JP6392906B2 - 歩行補助車 - Google Patents

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Description

本発明は老人などが使用する歩行補助器等の歩行補助車に関するものであり、より詳しくはカゴや荷物を固定したり、あるいは荷物などを吊り下げる際に用いるベルトを有する歩行補助車に関する。
老人等が歩行する際、その歩行を補助するための歩行補助車が用いられることがある。この歩行補助車には様々なタイプがあり、たとえば買い物時に購入した物品を収容できるバッグを備えたものがある。
このバッグを備えた従来の歩行補助車7を模式的に表したのが図4乃至図6である。歩行補助車7は、下端に前輪1aを備えた前輪用フレーム1と、下端に後輪2aを備えた後輪用フレーム2と、上部が利用者が把持するハンドル部3aとなるハンドルフレーム3と、以上の前脚フレーム1、後脚フレーム2及びハンドルフレーム3より成る本体フレームの上下方向の中途部水平方向に設けられるバッグ用フレーム4を主な構成要素とする。このバッグ用フレーム4には、バッグ5を嵌め込むことが可能である。
このバッグ5は上面が開放されていて、この上面は蓋5aによって開閉されるようになっている。この蓋5aは利用者が着座することが可能に構成されることが多い。
また、ハンドル部3aと平行してブレーキ棒9が設けられており、ハンドル部3aに手のひらを載せた状態でブレーキ棒9を握ると、ワイヤ10が引き上げられ、ワイヤ10と連結された制動部11が後輪2に当接することでブレーキがかかる構造となっている。
特許文献1には、上記従来の歩行補助車の一例が開示されている。この歩行補助車は、利用者がスーパマーケットで買い物をする場合、スーパーマーケット備え付けの買い物カゴを上記蓋の上面に載置し、歩行補助車を押しながら店内を廻り、購入する物品を前記買い物カゴに入れるようにしている。
図4に示される従来の歩行補助車7は、図6に示されるように蓋5aの上にスーパマーケット等に備え付けの買い物カゴ6を載置し、歩行補助車を押しながら店内を廻り、購入する物品を前記買い物カゴに入れるというふうに利用されることがある。
この際、図6に示すように買い物カゴ6が安定するよう買い物カゴ6の提げ手6aと、ハンドル部3aとの間に固定ベルト8を介在させることがある。この固定ベルト8は一方端縁をハンドル部3aに固定してあり、他方端部は面状ファスナ等の固着手段により、提げ手6aを巻回したうえで固定する構造となっている。特許文献2にはかかる固定ベルトを備えた歩行補助車が開示されている。
特開2008−238907号公報 特開2004−195999号公報
上記固定ベルト8は買い物カゴを安定させるためには有用なものであるが、歩行補助車のブレーキが緩やかに効いた状態を維持してしまい、歩行の妨げになってしまう恐れがある。以下、詳述する。
図7は固定ベルト8を、買い物カゴ6の提げ手6aに巻回・固定していない状態を示すものである。かかる状態では固定ベルト8はブレーキ棒9の後方に垂れ下がってしまう。
かかる状態から、固定ベルト8を、買い物カゴ6の提げ手6aに巻回・固定させると、固定部8aの位置をハンドル部3aに近い位置に持ってくると、図8に示されるようにブレーキ棒9が引き上げられてしまう恐れがあり、つまりはのブレーキが緩やかに効いた状態が維持されてしまう恐れがある。
本発明は上記のような不都合を回避可能な固定ベルトを備えた歩行補助車を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は以下の通りである。
(1) 請求項1に記載の発明は、下端に前輪を備えた前輪用フレームと、下端に後輪を備えた後輪用フレームと、上部が利用者が把持するハンドル部となるハンドルフレームと、以上の前輪用フレームと後輪用フレームとハンドルフレームとにより成る本体フレームの上下方向の中途部水平方向に設けられるバッグ用フレームと、バッグ用フレームに取り付けられるバッグと、ハンドル部と平行に設けられたブレーキ棒と、により成る歩行歩行補助車において、ハンドル部に面状ファスナを巻回したこと、一方面に雄型の面状ファスナが装着され、多方面に雌型の面状ファスナが装着され、端部に留め具を備え、中途部に剛性部を備えた固定ベルトをハンドル部に取り付けた面状ファスナに取り付けて構成した。
(2) 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の歩行補助車において、剛性部を薄板を固定して構成した。
上記のように構成される本発明が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
図1は本発明の使用状態を示す説明図である。固定ベルト30はその中途部に剛性部33を備えている。それゆえ、予めブレーキ棒9の上面に固定ベルト30が来るようにハンドル部3aに固定ベルト30を取り付けておけば、剛性部33の剛性ゆえに固定ベルト30がブレーキ棒9の下面に来ることはない。したがって図1に示す使用状態において、面状ファスナによる固定部30aをいかなる位置にしても、固定ベルト30によりブレーキ棒9が引き上げられることがなく、つまりは固定ベルト30によりブレーキが効いた状態が維持されるといった不都合が生じることがないのである。
しかも、本発明にかかる固定ベルト30は、図9に示すように、提げ手6aにベルト本体32を巻回していない場合でも、剛性部33がブレーキ棒9に当接することでベルト本体32がブレーキ棒9の下面に来る恐れがない。かかる点でもブレーキが効いた状態が維持されるといった不都合が生じることを抑制可能となる。
これに対し従来の固定ベルト8では、剛性部を備えないことから、その柔軟性及び自重により図7に示すように垂れ下がり、使用状態においては図8に示すようにブレーキ棒9の下面に当接しがちとなる。したがって使用者が面状ファスナによる固定部8aをブレーキ棒9に近い位置にすると、ブレーキが効いた状態が維持されてしまうことになるのである。
本発明の使用状態を示す説明図 固定ベルトの表面を示す説明図 固定ベルトの裏面を示す説明図 従来例を模式的に示す説明図 従来例を模式的に示す説明図 従来例を模式的に示す使用状態説明図 固定ベルトとブレーキ棒の関係を示す説明図 固定ベルトとブレーキ棒の関係を示す説明図 固定ベルトとブレーキ棒の関係を示す説明図
以下、好ましい発明の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属
する限り種々の形態を採りうる。
本発明にかかる歩行補助車は、固定ベルト及びハンドル部に面状ファスナを巻回している点を除く部分は図4に示す従来の歩行補助車と同様のフレーム構造等を有するものである。したがって同図を用いて本発明にかかる歩行補助車20のフレーム構造を概説する。なお、符号も同一部材に関しては同一符号を用いる。
本発明にかかる歩行補助車20は、図4に示すように下端に前輪1aを備えた一対の前輪用フレーム1と、下端に後輪2aを備えた一対の後輪用フレーム2と、上部が利用者が把持するハンドル部3aとなるハンドルフレーム3と、以上の前脚フレーム1、後脚フレーム2及びハンドルフレーム3より成る本体フレームの上下方向の中途部水平方向に設けられるバッグ用フレーム4を主なフレーム構造とする。
前脚フレーム1はパイプ材によって形成されており、その下端に前輪1aが回転自在に取り付けられている。後脚フレーム2もパイプ材によって形成されており、その下端に後輪1aが回転自在に取り付けられている。これら前脚フレーム1と後脚フレーム2とはその上端で回動可能に連結されるものである。
ハンドルフレーム3はコ字状のパイプ材であり、その両端は後脚フレーム2に対して回動可能に連結されている。
バッグ用フレーム4は方形のパイプ材であり、一対の後脚フレーム2,2それぞれに対して回動可能に連結されており、バッグを嵌め込むことが可能な構造となっている。
以上のように前脚フレーム1と後脚フレーム2が回動可能に連結され、ハンドルフレーム3と後脚フレーム2が回動可能に連結され、バッグ用フレーム4と後脚フレーム2が回動可能に連結されていることから、本体フレームは折畳むことが可能となるものである。
ハンドルフレーム3の上辺はハンドル部3aとなっており、このハンドル部3aと平行にブレーキ棒9が設けられている。ブレーキ棒9はハンドルフレーム3の垂直方向の一対の辺部3b,3bに対して回動可能に取り付けられた円盤12,12に両端が取り付けられており、使用者がハンドル部3aに手をかけた状態でブレーキ棒9を握ると、円盤12が回動する構造となっている。
後脚フレーム2,2の下部にはそれぞれ制動部11,11が揺動自在に取り付けられている。制動部11は端部が屈曲された板材である。制動部11,11同士は、フレーム13で連結されており、一方が揺動すると他方も揺動する構造となっている。
一方の制動部11と一方の円盤12はワイヤ10で連結されており、ブレーキ棒9を握り円盤12が回動すると、制動部11が揺動し、後輪2に当接することで、後輪2にブレーキが効く構造となっている。むろん、ブレーキ構造は、かかるものに限定されるものではなく、ワイヤが引き上げられるとブレーキシューが引き上げられ、後輪や後輪を構成する部材に当該ブレーキシューが当接することでブレーキが効くといった構造でも構わない。
図2は固定ベルト30の表面を、図3は固定ベルト30の裏面を示すものである。図示されるように固定ベルト30はその端部に留め具31a,31bを備えるベルト体であり、図1に示すように、ハンドル部3aに巻回された面状ファスナ40に取り付けて使用するものである。具体的にはベルト本体32を面状ファスナ40に巻回し、雄型ホックである留め具31aを雌型ホックである31bに嵌合して取り付けるものである。
ベルト本体32の表面には雄型の面状ファスナ34が、裏面には雌型の面状ファスナ35が設けられており、図1に示すようにベルト本体32をカゴ6の提げ手6aに巻回したうえでオス型の面状ファスナ34とメス型の面状ファスナ35を当接させて、カゴ6を固定するものである。
ベルト本体32の中途部には剛性部33が設けられている。図2、図3においてはベルト本体32にポケット部36を設け、当該ポケット部36に板材37を挿入することで剛性部33を形成してある。剛性部33の形成方法としては、他に、板材をベルト本体に接着したり、あるいは剛性部33を剛性を有する素材で形成し両端にベルと本体を接合するといった方法、その他任意の方法を採用できる。
1・・前輪フレーム 1a・・前輪
2・・後輪フレーム 2a・・後輪
3・・ハンドルフレーム 3a・・ハンドル部
4・・バッグ用フレーム 5・・バッグ
20・・歩行補助車
30・・固定ベルト 31・・留め具
33・・剛性部 34・・雄型の面状ファスナ
35・・雌型の面状ファスナ 40・・面状ファスナ

Claims (2)

  1. 下端に前輪を備えた前輪用フレームと、下端に後輪を備えた後輪用フレームと、上部が
    利用者が把持するハンドル部となるハンドルフレームと、以上の前輪用フレームと後輪用
    フレームとハンドルフレームとにより成る本体フレームの上下方向の中途部水平方向に設
    けられるバッグ用フレームと、バッグ用フレームに取り付けられるバッグと、ハンドル部
    と平行に設けられたブレーキ棒とにより成る歩行補助車において、
    ハンドル部に面状ファスナを巻回したこと、
    一方面に雄型の面状ファスナが装着され、他方面に雌型の面状ファスナが装着され、端
    部に留め具を備え、中途部に剛性部を備えた固定ベルトをハンドル部に取り付けた面状ファスナに取り付けたこと、
    前記中途部は、ブレーキ棒の上面に固定ベルトが来るように、前記ハンドル部に前記固定ベルトを取り付けた際に、前記剛性部が前記ブレーキ棒に当接する位置であること、
    を特徴とする歩行補助車。
  2. 剛性部が薄板を固定して構成した請求項1に記載の歩行補助車。
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