JP6390979B2 - 表示入力装置、表示方法およびプログラム - Google Patents

表示入力装置、表示方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示入力装置、表示方法およびプログラムに関し、特には、タッチパネルと表示部とを備えた表示入力装置、表示方法およびプログラムに関する。
近年、モバイルルータのような小型の電子機器に対するコストの低減化が強く求められており、それに伴い、電子機器を構成する個々の部品やモジュールに安価なものが使用されることが多くなっている。
例えば、タッチパネルと表示部とを備えた表示入力装置としては、安価なコントローラIC(Integrated Circuit)を備えたものが使用されることが多い。このような表示入力装置では、一般的に、タッチパネルの入力感度や位置精度が低いため、正確な入力を行うためには、同じ位置の入力であると認識する認識範囲にある程度の大きさが必要となる。
また、小型の電子機器では、表示画面が小さいため、例えば、4行4列のマトリックス状に配置された16個の入力キーを表示する場合のように、表示される入力キーの数が多くなると、各入力キーの大きさが非常に小さくなってしまう。このため、各入力キーが、正確な入力を行うために必要な最小の認識範囲よりも小さくなってしまい、正確な入力が困難になることがある。
これに対して特許文献1には、入力を認識するための静電容量式タッチパネルの他に、ユーザの指や視線を検知する検知装置を備えた入力装置が開示されている。この入力装置は、検知装置の検知結果に基づいて、入力された文字を表示する文字表示領域を、入力キーの表示領域における、ユーザの指と重ならない位置に表示する。このため、表示画面上に、入力キーの表示領域とは異なる場所に文字表示領域を設ける必要がないため、入力キーを大きくすることが可能になり、その結果、正確な入力を行うことが可能になる。
特開2009−288881号公報
しかしながら、特許文献1に記載の入力装置では、タッチパネルの他に、ユーザの指や視線を検知する検知装置が必要となるため、コストが増加してしまうという課題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決することが可能な表示入力装置、表示方法およびプログラムを提供することである。
本発明による表示入力装置は、表示部と、指示体が接触または近接した指示位置を検知する入力検知部と、前記指示位置に応じた入力に係る入力領域と当該入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を前記表示部に表示し、所定の変更タイミングで、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力領域とし、前記指示位置に応じた入力を検知する入力検知領域と、当該検知された入力に応じた情報を表示する入力表示領域とを有し、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力検知領域とした検知画像を表示し、前記入力を検知した場合、前記入力検知領域および前記入力表示領域のみからなる表示検知画像を第2の表示画像として前記表示部に表示する制御部と、を有し、前記第2の表示画像は、前記第1の表示画像における前記他領域に表示される画像を含まない。
本発明による表示方法は、指示体が接触または近接した指示位置に応じた入力に係る入力領域と当該入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を表示し、所定の変更タイミングで、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力領域とし、前記指示位置に応じた入力を検知する入力検知領域と、当該検知された入力に応じた情報を表示する入力表示領域とを有し、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力検知領域とした検知画像を表示し、前記入力を検知した場合、前記入力検知領域および前記入力表示領域のみからなる表示検知画像を第2の表示画像として表示し、前記第2の表示画像は、前記第1の表示画像における前記他領域に表示される画像を含まない。
本発明による表示方法は、コンピュータに、指示体が接触または近接した指示位置に応じた入力に係る入力領域と当該入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を表示する手順と、所定の変更タイミングで、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力領域とし、前記指示位置に応じた入力を検知する入力検知領域と、当該検知された入力に応じた情報を表示する入力表示領域とを有し、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力検知領域とした検知画像を表示し、前記入力を検知した場合、前記入力検知領域および前記入力表示領域のみからなる表示検知画像を第2の表示画像として表示する手順とを実行させるためのプログラムであって、前記第2の表示画像は、前記第1の表示画像における前記他領域に表示される画像を含まない。
本発明によれば、コストの増加を抑制しつつ、正確な入力を行うことが可能になる。
本発明の第1の実施形態の表示入力装置の構成を示すブロック図である。 アイコン表示画像の一例を示す図である。 文字入力画像の一例を示す図である。 参考例である表示画像を示す図である。 本発明の第1の実施形態の表示入力装置の動作を説明するためにフローチャートである。 検知画像の一例を示す図である。 第2の実施形態の表示検知画像の一例を示す図である。 第2の実施形態の表示検知画像の別の例を示す図である。 第3の実施形態の表示検知画像の一例を示す図である。 第3の実施形態の表示検知画像の別の例を示す図である。 第3の実施形態の表示検知画像の別の例を示す図である。 第4の実施形態の表示検知画像の一例を示す図である。 第4の実施形態の表示検知画像の別の例を示す図である。 第5の実施形態の表示検知画像の一例を示す図である。 第6の実施形態の文字入力画像の一例を示す図である。 第6の実施形態の文字入力画像の別の例を示す図である。 第6の実施形態の文字入力画像の別の例を示す図である。 本発明の第7の実施形態の表示入力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施形態の表示入力装置の動作を説明するためにフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の表示入力装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように表示入力装置100は、表示部1と、入力検知部2と、制御部3とを有する。表示入力装置100は、他の電子機器に組み込まれていてもよい。電子機器は、例えば、モバイルルータのような小型通信機器、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、デジタルカメラ、プリンタまたは携帯ゲーム機などである。
表示部1は、種々の情報を表示する。具体的には、表示部1は、表示画面11を有し、表示画面11に種々の情報を表示する。表示画面11の大きさは、特に限定されない。例えば、表示部1は、3インチ以下(例えば、2.4インチ)の小さい表示画面11を有していてもよい。
入力検知部2は、指やスタイラスのような指示体が接触または近接した指示位置を検知する。具体的には、入力検知部2は、操作面21と、コントローラIC22とを有する。操作面21は、表示部1の表示画面11と重畳されていることが望ましい。コントローラIC22は、指示体が接触または近接した操作面21上の位置を指示位置として検知し、その検知位置を示す位置情報を制御部3に出力する。本実施形態では、入力検知部2は、静電容量方式のタッチパネルである。しかしながら、入力検知部2は、静電容量方式のタッチパネルに限らず、別の方式のタッチパネルやタッチセンサなどでもよい
制御部3は、表示入力装置100全体を制御する。具体的には、制御部3は、通常時には、機能を選択するためのアイコンを表示するアイコン表示画像を表示部1の表示画面11に表示する。アイコン表示画像は、入力検知部2が検知した指示位置に応じた入力に係る入力領域であるアイコン表示領域と、アイコン表示領域とは異なる他領域であるピクト表示領域とが並んだ第1の表示画像である。
アイコン表示領域は、機能を選択するための複数のアイコンを含む。ピクト表示領域は、表示入力装置100または表示入力装置100を組み込んだ電子機器(図示せず)の状態を表示する領域である。表示入力装置100または電子機器の状態は、例えば、通信状態や充電状態などである。
図2は、アイコン表示画像の一例を示す図である。図2に示すようにアイコン表示画像200では、アイコン表示領域201とピクト表示領域202とが縦方向に並んでいる。アイコン表示領域201は、複数のアイコン203を含む。ピクト表示領域202は、電子機器の通信状態と充電状態とが示されている。
図1の説明に戻る。制御部3は、アイコン表示画像を表示している時に、所定の変更タイミングで、アイコン表示画像におけるアイコン表示領域とピクト表示領域とを合わせた領域を入力領域とした第2の表示画像を表示部1の表示画面11に表示する。本実施形態では、第2の表示画像に含まれる入力領域は文字入力に係る文字入力領域であり、第2の表示画像を文字入力画像と呼ぶ。所定の変更タイミングは、例えば、ユーザ名や暗証番号などの文字の入力が必要な機能が選択されたタイミングなどである。
文字入力領域は、入力検知部2にて検知された指示位置に応じた入力を検知する入力検知領域である入力キー領域と、その検知された入力に応じた情報を表示する入力表示領域である入力文字表示領域とを含む。入力キー領域には、入力を検知する複数の個別検知領域である複数の入力キーを含む。また、入力に応じた情報とは、入力が検知された入力キーに割り当てられた文字情報などである。
図3Aは、文字入力画像の一例を示す図であり、図3Bは、参考例である表示画像を示す図である。図3Aに示す文字入力画像300では、文字入力領域である入力キー領域301と入力文字表示領域302とが縦方向に並んでいる。入力キー領域301は、複数の入力キー303を含む。図3Aの例では、入力キー303は、4行4列のマトリックス状に配置されている。また、各入力キーは、長辺が横方向を向いた長方形状を有する。
図3Aに示す文字入力画像300では、文字入力領域(入力キー領域301および入力文字表示領域302)を含むが、ピクト表示領域202を含まないため、図3Bに示す表示画像350のようなピクト表示領域202と、文字入力領域(入力キー領域301および入力文字表示領域302)との両方を含む場合と比べて、文字入力領域を大きくすることが可能になる。
図4は、本発明の第1の実施形態の表示入力装置の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、表示入力装置100の制御部3は、電源投入時などに、アイコン表示画像を表示部1の表示画面11に表示する(ステップS401)。その後、制御部3は、所定の変更タイミングになったか否かを判断する(ステップS402)。例えば、制御部3は、入力検知部2のコントローラIC22からの位置情報を監視し、その位置情報に基づいて、文字の入力が必要な機能が選択されたか否かを判断する。そして、制御部3は、文字の入力が必要な機能が選択された場合、所定の変更タイミングになったと判断する。
所定の変更タイミングになった場合、制御部3は、文字入力画像を表示部1の表示画面11に表示し(ステップS403)、処理を終了する。なお、所定の変更タイミングになっていない場合、制御部3は、ステップS402の処理に戻る。
以上説明したように本実施形態によれば、制御部3は、所定の変更タイミングアイコン表示画におけるアイコン表示領域とピクト表示領域とを合わせた領域を文字入力領域とした文字入力画像を表示する。このため、表示画面11が小さくても、個々の入力キーの大きさや、互いに隣接する入力キーの間隔などを、入力検知部2の最小認識範囲や位置精度に応じた値にすることができる。その結果、コントローラIC22として性能が低いものが使用されたり、入力検知部2として指示位置を検知するセンサを1層で構成するようなシンプルな構成の静電容量方式のタッチパネルが使用されたりして、最小認識範囲を大きくする必要性が生じても、その最小認識範囲に合わせて入力キーを大きくすることが可能になる。また、指示位置を検知する位置精度が低い場合でも、互いに隣接する入力キーの間隔を広くすることができる。さらに、入力検知部2とは別の検出装置などを設ける必要もない。したがって、コストの増加を抑制しつつ、正確な入力を行うことが可能になる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、制御部3は、所定の変更タイミングで、文字入力画像として、アイコン表示画像におけるアイコン表示領域とピクト表示領域とを合わせた領域を入力キー領域とした検知画像を表示部1に表示する。図5は、検知画像の一例を示す図である。図5に示す検知画像500は、文字入力領域として、入力キー領域301を含むが、図3Aで示したような入力文字表示領域302を含まない。
制御部3は、検知画像を表示しているときに、文字入力を検知した場合、文字入力画像として、入力キー領域と入力文字表示領域とを含む表示検知画像を表示部1に表示する。制御部3による文字入力の検知は、例えば、次のように行う。すなわち、制御部3は、入力検知部2から位置情報を受信し、その位置情報が示す指示位置が入力キー領域内の入力キーのいずれかに対応する位置の場合、その入力キーに割り当てられた文字入力を検知する。
本実施形態では、制御部3は、文字入力を検知した入力キーとは別の位置に入力文字表示領域を表示する。具体的には、制御部3は、表示検知画像として、検知画像に対して文字入力を検知した入力キーとは別の入力キーに入力文字表示領域をポップアップとして重畳した画像を表示する。
図6Aおよび図6Bは、表示検知画像の一例を示す図である。制御部3は、図5に示す検知画像500を表示しているときに、「t」が割り当てられた入力キー303に対する入力を検知した場合、図6Aに示す表示検知画像600Aを表示部1に表示する。具体的には、制御部3は、検知画像500における「t」が割り当てられた入力キー303とは別の入力キー303に、「t」を表示した入力文字表示領域601を重畳して、表示検知画像600Aを表示する。
その後、制御部3は、「a」が割り当てられた入力キー303に対する入力を検知した場合、図6Bに示す表示検知画像600Bのように、「a」が割り当てられた入力キー303とは別の入力キー303に、「ta」を表示した入力文字表示領域602を重畳する。
なお、制御部3は、入力が検知されている間だけ表示検知画像を表示し、指示体が入力キー303から離れて入力が検知されなくなると、表示検知画像を表示画面11上から削除することが望ましい。
本実施形態では、制御部3は、文字入力画像として、アイコン表示画像におけるアイコン表示領域とピクト表示領域とを合わせた領域を入力キー領域とした検知画像を表示し、入力を検知した場合、文字入力画像として、入力キー領域および文字入力表示領域を含む表示検知画像を表示する。このため、第1の実施形態と比べて、入力キーの大きさや、互いに隣接する入力キーの間隔などをさらに大きくすることが可能になるため、より正確な入力を行うことが可能になる。
また、本実施形態では、制御部3は、表示検知画像として、文字入力を検知した入力キーとは別の入力キーに入力文字表示領域を重畳した画像を表示する。このため、ユーザは、入力した文字を視認することができるため、ユーザビリティを確保することが可能になる。
なお、本実施形態では、制御部3は、入力が検知されなくなると、表示検知画像が表示画面11上から削除されるため、特許文献1に記載の技術のような、ユーザの指や視線の変化に伴って文字表示領域を変更するような技術と比べて、制御部3に係る処理負荷を軽減することが可能になる。
(第3の実施形態)
本実施形態の表示入力装置100は、制御部3が、表示検知画像として、検知画像における、入力を検知した入力キーを含まない入力キーの行または列を文字入力表示領域に切り替えた画像を表示する点で第2の実施形態と異なる。
図7A〜図7Cは、本実施形態の表示検知画像の一例を示す図である。制御部3は、図5に示す検知画像500を表示しているときに、「t」が割り当てられた入力キー303に対する入力を検知した場合、図7Aに示す表示検知画像700Aを表示する。具体的には、制御部3は、検知画像500における「t」が割り当てられた入力キー303を含まない入力キー303の行を、「t」を表示した入力文字表示領域701に切り替えて、表示検知画像700Aを表示する。
その後、「a」が割り当てられた入力キー303に対する入力を検知した場合、制御部3は、図7Bに示す表示検知画像700Bのように、「a」が割り当てられた入力キー303を含まない入力キー303の行を、「ta」を表示した入力文字表示領域702に切り替える。さらに、「−」が割り当てられた入力キー303に対する入力を検知した場合、制御部3は、図7Cに示す表示検知画像700Cのように、「−」が割り当てられた入力キー303を含まない入力キー303の行を、「ta−」を表示した入力文字表示領域703に切り替える。
なお、図7A〜図7Cの例では、入力キー303の行が入力文字表示領域に切り替えられていたが、入力キー303の列が入力文字表示領域に切り替えられてもよい。
本実施形態では、制御部3は、表示検知画像として、検知画像における入力を検知した入力キーを含まない入力キーの行または列を文字入力表示領域に切り替えた画像を表示する。したがって、第2の実施形態と同様に、ユーザは入力した文字を視認することができるため、ユーザビリティを確保することが可能になる。
(第4の実施形態)
本実施形態の表示入力装置100は、制御部3が、表示検知画像として、検知画像における、入力を検知した入力キーを含まない入力キーの一定範囲のブロックを文字入力表示領域に切り替えた画像を表示する点で第3の実施形態と異なる。
図8Aおよび8Bは、本実施形態の表示検知画像の一例を示す図である。制御部3は、図5に示す検知画像500を表示しているときに、「t」が割り当てられた入力キー303に対する入力を検知した場合、図8Aに示す表示検知画像800Aを表示する。具体的には、制御部3は、検知画像500における「t」が割り当てられた入力キー303を含まない入力キー303のブロックを、「t」を表示した入力文字表示領域801に切り替える。その後、「a」が割り当てられた入力キー303に対する入力を検知した場合、制御部3は、図8Bに示す表示検知画像800Bのように、「a」が割り当てられた入力キー303を含まない入力キー303のブロックを、「ta」を表示した入力文字表示領域802に切り替える。
なお、図8Aおよび図8Bの例では、2行2列のブロックが入力文字表示領域に切り替えられていたが、ブロックの範囲は特に限定されない。例えば、入力文字表示領域に切り替えられるブロックの範囲は、2行3列のような行数と列数が異なる範囲でもよい。
本実施形態では、制御部3は、表示検知画像として、検知画像における入力を検知した入力キーを含まない入力キーのブロックを文字入力表示領域に切り替えた画像を表示する。したがって、第2の実施形態と同様に、ユーザは入力した文字を視認することができるため、ユーザビリティを確保することが可能になる。
(第5の実施形態)
本実施形態の表示入力装置100は、制御部3が、表示検知画像として、検知画像における入力キー領域を縮小した入力キー領域と、入力文字表示領域とが並んだ画像を表示する点で第3の実施形態と異なる。入力キー領域を縮小する縮小方式は特に限定されないが、例えば、入力キーが長方形状の場合、制御部3は、互いに隣接する入力キーの間隔を維持したまま、各入力キーの長辺を短くすることで、入力キー領域を縮小する。
図9は、本実施形態の表示検知画像の一例を示す図である。図9に示す表示検知画像900では、入力キー領域301の各入力キー303は、図5に示した検知画像500における各入力キー303の長辺が短くなった形状をしており、入力キー領域301は、各入力キー303の長辺が短くなった分だけ小さくなっている。また、その小さくなった入力キー領域301が図5に示した検知画像500における入力キー領域301の位置から左側に移動し、その移動によって空いた領域に入力文字表示領域302が挿入されている。
本実施形態は、制御部3が、表示検知画像として、検知画像における入力キー領域を縮小した入力キー領域と、入力文字表示領域とが並んだ画像を表示する。したがって第2の実施形態と同様に、ユーザは入力した文字を視認することができるため、ユーザビリティを確保することが可能になる。
(第6の実施形態)
本実施形態の表示入力装置100は、制御部3が文字入力画像として、入力キー領域および入力文字表示領域を含む画像をスライド表示させる点が第2の実施形態と異なる。具体的には、制御部3は、所定の変更タイミングで、入力キー領域が現れ入力文字表示領域が隠れるように文字入力画像をスライド表示する。そして、制御部3は、所定のスライドタイミングで、入力文字表示領域と入力キー領域の一部とが現れるように、文字入力画像をスライドさせる。なお、所定のスライドタイミングは、例えば、制御部3が入力検知部2からの位置情報に基づいて、文字入力画像をスライドさせるスライド操作を検知したタイミングなどである。スライド操作は、例えば、スワイプ操作などである。
図10A〜図10Cは、本実施形態の文字入力画像の一例を示す図である。図10Aに示すように文字入力画像1000では、入力キー領域301および入力文字表示領域302が縦方向に並んでいるが、表示部1の表示画面11よりも大きく、全てを一度に表示することができない。このため、制御部3は、所定の変更タイミングで、図10Bに示すように、入力キー領域301が現れ、入力文字表示領域302が隠れるように文字入力画像1000をスライド表示する。そして、スライド操作を検知すると、制御部3は、図10Cに示すように入力文字表示領域302と入力キー領域301の一部とが現れるように、文字入力画像1000をスライドさせる。
なお、図10A〜図10Cの例では、入力文字表示領域302が入力キー領域301よりも上に配置されていたが、入力キー領域301の上下左右のいずれに配置されてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、制御部3は、入力キー領域が現れ入力文字表示領域が隠れるように文字入力画像をスライド表示し、スライド操作を検知すると、入力文字表示領域と入力キー領域の一部とが現れるように、文字入力画像をスライドさせる。このため、第2の実施形態と同様に、ユーザは入力した文字を視認することができるため、ユーザビリティを確保することが可能になる。
(第7の実施形態)
図11は、本発明の第7の実施形態に係る表示入力装置の構成を示すブロック図である。図11に示す表示入力装置100は、表示部1と、入力検知部2と、制御部3とを有する。入力検知部2は、指示体が接触または近接した指示位置を検知する。制御部3は、指示位置に応じた入力に係る入力領域とその入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を表示部1に表示する。また、制御部3は、所定の変更タイミングで、第1の表示画像における入力領域と他領域とを合わせた領域を入力領域とした第2の表示画像を表示部1に表示する。
図12は、本実施形態に係る表示入力装置の動作を説明するためのフリーチャートである。
先ず、表示入力装置100の制御部3は、第1の表示画像を表示部1に表示する。し(ステップS1101)。その後、所定の変更タイミングになると、制御部3は、第2の表示画像を表示部1に表示し(ステップS1102)、処理を終了する。
本実施形態でも、コストの増加を抑制しつつ、正確な入力を行うことが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、表示入力装置100の機能は、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ実行させることで、実現されてもよい。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
表示部と、
指示体が接触または近接した指示位置を検知する入力検知部と、
前記指示位置に応じた入力に係る入力領域と当該入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を前記表示部に表示し、所定の変更タイミングで、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力領域とした第2の表示画像を前記表示部に表示する制御部と、を有する表示入力装置。
(付記2)
前記第2の表示画像は、前記入力領域として、前記指示位置に応じた入力を検知する入力検知領域と、当該検知された入力に応じた情報を表示する入力表示領域とを含む、付記1に記載の表示入力装置。
(付記3)
前記制御部は、前記第2の表示画像として、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力検知領域とした検知画像を表示し、前記入力を検知した場合、前記第2の表示画像として、前記入力検知領域および前記入力表示領域を含む表示検知画像を表示する、付記2に記載の表示入力装置。
(付記4)
前記入力検知領域は、前記入力を検知する複数の個別検知領域を含み、
前記制御部は、前記表示検知画像として、前記検知画像における当該入力を検知した個別検知領域とは異なる個別検知領域に前記入力表示領域を重畳した画像を表示する、付記3に記載の表示入力装置。
(付記5)
前記入力検知領域は、マトリックス状に配置され、前記入力を検知する複数の個別検知領域を含み、
前記制御部は、前記表示検知画像として、前記検知画像における前記入力を検知した個別検知領域を含まない前記個別検知領域の行または列を前記入力表示領域に切り替えた画像を表示する、付記3に記載の表示入力装置。
(付記6)
前記入力検知領域は、マトリックス状に配置され、前記入力を検知する複数の個別検知領域を含み、
前記制御部は、前記表示検知画像として、前記検知画像における前記入力を検知した個別検知領域を含まない前記個別検知領域のブロックを前記入力表示領域に切り替えた画像を表示する、付記3に記載の表示入力装置。
(付記7)
前記制御部は、前記表示検知画像として、前記検知画像における前記入力検知領域を縮小した前記入力検知領域と前記入力表示領域とが並んだ画像を表示する、付記3に記載の表示入力装置。
(付記8)
前記制御部は、前記第2の表示画像として、前記入力検知領域および前記入力表示領域を含む画像を、前記入力検知領域が現れ、前記入力表示領域が隠れるようにスライド表示し、所定のスライドタイミングで、前記入力表示領域が現れるように前記第2の表示画像をスライドさせる、付記2に記載の表示入力装置。
(付記9)
前記入力検知領域は、前記入力を検知する複数の長方形状の個別検知領域を含み、
前記制御部は、互いに隣接する入力キーの間隔を維持したまま前記複数の個別検知領域の長辺を短くすることで、前記入力検知領域を縮小する、付記7に記載の表示入力装置。
(付記10)
前記第2の表示画像では、前記入力検知領域と前記入力表示領域とが並んでいる、付記2に記載の表示入力装置。
(付記11)
指示体が接触または近接した指示位置に応じた入力に係る入力領域と当該入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を表示し、
所定の変更タイミングで、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力領域とした第2の表示画像を表示する、表示方法。
(付記12)
コンピュータに、
指示体が接触または近接した指示位置に応じた入力に係る入力領域と当該入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を表示する手順と、
所定の変更タイミングで、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力領域とした第2の表示画像を表示する手順とを実行させるためのプログラム。
1 表示部
2 入力検知部
3 制御部
11 表示画面
21 操作面
22 コントローラIC
100 表示入力装置

Claims (8)

  1. 表示部と、
    指示体が接触または近接した指示位置を検知する入力検知部と、
    前記指示位置に応じた入力に係る入力領域と当該入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を前記表示部に表示し、所定の変更タイミングで、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力領域とし、前記指示位置に応じた入力を検知する入力検知領域と、当該検知された入力に応じた情報を表示する入力表示領域とを有し、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力検知領域とした検知画像を表示し、前記入力を検知した場合、前記入力検知領域および前記入力表示領域のみからなる表示検知画像を第2の表示画像として前記表示部に表示する制御部と、を有し、
    前記第2の表示画像は、前記第1の表示画像における前記他領域に表示される画像を含まない、表示入力装置。
  2. 前記入力検知領域は、前記入力を検知する複数の個別検知領域を含み、
    前記制御部は、前記表示検知画像として、前記検知画像における当該入力を検知した個別検知領域とは異なる個別検知領域に前記入力表示領域を重畳した画像を表示する、請求項1に記載の表示入力装置。
  3. 前記入力検知領域は、マトリックス状に配置され、前記入力を検知する複数の個別検知領域を含み、
    前記制御部は、前記表示検知画像として、前記検知画像における前記入力を検知した個別検知領域を含まない前記個別検知領域の行または列を前記入力表示領域に切り替えた画像を表示する、請求項に記載の表示入力装置。
  4. 前記入力検知領域は、マトリックス状に配置され、前記入力を検知する複数の個別検知領域を含み、
    前記制御部は、前記表示検知画像として、前記検知画像における前記入力を検知した個別検知領域を含まない前記個別検知領域のブロックを前記入力表示領域に切り替えた画像を表示する、請求項に記載の表示入力装置。
  5. 前記制御部は、前記表示検知画像として、前記検知画像における前記入力検知領域を縮小した前記入力検知領域と前記入力表示領域とが並んだ画像を表示する、請求項に記載の表示入力装置。
  6. 前記制御部は、前記第2の表示画像として、前記入力検知領域および前記入力表示領域を含む画像を、前記入力検知領域が現れ、前記入力表示領域が隠れるようにスライド表示し、所定のスライドタイミングで、前記入力表示領域が現れるように前記第2の表示画像をスライドさせる、請求項に記載の表示入力装置。
  7. 指示体が接触または近接した指示位置に応じた入力に係る入力領域と当該入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を表示し、
    所定の変更タイミングで、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力領域とし、前記指示位置に応じた入力を検知する入力検知領域と、当該検知された入力に応じた情報を表示する入力表示領域とを有し、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力検知領域とした検知画像を表示し、前記入力を検知した場合、前記入力検知領域および前記入力表示領域のみからなる表示検知画像を第2の表示画像として表示し、
    前記第2の表示画像は、前記第1の表示画像における前記他領域に表示される画像を含まない、表示方法
  8. コンピュータに、
    指示体が接触または近接した指示位置に応じた入力に係る入力領域と当該入力領域とは異なる他領域とが並んだ第1の表示画像を表示する手順と
    所定の変更タイミングで、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力領域とし、前記指示位置に応じた入力を検知する入力検知領域と、当該検知された入力に応じた情報を表示する入力表示領域とを有し、前記第1の表示画像における前記入力領域と前記他領域とを合わせた領域を前記入力検知領域とした検知画像を表示し、前記入力を検知した場合、前記入力検知領域および前記入力表示領域のみからなる表示検知画像を第2の表示画像として表示する手順とを実行させるためのプログラムであって
    前記第2の表示画像は、前記第1の表示画像における前記他領域に表示される画像を含まない、プログラム
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