JP6390953B2 - ターボ圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
インペラと、
前記インペラを回転駆動するモータと、
前記インペラを経由して作動流体を通過させる流体流路と、
前記インペラの回転により前記流体流路に吸引された前記作動流体を加熱する加熱機構と、を備え、
前記加熱機構は、前記モータの回転により生ずる熱を、前記インペラより上流の前記流体流路に伝達することにより、前記流体流路に吸引された前記作動流体を加熱し、
前記作動流体は、前記インペラより下流の前記流体流路において圧縮される、ものである。
インペラと、
前記インペラを回転駆動するモータと、
前記インペラを経由して作動流体を通過させる流体流路と、
前記インペラの回転により前記流体流路に吸引された前記作動流体を加熱する加熱機構と、を備え、
前記加熱機構は、前記モータの回転により生ずる熱を、前記インペラより上流の前記流体流路に伝達することにより、前記流体流路に吸引された前記作動流体を加熱し、
前記作動流体は、前記インペラより下流の前記流体流路において圧縮される、ものである。
前記加熱機構は、
前記モータを冷却するための流体が供給される冷却流路と、
前記インペラより上流の前記流体流路に熱を伝達するように設けられ、前記流体流路を加熱するための流体が供給される加熱流路と、を有し、
前記冷却流路は、前記冷却流路を通過した流体が前記流体流路を加熱するための流体として前記加熱流路に供給されるように前記加熱流路に連通している。
第2態様によれば、簡易な構成で、加熱機構を構成できる。
前記加熱機構は、
前記モータを冷却するための流体が供給される冷却流路と、
前記インペラより上流の前記流体流路に交差させて設けられ、前記流体流路を加熱するための流体が供給される加熱流路と、を有し、
前記冷却流路は、前記冷却流路を通過した流体が前記流体流路を加熱するための流体として前記加熱流路に供給されるように前記加熱流路に連通している。
第3態様によれば、簡易な構成で、加熱機構を構成できる。
前記加熱機構は、
前記モータを冷却するための流体が供給される冷却流路と、
前記インペラより上流の前記流体流路の外周に接触して配置され、前記流体流路を加熱するための流体が供給される加熱流路と、を有し、
前記冷却流路は、前記冷却流路を通過した流体が前記流体流路を加熱するための流体として前記加熱流路に供給されるように前記加熱流路に連通している。
なお、本明細書において、加熱流路が流体流路の外周に接触するとは、加熱流路に供給される流体の熱を、流体流路を通過する作動流体に伝えられる程度に、加熱流路及び流体流路が接近していることを意味する。
第4態様によれば、簡易な構成で、加熱機構を構成できる。
前記ターボ圧縮機は、
前記インペラを囲うケーシングを有し、
前記ケーシングは前記流体流路の一部を構成し、
前記加熱流路は、前記ケーシングで一部を構成された前記流体流路の中に挿入され、
前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記加熱流路の外周から、前記ケーシングで構成された前記流体流路を通過する前記作動流体に伝える。
また、前記加熱流路は、前記ケーシングで一部を構成された前記流体流路の中を挿入されている。これにより、前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記加熱流路の外周から、前記ケーシングで構成された前記流体流路を通過する前記作動流体に伝えている。即ち、前記ケーシングは前記インペラの近傍に設けられているので、前記インペラの近傍において、前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記作動流体に伝えることができる。そのため、従来技術に比して、前記インペラの近傍において作動流体の過熱度を高めることができる。その結果、前記インペラの破損を防ぎ、ターボ圧縮機の所望の運転条件が維持されやすく、ターボ圧縮機の耐久性が向上する。
特許文献1のターボ冷凍機は、加熱源である加熱器により作動流体を加熱している。しかし、前記加熱源は前記インペラの近傍には配置されていない。前記作動流体が加熱源により加熱されたとしても、前記インペラに吸引されるまでの間に凝縮する可能性がある。その結果、前記インペラを破損する可能性があった。
また、特許文献2のターボ圧縮機は、前記作動流体の経路をU字形状に形成し、前記作動流体自身の温度を用いて前記U形状の流路を迂回した後に放熱した作動流体を加熱する。そのため、前記U形状の流路を迂回した後に放熱した作動流体を、前記流路の一側面にて加熱するため、加熱温度が不十分となる可能性がある。この場合、上記特許文献1と同様に、前記作動流体が加熱されたとしても、前記インペラに吸引されるまでの間に凝縮する可能性がある。その結果、前記インペラを破損する可能性があった。
これに対し、本開示のターボ圧縮機によると、前記加熱流路は、前記インペラの近傍において前記流体流路の中に挿入されている。そのため、前記作動流体が前記加熱源により加熱された後、前記インペラに吸引されるまでの間に作動流体が凝縮することを抑制できる。その結果、前記インペラの破損を大幅に抑制できる。
前記ターボ圧縮機は、
前記インペラを囲うケーシングを有し、
前記ケーシングは前記流体流路の一部を構成し、
前記ケーシングの一部で構成された前記流体流路は、その内部に加熱部材を有し、
前記加熱流路は、前記ケーシングで構成された前記流体流路の外周に接触して設けられ、
前記加熱流路に供給される流体の熱は前記加熱部材に伝達され、前記加熱部材を介して前記ケーシングで構成された前記流体流路を通過する前記作動流体に伝達される。
また、前記ケーシングの一部で構成された前記流体流路の内部に、前記加熱部材が設けられている。前記加熱流路は、前記ケーシングで構成された前記流体流路の周囲に接して設けられている。これにより、前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記加熱流路から前記加熱部材を介して、前記ケーシングで構成された前記流体流路を通過する前記作動流体に伝えている。即ち、前記インペラの近傍において、前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記作動流体に伝えることができる。そのため、従来技術に比して、前記インペラの近傍において作動流体の過熱度を高めることができる。その結果、前記インペラの破損を防ぎ、ターボ圧縮機の所望の運転条件が維持されやすく、ターボ圧縮機の耐久性が向上する。
特許文献1のターボ冷凍機は、加熱源である加熱器により作動流体を加熱している。しかし、前記加熱源は前記インペラの近傍には配置されていない。前記作動流体が加熱源により加熱されたとしても、前記インペラに吸引されるまでの間に凝縮する可能性がある。その結果、前記インペラを破損する可能性があった。
また、特許文献2のターボ圧縮機は、前記作動流体の経路をU字形状に形成し、前記作動流体自身の温度を用いて前記U形状の流路を迂回した後に放熱した作動流体を加熱する。そのため、前記U形状の流路を迂回した後に放熱した作動流体を、前記流路の一側面にて加熱するため、加熱温度が不十分となる可能性がある。この場合、上記特許文献1と同様に、前記作動流体が加熱されたとしても、前記インペラに吸引されるまでの間に凝縮する可能性がある。その結果、前記インペラを破損する可能性があった。
これに対し、本開示のターボ圧縮機によると、前記加熱流路は、前記インペラの近傍において前記ケーシングで構成された前記流体流路の周囲に接して設けられている。そのため、前記作動流体が前記加熱源により加熱された後、前記インペラに吸引されるまでの間に作動流体が凝縮することを抑制できる。その結果、前記インペラの破損を大幅に抑制できる。
前記加熱流路の一部は、前記インペラに向かって流れる作動流体の流れの方向を整えるインレットガイドベーンを貫通する流路である。
第7態様によれば、前記インペラに向かって流れる作動流体の流れの方向を整えるインレットガイドベーンに、前記加熱流路の機能を兼用させるので、前記ターボ圧縮機の構成を簡易にしつつ、前記作動流体を効果的に加熱できる。
なお、特許文献3のターボ圧縮機によれば、インレットガイドベーンを開示する。しかし、特許文献3では、作動流体をさらに流体流路の外側から加熱する構成を開示するものではないので、インレットガイドベーンは加熱流路を兼用していない。
前記ターボ圧縮機は、
前記インレットガイドベーンを配置したベース及び前記インレットガイドベーンを有するベーン部材を備え、
前記ベースは、前記加熱流路の一部を形成し、前記ベースの中に形成された前記加熱流路の一部は、前記加熱流路としての前記インレットガイドベーンに連結する。
前記ケーシングは、前記インレットガイドベーンに接触している接触面を有し、
前記ケーシングは、前記接触面に開口し前記ケーシングの外部の空間まで延びているケーシング流路を有し、
前記加熱流路は、前記インレットガイドベーンを貫通して前記ケーシング流路に連通している。
前記第9態様によれば、前記インレットガイドベーンを加熱するための流体が、インレットガイドベーンの内部及びケーシング流路を通過して流れるので、インレットガイドベーンの内部で流体が淀みにくい。このため、前記インベットガイドレーンを流れる加熱流体によって、前記作動流体を安定して継続して加熱できる。
前記加熱流路は、前記インレットガイドベーンを挟んで前記インペラと反対側に流入口を有する。
第10態様によれば、前記加熱流路を流れる流体が前記インペラにおいて発生する熱の影響を受けにくい。このため、前記加熱流路を流れる流体の温度が、他の要因によって変動することを防止できる。
前記加熱流路に供給される流体の温度は、前記インレットガイドベーンの外周面に接している前記作動流体の温度よりも高温である。
第11態様によれば、前記インレットガイドベーンによって前記作動流体を確実に加熱することができる。
前記ターボ圧縮機は、
前記インペラの前端側における前記作動流体の温度を検出する入口温度センサと、
前記加熱流路における流体の温度又は前記加熱流路に供給されるべき流体の温度を検出する加熱側温度センサと、
前記加熱流路を流れる前記流体によって前記流体流路を通過する前記作動流体を加熱する箇所より上流側の前記加熱流路に設けられたバルブと、
前記加熱側温度センサで検出された前記流体の温度が前記入口温度センサで検出された前記作動流体の温度よりも低い場合に、前記バルブを閉じるように前記バルブを制御する制御器と、をさらに備えている。
第12態様によれば、前記インペラの前端側における前記作動流体より低温の流体が加熱流路に供給されることを防止できる。よって、前記作動流体が冷やされて前記作動流体が凝縮することを防止できる。
ターボ圧縮機のインペラに向かって流れる作動流体の蒸気の過熱度が比較的小さい。このため、インペラに向かって流れている作動流体は、少し冷却されただけで飽和蒸気又は湿り蒸気に変化してしまう。第13態様による構成によれば、インペラに向かって流れている作動流体の凝縮を防止する効果がより得られやすい。
これに対して、本開示のターボ圧縮機は、作動流体として常温での飽和蒸気圧が負圧の冷媒を用いる場合において、従来のターボ圧縮機に比して、ターボ圧縮機の所望の運転条件が維持されやすく、ターボ圧縮機の耐久性が向上するという点で特に顕著な効果を奏する。
前記流体流路は、前記ターボ圧縮機、前記凝縮器、前記減圧機構、及び前記蒸発器をこの順番で環状に接続している接続流路を有し、
(i)前記蒸発器と、前記加熱流路に連通している前記ターボ圧縮機の特定位置とを接続している蒸発器側導入流路、又は
(ii)前記凝縮器と前記蒸発器との間の前記接続流路と、前記加熱流路に連通している前記ターボ圧縮機の特定位置とを接続している接続導入流路、をさらに備えた
冷凍サイクル装置を提供する。
前記冷凍サイクル装置は、
前記蒸発器側導入流路を備えている場合、
前記蒸発器から液相の前記作動流体を前記蒸発器側導入流路に引き込むように前記蒸発器に接続されており、かつ前記ターボ圧縮機の前記冷却流路に連通しており、
一方、前記接続導入流路を備えている場合、
前記蒸発器と前記減圧機構との間の前記接続流路から液相の前記作動流体を、前記接続導入流路に引き込むように前記接続流路に接続されており、かつ前記ターボ圧縮機の前記冷却流路に連通している。
ターボ圧縮機のインペラに向かって流れる作動流体の蒸気の過熱度が比較的小さい。このため、インペラに向かって流れている作動流体は、少し冷却されただけで飽和蒸気又は湿り蒸気に変化してしまう。第16態様による構成によれば、インペラに向かって流れている作動流体の凝縮を防止する効果がより得られやすい。
図1に示すように、ターボ圧縮機100aは、吸込流路10a及び吸込流路30a、ディフューザ10b及びディフューザ30b、渦巻室10c及び渦巻室30c、ガイドベーン11a及びガイドベーン31a、インペラ12及びインペラ32、シャフト13、モータ14、モータケース15、冷却流路16、軸受17及び軸受37、軸受ケース18及び軸受ケース38、加熱機構19、ケーシング20及びケーシング40、ケーシング流路22、上流流路23、バイパス流路24、センタケース25、制御器50、入口温度センサ51、加熱側温度センサ52、バルブ53、並びにバルブ54を有している。
このような流体としては、例えば、水、アルコール又はエーテルを主成分として含む流体を挙げることができる。作動流体として、常温で飽和蒸気圧が負圧である流体が用いられている場合、冷凍サイクル装置1aの内部は、例えば真空ポンプ(図示省略)によって大気圧よりも低い負圧に維持されている。本実施形態では、作動流体として水が用いられている。
上記の実施形態は様々な観点からの変形が可能である。図6に変形例1に係るターボ圧縮機100cを示す。ターボ圧縮機100cは、以下の点を除き、第1実施形態のターボ圧縮機100aと同様に構成されている。ターボ圧縮機100cでは、ケーシング20がケーシング流路22を有していない。また、インレットガイドベーン11aの内部が加熱流路19aの一部を形成しているものの、加熱流路19aはインレットガイドベーン11aを貫通していない。このような構成によれば、加熱流路19aに供給された流体によってインレットガイドベーン11aを直接加熱できる。また、ケーシング20に流路を形成する必要がないので、ターボ圧縮機100cの構成を簡素化できる。
次に、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、モータの排熱を利用して、ターボ圧縮機のインペラに向かって流れる作動流体を加熱した。これに対し、第2実施形態では、この場合に限られない。まず、第2実施形態に係る発明に至った経緯を説明する。
本発明者らは、常温での飽和蒸気圧が負圧(絶対圧で大気圧よりも低い圧力)の冷媒を作動流体として用いる冷凍サイクルを検討したところ、特許文献1〜2に記載の従来のターボ圧縮機では、ターボ圧縮機の所望の運転条件が維持しにくく、ターボ圧縮機の耐久性が低下することを見出した。
上記知見に基づき、本発明者は、以下に説明する各態様の発明を想到するに至った。
モータによって回転駆動されるインペラと、
前記インペラを囲うケーシングと、
前記ケーシングによってその一部が構成され、前記インペラを経由して作動流体を通過させる流体流路と、
所定の熱源により生ずる熱を、前記インペラより上流の前記流体流路に伝達する加熱流路と、を備え、
前記加熱流路は、前記ケーシングで一部を構成された前記流体流路の中に挿入され、
前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記加熱流路の外周から、前記ケーシングで構成された前記流体流路を通過する前記作動流体に伝え、前記インペラより下流の前記流体流路において前記作動流体を圧縮する、ものである。
第1態様によれば、前記インペラを囲うケーシングにより前記流体流路の一部を構成するので、前記ターボ圧縮機の構成を簡易にできる。
また、前記加熱流路は、前記ケーシングで一部を構成された前記流体流路の中を挿入されている。これにより、前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記加熱流路の外周から、前記ケーシングで構成された前記流体流路を通過する前記作動流体に伝えている。即ち、前記ケーシングは前記インペラの近傍に設けられているので、前記インペラの近傍において、前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記作動流体に伝えることができる。そのため、従来技術に比して、前記インペラの近傍において作動流体の過熱度を高めることができる。その結果、前記インペラの破損を防ぎ、ターボ圧縮機の所望の運転条件が維持されやすく、ターボ圧縮機の耐久性が向上する。
また、特許文献2のターボ圧縮機は、前記作動流体の経路をU字形状に形成し、前記作動流体自身の温度を用いて前記U形状の流路を迂回した後に放熱した作動流体を加熱する。そのため、前記U形状の流路を迂回した後に放熱した作動流体を、前記流路の一側面にて加熱するため、加熱温度が不十分となる可能性がある。この場合、上記特許文献1と同様に、前記作動流体が加熱されたとしても、前記インペラに吸引されるまでの間に凝縮する可能性がある。その結果、前記インペラを破損する可能性があった。
これに対し、本開示のターボ圧縮機によると、前記加熱流路は、前記インペラの近傍において前記流体流路の中に挿入されている。そのため、前記作動流体が前記加熱源により加熱された後、前記インペラに吸引されるまでの間に作動流体が凝縮することを抑制できる。その結果、前記インペラの破損を大幅に抑制できる。
前記加熱流路の一部は、前記インペラに向かって流れる作動流体の流れの方向を整えるインレットガイドベーンを貫通する流路である。
第2態様によれば、前記インペラに向かって流れる作動流体の流れの方向を整えるインレットガイドベーンに、前記加熱流路の機能を兼用させるので、前記ターボ圧縮機の構成を簡易にしつつ、前記作動流体を効果的に加熱できる。
なお、特許文献3のターボ圧縮機によれば、インレットガイドベーンを開示する。しかし、特許文献3では、作動流体をさらに流体流路の外側から加熱する構成を開示するものではないので、インレットガイドベーンは加熱流路を兼用していない。
第3態様によれば、ターボ圧縮機のインペラに向かって流れる作動流体の蒸気の過熱度が比較的小さい。このため、インペラに向かって流れている作動流体は、少し冷却されただけで飽和蒸気又は湿り蒸気に変化してしまう。従って、本開示の構成によって、インペラに向かって流れている作動流体の凝縮を防止する効果がより得られやすい。
特許文献3のターボ圧縮機によれば、外気温度等が原因で、蒸発器において発生する作動流体の蒸気が十分な過熱度に達しない可能性がある。この場合、蒸発器からターボ圧縮機への流路において作動流体が冷却されることにより、作動流体が飽和蒸気又は湿り蒸気となる可能性がある。この場合、作動流体の体積流量が低下するので、インペラに吸い込まれる作動流体が所望の状態とはいえない可能性がある。例えば、作動流体が水が主成分である場合、液相の作動流体と気相の作動流体との体積比は大気圧の下で1000倍程度である。このため、インレットガイドベーンによる作動流体の流れの調整によって補償できない条件でターボ圧縮機が運転されるおそれがある。また、液滴を含む作動流体がターボ圧縮機のインペラに吸い込まれた場合、この液滴がインペラの動翼に衝突してエロージョンが発生するおそれがある。その結果、ターボ圧縮機の所望の運転条件を維持できず、ターボ圧縮機の耐久性が低下するおそれがある。
これに対して、本開示のターボ圧縮機は、作動流体として常温での飽和蒸気圧が負圧の冷媒を用いる場合において、従来のターボ圧縮機に比して、ターボ圧縮機の所望の運転条件が維持されやすく、ターボ圧縮機の耐久性が向上するという点で特に顕著な効果を奏する。
モータによって回転駆動されるインペラと、
前記インペラを囲うケーシングと、
前記ケーシングによってその一部が構成され、前記インペラを経由して作動流体を通過させる流体流路と、
所定の熱源により生ずる熱を、前記インペラより上流の前記流体流路に伝達する加熱流路と、を備え、
前記ケーシングの一部で構成された前記流体流路は、その内部に加熱部材を有し、
前記加熱流路は、前記ケーシングで構成された前記流体流路の外周に接触して設けられ、
前記加熱流路に供給される流体の熱は前記加熱部材に伝達され、前記加熱部材を介して前記ケーシングで構成された前記流体流路を通過する前記作動流体に伝達される。ものである。
第4態様によれば、前記インペラを囲うケーシングにより前記流体流路の一部を構成するので、前記モータの排熱を利用して前記作動流体を加熱するにあたって、前記ターボ圧縮機の構成を簡易にできる。
また、前記ケーシングの一部で構成された前記流体流路の内部に、前記加熱部材が設けられている。前記加熱流路は、前記ケーシングで構成された前記流体流路の周囲に接して設けられている。これにより、前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記加熱流路から前記加熱部材を介して、前記ケーシングで構成された前記流体流路を通過する前記作動流体に伝えている。即ち、前記インペラの近傍において、前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記作動流体に伝えることができる。そのため、従来技術に比して、前記インペラの近傍において作動流体の過熱度を高めることができる。その結果、前記インペラの破損を防ぎ、ターボ圧縮機の所望の運転条件が維持されやすく、ターボ圧縮機の耐久性が向上する。
特許文献1のターボ冷凍機は、加熱源である加熱器により作動流体を加熱している。しかし、前記加熱源は前記インペラの近傍には配置されていない。前記作動流体が加熱源により加熱されたとしても、前記インペラに吸引されるまでの間に凝縮する可能性がある。その結果、前記インペラを破損する可能性があった。
また、特許文献2のターボ圧縮機は、前記作動流体の経路をU字形状に形成し、前記作動流体自身の温度を用いて前記U形状の流路を迂回した後に放熱した作動流体を加熱する。そのため、前記U形状の流路を迂回した後に放熱した作動流体を、前記流路の一側面にて加熱するため、加熱温度が不十分となる可能性がある。この場合、上記特許文献1と同様に、前記作動流体が加熱されたとしても、前記インペラに吸引されるまでの間に凝縮する可能性がある。その結果、前記インペラを破損する可能性があった。
これに対し、本開示のターボ圧縮機によると、前記加熱流路は、前記インペラの近傍において前記ケーシングで構成された前記流体流路の周囲に接して設けられている。そのため、前記作動流体が前記加熱源により加熱された後、前記インペラに吸引されるまでの間に作動流体が凝縮することを抑制できる。その結果、前記インペラの破損を大幅に抑制できる。
前記加熱流路の一部は、前記インペラに向かって流れる作動流体の流れの方向を整えるインレットガイドベーンを貫通する流路である。
第5態様によれば、前記インペラに向かって流れる作動流体の流れの方向を整えるインレットガイドベーンに、前記加熱流路の機能を兼用させるので、前記ターボ圧縮機の構成を簡易にしつつ、前記作動流体を効果的に加熱できる。
なお、特許文献3のターボ圧縮機によれば、インレットガイドベーンを開示する。しかし、特許文献3では、作動流体をさらに流体流路の外側から加熱する構成を開示するものではないので、インレットガイドベーンは加熱流路を兼用していない。
第6態様によれば、ターボ圧縮機のインペラに向かって流れる作動流体の蒸気の過熱度が比較的小さい。このため、インペラに向かって流れている作動流体は、少し冷却されただけで飽和蒸気又は湿り蒸気に変化してしまう。従って、本開示の構成によって、インペラに向かって流れている作動流体の凝縮を防止する効果がより得られやすい。
特許文献3のターボ圧縮機によれば、外気温度等が原因で、蒸発器において発生する作動流体の蒸気が十分な過熱度に達しない可能性がある。この場合、蒸発器からターボ圧縮機への流路において作動流体が冷却されることにより、作動流体が飽和蒸気又は湿り蒸気となる可能性がある。この場合、作動流体の体積流量が低下するので、インペラに吸い込まれる作動流体が所望の状態とはいえない可能性がある。例えば、作動流体が水が主成分である場合、液相の作動流体と気相の作動流体との体積比は大気圧の下で1000倍程度である。このため、インレットガイドベーンによる作動流体の流れの調整によって補償できない条件でターボ圧縮機が運転されるおそれがある。また、液滴を含む作動流体がターボ圧縮機のインペラに吸い込まれた場合、この液滴がインペラの動翼に衝突してエロージョンが発生するおそれがある。その結果、ターボ圧縮機の所望の運転条件を維持できず、ターボ圧縮機の耐久性が低下するおそれがある。
これに対して、本開示のターボ圧縮機は、作動流体として常温での飽和蒸気圧が負圧の冷媒を用いる場合において、従来のターボ圧縮機に比して、ターボ圧縮機の所望の運転条件が維持されやすく、ターボ圧縮機の耐久性が向上するという点で特に顕著な効果を奏する。
2 凝縮器
3 減圧機構
4 蒸発器
5a〜5c 接続流路
8a 蒸発器側導入流路
8b 接続導入流路
8c 凝縮器側導入流路
11 ベーン部材
11a インレットガイドベーン
11b ベース
12 インペラ
12a 動翼
14 モータ
16 冷却流路
19 加熱機構
19a 加熱流路
19b 流入口
20 ケーシング
22 ケーシング流路
23 上流流路
50 制御器
51 入口温度センサ
52 加熱側温度センサ
53〜55 バルブ
100a〜100d ターボ圧縮機
Claims (10)
- インペラと、
前記インペラを回転駆動するモータと、
前記インペラを経由して作動流体を通過させる流体流路と、
前記インペラの回転により前記流体流路に吸引された前記作動流体を加熱する加熱機構と、
前記インペラを囲うケーシングと、を備え、
前記加熱機構は、前記モータの回転により生ずる熱を、前記インペラより上流の前記流体流路に伝達することにより、前記流体流路に吸引された前記作動流体を加熱し、
前記作動流体は、前記インペラより下流の前記流体流路において圧縮され、
前記加熱機構は、
前記モータを冷却するための流体が供給される冷却流路と、
前記インペラより上流の前記流体流路に交差させて設けられ、前記流体流路を加熱するための流体が供給される加熱流路と、を有し、
前記冷却流路は、前記冷却流路を通過した流体が前記流体流路を加熱するための流体として前記加熱流路に供給されるように前記加熱流路に連通しており、
前記ケーシングは前記流体流路の一部を構成し、
前記加熱流路は、前記ケーシングで一部を構成された前記流体流路の中に挿入され、
前記加熱流路に供給される流体の熱を、前記加熱流路の外周から、前記ケーシングで構成された前記流体流路を通過する前記作動流体に伝え、
前記加熱流路の一部は、前記インペラに向かって流れる作動流体の流れの方向を整えるインレットガイドベーンを貫通する流路である、
ターボ圧縮機。 - 前記ターボ圧縮機は、
前記インレットガイドベーンを配置したベース及び前記インレットガイドベーンを有するベーン部材を備え、
前記ベースは、前記加熱流路の一部を形成し、前記ベースの中に形成された前記加熱流路の一部は、前記加熱流路としての前記インレットガイドベーンに連結する、
請求項1に記載のターボ圧縮機。 - 前記ケーシングは、前記インレットガイドベーンに接触している接触面を有し、
前記ケーシングは、前記接触面に開口し前記ケーシングの外部の空間まで延びているケーシング流路を有し、
前記加熱流路は、前記インレットガイドベーンを貫通して前記ケーシング流路に連通している、
請求項1又は請求項2に記載のターボ圧縮機。 - 前記加熱流路は、前記インレットガイドベーンを挟んで前記インペラと反対側に流入口を有する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のターボ圧縮機。 - 前記加熱流路に供給される流体の温度は、前記インレットガイドベーンの外周面に接している前記作動流体の温度よりも高温である、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のターボ圧縮機。 - 前記ターボ圧縮機は、
前記インペラの前端側における前記作動流体の温度を検出する入口温度センサと、
前記加熱流路における流体の温度又は前記加熱流路に供給されるべき流体の温度を検出する加熱側温度センサと、
前記加熱流路を流れる前記流体によって前記流体流路を通過する前記作動流体を加熱する箇所より上流側の前記加熱流路に設けられたバルブと、
前記加熱側温度センサで検出された前記流体の温度が前記入口温度センサで検出された前記作動流体の温度よりも低い場合に、前記バルブを閉じるように前記バルブを制御する制御器と、を備えている、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のターボ圧縮機。 - 前記作動流体は、常温での飽和蒸気圧が負圧である流体である、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のターボ圧縮機。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のターボ圧縮機と、
前記ターボ圧縮機で圧縮された前記作動流体を凝縮させる凝縮器と、
前記凝縮器で凝縮した前記作動流体の圧力を下げる減圧機構と、前記減圧機構で減圧した前記作動流体を蒸発させる蒸発器と、
前記ターボ圧縮機、前記凝縮器、前記減圧機構、及び前記蒸発器をこの順番で環状に接続している接続流路と、を備え、
(i)前記蒸発器と、前記加熱流路に連通している前記ターボ圧縮機の特定位置とを接続している蒸発器側導入流路、又は
(ii)前記凝縮器と前記蒸発器との間の前記接続流路と、前記加熱流路に連通している前記ターボ圧縮機の特定位置とを接続している接続導入流路、を備えた、
冷凍サイクル装置。 - 前記蒸発器側導入流路を備えている場合、
前記蒸発器から液相の前記作動流体を前記蒸発器側導入流路に引き込むように前記蒸発器に接続されており、かつ前記ターボ圧縮機の前記冷却流路に連通しており、
一方、前記接続導入流路を備えている場合、
前記蒸発器と前記減圧機構との間の前記接続流路から液相の前記作動流体を、前記接続導入流路に引き込むように前記接続流路に接続されており、かつ前記ターボ圧縮機の前記冷却流路に連通している、
請求項8記載の冷凍サイクル装置。 - 前記作動流体は、常温での飽和蒸気圧が負圧である流体である、
請求項8又は請求項9に記載の冷凍サイクル装置。
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