JP6392795B2 - 水中観測装置及びオイル注入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、海底等の水中で圧力や温度の観測を行うための水中観測装置及び、該水中観測装置にオイル注入する際に用いるオイル注入装置に関する。
水中観測装置は、海底や湖底等の水中における圧力を測定したり、その微妙な圧力変化を測定することで、水圧や音響データの収集を行っている。これらは津波の予測等の各種の用途に使用されている。
このような水中観測装置は、内蔵の電子部品の電気的絶縁性を向上させるためにオイルが注入されている。図5は、特開2003−172642号公報に開示されている水中観測装置にオイル注入装置でオイル注入する際の断面図である。また、図6は、オイル注入装置の拡大断面図である。
図5に示す水中観測装置100は、概略筒状の筐体101を有する。この筐体101の一端の開口にはオイル注入側板102が取り付けられ、他端の開口には帽子状のゴムカバー103が取り付けられている。筐体101の内壁にはセンサ取付部104が設けられている。
また、ゴムカバー103の外周縁はカバー鍔105をなし、このカバー鍔105はカバー抑リング106によって筐体101の端面に密着している。
この筐体内空間K1に絶縁リング108を介して検出用センサ(以下、センサという)109が、センサ取付部104に固定されている。筐体101の筐体内空間K1には、オイル注入装置200によりオイル107が注入される。従って、センサ109は、オイル107中に存在する状態となる。
このセンサ109の検出信号は、絶縁リング108に取り付けられたセンサ側端子110から信号線111、筐体側端子112を介して、この水中観測装置100の外部に出力されるようになっている。なお、筐体側端子112は、オイル注入側板102に取り付けられた信号取出端子113によって外部に引き出されている。
ところで、この水中観測装置100のオイル注入側板102には、オイル注入口ネジ孔114が貫通している。オイル注入口ネジ孔114の装置外に通じる側は、大径となっており、密封栓設置穴115を形成している。
図6は、オイル注入装置200を拡大して示した断面図である。オイル注入装置200は、密封機構201、アダプタ機構202を備える。
アダプタ機構202は、アダプタ205、第1パイプ207を主要構成とする。アダプタ205は、筒状体に形成されて、一端近傍にアダプタフランジ206を備える。このアダプタフランジ206の端部は、オイル注入側板102に形成されたザグリ部208と嵌合している。そして、ネジ210をアダプタフランジ206、パッキン209を介してオイル注入側板102に螺合させることにより、密封栓設置穴115側の空間と外部空間とが気密遮断さる。従って、ネジ210の螺合を解除することにより、アダプタ205はオイル注入側板102から取り外すことが可能になる。
第1パイプ207はアダプタ205の側壁に固着されて、当該第1パイプ207とアダプタ205とが連通している。この第1パイプ207には、バルブを介してポンプが接続され、またポンプにはオイル貯蔵部が接続されている。なお、ポンプ、オイル貯蔵部、バルブは、図示省略している。
密封機構201は、第2パイプ211、密封栓203、円盤212、栓係止ネジ213、ハンドル214を備えている。
第2パイプ211は、アダプタ205に挿嵌され、ネジ219によって位置固定できるようになっている。また、第2パイプ211の外壁には溝が形成されて、オーリング220が装着されている。このオーリング220により密封栓設置穴115側の空間(以下、注入孔空間)K2と外部空間とが気密に遮断されるようになっている。
この第2パイプ211の外部空間側の開口端部には、円盤212が取り付けられている。また、第2パイプ211における注入孔空間K2側の端部領域には、円盤212側の領域に対して肉厚の薄い段差部215が形成されている。
密封栓203は、段差部215に遊嵌し、注入孔空間K2側の端面に栓係止ネジ213が螺合し、他端の端面には栓固定ネジ216が螺合している。この密封栓203の外壁には溝が形成され、オーリング217が装着されている。これにより注入孔空間K2と外部空間とが気密遮断できるようになっている。さらに、密封栓203の注入孔空間K2側の端面にはオーリング218が装着されている。このオーリング218は、オイル注入口ネジ孔114の大きさより大きな寸法に設定されている。
栓固定ネジ216の先端には雄ネジが形成され、この栓固定ネジ216を円盤212に挿通して当該雄ネジを密封栓203と螺合させるようになっている。そして、栓固定ネジ216を回転させることにより雄ネジが密封栓203に螺合して、当該密封栓203を段差部215に係止する。
ハンドル214は、密封栓203を回転させて、この密封栓203に設けられている栓係止ネジ213をオイル注入口ネジ孔114に螺合させることにより、筐体内空間K1を密封する際に用いる。即ち、筐体内空間K1を密封する際には、円盤212を外し、栓固定ネジ216を引き抜いた状態で、ハンドル214を密封栓203に係止して、当該密封栓203を押し込みながら回転させる。この回転により栓係止ネジ213がオイル注入口ネジ孔114に螺合して、筐体内空間K1が密封される。
次に、このような構成のオイル注入装置200により筐体内空間K1にオイルを注入する際の手順を説明する。
先ず、図6に示すように、栓固定ネジ216を密封栓203に螺合させて、当該密封栓203を段差部215に係止する。この状態では、密封栓203は第1パイプ207の管口を開放している。
そこで、バルブを開放して、第1パイプ207を介して筐体内空間K1のエアーを吸引する(真空にする)ことにより筐体内空間K1を負圧にする。この負圧により、オイル貯蔵部に貯留されているオイル107は、第1パイプ207を介して筐体内空間K1に流入する。
作業者は、オイル貯蔵庫の貯蔵されているオイル量の変化によって筐体内空間に注入されたオイル107の量を判断し、注入量が所望量になるとバルブを閉じる。
なお、ポンプで、筐体内空間K1を真空にしたので、当該筐体内空間K1には空気は残っていないはずであるが、念のために真空引き、オイル注入工程を繰り返して、筐体内空間K1がオイルにより完全に満たされるようにする。
ところで、水中観測装置を海底等の水中に設置すると、水圧や温度によって、オイルが収縮したりすることがある。この収縮により筐体内空間にはオイルが満たされていない空間が発生し、センサ109の検出感度が低下する。そこで、オイルが満たされていない空間が発生することを見込んで、オイル量を調整する。
筐体内空間K1にオイルが注入されると、円盤212を外して栓固定ネジ216を引き抜く。そして、ハンドル214で密封栓203を押し込みながら回転させて、栓係止ネジ213をオイル注入口ネジ孔114に螺合させる。これにより筐体内空間K1が密封される。
最後に、ネジ210を外し、アダプタ205を取り外すことにより、オイルの注入作業が完了する。
特開2003−172642号公報
しかしながら、特開2003−172642号公報にかかる構成では、オイル注入作業に用いられる部品点数が多く複雑な構成であるため、多くの工程が必要となる問題があった。
また、オイルの注入は、筐体内空間を負圧にすることにより行うため、注入量を正確に調整することが困難であった。
そこで、本発明の主目的は、オイル注入処理に必要な部品点数を削減して、注入作業工程を簡略化すると共に、注入場所と設置場所とが異なる環境であっても、筐体内空間を常にオイルで充満させることが出来るようにした水中観測装置のオイル注入装置を提供することである。
上記課題を解決するため、オイル注入装置にかかる発明は、水中観測装置の筐体の一端を閉塞し、かつ、筐体内部を真空引きする際や当該筐体内部にオイルを注入する際に用いられる連通孔と、オイル注入孔、及び、エアー排気孔を密閉する気密部材と、筐体内部の気密性を保ちながら、当該筐体内部の体積を縮小する体積縮小ユニットと、を備えることを特徴とする。
また、水中観測装置にかかる発明は、上記オイル注入装置と、オイル注入側板により一端の開口が閉塞される筐体と、筐体内に設けられたセンサと、筐体の他端の開口を閉塞する端部封止弾性体と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、オイル注入処理に必要な部品点数が削減でき、また注入作業工程が簡略化できる。さらに、注入場所と設置場所とが異なる環境であっても、筐体内空間を常にオイルで充満させることができるようになる。
水中観測装置にオイル注入装置でオイル注入する際の断面図である。 オイル注入が完了した水中観測装置の断面図である。 気密栓がオイル注入側板にネジ込まれた際の様子を示す部分拡大図である。 (a)はネジを締める前であって、筐体内空間を封止する前の状態、(b)はネジを締めて筐体内空間を封止した後の状態を示す図である。 関連技術の説明に適用される水中観測装置の断面図である。 オイル注入装置の拡大断面図である。
本発明の実施形態を説明する。図1は、本実施形態にかかる水中観測装置100にオイル注入装置300でオイル注入する際の断面図である。
水中観測装置100は、概略筒状の筐体101を有する。この筐体101の一端の開口にはオイル注入側板116が取り付けられ、他端の開口には帽子状のゴムカバー(端部封止弾性体)103が取り付けられている。筐体101の内にはシャフト124が設けられている。
また、ゴムカバー103の外周縁はカバー鍔105をなし、このカバー鍔105はカバー抑リング106によって筐体101の端面に密着している。このゴムカバー103は例えば、一方の端部が閉塞されたベローズのような形状であっても良い。
この筐体内空間K1に絶縁リング108を介して検出用センサ(以下、センサという)109が、シャフト124に固定されている。筐体101の筐体内空間K1には、オイル注入装置300によりオイル107が注入される。従って、センサ109は、オイル107中に存在する状態となる。
センサ109として、圧力センサ、温度センサ、超音波センサ等の各種のセンサを用いることができる。このセンサ109の検出信号は、センサ側端子110から信号線111、筐体側端子112を介して、この水中観測装置100の外部に出力されるようになっている。なお、筐体側端子112は、オイル注入側板116に取り付けられた信号取出端子113によって外部に引き出されている。
オイル注入側板116は、中央部に筐体側端子112及び信号取出端子113が設けられ、この信号取出端子113を挟んでオイル注入孔117、エアー排気孔118が形成されている。
なお、オイル注入孔117とエアー排気孔118とを1つの孔で共用することも可能である。以下、オイル注入孔117、エアー排気孔118、これらを1つにした孔を総称して連通孔と記載する。
センサ109は、シャフト124によりオイル注入側板116に固定されている。しかし、シャフト124はセンサ109の支持機構の一例であって、この構成に限定するものではない。
また、オイル注入側板116の筐体内空間K1側は、小径に形成されて挿嵌部123をなし、この挿嵌部123が筐体101に挿入される。このとき、挿嵌部123にはオーリング121が装着されている。従って、挿嵌部123が筐体101に挿入された際には、このオーリング121により筐体内空間K1と外部空間との連通が遮断される。
このオイル注入側板116は、スペーサ119を挟んで、筐体101の端面に宛われ、ネジ120を締めることで密着するようになっている。このスペーサ119は、例えばC型部材を複数組み合わせた環状体である。但し、各C型部材は強固に連結されていない。このため、C型部材を引き抜くことが可能である。
なお、このスペーサ119を圧縮可能な環状の弾性部材で形成してもよい。
本実施例の水中観測装置100のオイル注入側板116には、オイル注入孔117、エアー排気孔118が貫通している。
オイル注入孔117、エアー排気孔118には、筐体内空間K1のエアー吸引やオイル注入を行うためのパイプ301,302が取り付けられている。
そして、パイプ301にはポンプバルブを介してエアー吸引ポンプが接続され、パイプ302にはエアー吸引により負圧となった筐体内空間K1にオイル107を供給するオイル貯蔵部がオイルバルブを介して接続されている。なお、エアー吸引ポンプ、オイル貯蔵部、ポンプバルブ、オイルバルブは、図示省略している。
次に、上記オイル注入装置300を用いてオイル注入する際の作業手順を説明する。なお、図2は、オイル注入が完了した水中観測装置100の断面図である。
先ず、作業者は、スペーサ119を挟んでオイル注入側板116を筐体101の端面に宛い、ネジ120を締めて固定する。
そして、エアー吸引ポンプと連結されたパイプ301をエアー排気孔118に接続し、オイル貯蔵部と連結されたパイプ302をオイル注入孔117に接続する。この状態では、ポンプバルブ及びオイルバルブは閉じられた状態である。
作業者は、エアー吸引ポンプを動作させ、ポンプバルブを開くことにより筐体内空間K1内を真空引きする。なお、オイル注入する際には、水中観測装置100を縦置き状態(図1は横置き状態)にして行うことが好ましい。
筐体内空間K1内が真空状態になると、ポンプバルブを閉じ、オイルバルブを開く。これにより、負圧となっている筐体内空間K1内にオイル貯蔵部からオイルが注入される。注入されるオイル量は、オイル貯蔵部に貯蔵されているオイル量の変化から判断する。
また、オイル注入孔117またはエアー排気孔118からオイル107が溢れ出ることでも筐体101がオイル107で注入されたことを判断できる。無論、パイプ301にオイル流量計を設けたり、筐体101に覗き窓を設けたりすることも可能である。
なお、オイル注入孔117とエアー排気孔118とを1つの連通孔で共用した場合、この連通孔に接続するパイプは二股とする。そして、二股の一方をパイプ301としてポンプバルブを設け、他方をパイプ302としてオイルバルブを設ければよい。
このような、真空引き及びオイル注入を1サイクルとして、複数サイクル行うことにより筐体内空間K1にオイル107が適量注入されると、ポンプバルブ、及び、オイルバルブを共に閉じ、パイプ301、302を取り外す。
その後、作業者は、オイル注入孔117及びエアー排気孔118に気密栓(気密部材)303をネジ込み又は圧入して止栓する。
図3は、気密栓303がオイル注入側板116にネジ込まれた際の様子を示す部分拡大図である。この気密栓303にはオイル注入孔117やエアー排気孔118より大きい径のオーリング304が装着されている。従って、気密栓303をネジ込むことで、オーリング304が機能して筐体内空間K1内を気密状態にすることができる。
原理的には、この状態の筐体内空間K1内にはエアーが残っていないはずであるが、場合によっては残っていることもあり得る。
そこで、気密栓303を装着した後、スペーサ119を取り外す。スペーサ119は複数のC型部材から形成されているので、スペーサ119を容易に、取り外すことができる。また、筐体内空間K1の気密性は、オーリング121により達成されるので、スペーサ119を取り外しても、当該筐体内空間K1の気密性は損なわれない。
スペーサ119を取り外した状態で、ネジ120を締めて、オイル注入側板116を筐体内空間K1側に押し込む。これにより残留するエアーの体積を縮小させることができる。
なお、スペーサ119を環状の弾性部材で形成した場合には、敢えて取り外す必要はなく、このスペーサ119を押し潰すように、ネジ120を締めればよい。
ネジを締める際には、気密栓303を緩めておいてもよい。これはネジ120を締め付けた際に、エアーがオイル注入孔117やエアー排気孔118から抜けるので、残留するエアーをなくすことが可能になるためである。
以上説明したように、少ない部品でオイル注入装置を構成したので、安価なオイル注入装置が提供できると共に、オイル注入作業工程が簡単化できるようになる。また、このため注入場所と設置場所とが異なる環境であっても、容易に筐体内空間を常にオイルで充満させることができるようになる。
なお、上記説明では、オイル注入側板116にオイル注入孔117やエアー排気孔118等の連通孔を設けた場合を説明したが、筐体101の側面に連通孔を設けても良い。
また、気密栓303により筐体内空間K1を封止する場合について説明したが、例えば図4に示すように、筐体101の側面に連通孔125を設け、ネジ120を締めた際に、この連通孔125がオーリング121を乗り越えることにより筐体内空間K1を封止できるようにしてもよい。なお、図4(a)はネジ120を締める前であって、筐体内空間K1を封止する前の状態であり、図4(b)はネジ120を締めて筐体内空間K1を封止した後の状態を示す図である。この場合、オーリング121が気密部材、即ち気密栓303としての機能を果たすことになる。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
100 水中観測装置
101 筐体
102 オイル注入側板
103 ゴムカバー(端部封止弾性体)
104 センサ取付部
105 カバー鍔
106 カバー抑リング
107 オイル
108 絶縁リング
109 センサ
110 センサ側端子
111 信号線
112 筐体側端子
113 信号取出端子
114 オイル注入口ネジ孔
115 密封栓設置穴
116 オイル注入側板
117 オイル注入孔
118 エアー排気孔
119 スペーサ
120 ネジ
121 オーリング
123 挿嵌部
124 シャフト
125 連通孔
200 オイル注入装置
201 密封機構
202 アダプタ機構
203 密封栓
205 アダプタ
206 アダプタフランジ
207 第1パイプ
208 ザグリ部
209 パッキン
210 ネジ
211 第2パイプ
212 円盤
213 栓係止ネジ
214 ハンドル
215 段差部
216 栓固定ネジ
217 オーリング
218 オーリング
219 ネジ
220 オーリング
300 オイル注入装置
301 パイプ
302 パイプ
303 気密栓(気密部材)
303 気密栓
304 オーリング

Claims (5)

  1. 水中観測装置の筐体の一端を閉塞し、かつ、前記筐体内部を真空引きする際や当該筐体内部にオイルを注入する際に用いられる連通孔と、
    前記連通孔を密閉する気密部材と、
    前記筐体内部の気密性を保ちながら、当該筐体内部の体積を縮小する体積縮小ユニットと、
    を備えることを特徴とするオイル注入装置。
  2. 水中観測装置の筐体の一端を閉塞し、かつ、前記筐体内部を真空引きする際に用いられるエアー排気孔、及び、当該筐体内部にオイルを注入する際に用いられるオイル注入孔と、
    前記オイル注入孔、及び、前記エアー排気孔を密閉する気密部材と、
    前記筐体内部の気密性を保ちながら、当該筐体内部の体積を縮小する体積縮小ユニットと、
    を備えることを特徴とするオイル注入装置。
  3. 請求項1又は2に記載のオイル注入装置であって、
    前記体積縮小ユニットは、
    前記筐体の一方の開口を閉塞するオイル注入側板と、
    前記オイル注入側板を前記筐体内部側に向かって移動させるネジと、
    前記オイル注入側板が前記筐体に挿嵌され、かつ、当該挿嵌領域の外周面と前記筐体の内面との気密を保つオーリングと、
    少なくともオイル注入時には、前記オイル注入側板が前記筐体の端面から所定距離だけ離れているように位置規定するスペーサと、を備え、
    前記筐体内にオイルが注入された際に、前記スペーサを取り外し、当該スペーサの厚み量だけ前記ネジをさらに締めることにより前記オイル注入側板を前記筐体内部側に向かって移動させることを特徴とするオイル注入装置。
  4. 請求項3に記載のオイル注入装置であって、
    前記スペーサは、C型部材を複数組み合わせて形成され、又は、環状の弾性部材により形成されている、
    ことを特徴とする水中観測装置のオイル注入装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のオイル注入装置と、
    オイル注入側板により、一端の開口が閉塞される筐体と、
    前記筐体内に設けられたセンサと、
    前記筐体の他端の開口を閉塞する端部封止弾性体と、
    を備えることを特徴とする水中観測装置。
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