することもできる。
一方、樹脂線状体2に関しても、先に装飾糸3を芯材として挿入した状態で成形しておいた樹脂線状体2を、布帛生地1に接着剤で貼り付けたり、固着面を溶融させて熱融着させることもできる。またその際には、樹脂線状体2の一部となる接着剤や、溶融させた樹脂線状体2の固着面に装飾糸3を挿入することもできる。
また、樹脂線状体2の形状についても、布帛生地1の長手方向に沿って固着されていれば、必ずしも直線状に形成されている必要はなく、例えば、樹脂線状体2を蛇行した形状やジクザグ状、矩形波状に形成することもでき、上記何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
近年、嗜好の多様化によって、個性の強い衣料や装飾品、小物等が市場で求められており、これらのデザイン上のアクセントとして使用できる装飾布帛の需要は大きい。そのような中で、本発明の装飾布帛及びその製造方法は、印象的で独創的な装飾を実現できる有用な技術であるため、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 布帛生地
2 樹脂線状体
3 装飾糸
L 光沢面

Claims (10)

  1. 装飾糸(3)が透明または半透明の合成樹脂材料で被覆された半円状の断面を成す樹脂線状体(2)の平面部が、布帛生地(1)の表面に熱硬化性樹脂の硬化または熱可塑性樹脂の融着により固着されていることを特徴とする装飾布帛。
  2. 布帛生地(1)が帯状の布帛であることを特徴とする請求項1記載の装飾布帛。
  3. 装飾糸(3)に光沢性のある糸材が使用されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装飾布帛。
  4. 装飾糸(3)に、表裏面の色相または光沢の有無が異なるフィルムを細く裁断して作製されたスリット糸が使用され、かつ、このスリット糸が、捻られた状態で樹脂線状体(2)の合成樹脂材料によって被覆されていることを特徴とする請求項3記載の装飾布帛。
  5. 装飾糸(3)であるスリット糸が、長さ1m毎に少なくとも1回以上反転していることを特徴とする請求項4記載の装飾布帛。
  6. 樹脂線状体(2)と装飾糸(3)の伸縮性が布帛生地(1)と同等以上であることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の装飾布帛。
  7. 樹脂線状体(2)を構成する合成樹脂材料中に着色剤や光沢性を有する金属粉体、ラメ粒が混合されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の装飾布帛。
  8. 2本以上の装飾糸(3)が樹脂線状体(2)の合成樹脂材料によって被覆されていることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の装飾布帛。
  9. 布帛生地(1)を一定の速度で移動させながら、装飾糸(3)を布帛生地(1)の表面上に挿入する第一のステップと;装飾糸(3)の上方に配置されたノズルから液状樹脂を連続的に絞り出して、装飾糸(3)を包み込んだ状態で液状樹脂を布帛生地(1)に付着させる第二のステップと;この液状樹脂を加熱または冷却して硬化させる第三のステップとを有することを特徴とする装飾布帛の製造方法。
  10. 第一のステップにおいて、装飾糸(3)の送出し装置またはガイド装置によって、装飾糸(3)であるスリット糸を所定速度或いは所定の時間間隔で撚って反転させることを特徴とする請求項9記載の装飾布帛の製造方法。
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