JP6390160B2 - 液体吐出装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係る液滴吐出装置を備える画像形成装置の一例であるインクジェット記録装置(以下、インクジェットプリンタ、又は単にプリンタと記すこともある)の3面図であり、図1(a)はインクジェットプリンタの正面図、図1(b)は右側側面図、図1(c)は平面図である。
流路形成板41は樹脂で形成され、その両面にフィルム23A、23Bが溶着されてインク流路21(21K,21C,21M,21Y)及び保湿液流路19(19a,19b,19c,19d)が形成されている。インク供給チューブ16はチューブ接続部22(22K,22C,22M,22Y)に接続され、インク流路21、インク排出口20を介して各インクがヘッドタンク101の各インク供給ポート110に供給される形態となっている。
印字中に、カラーインクのいずれかが無くなった場合には、まず印字を停止する(S1,S2)。ここで、1ページの印字途中でインクエンドになった場合には、本実施形態のプリンタにおいては、ヘッドタンク101を備えているので、ヘッドタンク101内に残ったインクでそのページの最後まで印字を完了させてから、印字を停止する。その後、ユーザにインクエンドである旨を報知し、インクカートリッジを交換するか、モノクロ印刷に切り替えるか(特別モードで印字するか)選択させる(S3)。インクカートリッジが交換されたら、通常モードで印字を再開する(S4,S5)。インクカートリッジが交換されない場合はS6に進んでレバー位置を判断し、図8のレバー24が24cの状態に変更されたら(マイクロスイッチ15cがオンになったことを検知したら)、カラーインクを供給する一連の動作(例えば、インク供給ポンプ44の動作や、カラーインクのヘッドタンク101に備えられたフィラー106の位置を検出する動作や、空気量検知センサ103によってヘッドタンク101内の空気量を検知する動作)を実施しない制御に切り替えて(S7)、カラー印字用の印字データをモノクロ印字用にデータ変換し(S8)、特別モードで印字を再開する(S9)。
レバー24が変更された場合には、どの状態からどの状態に変更されたかによって制御が異なる。そこでまず、レバー位置が変更されたかどうかを見(S1)、さらにモードの変更状態を判断する(S12)。特別モードから通常モードに切り替わった場合には、インクカートリッジのインクがあることが必要なので、カートリッジ交換がなされたか、カートリッジのインクがあるかチェックを行う(S13)。インクがあることが確認できたら、保湿液が供給されていたヘッドから予備吐出を行うなどして、ヘッド内をインクで置換する動作を行う(S14)。その後、通常印字を行う(S15)。レバーが特別モードから通常モードに切り替わったにも関わらずカートリッジ内のインクがないと判断された場合はS13からS16に進み、レバー位置を特別モードに戻すように指示する。特別モードから通常モードに切り替える際には、ヘッド内の保湿液をインクに置換する必要があるが、本発明では、保湿液流路とインク流路の合流部をヘッドタンクと記録ヘッドの間に備えられたフィルタ109(図3(a)参照)の下流側に配置しているので、ヘッドタンク内のインクが保湿液で薄まりにくく、液置換を容易に行うことができる。
この図に示すように、インクカートリッジ176は、インク取出し部がゴム栓などのシール部材176bで封止された可撓性容器176aがケース176dに収容された形態となっている。また、ケース176dのシール部材176bより下方に凸部が配置されその内部にシール部材176eが備えられている。また、ケース176dの上面側には前述のカートリッジホルダ143の誤装着防止リブ72に対応した溝176cが設けられる。図では黒色用のインクカートリッジ176Kに設けた溝17の位置を示すが、他色のインクカートリッジ176の場合も、ホルダ側の誤装着防止リブ72の位置に対応して溝176cの位置が異なるだけで他の構成は同じである。インクカートリッジ176がスロット74にセットされると、インク供給針71がシール部材176bを貫通して可撓性容器176aの内部のインクを前述のインク供給ポンプ44でヘッドタンク101に送液可能となる。それと同時に、保湿液供給針73がシール部材176eに突き刺さり、保湿液供給針73を密閉する。
また、保湿液で行う予備吐出の量が、特別モードでの吐出動作開始からの経過時間とともに少なくなることで、ノズルの目詰まりを防止しつつ、保湿液の消費量を少なくすることができる。
5 ノズル
15 マイクロスイッチ(弁検知手段)
16 液体供給チューブ(第1の供給流路)
17 開閉弁
24 レバー(開閉弁切替手段)
41 流路形成板
43 カートリッジホルダ(液体収容容器の装着部)
60,66 保湿液カートリッジ(保湿液収容容器)
62 大気開放部
68 保湿液補充口
76 インクカートリッジ(液体収容容器)
112 保湿液供給チューブ(第2の供給流路)
120 キャリッジ
143 カートリッジホルダ(液体収容容器の装着部)
160 保湿液カートリッジ(保湿液収容容器)
176 インクカートリッジ(液体収容容器)
Claims (8)
- ノズルから液体を吐出する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドの上部に接続されていて吐出する液体を貯留するヘッドタンクと、液体が収容された複数の液体収容容器と、前記ノズルを保湿する保湿液が収容された保湿液収容容器と、前記吐出ヘッドと前記液体収容容器を連通する第1の供給流路と、前記吐出ヘッドと前記保湿液収容容器を連通する第2の供給流路を備える液体吐出装置において、
前記ヘッドタンクは、前記吐出ヘッドとの接続部の近傍に液体をろ過するフィルタと、前記第2の供給流路に連通した保湿液供給ポートとを有し、前記保湿液供給ポートが、前記フィルタよりも下流側で前記ヘッドタンクに連通しており、
前記液体収容容器内の液体の有無を検知する液体有無検知手段と、前記第2の供給流路に設けられて流路を開閉する開閉弁と、該開閉弁が開いたことを検知する弁検知手段を有し、
前記開閉弁が開いたときに前記保湿液が前記吐出ヘッドに供給可能に設けられ、
前記液体有無検知手段が前記複数の液体収容容器のいずれかの液体の残量が無いことを検知したときに、前記弁検知手段が前記開閉弁が開いたことを検知した場合、前記残量が無い液体を使用しない特別モードで吐出動作を行うものであって、
前記特別モードでは、前記残量が無い液体を吐出していたノズルが、本来の吐出動作に寄与しない予備吐出のみを前記保湿液で行うことを特徴とする液体吐出装置。 - ノズルから液体を吐出する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドの上部に接続されていて吐出する液体を貯留するヘッドタンクと、液体が収容された複数の液体収容容器と、前記ノズルを保湿する保湿液が収容された保湿液収容容器と、前記吐出ヘッドと前記液体収容容器を連通する第1の供給流路と、前記吐出ヘッドと前記保湿液収容容器を連通する第2の供給流路を備える液体吐出装置において、
前記ヘッドタンクは、前記吐出ヘッドとの接続部の近傍に液体をろ過するフィルタと、前記第2の供給流路に連通した保湿液供給ポートとを有し、前記保湿液供給ポートが、前記フィルタよりも下流側で前記ヘッドタンクに連通しており、
前記第2の供給流路に設けられて流路を開閉する開閉弁と、該開閉弁が開いたことを検知する弁検知手段を有し、
前記開閉弁が開いたときに前記保湿液が前記吐出ヘッドに供給可能に設けられ、
前記弁検知手段が前記開閉弁が開いたことを検知した場合に、前記複数の液体収容容器のいずれかの液体の前記吐出ヘッドへの供給を停止して、他の液体収容容器の液体のみを使用する特別モードで吐出動作を行うものであって、
前記特別モードでは、前記供給を停止した液体を吐出していたノズルが、本来の吐出動作に寄与しない予備吐出のみを前記保湿液で行うことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記保湿液で行う予備吐出の量は、前記液体で行う予備吐出の量よりも少ないことを特徴とする、請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
- 前記保湿液で行う予備吐出の量は、前記特別モードでの吐出動作開始からの経過時間とともに少なくなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- ノズルから液体を吐出する吐出ヘッドと、液体が収容された複数の液体収容容器と、前記ノズルを保湿する保湿液が収容された保湿液収容容器と、前記吐出ヘッドと前記液体収容容器を連通する第1の供給流路と、前記吐出ヘッドと前記保湿液収容容器を連通する第2の供給流路を備える液体吐出装置において、
前記液体収容容器内の液体の有無を検知する液体有無検知手段と、前記第2の供給流路に設けられて流路を開閉する開閉弁と、該開閉弁が開いたことを検知する弁検知手段を有し、
前記開閉弁が開いたときに前記保湿液が前記吐出ヘッドに供給可能に設けられ、
前記液体収容容器の装着部に前記保湿液収容容器が装着可能に設けられ、
前記保湿液収容容器には、前記第1の供給流路を遮断するシール部が備えられ、
前記液体有無検知手段が前記複数の液体収容容器のいずれかの液体の残量が無いことを検知したときに、前記弁検知手段が前記開閉弁が開いたことを検知した場合、前記残量が無い液体を使用しない特別モードで吐出動作を行うものであって、
前記特別モードでは、前記残量が無い液体を吐出していたノズルが、本来の吐出動作に寄与しない予備吐出のみを前記保湿液で行うことを特徴とする液体吐出装置。 - ノズルから液体を吐出する吐出ヘッドと、液体が収容された複数の液体収容容器と、前記ノズルを保湿する保湿液が収容された保湿液収容容器と、前記吐出ヘッドと前記液体収容容器を連通する第1の供給流路と、前記吐出ヘッドと前記保湿液収容容器を連通する第2の供給流路を備える液体吐出装置において、
前記液体収容容器内の液体の有無を検知する液体有無検知手段と、前記第2の供給流路に設けられて流路を開閉する開閉弁と、該開閉弁が開いたことを検知する弁検知手段を有し、
前記開閉弁が開いたときに前記保湿液が前記吐出ヘッドに供給可能に設けられ、
前記液体収容容器の装着部に前記保湿液収容容器が装着可能に設けられ、
前記液体収容容器には、前記第2の供給流路を遮断するシール部が備えられ、
前記液体有無検知手段が前記複数の液体収容容器のいずれかの液体の残量が無いことを検知したときに、前記弁検知手段が前記開閉弁が開いたことを検知した場合、前記残量が無い液体を使用しない特別モードで吐出動作を行うものであって、
前記特別モードでは、前記残量が無い液体を吐出していたノズルが、本来の吐出動作に寄与しない予備吐出のみを前記保湿液で行うことを特徴とする液体吐出装置。 - 前記保湿液収容容器が大気開放部と保湿液補充口を有し、前記大気開放部と前記保湿液補充口は前記保湿液収容容器の同一面側に配置されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体吐出装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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