JP6387920B2 - イメージセンサ - Google Patents

イメージセンサ Download PDF

Info

Publication number
JP6387920B2
JP6387920B2 JP2015156541A JP2015156541A JP6387920B2 JP 6387920 B2 JP6387920 B2 JP 6387920B2 JP 2015156541 A JP2015156541 A JP 2015156541A JP 2015156541 A JP2015156541 A JP 2015156541A JP 6387920 B2 JP6387920 B2 JP 6387920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens body
scanning direction
light
main scanning
light guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015156541A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017038110A (ja
Inventor
大輔 大濱
大輔 大濱
徹 白木
徹 白木
政己 脇坂
政己 脇坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2015156541A priority Critical patent/JP6387920B2/ja
Publication of JP2017038110A publication Critical patent/JP2017038110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6387920B2 publication Critical patent/JP6387920B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、コピー機、デジタル複合機などの画像読取装置に用いられ、原稿の画像を読み取るイメージセンサに関するものである。
イメージセンサの光学系には、読み取り深さの均一性の要求及びコピー機等の高解像度化に伴い、主走査方向(長手方向)に均一な光を照射すること及び原稿、レンズ、センサの相互位置を高い精度で規定する構造が求められている。国際公開第2013/168537号(特許文献1参照)では、樹脂で形成されたレンズ体保持部212を備え、レンズ体保持部212の開口部にレンズ体15を挿入することで、レンズ体15の位置を調整している構造が開示されている。
国際公開第2013/168537号
しかしながら、特許文献1に記載のものは、レンズ体15とレンズ体保持部212の隙間における遮光に関して詳細な開示がないという課題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、レンズ体で集光された光以外の光を受光体に照射させず、受光体への異物進入を、より確実に防止するイメージセンサを得るものである。
本発明に係るイメージセンサは、光源から光が入射され、主走査方向に延在し、読取対象物に光を出射する導光体と、前記読取対象物で反射した反射光を収束するレンズ体と、前記レンズ体で収束された前記反射光を受光する受光体と、前記導光体、前記レンズ体、及び前記受光体を収納又は保持し、板金の折り曲げ加工で形成された筐体と、を備え、前記筐体は、主走査方向に延在し、前記レンズ体を通過した前記反射光が通過するスリット部が形成された底部と、前記スリット部の副走査方向の両端部から所定の角度で傾斜して内側に折り曲げられ主走査方向に延在する一対のレンズ体固定部を備え、一対の前記レンズ体固定部の間に挿入された前記レンズ体の側面と前記レンズ体固定部とを遮光体で固定したものである。
本発明によれば、原稿等からの読取対象物からの反射光を受光体に集光するレンズ体の側面に遮光体を備えることにより、受光体への異物進入を、より確実に防止するイメージセンサを得る効果がある。
本発明の実施の形態1に係るイメージセンサの全体構成の展開斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るイメージセンサの一部分を詳細に示す構成斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るイメージセンサの一部分を詳細に示す構成斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るイメージセンサにおけるレンズユニットの主走査方向の断面図である。 本発明の実施の形態1に係るイメージセンサにおけるレンズユニットの副走査方向の断面図である。 本発明の実施の形態1に係るイメージセンサにおける筐体の副走査方向の断面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るイメージセンサ100の全体構成の展開斜視図である。図2及び図3は、本発明の実施の形態1に係るイメージセンサ100の一部分を詳細に示す構成斜視図であり、図2は、図1と同じ方向から見た図であり、図3は、図2を図1と反対側から見た図である。
図1において、原稿Mは、イメージセンサ100の読取対象物であり、原稿Mは、読取面が透明板1に対向する向きで透明板1に接している。原稿Mは、図示していないが、搬送機構によりイメージセンサ100に搬送され、透明板1に接した原稿Mの画像をイメージセンサ100で読み取る。本発明の実施の形態について説明するにあたり、主走査方向、副走査方向及び高さ方向について以下のように定義する。主走査方向はイメージセンサ100の長手方向である。副走査方向はイメージセンサの短手方向である。さらに高さ方向は、原稿Mの読取面の法線方向、すなわち主走査方向及び副走査方向の両方に直交する方向である。
図1から図3を用いてさらに詳細に説明する。イメージセンサ100は、光を原稿Mの読取面に照射し、この読取面で反射された反射光を集光するレンズユニット2と、レンズユニット2の内側に組み立てられ、光を導光体12の主走査方向の両端部から入射し原稿Mに光を照射するライトユニット3と、レンズユニット2で集光された光が収束して受光されるセンサユニット4とを備えている。
レンズユニット2は、主走査方向に延在し原稿Mの読取面で反射された反射光を集光するレンズ体5と、ライトユニット3及びセンサユニット4及びレンズ体5を固定する筐体6と、レンズ体5の主走査方向の側面と筐体6の間からセンサユニット4側に入射する光を主走査方向にわたって遮光する遮光体7と、レンズ体5の主走査方向の両端部の遮光を行うレンズホルダ8及びレンズホルダ9を備え、原稿M側からセンサユニット4側に照射される高さ方向の光をレンズ体5以外から通さないようにしている。
筐体6は、板金で形成され、底部6fと、底部6fの副走査方向の端部に内側に90度に曲げられて立設させた主走査方向に延在する一対の主走査方向側壁部6gと、底部の主走査方向の端部に内側に90度に曲げられて立設させた副走査方向に延在する一対の副走査方向側壁部6hとを有する箱型形状をしている。
筐体6は、副走査方向の中央部に主走査方向に延在するスリット部6eを形成している。このスリット部6eの副走査方向の両端部から所定の角度(筐体6の底部から45度以上90度未満の角度)で傾斜して内側に折り曲げられ主走査方向に延在する一対のレンズ体固定部であるレンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bを形成している。
レンズ体5は、センサユニット4上の受光体10に光を収束させるロッドレンズアレイ、マイクロレンズアレイなどのレンズアレイで構成されている。本発明の実施の形態1では、レンズ体5は正立等倍のレンズであるものとして説明するが、イメージセンサ100の仕様に合わせて、正立等倍以外のレンズを利用してもよい
ライトユニット3は、例えば透明な樹脂で形成され、主走査方向に光を伝搬しながら光を原稿Mの読取面に照射する導光体11と、導光体11と並行して設けられ導光体11と同じ構造及び機能を有する導光体12と、導光体11及び導光体12の主走査方向の端部で導光体11及び導光体12を保持する導光体ホルダ13及び導光体ホルダ14と、導光体11及び導光体12の主走査方向の端面に対向して設けられ、導光体11及び導光体12の内部に光を入射する光源15、光源16、光源17、光源18と、光源15及び光源16を実装している光源基板19と、光源17及び光源18を実装している光源基板20と、光源基板19の光源15及び光源16の実装面とは反対側の面に密着し、光源基板19の熱伝導性を向上させる伝熱体21と、光源基板20の光源17及び光源18の実装面とは反対側の面に密着し、光源基板20の熱伝導性を向上させる伝熱体22で構成されている。ライトユニット3は、レンズユニット2に固定される。
導光体11及び導光体12は、透明な樹脂で形成され、主走査方向に互いに並行して延在し、レンズ体5を挟んでお互いに対称に配置されている。なお、導光体11及び導光体12は、主走査方向全長に亘って平行でなくてもよい。本発明の実施の形態では、導光体が露出する構造であるため、導光体11及び導光体12として耐油性に優れたPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)を用いるのが好適である。PMMAの代わりにシクロオレフィン樹脂、もしくはポリカーボネートを用いても良い。
図1から図3に示すように、導光体ホルダ13は開口部13a及び開口部13bを有し、導光体ホルダ14は開口部14a及び開口部14bを有する。なお、開口部13aは、導光体11の端面側から光源15側に対して貫通した貫通孔となっている。同様に、開口部13bは、導光体12の端面側から光源16側に対して貫通した貫通孔となっている。同様に、開口部14aは、導光体11の端面側から光源17側に対して貫通した貫通孔となっている。また、開口部14bは、導光体12の端面側から光源18側に対して貫通した貫通孔となっている。
開口部13a及び開口部14aに、導光体11の主走査方向の端部を挿入することにより、導光体11が導光体ホルダ13及び導光体ホルダ14に保持される。同様に、開口部13b及び開口部14bに、導光体12の主走査方向の端部を挿入することにより、導光体12が導光体ホルダ13及び導光体ホルダ14に保持される。
開口部13a、開口部13b、開口部14a及び開口部14bは、導光体ホルダ13及び導光体ホルダ14に接する導光体11及び導光体12の主走査方向の端面とその端面に対向する導光体ホルダ13及び導光体ホルダ14の面、すなわち光源15、光源16、光源17及び光源18側の面が光学的に貫通するものであればよい。すなわち、光源15、光源16、光源17及び光源18から出射される光が、導光体11及び導光体12に入射されるような材質で形成されているならば、開口部13a、開口部13b、開口部14a及び開口部14bは、必ずしも空間的に導光体ホルダ13及び導光体ホルダ14と導光体11及び導光体12とを連通するものでなくてもよい。具体的には、開口部12a、開口部12b、開口部13a及び開口部13bを貫通孔として形成する場合、導光体ホルダ13及び導光体ホルダ14の内部に、導光体11及び導光体12へ光を伝播させる透過物質を挿入してもよい。なお、導光体11の主走査方向の2つ端面には、光源15及び光源17を配置し、導光体12の主走査方向の2つの端面には、光源16及び光源18を配置しているが、導光体11の主走査方向の片方の端面に光源15を1箇所だけ配置し、導光体12の主走査方向の片方の端面に光源16を1箇所だけ配置する構成としてもよいのは言うまでもない。
光源15及び光源17は導光体11の主走査方向の2つの対向する端面それぞれに光を入射するLEDなどの光源素子である。同様に、光源16及び光源18は、導光体12の主走査方向の2つの対向するそれぞれの端面に光を入射するLEDなどの光源素子である。光源15、光源16、光源17及び光源18は、LEDチップを樹脂モールドしたLEDもしくはベアチップのLEDで構成されている。
受光体10の光電変換出力は、ダイナミックレンジが広いことが好ましいが、原稿Mの読取動作を高速駆動する場合には広いダイナミックレンジを確保するために光源15、光源16、光源17及び光源18の駆動電流を増大させなければならない。その結果、増大した駆動電流により光源15、光源16、光源17及び光源18からの発熱が増加する。
光源からの発熱に対する効果的な放熱構造を得るために、伝熱体21及び伝熱体22を用いた構成とする必要がある。具体的には、図1で示すように、光源基板19の光源15及び光源16が実装された面と反対側の面に、伝熱体21を光源基板19に密着して配置している。ここで、伝熱体21は、光源基板19の発熱を筐体6に伝導するものであり、金属で形成された筐体6で熱が拡散されて外部に放射する。
光源基板20の光源17及び光源18が形成された面と反対側の面に、伝熱体22を光源基板20に密着して配置している。ここで、伝熱体22は、光源基板20の発熱を筐体6に伝導するものであり、金属で形成された筐体6で熱が拡散され外部に放射する。以上のように、効果的な放熱構造を有することで、光源15、光源16、光源17及び光源18の駆動電流を増大させることができ、原稿Mの読取動作を高速駆動することが実現できる。
センサユニット4は、受光体10及び受光体10を実装するセンサ基板23から構成されている。受光体10は、光学センサICにより構成され、主走査方向に原稿Mの読み取り長さ以上に延在する。また受光体10は、レンズ体5により集光された光を受光して光電変換する。センサ基板23は、筐体6の原稿Mの読取面に対向する面とは反対側の面にネジなどの固定手段により取り付けられている。また、センサ基板23は、受光素子である受光体10が取り付けられた回路基板であり、外部と接続可能なコネクタ(図示せず)を有している。コネクタは、センサ基板23に実装された受光体10によって光電変換された電気信号を画像信号としてセンサ基板23の外部に出力するものである。
次に、レンズユニット2に含まれる各構成の配置について図1、図4及び図5を用いて説明する。図4は、発明の実施の形態1によるイメージセンサ100におけるレンズユニット2の主走査方向の断面図である。図4において、図4(b)は、図4(a)におけるA−A’部の断面図である。
図1及び図4に示すように、まず筐体6の主走査方向に延在するスリット部6eの主走査方向の両端部に、レンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bに当接して、レンズホルダ8及びレンズホルダ9を接着剤等を用いて筐体6の底部6fに固定する。レンズ体5は、レンズホルダ8及びレンズホルダ9に載置される。レンズホルダ8はレンズ体接触面8aをレンズホルダ9はレンズ体接触面9aを有し、レンズ体5を筐体6に固定する際、組立準備としてレンズ体5を仮置きすることができる。必要な解像度要求に応じて、レンズ体接触面8a及びレンズ体接触面9aを、レンズ体5の高さ方向基準として配置してもよい。
図5は、本発明の実施の形態1に係るイメージセンサにおけるレンズユニット2の副走査方向の断面図である。
図5において、レンズ体5は、筐体6の副走査方向中央部のレンズ体固定部6a及びレ
ンズ体固定部6bに遮光体7を用いて固定される。遮光体7は、レンズ体5と筐体6の副
走査方向の距離が主走査方向に渡って変動する箇所を遮光する遮光部材であり、接着剤等
の、固定前は液化しており硬化すると形状を維持する材料が望ましい。遮光体7は、レン
体5とレンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bとの隙間に充填かつこの隙間を覆うようにして、レンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bの主走査方向の一端から反対側の他端に亘って塗布されている。


レンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bの副走査方向の端部となる固定部端6c及び固定部端6dは、遮光体7がレンズ体上面5a及びレンズ体下面5bにはみ出さないようにするために、レンズ体上面5aとレンズ体下面5bとの間の高さ方向の間に配置する。この時、必要な長さに応じて板金の絞りだし加工を行ったあとに固定部端を切断する加工手順にすることで、固定部端6c及び固定部端6dは任意の長さで形成することができる。
図6は、本発明の実施の形態1に係るイメージセンサにおける筐体6の副走査方向の断面図である。
図6において、筐体6は、底部6fと、底部6fの副走査方向の両端部に板金を90度内側に折り曲げて立設させた一対の主走査方向側壁部6gを備えることにより、底部6fに対向する筐体開口部6iを備えた構造を有している。底部6fと側壁部6gは主走査方向に延在している。
底部6fの副走査方向の中央部を図6(a)に示すように、筐体開口部6iの方向へ凸型形状となる板金の絞り出し加工をすることにより、絞り出し加工部61を形成する。その後、絞り出し加工部61の頂部61aを固定部端6c及び固定部端6dで切断することにより、レンズ体固定部6a、レンズ体固定部6b及びスリット部6eが構築される。レンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bは、主走査方向に延在している。なおレンズ体固定部6a、レンズ体固定部6b及びスリット部6eの主走査方向の長さは、底部6fの主走査方向の長さよりも短い。
図6において、板金の絞りだし加工することによりレンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bは板金の厚さが筐体6の他の箇所より薄く形成されている。レンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bは、板金の絞りだし加工を行なったあとに固定部端6c及び固定部端6dを切断すること等で任意の長さに形成することができる。絞りだし加工を行なうには、筐体6の材料は圧延軟鋼板を用いる事が望ましいが、必要に応じてアルミニウムやステンレスを用いても良い。
図5において、レンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bは、副走査方向において、レンズ体5及び高さ方向に対して、平行からレンズ体5側に傾いている傾斜構造となっている。すなわち、スリット部6eにおいて、レンズ体固定部6aとレンズ体固定部6b部との副走査方向の間隔は、高さ方向に原稿M側に向かうにつれ、すなわち底部6fから筐体開口部6iに向かうにつれ、すなわち底部6fから固定部端6c及び固定部端6dに向かうにつれ、狭くなって立設している構造を成している。固定部端6c及び固定部端6dとの副走査方向の間隔は、レンズ体5の副走査方向の長さより若干広い構造を成している。
レンズ体5側にレンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bを傾けることで、原稿M側から遮光体7をレンズ体5に塗布するとき、遮光体7が未硬化で液状の状態であっても、表面張力により遮光体7がレンズ下面5b側に付着することなく、レンズ体5をレンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bに固定を行うことができる。遮光体7の表面張力及び筐体6の副走査方向の小型化を考慮すると、レンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bの底部6fからの曲げ角度は45度以上90度未満であることが望ましい。
レンズ体5の高さ方向及び副走査方向の位置決めは、治具等を用いて行う。レンズ体5のレンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bへの固定の際、遮光体7は必ずしも主走査方向に一回の塗布でレンズ体5をレンズ体固定部6a及びレンズ体固定部6bに固定する必要はなく、必要に応じて数回に分けて塗布しても構わない。
次に、イメージセンサ100での光の伝搬形態を説明する。図5において、実線矢印が光路を示す。図5において、導光体11の主走査方向の一方の端面に対向して設けられた光源15から導光体11に入射した光は、導光体11の内部で導光され、導光体11の壁面での反射を繰り返して導光体11の内部を主走査方向に進む。また、導光体11の主走査方向の他方の端面に対向して設けられた光源17から導光体11に入射した光は、光源15から導光体11に入射した光とは逆方向に向かって、導光体11の内部で導光され、導光体11の壁面での反射を繰り返して導光体11の内部を主走査方向に進む。導光体11の主走査方向の両端からお互いに逆方向に向かう光を入射することにより、導光体11の長手方向全長(主走査方向全長)に亘って均一な光を照射することが可能である。そして、導光体11の長手方向(主走査方向)に沿って形成された白色の印刷パターン又は凹凸形状の散乱領域11aで導光体11の内部を導光する光が散乱され、導光体11の散乱領域11aと対向する部分からライン光として、図5に示す矢印のように透明板1に接した原稿Mにライン光が出射される。
同様に、図5において、導光体12の主走査方向の一方の端面に設けられた光源16から導光体12に入射した光は、導光体12の内部で導光され、導光体12の壁面での反射を繰り返して導光体12の内部を主走査方向に進む。また、導光体12の主走査方向の他方の端面に対向して設けられた光源18から導光体12に入射した光は、光源16から導光体12に入射した光とは逆方向に向かって、導光体12の内部で導光され、導光体12の壁面での反射を繰り返して導光体12の内部を主走査方向に進む。導光体12の主走査方向の両端からお互いに逆方向に向かう光を入射することにより、導光体12の長手方向全長(主走査方向全長)に亘って均一な光を照射することが可能である。そして、導光体12の長手方向(主走査方向)に沿って形成された白色の印刷パターン又は凹凸形状の散乱領域12aで導光体12の内部を導光する光が散乱され、導光体12の散乱領域12aと対向する部分からライン光として、図5に示す矢印のように透明板1に接した原稿Mにライン光が出射される。
レンズ体5は、導光体11及び導光体12からライン光として原稿Mの読取面に照射されて拡散反射した光を集光する。そして、受光体10は、レンズ体5の集光した光を受光面10aで受光して光電変換する。
したがって、遮光体7を用いることで、受光体10は、レンズ体5を通過した光のみが受光される。すなわち、従来の高精度で金属の鋳造や樹脂成形で形成された筐体より確実にレンズ体5の側面からの直接光を遮光することができ、加えて、レンズ体5の側面からの受光体10への異物進入を防止することができ、低コスト化可能な板金の加工のみで形成された筐体でも高性能で防塵性を備えたイメージセンサを実現できる。
1 透明板、
2 レンズユニット、
3 ライトユニット、
4 センサユニット、
5 レンズ体、
5a レンズ体上面、
5b レンズ体下面、
6 筐体、
6a、6b レンズ体固定部、
6c、6d 固定部端、
6e スリット、
6f 底部、
6g 主走査方向側壁部、
6h 副走査方向側壁部、
6i 筐体開口部、
7 遮光体、
8、9 レンズホルダ、
8a、9a レンズ体接触面、
10 受光体、
10a 受光面、
11、12 導光体、
11a、12a 散乱領域、
13、14 導光体ホルダ、
13a、13b、14a、14b 開口部、
15、16、17、18 光源、
19、20 光源基板、
21、22 伝熱体、
23 センサ基板、
61 絞り出し加工部、
61a 頂部、
100 イメージセンサ、
M 原稿。

Claims (5)

  1. 光源から光が入射され、主走査方向に延在し、読取対象物に光を出射する導光体と、
    前記読取対象物で反射した反射光を収束するレンズ体と、
    前記レンズ体で収束された前記反射光を受光する受光体と、
    前記導光体、前記レンズ体、及び前記受光体を収納又は保持し、板金の折り曲げ加工で形
    成された筐体と、
    を備え、
    前記筐体は、主走査方向に延在し、前記レンズ体を通過した前記反射光が通過するスリッ
    ト部が形成された底部と、前記スリット部の副走査方向の両端部から所定の角度で傾斜し
    て内側に折り曲げられ主走査方向に延在する一対のレンズ体固定部を備え、
    一対の前記レンズ体固定部の間に挿入された前記レンズ体の側面と前記レンズ体固定部と
    を遮光体で固定したイメージセンサ。
  2. 前記筐体は、前記底部の両端から内側に折り曲げられた側壁部を備え、
    前記側壁部は、前記底部の副走査方向の両端部から内側に折り曲げられ主走査方向に延在する一対の第1の側壁と
    前記底部の主走査方向の両端部から内側に折り曲げられ副走査方向に延在する一対の第2の側壁と、を有する請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 一対の前記レンズ体固定部は、前記底部の副走査方向の中央部を凸型形状に絞り出し加工
    して形成した請求項1又は2に記載のイメージセンサ。
  4. 一対の前記レンズ体固定部は、前記底部から前記レンズ体固定部の主走査方向及び副走査
    方向に直交する方向の端部に向かうにつれ、それらの副走査方向の間隔が狭くなっていく
    請求項1から3のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
  5. 一対の前記レンズ体固定部の主走査方向の両端部に、前記レンズ体固定部に当接して前記
    底部に固定され、前記レンズ体を載置して固定するレンズホルダを備えた請求項1から4
    のいずれか1項に記載のイメージセンサ。
JP2015156541A 2015-08-07 2015-08-07 イメージセンサ Active JP6387920B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015156541A JP6387920B2 (ja) 2015-08-07 2015-08-07 イメージセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015156541A JP6387920B2 (ja) 2015-08-07 2015-08-07 イメージセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017038110A JP2017038110A (ja) 2017-02-16
JP6387920B2 true JP6387920B2 (ja) 2018-09-12

Family

ID=58047926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015156541A Active JP6387920B2 (ja) 2015-08-07 2015-08-07 イメージセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6387920B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019138750A1 (ja) * 2018-01-11 2019-07-18 三菱電機株式会社 画像読取装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154953A (ja) * 1985-12-27 1987-07-09 Toshiba Corp 画像読取り装置
JPS6489756A (en) * 1987-09-30 1989-04-04 Toshiba Corp Original reader
JPH02252355A (ja) * 1989-03-25 1990-10-11 Nippon Sheet Glass Co Ltd 画像入力装置
JP2010069738A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Seiko Epson Corp ラインヘッドおよび画像形成装置
JP5246366B2 (ja) * 2012-06-11 2013-07-24 三菱電機株式会社 画像読取装置の筐体及びその製造方法
JP6099428B2 (ja) * 2013-02-22 2017-03-22 三菱電機株式会社 イメージセンサユニット、及び、イメージセンサユニットの製造方法
JP2014162202A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Fuji Xerox Co Ltd 露光装置の製造方法
WO2015146470A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置、及びこれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017038110A (ja) 2017-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101573248B1 (ko) 이미지 센서
KR20150084904A (ko) 화상 판독 장치
US9036220B2 (en) Contact image sensing device
US9531903B2 (en) Image sensor
JP4868062B2 (ja) 照明装置及びそれを用いた画像読取装置
JP7283210B2 (ja) 画像読取装置
JP6387920B2 (ja) イメージセンサ
JP2014003570A (ja) 画像読取装置
JP2006148956A (ja) ライン照明装置及び画像読取装置
JP6060937B2 (ja) 画像読取装置
US9557474B2 (en) Light guide and image reading apparatus
JP2017034437A (ja) 密着型イメージセンサ及びその製造方法
JP6563162B1 (ja) 画像読取装置
JP6395988B1 (ja) 導光体及び画像読取装置
JP2011109517A (ja) イメージセンサ
JP4417368B2 (ja) イメージセンサ
JP2015159444A (ja) 画像読取装置
JP2015159446A (ja) 画像読取装置
TWI507011B (zh) 接觸式影像感測裝置
JP6594562B2 (ja) 画像読取装置
JP2018141673A (ja) 放射線検出器および放射線検出装置
JP2015154090A (ja) イメージセンサ
JP2017108297A (ja) 画像読取装置
JP3501544B2 (ja) 密着型イメージセンサ
JPWO2019244459A1 (ja) 導光体及び画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170821

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180730

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6387920

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250