JP6390850B2 - イベント対応省電力機能を有する電話制御装置 - Google Patents

イベント対応省電力機能を有する電話制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の内線電話機を収容する電話制御装置に関し、内線電話機の給電を停止することで消費電力を削減する技術に関する。
従来技術として、特許文献1には、夜間や休日などで事務所内が無人の場合に、内線電話機の給電を停止して、消費電力を削減するキーテレホンシステムが開示されている。同文献には、さらに人感センサや光センサなど、ユーザが離席しているかを検知するいずれかの手段で離席と判断した場合に、内線電話機への給電を停止することで低消費電力化を図る技術が開示されている。
特許文献2には、IP電話機への給電を常時停止するが、ユーザ操作によりIP電話機をオンフック状態又はオフフック状態に切り替えることにより、給電を開始し、通常動作に切り替える技術が開示されている。通常動作時には、ユーザ操作のない期間が所定の設定時間を超えたことを検知したときには、省電力モードに切り替えるため、給電を停止する。具体的には、一定時間無操作だった場合に、IP電話機への給電を停止することで低消費電力化を図っている。
しかしながら、特許文献1に記載のキーテレホンシステムにおいては、ユーザが在席している時は、ユーザが内線電話機を使用しているか否かに関わらず、内線電話機への給電を続けている。そのため、ユーザが在席しているが内線電話機を使用していない時間は、内線電話機への給電を通常通り継続され、低消費電力化の効果が減少せざるを得ないという問題がある。
さらに、特許文献2に記載のIP電話機において、内蔵電池を用いてオンフック又はオフフック操作を検知することで、通常動作と省電力動作を切り替えている。内蔵電池を用いて電力消費を減らすようにしているが、数の多い内線電話機のすべてに電池を内蔵させる必要があり、コストアップは避けられないという問題がある。
特開2009−218880号公報 特開2007−173923号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、複数の内線電話機を収容する電話制御装置において、内線電話機に特別の電池を内蔵することなく、かつ使用時以外は常に給電停止しておくことで、極限まで低消費電力化が可能な技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、
複数の内線電話機を収容し前記内線電話機に稼働電力を供給する電話制御装置であって、
所定の電話番号と前記電話番号が自装置に到来した着信の発信元電話番号と一致した際に給電開始する前記内線電話機と前記自装置に到来した着信があったならば前記所定の内線電話機の給電開始を許可する時間帯と前記給電開始を許可する時間帯以外に前記自装置に到来した着信を転送する転送先番号とを対応付けて登録する電話番号登録手段と、自装置に到来した着信の発信元電話番号が前記電話番号登録手段に登録された電話番号のいずれかと一致するか否かを判定する給電制御手段と、を有し、
自装置に着信が到来した場合に、前記給電制御手段は、当該着信の発信元電話番号が前記電話番号登録手段に登録された電話番号のいずれかと一致するかを判定し一致と判断したならば、当該電話番号に対応する内線電話機に対する給電を開始し、
前記給電制御手段は、当該内線電話機が未使用となったことを検知したならば、当該内線電話機の給電を停止することを特徴とする。
本発明によれば、電話制御装置内にあらかじめ登録しておいたユーザが通話を望む発信元電話番号から外線着信イベントがあった際に、当該ユーザに対応する所定の内線電話機の給電を開始し着信鳴動し、ユーザが応答操作を行うことで通話ができ、内線電話機が未使用になったことを検知すると、内線電話機の給電を停止する。さらに、ユーザが通話を望む発信元電話番号から外線着信があった時間が給電開始を許可する時間以外であった場合に、所定の転送先番号へ当該外線着信を転送する。したがって、ユーザが在席時でも内線電話機への給電を停止しておき、ユーザが通話を望む発信元電話番号からの外線着信があった時かつユーザが在席時、すなわち内線電話機を使用する時だけ内線電話機への給電を開始する、イベント対応省電力機能である。このため、電力消費を極限にまで抑えることができる。
本発明の実施形態において、給電停止する内線電話機は、電話制御装置より給電される内線電話機を用いた形態、または、電話制御装置からの通知により、指定された内線電話機の給電を開始または停止できる機能を有する給電ハブを用いた形態、または、電話制御装置からの通知により、アダプタ等の外部給電からの給電を開始または停止できる機能を有する内線電話機を用いた形態でもよい。
また、本発明において、ユーザが通話を望む発信先へ発信を行う際に、ユーザが自席で使用するPC(Personal Computer)等の制御端末を用いて、電話制御装置へ発信指示コマンドを送信する。電話制御装置は、受信した発信指示コマンドイベントを解析し、発信指示コマンドで指定された内線電話機への給電を開始した後、当該発信指示コマンドで指定された発信先電話番号に電話制御装置が自動的に発信する。そして、該内線電話機が通話を終えて未使用になったことを検知すると、該内線電話機の給電を停止する。したがって、ユーザが在席時でも内線電話機への給電を停止しておき、ユーザが制御端末を用いて外線発信を行う時、すなわち内線電話機を使用する時だけ内線電話機への給電を開始することができる、イベント対応省電力機能である。このため、電力消費を極限にまで抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る電話制御装置1の概略構成図である。 給電開始内線電話番号登録部の登録内容例を模式的に表した図である。 本発明の一実施形態の動作を示すフローチャートである。 電話制御装置1が外線着信時に給電を開始する動作を説明するためのシーケンス図である。 電話制御装置1が制御端末4からの発信指示コマンドにより給電を開始する動作を説明するためのシーケンス図である。
以下に、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電話制御装置1の概略機能構成図である。
図示するように、電話制御装置1は、外線インターフェース部101と、発信元電話番号抽出部102と、給電制御部103と、通話制御部104と、呼制御部105と、給電開始内線電話番号登録部106と、内線電話機インターフェース部107と、制御端末インターフェース部108と、発信指示コマンド受信部109と、を有する。また、図中では通話路の記載を省略する。
外線インターフェース部101は、PSTN、ISDN、IP電話網等の外線網5に接続するためのインターフェースである。
発信元電話番号抽出部102は、電話制御装置1に外線着信があった際に、外線インターフェース部101が該着信を検知し、該着信を通知してくるので、該外線着信の発信元の電話番号を抽出し、給電制御部103へ通知する。
給電制御部103は、発信元電話番号抽出部102から通知を受けた該発信元電話番号が、給電開始内線電話番号登録部106に登録されている発信元電話番号のいずれかに、一致するか判定する。このとき、発信元電話番号抽出部102から通知を受けた該発信元電話番号が、給電開始内線電話番号登録部106に登録されている発信元電話番号のいずれか一つに一致したならば、給電開始内線電話番号登録部106の該発信元電話番号に対応して登録されている給電開始時間設定203と給電終了時間設定204を読み出し、同じく該発信元電話番号に対応して登録されている内線電話番号の内線電話機2(図1の内線電話機2−1及び2−2を総称して、内線電話機2と称する。以下同じ。)の給電を開始するか否か判定する。
具体的には、給電開始時間設定203の時間から給電終了時間設定204の時間までを給電許可時間帯と算出し、現在時刻が給電許可時間帯内であるかを判定する。給電許可時間帯内であると判定した場合は、内線電話機2の給電を許可し、給電許可時間帯以外であれば内線電話機2の給電を許可しない。
さらに、給電制御部103は、前記給電許可時間帯内であると判定した場合は内線電話機2の給電を開始し、給電許可時間帯以外であると判定した場合には給電開始内線電話番号登録部106の当該発信元電話番号202に対応する転送先番号205から転送先電話番号を取得し、該転送先番号へ転送するように呼制御部105へ通知する。
なお、ここで給電制御部103は、発信元電話番号抽出部102から通知を受けた発信元電話番号が、給電開始内線電話番号登録部106に登録しているいずれの発信元電話番号とも一致しない場合、受付用内線電話機として所定の内線電話機を予め定めておいて、該受付用内線電話機を給電開始内線電話番号登録部106に登録しておき、該受付用内線電話機を呼び出すように呼制御部105へ通知するようにしてもよい。
また、給電制御部103は、発信元電話番号抽出部102から通知を受けた該発信元電話番号が、給電開始内線電話番号登録部106に登録されている発信元電話番号のいずれかに一致したが、現在時刻が給電許可時間帯以外であると判定し、該一致した発信元電話番号が登録されたレコード200内のフィールド205に転送先番号が登録されていない場合、前記受付用内線電話機を呼び出すように呼制御部105へ通知するようにしてもよい。例えば、フィールド201に登録されている内線電話番号が999に設定されたレコードが存在した場合、該内線電話番号に該当する内線電話機2を受付用内線電話機とし、給電開始内線電話番号登録部106に登録しているいずれの発信元電話番号とも一致しない場合、またはレコード200内のフィールド205に転送先番号が登録されていない場合に、前記受付用内線電話機を呼び出すようにしてもよい。
また、ユーザが制御端末4を用いて、通話を希望する発信先電話番号を指定して、発信指示コマンドを入力すると、制御端末インターフェース部108を通して、発信指示コマンド受信部109が当該発信指示コマンドを受信し、給電制御部103に通知する。発信指示コマンドには、制御端末を認識するための「制御端末ID」、発信する内線電話機2を指定する「内線電話番号」、通話を希望する「発信先電話番号」が含まれるものとする。通知を受けた給電制御部103は、該発信指示コマンドに基づいて、呼制御部105に指示して、発信指示コマンドで指定された内線電話機2の給電を開始する。
さらに、給電制御部103は、発信指示コマンドで指示された発信先電話番号を呼制御部105へ伝え、呼制御部105は、該発信先電話番号へ通話制御部104を介して発信する。
さらに、外線着信があり、外線と内線電話機2との間で通話が行われていた状態で、呼制御部105が内線電話機インターフェース部107を経由して、該通話の通話終了により、内線電話機2のオンフックを検知したならば、その検知結果は、給電制御部103に通知され、給電制御部103は、内線電話機インターフェース部107を介して、内線電話機2の給電を停止する。
また、発信指示コマンドによって、外線と内線電話機2との間で通話が行われていた状態で、呼制御部105が内線電話機インターフェース部107を経由して、該通話の通話終了により、内線電話機2のオンフックを検知したならば、その検知結果は、給電制御部103に通知され、給電制御部103は、内線電話機インターフェース部107を介して、内線電話機2の給電を停止する。
通話制御部104は、外線インターフェース部101を介して外線網5と通話接続する。
呼制御部105は、着信通知に対する内線電話機2からの応答操作を内線電話機2のオフフックにより検知し、内線電話機2と連携して呼制御を行う。
また、呼制御部105は、給電制御部103より受信した当該着信の転送先番号に従い、当該着信の転送処理を行う。
また、制御端末4から発信指示コマンド受信部109を介して受信した発信指示コマンドを給電制御部103が解析し、給電制御部103は、解析結果の発信先電話番号を呼制御部105に通知する。呼制御部105は給電制御部103より通知を受けた該発信先電話番号に対して、通話制御部104を介して外線発信を行う。
さらに、呼制御部105は、外線着信の発信元電話番号に基づいて給電開始された内線電話機2に対し、内線電話機インターフェース部107を介して着信通知する。
給電開始内線電話番号登録部106は、あらかじめユーザが通話を望む一又は複数の発信元電話番号をユーザごとに登録する。外線インターフェース部101が外線網5より外線着信を検知し、発信元電話番号抽出部102が該外線着信から抽出した発信元電話番号を給電制御部103へ通知すると、給電制御部103は、給電開始内線電話番号登録部106に登録されているレコード200を参照し、発信元電話番号と一致するレコードを取得する。
図2は、給電開始内線電話番号登録部106の登録内容を模式的に表した図である。図示するように、給電開始内線電話番号登録部106には内線電話番号毎にレコード200が登録されている。レコード200は、給電を開始する内線電話番号201と、ユーザ通話を望む発信元電話番号が登録される発信元電話番号202と、給電許可を開始する時間を設定する給電開始時間設定203と、給電許可を終了する時間を設定する給電終了時間設定204と、給電許可時間帯外の場合に外線転送する為の転送先番号205と、を有する。
内線電話機インターフェース部107は、内線電話機に接続するためのインターフェースである。
制御端末インターフェース部108は、PC(Personal Computer)等の制御端末4と接続するためのインターフェースであり、例えば、LAN、無線LAN、USB(Universal Serial Bus)等のシリアルバス伝送、あるいはBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信が用いられる。
発信指示コマンド受信部109は、制御端末4より制御端末インターフェース部108を介して発信指示コマンドを受信し、受信した発信指示コマンドを給電制御部103へ通知する。
図3は、給電開始までの動作を説明する為のフローチャート図である。このフローチャートは、電話制御装置1の電源投入により開始する。
まず、外線インターフェース部101は、外線着信があったか否かを判定する(S301)。
それから、給電制御部103は、発信元電話番号抽出部102が抽出した外線着信の発信元電話番号が、給電開始内線電話番号登録部106を参照し、レコード200内のフィールド202へ登録されている発信元電話番号のいずれか一つと一致するか照合する(S302)。
照合結果、外線着信の該発信元電話番号が、登録されている発信番号のいずれか一つと一致した場合(S303)、次に現在時刻が給電許可時間帯内であるか判定する(S304)。
具体的には、給電制御部103は、前記一致と判定した場合に、取得したレコード200に給電を開始すべき内線電話番号がフィールド201へ登録されているので、これを読み出す。尚、同一の発信元電話番号は給電開始内線電話番号登録部106に登録できないものとする。
例えば、給電開始内線電話番号登録部106から読み出したレコード200のフィールド203に登録されている給電開始時間設定から、フィールド204に登録されている給電終了時間設定までの間の給電許可時間帯以外だった場合に、内線電話機2の給電を開始することなく、フィールド205へ登録されている転送先番号へ転送動作を行う。前記フィールド205に転送先番号が登録されていないならば、呼制御部105は、通話制御部104を介して外線網5へ応答不可のガイダンスを送出、または転送処理を行う(S310)。
また、給電開始内線電話番号登録部106から読み出したレコード200のフィールド203に登録されている給電開始時間設定と、フィールド204に登録されている給電終了時間設定に時刻が設定されていない場合、フィールド201に登録されている内線電話番号に該当する内線電話機2を常時給電とし、同じ時刻が設定されていた場合、常時転送動作を行うようにしてもよい。
なお、給電開始内線電話機番号登録部106に登録されているレコード200内のフィールド202と、前記発信元電話番号抽出部102が抽出した外線着信の発信元電話番号が一致するレコード200が存在しなかった場合、もしくは外線着信の発信元電話番号と一致するレコード200からフィールド201に登録されている内線電話番号に該当する内線電話機2の給電を開始したが、ユーザが離席等により外線着信に応答できなかった場合に、フィールド205へ登録されている転送先番号へ転送動作を行う。一致するレコード200が存在しない、もしくは前記フィールド205に転送先番号が登録されていないならば、呼制御部105は通話制御部104を介して外線網5へ応答不可のガイダンスを送出する(S310)。
つぎに、前記給電許可時間帯内であると判定された場合、給電開始内線電話機番号登録部106から読み出したレコード200に登録されているフィールド201の内線電話番号に対応する内線電話機2を給電開始する。さらに、給電開始され通常動作となった内線電話機2へ着信通知する(S305)。
ユーザが給電開始された内線電話機2で応答したことを、呼制御部105が内線電話機2のオフフックにより検知した場合(S306)、通話制御部104が外線インターフェース部101を介して外線網5と通話接続し(S307)、通話を行う。
呼制御部105が、ユーザが通話を終えたことを内線電話機2のオンフックにより検知し、給電制御部103へ通知し(S308)、給電制御部103が内線電話機インターフェース部107を介して内線電話機2の給電を停止する(S309)。
具体的には、給電制御部103は、呼制御部105が内線電話機インターフェース部107を介して、内線電話機2が通話を終えたことを内線電話機2のオンフックにより検知し、その検知情報を受信することにより、内線電話機インターフェース部107を通して、内線電話機2の給電を停止する。
さらに、給電制御部103が発信指示コマンド受信部109を介して制御端末4より発信指示コマンドを受信すると(S311)、内線電話機インターフェース部107を通して、発信指示コマンドで指定された内線電話機2の給電を開始する。さらに、通話制御部104が外線網5へ外線インターフェース部101を介して発信する(S312)。
外線網5より応答があったことを、外線インターフェース部101を介して通話制御部104が検知した場合(S313)、通話制御部104が外線網5と内線電話機2を通話接続し(S314)、通話を可能とする。
ユーザが通話を終えて終話したことを、呼制御部105が内線電話機インターフェース部107を介して内線電話機2のオンフックにより検知した場合(S315)、呼制御部105は給電制御部103へ該検知情報を通知し、給電制御部103は、内線電話機インターフェース部107を介して内線電話機2の給電を停止する(S316)。
なお、呼制御部105が内線電話機インターフェース部107を介して内線電話機2が通話を終えたことを内線電話機2のオンフックにより検知し、呼制御部105が給電制御部103へ該検知情報を通知し、給電制御部103が内線電話機インターフェース部107を介して内線電話機2を給電停止するまでの間に、通話時間や通話料金確認のため、当該内線電話機2の給電時間を所定時間延長するようにしてもよい。
図4は、電話制御装置1における外線着信時の発信元電話番号が、ユーザが通話を望む発信元電話番号であった場合に、内線電話機2の給電を開始する動作を説明するためのシーケンス図である。このシーケンス図は、外線網5より外線インターフェース部101が外線着信を検知することにより開始される。
まず、電話制御装置1は、外線着信があることを外線インターフェース部101より検知すると(S401)、給電制御部103は、給電開始内線電話番号登録部106に指示して、この外線着信で発信元電話番号抽出部102が抽出した発信元電話番号が給電開始内線電話機番号登録部106に登録されたレコード200内のフィールド202に登録されている発信元電話番号のいずれかに一致するかを判定させ、一致した場合、該一致した発信元電話番号の登録されているレコード200を給電開始内線番号登録部106より取得し、該発信元電話番号に対応して登録されている内線電話番号の内線電話機2の給電を開始する(S402)。
つぎに、呼制御部105は、内線電話機インターフェース部107を介して給電が開始され通常動作となった内線電話機2に着信通知する(S403)。内線電話機2は外線着信鳴動を行う(S404)。ユーザが内線電話機2から外線着信に応答したことを、呼制御部105が内線電話機2のオフフックにより検知したら(S405)、通話制御部104が外線インターフェース部101を介して外線網5と通話接続し(S406)、該内線電話2のユーザは外線通話をすることができる(S407)。
そして、呼制御部105が内線電話機インターフェース部107を介して内線電話機2が通話を終えたことを内線電話機2のオンフックにより検知すると(S408)、通話制御部104は外線インターフェース部101を介して外線網5に通話切断を通知する(S409)。呼制御部105は給電制御部103へ検知情報を通知し、給電制御部103は、内線電話機インターフェース部107を介して内線電話機2の給電を停止する(S410)。
図5は、電話制御装置1における、制御端末4からユーザが通話を望む発信先電話番号へ発信する発信指示コマンドを受信した場合に、内線電話機の給電を開始し、発信する動作を説明するためのシーケンス図である。
まず、ユーザがPC(Personal Computer)等の制御端末4より、電話帳アプリケーション(Application)等の発信先電話番号の一覧表示より、通話を希望する発信先電話番号を選択することにより、電話制御装置1へ通話を希望する発信先電話番号が記載された発信指示コマンドを送信する(S501)。
発信指示コマンド受信部109は、制御端末インターフェース部108を介して発信指示コマンドを受信し、給電制御部103へ通知する。給電制御部103は、内線電話機インターフェース部107を介して発信指示コマンドで指定された内線電話機2の給電を開始し(S502)、呼制御部105が内線電話機2に発信通知を行い、内線電話機2は、発信表示を行い、受話器より発信音を送出する(S503)。
そして、通話制御部104は、外線網5に外線インターフェース部101を介して外線発信し(S504)、内線電話機2のユーザは、外線通話をすることができる(S505)。
そして、呼制御部105が内線電話機インターフェース部107を介して内線電話機2が通話を終えたことを内線電話機2のオンフックにより検知すると(S506)、通話制御部104は、外線インターフェース部101を介して外線網5に通話切断を通知する(S507)。呼制御部105は給電制御部103へ前記検知した情報を通知し、給電制御部103は、内線電話機インターフェース部107を介して内線電話機2の給電を停止する(S508)。
以上、本発明の一実施形態を説明した。
また、本発明の他の実施形態として、図2に示す給電開始内線電話番号登録部103に給電開始時間設定203と給電終了時間設定204を設定し、給電許可時間帯内か判定しているが、電話制御装置1にシステム一括設定として給電許可時間帯を設定し、判定する形態としてもよい。
また、本発明の他の実施形態として、図2に示す発信元電話番号202に電話番号を登録しているが、発信元電話番号202に内線電話番号を登録することで、内線発信、内線着信時に指定された内線電話機2の給電を開始するようにしてもよい。さらに、図3において制御端末4からの発信指示コマンドは外線発信を例としているが、発信先電話番号を内線電話番号として内線発信し、給電制御部103は、当該発信が発信指示コマンドである場合、発信元電話番号と給電開始内線電話番号登録部106に登録されたレコード200との一致に関わらず、発信指示コマンドで指定された内線電話機2の給電開始と同時に発信指示コマンドで指定された発信先電話番号に該当する内線電話機2の給電を開始するようにしてもよい。
なお、実施例の説明は、すべて内線電話機2で説明したが、内線電話機2-1と2-2に共通するものである。内線電話機2−1と2−2の違いは、給電ハブ3を外付けで有するか否かであるため、説明内容に影響はない。
また、上記の実施形態において、図1に示す電話制御装置1、内線電話機2-1、内線電話機2-2、給電ハブ3、制御端末4の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびNIC(Network Interface Card)、モデム等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
1:電話制御装置、2−1:内線電話機、2−2:内線電話機、3:給電ハブ、4:制御端末、5:外線網、101:外線インターフェース部、102:発信元電話番号抽出部、103:給電制御部、104:通話制御部、105:呼制御部、106:給電開始内線電話番号登録部、107:内線電話機インターフェース部、108:制御端末インターフェース部、109:発信指示コマンド受信部

Claims (5)

  1. 複数の内線電話機を収容し前記内線電話機に稼働電力を供給する電話制御装置であって、
    所定の電話番号と前記電話番号が自装置に到来した着信の発信元電話番号と一致した際に給電開始する前記内線電話機と前記自装置に到来した着信があったならば前記所定の内線電話機の給電開始を許可する時間帯と前記給電開始を許可する時間帯以外に前記自装置に到来した着信を転送する転送先番号とを対応付けて登録する電話番号登録手段と、自装置に到来した着信の発信元電話番号が前記電話番号登録手段に登録された電話番号のいずれかと一致するか否かを判定する給電制御手段と、を有し、
    自装置に着信が到来した場合に、前記給電制御手段は、当該着信の発信元電話番号が前記電話番号登録手段に登録された電話番号のいずれかと一致するかを判定し一致と判断したならば、当該電話番号に対応する内線電話機に対する給電を開始し、
    前記給電制御手段は、当該内線電話機が未使用となったことを検知したならば、当該内線電話機の給電を停止することを特徴とするイベント対応省電力機能を有する電話制御装置。
  2. 請求項1に記載の電話制御装置であって、
    前記給電制御手段は、前記発信元電話番号に基づいて前記内線電話機に対する給電を開始すると判定したならば、前記電話番号登録手段に登録されている給電開始を許可する時間帯に基づいて、前記所定の内線電話機の給電を開始するか否かをさらに判定することを特徴とするイベント対応省電力機能を有する電話制御装置。
  3. 請求項1に記載の電話制御装置であって、
    自装置に接続された所定の制御端末から発信指示コマンドを受信したならば、前記給電制御手段は、受信した発信指示コマンドが指定する発信対象の内線電話機に対する給電を開始した後、前記発信指示コマンドが指定する電話番号への発信処理を実行することを特徴とするイベント対応省電力機能を有する電話制御装置。
  4. 請求項1ないし2に記載の電話制御装置であって、
    前記給電制御手段は、前記発信元電話番号に基づいて前記内線電話機に対する給電を開始し、前記内線電話機を呼び出したが一定時間応答がない、または、前記給電制御手段が給電開始を許可する時間帯に基づいて、前記所定の内線電話機の給電を開始しないと判定した際に、前記電話番号登録手段に登録されている転送先番号へ転送動作をすることを特徴とするイベント対応省電力機能を有する電話制御装置。
  5. 請求項2に記載の電話制御装置であって、
    前記電話番号登録手段に登録している給電開始を許可する時間帯のうち、給電開始時間と給電終了時間に同時刻が設定されている際に、前記所定の内線電話機を給電開始することなく常時転送先番号へ当該着信を転送動作し、前記給電開始を許可する時間帯が登録されていない場合は、前記所定の内線電話機を常時給電することを特徴とするイベント対応省電力機能を有する電話制御装置。

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