JP6387833B2 - 画像形成システム、画像形成プログラム、携帯端末のプログラム - Google Patents

画像形成システム、画像形成プログラム、携帯端末のプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成システム、画像形成プログラム、携帯端末のプログラムに関する。
近年、携帯端末と画像形成装置がネットワークに接続され、携帯端末から印刷動作が行えるようになっている。このようなネットワーク環境において、GPS(Global Positioning System)を利用することで携帯端末の現在位置を特定し、携帯端末の位置情報と画像形成装置の位置情報を照らし合わせ、かつ携帯端末のカメラで画像形成装置を撮影することで、画像形成装置を特定して印刷する技術がある(特許文献1)。
特開2013−120501号公報
ところで、画像形成装置は同じ場所に1台だけ設置される場合に限らず、複数の画像形成装置が極めて近い位置に設置される場合がある。このような場合、GPSによって携帯端末の位置が特定されたとしても、その位置または近傍に複数の画像形成装置が存在すると、ユーザーは複数の画像形成装置のうち印刷させる画像形成装置がどれなのかわからないという問題がある。またはビル内の階違いで画像形成装置が存在する場合などでも、GPSの位置特定だけでは携帯端末を所持したユーザーの前にある画像形成装置が、印刷を行わせる画像形成装置ではない場合もある。
そこで、本発明の目的は、携帯端末を所持したユーザーが複数の画像形成装置の中から容易に印刷を行う画像形成装置を見つけることのできる画像形成システムを提供することである。また、本発明の他の目的は携帯端末を所持したユーザーが複数の画像形成装置の中から容易に印刷する画像形成装置を見つけることのできる画像形成プログラムを提供することである。さらに本発明の他の目的は携帯端末を所持したユーザーが複数の画像形成装置の中から容易に印刷する画像形成装置を見つけることのできる携帯端末プログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)携帯端末、サーバー、および複数の画像形成装置がネットワークによって接続された画像形成システムであって、
前記携帯端末は、
前記サーバーへ印刷要求を送信し、
前記サーバーから前記複数の画像形成装置のリストを受信し、
前記リストの中からユーザーによって指定された画像形成装置の情報を前記サーバーへ送信し、
前記サーバーから前記画像形成装置を特定するために必要な点滅間隔情報を受信し、
前記複数の画像形成装置を撮影して、前記携帯端末のディスプレイに映っている画像形成装置のうち前記点滅間隔情報と同じ点滅間隔で点滅している発光部を備えた前記画像形成装置にマークを重ねて表示するものであり、
前記サーバーは、
前記携帯端末から前記印刷要求を受信して前記複数の画像形成装置のリストを生成して前記携帯端末へ送信し、
前記携帯端末から、前記リストの中から指定された画像形成装置の情報を受信し、
前記指定された画像形成装置へ前記発光部を所定の点滅間隔で点滅させるための点滅間隔情報を送信し、
前記点滅間隔情報を前記携帯端末へ送信するものであり、
前記画像形成装置は、
前記サーバーから前記点滅間隔情報を受信し、
前記点滅間隔情報に従って前記画像形成装置が備えている前記発光部を点滅させるものである、ことを特徴とする画像形成システム。
(2)前記サーバーは、前記携帯端末のIPアドレス、または前記携帯端末が接続されるアクセスポイントの位置情報から、前記印刷要求の行われた場所を特定し、その場所で印刷可能な前記画像形成装置を抽出して前記リストを生成することを特徴とする(1)に記載の画像形成システム。
(3)前記サーバーは、複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記印刷要求ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信することを特徴とする(1)または(2)に記載の画像形成システム。
(4)前記サーバーは、複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記携帯端末ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信することを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか一つに記載の画像形成システム。
(5)前記サーバーは、複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記画像形成装置ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信することを特徴とする(1)乃至(4)のいずれか一つに記載の画像形成システム
(6)前記サーバーは、前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、印刷中の前記画像形成装置がある場合は、当該印刷中の画像形成装置を前記リストから除外して前記携帯端末へ送信する(1)乃至(5)のいずれか一つに記載の画像形成システム。
(7)前記サーバーは、前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、印刷できない状態の前記画像形成装置がある場合は、当該印刷できない状態の画像形成装置を前記リストから除外して前記携帯端末へ送信することを特徴とする(1)乃至(6)のいずれか一つに記載の画像形成システム。
(8)前記携帯端末は、さらに前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を前記サーバーへ送信し、
前記サーバーは、前記検出結果から前記画像形成装置ごとの検出率を算出して、当該検出率の高い画像形成装置を前記リストの上位に並べることを特徴とする(1)乃至(7)のいずれか一つに記載の画像形成システム。
(9)前記サーバーは、前記画像形成装置に前記点滅の開始、終了を指令することを特徴とする(1)乃至(8)のいずれか一つに記載の画像形成システム。
(10)前記画像形成装置は、複数の前記点滅間隔情報を受信した場合、受信した前記複数の前記点滅間隔情報による点滅を一定期間間隔で繰り返し行うことを特徴とする(1)乃至(9)のいずれか一つに記載の画像形成システム。
(11)前記発光部は、前記画像形成装置に備えられているLEDであることを特徴とする(1)乃至(10)のいずれか一つに記載の画像形成システム。
(12)前記発光部は、前記画像形成装置に備えられているディスプレイであり、
前記携帯端末は、さらに前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を前記サーバーへ送信し、
前記サーバーは、前記検出結果から前記携帯端末が前記点滅を検出していない場合には、前記ディスプレイを点滅させるように前記画像形成装置へ前記ディスプレイを点滅させる点滅間隔情報を送信し、
前記画像形成装置は、前記サーバーから前記ディスプレイを点滅させる点滅間隔情報を受信して、前記ディスプレイを点滅させる点滅間隔情報に従って前記ディスプレイを点滅させることを特徴とする(11)に記載の画像形成システム。
(13)携帯端末、サーバー、および複数の画像形成装置がネットワークによって接続された画像形成システムにおける前記サーバーに実行させる画像形成プログラムであって、
前記携帯端末から印刷要求を受信することで前記複数の画像形成装置のリストを生成して前記携帯端末へ送信する段階と、
前記携帯端末から前記リストの中から指定された画像形成装置の情報を受信する段階と、
前記指定された画像形成装置へ発光部を所定の点滅間隔で点滅させるための点滅間隔情報を送信する段階と、
前記点滅間隔情報を前記携帯端末へ送信する段階と、を有し、
前記画像形成装置へ前記点滅間隔情報を送信する段階によって前記画像形成装置の前記発光部を前記点滅間隔情報に従って点滅させ、
前記点滅間隔情報を受信した前記携帯端末に、前記画像形成装置を撮影させて前記携帯端末のディスプレイに映っている画像形成装置のうち前記点滅間隔情報と同じ点滅間隔で点滅している前記発光部を備えた前記画像形成装置にマークを重ねて表示させることを特徴とする画像形成プログラム。
(14)前記携帯端末のIPアドレス、または前記携帯端末が接続されるアクセスポイントの位置情報から、前記印刷要求の行われた場所を特定し、その場所で印刷可能な前記画像形成装置を抽出して前記リストを生成する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする(13)に記載の画像形成プログラム。
(15)複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記印刷要求ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする(13)または(14)に記載の画像形成プログラム。
(16)複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記携帯端末ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする(13)乃至(15)のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
(17)複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記画像形成装置ごとに点滅間隔を変更した点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする(13)乃至(16)のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
(18)前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、印刷中の前記画像形成装置がある場合は、当該印刷中の画像形成装置を前記リストから除外して前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させる(13)乃至(17)のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
(19)前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、印刷できない状態の前記画像形成装置がある場合は、当該印刷できない状態の画像形成装置を前記リストから除外して前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする(13)乃至(18)のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
(20)前記携帯端末から前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を受信させる段階と、
前記検出結果から前記画像形成装置ごとの検出率を算出する段階と、
前記検出率の高い画像形成装置を前記リストの上位に並べる段階と、をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする(13)乃至(19)のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
(21)前記画像形成装置に前記点滅の開始、終了を指令する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする(13)乃至(20)のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
(22)前記携帯端末から前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を受信する段階と、
前記検出結果から前記携帯端末が前記点滅を検出していない場合には、前記画像形成装置に備えられているディスプレイを点滅させるように前記画像形成装置へ前記ディスプレイを点滅させる点滅間隔情報を送信する段階と、をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする(13)乃至(21)のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
(23)携帯端末、サーバー、および複数の画像形成装置がネットワークによって接続された画像形成システムにおける前記携帯端末に実行させる携帯端末プログラムであって、
前記サーバーへ印刷要求を送信する段階と、
前記サーバーから前記複数の画像形成装置のリストを受信する段階と、
前記リストの中からユーザーによって指定された画像形成装置の情報を前記サーバーへ送信する段階と、
前記サーバーから前記画像形成装置を特定するために必要な点滅間隔情報を受信する段階と、
前記画像形成装置を撮影して、前記携帯端末のディスプレイに映っている画像形成装置のうち前記点滅間隔情報と同じ点滅間隔で点滅している発光部を備えた前記画像形成装置にマークを重ねて表示する段階と、
を有することを特徴とする携帯端末プログラム。
(24)前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を前記サーバーへ送信する段階をさらに前記携帯端末に実行させることを特徴とする(23)に記載の携帯端末プログラム。
本発明によれば、携帯端末が印刷要求をサーバーへ送信して、これを受信したサーバーが複数の画像形成装置のリストを送信する。携帯端末はリストの中の画像形成装置を指定してサーバーへ送信する。サーバーは指定された画像形成装置の情報を受信して、指定された画像形成装置の発光部を所定の点滅間隔で点滅させるように点滅間隔情報を画像形成装置に送信するとともに、その点滅間隔情報を携帯端末にも送信する。画像形成装置は受信した点滅間隔情報に従い発光部を点滅させる。そして携帯端末では複数の画像形成装置を撮影して、光の点滅間隔が点滅間隔情報と一致するものがあればその画像形成装置にマークを重ねて表示する。
これによりユーザーは携帯端末を複数の画像形成装置に向けて撮影するだけで、複数の画像形成装置の中から容易に印刷を行う画像形成装置を見つけることができる。
実施形態1における画像形成システムの一例を示すブロック図である。 画像形成装置の機能を説明するための機能ブロック図である。 実施形態1における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 携帯端末に表示される装置リストの例を説明する説明図である。 携帯端末にマークを重ねて表示したときの表示例を説明する説明図である。 実施形態1におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態1における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態3におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態4におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態5におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態6における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態6におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態7における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 図15に続く実施形態7における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態7におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態7における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態8におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態8における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態9における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 図21に続く実施形態9における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態9における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、図面において同一の機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面はあくまでも本発明の実施形態を説明するためのものであるので、各部材の寸法や比率は説明の都合上誇張または簡略化しており、実際の寸法や比率とは異なる。
[実施形態1]
実施形態1は、概略すると以下の動作を行う画像形成システムである。
まず、ユーザーが携帯端末から印刷処理を開始する。携帯端末はサーバーから画像形成装置リストを取得して携帯端末上でその装置リストを表示する。ユーザーはその装置リストから任意の画像形成装置を指定して印刷実行を指令する。サーバーは携帯端末から印刷ジョブと装置の指定を受信し、指定された画像形成装置に印刷データを送信するとともに、その画像形成装置に設けられているLED(light emitting diode)を点滅するように指示する。サーバーは同時に、その点滅の情報である点滅間隔情報を携帯端末に送信する。この点滅間隔情報は携帯端末で画像形成装置を識別するために必要な情報である。ユーザーが携帯端末を周辺の装置に向けて撮影を行うことで、携帯端末はサーバーから取得した点滅間隔情報と同じ点滅間隔でLEDが点滅している画像形成装置を検出する。そして携帯端末は、画面上において検出した画像形成装置にマーキングを重ねて表示する。
図1は実施形態1における画像形成システムの一例を示すブロック図である。
このシステムは、複数の画像形成装置101がネットワーク100によって接続されている。複数の画像形成装置101は少なくとも印刷機能を有する。たとえばMFP(multi−function peripheral)のようなプリンター、コピー機、スキャナー、ファクシミリなど複数の機能を一体化した装置である。画像形成装置101は、固体ごとにMFP1、MFP2、MFP3、MFP4の固有名が付与されている。
画像形成装置101は、筐体上にユーザーが操作する操作パネル130が設けられている。操作パネル130はタッチパネル式のディスプレイパネル120を備えている。また操作パネル130には、現在の動作状態を簡易に知らせるためのLED(light emitting diode)110が備えられている。LED110は発光部である。
このネットワーク100には、サーバー211が接続されている。サーバー211はコンピューターであり、後述する手順に従って画像形成に必要な処理を実行する。
このネットワーク100には、携帯端末151がたとえばアクセスポイント152を介して無線接続されている。携帯端末151は、たとえば携帯電話、スマートフォン、タブレットなどである。また、携帯端末151は、無線によってネットワークに接続可能な中継機器を介したパソコンなどであってもよい。なお、ここでは1台の携帯端末151を示したが複数接続されてもよい。
図2は画像形成装置の機能を説明するための機能ブロック図である。
画像形成装置101は、ネットワーク部201、表示部202、LED110、記憶部203、機能部204、制御部205を有する。
ネットワーク部201は、画像形成装置101をネットワーク100に接続する。これにより画像形成装置101は外部の機器であるサーバー211とネットワーク100を介して通信する。
表示部202は、操作パネル130を備える。操作パネル130には表示装置であるディスプレイパネル120が備えられている。表示部202は、このディスプレイパネル120に識別情報や操作画面など様々な情報を表示する。ディスプレイパネル120は、たとえば液晶表示装置、有機EL表示装置などである。また、ディスプレイパネル120はタッチパネルであり、表示される画面に合わせてタッチすることで、人(ユーザー)から各種操作の入力が行えるようになっている。また操作パネル130にはスタートボタン、ストップボタン等の入力ボタン(ハードウェアキー)なども備えられている。
LED110は、画像形成装置101がたとえばMFPの場合、筐体外装の見えるところに少なくとも一つは設けられている。本実施形態にでは、操作パネル上に設けられている(図1参照)。しかし、このような位置に限らず、たとえば筐体上部や筐体正面、また、操作パネル上のボタンやキーに内蔵されているような場合もあり、ユーザーが視認し易い位置に配置されていることが多い。また、複数設けられている場合もある。LED110は、たとえば、画像形成装置101の現在の動作状態を外部に知らせるために使用される。LED110の発光制御は制御部205によって行われる。LED110は様々な色や点滅などによる発光が可能となっている。通常、たとえば正常動作中は緑色、異常時には赤色などで発光するように制御されている。ここではさらに制御部の制御によって点滅発光させている。
記憶部203はフラッシュROM、HDDなどの記憶装置を備えている、また制御部205が使用するRAM(不図示)なども記憶部として機能する。記憶部203は画像形成装置101の機能を実現するため手順である各種プログラムを記憶している。また記憶部203は、画像形成装置101が画像形成時においてサーバー211から受信したデータの記憶、ラスタライズデータの記憶、コピー時の画像データの記憶などに使用される。
機能部204は、画像読み取り、コピー、印刷など画像形成装置101の機能を実行する。このために機能部204は、たとえば、スキャナー、プリンタエンジンなどを備える(いずれも不図示)。
制御部205は、CPU、RAMなどを有しており、画像形成装置101としての機能である、画像読み取り、コピー、印刷などの制御のほか、本実施形態においては、後述する手順に従ってサーバー211からの指令によりLED110を点滅させる制御も行っている。
以上のように構成された画像形成システムによる実施形態1の動作を説明する。
図3は実施形態1における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。
携帯端末151には図3に示した手順により携帯端末151を動作させるアプリケーションプログラムがインストールされている。
まず、携帯端末151では印刷ジョブの指定を受け付けることで、印刷処理のためのプログラムが起動される(S101)。ここで印刷ジョブは、ユーザーが携帯端末151上で印刷するデータとして指定したものである。印刷ジョブの情報(どのデータが印刷するものとしてユーザーから指定されたかの情報)は一時記憶される。
続いて、携帯端末151は、サーバー211へ装置リストを要求する(S102)。この装置リストの要求が印刷要求となる。なお、図面内においては画像形成装置を単に「装置」と記載した。
続いて、携帯端末151は、装置リストを受信したか否かを確認する(S103)。ここで装置リストが届くまで待機となる(S103:NO)。
装置リストを受信したなら(S103:YES)、携帯端末151は、受信した装置リストを携帯端末151のディスプレイ155に表示する(S104)。
装置リストとは、携帯端末151から印刷可能な画像形成装置101のリストである。
図4は携帯端末に表示される装置リストの例を説明する説明図である。装置リストは携帯端末151のディスプレイ155に表示される。装置リストの内容は、たとえば画像形成装置101の名称が表示される。名称のほかに、たとえば、住所、ビル名、設置階、店舗名など設置場所に関する情報を一緒に表示するようにしてもよい。装置リストはサーバー211によって生成されたものである(詳細後述)。装置リストに挙げられている画像形成装置はそれぞれの固有名、IPアドレスなど画像形成装置101を識別できる情報を対応付けられている。
続いて、携帯端末151は装置リストを表示した状態でユーザーからの装置の指定を待つ(S105)。装置の指定が行われるまでその状態が継続される(S105:NO)。
ユーザーから装置の指定が行われたなら(S105:YES)、携帯端末151は、サーバー211へ印刷ジョブとともに指定された画像形成装置の情報(指定装置情報という)を送信する(S106)。印刷ジョブはS101で指定されたデータである。指定された装置の情報は、たとえば、S105でユーザーによって装置リストの中から選択、指定された画像形成装置の固有名、IPアドレスなどである。なお、印刷ジョブの指定はS101ではなく、S106以前のステップであればよい。
続いて、携帯端末151はサーバー211から送信される点滅間隔情報の受信を待つ(S107)。点滅間隔情報を受信するまでその状態が継続されることになる(S107:NO)。
サーバー211から点滅間隔情報を受信したなら(S107:YES)、携帯端末151は、カメラを起動して装置検索を行う(S108)。装置検索とは、ユーザーが携帯端末151のカメラを画像形成装置101に向けることで、S107で受信した点滅間隔情報と同じ点滅間隔による光の点滅を検索するものである。これによりLED110が点滅している画像形成装置101が探し出される。
続いて、携帯端末151はS108で点滅間隔情報と同じ点滅をしている画像形成装置101を確認したか否かを判断する(S109)。ここで点滅間隔情報と同じ点滅があれば(S109:YES)、その画像形成装置101にマークを重ねて表示する(S110)。その後処理を終了する。マークの重ね合わせは、カメラによって撮影されている映像内における点滅を目標として、あらかじめ記憶しているマーク画像を重ねるように表示すればよい。
図5は携帯端末にマークを重ねて表示したときの表示例を説明する説明図である。
ここでは、MFP2がユーザーにより指定された画像形成装置101であるとして説明する。この場合、図示するように、携帯端末151のディスプレイ155に複数の画像形成装置101が映っていて、その中の一つであるMFP2に相当する画像形成装置に丸印(マーク158)が重なるように表示される。
指定された画像形成装置101は印刷物を出力している。ユーザーは携帯端末151にマーク158が重ねて表示されている画像形成装置101に印刷物を取りに行けばよい。
一方、S109において、点滅間隔情報と同じ点滅を確認できない場合(109:NO)、S109へ戻り確認できるまで待つ。
次に、サーバー211の動作を説明する。図6は実施形態1におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。
サーバー211は、まず、携帯端末151からの装置リストの要求を受信したか否かを判断する(S121)。装置リストの要求を受信していなければ(S121:NO)、装置リストの要求を受信するまで待機する。
装置リストの要求を受信したなら(S121:YES)、サーバー211は、画像形成装置101を検索して装置リストを生成する(S122)。装置リストはそこに挙げられている画像形成装置101と、それぞれを識別するための画像形成装置の情報としてそれぞれの固有名、IPアドレスなどが対応付けられてリスト化されたものである。
画像形成装置101の検索は、たとえば、携帯端末151のIPアドレスまたは携帯端末151が接続されているアクセスポイントのIPドレスと、サーバー211に登録されている複数の画像形成装置101のそれぞれのIPアドレスを比較して、ネットワーク部(IPアドレスの最上位ビットに近い側の部分)が同じ画像形成装置101を抽出して装置リストを生成する。生成された装置リストは、画像形成装置101ごとに固有名、IPアドレス、MACアドレスなどとともにサーバー211内に一時記憶される。
また他の装置リストの生成方法としては、たとえば、携帯端末151が接続しているアクセスポイント152の設置場所がサーバー211に登録されている場合は、そのアクセスポイント152の設置場所に近い画像形成装置101をリストアップするようにしてもよい。
さらに携帯端末151に直接問い合わせて位置情報を取得し、その位置の近くに配置されている画像形成装置101をリストアップしてもよい。ここでアクセスポイント152や携帯端末位置の近くとは携帯端末151により撮影可能で、かつユーザーが印刷物を取りに行ける範囲である。たとえば印刷物をすぐに取りに行くことを考慮すればこの範囲はアクセスポイントの設置場所や携帯端末151の位置を中心とした半径10m程度範囲である。もちろんこのような範囲は画像形成装置101の設置場所の環境や状態に応じて様々に設定すればよい。
ここで携帯端末151のIPアドレスまたは携帯端末151が接続されているアクセスポイントのIPドレスはサーバー211が装置リストの要求を受信したときのIPアドレスである。画像形成装置101のIPアドレスは、サーバー211が管理している複数の画像形成装置101のIPアドレスであり、マルチキャストによって検索をかけて取得してもよいし、あらかじめ記憶または以前マルチキャストしたときに取得して記憶しているIPアドレスである。
続いてサーバー211は、生成した装置リストを携帯端末151へ送信する(S123)。
続いてサーバー211は、携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信したか否かを判断する(S124)。受信していなければ(S124:NO)、サーバー211は受信するまで待つ。一方、携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信したなら(S124:YES)、続いてサーバー211は、指定された画像形成装置101へ、受信した印刷ジョブとともに、LED110を点滅させる指令を点滅間隔情報と一緒に送信する(S125)。携帯端末151からの指定装置情報が、固有名だけの場合、サーバー211内に記憶した装置リストの中から固有名をキーにその画像形成装置101のIPアドレスを抽出して、そのIPアドレスへ向けて印刷ジョブ、点滅指令、点滅間隔情報などを送信することになる。一方、携帯端末151からの指定装置情報がIPアドレスの場合は、直接そのIPアドレスへ向けて印刷ジョブ、点滅指令、点滅間隔情報などを送信することになる。
続いて、サーバー211は、携帯端末151へ画像形成装置101に指令したLED110の点滅間隔情報を送信する(S126)。そして処理を終了する。処理終了後は、次の印刷要求を待つためにS121から処理が開始される(後述する他の実施形態についても同様である)。
次に、画像形成装置101の動作を説明する。図7は実施形態1における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。この手順は、画像形成装置101の制御部204が手順に沿って作成されたプログラムを実行することで実施される。
まず画像形成装置101は、印刷ジョブを受信したか否かを判断する(S141)。ここで印刷ジョブを受信していなければ(S141:NO)、印刷ジョブを受信するまで待機する。
印刷ジョブを受信したなら(S141:YES)、画像形成装置101は、LED点滅指令を点滅間隔情報とともに受信したか否かを判断する(S142)。ここでLED点滅指令および点滅間隔情報を受信していなければ(S142:NO)、LED点滅指令および点滅間隔情報を受信するまで待機する。
LED点滅指令および点滅間隔情報を受信したなら(S142:YES)、画像形成装置101は点滅間隔情報に従いLED110を点滅させる(S143)。
続いて画像形成装置101は、印刷ジョブに基づいて印刷を実行する(S144)。
続いて画像形成装置101は、印刷が終了したか否かを判断する(S145)。印刷が終了していなければ(S145:NO)、印刷が終了するまで待つ。一方、印刷が終了したなら(S145:YES)、続いて画像形成装置101は、LED110の点滅を終了させる(S146)。そして処理を終了する。処理終了後は、次の印刷ジョブを待つためにS141から処理が開始されることになる(後述する他の実施形態についても同様である)。
以上のように実施形態1によれば、ユーザーが携帯端末151から印刷要求として装置リストの要求を行うことで、携帯端末151にはサーバー211から複数の画像形成装置101が記載された装置リストが送られてくる。ユーザーは携帯端末151において装置リストの中の任意の画像形成装置101を指定すると、サーバー211はそれを受信して、指定された画像形成装置101のLED110を所定の点滅間隔で点滅させるように点滅間隔情報を画像形成装置101に送信するとともに、その点滅間隔情報を携帯端末にも送信する。携帯端末151では複数の画像形成装置101を撮影して、画像形成装置101の点滅間隔が点滅間隔情報と一致するものがあればその画像形成装置にマーク158を重ねて表示する。これによりユーザーは複数の画像形成装置101の中から印刷が行われる画像形成装置101を容易に見つけることができる。
また、装置リストの作成においては、携帯端末151のIPアドレス、携帯端末が接続されたアクセスポイントなどの位置情報から、装置リストの要求の行われた場所を特定して、その場所で印刷可能な画像形成装置101を抽出してリストを生成することとしたので、ユーザーの周囲にある画像形成装置101をユーザーに提供することができる。
また、点滅させる画像形成装置101の発光部110として、画像形成装置101に備わっているLED110を用いているため、画像形成装置101に別途光源などを設置する必要がなく、経済的である。
[実施形態2]
実施形態2は、複数の携帯端末151からの印刷要求が重なった場合に画像形成装置101の判別を容易にするためのものである。このために本実施形態2では、サーバー211が複数の携帯端末151から印刷ジョブを受信すると、サーバー211はそれぞれの印刷ジョブを送信した携帯端末151の各々に画像形成装置101を対応付けする。そして対応付けした画像形成装置にはそれぞれ異なる点滅間隔情報を指示する。この点滅間隔情報はそれぞれの対応する携帯端末151にも送信する。これにほり各携帯端末151では、それぞれの印刷ジョブに対応した画像形成装置101にマーク158を付すことになる。
本実施形態2においては、ネットワークの構成や、画像形成装置101の機能や構成は実施形態1と同じであるので説明は省略する。またここではサーバー211および画像形成装置の動作が実施形態1と異なるので、実施形態2の動作を行うためのサーバー211および画像形成装置の処理手順を説明する。携帯端末151の処理手順は実施形態1と同様である。
図8は実施形態2におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。
実施形態2におけるサーバー211の処理手順のうち、S221乃至S224は実施形態1のS121乃至S124と同様である。すなわち、サーバー211は、携帯端末151からの装置リストの要求を待ち(S221)。装置リストの要求を受信したなら(S221:YES)、装置リストを生成する(S222)。装置リストの生成方法は実施形態1と同じである。続いてサーバー211は装置リストを携帯端末151へ送信する(S223)。サーバー211は、携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信したか否かを判断する(S224)。
そしてサーバー211は、携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信すると(S224:YES)、印刷完了が未受信となっている画像形成装置101があるか否かを判断する(S225)。この判断は、S222で生成した装置リストに挙げた画像形成装置の中から、印刷完了を通知してきていない画像形成装置があるか否かを判断する。なお画像形成装置101からは、後述する画像形成装置の処理手順のとおり、印刷完了時にサーバー211へ印刷が完了したことを通知している。
S225において、印刷完了が未受信の画像形成装置101がなければS227へ進む。その後サーバー211は、実施形態1のサーバー211の処理手順S125およびS126同様に、S224で受信した指定された画像形成装置101へ、印刷ジョブとともにLED110の点滅指令および点滅間隔情報を送信し(S227)、携帯端末151へも点滅間隔情報を送信する(S228)。そして処理を終了する。
一方、S225において、印刷完了が未受信の画像形成装置があれば、サーバー211は、点滅間隔を変更して点滅間隔情報を作成する(S226)。この時点で印刷完了していない画像形成装置があるということは、現在処理中の携帯端末151以外の携帯端末151からの印刷要求が既に実行されているということである。
このS226により現在印刷中の画像形成装置101のLED110の点滅間隔とは異なる間隔の点間隔情報を作成するのである。これにより現在処理中の携帯端末151からの印刷要求に対しては、以前(現在印刷中)印刷要求された携帯端末151とは異なる点滅をさせることができる。
その後サーバー211は、実施形態1のサーバー211の処理手順S125およびS126同様に、指定された画像形成装置101へ印刷ジョブとともにLED110の点滅指令および点滅間隔情報を送信し(S227)、携帯端末151へも点滅間隔情報を送信する(S228)。そして処理を終了する。
図9は実施形態2における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。
本実施形態2における画像形成装置の処理手順のうちS241乃至S245は実施形態1における画像処理装置の処理手順S141乃至S145と同じである。すなわち、画像形成装置101は、印刷ジョブを受信したなら(S241:YES)、LED点滅指令を点滅間隔情報とともに受信したか否かを判断する(S242)。続いてLED点滅指令および点滅間隔情報を受信したなら(S242:YES)、点滅間隔情報に従いLED110を点滅させる(S243)。続いて印刷ジョブに基づいて印刷を実行する(S244)。その後印刷が終了したか否かを判断する(S245)。印刷が終了していなければ(S245:NO)、印刷が終了するまで待つ。
そして本実施形態2では、印刷が終了したなら(S245:YES)、画像形成装置101は、印刷完了をサーバー211へ通知する(S246)。その後画像形成装置101は、LED110の点滅を終了させる(S247)。そして処理を終了する。
以上のように、本実施形態2では、複数の携帯端末151から印刷要求があった場合には、それぞれの携帯端末151ごとに点滅間隔を変更した点滅間隔情報を作成して画像形成装置101および携帯端末151へ送信する。このような動作によって、本実施形態2によれば、複数のユーザー(携帯端末151)から印刷要求が行われるような場合でも、それぞれのユーザー(携帯端末151)ごとに点滅情報が割り当てられることになる。このためそれぞれのユーザーは印刷させている画像形成装置を容易に見つけ出すことができる。また、これは携帯端末151からの印刷要求に含まれる印刷ジョブごとに点滅間隔が割り当てられることにもなる。したがって、複数の携帯端末151からの印刷要求に限らず、1台の携帯端末151からでも、別々の印刷ジョブを印刷するための印刷要求があった場合にも、各々の印刷ジョブに異なる点滅間隔が割り当てられることになる。
[実施形態3]
実施形態3は、複数の携帯端末151から印刷要求が行われた場合に、携帯端末151を識別し、携帯端末151それぞれに点滅間隔を割り当てて、同じ携帯端末151からの印刷は同じ点滅間隔で行うようにするものである。これにより、同じ携帯端末151から複数の印刷ジョブが複数の画像形成装置101から出力された場合でも、その携帯端末151では同じ点滅間隔情報によって画像形成装置101を判別できるようにする。
本実施形態3においては、ネットワークの構成や、画像形成装置101の機能や構成は実施形態1と同じであるので説明は省略する。またここでは主にサーバー211の動作が実施形態1と異なるだけであるので、実施形態3の動作を行うためのサーバー211の手順を説明する。携帯端末151および画像形成装置101における手順は実施形態1と同様である。
図10は実施形態3におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。
実施形態3におけるサーバー211の処理手順のうち、S321乃至S324は実施形態1のS121乃至S124と同じである。すなわち、サーバー211は、携帯端末151からの装置リストの要求を待ち(S321)。装置リストの要求を受信したなら(S321:YES)、装置リストを生成する(S322)。この装置リストの生成方法も実施形態1と同じである。続いてサーバー211は装置リストを携帯端末151へ送信する(S323)。続いてサーバー211は、携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信したか否かを判断する(S324)。
その後実施形態3では、サーバー211は携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信すると(S324:YES)、印刷ジョブを送ってきた携帯端末151が割当済みか否かを判断する(S325)。この判断は後述S330およびS331で割り当てられた携帯端末151か否かの判断であり、印刷ジョブを送信してきた携帯端末151のIPアドレスおよび/またはMACアドレスなどにより判断する。
ここで割り当てられた携帯端末151ではない場合(S325:NO)、サーバー211は点滅間隔を変更する(S330)。
続いてサーバー211は変更した点滅間隔と携帯端末151とを対応付けして記憶するとともに、その携帯電話は割当済みとして記憶する(S331)。この記憶はたとえば携帯端末151のIPアドレスおよび/またはMACアドレスと変更後の点滅間隔を一緒に、サーバー211の記憶装置に記憶する。その後、S327へ進む。
一方、S325において、携帯端末151が割当済みである場合(S325:YES)、サーバー211は、印刷ジョブを送ってきた携帯端末151に割り当てられた点滅情報を選択する(S326)。この選択は、携帯端末151のIPアドレスおよび/またはMACアドレスをキーにしてサーバー211の記憶装置に記憶されている携帯端末151のIPアドレスおよび/またはMACアドレスと対応付けされた点滅間隔を読み出すことにより行われる。
その後サーバー211は、実施形態1のサーバー211の処理手順S125およびS126同様に、指定された画像形成装置101へ、印刷ジョブとともにLED110の点滅指令および点滅間隔情報を送信し(S327)、携帯端末151へも点滅間隔情報を送信する(S328)。そして処理を終了する。
以上のサーバー211の処理によって、一度画像形成装置を使用したことのある携帯端末151へは同じ点滅間隔が伝えられることになり、画像形成装置101にもその点滅間隔によってLED110が点滅することになる。
このような動作によって、本実施形態3によれば、一度印刷要求を行ったことのある携帯端末は以前と同じ点滅間隔でLEDが点滅している画像形成装置を使用できる。つまり、携帯端末ごとに点滅間隔が異なる点滅間隔情報が作成されるのである。このため複数の印刷ジョブを複数の画像形成装置から行う場合などでも、画像形成装置の判別を容易にすることができる。
[実施形態4]
実施形態4は、複数の携帯端末151から印刷要求が行われた場合に、画像形成装置ごとに点滅間隔を変更し、同一画像形成装置101に複数の携帯端末151から印刷要求された場合の判別を容易にする。これはたとえば複数の携帯端末151から印刷要求が実施される場合において、一つの携帯端末151が複数の印刷ジョブを送信することが考えられる。そのような場合には、同じ画像形成装置101に印刷ジョブを送信する際に、以前と同じ点滅間隔でLED110を点滅させれば、画像形成装置101の判別が容易になる。
本実施形態4においては、ネットワークの構成や、画像形成装置101の機能や構成は実施形態1と同じであるので説明は省略する。またここでは主にサーバー211の動作が実施形態1と異なるだけであるので、実施形態4の動作を行うためのサーバー211の手順を説明する。携帯端末151および画像形成装置101における手順は実施形態1と同様である。
図11は実施形態4におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。
実施形態4におけるサーバー211の処理手順のうち、S421乃至S424は実施形態1のS121乃至S124と同じである。すなわち、サーバー211は、携帯端末151からの装置リストの要求を待ち(S421)。装置リストの要求を受信したなら(S421:YES)、装置リストを生成する(S422)。この装置リストの生成方法も実施形態1と同じである。続いてサーバー211は装置リストを携帯端末151へ送信する(S423)。続いてサーバー211は、携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信したか否かを判断する(S424)。
その後実施形態4では、サーバー211は携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信すると(S424:YES)、指定された画像形成装置101が割当済みか否かを判断する(S425)。この判断は後述S430およびS431で割り当てられた画像形成装置101か否かの判断であり、指定された画像形成装置101の固有名、IPアドレスおよび/またはMACアドレスなどにより判断する。
ここで割り当てられた画像形成装置101ではない場合(S425:NO)、サーバー211は点滅間隔を変更する(S430)。
続いてサーバー211は変更した点滅間隔と画像形成装置101とを対応付けして記憶するとともに、その画像形成装置101を割当済みとして記憶する(S431)。この記憶はたとえば画像形成装置101の固有名、IPアドレスおよび/またはMACアドレスと変更後の点滅間隔を一緒に、サーバー211の記憶装置に記憶する。その後、S426へ進む。
一方、S425において、画像形成装置101が割当済みである場合(S425:YES)、サーバー211は、指定された画像形成装置101に割り当てられた点滅情報を選択する(S426)。この選択は、画像形成装置101の固有名、IPアドレスおよび/またはMACアドレスをキーにしてサーバー211の記憶装置に記憶されている画像形成装置101の固有名、IPアドレスおよび/またはMACアドレスと対応付けされた点滅間隔を読み出すことにより行われる。
その後サーバー211は、実施形態1のサーバー211の処理手順S125およびS126同様に、指定された画像形成装置101へ、印刷ジョブとともにLED110の点滅指令および点滅間隔情報を送信し(S427)、携帯端末151へも点滅間隔情報を送信する(S428)。そして処理を終了する。
以上のサーバー211の処理によって、一度指定された画像形成装置101が再び指定された場合には、画像形成装置101とその画像形成装置101を指定した携帯端末151には以前と同じ点滅間隔が伝えられることになる。
このような動作によって、本実施形態4によれば、以前指定したことのある画像形成装置101を再び指定して印刷ジョブを送信する際に、以前と同じ点滅間隔でLED110が点滅して携帯端末151において画像形成装置101の判別が容易になる。
[実施形態5]
実施形態5は、複数の携帯端末151から印刷要求に対して、サーバー211は印刷実行している画像形成装置101があればそれを装置リストから削除して、印刷要求してきた携帯端末151に装置リストを送信するものである。同様に、エラー発生などにより印刷不可の画像形成装置101も装置リストから削除して送信する。
本実施形態5においては、ネットワークの構成や、画像形成装置101の機能や構成は実施形態1と同じであるので説明は省略する。またここでは主にサーバー211の動作が実施形態1と異なるだけであるので、実施形態5の動作を行うためのサーバー211の手順を説明する。携帯端末151および画像形成装置101における手順は実施形態1と同様である。
図12は実施形態5におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。
実施形態5におけるサーバー211の処理手順のうち、S521およびS522は実施形態1のS121およびS122と同じである。すなわち、サーバー211は、携帯端末151からの装置リストの要求を待ち(S521)。装置リストの要求を受信したなら(S521:YES)、装置リストを生成する(S522)。この装置リストの生成方法も実施形態1と同じである。
その後実施形態5では、サーバー211は生成した装置リストの中の画像形成装置101のうち、印刷不可の画像形成装置101(印刷不可装置という)があるか否かを判断する(S523)。ここで印刷不可装置とは、印刷ジョブを送信したのち印刷完了を通知してきていない装置、および現在印刷できない状態であることを通知してきた装置である。これら印刷不可の画像形成装置101は、そのIPアドレスおよび/またはMACアドレストトともにサーバー211内に一時記憶されている(当然にそのような印刷不可の一時記憶はそれが解消されれば消去される)。S523ではそのような一時記憶をもとに判断することになる。
S523において、印刷不可装置がなければ(S523:NO)、S525へ進む。一方、印刷不可装置がある場合(S523:YES)、サーバー211は、生成した装置リストの中から印刷不可装置を除外する(S524)。
その後のS525乃至S528の処理は実施形態1のS124乃至S126と同様である。すなわち、サーバー211は装置リストを携帯端末151へ送信する(S525)。携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信したか否かを判断する(S526)。サーバー211は指定された画像形成装置101へ、印刷ジョブとともにLED110の点滅指令および点滅間隔情報を送信し(S527)、携帯端末151へも点滅間隔情報を送信する(S528)。そして処理を終了する。
このような動作によって、本実施形態5によれば、携帯端末151からの装置リストの要求があった時点で、印刷不可の画像形成装置101がある場合にはそのような印刷不可の画像形成装置101を装置リストにいれないようにすることができる。したがって、携帯端末151側では、そもそも印刷不可となっている画像形成装置101が表示されることはない。このためユーザーは、たとえば、印刷中の画像形成装置101を選択してしまって待たされたり、故障している画像形成装置101を選択してしまって印刷できなかったりすることが起きなくなる。
[実施形態6]
複数の画像形成装置101の配置や向きによっては、携帯端末151がLED110の点滅を認識しにくい場合がある。本実施形態6は、このような場合に対応するために、携帯端末151による画像形成装置101の検出結果を取得し、検出率をサーバー211が保存する。そして装置リスト生成の際に検出率の高いものを装置リストの上位に配置するようにしてユーザーに選ばれ易くなるようにするものである。
本実施形態6においては、ネットワークの構成や、画像形成装置101の機能や構成は実施形態1と同じであるので説明は省略する。またここでは携帯端末151の動作とサーバー211の動作が実施形態1と異なるので、実施形態6の動作を行うための携帯端末151の処理手順およびサーバー211の処理手順を説明する。画像形成装置101における手順は実施形態1と同様である。
図13は実施形態6における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。
まず、携帯端末151での手順のうち、S601乃至S610の処理は実施形態1のS101乃至S110と同様である。すなわち、印刷ジョブの指定を受け付けて印刷処理ソフトウェアが起動(S601)。サーバー211へ装置リストを要求(S602)。装置リストを受信(S603:YES)。装置リストを表示(S604)。装置の指定(S605)。印刷ジョブと装置指定情報を送信(S606)。サーバー211から点滅間隔情報を受信(S607:YES)、カメラ起動、装置検索(S608)。点滅間隔情報と同じ点滅をしている画像形成装置101があれば(S609:YES)、その画像形成装置101にマーク158を重ねて表示する(S610)。
その後本実施形態6では、携帯端末151はサーバー211に画像形成装置101を検出したことを通知する(S611)。
このあと指定された画像形成装置101は、印刷物を出力しているので、ユーザーは携帯端末151にマーク158が重ねて表示されている画像形成装置101に印刷物を取りに行けばよい。
S609において、点滅間隔情報と同じ点滅をしている画像形成装置101を確認できない場合(S609:NO)、撮影が終了するまで(S612:NO)S609に戻り、処理を継続する。
そして撮影が終了した場合は(S612:YES)、本実施形態6では、携帯端末151は、サーバー211へ画像形成装置101を検出できない旨を通知する(S613)。その後、携帯端末151は、指定した画像形成装置なしの警告を携帯端末151に表示する(S614)。その後処理を終了する。
ここで撮影終了は、たとえば、携帯端末151に角度センサーが内蔵されている場合は、携帯端末151の角度が撮影に好ましくない角度になった場合に撮影終了と判断する。また、撮影開始(カメラ起動)後、所定時間経過するまで待って撮影終了などとしてもよい。所定時間は、ユーザーが複数の画像形成装置101を撮影し終わると予測される時間である。たとえば、あらかじめ決められた時間でもよいし、1台あたり数秒として決めておいて装置リストの台数を掛けた時間としてもよい。
この携帯端末151の処理によって、サーバー211側に携帯端末151がLED110の点滅を検出したか否かが伝達されることになる。
図14は実施形態6におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。
実施形態6におけるサーバー211の処理手順のうち、S621およびS622は実施形態1のS121およびS122と同じである。すなわち、サーバー211は、携帯端末151からの装置リストの要求を待ち(S621)。装置リストの要求を受信したなら(S621:YES)、装置リストを生成する(S622)。この装置リストの生成方法も実施形態1と同じである。
その後実施形態6では、サーバー211は生成した装置リストの中の画像形成装置101の順番を検出率の順番並べる(S623)。ここでは検出率の高いものがリストの上に来るように並べる。もちろん逆順でもよい。検出率は、後述するS630およびS631により得られたものである。
続いてサーバー211は、検出率が所定値未満の画像形成装置101があるか否か判断する(S624)。ここで検出率が所定値はあらかじめサーバー211内に記憶しておく。たとえば検出率0%としてもよく、そのような画像形成装置101はユーザー(携帯端末151)が見つけることができないものとなるので除外してしまうのである。もちろん0%に限らず、10%、30%などそのほかに任意に決めておいてもよい。
S624において、装置リストに検出率所定値未満の画像形成装置101がなければ(S624:NO)、S626へ進む。一方、装置リストに検出率所定値未満の画像形成装置101がある場合(S624:YES)、サーバー211は、そのような検出率所定値未満の画像形成装置101を置リストの中から除外する(S625)。
その後サーバー211は、装置リストを携帯端末151へ送信する(S626)。続いてサーバー211は携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報の受信を待って(S627:NO)、受信したなら(S627:YES)、サーバー211は指定された画像形成装置101へ、印刷ジョブとともにLED110の点滅指令および点滅間隔情報を送信し(S628)、携帯端末151へも点滅間隔情報を送信する(S629)。
続いてサーバー211は携帯端末151から画像形成装置101の検出結果を受信したか否かを判断する(S630)。画像形成装置101の検出結果とは、携帯端末151の処理手順おけるS611による装置検出の通知、またはS613による装置未検出の通知である。サーバー211は検出結果を受信するまで待機する(S630:NO)。
そして、検出結果を受信したなら(S630:YES)、サーバー211は指定された画像形成装置101の検出率を算出して、その画像形成装置101と対応付けして記憶する(S631)。検出率の算出は、検出結果を受信した回数を画像形成装置101ごと積算して分母とし、装置検出できた回数を分子として求めればよい(百分率となるように算出してもよいが、サーバー211内で用いるだけであるので、計算値そのものを記憶してもよい。その場合S624において使用する所定値もサーバー211内で利用できる値としておく)。そして処理を終了する。
このような携帯端末151とサーバー211の連携した動作によって、本実施形態6によれば、携帯端末151からの装置検出結果から画像形成装置101ごとの検出率がわかることになる。そして、この検出率に基づいて装置リスト内に挙げられている画像形成装置101の順番を並べ替えるので、ユーザーはより見つけ易い画像形成装置101を選ぶことができるようになる。また、本実施形態6では、検出率が低い(所定値未満)場合には、装置リストから除外することとした。このため、ユーザーが見つけくい画像形成装置101を、ユーザーが選択してしまうことを防止することができる。
[実施形態7]
画像形成装置101の配置によっては、LED110の点滅を認識しにくい場合がある。たとえば、ユーザーがいる場所から画像形成装置101が遠くて、LED110の点滅を携帯端末151で検出できない場合、また画像形成装置101の向きによってはユーザー側からLED110が見えにくくなっている場合などである。このような場合に対応するために、本実施形態7は携帯端末151で画像形成装置101を検出できたか否かをサーバー211に通知する。サーバー211は、検出できない場合には画像形成装置101に対して操作パネル130のディスプレイ(ディスプレイパネル120)を点滅させるように指令する。
本実施形態7においては、ネットワークの構成や、画像形成装置101の機能や構成は実施形態1と同じであるので説明は省略する。
図15および図16は実施形態7における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。
本実施形態7における携帯端末151での処理手順のうちS701乃至S713(図15に示した部分)は実施形態6におけるS601乃至S613と同じであるので説明を省略する。
そして本実施形態7では、S713において携帯端末151が画像形成装置101を検出できない場合にその旨をサーバー211へ通知したのち以降、図16に示す処理手順となる。携帯端末151はサーバー211からディスプレイ点滅間隔情報を受信したか否かを判断する(S714)。ディスプレイ点滅間隔情報は、サーバー211がLED点滅からディスプレイ点滅に切り換えることで送信されてくる。ディスプレイ点滅間隔情報を受信していなねれば(S714:NO)、受信するまで待機することになる。
一方、ディスプレイ点滅間隔情報を受信したなら(S714:YES)、携帯端末151では画像形成装置101の検索を再開する(S715)。このとき携帯端末151のディスプレイ155に、ユーザーに対して画像形成装置101の検索を再開するように促すエッセージを表示することが好ましい。
その後、携帯端末151は、ディスプレイ点滅間隔情報と同じ点滅の画像形成装置101を確認できたか否かを判断する(S716)。画像形成装置101を確認できたなら(S716:YES)、携帯端末151は、実施形態1同様に画面に映っている画像形成装置101に中から点滅している画像形成装置101にマーク158を重ねて表示する(S717)。そして処理を終了する。
一方、S716において、点滅間隔情報と同じ点滅の画像形成装置101を確認できない場合(S716:NO)、撮影が終了するまで(S718:NO)S716に戻り、処理を継続する。
そして撮影が終了した場合は(S718:YES)、携帯端末151は、指定した画像形成装置なしの警告を携帯端末151に表示する(S719)。その後処理を終了する。
図17は実施形態7におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。
実施形態7におけるサーバー211の処理手順のうち、S721乃至S726は実施形態1のS121およびS126と同じである。すなわち、サーバー211は、携帯端末151からの装置リストの要求を待ち(S721)。装置リストの要求を受信したなら(S721:YES)、装置リストを生成する(S722)。この装置リストの生成方法も実施形態1と同じである。その後サーバー211は、装置リストを携帯端末151へ送信する(S723)。サーバー211は携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信したなら(S724:YES)、指定された画像形成装置101へ印刷ジョブ、LED点滅指令および点滅間隔情報を送信する(S725)。携帯端末151へも点滅間隔情報を送信する(S726)。
続いて本実施形態7では、サーバー211は携帯端末151から画像形成装置101の検出結果を受信したか否かを判断する(S727)。サーバー211は検出結果を受信するまで待機する(S727:NO)。
そして、検出結果を受信したなら(S727:YES)、サーバー211は検出結果が未検出か否かを判断する(S728)。検出結果が未検出でないならば(S728:NO)、すなわち検出結果が画像形成装置101を検出したものであるなら、S731へ進み、サーバー211は印刷実行を指令して(S731)、処理を終了する。
一方、検索結果が未検出の場合(S728:YES)、サーバー211は指定されている画像形成装置101に対してディスプレイパネル120を点滅させるように指令するとともに、ディスプレイパネル120の点滅間隔情報を送信する(S729)。
続いてサーバー211は携帯端末151へも、ディスプレイパネル120の点滅間隔情報を送信する(S730)。そしてサーバー211は印刷実行を指令して(S731)、処理を終了する。
印刷実行の指令ステップ(S731)は、携帯端末151がLED110の点滅を検出できない場合に印刷が実行されてしまうのを防止するために設けている。すなわち携帯端末151がLED110の点滅を検出できていれば(S728:NO)、そのまま印刷を実行させる。一方、未検出であれば(S728:YES)、ディスプレイパネル120の点滅に切り替えた後(S729)、印刷を実行させる。
図18は実施形態7における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。
実施形態7においてS741乃至S743は実施形態1のS141乃至S143と同じである。すなわち、画像形成装置101は印刷ジョブを受信し(S741:YES)、続いてLED点滅指令および点滅間隔情報を受信して(S742:YES)、受信した点滅間隔情報に従いLED110を点滅させる(S743)。
続いて本実施形態7では、印刷実行の指令があったか否かを判断する(S744)。ここで印刷実行指令があれば(S744:YES)、S748へ進み印刷を行う。
一方、印刷実行指令がなければ(S744:NO)、画像形成装置101はディスプレイ点滅指令および点滅間隔情報を受信したか否かを判断する(S745)。ディスプレイ点滅指令および点滅間隔情報を受信していなければ(S745:NO)、S744へ戻る。
ディスプレイ点滅指令および点滅間隔情報を受信したなら(S745:YES)、画像形成装置101はS745で受信した点滅間隔情報の点滅間隔でディスプレイパネル120を点滅させる(S746)。これによりディスプレイパネル120は発光部となる。
続いて画像形成装置101は、印刷実行指令を待って(S747:NO)、印刷実行指令があれば印刷を実行する(S748)。続いて画像形成装置101は、印刷終了したか否かを判断する(S749)。印刷が終了していなければ(S749:NO)、印刷が終了するまで待つ。一方、印刷が終了したなら(S749:YES)、画像形成装置101はLED110またはディプレイ120のうち、この段階で点滅させているデバイスの点滅を終了させる(S750)。そして処理を終了する。
以上のように、本実施形態7によれば、携帯端末151、サーバー211、画像形成装置101の連携によって、携帯端末151がLED110の点滅により画像形成装置101を検出できない場合には、画像形成装置101のディスプレイパネル120を点滅させることができる。
ディスプレイは、多くの場合、液晶表示装置(LCD(liquid crystal display)が用いられている。このようなディスプレイはLED110よりも大きいため、それが点滅すれば、LED110よりも見つけ易くなる。このためLED110の点滅が見えにくい場合にもユーザー(携帯端末151)が画像形成装置101を見つけることができる。
[実施形態8]
画像形成装置101のLED点滅の開始、終了のタイミングをサーバー211から制御するものである。これにより、たとえば携帯端末151による画像形成装置101の検出状況に応じてLED点滅を終了させることができる。
本実施形態8においては、ネットワークの構成や、画像形成装置101の機能や構成は実施形態1と同じであるので説明は省略する。また、携帯端末151の動作は実施形態6と同じであるので説明を省略する。
図19は実施形態8におけるサーバーの処理手順を示すフローチャートである。
実施形態8におけるサーバー211の処理手順のうち、S821乃至S828は実施形態7のS721およびS728と同じである。すなわち、サーバー211は、携帯端末151からの装置リストの要求を待ち(S821)。装置リストの要求を受信したなら(S821:YES)、装置リストを生成する(S822)。この装置リストの生成方法も実施形態1と同じである。その後サーバー211は、装置リストを携帯端末151へ送信する(S823)。サーバー211は携帯端末151から印刷ジョブと指定装置情報を受信したなら(S824:YES)、指定された画像形成装置101へ印刷ジョブ、LED点滅指令および点滅間隔情報を送信する(S825)。携帯端末151へも点滅間隔情報を送信する(S826)。
そしてサーバー211は携帯端末151から画像形成装置101の検出結果を受信したか否かを判断する(S827)。ここで検出結果を受信していなければ(S827:NO)、検出結果を受信するまで待つ。
一方、検出結果を受信したなら(S827:YES)、本実施形態8では、検出結果にかかわらず画像形成装置101に対して、LED110の点滅を停止するように指令する(S828)。その後処理を終了する。
図20は実施形態8における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。
実施形態8においてS841乃至S843は実施形態1のS141乃至S143と同じである。すなわち、画像形成装置101は印刷ジョブを受信し(S841:YES)、続いてLED点滅指令および点滅間隔情報を受信して(S842:YES)、受信した点滅間隔情報に従いLED110を点滅させる(S843)。
そして本実施形態8では、画像形成装置101は印刷を実行する(S844)。
続いて画像形成装置101は、LED点滅終了の指令があったか否かを判断する(S845)。ここでLED点滅終了の指令がなければ(S845:NO)、その指令を待つ。
一方、LED点滅終了の指令を受信したなら(S845:YES)、画像形成装置101はLED110の点滅を終了する(S846)。そして処理を終了する。
以上のように、本実施形態8によれば、サーバー211、画像形成装置101の連携によって、携帯端末151が画像形成装置101の検出した場合、および未検出でも画像形成装置101の検索が終わった場合にLED110の点滅を終了する。つまり、携帯端末151が画像形成装置101の検出した場合および未検出の場合はいずれもそれより先はLED110を点滅させる必要がない。そこで、そのような必要のないLED110の点滅を止めることで、画像形成装置101のLED本来の警告やインジケーターとしての機能を早期に復活させることができる。
[実施形態9]
一つの画像形成装置101に対して、複数の携帯端末151から印刷要求がある場合がある。本実施形態9は、そのような場合に対応するために、画像形成装置101はサーバー211から複数の点滅間隔情報を受信した場合に一定期間(時間)で複数の点滅間隔による点滅を切り換える。携帯端末151は、切り替えられている点滅の中で携帯端末151が送信した印刷ジョブの点滅間隔が実施されているタイミングで、画像形成装置101がどれであるかマーク158するものである。
本実施形態9においては、ネットワークの構成や、画像形成装置101の機能や構成は実施形態1と同じであるので説明は省略する。また、サーバー211の動作は実施形態1と同様であるので説明を省略する。
図21および図22は実施形態9における携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。
まず、携帯端末151での手順のうち、S901乃至S910の処理は実施形態1のS101乃至S110と同様である。すなわち、印刷ジョブの指定を受け付けて印刷処理ソフトウェアが起動(S901)。サーバー211へ装置リストを要求(S902)。装置リストを受信(S903:YES)。装置リストを表示(S904)。装置の指定(S905)。印刷ジョブと装置指定情報を送信(S906)。サーバー211から点滅間隔情報を受信(S907:YES)、カメラ起動、装置検索(S908)。点滅間隔情報と同じ点滅をしている画像形成装置101があれば(S909:YES)、その画像形成装置101にマーク158を重ねて表示する(S910)。
一方、S909において、画像形成装置101の確認ができない場合(S909:NO)は、本実施形態9では、点滅が一定期間で変化しているかどうか判断する(S911)。変化していなければ、ほかの印刷ジョブはないので、印刷ジョブがないことを表示して(S915)、処理を終了する。
一方、点滅が一定期間で変化している場合(S911:YES)、携帯端末151は最初の点滅間隔を記憶する(S912)。続いて携帯端末151は次の点滅で装置を確認にできるか否かを判断する(S913)。ここで確認できれば(S913:YES)、確認できた画像形成装置101にマーク158を重ねて表示する(S910)。その後処理を終了する。
次の点滅で装置を確認できなければ(S913:NO)、最初の点滅に戻っているかを確認する(S914)。戻っていなければ(S914:NO)、S913へ戻って処理を継続する。
点滅が最初に戻っている場合(S914:YES)は、2回目の点滅による印刷ジョブはなくなっているので、印刷ジョブがないことを表示して(S915)、処理を終了する。
図23は実施形態9における画像形成装置の処理手順を示すフローチャートである。
実施形態9においてS941乃至S943は実施形態1のS141乃至S143と同じである。すなわち、画像形成装置101は印刷ジョブを受信する(S941:YES)。このとき複数の印刷ジョブがある場合それらをすべて受信することになる。続いてLED点滅指令および点滅間隔情報を受信して(S942:YES)、受信した点滅間隔情報に従いLED110を点滅させる(S943)。
そして本実施形態9では、画像形成装置101は印刷を実行する(S944)。
続いて画像形成装置101は、別のLED点滅指令および点滅間隔情報を受信したか否かを判断する(S945)。ここで別のLED点滅指令がなければ(S945:NO)、S948へ進む。
一方、別のLED点滅指令を受信したなら(S845:YES)、画像形成装置101は一定期間最初のLED点滅を維持する(S846)。ここで一定期間は2種類の点滅間隔を区別できる期間(時間間隔)であればよい。
続いて画像形成装置101は、別のLED点滅指令および点滅間隔情報に基づいてLED110を点滅させる(S947)。
続いて画像形成装置101は、点滅終了の印刷ジョブがある場合はその印刷ジョブを排除する(S948)。たとえば、印刷物をユーザー(そのほかにたとえば画像形成装置101の管理者でもよい)に取ってもらうように警告をディスプレイに表示したり、他の連絡先(画像形成装置101の管理者でもよい)に連絡したりしてもよい。
点滅要因があるか判断する(S949)。点滅要因とは、たとえば、他の印刷ジョブである。
ここで点滅要因があれば(S949:NO)、S945へ処理を戻す。一方点滅要因がなければ、別のLED点滅指令に対応した印刷ジョブを印刷して(S950)処理を終了する。
以上のように、本実施形態9によれば、画像形成装置に複数の印刷ジョブが投げられた場合に、印刷ジョブごとに一定間期間で点滅間隔を変更するようにした。これにより携帯端末は異なる印刷ジョブを各々に対応した点滅間隔によって認識することができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。特に、各実施形態において説明した処理手順を様々に組み合わせて実行することもできる。
また各実施形態では、携帯端末からの装置リストの要求を印刷要求として、サーバーが受信することで装置リストを生成することとしたが、印刷要求は装置リストの要求に限定されない。たとえば携帯端末において印刷を行うためのアプリケーションプログラムを起動した段階で(たとえば実施形態1で説明したS101のステップ)、サーバーに印刷プログラムが起動された通知を行う。そしてサーバーではこの印刷プログラムの起動通知を受信しただけで装置リストの生成を開始するようにしてもよい。このように本発明は明示的な装置リストの要求以外でも印刷要求として扱うようにしてもよい。
また各実施形態では、LEDを点滅する点滅間隔は一定時間間隔による点滅でもよいし任意にパターン化された点滅などであってもよい。また、画像形成装置によっては、LEDの色を変えるものがあるので、そのようなLEDは、点滅として色を変えるようにしてもよい。
そのほか、本発明は、特許請求の範囲に記載された内容によって規定されるものであり、様々な変形形態が可能である。
100 ネットワーク、
101 画像形成装置、
110 LED、
120 ディスプレイパネル、
130 操作パネル、
151 携帯端末、
155 携帯端末のディスプレイ、
158 マーク、
201 ネットワーク部、
202 表示部、
203 記憶部、
204 機能部、
205 制御部、
211 サーバー。

Claims (24)

  1. 携帯端末、サーバー、および複数の画像形成装置がネットワークによって接続された画像形成システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記サーバーへ印刷要求を送信し、
    前記サーバーから前記複数の画像形成装置のリストを受信し、
    前記リストの中からユーザーによって指定された画像形成装置の情報を前記サーバーへ送信し、
    前記サーバーから前記画像形成装置を特定するために必要な点滅間隔情報を受信し、
    前記複数の画像形成装置を撮影して、前記携帯端末のディスプレイに映っている画像形成装置のうち前記点滅間隔情報と同じ点滅間隔で点滅している発光部を備えた前記画像形成装置にマークを重ねて表示するものであり、
    前記サーバーは、
    前記携帯端末から前記印刷要求を受信して前記複数の画像形成装置のリストを生成して前記携帯端末へ送信し、
    前記携帯端末から、前記リストの中から指定された画像形成装置の情報を受信し、
    前記指定された画像形成装置へ前記発光部を所定の点滅間隔で点滅させるための点滅間隔情報を送信し、
    前記点滅間隔情報を前記携帯端末へ送信するものであり、
    前記画像形成装置は、
    前記サーバーから前記点滅間隔情報を受信し、
    前記点滅間隔情報に従って前記画像形成装置が備えている前記発光部を点滅させるものである、ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記サーバーは、前記携帯端末のIPアドレス、または前記携帯端末が接続されるアクセスポイントの位置情報から、前記印刷要求の行われた場所を特定し、その場所で印刷可能な前記画像形成装置を抽出して前記リストを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記サーバーは、複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記印刷要求ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 前記サーバーは、複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記携帯端末ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の画像形成システム。
  5. 前記サーバーは、複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記画像形成装置ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成システム。
  6. 前記サーバーは、前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、印刷中の前記画像形成装置がある場合は、当該印刷中の画像形成装置を前記リストから除外して前記携帯端末へ送信する請求項1乃至5のいずれか一つに記載の画像形成システム。
  7. 前記サーバーは、前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、印刷できない状態の前記画像形成装置がある場合は、当該印刷できない状態の画像形成装置を前記リストから除外して前記携帯端末へ送信することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の画像形成システム。
  8. 前記携帯端末は、さらに前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を前記サーバーへ送信し、
    前記サーバーは、前記検出結果から前記画像形成装置ごとの検出率を算出して、当該検出率の高い画像形成装置を前記リストの上位に並べることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載の画像形成システム。
  9. 前記サーバーは、前記画像形成装置に前記点滅の開始、終了を指令することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載の画像形成システム。
  10. 前記画像形成装置は、複数の前記点滅間隔情報を受信した場合、受信した前記複数の前記点滅間隔情報による点滅を一定期間間隔で繰り返し行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一つに記載の画像形成システム。
  11. 前記発光部は、前記画像形成装置に備えられているLEDであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一つに記載の画像形成システム。
  12. 前記発光部は、前記画像形成装置に備えられているディスプレイであり、
    前記携帯端末は、さらに前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を前記サーバーへ送信し、
    前記サーバーは、前記検出結果から前記携帯端末が前記点滅を検出していない場合には、前記ディスプレイを点滅させるように前記画像形成装置へ前記ディスプレイを点滅させる点滅間隔情報を送信し、
    前記画像形成装置は、前記サーバーから前記ディスプレイを点滅させる点滅間隔情報を受信して、前記ディスプレイを点滅させる点滅間隔情報に従って前記ディスプレイを点滅させることを特徴とする請求項11に記載の画像形成システム。
  13. 携帯端末、サーバー、および複数の画像形成装置がネットワークによって接続された画像形成システムにおける前記サーバーに実行させる画像形成プログラムであって、
    前記携帯端末から印刷要求を受信することで前記複数の画像形成装置のリストを生成して前記携帯端末へ送信する段階と、
    前記携帯端末から前記リストの中から指定された画像形成装置の情報を受信する段階と、
    前記指定された画像形成装置へ発光部を所定の点滅間隔で点滅させるための点滅間隔情報を送信する段階と、
    前記点滅間隔情報を前記携帯端末へ送信する段階と、を有し、
    前記画像形成装置へ前記点滅間隔情報を送信する段階によって前記画像形成装置の前記発光部を前記点滅間隔情報に従って点滅させ、
    前記点滅間隔情報を受信した前記携帯端末に、前記画像形成装置を撮影させて前記携帯端末のディスプレイに映っている画像形成装置のうち前記点滅間隔情報と同じ点滅間隔で点滅している前記発光部を備えた前記画像形成装置にマークを重ねて表示させることを特徴とする画像形成プログラム。
  14. 前記携帯端末のIPアドレス、または前記携帯端末が接続されるアクセスポイントの位置情報から、前記印刷要求の行われた場所を特定し、その場所で印刷可能な前記画像形成装置を抽出して前記リストを生成する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする請求項13に記載の画像形成プログラム。
  15. 複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記印刷要求ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする請求項13または14に記載の画像形成プログラム。
  16. 複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記携帯端末ごとに点滅間隔を変更した前記点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
  17. 複数の前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、前記画像形成装置ごとに点滅間隔を変更した点滅間隔情報を作成して、前記画像形成装置および前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
  18. 前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、印刷中の前記画像形成装置がある場合は、当該印刷中の画像形成装置を前記リストから除外して前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させる請求項13乃至17のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
  19. 前記携帯端末から前記印刷要求があった場合に、印刷できない状態の前記画像形成装置がある場合は、当該印刷できない状態の画像形成装置を前記リストから除外して前記携帯端末へ送信する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする請求項13乃至18のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
  20. 前記携帯端末から前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を受信させる段階と、
    前記検出結果から前記画像形成装置ごとの検出率を算出する段階と、
    前記検出率の高い画像形成装置を前記リストの上位に並べる段階と、をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする請求項13乃至19のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
  21. 前記画像形成装置に前記点滅の開始、終了を指令する段階をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする請求項13乃至20のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
  22. 前記携帯端末から前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を受信する段階と、
    前記検出結果から前記携帯端末が前記点滅を検出していない場合には、前記画像形成装置に備えられているディスプレイを点滅させるように前記画像形成装置へ前記ディスプレイを点滅させる点滅間隔情報を送信する段階と、をさらに前記サーバーに実行させることを特徴とする請求項13乃至21のいずれか一つに記載の画像形成プログラム。
  23. 携帯端末、サーバー、および複数の画像形成装置がネットワークによって接続された画像形成システムにおける前記携帯端末に実行させる携帯端末プログラムであって、
    前記サーバーへ印刷要求を送信する段階と、
    前記サーバーから前記複数の画像形成装置のリストを受信する段階と、
    前記リストの中からユーザーによって指定された画像形成装置の情報を前記サーバーへ送信する段階と、
    前記サーバーから前記画像形成装置を特定するために必要な点滅間隔情報を受信する段階と、
    前記画像形成装置を撮影して、前記携帯端末のディスプレイに映っている画像形成装置のうち前記点滅間隔情報と同じ点滅間隔で点滅している発光部を備えた前記画像形成装置にマークを重ねて表示する段階と、
    を有することを特徴とする携帯端末プログラム。
  24. 前記点滅間隔情報に一致する点滅間隔の点滅を検出したか否かの検出結果を前記サーバーへ送信する段階をさらに前記携帯端末に実行させることを特徴とする請求項23に記載の携帯端末プログラム。
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