JP6393291B2 - 溶解・精錬炉の操業方法及び溶解・精錬炉 - Google Patents

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Description

本発明は、酸素バーナとランスとを用いた冷鉄源の溶解・精錬炉の操業方法と溶解・精錬炉に関する。
酸素を含む支燃性流体(酸素、空気、酸素富化空気等)と燃料とを燃焼させて被加熱物を加熱するバーナは、様々な生産プロセスで用いられている。例えば、電気炉における製鋼プロセスでは、鉄屑等の原料を電気炉内で加熱し、溶融させる際に、原料にコールドスポットといわれる低温部位が生じ、この部分において原料が溶融しにくくなる事がある。そのような場合に、特許文献1に開示されているようなバーナを併用することによって、原料の加熱効率を高め、原料溶融の為の電力使用量を低減し、溶融コストを削減することが出来る。
また、支燃性流体によって原料の一部を酸化、溶融させ、切断を促し、原料に対する加熱効率をさらに高める事が出来る。さらには、支燃性流体の供給によって、未燃焼流体(一酸化炭素等)の燃焼を促進する事も可能である。
例えば、特許文献2には、支燃性流体による二次燃焼時の加熱効率を高めるために、予め高温に予熱した酸素ガスを利用する発明が開示されている。
特許4050195号公報 特開2000-337776号公報
このような操業においては、バーナによる原料の補助溶融が溶融コストの削減を目的としていることから、電気炉内に吹き込む支燃性流体の消費量をできる限り少なくし、且つ、歩留まり向上のための原料の過酸化抑制も要望されている。 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、バーナとランスを用いた冷鉄源の溶解・精錬炉の操業あるいは精錬の際に、その効率を向上させることにある。
上記課題を解決するための本発明の溶解・精錬方法は、溶解・製錬炉を用いて冷鉄源を溶解精錬する方法であって、前記溶解・製錬炉の上部から冷鉄源を投入する第1工程と、前記溶解・製錬炉の中心部に設けた電極に通電して冷鉄源を主溶解させる第2工程と前記溶解・製錬炉の炉壁の周方向に設けた1以上のバーナによって冷鉄源を補助溶解する第3工程と、前記炉壁の水平断面を平面視した際に前記バーナと重なる位置に、前記炉壁の同じ垂直断面において前記バーナより上側にそれぞれ設けるとともに、前記炉壁の同じ垂直断面において前記バーナに対する取付け位置が所定の条件を満たす、1以上のランスを用い、前記溶解・製錬炉内に支燃性流体を噴出させ、当該支燃性流体と前記冷鉄源の溶解時に発生する一酸化炭素及びもしくは水素とを反応させる第4工程とからなる溶解工程、及び前記冷鉄源の溶解により生じた溶鉱中に酸素を導入することで不純物を取り除く精錬工程とからなる。
前記第4工程は、前記第3工程の開始と同時もしくはその直後から開始され、精錬工程の開始とともに終了することを特徴とする冷鉄源の溶解精錬方法である。
また、前記炉の炉体容積がV(m)であった場合に、前記第4工程における支燃性流体が酸素であったときの酸素導入量Q(Nm/h)をV/Q=0.1〜0.8の範囲とする。
また、本発明の溶解・精錬炉は、上記溶解製錬方法を実施するための炉であって、前記炉は上部に冷鉄源を導入するための開口部を有した電気炉であり、前記電気炉は、当該電気炉の中心部に設けられ、前記冷鉄源を溶解する電極と、当該電気炉の炉壁の周方向に設けられ、前記冷鉄源を補助溶解する1以上のバーナと、前記炉壁の水平断面を平面視した際、前記バーナと重なる位置に、前記炉壁の同じ垂直断面において前記バーナより上側にそれぞれ設けられ、前記電気炉内に酸素を導入する1以上のランスと、前記ランスに一定量の酸素を供給する酸素流量調整機構とを有し、前記炉壁の同じ垂直断面において、前記バーナ及び前記ランスの前記炉壁への取付け位置が以下の範囲にあることを特徴とする冷鉄源の溶解・製錬炉である。
溶湯面からバーナ先端部までの距離L<溶湯面からランス先端部までの距離L
バーナの中心軸と水平面とが成す角度α≧ランスの中心軸と水平面とが成す角度β
バーナの中心軸と水平面とが成す角度α>0°
ランスの中心軸と水平面とが成す角度β≧0°
前記酸素流量調整機構は、流量調節弁、流量指示器、圧力計、圧力調節弁からなることを特徴とする冷鉄源の溶解・製錬炉である。
本発明によると、バーナとランスとを用いた冷鉄源の溶解・精錬炉の操業あるいは精錬の際に、炉内に支燃性流体を適正な位置から適正量吹き込むことが可能となり、支燃性流体の消費量を必要最低限とすることができるため、溶解効率も向上できる。
本発明に用いられる溶解・製錬炉の模式図である。 本発明に用いられる溶解・製錬炉の上蓋を取り外し、冷鉄源を導入する際の模式図である。 電気炉側面からのバーナとランスの配置を示した模式図である。 電気炉上部からのバーナの配置を示した模式図である。 実施形態におけるランス機能を有するバーナ(バーナ・ランス)の模式図である。 ランスから炉内に供給する酸素の流量制御機構の模式図である。 溶解・精錬炉からの排ガス中の一酸化炭素及び水素の発生量と、炉容積V/導入酸素量Qの関係を表した図である。 溶解・精錬炉からの排ガス中の一酸化炭素と水素の発生量と、炉容積V/導入酸素量Qの関係を表した図である。
本発明の一実施形態を説明する。本発明に用いられる冷鉄源の溶解・製錬炉を図1に示す。図1に示した溶解・製錬炉1は、その中心部に電極4を有する電気炉である。電気炉1は上部が開口可能な円筒形であり、炉の開口部を塞ぐ炉蓋3を有している。電極4は、各炉によって1本の場合と3本の場合があるが、本実施形態においては電極が1本の場合を示している。
電気炉1内に冷鉄源を投入する際には、例えば、図2に示すように電極を抜き、炉蓋を外してから、炉体2上部の開口部より冷鉄源を投入する。
電気炉1には、炉壁2Aを貫通するように設けられた貫通孔5Aがあり、貫通孔5Aにはバーナ3が設置されている。炉壁2Aには、貫通孔5Aより上部に、炉壁2Aを貫通するように支燃性流体貫通孔6Aが設けられている。支燃性流体貫通孔6Aには、炉内に支燃性流体(酸素)を導入するためにランス6が設置されている。バーナ5は貫通孔5Aから、ランス6は支燃性流体貫通孔6Aから、炉底2Bに向けて挿入し、固定する。
図3は電気炉側面からのバーナとランスの配置を示した図である。ランス6の炉壁2Aへの設置位置は、バーナ5より上部とする。すなわち、バーナ5の高さ位置(バーナ先端部と溶湯面との距離)をL、ランス6の高さ位置(ランス先端部と溶湯面との距離)をL2としたとき、L1<L2となるように、バーナ5とランス6を設置する(図3左図)。ここで溶湯面とは、冷鉄源を溶解したのち、溶鋼で形成される溶湯の上面を意味する。
バーナ5の設置方向が、バーナ5の中心軸と水平方向とでなす角度をαとしたとき、90°>α>0°となるように固定する(図3右図)。より好ましくは60°<α<45°とする。また、ランスの設置方向は、ランス6の中心軸と水平方向とでなす角度をβとしたとき、α≧β≧0°となるように固定する(図3右図)。すなわち、ランス6からの支燃性流体の噴出方向は、バーナ5による火炎が形成される方向と同一の角度以上とする。ランス6の向きをこのように設定することで、バーナ5を燃焼させた際の未燃ガス(主に一酸化炭素、水素)を、ランス6からの支燃性ガスにより、効率よく燃焼させることができる。
図4は電気炉上部からのバーナ5の配置を示した図である。図4には3本のバーナを設置した例を示している。バーナ5の火炎形成方向は、炉内において電極4による冷鉄源の加熱が不十分な場所を加熱できる方向に向ける。また、電極4に損傷を与えないように、バーナ5は、火炎が電極に直接当たらない方向となるように設置することが望ましい。
本実施形態におけるバーナの構成を示す断面模式図を図5に示す。図5に記載のバーナは、ランス機能を有するバーナ(バーナ・ランス)である。本実施形態における酸素バーナ・ランス6の中央には、酸素を含んだ支燃性流体を供給する支燃性流体供給管18が設けられており、その外周には、燃料流体を供給する燃料流体供給管19が設けられ、さらに、その外周に支燃性流体供給管20が、同心円状に設けられている。支燃性流体供給管20の外周には、還流式水冷ジャケット21が設けられている。
なお、支燃性流体供給管20を設けず、燃料流体供給管19の外周に還流式水冷ジャケット21を設けても良いが、支燃性流体供給管20を設けた場合には、支燃性流体供給管18と20の酸素流量比を調整することにより、火炎長の調整が可能となる。
支燃性流体供給管18は、基端側18Aから先端側18Bにかけて、一定の内径を有する太径部18aと、太径部18aよりも内径が小さいスロート部18bと、スロート部18bから先端側18Bに向けて内径が徐々に大きくなる広がり部18cと、ほぼ一定の内径を有する直動部18dを有する。
本実施形態におけるバーナ・ランス(バーナ5)を設置した炉壁2Aの上部には、二次燃焼用の酸素を含んだ支燃性流体を炉内に導入するランス6を設置するための支燃性流体供給孔6Aを設けている。
ランス6は、酸素を含む支燃性流体を供給する支燃性流体供給管の外周に、還流式水冷ジャケットを設けておくことが望ましい。水冷ジャケットを有するランスであれば、炉壁が耐火物壁であっても、水冷壁であっても設置が可能である。
図6には、ランス6に酸素を供給するための酸素流量調整機構の構成を示している。酸素流量調整機構は、酸素供給側から圧力調節弁10、圧力計11、流量指示器12、流量調節弁13からなる。
上記のような溶解・製錬炉1を用いて冷鉄源を溶解精錬する方法を示す。まず、図2に示すように、電極4と炉蓋3を取り外した炉体2の上部開口部から冷鉄源を投入する(第1工程)。次に、溶解・製錬炉1の中心部の所定の位置まで電極4を下げ、炉蓋3で炉体2の上部を覆う。そして電極4に通電して、冷鉄源を溶解する(第2工程)。
冷鉄源の溶解が始まり、溶湯が炉底2Bに溜まり始めたら、溶解・製錬炉1の炉壁2Aに設けた複数のバーナ5によって冷鉄源を補助溶解する(第3工程)。
そして、第3工程の開始と同時、もしくはその直後より、炉壁2Aに設けた支燃性流体供給孔6Aに設置したランス6から酸素を噴出させ、冷鉄源の溶解時に発生する一酸化炭素及びもしくは水素とを反応させる(第4工程)。
この第1工程から第4工程までが溶解工程となる。
ここで、第4工程におけるランス6からの酸素供給量は、溶解・製錬炉1の容積から決定できる。すなわち、溶解・製錬炉1の容積がV(m3)であった場合、第4工程における酸素の導入量Q(Nm3/h)を、V/Q=0.1〜0.8の範囲となるようにする。ここで、炉容積Vとは、冷鉄源が投入される前の炉体2の内容積である。
溶解工程において冷鉄源がほぼ溶解し、炉底に溶解した溶鋼が溶湯として溜まったら、バーナ・ランス(バーナ5)への燃料供給を停止してランスモードに切り替え、溶湯中に酸素を導入して不純物を取り除く。これが精錬工程となる。
炉体の内容積がV(m)である溶解・精錬炉において、上記の溶解工程(第1工程〜第4工程)を実施した。溶解・製錬炉の排ガス出口には、排ガス分析装置と排ガス流量測定装置(図示せず)を設け、第3工程において、ランスから炉内に酸素ガスを導入する際に、排ガス中の一酸化炭素と水素(CO、H)の含有量を測定できるようにした。
第3工程において、ランス6から炉内に導入する酸素量Q(Nm/h)を、酸素流量調整機構を用いて変化させ、溶解・精錬炉からの排ガス中の一酸化炭素と水素の含有量を測定した。その結果を図7に示す。
図7の横軸はV/Qである。縦軸は、冷鉄源を溶解して得られた鉄1tあたりの一酸化炭素と水素(CO、H)の発生量(Nm/t)である。
/Qが0.1〜0.8のとき、導入する酸素量が多くなるにつれてCOとHの発生量が減じているのが確認された。しかしながら、V/Qが0.8以上になってしまうと、COとHの濃度がほとんど変わらない。すなわち、導入する酸素量が不足していることを示しており、十分に二次燃焼が行われていないことが判る。また、0.1以下では酸素の導入量を増加させても、COとHの発生量に大きな変化が無いことが確認された。
上記とは異なる溶解・精錬炉(炉体の内容積V)において、同様の試験を実施した。結果を図8に示す。V/Qが0.1〜0.8のとき、ランス6からの酸素導入量に応じた一酸化炭素と水素の減少効果が見られた。すなわち、無駄のない酸素の適切な導入量はV/Qが0.1〜0.8の範囲にあるときである。
本発明の溶解・精錬炉の操業方法及び溶解・精錬炉は、電気炉における冷鉄源の溶解への利用可能性がある。
1・・・溶解・精錬炉(電気炉)、2・・・炉体、2A・・・炉壁、2B・・・炉底、3・・・炉蓋、4・・・電極、5・・・バーナ(バーナ・ランス)、5A・・・貫通孔、6・・・ランス、6A・・・支燃性流体供給孔、10・・・圧力調節弁、11・・・圧力計、12・・・流量指示器、13・・・流量調節弁、18・・・支燃性流体供給管、19・・・燃料流体供給管、20・・・支燃性流体供給管、21・・・還流式水冷ジャケット

Claims (4)

  1. 溶解・製錬炉を用いて冷鉄源を溶解精錬する方法であって、
    前記溶解・製錬炉の上部から冷鉄源を投入する第1工程と、
    前記溶解・製錬炉の中心部に設けた電極に通電して冷鉄源を主溶解させる第2工程と
    前記溶解・製錬炉の炉壁の周方向に設けた1以上のバーナによって冷鉄源を補助溶解する第3工程と、
    前記炉壁の水平断面を平面視した際に前記バーナと重なる位置に、前記炉壁の同じ垂直断面において前記バーナより上側にそれぞれ設けるとともに、前記炉壁の同じ垂直断面において前記バーナに対する取付け位置が以下の式(1)〜(4)を満たす、1以上のランスを用い、前記溶解・製錬炉内に支燃性流体を噴出させ、当該支燃性流体と前記冷鉄源の溶解時に発生する一酸化炭素及びもしくは水素とを反応させる第4工程とからなる溶解工程、及び前記冷鉄源の溶解により生じた溶鉱中に酸素を導入することで不純物を取り除く精錬工程とからなり、
    前記第4工程は、前記第3工程の開始と同時もしくはその直後から開始され、精錬工程の開始とともに終了することを特徴とする冷鉄源の溶解精錬方法。
    (1)溶湯面からバーナ先端部までの距離L <溶湯面からランス先端部までの距離L
    (2)バーナの中心軸と水平面とが成す角度α≧ランスの中心軸と水平面とが成す角度β
    (3)バーナの中心軸と水平面とが成す角度90°>α>0°
    (4)ランスの中心軸と水平面とが成す角度β≧0°
  2. 前記炉の炉体容積がV(m)であった場合に、前記第4工程における支燃性流体が酸素であったときの酸素導入量Q(Nm/h)をV/Q=0.1〜0.8の範囲とする請求項1記載の冷鉄源の溶解精錬方法。
  3. 冷鉄源の溶解・製錬を行うための炉であって、
    前記炉は上部に冷鉄源を導入するための開口部を有した電気炉であり、
    前記電気炉は、当該電気炉の中心部に設けられ、前記冷鉄源を溶解する電極と、
    当該電気炉の炉壁の周方向に設けられ、前記冷鉄源を補助溶解する1以上のバーナと、
    前記炉壁の水平断面を平面視した際、前記バーナと重なる位置に、前記炉壁の同じ垂直断面において前記バーナより上側にそれぞれ設けられ、前記電気炉内に酸素を導入する1以上のランスと、
    前記ランスに一定量の酸素を供給する酸素流量調整機構とを有し、
    前記炉壁の同じ垂直断面において、前記バーナ及び前記ランスの前記炉壁への取付け位置が以下の範囲にあることを特徴とする冷鉄源の溶解・製錬炉。
    溶湯面からバーナ先端部までの距離L<溶湯面からランス先端部までの距離L
    バーナの中心軸と水平面とが成す角度α≧ランスの中心軸と水平面とが成す角度β
    バーナの中心軸と水平面とが成す角度90°>α>0°
    ランスの中心軸と水平面とが成す角度β≧0°
  4. 前記酸素流量調整機構は、流量調節弁、流量指示器、圧力計、圧力調節弁からなることを特徴とする請求項3記載の冷鉄源の溶解・製錬炉。
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