JP6392217B2 - 航行支援装置、航行支援方法、および、プログラム - Google Patents

航行支援装置、航行支援方法、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、航行支援装置、航行支援方法、および、プログラムに関する。
たとえば、船舶は、海上を航行する。船舶は、航海に必要な情報として、当該船舶の周囲の海象情報などを取得する(たとえば、特許文献1参照)。
2001−133548号公報
船舶は、たとえば、気象台から配信される気象データを受信可能に構成されている場合がある。この場合、この気象データを基に、船舶に備えられたコンピュータなどが、目的地までの目標航路を設定することが考えられる。この場合、たとえば、コンピュータは、船舶の進行方向に沿う潮流に船舶が乗るような航路を設定することが考えられる。
しかしながら、上記の気象データは、海上の広域に亘る気象データである。このため、この気象データは、個々の船舶の現在地において気象が船舶に与える影響を十分に計算するためには、不十分である。より具体的には、上記の気象の観測時の誤差、および分解能などが原因で、コンピュータは、上記の気象データを用いても気象が船舶に与える影響を正確に把握することが困難な場合がある。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、海象が船舶に与える影響を、より正確に検出することのできる、航行支援装置、航行支援方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる航行支援装置は、海象データ取得部と、影響度算出部と、を備えている。前記海象データ取得部は、所定の船舶の周囲における複数の海象を特定するための海象データを取得する。前記影響度算出部は、複数の前記海象が前記船舶の航行に与える影響度を、前記船舶を基準として算出する。
(2)好ましくは、前記海象データ取得部は、前記海象データとして、波浪、海の表層潮流、および、風の少なくとも1つを特定するデータを取得する。
(3)前記影響度算出部は、前記海象データで特定される複数の前記海象のそれぞれの速度ベクトルの合成ベクトルに基づいて、前記影響度を算出する。
(4)より好ましくは、前記航行支援装置は、前記船舶の航行に関する効率を算出する効率算出部をさらに備える。前記効率算出部は、前記船舶の針路と前記合成ベクトルの方向との関係に基づいて前記効率を算出する。
(5)好ましくは、前記航行支援装置は、前記船舶の周囲における複数の領域のそれぞれにおける前記影響度を示すマップを算出する、影響度マップ算出部をさらに備えている。
(6)より好ましくは、前記航行支援装置は、前記船舶の目的地までの目標航路を設定する目標航路設定部をさらに備える。前記目標航路設定部は、前記影響度マップに基づいて、前記目標航路を設定する。
(7)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる航行支援方法は、海象データ取得ステップと、影響度算出ステップと、を含んでいる。前記海象データ取得ステップは、所定の船舶の周囲における複数の海象を特定するための海象データを取得する。前記影響度算出ステップは、複数の前記海象が前記船舶の航行に与える影響度を、前記船舶を基準として算出する。
(8)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるプログラムは、コンピュータに、海象データ取得ステップと、影響度算出ステップと、を実行させる。前記海象データ取得ステップは、所定の船舶の周囲における複数の海象を特定するための海象データを取得する。前記影響度算出ステップは、複数の前記海象が前記船舶の航行に与える影響度を、前記船舶を基準として算出する。
本発明によると、海象が船舶に与える影響を、より正確に検出することができる。
本発明の一実施形態にかかる航行支援システムを備える船舶が海上を航行している状態を示す模式図である。 自船の周囲の1箇所における海象の速度ベクトルなどを説明するための模式図である。自船の周囲の海象の一例を説明するための模式図である。 航行支援システムの概略構成を示すブロック図である。 効率算出部での処理を説明するための模式図である。 効率算出部に格納されている効率グラフを示す模式図である。 影響度マップを示す模式図である。 方位範囲設定部における処理を説明するための模式図である。 航行支援装置における処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の変形例にかかる航行支援システムの主要部のブロック図である。 マップ拡張部での処理を説明するための模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ説明する。本発明は、航行支援装置、航行支援方法、および、プログラムとして広く適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる航行支援システム1を備える船舶(自船50)が海上を航行している状態を示す模式図である。図1では、円形の領域内が、自船50およびこの自船50の周囲を示している。図2は、自船50の周囲の1箇所における各海象の速度ベクトルVwave,Vtide,Vwindなどを説明するための模式図である。
なお、「自船50の周囲」とは、自船50の航行に直接的に関係する海域をいい、たとえば、自船50から8海里程度までの領域をいう。図3は、航行支援システム1の概略構成を示すブロック図である。
図1〜図3を参照して、本実施形態では、航行支援システム1を備える船舶を自船50という。自船50は、本発明の「所定の船舶」の一例である。図1は、自船50が陸51の目的地52に向かって海上を航行している状態を示しており、かつ、自船50の周囲に波浪53、表層潮流54、および、風55が生じた状態を示している。
波浪53の向きは、海域によって異なっている。図1では、自船50の周囲における波浪53を例示している。波浪53には、波頂線531が生じている。波頂線531は、細長く延びる筋状に略連続的に存在する波頭やそれによって生じる水泡である。
表層潮流54の向きは、海域によって異なっている。図1では、自船50の周囲における表層潮流54の一例を示している。風55の向きは、海域によって異なっている。図1では、自船50の周囲における風55の一例を示している。
自船50は、たとえば、タンカーなどの大型船であり、所定の目標航路R1に沿って陸51の目的地52へ向けて航行する。
航行支援システム1は、アンテナ装置2と、航行支援装置3と、GNSS受信機4と、操作装置5と、効率表示装置6と、影響度表示装置7と、航路表示装置8と、を有している。
アンテナ装置2は、たとえば気象レータアンテナであり、送信部21と、アンテナ部22と、受信部23と、A/D変換部24と、を含んでいる。
送信部21は、固体素子(半導体素子)またはマグネトロンなどを用いて送信信号(探知信号)S1を生成するように構成されている。送信部21は、所定の周期毎に、送信信号S1をアンテナ部22へ出力する。
アンテナ部22は、送信信号S1を、指向性の強いパルス状電波として送信可能なレーダアンテナである。また、アンテナ部22は、送信信号S1に対するエコー信号(反射波)を含む受信信号S2を受信するように構成されている。アンテナ部22は、たとえばスロットアレイアンテナである。
なお、航行支援システム1は、送信信号S1を送信してすることで生じる受信信号S2を受信するまでの時間を測定する。これにより、航行支援システム1は、自船50から探知対象までの距離rを検出することができる。
アンテナ部22は、水平面上で360°回転可能に構成されており、上下に延びる鉛直軸線回りの方位方向C1に回転(自転)する。アンテナ部22は、送信信号S1の送信方向を変えながら(アンテナ部22の回転角度を変えながら)、信号S1,S2の送受信を繰り返し行うように構成されている。以上の構成で、レーダ装置1は、自船50の周囲の数海里の範囲を360°にわたり探知することができる。
なお、本実施形態では、送信信号S1(パルス状電波)を送信してから次の送信信号S1を送信するまでの動作を「スイープ」という。また、電波の送受信を行いながらアンテナ部22を360°回転させる動作を「スキャン」と呼ぶ。
受信部23は、アンテナ部22で受信した受信信号S2を検波して増幅する。受信信号S2は、エコー信号と、ノイズ信号と、を含んでいる。エコー信号は、アンテナ部22で受信された信号のうち、送信信号S1に対する水粒子および海面などでの反射波である。受信部23は、受信信号S2を、A/D変換部24へ出力する。
A/D変換部24は、アナログ形式の受信信号S2をサンプリングし、複数ビットからなるデジタルデータ(エコーデータD1)に変換する。本実施形態では、エコーデータD1は、アンテナ部22が受信したエコー信号の強度(信号レベル)を特定するデータを含んでいる。A/D変換部24は、エコーデータD1を、航行支援装置3へ出力する。
航行支援装置3は、海象(波浪53、表層潮流54、および、風55)が自船50の航行に与える影響の度合い(影響度)を、影響度ベクトルEとして算出するように構成されている。また、航行支援装置3は、海象が自船50の航行に与える影響度を、後述する影響度マップM1として算出するように構成されている。また、航行支援装置3は、上記影響度マップM1に基づいて、目的地までの最適と思われる目標航路R1を設定するように構成されている。航行支援装置3は、CPU,ROM,RAMなどを用いて形成されている。
航行支援装置3は、海象データ取得部31と、影響度ベクトル算出部32と、効率算出部33と、影響度マップ算出部34と、航路設定部35と、を有している。
海象データ取得部31は、A/D変換部24からのエコーデータD1に基づいて、自船50の周囲における海象(波浪53、表層潮流54、および、風55)を特定するための海象データD10(D11,D12,D13)を取得する。
海象データ取得部31は、波浪データ取得部311と、表層潮流データ取得部312と、風データ取得部313と、を有している。
波浪データ取得部311は、自船50の周囲における波浪53の速度ベクトルVwaveを特定する波浪データD11を生成するように構成されている。波浪データ取得部311は、たとえば、1スキャン分の複数のスイープによって得られたエコーデータD1を読み込む。これにより、波浪データ取得部311は、自船50を中心とするr−θ座標系における、各所からの受信信号S2の強度を検出する。波浪データ取得部311は、このr−θ座標での各座標での信号強度を示す輝度値データを生成する。
なお、r−θ座標系は、自船50を中心とし、自船50からの距離をrとし、かつ、方位方向C1における角度をθとする座標系である。波浪データ取得部311は、複数のスキャン時点での輝度値データを生成する。波浪データ取得部311は、これらの輝度値データを基に、3次元FFTを用いる波浪解析によって、波浪53の動き(波53の高さ、周期、および、向きなど)を検出する。
波浪データ取得部311は、r−θ座標系における各所での波浪53の速度ベクトルVwaveを特定する波浪データD11を生成する。波浪データ取得部311は、波浪データD11を、影響度ベクトル算出部32へ出力する。
表層潮流データ取得部312は、自船50の周囲における表層潮流54の速度ベクトルVtideを特定する表層潮流データD12を生成するように構成されている。表層潮流データ取得部312は、上記と同様にして輝度値データを生成する。次に、表層潮流データ取得部312は、たとえば、複数スキャン時点のそれぞれにおける輝度値データを用いた画像解析(オプティカルフロー)によって、表層潮流54を検出する。
表層潮流データ取得部312は、r−θ座標系における各所での表層潮流54の速度ベクトルVtideを特定する表層潮流データD12を生成する。表層潮流データ取得部312は、表層潮流データD12を、影響度ベクトル算出部32へ出力する。
風データ取得部313は、自船50の周囲における風55の速度ベクトルVtideを特定する風データD13を生成するように構成されている。風データ取得部313は、たとえば、上記と同様の画像解析(オプティカルフロー)によって、風55を検出する。
風データ取得部313は、r−θ座標系における各所での風55の速度ベクトルVwindを特定する風データD13を生成する。風データ取得部313は、風データD13を、影響度ベクトル算出部32へ出力する。
なお、本実施形態では、上述したように、海象データ取得部31に与えられる受信信号S2は、自船50に備えられるアンテナ装置2が自船50の周囲を探知することで取得される。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、海象データ取得部31は、自船50以外で観測された海象データを用いてもよい。
たとえば、海象データ取得部31は、気象衛星または自船の船会社のホストコンピュータなどとの通信によって、海象データD10(波浪データD11、表層潮流データD12、および風データD13)の取得に必要なデータを取得してもよい。また、海象データ取得部31は、自船50に備えられるセンサ(アンテナ装置2、風向計など)と上記の通信とを利用して、海象データD10の取得に必要なデータを取得してもよい。
影響度ベクトル算出部32は、本発明の「影響度算出部」の一例である。影響度ベクトル算出部32は、海象(波浪53、表層潮流54、風55)が自船50の航行に与える影響度を、自船50を基準(中心位置)として算出するように構成されている。
具体的には、影響度ベクトル算出部32は、海象データ取得部31で取得された海象データD10を用いて、海象(波浪53、表層潮流54、風55)が自船50の航行に与える影響度を算出する。本実施形態では、影響度ベクトル算出部32は、GNSS(全地球航法衛星システム、Global Navigation Satellite System)受信機4が人工衛星から受信した衛星データD2を基に、自船50の周囲の座標を算出する。次に、影響度ベクトル算出部32は、自船50の周囲の各位置における、各海象の速度ベクトルVwave,Vtide,Vwindを、海象データD10を用いて算出する。
影響度ベクトルEは、海象53,54,55が自船50の運動に与える影響を示すベクトルである。より具体的には、影響度ベクトルEは、海象が自船50に与える推進力に関するベクトルである。本実施形態では、影響度ベクトルEは、海象(波浪53、表層潮流54、および、風55)から自船50の船体に与えられる推進力に相当する。
影響度ベクトル算出部32は、自船50の周囲のある1地点における各海象53,54,55のそれぞれの速度ベクトルVwave,Vtide,Vwindを検出する。次に、影響度ベクトル算出部32は、当該地点における影響度ベクトルEを算出する。
具体的には、影響度ベクトル算出部32は、速度ベクトルVwave,Vtide,Vwindのそれぞれに、所定の重み付け係数α,α,αを乗じた後、これらのベクトルVwave,Vtide,Vwindを合成することで、影響度ベクトルEを算出する。影響度ベクトルE(E(x,y))は、下記式で表される。E(x,y)=f{α×vwave(x,y),α×vtide(x,y),α×vwind(x,y)}
なお、(x,y)は、影響度ベクトルEの算出対象領域の座標を示す。変数xは、たとえば東西方向の位置を示し、変数yは、南北方向の位置を示す。上記のように、影響度ベクトル算出部32は、海象データD10で特定される速度ベクトルVwave,Vtide,Vwindの合成ベクトルに基づいて、影響度ベクトルEを算出する。
影響度ベクトル算出部32は、自船50の周囲の任意の(所定の)領域毎に、影響度ベクトル算出部32を算出する。影響度ベクトル算出部32は、影響度ベクトルEを特定する影響度ベクトルデータD3を、効率算出部33および影響度マップ算出部34へ出力する。
図4は、効率算出部33での処理を説明するための模式図である。図5は、効率算出部33に格納されている効率グラフを示す模式図である。図2、図4および図5を参照して、効率算出部33は、自船50の現在の航行(運行状況)に関する効率Efを算出するために設けられている。この場合の効率Efとは、省燃費の観点からの効率をいう。
本実施形態では、効率算出部33は、自船50の位置での影響度ベクトルEと、自船50の針路ベクトルCとがなす偏角θと、効率グラフとを用いて、効率Efを算出する。具体的には、効率算出部33は、GNSS受信機4が人工衛星から受信した衛星データD2を基に、自船50の位置を算出する。また、効率算出部33は、偏角θを、たとえば下記式によって算出する。 θ=cos−1(E・C/|E||C|)
なお、偏角θは、0°≦θ≦180°である。効率算出部33は、偏角θと、効率グラフとを用いて、効率Efを算出する。効率グラフは、横軸を偏角とし、縦軸を効率とする。
効率グラフにおける効率線E1は、偏角θが大きいほど効率が低くなるように設定されている。効率線E1は、たとえば、実験などによって予め設定されている。効率算出部33は、効率線E1における偏角θの位置から、効率Efを算出する。効率算出部33は、効率Efを特定する効率データD4を、効率表示装置6へ出力する。
効率表示装置6は、たとえば、液晶表示装置である。なお、本実施形態では、効率表示装置6、影響度表示装置7および航路表示装置8は、別個の表示装置として説明するけれども、この通りでなくてもよい。たとえば、効率表示装置6の表示内容、影響度表示装置7の表示内容、および航路表示装置8の表示内容は、同一の表示装置に一括して表示されてもよい。
効率表示装置4は、効率データD4を与えられた場合、効率データD4で特定される効率Efを表示する。効率Efの表示方法は、効率Efに応じた色表示であってもよいし、数値で表示する方法であってもよい。
影響度マップ算出部34は、影響度マップM1を算出するために設けられている。影響度マップM1は、自船50の周囲における複数の領域での影響度ベクトルEの分布を示すマップである。図6は、影響度マップを示す模式図である。
図6において、説明の便宜のため、影響度マップM1に自船50を示している。図2および図6に示すように、影響度マップM1は、矩形の枠内についてのマップである。自船50の周囲の海域のうち影響度マップM1に相当する領域以外の領域は、影響度マップM1を生成されない。なお、影響度マップM1は、矩形の枠内のマップであるけれども、この通りでなくてもよい。たとえば、影響度マップM1は、自船50の位置を中心とする円形のマップであってもよい。
影響度マップM1においては、自船50の周囲の複数における複数の領域について、影響度ベクトルEが示されている。なお、図6における破線は、影響度ベクトルEの変化率が所定以上の箇所を結ぶ、境界線L2である。影響度マップ算出部34は、影響度ベクトルEの向きの変化率が所定以上の箇所に、境界線L2を設定する。
影響度マップ算出部34は、影響度マップM1を特定する影響度マップデータD5を、画像データとして生成する。影響度マップ算出部34は、この影響度マップデータD5を、影響度表示装置7および航路設定部35へ出力する。
影響度表示装置7は、たとえば、液晶表示装置である。影響度表示装置7は、図6に示す影響度マップM1を、当該影響度表示装置7の表示画面に表示する。これにより、航行支援システム1のオペレータは、自船50の周囲における海象(波浪53、表層潮流54、風55)が自船50の航行に与える影響を、知ることができる。
図1、図2および図6を参照して、航路設定部35は、自船50の現在地から目的地52までの目標航路R1を設定するために設けられている。本実施形態では、航路設定部35は、海象(影響度マップM1)を考慮した目標航路R1を設定するように構成されている。
航路設定部35は、目的地設定部351と、方位範囲設定部352と、目標航路算出部353と、を有している。
目的地設定部351は、操作装置5に接続されている。操作装置5は、航行支援システム1のオペレータによって操作される。オペレータが操作装置5を操作することで、目的地52が設定される。操作装置5は、目的地52を特定する座標データD6を、目的地設定部351へ出力する。目的地設定部351は、操作装置5から与えられた座標データD6に基づいて、目的地52を設定する。目的地設定部351は、目的地52の座標データD6を、方位範囲設定部352に出力する。
図7は、方位範囲設定部352における処理を説明するための模式図である。図2および図7を参照して、方位範囲設定部352は、衛星データD2、目的地52の座標データD6、および、影響度マップM1などを用いて、影響度マップM1内における、目的地52に関する方位範囲A1を設定する。具体的には、方位範囲設定部352は、GNSS受信機4が人工衛星から受信した衛星データD2を基に、自船50の座標を算出する。
方位範囲設定部352は、自船50の座標と目的地52の座標とを結ぶ直線L11と、影響度マップM1の端縁点との交点P1を設定する。次に、方位範囲設定部352は、この交点P1を中心とする影響度マップM1の端縁点の所定範囲を、方位範囲A1として設定する。方位範囲A1の長さは、適宜設定される。方位範囲設定部352は、方位範囲A1、および影響度マップM1を特定するデータD7を、目標航路算出部353へ出力する。
目標航路算出部353は、影響度マップM1、および、方位範囲A1を用いて、目標航路R1を設定するように構成されている。たとえば、目標航路算出部353は、偏角θが最も小さくなるような地点をたどって自船50の現在地から方位範囲A1に到達するように、影響度マップM1内における目標航路R1を設定する。このときの目標航路R1は、方位範囲A1までの最短航路R2(直線L11)とは必ずしも一致しない。目標航路算出部353は、影響度マップM1外における領域での目標航路R1は、たとえば、予め記憶されている海図データにしたがって設定する。目標航路算出部353は、設定した目標航路R1を特定する航路データD8を、航路表示装置8に出力する。
航路表示装置8は、たとえば、液晶表示装置である。航路表示装置8は、たとえば、航路データD8と海図データとに基づいて、目標航路R1および自船50の周囲の海図を表示する。
図8は、航行支援装置3における処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、航行支援装置3における処理の流れを説明する際には、図8以外の図も適宜参照する。
航行支援装置3は、以下に示すフローチャートの各ステップを、図示しないメモリから読み出して実行する。このプログラムは、外部からインストールできる。このインストールされるプログラムは、たとえば記録媒体に格納された状態で流通する。
航行支援装置3においては、まず、海象データ取得部31が、海象データD10を取得する(ステップS1)。次に、影響度ベクトル算出部32は、海象データD10、およびGNSS受信機4からの衛星データD2などを用いて、影響度ベクトルEを算出する(ステップS2)。次に、効率算出部33は、自船50の現在地における影響度ベクトルEと、針路ベクトルCとに基づいて、効率Efを算出し、効率Efを特定する効率データD4を効率表示装置6に出力する(ステップS3)。
また、影響度マップ算出部34は、影響度マップM1を算出し、影響度マップデータD5を、影響度表示装置7と、航路設定部35に出力する(ステップS4)。航路設定部35は、影響度マップデータD5、GNSS受信機4からの衛星データD2、操作装置5からの座標データD6、および、海図データなどに基づいて、目標航路R1を算出し、航路データD8を航路表示装置8に出力する(ステップS5)。
[プログラム] 本実施形態の航行支援装置3にかかるプログラムは、コンピュータに、航行支援装置33の処理を実行させるプログラムであればよい。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施形態における航行支援装置3と、航行支援方法と、を実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、海象データ取得部31、影響度ベクトル算出部32、効率算出部33、影響度マップ算出部34、および航路設定部35として機能し、処理を行う。なお、航行支援装置3は、本実施形態のように、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよいし、ハードウェアによって実現されてもよい。
以上説明したように、本実施形態にかかる航行支援装置3によると、影響度ベクトル算出部32は、複数の海象(波浪53、表層潮流54、風55)が自船50の航行に与える影響度ベクトルEを、自船50を基準として算出する。このように、影響度ベクトル算出部32が、自船50の位置を基準として影響度ベクトルEを算出することで、海象(波浪53、表層潮流54、風55)が自船50の航行に与える影響を、より正確に検出することができる。
自船50の航行におけるエネルギー消費の少ない目標航路R1の設定については、自船50の周囲における海象が自船50の船体に及ぼす影響度を定量的に知る必要がある。従来、この影響度(自船50を押す力)の算出は、気象台などから配信されるデータに基づいて行われていた。このため、実際の自船50の現在地においては、上記データの予測誤差、分解能などに起因して、正確な影響度の算出が困難であった。これに対して、航行支援装置3によると、自船50を基準として影響度ベクトルEが算出されるので、自船50の現在地における影響度ベクトルEを、より正確に算出できる。このため、航行支援装置3のオペレータは、目的に応じた操船のための、より正確な判断材料を得ることができる。
また、航行支援装置3によると、海象データ取得部31は、波浪データD11、表層潮流データD12、および、風データD13を取得する。そして、影響度ベクトル算出部32は、各速度ベクトルVwave,Vtide,Vwindの合成ベクトルに基づいて、影響度ベクトルEを算出する。この構成により、航行支援装置3は、自船50の航行に大きな影響を与える波浪53、表層潮流54、および風55を考慮して、影響度ベクトルEを算出できる。
また、航行支援装置3によると、効率算出部33は、自船50の針路ベクトルCと影響度ベクトルEとの関係に基づいて効率Efを算出する。このような構成により、航行支援装置3は、自船50の針路が省エネルギーの観点から適切であるか否かを、算出できる。また、自船50における省燃費な航海を実現するためには、影響度ベクトルEと、自船50の針路ベクトルCとを一致させることが最も効果的である。従来、船舶の操船においては、オペレータは、自船50への海象の影響(影響度ベクトルE)を視覚的に確認することができなかった。これに対して、航行支援装置3は、効率Efを効率表示装置6に表示させることができる。これにより、オペレータは、自船50のへの海象の影響を視覚的に確認できる。よって、オペレータは、自船50を、より効率的に航行させることができる。
また、航行支援装置3によると、影響度マップ算出部34をさらに備えている。この構成により、自船50を基準とした、周囲の海象による影響度ベクトルEのマップM1を取得することができる。
また、航行支援装置3によると、航路設定部35は、影響度マップM1に基づいて、目標航路R1を設定する。この構成により、自船50が海象からより良い作用を受けることのできる目標航路R1を、航路設定部35で設定できる。
なお、従来の海象に基づく目標航路設定などでは、人工衛星からの情報、および、気象台などによるマクロな海域に対する海象観測情報、に基づく目標設定が主流であった。しかしながら、このようなマクロな海象情報に基づく目標航路の設定では、上記海象観測の誤差・分解能などに起因して、効率の悪い目標の設定が行われる場合がある。また、海象予報エラーに起因して、効率の悪い目標の設定が行われる場合がある。しかしながら、本実施形態では、航行支援装置3は、自船50に搭載されたセンサ(アンテナ装置2)で得られた受信信号S2に基づいて、目標航路R1を設定できる。これにより、航行支援装置3は、自船50の周囲の局所的な(ミクロな)領域について、最適な目標航路R1を設定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したけれども、本発明は上述の実施の形態に限られない。本発明は、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能である。たとえば、次のように変更して実施してもよい。
(1)たとえば、上述の航路設定部35の方位範囲設定部352に代えて、図9に示すマップ拡張部354が設けられてもよい。図9は、本発明の変形例にかかる航行支援システムの主要部のブロック図である。なお、図9に示す変形例においては、マップ拡張部354以外の構成は、上述の実施形態の構成と同様であるので、図に同一の符号を付して説明を省略する。図10は、マップ拡張部354での処理を説明するための模式図である。
図9および図10を参照して、マップ拡張部354は、影響度マップデータD5と、目的地52の座標データD6とを読み込む。マップ拡張部354は、図10に示すように、影響度マップM1が作成された領域外(マップ外領域M2)に目的地52が存在する場合、影響度マップM1を、拡張する。具体的には、マップ拡張部354は、マップ外領域M2について影響度マップM1で特定される海象の傾向が連続すると仮定して、影響度マップM1を拡張する。
この場合、影響度マップM1における境界線L2の形状の傾向を保持するように境界線L2が延長される。境界線L2の延長方法として、たとえば、影響度マップM1の端での境界線L2の端点L2a,L2bを結ぶ直線L3(境界線)を、マップ外領域M2に追加する方法が考えられる。なお、境界線L2の延長方法として、線形予測分析のようなスペクトル解析によりモデル化した境界線情報が用いられてもよい。
さらに、決定される境界線L2,L3と沿うようにして、影響度マップM1における端点L2a,L2bに最も近い各影響度ベクトルE(E1〜E4)をマップ外領域M2にコピーすることで、マップ外領域M2での各影響度ベクトルE'を決定する。なお、マップ外領域M2での各影響度ベクトルE'についても線形予測分析等を用いて設定されてもよい。
拡張された影響度マップM1の影響度マップデータは、目標航路算出部353へ出力される。目標航路算出部353は、この影響度マップデータを用いて、目標航路R1を設定する。この場合の目標航路R1は、たとえば、自船50の現在地と目的地52との最短目標航路R2とは必ずしも一致しない。
(2)また、上述の実施形態では、自船の周囲の海象情報として、波浪、表層潮流、および、風が検出される形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、自船の周囲の海象情報として、波浪、表層潮流、および、風のなかの1つまたは2つのみが検出されてもよい。また、自船の周囲の海象情報として、他の海象が検出されてもよい。
(3)また、本発明は、海象を検出する構成ではあるけれども、淡水でも用いることができる。
本発明は、航行支援装置、航行支援方法、および、プログラムとして広く適用することができる。
3 航行支援装置
33 効率算出部
32 影響度ベクトル算出部(影響度算出部)
34 影響度マップ算出部
35 航路設定部(目標航路設定部)
50 自船(所定の船舶)
311 海象データ取得部
D10 海象データ
Ef 効率
R1 目標航路

Claims (6)

  1. 所定の船舶の周囲における複数の海象を特定するための海象データを取得する、海象データ取得部と、
    複数の前記海象が前記船舶の航行に与える影響度を、前記船舶を基準として算出する、影響度算出部と、
    前記船舶の航行に関する効率を算出する効率算出部と、
    を備えていることを特徴とする、航行支援装置であって、
    前記影響度算出部は、前記海象データで特定される複数の前記海象のそれぞれの速度ベクトルの合成ベクトルに基づいて、前記影響度を算出し、
    前記効率算出部は、前記船舶の針路と前記合成ベクトルの方向との関係に基づいて前記効率を算出することを特徴とする、航行支援装置。
  2. 請求項1に記載の航行支援装置であって、
    前記海象データ取得部は、前記海象データとして、波浪、海の表層潮流、および、風の少なくとも1つを特定するデータを取得するように構成されていることを特徴とする、航行支援装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の航行支援装置であって、
    前記船舶の周囲における複数の領域のそれぞれにおける前記影響度を示すマップを算出する、影響度マップ算出部をさらに備えていることを特徴とする、航行支援装置。
  4. 請求項3に記載の航行支援装置であって、
    前記船舶の目的地までの目標航路を設定する目標航路設定部をさらに備え、
    前記目標航路設定部は、前記影響度マップに基づいて、前記目標航路を設定することを特徴とする、航行支援装置。
  5. 所定の船舶の周囲における複数の海象を特定するための海象データを取得する、海象データ取得ステップと、
    複数の前記海象が前記船舶の航行に与える影響度を、前記船舶を基準として算出する、影響度算出ステップと、
    前記船舶の航行に関する効率を算出する効率算出ステップと、
    を含んでいることを特徴とする、航行支援方法であって、
    前記影響度算出ステップは、前記海象データで特定される複数の前記海象のそれぞれの速度ベクトルの合成ベクトルに基づいて、前記影響度を算出し、
    前記効率算出ステップは、前記船舶の針路と前記合成ベクトルの方向との関係に基づいて前記効率を算出することを特徴とする、航行支援方法。
  6. コンピュータに、
    所定の船舶の周囲における複数の海象を特定するための海象データを取得する、海象データ取得ステップと、
    複数の前記海象が前記船舶の航行に与える影響度を、前記船舶を基準として算出する、影響度算出ステップと、
    前記船舶の航行に関する効率を算出する効率算出ステップと、
    を実行させることを特徴とする、プログラムであって、
    前記影響度算出ステップは、前記海象データで特定される複数の前記海象のそれぞれの速度ベクトルの合成ベクトルに基づいて、前記影響度を算出し、
    前記効率算出ステップは、前記船舶の針路と前記合成ベクトルの方向との関係に基づいて前記効率を算出することを特徴とする、プログラム。
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