JP6391094B2 - 少なくとも1種のジアルキルホスフィン酸と、それとは異なる他の少なくとも1種のジアルキルホスフィン酸との混和物、それの製造方法及び使用 - Google Patents

少なくとも1種のジアルキルホスフィン酸と、それとは異なる他の少なくとも1種のジアルキルホスフィン酸との混和物、それの製造方法及び使用 Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも1種のジアルキルホスフィン酸と、それとは異なる他の少なくとも一種のジアルキルホスフィン酸との混和物、それの製造方法及び使用に関する。
様々な機器、例えばコンピュータ、カメラ、携帯電話、LCDディスプレイ、TFTディスプレイ、およびその他の電子機器においてますます使用が増えているプリント基板を製造する際には、様々な材料、とりわけプラスチックが用いられる。このプラスチックに属するのは、なかでも熱硬化性材料、ガラス繊維強化熱硬化性材料、および熱可塑性材料である。エポキシ樹脂が、その優れた特性の故に非常に頻繁に利用されている。
対応する規格(IPC−4101、リジッドおよび多層プリント基板のための基材に関する仕様書)に基づき、これらのプリント基板は難燃加工または耐炎加工されなければならない。
プリント基板を製造する際にはプリント基板の熱膨張が問題になる。プリント基板の電子機器製造の条件は、プリント基板が損傷または変形なく高い熱負荷に耐えることを要求している。プリント基板上への導体路の敷設(鉛フリーのはんだ付け)は、最高で約260℃の温度で行われる。
したがって、プリント基板が熱ストレス下で歪まず、かつ製品が寸法安定性を維持することが重要である。
殊に、熱膨張は既にプリプレグ(予備含浸繊維を意味するpreimpregnated fibresの短縮形)およびラミネートの際にも重要である。なぜならプリプレグおよびラミネートはプリント基板の未加工形態つまり前段階だからである。
したがって、優良で寸法安定性の製品(完成したプリント基板)を得るには、被検体の熱膨張を最小化することが肝要である。
本発明の課題は、プリプレグ、プリント基板、およびラミネートのためのプラスチックを、仮に熱膨張するとしても非常に僅かにしか熱膨張せず、寸法安定性が満たされるように加工することである。
上記の課題は、少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸
Figure 0006391094
[式中、
、Rは、同じかまたは異なっており、そしてC〜C18アルキル、C〜C18アルケニル、C〜C18アリール、C〜C18アルキル−アリールを意味する]
と、それとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸
Figure 0006391094
[式中、
、Rは、同じかまたは異なっており、そしてC〜C18アルキル、C〜C18アルケニル、C〜C18アリール、および/またはC〜C18アルキル−アリールを意味する]
との混合物であって、但し、基RおよびRのうちの少なくとも一つは、RおよびRと異なっている、混合物によって解決される。
好ましくは、RおよびRは、同じかまたは異なっており、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、および/またはフェニルを意味する。
好ましくは、RおよびRは、同じかまたは異なっており、そしてメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシルおよび/またはフェニルを意味し、但し、基RとRのうちの少なくとも一つはRおよびRと異なっている。
好ましくは、混和物は式(I)のジアルキルホスフィン酸を0.1〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を99.9〜0.1重量%含有している。
より好ましいものは、式(I)のジアルキルホスフィン酸を40〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を60〜0.1重量%含有している混和物である。
更に好ましいものは、式(I)のジアルキルホスフィン酸を60〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を40〜0.1重量%含有している混和物である。
また、式(I)のジアルキルホスフィン酸を80〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を20〜0.1重量%含有している混和物も好ましい。
また同様に、式(I)のジアルキルホスフィン酸を90〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を10〜0.1重量%含有する混和物も好ましい。
加えて、式(I)のジアルキルホスフィン酸を95〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を5〜0.1重量%含有する混和物も好ましい。
しかし、式(I)のジアルキルホスフィン酸を98〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を2〜0.1重量%含有する混和物が特に好ましい。
好ましくは、ジアルキルホスフィン酸は、ジエチルホスフィン酸、エチル−プロピルホスフィン酸、エチル−ブチルホスフィン酸、エチル−ペンチルホスフィン酸、エチル−ヘキシルホスフィン酸、ジプロピルホスフィン酸、プロピル−ブチルホスフィン酸、プロピル−ペンチルホスフィン酸、プロピル−ヘキシルホスフィン酸、ジブチルホスフィン酸、ブチル−ペンチルホスフィン酸、ブチル−ヘキシルホスフィン酸、ジペンチルホスフィン酸、ペンチル−ヘキシルホスフィン酸および/またはジヘキシルホスフィン酸である。
本発明において特に好ましいものは、ジエチルホスフィン酸を98〜99.9重量%およびブチル−エチルホスフィン酸を2〜0.1重量%含有する混和物である。
好ましくは、本発明の混和物はさらに少なくとも1種の相乗剤を含有しており、この際、相乗剤は、窒素含有化合物、例えばメレム、メラム、メロン、ホウ酸メラミン、シアヌル酸メラミン、リン酸メラミン、リン酸ジメラミン、三リン酸ペンタメラミン、二リン酸トリメラミン、三リン酸テトラキスメラミン、五リン酸ヘキサキスメラミン、二リン酸メラミン、四リン酸メラミン、ピロリン酸メラミン、ポリリン酸メラミン、ポリリン酸メラム、ポリリン酸メレム、および/またはポリリン酸メロンであり;
アルミニウム化合物、例えば水酸化アルミニウム、ハロイサイト、サファイア製品、ベーマイト、ナノベーマイトであり;
マグネシウム化合物、例えば水酸化マグネシウムであり;
スズ化合物、例えば酸化スズであり;
アンチモン化合物、例えば酸化アンチモンであり;
亜鉛化合物、例えば酸化亜鉛、水酸化亜鉛、酸化亜鉛水和物、炭酸亜鉛、スズ酸亜鉛、ヒドロキシスズ酸亜鉛、ケイ酸亜鉛、リン酸亜鉛、ホウリン酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、および/またはモリブデン酸亜鉛であり;
ケイ素化合物、例えばシリケートおよび/またはシリコーンであり;
リン化合物、例えばホスフィン酸およびその塩、ホスホン酸およびその塩、ならびに/またはホスフィンオキシド、ホスファゼンおよび/または(ピロ)リン酸ピペラジン類であり;
カルボジイミド、ピペラジン類、(ポリ−)イソシアナート、スチレン−アクリルポリマー、および/またはカルビニルビスカプロラクタムであり;
トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌラートと芳香族ポリカルビン酸のオリゴマーエステル、またはベンゾグアナミン、アセトグアナミン、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌラート、アラントイン、グリコウリル、シアヌラート、シアヌラート・エポキシド化合物、シアヌル酸尿素、ジシアンアミド、グアニジン、リン酸グアニジン、および/または硫酸グアニジンの群からの窒素含有化合物、
である。
好ましくは、混和物は、請求項1〜7のいずれか一つに記載の少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸と少なくとも1種の式(II)のそれとは異なるジアルキルホスフィン酸の混和物を99〜1重量%および相乗剤を1〜99重量%含有している。
本発明は、請求項1〜12のいずれか一つに記載の混和物の製造方法であって、リン源を開始剤およびオレフィンと反応させ、そしてそうしてアルキル化されたリン化合物を鉱酸で処理し、そして濃縮及び仕上げ処理によって、少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸とそれとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸との混合物に転化することを特徴とする、前記方法にも関する。
好ましくは、リン源はホスフィン酸塩であり、オレフィンはエチレンであり、鉱酸は硫酸または塩酸であり、そしてラジカル開始剤は、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)二塩酸塩、アゾビス(イソブチロニトリル)、4,4’アゾビス(4−シアノペンタン酸)、および/もしくは2,2’アゾビス(2−メチルブチロニトリル)であり、または過酸化水素、ペルオキソ二硫酸アンモニウム、ペルオキソ二硫酸カリウム、ジベンゾイルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、過酢酸、ジイソブチリルペルオキシド、クメンペルオキシネオデカノアート、tert−ブチルペルオキシネオデカノアート、tert−ブチルペルオキシピバラート、tert−アミルペルオキシピバラート、ジプロピルペルオキシジカルボナート、ジブチルペルオキシジカルボナート、ジミリスチルペルオキシジカルボナート、ジラウロイルペルオキシド、1,1,3,3−テトラメチルブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノアート、tert−アミルペルオキシ−2−エチルヘキシルカルボナート、tert−ブチルペルオキシイソブチラート、1,1−ジ−(tert−ブチルペルオキシ)シクロヘキサン、tert−ブチルペルオキシベンゾアート、tert−ブチルペルオキシアセタート、tert−ブチルペルオキシジエチルアセタート、tert−ブチルペルオキシイソプロピルカルボナート、2,2−ジ−(tert−ブチルペルオキシ)ブタン、tert−アミルヒドロペルオキシド、および/もしくは2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサンである。
好ましくは、該方法は、ホスフィン酸ナトリウムをエチレンと、次いで希硫酸と反応させ、濃縮し、濾過しそして蒸留して、ジエチルホスフィン酸とブチル−エチルホスフィン酸との混和物を得るように行われる。
好ましくは、反応は溶剤中で行われ、そしてこの溶剤はアルコール、酸または水である。
好ましくは、反応温度は50℃と150℃との間である。
本発明は、他の合成用の中間体、結合剤、エポキシ樹脂、ポリウレタンおよび不飽和ポリエステル樹脂の硬化時の架橋剤または促進剤、ポリマー安定剤、植物保護剤、金属イオン封鎖剤、鉱油用添加剤、腐食防止剤としての、または洗濯洗剤および洗浄剤の用途ならびに電子機器の用途における、請求項1〜12のいずれか一つに記載の混和物の使用を包含する。
特に本発明は、難燃剤、とりわけ透明塗料および発泡性防炎塗料用の難燃剤、木材およびその他のセルロース含有製品用の難燃剤、ポリマー用の反応性および/または非反応性難燃剤としての、難燃化ポリマー成形材料の製造のための、難燃化ポリマー成形体の製造のための、ならびに/またはポリエステルとセルロース単一布およびセルロース混紡布の含浸による難燃加工をするための、ならびに相乗剤としての、請求項1〜14のいずれか一つに記載の混和物の使用を包含する。
本発明は、請求項1〜14のいずれか一つに記載の混和物を0.5〜45重量%、熱可塑性もしくは熱硬化性のポリマーまたはこれらの混和物を0.5〜99.5重量%、添加剤を0〜55重量%、および充填剤または強化材料を0〜55重量%含有しており、これら成分の合計が100重量%になる、難燃化された熱可塑性または熱硬化性のポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、およびポリマー繊維にも関する。
最後に本発明は、請求項1〜14のいずれか一つに記載の混和物を1〜30重量%、熱可塑性もしくは熱硬化性のポリマーまたはこれらの混和物を10〜95重量%、添加剤を2〜30重量%、および充填剤または強化材料を2〜30重量%含有しており、これら成分の合計が100重量%になる、難燃化された熱可塑性または熱硬化性のポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、およびポリマー繊維にも関する。
少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸と、それとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸との混和物であって、ただし基RおよびRのうちの少なくとも一つが、RおよびRと異なっている混和物が特許請求される。これは、RとRのうちいずれかがRおよびRと異なっているか、または両方、すなわちRとRの両方がRおよびRと異なっていることを意味する。
好ましくは、少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸とそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸との混和物は、
ジメチルホスフィン酸とメチル−エチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とメチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とメチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とメチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とエチル−エチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とプロピル−プロピル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とブチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とペンチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジメチルホスフィン酸とヘキシル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とメチル−エチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とメチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とメチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とメチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とプロピル−プロピル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とブチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とペンチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジエチルホスフィン酸とヘキシル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とメチル−エチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とメチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とメチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とメチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とブチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とペンチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジプロピルホスフィン酸とヘキシル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とメチル−エチル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とメチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とメチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とメチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とペンチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジブチルホスフィン酸とヘキシル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とメチル−エチル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とメチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とメチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とメチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジペンチルホスフィン酸とヘキシル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とメチル−エチル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とメチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とメチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とメチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ジヘキシルホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とメチル−プロピル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とメチル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とメチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−エチル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とメチル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とメチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−プロピル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とメチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ブチル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とメチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ペンチル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
メチル−ヘキシル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−プロピル−ホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−プロピル−ホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−プロピル−ホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−プロピル−ホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−プロピル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−プロピル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−プロピル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−プロピル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−プロピル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とエチル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とブチル−プロピル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とペンチル−エチル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とペンチル−プロピル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とペンチル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−ブチル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とブチル−プロピル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とペンチル−プロピル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とペンチル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−ペンチル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とエチル−プロピル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とエチル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とエチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とプロピル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とブチル−プロピル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とペンチル−プロピル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とペンチル−ブチル−ホスフィン酸、
エチル−ヘキシル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
プロピル−ブチル−ホスフィン酸とプロピル−ペンチル−ホスフィン酸、
プロピル−ブチル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
プロピル−ブチル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
プロピル−ブチル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
プロピル−ブチル−ホスフィン酸とペンチル−プロピル−ホスフィン酸、
プロピル−ブチル−ホスフィン酸とペンチル−ブチル−ホスフィン酸、
プロピル−ブチル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
プロピル−ブチル−ホスフィン酸とヘキシル−ブチル−ホスフィン酸、
プロピル−ブチル−ホスフィン酸とヘキシル−プロピル−ホスフィン酸、
プロピル−ペンチル−ホスフィン酸とプロピル−ヘキシル−ホスフィン酸、
プロピル−ペンチル−ホスフィン酸とブチル−ペンチル−ホスフィン酸、
プロピル−ペンチル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
プロピル−ペンチル−ホスフィン酸とペンチル−ブチル−ホスフィン酸、
プロピル−ペンチル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
プロピル−ヘキシル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
プロピル−ヘキシル−ホスフィン酸とペンチル−ブチル−ホスフィン酸、
プロピル−ヘキシル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ブチル−ペンチル−ホスフィン酸とブチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ブチル−ペンチル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
ブチル−ペンチル−ホスフィン酸とヘキシル−ブチル−ホスフィン酸、
ブチル−ペンチル−ホスフィン酸とヘキシル−ペンチル−ホスフィン酸、
ブチル−ヘキシル−ホスフィン酸とペンチル−ヘキシル−ホスフィン酸、
から構成されている。
上記のリストは、全てのバリエーション、例えばn−、iso−、tert−などなどのバリエーションも一緒に含み、すなわち例えばtert−ブチル−イソペンチルホスフィン酸およびイソヘキシル−n−ペンチルホスフィン酸および全ての他の考え得る混和物も包含する。
それに加え、多成分混合物、例えばジメチルホスフィン酸とメチル−エチルホスフィン酸とメチル−プロピルホスフィン酸との混和物、ジエチルホスフィン酸とメチル−エチルホスフィン酸とジプロピルホスフィン酸との混和物なども生じ得;相応して、四元混和物および上記のジホスフィン酸のより数多く含む混和物も可能である。
特に好ましいものは、ジメチルホスフィン酸とブチル−エチルホスフィン酸との混和物、ジエチルホスフィン酸とブチル−エチルホスフィン酸との混和物、ジプロピルホスフィン酸とブチル−エチルホスフィン酸との混和物、ジブチルホスフィン酸とブチル−エチルホスフィン酸との混和物、ジメチルホスフィン酸とヘキシル−エチルホスフィン酸との混和物、ジエチルホスフィン酸とヘキシル−エチルホスフィン酸との混和物である。
好ましくは、混合物は、式(1)のジホスフィン酸を0.1〜99.9重量%および式(II)のブチル−アルキルホスフィン酸を99.9〜0.1重量%含有する。
特に好ましくは、混合物は、式(I)のジホスフィン酸を99.9〜50重量%および式(II)のブチル−アルキルホスフィン酸を0.1〜50重量%含有する。
特に好ましくは、混合物は、式(I)のジホスフィン酸を80〜99.5重量%および式(II)のブチル−アルキルホスフィン酸を0.5〜20重量%含有する。
とりわけ好ましくは、混合物は、式(I)のジホスフィン酸を95〜99.9重量%および式(II)のブチル−アルキルホスフィン酸を0.1〜5重量%含有する。
この際、式(I)のジホスフィン酸としてはジエチルホスフィン酸が、そして式(II)のブチル−アルキルホスフィン酸としてはブチル−エチルホスフィン酸が好ましい。
本発明は、特に、ジエチルホスフィン酸98〜99.9重量%およびブチル−エチルホスフィン酸2〜0.1重量%からなる混合物を包含する。
好ましくは、該混合物は、上述した通り、更に少なくとも1種の相乗剤を含む。好ましくは、相乗剤は膨張に対し中性の少なくとも1種の材料であり、つまり相乗剤は熱またはそれに類する負荷下でその大きさを変化させない。このような変化は熱膨張率によって決定することができる。熱膨張率は、温度変化の際の材料の寸法変化を表す。
好ましくは、混合物は、請求項1〜12のいずれか一つに記載の少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸と少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸の混和物を65〜1重量%および相乗剤を1〜35重量%含有している。
好ましくは、該混合物は、請求項1〜12のいずれか一つに記載の少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸と少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸との混和物を80〜95重量%、および相乗剤を5〜20重量%も含有する。
好ましくは、本発明の方法においては、溶剤として酢酸または水が使用され、そして反応温度は好ましくは80〜120℃である。
好ましいのは、本発明による少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸とそれとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸の混和物を、ポリマー系に混入させることにより加工することである。
混入は、混錬、分散、および/または押出によって行われる。
好ましくは、本発明による少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸とそれとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸の混和物の使用は、ポリマー系に添加導入することによって行われる。
特に好ましくは、少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸とそれとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸の混和物の使用は、ポリマー系中への反応導入によって行われる。この反応導入は、ポリマー系のポリマーストランドへの結果的に生じる永久結合を特徴とし、これにより、本発明による少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸とそれとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸の混合物は溶出できなくなる。
本発明による混和物は、さらなる難燃剤およびさらなる相乗剤と共に用いることができる。さらなる難燃剤に属するのは、例えばホスフィナート、ホスホナート、ホスファート、ホスホン酸、ホスフィン酸、リン酸、ホスファン、酸化ホスファン、酸化リンなどのようなリン化合物である。
難燃化されたポリマー成形材料およびポリマー成形体のための適切なポリマー用添加剤は、UV吸収剤、光安定剤、潤滑剤、着色剤、帯電防止剤、核剤、充填剤、相乗剤、強化剤などである。
好ましくは、ポリマー系は、ポリアミド、ポリエステル、もしくはポリスチレンのような熱可塑性ポリマーおよび/または熱硬化性ポリマーの群からのものである。
特に好ましくは、熱硬化性ポリマーはエポキシ樹脂である。
特に好ましくは、熱硬化性ポリマーは、フェノール類および/またはジシアンジアミド[より一般的にはフェノール誘導体(レゾール);アルコールおよびアミン、とりわけフェノール誘導体およびジシアンジアミド]によって硬化されているエポキシ樹脂である。
特に好ましくは、熱硬化性ポリマーは、フェノール類および/またはジシアンジアミドおよび/または触媒によって硬化されているエポキシ樹脂である。
好ましくは、触媒はイミダゾール化合物である。
好ましくは、エポキシ樹脂はポリエポキシド化合物である。
好ましくは、エポキシ樹脂は、ノボラックおよび/またはビスフェノールAをベースとする樹脂である。
好ましくは、ポリマーはモノオレフィンおよびジオレフィンのポリマー、例えばポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリブテン−1、ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリイソプレン、またはポリブタジエン、ならびに例えばシクロペンテンまたはノルボルネンのようなシクロオレフィンの重合体であり、さらに(場合によっては架橋可能な)ポリエチレン、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)、高密度および高モル質量ポリエチレン(HDPE−HMW)、高密度および超高モル質量ポリエチレン(HDPE−UHMW)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、分枝状低密度ポリエチレン(VLDPE)、ならびにその混和物である。
好ましくは、ポリマーはモノオレフィンおよびジオレフィンの相互間でのまたは別のビニルモノマーとのコポリマー、例えばエチレン・プロピレンコポリマー、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)およびその低密度ポリエチレン(LDPE)との混和物、プロピレン・ブテン−1コポリマー、プロピレン・イソブチレンコポリマー、エチレン・ブテン−1コポリマー、エチレン・ヘキセンコポリマー、エチレン・メチルペンテンコポリマー、エチレン・ヘプテンコポリマー、エチレン・オクテンコポリマー、プロピレン・ブタジエンコポリマー、イソブチレン・イソプレンコポリマー、エチレン・アルキルアクリラートコポリマー、エチレン・アルキルメタクリラートコポリマー、エチレン・ビニルアセタートコポリマーおよびその一酸化炭素とのコポリマー、またはエチレン・アクリル酸コポリマーおよびその塩(アイオノマー)、ならびにエチレンのプロピレンおよびジエン、例えばヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、もしくはエチリデンノルボルネンとのターポリマーであり、さらにこれらコポリマーの相互間での混和物、例えばポリプロピレン/エチレン・プロピレンコポリマー、LDPE/エチレン・ビニルアセタートコポリマー、LDPE/エチレン・アクリル酸コポリマー、LLDPE/エチレン・ビニルアセタートコポリマー、LLDPE/エチレン・アクリル酸コポリマー、および交互またはランダムに構成されたポリアルキレン/一酸化炭素コポリマー、ならびにその例えばポリアミドのような別のポリマーとの混和物である。
好ましくは、ポリマーは炭化水素樹脂(例えばC〜C)およびその水素化変性体(例えば接着性付与樹脂)ならびにポリアルキレンとデンプンの混和物である。
好ましくは、ポリマーはポリスチレン(Polystyrol(登録商標)143E(BASF)、ポリ(p−メチルスチレン)、ポリ(α−メチルスチレン))である。
好ましくは、ポリマーはスチレンまたはα−メチルスチレンとジエンまたはアクリル誘導体とのコポリマー、例えばスチレン・ブタジエン、スチレン・アクリロニトリル、スチレン・アルキルメタクリラート、スチレン・ブタジエン・アルキルアクリラートおよびアルキルメタクリラート、スチレン・無水マレイン酸、スチレン・アクリロニトリル・メチルアクリラートであり、スチレンコポリマーと、別のポリマー、例えばポリアクリラート、ジエンポリマー、またはエチレン・プロピレン・ジエンターポリマーとから成る高衝撃靱性混和物であり、かつスチレンのブロックコポリマー、例えばスチレン・ブタジエン・スチレン、スチレン・イソプレン・スチレン、スチレン・エチレン/ブチレン・スチレン、またはスチレン・エチレン/プロピレン・スチレンである。
好ましくは、ポリマーはスチレンまたはα−メチルスチレンのグラフトコポリマー、例えばポリブタジエンへのスチレン;ポリブタジエン・スチレンコポリマーまたはポリブタジエン・アクリロニトリルコポリマーへのスチレン;ポリブタジエンへのスチレンおよびアクリロニトリル(またはメタクリルニトリル);ポリブタジエンへのスチレン、アクリロニトリル、およびメチルメタクリラート;ポリブタジエンへのスチレンおよび無水マレイン酸;ポリブタジエンへのスチレン、アクリロニトリル、および無水マレイン酸またはマレイン酸イミド;ポリブタジエンへのスチレンおよびマレイン酸イミド;ポリブタジエンへのスチレンおよびアルキルアクリラートまたはアルキルメタクリラート;エチレン・プロピレン・ジエンターポリマーへのスチレンおよびアクリロニトリル;ポリアルキルアクリラートまたはポリアルキルメタクリラートへのスチレンおよびアクリロニトリル;アクリラート・ブタジエンコポリマーへのスチレンおよびアクリロニトリル;ならびにその混和物であり、これらは例えばいわゆるABSポリマー、MBSポリマー、ASAポリマー、またはAESポリマーとして知られている。
好ましくは、スチレンポリマーは、EPS(発泡ポリスチレン)のようなどちらかといえば孔の大きい発泡体、例えばStyropor(BASF)であり、かつ/またはXPS(押出法ポリスチレン硬質発泡体)のような孔の小さい発泡体、例えばStyrodur(登録商標)(BASF)である。好ましいのは、例えばAustrotherm(登録商標)XPS、Styrofoam(登録商標)(Dow Chemical)、Floormate(登録商標)、Jackodur(登録商標)、Lustron(登録商標)、Roofmate(登録商標)、Sagex(登録商標)、およびTelgopor(登録商標)のようなポリスチレン発泡材料である。
好ましくは、ポリマーはハロゲン含有ポリマー、例えばポリクロロプレン、クロロゴム、塩素化および臭素化されたイソブチレン・イソプレンコポリマー(ハロブチルゴム)、塩素化またはクロロスルホン化されたポリエチレン、エチレンおよび塩素化エチレンのコポリマー、エピクロロヒドリンホモポリマーおよびエピクロロヒドリンコポリマーであり、とりわけハロゲン含有ビニル化合物から成るポリマー、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、およびそのコポリマー、例えば塩化ビニル・塩化ビニリデン、塩化ビニル・酢酸ビニル、または塩化ビニリデン・酢酸ビニルである。
好ましくは、ポリマーはα−、β−不飽和酸およびその誘導体に由来するポリマー、例えばポリアクリラートおよびポリメタクリラートであり、ブチルアクリラートにより耐衝撃性に改良されたポリメチルメタクリラート、ポリアクリルアミド、およびポリアクリロニトリル、ならびに挙げたモノマーの相互間でのまたは別の不飽和モノマーとのコポリマー、例えばアクリロニトリル・ブタジエンコポリマー、アクリロニトリル・アルキルアクリラートコポリマー、アクリロニトリル・アルコキシアルキルアクリラートコポリマー、アクリロニトリル・ハロゲン化ビニルコポリマー、またはアクリロニトリル・アルキルメタクリラート・ブタジエンターポリマーである。
好ましくは、ポリマーは不飽和アルコールおよびアミンもしくはそのアシル誘導体またはアセタールに由来するポリマーであり、例えばポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリステアリン酸ビニル、ポリ安息香酸ビニル、ポリマレイン酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリフタル酸アリル、ポリアリルメラミンであり、かつそのオレフィンとのコポリマーである。
好ましくは、ポリマーは環状エーテルのホモポリマーおよびコポリマーであり、例えばポリアルキレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、またはそのビスグリシジルエーテルとのコポリマーである。
好ましくは、ポリマーはポリアセタール、例えばポリオキシメチレン、および例えばエチレンオキシドのようなコモノマーを含有するポリオキシメチレンであり、熱可塑性のポリウレタン、アクリラート、またはMBSで改質されたポリアセタールである。
好ましくは、ポリマーはポリフェニレンオキシドおよびポリフェニレンスルフィド、ならびにそのスチレンポリマーまたはポリアミドとの混和物である。
好ましくは、ポリマーは、一方では末端にヒドロキシル基を有するポリエーテル、ポリエステル、およびポリブタジエンに、他方では脂肪族または芳香族のポリイソシアナートに由来するポリウレタンであり、かつその前駆生成物である。
好ましくは、ポリマーはジアミンとジカルボン酸に、および/またはアミノカルボン酸もしくは対応するラクタムに由来するポリアミドおよびコポリアミドであり、例えばポリアミド2/12、ポリアミド4(ポリ−4−アミノ酪酸、Nylon(登録商標)4、DuPont社)、ポリアミド4/6(ポリ(テトラメチレンアジパミド)、ポリ(テトラメチレンアジピン酸ジアミド)、Nylon(登録商標)4/6、DuPont社)、ポリアミド6(ポリカプロラクタム、ポリ−6−アミノヘキサン酸、Nylon(登録商標)6、DuPont社、Akulon K122、DSM社;Zytel(登録商標)7301、DuPont社;Durethan(登録商標)B29、Bayer社)、ポリアミド6/6(ポリ(N,N’−ヘキサメチレンアジピンジアミド)、Nylon(登録商標)6/6、DuPont社、Zytel(登録商標)101、DuPont社;Durethan A30、Durethan(登録商標)AKV、Durethan(登録商標)AM、Bayer社;Ultramid(登録商標)A3、BASF社)、ポリアミド6/9(ポリ(ヘキサメチレンノナンジアミド)、Nylon(登録商標)6/9、DuPont社)、ポリアミド6/10(ポリ(ヘキサメチレンセバカミド)、Nylon(登録商標)6/10、DuPont社)、ポリアミド6/12(ポリ(ヘキサメチレンドデカンジアミド)、Nylon(登録商標)6/12、DuPont社)、ポリアミド6/66(ポリ(ヘキサメチレンアジパミド−co−カプロラクタム)、Nylon(登録商標)6/66、DuPont社)、ポリアミド7(ポリ−7−アミノヘプタン酸、Nylon(登録商標)7、DuPont社)、ポリアミド7,7(ポリヘプタメチレンピメラミド、Nylon(登録商標)7,7、DuPont社)、ポリアミド8(ポリ−8−アミノオクタン酸、Nylon(登録商標)8、DuPont社)、ポリアミド8,8(ポリオクタメチレンスベラミド、Nylon(登録商標)8,8、DuPont社)、ポリアミド9(ポリ−9−アミノノナン酸、Nylon(登録商標)9、DuPont社)、ポリアミド9,9(ポリノナメチレンアゼラミド、Nylon(登録商標)9,9、DuPont社)、ポリアミド10(ポリ−10−アミノデカン酸、Nylon(登録商標)10、DuPont社)、ポリアミド10,9(ポリ(デカメチレンアゼロアミド)、Nylon(登録商標)10,9、DuPont社)、ポリアミド10,10(ポリデカメチレンセバカミド、Nylon(登録商標)10,10、DuPont社)、ポリアミド11(ポリ−11−アミノウンデカン酸、Nylon(登録商標)11、DuPont社)、ポリアミド12(ポリラウリルラクタム、Nylon(登録商標)12、DuPont社、Grillamid(登録商標)L20、Ems Chemie社)であり、m−キシレン、ジアミン、およびアジピン酸を出発点とする芳香族ポリアミドであり、ヘキサメチレンジアミンおよびイソフタル酸および/またはテレフタル酸(ポリヘキサメチレンイソフタルアミド、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド)および場合によっては改質剤としてのエラストマーから製造されたポリアミド、例えばポリ−2,4,4−トリメチルヘキサメチレンテレフタルアミドまたはポリ−m−フェニレンイソフタルアミドであり、上述のポリアミドと、ポリオレフィン、オレフィンコポリマー、アイオノマー、または化学結合もしくはグラフトされたエラストマーとの、あるいはポリエーテル、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、またはポリテトラメチレングリコールとのブロックコポリマーであり、さらにEPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)またはABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)で改質されたポリアミドまたはコポリアミドであり、かつ加工中に縮合したポリアミド(「RIM・ポリアミド系」)である。
好ましくは、ポリマーはポリ尿素、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリエステルイミド、ポリヒダントイン、およびポリベンゾイミダゾールである。
好ましくは、ポリマーはジカルボン酸とジアルコールに、および/またはヒドロキシカルボン酸もしくは対応するラクトンに由来するポリエステルであり、例えばポリエチレンテレフタラート、ポリブチレンテレフタラート(Celanex(登録商標)2500、Celanex(登録商標)2002、Celanese社;Ultradur(登録商標)、BASF社)、ポリ−1,4−ジメチロールシクロヘキサンテレフタラート、ポリヒドロキシベンゾアートであり、かつヒドロキシル末端基を有するポリエーテルに由来するブロックポリエーテルエステルであり、さらにポリカルボナートまたはMBSで改質されたポリエステルである。
好ましくは、ポリマーはポリカルボナートおよびポリエステルカルボナートである。
好ましくは、ポリマーはポリスルホン、ポリエーテルスルホン、およびポリエーテルケトンである。
好ましくは、ポリマーは、一方ではアルデヒドに、他方ではフェノール類、尿素、またはメラミンに由来する架橋されたポリマーであり、例えばフェノール・ホルムアルデヒド樹脂、尿素・ホルムアルデヒド樹脂、およびメラミン・ホルムアルデヒド樹脂である。
好ましくは、ポリマーは乾性および非乾性アルキド樹脂である。
好ましくは、ポリマーは、飽和および不飽和のジカルボン酸と多価アルコールのコポリエステルならびに架橋剤としてのビニル化合物に由来する不飽和ポリエステル樹脂、並びにそのハロゲン含有で難燃性の変性体である。
好ましくは、ポリマーは、置換されたアクリル酸エステルに、例えばエポキシアクリラート、ウレタンアクリラート、またはポリエステルアクリラートに由来する架橋可能なアクリル樹脂である。
好ましくは、ポリマーは、メラミン樹脂、尿素樹脂、イソシアナート、イソシアヌラート、ポリイソシアナート、またはエポキシ樹脂により架橋されているアルキド樹脂、ポリエステル樹脂、およびアクリラート樹脂である。
好ましくは、ポリマーは、脂肪族の、脂環式の、複素環式の、または芳香族のグリシジル化合物に由来する架橋されたエポキシ樹脂であり、例えばビスフェノール−A−ジグリシジルエーテル、ビスフェノール−F−ジグリシジルエーテルを、通常の硬化剤、例えば無水物またはアミンにより、促進剤ありまたはなしで架橋させた生成物である。
好ましくは、ポリマーは前述のポリマーの混和物(ポリブレンド)であり、例えばPP/EPDM(ポリプロピレン/エチレン・プロピレン・ジエンゴム)、ポリアミド/EPDMもしくはABS(ポリアミド/エチレン・プロピレン・ジエンゴムもしくはアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、PVC/EVA(ポリ塩化ビニル/エチレンビニルアセタート)、PVC/ABS(ポリ塩化ビニル/アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、PVC/MBS(ポリ塩化ビニル/メタクリラート・ブタジエン・スチレン)、PC/ABS(ポリカルボナート/アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、PBTP/ABS(ポリブチレンテレフタラート/アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、PC/ASA(ポリカルボナート/アクリルエステル・スチレン・アクリロニトリル)、PC/PBT(ポリカルボナート/ポリブチレンテレフタラート)、PVC/CPE(ポリ塩化ビニル/塩素化ポリエチレン)、PVC/アクリラート(ポリ塩化ビニル/アクリラート)、POM/熱可塑性PUR(ポリオキシメチレン/熱可塑性ポリウレタン)、PC/熱可塑性PUR(ポリカルボナート/熱可塑性ポリウレタン)、POM/アクリラート(ポリオキシメチレン/アクリラート)、POM/MBS(ポリオキシメチレン/メタクリラート・ブタジエン・スチレン)、PPO/HIPS(ポリフェニレンオキシド/高耐衝撃性ポリスチレン)、PPO/PA6.6(ポリフェニレンオキシド/ポリアミド6.6)およびコポリマー、PA/HDPE(ポリアミド/高密度ポリエチレン)、PA/PP(ポリアミド/ポリエチレン)、PA/PPO(ポリアミド/ポリフェニレンオキシド)、PBT/PC/ABS(ポリブチレンテレフタラート/ポリカルボナート/アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、ならびに/またはPBT/PET/PC(ポリブチレンテレフタラート/ポリエチレンテレフタラート/ポリカルボナート)である。
好ましくは、製造された成形材料は、規則的または不規則的な底面を備えた長方形の形状、サイコロ形状、直方体形状、クッション形状、プリズム形状である。
本発明を以下の例によって説明する。
難燃化ポリマー成形材料および難燃化ポリマー成形体の製造、加工、および試験。
防燃成分をポリマーペレットおよび場合によっては添加剤と混合し、二軸スクリュー押出機(Leistritz LSM(登録商標)30/34型)に230〜260℃(PBT−GV)または260〜280℃(PA66−GV)の温度で導入する。均質化したポリマーストランドを引き出し、水浴中で冷却し、続いてペレット状にした。
十分に乾燥させた後、成形材料を射出成形機(Aarburg Allrounder型)で、材料温度240〜270℃(PBT−GV)または260〜290℃(PA66−GV)で被検体へと加工した。UL94試験(Underwriter Laboratories)に基づき被検体を難燃性(防燃性)について試験し、分類する。
それぞれの混和物からできた被検体に関し、厚さ1.5mmの試料体で、燃焼性クラスUL94(Underwriter Laboratories)を決定した。UL94に基づき、以下の燃焼性クラスが判明する。
V−0:10秒超の残炎なし、10回の接炎での残炎時間の合計が50秒以下、燃焼滴下物なし、試料の完全な燃え尽きなし、接炎終了から30秒超の試料の残じんなし。
V−1:接炎終了から30秒超の残炎なし、10回の接炎での残炎時間の合計が250秒以下、接炎終了から60秒超の試料の残じんなし、残りの基準はV−0の場合と同様。
V−2:燃焼滴下物による綿着火、残りの基準はV−1の場合と同様。
分類不能(nkl)。燃焼性クラスV−2を満たしていない。
幾つかの調査した試料に関しては、さらにLOI値を測定した。LOI値(限界酸素指数)はISO4589に基づいて決定され、そして酸素と窒素の混和物中でかろうじてプラスチックの燃焼が保たれる最小酸素濃度の体積パーセントに相当する。LOI値が高ければ高いほど、試験した材料はより発火しにくい。
LOI 23 燃焼可能
LOI 24〜28 限られた燃焼性
LOI 29〜35 難燃
LOI >36 特に難燃
使用した化学材料および略語
フェノールノボラック:Bakelite(登録商標)PF0790、Hexion社
開始剤:Vazo(登録商標)67、DuPont社
例1
EP−A−1544205の例8に従い、開始剤およびエチレンを用いて次亜リン酸ナトリウムから、ジエチルホスフィン酸−金属塩溶液を得る。次いで生成物溶液を希硫酸で処理し、濃縮し、濾過しそして184℃(1mbar)で蒸留することによって、94%の収率で、ジエチルホスフィン酸(99.9重量%)とブチル−エチルホスフィン酸(0.1重量%)との混合物を得る。
例2
EP−A−1544205の例8に従い、開始剤およびエチレンを用いて次亜リン酸ナトリウムから、ジエチルホスフィン酸−金属塩溶液を得る。生成物溶液を希硫酸で処理し、濃縮し、濾過しそして180〜190℃(1mbar)で蒸留することによって、92%の収率で、ジエチルホスフィン酸(98重量%)とブチル−エチルホスフィン酸(2重量%)との混合物を得る。
例3
ジエチルホスフィン酸を、EP−A−1544205の例8と同様にして次亜リン酸ナトリウムから開始剤およびエチレンを用いて得、次いで蒸留することによって精製する。
WO−A−2009/010188と同様にしてエチルホスフィン酸とブテンを反応させることによってブチル−エチルホスフィン酸を合成する。90:10の重量比のジエチルホスフィン酸とブチル−エチルホスフィン酸からなる混合物を、両方の純粋な成分を混和することによって得る。
例4
例3に従って、60:40の重量比のジエチルホスフィン酸とブチル−エチルホスフィン酸との混合物を、両方の純粋な成分を混和することによって得る。
例5
例3に従って、50:50の重量比のジエチルホスフィン酸とブチル−エチルホスフィン酸との混合物を、両方の純粋な成分を混和することによって得る。
ポリマー成形体の製造に関する一般的な指示
a)リン変性エポキシ樹脂の製造
2lの五口フラスコ装置内にエポキシ樹脂(例えばBeckopox EP 140)1000gを準備する。1時間にわたって110℃に加熱し、真空中で揮発性成分を除去する。
その後、反応混合物を窒素により不活化し、フラスコ内の温度を170℃に上昇させる。(例1〜例5から選択された)リン化合物の混和物それぞれ118gを撹拌および窒素通気下で添加し、その際、発熱性の反応が観察される。得られた樹脂は黄色くなっており、流動性である。
b)エポキシ樹脂の試料体の製造
リン変性エポキシ樹脂100部を、相応のOH当量のフェノールノボラック(水酸化物当量105g/mol、融点85〜95℃)と混合し、150℃に加熱する。均質な混和物が生じるまで撹拌し、130℃に冷却する。それから2−フェニルイミダゾール0.03部を添加し、再び5〜10分間撹拌する。続いてこの調合物を温めてシャーレに注ぎ、140℃で2時間および200℃で2時間硬化させる。
c)エポキシ樹脂のラミネートの製造
アセトン63部およびDowanol(登録商標)PM 27部の中に、b)に基づくリン変性エポキシ樹脂100部を加え、相応の量のフェノール樹脂と混ぜる。この調合物を30分間撹拌し、そして2−フェニルイミダゾールを添加する。その後、余分な樹脂粒子を除去するため、調合物を400μmのこし器で濾過する。それからガラス布(7628型、203g/m)を、布が完全に濡れるまで溶液中に浸す。濡れた布を混和物から取り出し、余分な樹脂を除去する。続いて濡れた布を段階的に、乾燥庫内で最高165℃の温度で短時間で前硬化させ、その後、加熱プレス内で硬化させる。硬化したラミネートの樹脂割合は30〜50%である。
製造された成形体、すなわちラミネートから、ASTM E831−06に基づいて熱膨張を決定する。
例6
ポリマー成形体の製造に関する一般的な指示に従って、100%のビスフェノールA樹脂を用いてラミネートを製造する。
例7
特許EP−A−1544205の例8と同様にして、次亜リン酸ナトリウムから開始剤およびエチレンを用いてジエチルホスフィン酸を得、これを次いで蒸留することによって精製する。
ポリマー成形体の製造に関する一般的な指示に従って、硬化剤および触媒を含むビスフェノールA樹脂90重量%およびジエチルホスフィン酸10重量%からなる組成で、成形体を製造する。
例8
WO−A−2009/010188と同様にして、エチルホスフィン酸とブテンとの反応によってブチル−エチルホスフィン酸を合成する。
ポリマー成形体の製造に関する一般的な指示に従って、硬化剤および触媒を含むビスフェノールA樹脂90重量%およびブチル−エチルホスフィン酸10重量%からなる組成で、成形体を製造する。
例9
ポリマー成形体の製造に関する一般的な指示に従って、硬化剤および触媒を含むビスフェノールA樹脂90重量%および例1による本発明の混和物10重量%からなる組成で、成形体を製造する。
例10
ポリマー成形体の製造に関する一般的な指示に従って、硬化剤および触媒を含むビスフェノールA樹脂90重量%および例2による本発明の混和物10重量%からなる組成で、成形体を製造する。
例11
ポリマー成形体の製造に関する一般的な指示に従って、硬化剤および触媒を含むビスフェノールA樹脂90重量%および例3による本発明の混和物10重量%からなる組成で、成形体を製造する。
例12
ポリマー成形体の製造に関する一般的な指示に従って、硬化剤および触媒を含むビスフェノールA樹脂90重量%および例4による本発明の混和物10重量%からなる組成で、成形体を製造する。
例13
ポリマー成形体の製造に関する一般的な指示に従って、硬化剤および触媒を含むビスフェノールA樹脂90重量%および例5による本発明の混和物10重量%からなる組成で、成形体を製造する。
結果を以下の表に示す。
Figure 0006391094
混ぜ物のないラミネート(例6)と比べ、本発明によるジエチルホスフィン酸とブチルエチルホスフィン酸からなる混合物を用いたラミネートの熱膨張係数の値は低下しており、つまり熱膨張は非常に小さい。ブチル−エチルホスフィン酸の割合の上昇がさらなる改善をもたらしている。本発明による生成物は、製造された成形体の膨張を小さくし、それにより寸法安定性への要件を満たす。
本願は特許請求の範囲に記載の発明に係るものであるが、本願の開示は以下も包含する:
1.
少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸
Figure 0006391094
[式中、
、R は、同じかまたは異なっており、そしてC 〜C 18 アルキル、C 〜C 18 アルケニル、C 〜C 18 アリール、C 〜C 18 アルキル−アリールを意味する]
と、それとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸
Figure 0006391094
[式中、
、R は、同じかまたは異なっており、そしてC 〜C 18 アルキル、C 〜C 18 アルケニル、C 〜C 18 アリール、および/またはC 〜C 18 アルキル−アリールを意味する]
との混和物であって、但し、基R およびR のうちの少なくとも一つは、R およびR と異なっている、混和物。

2.
およびR が、同一かまたは異なっており、そしてメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、および/またはフェニルを意味することを特徴とする、上記1に記載の混和物。

3.
およびR が、同一かまたは異なっており、そしてメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、および/またはフェニルを意味し、但し、基R およびR のうちの少なくとも一つはR およびR と異なっていることを特徴とする、上記1または2に記載の混和物。

4.
式(I)のジアルキルホスフィン酸を0.1〜99.9重量%、およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を99.9〜0.1重量%含むことを特徴とする、上記1〜3のいずれか一つに記載の混和物。

5.
式(I)のジアルキルホスフィン酸を40〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を60〜0.1重量%含むことを特徴とする、上記1〜4のいずれか一つに記載の混和物。

6.
式(I)のジアルキルホスフィン酸を60〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を40〜0.1重量%含むことを特徴とする、上記1〜5のいずれか一つに記載の混和物。

7.
式(I)のジアルキルホスフィン酸を80〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を20〜0.1重量%含むことを特徴とする、上記1〜6のいずれか一つに記載の混和物。

8.
式(I)のジアルキルホスフィン酸を90〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を10〜0.1重量%含むことを特徴とする、上記1〜7のいずれか一つに記載の混和物。

9.
式(I)のジアルキルホスフィン酸を95〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を5〜0.1重量%含むことを特徴とする、上記1〜8のいずれか一つに記載の混和物。

10.
式(I)のジアルキルホスフィン酸を98〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を2〜0.1重量%含むことを特徴とする、上記1〜9のいずれか一つに記載の混和物。

11.
ジアルキルホスフィン酸が、ジエチルホスフィン酸、エチル−プロピルホスフィン酸、エチル−ブチルホスフィン酸、エチル−ペンチルホスフィン酸、エチル−ヘキシルホスフィン酸、ジプロピルホスフィン酸、プロピル−ブチルホスフィン酸、プロピル−ペンチルホスフィン酸、プロピル−ヘキシルホスフィン酸、ジブチルホスフィン酸、ブチル−ペンチルホスフィン酸、ブチル−ヘキシルホスフィン酸、ジペンチルホスフィン酸、ペンチル−ヘキシルホスフィン酸、および/またはジヘキシルホスフィン酸であることを特徴とする、上記1〜10のいずれか一つに記載の混合物。

12.
ジエチルホスフィン酸を98〜99.9重量%およびブチル−エチルホスフィン酸を2〜0.1重量%含むことを特徴とする、上記1〜11のいずれか一つに記載の混和物。

13.
さらに少なくとも1種の相乗剤を含有しており、前記相乗剤が、
窒素含有化合物、例えばメレム、メラム、メロン、ホウ酸メラミン、シアヌル酸メラミン、リン酸メラミン、リン酸ジメラミン、三リン酸ペンタメラミン、二リン酸トリメラミン、三リン酸テトラキスメラミン、五リン酸ヘキサキスメラミン、二リン酸メラミン、四リン酸メラミン、ピロリン酸メラミン、ポリリン酸メラミン、ポリリン酸メラム、ポリリン酸メレム、および/またはポリリン酸メロン、
アルミニウム化合物、例えば水酸化アルミニウム、ハロイサイト、サファイア製品、ベーマイト、ナノベーマイト、
マグネシウム化合物、例えば水酸化マグネシウム、
スズ化合物、例えば酸化スズ、
アンチモン化合物、例えば酸化アンチモン、
亜鉛化合物、例えば酸化亜鉛、水酸化亜鉛、酸化亜鉛水和物、炭酸亜鉛、スズ酸亜鉛、ヒドロキシスズ酸亜鉛、ケイ酸亜鉛、リン酸亜鉛、ホウリン酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、および/またはモリブデン酸亜鉛、
ケイ素化合物、例えばシリケートおよび/またはシリコーン、
リン化合物、例えばホスフィン酸およびその塩、ホスホン酸およびその塩、ならびに/またはホスフィンオキシド、ホスファゼンおよび/もしくは(ピロ)リン酸ピペラジン類、カルボジイミド、ピペラジン類、(ポリ)イソシアナート、スチレン・アクリルポリマー、および/またはカルビニルビスカプロラクタム、
トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌラートと芳香族ポリカルビン酸のオリゴマーエステル、またはベンゾグアナミン、アセトグアナミン、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌラート、アラントイン、グリコウリル、シアヌラート、シアヌラート・エポキシド化合物、シアヌル酸尿素、ジシアンアミド、グアニジン、リン酸グアニジン、および/もしくは硫酸グアニジンの群からの窒素含有化合物
を含むことを特徴とする、上記1〜12のいずれか一つに記載の混和物。

14.
上記1〜12のいずれか一つに記載の少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸とそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸との混和物を99〜1重量%、および相乗剤を1〜99重量%含む、上記1〜13のいずれか一つに記載の混和物。

15.
上記1〜12のいずれか一つに記載の混和物の製造方法であって、リン源を開始剤およびオレフィンと反応させ、そしてそうして得られたアルキル化されたリン化合物を鉱酸で処理し、そして濃縮及び仕上げ処理によって、少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸とそれとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸との混合物に転化することを特徴とする、前記方法。

16.
リン源がホスフィン酸塩であり、オレフィンがエチレンであり、鉱酸が硫酸または塩酸であり、そしてラジカル開始剤が、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス(N,N’−ジメチレンイソブチルアミジン)二塩酸塩、アゾビス(イソブチロニトリル)、4,4’アゾビス(4−シアノペンタン酸)、および/もしくは2,2’アゾビス(2−メチルブチロニトリル)であり、または過酸化水素、ペルオキソ二硫酸アンモニウム、ペルオキソ二硫酸カリウム、ジベンゾイルペルオキシド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、過酢酸、ジイソブチリルペルオキシド、クメンペルオキシネオデカノアート、tert−ブチルペルオキシネオデカノアート、tert−ブチルペルオキシピバラート、tert−アミルペルオキシピバラート、ジプロピルペルオキシジカルボナート、ジブチルペルオキシジカルボナート、ジミリスチルペルオキシジカルボナート、ジラウロイルペルオキシド、1,1,3,3−テトラメチルブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノアート、tert−アミルペルオキシ−2−エチルヘキシルカルボナート、tert−ブチルペルオキシイソブチラート、1,1−ジ−(tert−ブチルペルオキシ)シクロヘキサン、tert−ブチルペルオキシベンゾアート、tert−ブチルペルオキシアセタート、tert−ブチルペルオキシジエチルアセタート、tert−ブチルペルオキシイソプロピルカルボナート、2,2−ジ−(tert−ブチルペルオキシ)ブタン、tert−アミルヒドロペルオキシド、および/もしくは2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサンであることを特徴とする、上記15に記載の方法。

17.
ホスフィン酸ナトリウムをエチレンと、次いで希硫酸と反応させ、濃縮し、濾過しそして蒸留して、ジエチルホスフィン酸とブチル−エチルホスフィン酸との混合物を得ることを特徴とする、上記15または16に記載の方法。

18.
反応を溶剤中で行い、そしてこの溶剤がアルコール、酸または水であることを特徴とする、上記15〜17のいずれか一つに記載の方法。

19.
反応温度が50℃と150℃の間であることを特徴とする、上記15〜18のいずれか一つに記載の方法。

20.
他の合成用の中間体、結合剤、エポキシ樹脂、ポリウレタンおよび不飽和ポリエステル樹脂の硬化時の架橋剤または促進剤、ポリマー安定剤、植物保護剤、金属イオン封鎖剤、鉱油用添加剤、腐食防止剤としての、または洗濯洗剤および洗浄剤の用途ならびに電子機器の用途における、上記1〜12のいずれか一つに記載の混和物の使用。

21.
難燃剤、とりわけ透明塗料および発泡性防炎塗料用の難燃剤、木材およびその他のセルロース含有製品用の難燃剤、ポリマー用の反応性および/もしくは非反応性難燃剤としての、または難燃化ポリマー成形材料の製造のための、難燃化ポリマー成形体の製造のための、ならびに/またはポリエステルとセルロース単一布およびセルロース混紡布の含浸による難燃加工をするための、ならびに相乗剤としての、上記1〜14のいずれか一つに記載の混和物の使用。

22.
上記1〜14のいずれか一つに記載の混和物を0.5〜45重量%、熱可塑性もしくは熱硬化性のポリマーまたはこれらの混和物を0.5〜99.5重量%、添加剤を0〜55重量%、および充填剤または強化材料を0〜55重量%含有しており、前記成分の合計が100重量%になる、難燃化された熱可塑性または熱硬化性のポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、およびポリマー繊維。

23.
上記1〜14のいずれか一つに記載の混和物を1〜30重量%、熱可塑性もしくは熱硬化性のポリマーまたはこれらの混和物を10〜95重量%、添加剤を2〜30重量%、および充填剤または強化材料を2〜30重量%含有しており、前記成分の合計が100重量%になる、難燃化された熱可塑性または熱硬化性のポリマー成形材料、ポリマー成形体、ポリマーフィルム、ポリマー糸、およびポリマー繊維。

Claims (3)

  1. 少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸
    Figure 0006391094
    [式中、
    、Rは、同じかまたは異なっており、そしてエチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、またはイソヘキシルを意味する]
    と、それとは異なる少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸
    Figure 0006391094
    [式中、
    、Rは、同じかまたは異なっており、そしてエチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、またはイソヘキシルを意味する]
    との混和物であって、但し、基RおよびRのうちの少なくとも一つは、RおよびRと異なっており、式(I)のジアルキルホスフィン酸を90〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を10〜0.1重量%含み、前記の少なくとも1種の式(I)のジアルキルホスフィン酸がジエチルホスフィン酸であり、かつ前記の少なくとも1種の式(II)のジアルキルホスフィン酸がブチル−エチルホスフィン酸である混和物の、エポキシ樹脂のリン変性のための使用。
  2. 混和物が、式(I)のジアルキルホスフィン酸を95〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を5〜0.1重量%含むことを特徴とする、請求項1に記載の使用。
  3. 混和物が、式(I)のジアルキルホスフィン酸を98〜99.9重量%およびそれとは異なる式(II)のジアルキルホスフィン酸を2〜0.1重量%含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の使用。
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