JP6389812B2 - 変倍光学系および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変倍光学系および撮像装置に関し、特に、遠距離用の監視カメラに好適な変倍光学系、およびこの変倍光学系を備えた撮像装置に関するものである。
従来、防犯や記録等の目的で監視カメラが用いられており、近年その設置数は増加している。監視カメラ用のレンズ系としては、高い汎用性が求められる場面では変倍光学系が好んで使用されている。従来知られている変倍光学系としては、例えば下記特許文献1に記載されたような、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とからなり、変倍の際に、第2レンズ群G2と第4レンズ群G4が移動するレンズ系がある。
特開2011−133738号公報
遠距離用の監視カメラは、従来、港湾や空港等で用いられていたが、近年では多くの用途で需要が高まっている。そのため、遠距離用の監視カメラに使用可能な高変倍比を有する変倍光学系が求められている。また、高性能化に対する要望も高まっており、高変倍比でありながら、変倍の際の像面湾曲の変動が小さい光学系が求められている。しかしながら、特許文献1に記載の光学系は、高変倍比ではあるが、変倍の際の像面湾曲の変動が大きい。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、高変倍比を有しながら、変倍の際の像面湾曲の変動が小さく、高い光学性能を有する変倍光学系、およびこの変倍光学系を備えた撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の変倍光学系は、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とから実質的になり、広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群と第3レンズ群は像面に対して固定されており、第2レンズ群は物体側から像側へ移動し、第4レンズ群は移動し、第4レンズ群と第5レンズ群との間隔が変化し、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群とからなる後続レンズ群は全変倍域で正の屈折力を有し、無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群の横倍率は全変倍域で負の値をとり、下記条件式(1)および(3−2)を満足するものである。
−1<β5T<0 (1)
−40<fT/f2<−15 (3−2)
ただし、
β5T:望遠端で無限遠物体に合焦した状態での第5レンズ群の横倍率
fT:望遠端での全系の焦点距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
本発明の変倍光学系においては、上記条件式(1)を満足する範囲内で下記条件式(1−1)を満足することが好ましい。
−0.6<β5T<−0.2 (1−1)
また、本発明の変倍光学系においては、下記条件式(2)(4)、(2−1)、(4−1)の少なくとも1つを満足することが好ましい。
1.15<β4T/β4W<3 (2)
2<fT/f1<5 (4)
1.2<β4T/β4W<2 (2−1
.5<fT/f1<3.5 (4−1)
ただし、
Β4T:望遠端で無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群の横倍率
Β4W:広角端で無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群の横倍率
fT:望遠端での全系の焦点距
1:第1レンズ群の焦点距離
本発明の変倍光学系においては、第5レンズ群が変倍の際に像面に対して固定されていることが好ましい。
本発明の変倍光学系においては、第2レンズ群の最も像側の面から第4レンズ群の最も物体側の面までの間に、変倍の際に像面に対して固定されている絞りを有することが好ましい。
また、本発明の変倍光学系においては、第1レンズ群が、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群前群と、正の屈折力を有する第1レンズ群中群と、負の屈折力を有する第1レンズ群後群とから実質的になり、第1レンズ群前群は、物体側から順に負レンズと正レンズとを接合してなる接合レンズから実質的になり、この接合レンズの接合面は物体側に凸面を向けており、最も物体側の面が凸面であり、第1レンズ群中群は、物体側から順に負レンズと正レンズとを接合してなる接合レンズから実質的になり、この接合レンズの接合面は物体側に凸面を向けており、第1レンズ群中群の最も物体側の面が凸面であり、第1レンズ群後群は、1枚の負レンズから実質的になることが好ましい。
本発明の変倍光学系においては、第3レンズ群が、物体側から順に、正の屈折力を有する第3レンズ群前群と、正の屈折力を有する第3レンズ群後群とから実質的になり、合焦の際には第3レンズ群前群のみが移動し、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に第3レンズ群前群が物体側から像側へ移動するように構成してもよい。あるいは、本発明の変倍光学系においては、合焦の際には第4レンズ群のみが移動し、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に第4レンズ群が物体側から像側へ移動するように構成してもよい。あるいは、第5レンズ群が、物体側から順に、正の屈折力を有する第5レンズ群前群と、正の屈折力を有する第5レンズ群中群と、負の屈折力を有する第5レンズ群後群とから実質的になり、合焦の際には第5レンズ群中群のみが移動し、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に第5レンズ群中群が像側から物体側へ移動するように構成してもよい。
本発明の撮像装置は、本発明の変倍光学系を備えたものである。
なお、上記の「〜から実質的になり」、「〜から実質的になる」の「実質的に」は、挙げた構成要素以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞りやカバーガラスやフィルタ等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、手ぶれ補正機構等の機構部分、等を含んでもよいことを意図するものである。
なお、「レンズ群」とは、必ずしも複数のレンズから構成されるものだけでなく、1枚のレンズのみで構成されるものも含むものとする。
なお、上記の「正の屈折力を有する第1レンズ群」等の各レンズ群の屈折力の符号は、対応するレンズ群の全体としての屈折力の符号を表すものである。また、本明細書に記載されている各レンズ群の屈折力の符号は、特に断りがない限り、無限遠物体に合焦した状態におけるものである。また、横倍率の符号は以下のように定義する。すなわち、水平方向に配置された光軸を含む断面において、光軸より上方向の物体高、像高の符号を正とし、光軸より下方向の物体高、像高の符号を負としたとき、物体高と像高が同符号の場合は横倍率の符号が正、物体高と像高が異符号の場合は横倍率の符号が負であるとする。
なお、上記の本発明の変倍光学系におけるレンズ群の屈折力の符号、レンズの屈折力の符号、レンズの面形状は、非球面が含まれているものについては近軸領域で考えるものとする。
本発明によれば、物体側から順に、正の第1レンズ群、負の第2レンズ群、正の第3レンズ群、負の第4レンズ群、正の第5レンズ群が配されてなるレンズ系において、変倍の際に第2レンズ群と第4レンズ群を移動し、第3レンズ群〜第5レンズ群により構成される後続レンズ群が全変倍域で正の屈折力を有し、第4レンズ群の横倍率が全変倍域で負の値をとり、第5レンズ群の横倍率に関する所定の条件式を満足するように構成しているため、高変倍比を有しながら、変倍の際の像面湾曲の変動が小さく、高い光学性能を有する変倍光学系、およびこの変倍光学系を備えた撮像装置を提供することができる。
本発明の実施例1の変倍光学系の構成を示す断面図である。 本発明の実施例2の変倍光学系の構成を示す断面図である。 本発明の実施例3の変倍光学系の構成を示す断面図である。 本発明の実施例4の変倍光学系の構成を示す断面図である。 本発明の実施例5の変倍光学系の構成を示す断面図である。 本発明の実施例6の変倍光学系の構成を示す断面図である。 本発明の実施例7の変倍光学系の構成を示す断面図である。 図1に示す変倍光学系の構成と光路を示す断面図である。 本発明の実施例1の変倍光学系の各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の実施例2の変倍光学系の各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の実施例3の変倍光学系の各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の実施例4の変倍光学系の各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の実施例5の変倍光学系の各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の実施例6の変倍光学系の各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の実施例7の変倍光学系の各収差図であり、左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。 本発明の一実施形態に係る撮像装置の概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1〜図7は、本発明の実施形態に係る変倍光学系の構成を示す断面図であり、それぞれ後述の実施例1〜7に対応している。図1〜図7は、左側を物体側、右側を像側とし、広角端で無限遠物体に合焦した状態のレンズ配置を示したものである。また、図8に、図1に示す構成例の各変倍状態における構成と光束を示す。図8では、WIDEと付した上段に広角端、MIDDLEと付した中段に中間焦点距離状態、TELEと付した下段に望遠端の各状態を示している。図8では光束として、広角端での軸上光束2wおよび最大画角の軸外光束3w、中間焦点距離状態での軸上光束2mおよび最大画角の軸外光束3m、望遠端での軸上光束2tおよび最大画角の軸外光束3tを示している。図1〜図7に示す例の基本構成や図示方法は同様であるため、以下では主に図1に示す例を参照しながら説明する。
この変倍光学系は、光軸Zに沿って物体側から像側へ向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とから実質的になる。
なお、図1には第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間に開口絞りStが配置された例を示しているが、開口絞りStはこの例とは異なる位置に配置することも可能である。なお、図1に示す開口絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。開口絞りStは、変倍の際に像面Simに対して固定されていることが好ましく、このようにした場合は、広角端での第1レンズ群G1のレンズの大径化の抑制に有利となる。開口絞りStは、第2レンズ群G2の最も像側の面から第4レンズ群G4の最も物体側の面までの間に配置されることが好ましく、このようにした場合は、広角端での第1レンズ群G1のレンズの大径化の抑制により有利となる。
また、図1ではレンズ系と像面Simとの間に平行平板状の光学部材PPを配置した例を示している。光学部材PPは、赤外線カットフィルタ、ローパスフィルタなどの各種フィルタやカバーガラス等を想定したものである。本発明においては光学部材PPを図1の例とは異なる位置に配置してもよく、また光学部材PPを省略した構成も可能である。
広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3は像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2は物体側から像側へ移動し、第4レンズ群G4は移動し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔が変化する。図1では、広角端から望遠端へ変倍する際に移動する第2レンズ群G2および第4レンズ群G4の模式的な移動軌跡を各レンズ群の下に矢印で示している。また、第3レンズ群G3と、第4レンズ群G4と、第5レンズ群G5とは後続レンズ群GRを構成し、後続レンズ群GRは全変倍域で正の屈折力を有する。
このように、物体側から順に、変倍の際に固定されている正の第1レンズ群G1と、広角端から望遠端への変倍の際に物体側から像側へ移動する負の第2レンズ群G2と、変倍の際に第2レンズ群G2との間隔が変化し全変倍域で正の屈折力を有する後続レンズ群GRとからなるように構成することで、第2レンズ群G2が主な変倍作用を担うことが可能となり、また、高倍率化に有利となる。
そして、第3レンズ群G3が正の屈折力を有することで、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5のレンズの大径化を抑えることができ、また球面収差の軽減に効果をもたらすことができる。第4レンズ群G4が負の屈折力を有することで、変倍の際の第4レンズ群G4の移動量を抑えることができ、全長の短縮に寄与することができる。また、変倍の際に第4レンズ群G4を移動させることで、変倍の際の第2レンズ群G2の移動により生じる結像位置の変動を補正することができる。
なお、この変倍光学系では、無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群G4の横倍率が全変倍域で負の値をとるように構成される。仮に、変倍の際に第4レンズ群G4の横倍率が正になる領域があると、第4レンズ群G4の屈折力を十分強くできないため、第4レンズ群G4の変倍への寄与が小さくなる。無理に第4レンズ群G4の屈折力を強くすると、第3レンズ群G3の屈折力も強くする必要が生じ、そうすると変倍の際の球面収差、像面湾曲の変動が大きくなってしまう。したがって、第4レンズ群G4の横倍率が全変倍域で負の値となるように構成することで、変倍の際の球面収差、像面湾曲の変動の抑制に有利となる。
第5レンズ群G5は正の屈折力を有する。これにより、周辺画角の主光線の像面Simへの入射角を抑えることができる。なお、第5レンズ群G5は、変倍の際に像面Simに対して固定されていることが好ましく、このようにした場合は、光学系内部への塵埃の進入防止が容易となる。また、変倍の際に第2レンズ群G2と第4レンズ群G4のみを移動させる構成とすることで、第2レンズ群G2、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5が移動する構成に比べ、撮像装置の機構を簡易化することができ、装置の信頼性の向上に貢献できる。
さらに、この変倍光学系は下記条件式(1)を満足するように構成される。
−1<β5T<0 (1)
ただし、
β5T:望遠端で無限遠物体に合焦した状態での第5レンズ群の横倍率
第5レンズ群G5の横倍率が負であるということは、発散光が第5レンズ群G5に入り収束光として射出することを意味する。条件式(1)の下限以下とならないようにすることで、第5レンズ群G5の屈折力が強くなりすぎるのを防ぎ、球面収差を軽減することが可能になる。条件式(1)の上限以上とならないようにすることで、第4レンズ群G4の変倍への寄与を大きくすることができ、第2レンズ群が担う変倍の負担を軽減できるため、変倍の際の像面湾曲の変動を抑えることができる。条件式(1)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(1−1)を満足することがより好ましい。
−0.6<β5T<−0.2 (1−1)
また、この変倍光学系は、下記条件式(2)を満足することが好ましい。
1.15<β4T/β4W<3 (2)
ただし、
Β4T:望遠端で無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群の横倍率
Β4W:広角端で無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群の横倍率
条件式(2)の下限以下とならないようにすることで、変倍作用を第2レンズ群G2と第4レンズ群G4とで好適に分担することができ、高倍率化に有利となる。条件式(2)の上限以上とならないようにすることで、変倍の際の第4レンズ群G4の移動量を抑えることができ、全長の短縮に寄与できる。なお、条件式(2)を満足し、且つ、合焦の際に第4レンズ群を移動させる構成とした場合は、合焦の際の第4レンズ群G4の移動量をさらに抑えることができる。条件式(2)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(2−1)を満足することがより好ましい。
1.2<β4T/β4W<2 (2−1)
また、この変倍光学系は下記条件式(3)を満足することが好ましい。
−50<fT/f2<−10 (3)
ただし、
fT:望遠端での全系の焦点距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
条件式(3)の下限以下とならないようにすることで、変倍の際の諸収差の変動、特に球面収差、歪曲収差、像面湾曲(特にタンジェンシャル方向の像面湾曲)の変動を抑制できる。条件式(3)の上限以上とならないようにすることで、高倍率化、全長の短縮に有利となる。
条件式(3)の上限に関する効果を得ながら条件式(3)の下限に関する効果をより高めるためには、下記条件式(3−1)を満足することが好ましい。
−40<fT/f2<−10 (3−1)
また、条件式(3)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(3−2)を満足することが好ましい。
−40<fT/f2<−15 (3−2)
また、この変倍光学系は下記条件式(4)を満足することが好ましい。
2<fT/f1<5 (4)
ただし、
fT:望遠端での全系の焦点距離
f1:第1レンズ群の焦点距離
条件式(4)の下限以下とならないようにすることで、全長の短縮に有利となる。条件式(4)の上限以上とならないようにすることで、高倍率化、望遠端での球面収差の低減に有利となる。条件式(4)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(4−1)を満足することがより好ましい。
2.5<fT/f1<3.5 (4−1)
なお、第1レンズ群G1は、例えば、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群前群G1Aと、正の屈折力を有する第1レンズ群中群G1Bと、負の屈折力を有する第1レンズ群後群G1Cとから実質的になるように構成することが好ましい。その場合は、さらに以下のように構成することが好ましい。
第1レンズ群前群G1Aは、物体側から順に負レンズと正レンズとを接合してなり全体として正の屈折力を有する接合レンズから実質的に構成され、第1レンズ群中群G1Bは、物体側から順に負レンズと正レンズとを接合してなり全体として正の屈折力を有する接合レンズから実質的に構成されることが好ましい。このように、最も物体側から順に連続して2組の正の屈折力を有する接合レンズを配置することにより、球面収差、および望遠側での軸上色収差の低減に有利となる。
そして、第1レンズ群前群G1Aの接合レンズの接合面は物体側に凸面を向けるように構成されることが好ましく、このようにした場合は各波長による球面収差曲線の差、高次の球面収差の発生を抑制できる。第1レンズ群前群G1Aの最も物体側の面は凸面となるように構成されることが好ましく、このようにした場合は全長の短縮に有利となる。第1レンズ群中群G1Bの接合レンズの接合面は物体側に凸面を向けるように構成されることが好ましく、このようにした場合は各波長による球面収差曲線の差、高次の球面収差の発生を抑制できる。第1レンズ群中群G1Bの最も物体側の面は凸面となるように構成されることが好ましく、このようにした場合は全長の短縮、球面収差の低減に有利となる。
第1レンズ群後群G1Cは1枚の負レンズから実質的に構成されることが好ましく、このようにした場合は望遠端での球面収差、広角端での歪曲収差の補正に有利となる。図1および図8に示す例は上記の好ましい第1レンズ群G1の構成を採用したものである。図8に示すように、広角端では第1レンズ群G1の最も像側の負レンズにおける軸上光束2wは細く、そのマージナル光線の光線高は高くないが、望遠端ではこの負レンズにおける軸上光束2tのマージナル光線の光線高は高い。第1レンズ群G1を上記のような構成とし、第1レンズ群G1の最も像側に負レンズを配置することで、この負レンズにより広角端での球面収差にあまり影響を与えずに望遠端での球面収差を良好に補正することができる。
第1レンズ群G1が上記の好ましい構成を採る場合、下記条件式(5)を満足することが好ましい。
−1.5<f1/f1C<−0.3 (5)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離
f1C:第1レンズ群後群の焦点距離
f1/f1Cを条件式(5)の範囲にすることで、球面収差を適切な範囲に補正することが容易となる。条件式(5)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(5−1)を満足することがより好ましい。
−1<f1/f1C<−0.5 (5−1)
第1レンズ群G1が上記の好ましい構成を採る場合、下記条件式(6)を満足することが好ましい。
0<(L1Cf+L1Cr)/(L1Cf−L1Cr)<0.95 (6)
ただし、
L1Cf:第1レンズ群後群の負レンズの物体側の面の曲率半径
L1Cr:第1レンズ群後群の負レンズの像側の面の曲率半径
条件式(6)は第1レンズ群後群G1Cの負レンズの形状に関する式である。(L1Cf+L1Cr)/(L1Cf−L1Cr)を条件式(6)の範囲に保つことで、望遠端における球面収差を良好に補正することができる。条件式(6)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(6−1)を満足することがより好ましい。
0.05<(L1Cf+L1Cr)/(L1Cf−L1Cr)<0.5 (6−1)
なお、第1レンズ群後群G1Cの負レンズが非球面を含む場合は、条件式(6)、(6−1)は近軸領域で考えるものとする。
第1レンズ群G1が上記の好ましい構成を採る場合、下記条件式(7)および(8)を満足することが好ましい。
0<νAp−νAn<35 (7)
60<(νAp+νAn)/2<90 (8)
ただし、
νAp:第1レンズ群前群の正レンズのd線基準のアッベ数
νAn:第1レンズ群前群の負レンズのd線基準のアッベ数
条件式(7)の下限以下とならないようにすることで、望遠端における軸上色収差を良好に補正することが容易となる。条件式(7)の上限以上とならないようにすることで、望遠端における軸上2次色収差の発生を抑制できる。条件式(7)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(7−1)を満足することがより好ましい。
5<νAp−νAn<30 (7−1)
条件式(8)の下限以下とならないようにすることで、望遠端における軸上2次色収差の発生を抑制できる。現在使用可能な光学材料の中から条件式(8)の上限以上とならないように材料を選択することで、第1レンズ群前群G1Aを構成する接合レンズの正レンズと負レンズに屈折率差のある材料を選択することができ、球面収差の補正に有利となる。条件式(8)に関する効果をより高めるためには、下記条件式(8−1)を満足することがより好ましい。
65<(νAp+νAn)/2<80 (8−1)
また、この変倍光学系で合焦を行う際には、合焦の際に移動するレンズ群(以下、フォーカス群という)は、第3レンズ群G3、第4レンズ群G4、第5レンズ群G5のいずれを用いてもよく、またこれらのレンズ群の一部のみをフォーカス群としてもよい。
例えば、フォーカス群は第3レンズ群G3の一部のみとしてもよい。その場合は、第3レンズ群G3が、物体側から順に、正の屈折力を有する第3レンズ群前群G3Aと、正の屈折力を有する第3レンズ群後群G3Bとから実質的になり、合焦の際には第3レンズ群前群G3Aのみが移動し、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に第3レンズ群前群G3Aが物体側から像側へ移動するように構成することが好ましい。図1に示す例はこの構成を採っており、図1ではフォーカス群である第3レンズ群前群G3Aの下に、無限遠物体から近距離物体へ合焦する際のフォーカス群の移動方向を示す矢印と「focus」という語句を記載している。このような構成を採った場合は、第3レンズ群G3を2つの正レンズ群に分割することにより、第2レンズ群G2から第3レンズ群G3へ向かう発散光に対して第3レンズ群前群G3Aが収束作用を施すことができ、第3レンズ群前群G3Aからの射出光を平行光に近づけることができる。第3レンズ群前群G3Aからの射出光が平行光となる場合は、物体距離の変動による上記発散光の虚像位置の変動量だけ第3レンズ群前群G3Aを光軸方向に移動させることにより、第3レンズ群前群G3Aの結像関係を変化させずに合焦することができる。したがって、第3レンズ群前群G3Aからの射出光が平行光になる場合や平行光に近い場合は、合焦の際の画角変動を小さくすることができる。
あるいは、フォーカス群は第4レンズ群G4であってもよい。上述したように、この変倍光学系では無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群G4の横倍率は、全変倍域で負の値をとるように構成されている。また、第4レンズ群G4は負レンズ群である。負レンズ群の横倍率が負であるということは、収束光がこの負レンズ群に入り発散光として射出することを意味するため、フォーカス群を第4レンズ群G4とした場合は、フォーカス群を小径化することができる。
あるいは、フォーカス群は第5レンズ群G5の一部のみとしてもよい。その場合は、第5レンズ群G5が、物体側から順に、正の屈折力を有する第5レンズ群前群G5Aと、正の屈折力を有する第5レンズ群中群G5Bと、負の屈折力を有する第5レンズ群後群G5Cとから実質的になり、合焦の際には第5レンズ群中群G5Bのみが移動し、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に第5レンズ群中群G5Bが像側から物体側へ移動するように構成することが好ましい。このようにした場合は、第5レンズ群前群G5Aで光束を収束させることができるため、フォーカス群を小径化することができる。
条件式に関する構成も含め、以上述べた好ましい構成や可能な構成は、任意の組合せが可能であり、要求される仕様に応じて適宜選択的に採用されることが好ましい。本実施形態によれば、高変倍比を有しながら、変倍の際の像面湾曲の変動が小さく、高い光学性能を有する変倍光学系を実現することが可能である。なお、ここでいう「高変倍比」とは変倍比が30倍以上のことを意味する。
次に、本発明の変倍光学系の数値実施例について説明する。
[実施例1]
実施例1の変倍光学系のレンズ構成は図1、図8に示したものであり、その図示方法は上述したとおりであるので、ここでは重複説明を省略する。実施例1の変倍光学系は群構成として、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、開口絞りStと、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5とからなり、そのうち第3レンズ群G3〜第5レンズ群G5が後続レンズ群GRを構成し、後続レンズ群GRは全変倍域で正の屈折力を有する構成を採っている。広角端から望遠端への変倍の際に、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3と開口絞りStと第5レンズ群G5とは像面Simに対して固定されており、第2レンズ群G2は物体側から像側へ移動し、第4レンズ群G4は物体側から像側へ移動した後、像側から物体側へ移動する。
合焦の際には、第3レンズ群G3の一部のみが移動する。実施例1の変倍光学系では、第3レンズ群G3は物体側から順に、正の屈折力を有する第3レンズ群前群G3Aと、正の屈折力を有する第3レンズ群後群G3Bとからなる。無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第3レンズ群前群G3Aが物体側から像側へ移動し、第3レンズ群後群G3Bは像面Simに対して固定されている。
第1レンズ群G1は物体側から順にレンズL11〜L15からなり、第2レンズ群G2は物体側から順にレンズL21〜L25からなる。第3レンズ群前群G3Aは正のレンズL31からなり、第3レンズ群後群G3Bは物体側から順にレンズL32〜L33からなる。第4レンズ群G4は物体側から順にレンズL41〜L42からなり、第5レンズ群G5は物体側から順にレンズL51〜L59からなる。
実施例1の変倍光学系の基本レンズデータを表1に、諸元と可変面間隔を表2に示す。表1のSiの欄には最も物体側の構成要素の物体側の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するように構成要素の面に面番号を付した場合のi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示し、Ndjの欄には最も物体側の構成要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の構成要素のd線(波長587.6nm)に関する屈折率を示し、νdjの欄にはj番目の構成要素のd線基準のアッベ数を示す。
ここで、曲率半径の符号は、物体側に凸面を向けた面形状のものを正とし、像側に凸面を向けた面形状のものを負としている。表1には開口絞りSt、光学部材PPも合わせて示している。表1では、開口絞りStに相当する面の面番号の欄には面番号と(St)という語句を記載している。Diの最下欄の値は表中の最も像側の面と像面Simとの間隔である。また、表1では変倍の際に変化する可変面間隔については、DD[ ]という記号を用い、[ ]の中にこの間隔の物体側の面番号を付してDiの欄に記入している。
なお、表1の値は無限遠物体に合焦した状態におけるものである。
表2に、変倍比Zr、全系の焦点距離f、FナンバーFNo.、最大全画角2ωと、可変面間隔の値をd線基準で示す。2ωの欄の[°]は単位が度であることを意味する。表2では、広角端、中間焦点距離状態、望遠端での各値をそれぞれ広角端、中間、望遠端と表記した欄に示している。表1のデータと表2の可変面間隔の値は無限遠物体に合焦した状態のものである。
各表のデータにおいて、角度の単位としては度を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大または比例縮小しても使用可能なため他の適当な単位を用いることもできる。また、以下に示す各表では所定の桁でまるめた数値を記載している。
図9に実施例1の変倍光学系の無限遠物体に合焦した状態での各収差図を示す。図9では左から順に、球面収差、非点収差、歪曲収差(ディストーション)、倍率色収差(倍率の色収差)を示す。図9では、WIDEと付した上段に広角端、MIDDLEと付した中段に中間焦点距離状態、TELEと付した下段に望遠端における各収差図を示す。球面収差図では、d線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)、g線(波長435.8nm)に関する収差をそれぞれ黒の実線、長破線、一点鎖線、灰色の実線で示す。非点収差図では、サジタル方向、タンジェンシャル方向のd線に関する収差をそれぞれ実線、短破線で示す。歪曲収差図ではd線に関する収差を実線で示す。倍率色収差図では、C線、F線、g線に関する収差をそれぞれ長破線、一点鎖線、灰色の実線で示す。球面収差図のFNo.はFナンバーを意味し、その他の収差図のωは半画角を意味する。
上記の実施例1の説明で述べた各データの記号、意味、記載方法は、特に断りがない限り以下の実施例のものについても同様であるので、以下では重複説明を省略する。
[実施例2]
実施例2の変倍光学系のレンズ構成は図2に示したものである。実施例2の変倍光学系の群構成、変倍の際に移動するレンズ群とその移動方向は、実施例1の変倍光学系と同様である。
合焦の際には、第3レンズ群G3の一部のみが移動する。第3レンズ群G3は物体側から順に、正の屈折力を有する第3レンズ群前群G3Aと、正の屈折力を有する第3レンズ群後群G3Bとからなる。無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第3レンズ群前群G3Aが物体側から像側へ移動し、第3レンズ群後群G3Bは像面Simに対して固定されている。
第1レンズ群G1は物体側から順にレンズL11〜L15からなり、第2レンズ群G2は物体側から順にレンズL21〜L25からなる。第3レンズ群前群G3Aは正のレンズL31と負のレンズL32とが接合された接合レンズからなり、第3レンズ群後群G3Bは物体側から順にレンズL33〜L34からなる。第4レンズ群G4は物体側から順にレンズL41〜L42からなり、第5レンズ群G5は物体側から順にレンズL51〜L59からなる。
実施例2の変倍光学系の基本レンズデータを表3に、諸元と可変面間隔を表4に、無限遠物体に合焦した状態での各収差図を図10に示す。
[実施例3]
実施例3の変倍光学系のレンズ構成は図3に示したものである。実施例3の変倍光学系の群構成、変倍の際に移動するレンズ群とその移動方向は、実施例1の変倍光学系と同様である。
合焦の際には、第3レンズ群G3の一部のみが移動する。第3レンズ群G3は物体側から順に、正の屈折力を有する第3レンズ群前群G3Aと、正の屈折力を有する第3レンズ群後群G3Bとからなる。無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第3レンズ群前群G3Aが物体側から像側へ移動し、第3レンズ群後群G3Bは像面Simに対して固定されている。
第1レンズ群G1は物体側から順にレンズL11〜L15からなり、第2レンズ群G2は物体側から順にレンズL21〜L25からなる。第3レンズ群前群G3Aは物体側から順に単レンズである正のレンズL31と単レンズである負のレンズL32とからなり、第3レンズ群後群G3Bは物体側から順にレンズL33〜L34からなる。第4レンズ群G4は物体側から順にレンズL41〜L42からなり、第5レンズ群G5は物体側から順にレンズL51〜L59からなる。
実施例3の変倍光学系の基本レンズデータを表5に、諸元と可変面間隔を表6に、無限遠物体に合焦した状態での各収差図を図11に示す。
[実施例4]
実施例4の変倍光学系のレンズ構成は図4に示したものである。実施例4の変倍光学系の群構成、変倍の際に移動するレンズ群とその移動方向は、実施例1の変倍光学系と同様である。
合焦の際には第4レンズ群G4のみが移動する。無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第4レンズ群G4が物体側から像側へ移動する。全変倍域で無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群G4の横倍率は負の値をとるように構成されている。
第1レンズ群G1は物体側から順にレンズL11〜L15からなり、第2レンズ群G2は物体側から順にレンズL21〜L25からなり、第3レンズ群G3は物体側から順にレンズL31〜L35からなる。第4レンズ群G4は物体側から順に、単レンズの負のレンズL41と、正のレンズL42および負のレンズL43を接合した接合レンズとからなる。第5レンズ群G5は物体側から順にレンズL51〜L58からなる。なお、図4の例では、レンズL56とレンズL57の間、第5レンズ群G5と像面Simとの間にそれぞれ平行平板状の光学部材PP1、PP2が配置されている。光学部材PP1、PP2は図1の光学部材PPと同様のものであり、本発明に必須の構成ではない。光学部材PP1は例えば、使用波長を可視域と赤外域で切り替える際の波長切替用フィルタとすることができる。
実施例4の変倍光学系の基本レンズデータを表7に、諸元と可変面間隔を表8に、無限遠物体に合焦した状態での各収差図を図12に示す。
[実施例5]
実施例5の変倍光学系のレンズ構成は図5に示したものである。実施例5の変倍光学系の群構成、変倍の際に移動するレンズ群とその移動方向は、実施例1の変倍光学系と同様である。
合焦の際には第4レンズ群G4のみが移動する。無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第4レンズ群G4が物体側から像側へ移動する。全変倍域で無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群G4の横倍率は負の値をとるように構成されている。
第1レンズ群G1は物体側から順にレンズL11〜L15からなり、第2レンズ群G2は物体側から順にレンズL21〜L25からなり、第3レンズ群G3は物体側から順にレンズL31〜L35からなる。第4レンズ群G4は物体側から順に、単レンズの負のレンズL41と、正のレンズL42および負のレンズL43を接合した接合レンズとからなる。第5レンズ群G5は物体側から順にレンズL51〜L58からなる。なお、図5の例では、レンズL54とレンズL55の間、第5レンズ群G5と像面Simとの間にそれぞれ平行平板状の光学部材PP1、PP2が配置されている。光学部材PP1、PP2は図4の光学部材PP1、PP2と同様のものであり、本発明に必須の構成ではない。
実施例5の変倍光学系の基本レンズデータを表9に、諸元と可変面間隔を表10に、無限遠物体に合焦した状態での各収差図を図13に示す。
[実施例6]
実施例6の変倍光学系のレンズ構成は図6に示したものである。実施例6の変倍光学系の群構成、変倍の際に移動するレンズ群とその移動方向は、実施例1の変倍光学系と同様である。
合焦の際には第4レンズ群G4のみが移動する。無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第4レンズ群G4が物体側から像側へ移動する。全変倍域で無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群G4の横倍率は負の値をとるように構成されている。
第1レンズ群G1は物体側から順にレンズL11〜L15からなり、第2レンズ群G2は物体側から順にレンズL21〜L25からなり、第3レンズ群G3は物体側から順にレンズL31〜L35からなる。第4レンズ群G4は物体側から順に、単レンズの負のレンズL41と、正のレンズL42および負のレンズL43を接合した接合レンズとからなる。第5レンズ群G5は物体側から順にレンズL51〜L58からなる。なお、図6の例では、レンズL54とレンズL55の間、第5レンズ群G5と像面Simとの間にそれぞれ平行平板状の光学部材PP1、PP2が配置されている。光学部材PP1、PP2は図4の光学部材PP1、PP2と同様のものであり、本発明に必須の構成ではない。
実施例6の変倍光学系の基本レンズデータを表11に、諸元と可変面間隔を表12に、無限遠物体に合焦した状態での各収差図を図14に示す。
[実施例7]
実施例7の変倍光学系のレンズ構成は図7に示したものである。実施例7の変倍光学系の群構成、変倍の際に移動するレンズ群とその移動方向は、実施例1の変倍光学系と同様である。
合焦の際には、第5レンズ群G5の一部のみが移動する。第5レンズ群G5は物体側から順に、正の屈折力を有する第5レンズ群前群G5Aと、正の屈折力を有する第5レンズ群中群G5Bと、負の屈折力を有する第5レンズ群後群G5Cとからなる。無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第5レンズ群中群G5Bが像側から物体側へ移動し、第5レンズ群前群G5Aと第5レンズ群後群G5Cは像面Simに対して固定されている。
第1レンズ群G1は物体側から順にレンズL11〜L15からなり、第2レンズ群G2は物体側から順にレンズL21〜L25からなり、第3レンズ群G3は物体側から順にレンズL31〜L35からなる。第4レンズ群G4は物体側から順にレンズL41〜L43からなる。第5レンズ群前群G5Aは物体側から順にレンズL51〜L54からなり、第5レンズ群中群G5Bは物体側から順に正のレンズL55と負のレンズL56とが接合された接合レンズからなり、第5レンズ群後群G5Cは物体側から順にレンズL57〜L58からなる。
実施例7の変倍光学系の基本レンズデータを表13に、諸元と可変面間隔を表14に、無限遠物体に合焦した状態での各収差図を図15に示す。
表15に実施例1〜7の変倍光学系の条件式(1)〜(8)の対応値を示す。また、表15に実施例1〜7の変倍光学系の、広角端で無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群G4の横倍率β4Wと、望遠端で無限遠物体に合焦した状態での第4レンズ群G4の横倍率β4Tを示す。表15に示す値はd線を基準とするものである。
以上のデータからわかるように、実施例1〜7の変倍光学系は、変倍比が36.6倍あり高い変倍比を有し、変倍の際の像面湾曲の変動が小さく、各収差が良好に補正されて、高い光学性能が実現されている。
次に、本発明の実施形態に係る撮像装置について説明する。図16に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態に係る変倍光学系1を用いた撮像装置10の概略構成図を示す。撮像装置10としては、例えば、監視カメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラ等を挙げることができる。
撮像装置10は、変倍光学系1と、変倍光学系1の像側に配置されたフィルタ7と、変倍光学系によって結像される被写体の像を撮像する撮像素子8と、撮像素子8からの出力信号を演算処理する信号処理部4と、変倍光学系1の変倍を行うための変倍制御部5と、変倍光学系1の合焦を行うためのフォーカス制御部6とを備える。図16では変倍光学系1が、第1レンズ群G1〜第5レンズ群G5からなる例を示しており、各レンズ群を概念的に図示している。撮像素子8は、変倍光学系1により形成された被写体の像を撮像して電気信号に変換するものであり、その撮像面は変倍光学系1の像面に一致するように配置される。撮像素子8としては例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いることができる。なお、図11では1つの撮像素子8のみ図示しているが、本発明の撮像装置はこれに限定されず、3つの撮像素子を有するいわゆる3板方式の撮像装置であってもよい。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数等は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
1 変倍光学系
2 軸上光束
3 最大画角の軸外光束
4 信号処理部
5 変倍制御部
6 フォーカス制御部
7 フィルタ
8 撮像素子
10 撮像装置
G1 第1レンズ群
G1A 第1レンズ群前群
G1B 第1レンズ群中群
G1C 第1レンズ群後群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G3A 第3レンズ群前群
G3B 第3レンズ群後群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
G5A 第5レンズ群前群
G5B 第5レンズ群中群
G5C 第5レンズ群後群
GR 後続レンズ群
L11〜L15、L21〜L25、L31〜L35、L41〜L43、L51〜L59 レンズ
PP、PP1、PP2 光学部材
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (13)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群とから実質的になり、
    広角端から望遠端への変倍の際に、前記第1レンズ群と前記第3レンズ群は像面に対して固定されており、前記第2レンズ群は物体側から像側へ移動し、前記第4レンズ群は移動し、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が変化し、
    前記第3レンズ群と、前記第4レンズ群と、前記第5レンズ群とからなる後続レンズ群が全変倍域で正の屈折力を有し、
    無限遠物体に合焦した状態での前記第4レンズ群の横倍率が全変倍域で負の値をとり、
    下記条件式(1)および(3−2)を満足することを特徴とする変倍光学系。
    −1<β5T<0 (1)
    −40<fT/f2<−15 (3−2)
    ただし、
    β5T:望遠端で無限遠物体に合焦した状態での前記第5レンズ群の横倍率
    fT:望遠端での全系の焦点距離
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
  2. 下記条件式(2)を満足する請求項1記載の変倍光学系。
    1.15<β4T/β4W<3 (2)
    ただし、
    Β4T:望遠端で無限遠物体に合焦した状態での前記第4レンズ群の横倍率
    Β4W:広角端で無限遠物体に合焦した状態での前記第4レンズ群の横倍率
  3. 前記第5レンズ群が変倍の際に像面に対して固定されている請求項1または2記載の変倍光学系。
  4. 前記第2レンズ群の最も像側の面から前記第4レンズ群の最も物体側の面までの間に、変倍の際に像面に対して固定されている絞りを有する請求項1から3のいずれか1項記載の変倍光学系。
  5. 下記条件式(4)を満足する請求項1からのいずれか1項記載の変倍光学系。
    2<fT/f1<5 (4)
    ただし、
    fT:望遠端での全系の焦点距離
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
  6. 前記第1レンズ群が、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群前群と、正の屈折力を有する第1レンズ群中群と、負の屈折力を有する第1レンズ群後群とから実質的になり、
    前記第1レンズ群前群は、物体側から順に負レンズと正レンズとを接合してなる接合レンズから実質的になり、該接合レンズの接合面は物体側に凸面を向けており、最も物体側の面が凸面であり、
    前記第1レンズ群中群は、物体側から順に負レンズと正レンズとを接合してなる接合レンズから実質的になり、該接合レンズの接合面は物体側に凸面を向けており、最も物体側の面が凸面であり、
    前記第1レンズ群後群は、1枚の負レンズから実質的になる請求項1からのいずれか1項記載の変倍光学系。
  7. 前記第3レンズ群が、物体側から順に、正の屈折力を有する第3レンズ群前群と、正の屈折力を有する第3レンズ群後群とから実質的になり、
    合焦の際には前記第3レンズ群前群のみが移動し、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に前記第3レンズ群前群が物体側から像側へ移動する請求項1からのいずれか1項記載の変倍光学系。
  8. 合焦の際には前記第4レンズ群のみが移動し、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に前記第4レンズ群が物体側から像側へ移動する請求項1からのいずれか1項記載の変倍光学系。
  9. 前記第5レンズ群が、物体側から順に、正の屈折力を有する第5レンズ群前群と、正の屈折力を有する第5レンズ群中群と、負の屈折力を有する第5レンズ群後群とから実質的になり、
    合焦の際には前記第5レンズ群中群のみが移動し、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に前記第5レンズ群中群が像側から物体側へ移動する請求項1からのいずれか1項記載の変倍光学系。
  10. 下記条件式(1−1)を満足する請求項1からのいずれか1項記載の変倍光学系。
    −0.6<β5T<−0.2 (1−1)
  11. 下記条件式(2−1)を満足する請求項1から10のいずれか1項記載の変倍光学系。
    1.2<β4T/β4W<2 (2−1)
    ただし、
    Β4T:望遠端で無限遠物体に合焦した状態での前記第4レンズ群の横倍率
    Β4W:広角端で無限遠物体に合焦した状態での前記第4レンズ群の横倍率
  12. 下記条件式(4−1)を満足する請求項1から11のいずれか1項記載の変倍光学系。
    2.5<fT/f1<3.5 (4−1)
    ただし、
    fT:望遠端での全系の焦点距離
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
  13. 請求項1から12のいずれか1項記載の変倍光学系を備えた撮像装置。
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