JP6386550B2 - 血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用 - Google Patents
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Description
本発明は血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用を提供し、特にシノクラッスロシドを母核とする化合物及び上記化合物の組合物は顕著な抗糖尿病活性を備え、血糖を有効的に低減させ、及び/又は生体内のブドウ糖の耐糖能を向上させる。
瓦草21kgを取り、粉砕後に170Lの95%エタノール及び70%のエタノールでそれぞれ3回抽出を行い、濃縮を通して抽出物7kgを取得した。分離精製方法は文献(J.Zhao,Norio Nakamura, Masao Hattori. New triterpenoidsaponins from the roots of sinocrassulaasclepiadea[J].Pharmaceutical Society of Japan, 2004, 52(2):230-237.)を参考とした。大分子化合物のシノクラッスロシドVI、シノクラッスロシドVII、シノクラッスロシドVIII、シノクラッスロシドIX、シノクラッスロシドXII、シノクラッスロシドXIIIを得た。この中で、シノクラッスロシドVI及びシノクラッスロシドVII、シノクラッスロシドVIII及びシノクラッスロシドIX、シノクラッスロシドXII及びシノクラッスロシドXIIIは3セットのシストランス異性体である。
12週齢のオスKKAyマウス80匹及び12週齢のオスC57BL/6マウス10匹は、北京華阜康生物科技有限公司より提供された。許可証明番号はSCXK(京)2009−0015である。マウスに適応性給餌した1週間後に、薬効学実験を実施した。
12時間明/12時間暗:明暗交替時間がそれぞれ12時間であることを表明する。
適応性給餌した1週間後、80匹のKKAyマウスをランダムに8グループに分け、それぞれモデルグループ、化合物1グループ、化合物2グループ、化合物3グループ、化合物4グループ、化合物7グループ、化合物8グループ、及び陽性薬メトホルミングループであり、グループ毎に10匹とした。別途10匹の正常C57BL/6マウスを正常対照グループとした。この中で、KKAyマウスには特殊の高脂飼料を給餌し、正常対照グループには正常の飼料を給餌した。正常対照グループ及びモデルグループマウスの皮下に注射用水を注射し、瓦草サポニン各グループマウスの皮下に異なるサポニンを注射し、陽性薬メトホルミングループに胃へメトホルミン水溶液を投与した。投与時間は全て毎日9:00ぐらいとし、投与体積は全て10ml/kgBWとした。連続的に2週間実施した。
瓦草五環系トリテルペン各サポニン類成分をそれぞれ無菌注射用水に溶解させ、ろ過除菌を行い、毎日皮下注射を行った。メトホルミンを無菌水中に溶解し、胃へ投与した。正常対照グループ及びモデルグループのマウスには、同等体積(10ml/kgBW)の注射用水を注射した。毎日午前中9時に投与し、計2週間とした。
週に1回マウスの血糖を測定し、計2回とした。血糖を測定する前にマウスを一晩断食させ、尾を切って採血し、血糖を測定した。
SPSS10.0ソフトウェアを通してデータ処理分析を行い、全ての指標は、
異なる瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物のKKAyマウス血糖への影響
本部分の実験は、主に瓦草五環系トリテルペンの異なるサポニン類成分のマウス血糖への影響を観察し、異なる成分の血糖降下作用の強さを比較し、後続作業へ実験根拠を提供することである。
糖尿病患者の主要症状は血糖の上昇である。生体内で高血糖(ブドウ糖)の持続が全身の組織、器官及び細胞に影響を与え、糖尿病性腎臓病並びに糖尿病性の足、眼底及び周囲神経障害等の慢性合併症を誘発するため、生体内血糖値の下降は糖尿病を治療する主要な目標となっている。
瓦草中から抽出された各サポニン成分は強い血糖降下作用を備え、糖尿病を治療するには理想的な活性成分となっている。
12週齢のオスKKAyマウス60匹、12週齢のオスC57BL/6マウス10匹は、北京華阜康生物科技有限公司より提供された。許可証明番号はSCXK(京)2009−0015である。マウスに適応性給餌した1週間後に、薬効学実験を実施した。
12時間明/12時間暗:明暗交替時間がそれぞれ12時間であることを表明する。
適応性給餌した1週間後、60匹のKKAyマウスをランダムに6グループに分け、それぞれモデルグループ、化合物1グループ、化合物2グループ、化合物3グループ、化合物4グループ、及び陽性薬メトホルミングループであり、グループ毎に10匹とした。別途10匹の正常C57BL/6マウスを正常対照グループとした。この中で、KKAyマウスに特殊の高脂飼料を給餌し、正常対照グループには正常の飼料を給餌した。正常対照グループ及びモデルグループマウスの皮下に注射用水を注射し、瓦草サポニン各グループマウスの皮下に異なるサポニンを注射し、陽性薬メトホルミングループに胃へメトホルミン水溶液を投与した。投与時間は全て毎日午前中9時ぐらいとし、投与体積は全て10ml/kgBWとした。連続的に2週間実施した。
化合物1、化合物2、化合物3、化合物4を無菌注射用水に溶解し、ろ過除菌を行い、毎日皮下注射した。メトホルミンは胃へ投与した。正常対照グループ及びモデルグループのマウスには、同等体積(10ml/kgBW)の注射用水のみを注射した。毎日午前中9時に投与し、計2週間(14日)とした。
マウス摂水量の測定:週に1回重量法でマウスの24時間の摂餌量と摂水量を測定した。摂餌量の正確性を確保するため、飼料箱に溢れてきた小顆粒状飼料の回収に注意した。
体重測定:週に1回マウスの体重を測定した。
血液標本:週に1回マウスの血糖を測定した。マウスを一晩断食させ、尾を切って採血し、血糖を測定した。実験終了時に採血して、血糖及びインスリンを測定した。一部の肝臓及び骨格筋を採取し、試薬キット法で肝/筋グリコーゲンの含有量を測定した。
SPSS10.0ソフトウェアを通してデータ処理分析を行い、全ての指標は、
で表示し、グループ間の比較は分散分析を採用した。
異なる瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物のKKAyマウス体重への影響
モデルグループのマウスは、正常対照グループと比べて体重増加が著しい(全てはp<0.01)。これはKKAyマウスが肥満マウスの一種で、体重が明らかに一般の同年齢のマウスより高いからである。瓦草サポニン各化合物グループ及び陽性薬メトホルミングループのマウスは体重増加が安定し、日平均増加速度がモデルグループより遅い。これは瓦草サポニンが糖尿病マウスの体重増加に一定の抑制作用があることを表明する。図2の通りである。この中で、化合物1の体重増加への抑制作用は最も著しくなっている。
モデルグループのマウスは摂餌量が正常対照グループより明らかに高く、糖尿病臨床「多食」症状に適合する。異なる薬物を投与して1週間干渉後、各グループマウスの摂餌量は模型グループと比べると減少した。この中で、化合物1グループ及び陽性薬メトホルミングループの摂餌量は明らかに減少し(モデルグループと比較すると、p<0.05)、他の各グループはただ減少傾向を示し、モデルグループと比較すると、統計学的差は無い。
モデルグループのマウスの摂水量は、明らかに正常対照グループより高く、糖尿病臨床「多飲」症状に適合する。薬物干渉した1週間及び2週間の時点で、各投与グループの摂水量は全て減少した。モデルグループと比較すると、化合物4グループだけ1週間投与した後に、統計学的差が出るが、他のグループは摂水量が全て明らかに減少し(モデルグループと比較すると、p<0.05或いはp<0.01)、図4に示されている。
本部分の実験では、それぞれ薬物干渉期間及び投与停止後のマウス血糖の変化を観察した。薬物で1週間干渉後、モデルグループと比較すると、化合物4グループは統計学的差が発生していない以外、他グループの血糖は著しく下降(モデルグループと比較すると、均有p<0.01)している。2週間投与した時点で血糖はより著しく下降(モデルグループと比較してp<0.01)している。この中で、化合物1グループのマウスの血糖は正常対照グループより低くなっている。化合物4グループ以外に、瓦草サポニン他の各化合物の血糖降下作用は陽性薬メトホルミンより優れており、強い血糖降下作用のあることを表明し、図5に示されている。
モデルグループマウスのインスリン濃度は、正常対照グループと比べると明らかに増加しているが(p<0.01)、血糖値が高くなっており、一定のインスリン抵抗性(IR)が現れ、2型糖尿病の症状に適合する。薬物干渉した後、化合物4グループ以外の他のグループのマウスでは、インスリン濃度がモデルグループより明らかに上昇している(p<0.05或いはp<0.01)。これは、瓦草サポニンが膵β細胞のインスリン分泌を促進する作用があることを表明し、図7に示されている。
データによると、KKAyマウスの肝グリコーゲン及び筋グリコーゲン含有量は、正常対照グループより明らかに減少している(p<0.01)。薬物干渉した後、各グループのマウスの肝グリコーゲン含有量は、全てモデルグループより著しく増加(p<0.05或いはp<0.01)している。異なる瓦草サポニンの筋グリコーゲン含有量への影響と作用は一致していない。この中で、化合物1及び2の作用は強いのに対し(モデルグループと比較すると、p<0.01)、化合物3及び4グループの筋グリコーゲン含有量は一定の増加傾向が現れるが、モデルグループと比較すると、明らかな統計学的差は無い。
糖尿病患者の主要症状は血糖値の上昇であり、臨床上に主に多飲、多食、多尿及び体重減少などの症状が出ており、即ち代表的な「三多一少」の症状である。生体内での高血糖(ブドウ糖)の持続が全身の組織、器官及び細胞に影響を与え、糖尿病腎臓病、糖尿病の足、眼底及び周囲神経障害等慢性合併症を誘発するため、生体内血糖値の下降は糖尿病を治療する主要な目標となっている。2型糖尿病患者は高血糖以外、常に耐糖能異常、Ins感受性低下等の症状があり、同時に脂質代謝障害及びインスリン耐糖能異常が存在し、実験室指標はTC、TG、LDLの上昇、HDL低下等として表現される。
瓦草サポニンは糖尿病マウスの多飲、多食症状を改善し、インスリンの分泌及び生体内インスリンの感受性を有効的に促進し増加する効果が十分期待である。また、生体組織におけるグリコーゲンを蓄える機能も強化させ、非常に強い血糖降下作用を備え、一種の糖尿病を治療する理想的な活性成分として、優れた製薬性を備えている。
血糖降下作用の最も強い化合物1及び化合物2を代表とし、瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の正常マウスへの血糖降下作用を考察した。
20〜22gのオスICRマウス40匹が北京ICR Mice実験動物技術有限公司より提供された。合格証明書番号がSCXK(京)2011−0004である。マウスに適応性給餌した1週間後に、薬効学実験を実施した。
適応性給餌した1週間後、40匹のICRマウスをランダムで4グループに分け、それぞれ正常対照グループ、化合物1グループ、化合物2グループ、及び陽性薬メトホルミングループであり、グループ毎に10匹とした。各グループのマウスに清潔級のマウス維持飼料を給餌した。正常対照グループのマウスには皮下注射で注射用水を注射した。瓦草サポニンを各グループのマウスに皮下注射で異なるサポニンを注射した。陽性薬メトホルミングループには胃へメトホルミン水溶液を投与した。投与時間は全て毎日午前中9時ぐらい、投与体積は全て10ml/kgBWとし、連続2週間実施する。
化合物1及び化合物2を無菌注射用水に溶解させ、ろ過除菌を行い、毎日皮下注射した。正常対照グループには同等体積(10mg/kgBW)の注射用水のみを注射し、メトホルミンを胃へ投与した。毎日午前中9時に投与し、計2週間とした。
体重の測定:週に1回マウスの体重を測定した。
血糖の測定:週に1回マウスの血糖を測定した。マウスを一晩で断食させ、尾を切って採血し、試験紙法で空腹時の血糖を測定した。
SPSS10.0ソフトウェアを通してデータ処理分析を行い、全ての指標は、
で表示し、グループ間の比較は分散分析を採用した。
異なる瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の正常ICRマウス体重への影響
瓦草サポニン投与グループのマウスは、正常対照グループと比べて著しい変化がない。瓦草サポニンが正常ICRマウスの体重増加に明らかな影響がないことは、データで表明され、図11に示されている。
薬物で1週間干渉した後、瓦草サポニングループマウスの血糖は正常対照グループに対して下降した。化合物1グループは明らかに下降する以外(p<0.05)、他の各グループのマウスは下降傾向だけが現れ、正常対照グループと比較すると、統計学的差は無い。2週間投与した時点で、化合物1グループ及び化合物2グループのマウスの血糖はより明らかに下降し(正常対照グループと比べると、p<0.01)、著しい血糖降下作用を表現し、図12に示されている。
化合物1及び2は正常動物に対し、一定の血糖降下作用を備え、これは瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物が正常動物の血糖に対して一定の影響を与えることを表明する。
180〜200gのオスSDラット50匹がICR Mice(北京)実験動物技術有限公司より提供された。合格証明書番号はSCXK(京)2011−0004である。ラットに適応性給餌した1週間後に、薬効学実験を実施した。
適応性給餌した1週間後、ラットをランダムで5グループに分け、それぞれ正常対照グループ、モデルグループ、化合物1グループ、化合物2グループ、及び陽性薬アカルボース(acarbose)グループであり、グループ毎に10匹とした。各グループのラットに清潔級のラット維持飼料を給餌した。正常対照グループ及びモデルグループのマウスに皮下注射で注射用水を注射し、瓦草サポニン各グループのマウスに皮下注射で異なるサポニンを注射し、陽性薬アカルボースグループに胃へアカルボース水溶液を投与した。投与時間は全て毎日午前中9時とし、体積は全て10ml/kgBWとした。連続的に2週間実施した。
化合物1及び2を無菌注射用水に溶解させ、ろ過除菌を行い、毎日皮下注射を行った。対照グループ及びモデルグループのマウスには、同等体積(10mg/kgBW)の注射用水のみを注射し、アカルボースを胃へ投与した。毎日午前中9時に投与し、計2週間とする。
T2DMモデルの調製
60匹のラットについて、正常対照グループの10匹に胃へ動物飲用水を投与する以外、他の各グループのラットに対して胃へ高脂乳剤を投与し、10ml/kgとし、毎週体重を測定した。4週間後に正常グループ以外の各グループに対して腹腔内にストレプトゾトシン(STZ、pH4.2に溶解するクエン酸−クエン酸ナトリウム緩和溶液を使用前に調製し、日光を避けて保存した)を注射し、30mg/kgとした。4日後に後尾静脈で採血して血糖を測定した。空腹時血糖値>11.1mmol/Lのラットを選択して試験に投入した。
それぞれ投与前及び投与2週間後にラットの血糖を測定した。ラットを一晩断食させ、尾を切って採血し、試薬キット法で空腹時の血糖を測定した。
投与2週間後、OGTT実験を実施した。実験前にラットを16時間断食させ、給水を中断せず、50%ブドウ糖をラットに投与し、5g/kgBWとした。胃にブドウ糖を投与する前にまず空腹時の血糖値を測定し、胃にブドウ糖を投与した後の30、60、120分後にそれぞれラットの血糖を測定した。
実験終了時に腹部大動脈から採血してGSPを測定した。また、一部の肝臓及び骨格筋を採取して、試薬キット法で肝/筋グリコーゲンの含有量を測定した。
SPSS10.0ソフトウェアを通してデータ処理分析を行い、全ての指標は、
で表示し、グループ間の比較は分散分析を採用した。
瓦草サポニンのT2DMラットの血糖への影響
投与2週間後、化合物1グループ、化合物2グループ及び陽性薬アカルボースグループラットの血糖は、モデルグループと比べると明らかに(P<0.01)低減しており、優れた血糖降下作用を表明している。この中で、化合物1の血糖降下強度は陽性薬アカルボースより優れており、図13に示す。
ブドウ糖を30分で投与した時に、各グループラットの血糖もある程度上昇した。この中で、正常対照グループの血糖は明らかに上昇しておらず、一方、モデルグループと各投与グループラットの血糖は急激に上昇し、投与グループとモデルグループの血糖に統計学的差は発生していない。正常対照グループのラットの血糖はブドウ糖を30分で投与した時に下降し始めて、120分の時点で正常に戻った。モデルグループのラットの血糖は60分及び120分の時点にある程度に下降しているが、下降速度が遅く、120分の時点での血糖レベルは依然としてブドウ糖投与前のレベルより高く、ブドウ糖耐糖能が弱いことを表わしている。薬物干渉グループラットの血糖の下降速度は、モデルグループと比べると明らかに加速し(モデルグループと比較すると、p<0.05或いはp<0.01)、化合物1及び化合物2の糖尿病ラットOGTTへの改善作用は、陽性薬アカルボースの作用に相当し、図14に示されている。
モデルグループ肝及び筋グリコーゲン含有量は、正常対照グループと比べると明らかに(P<0.05)減少し、それに対して血中GSP含有量は明らかに(P<0.01)増加している。化合物1、化合物2、及びアカルボースで干渉した後、各グループのマウスの肝及び筋グリコーゲン含有量は明らかに増加し、血中GSPの含有量は明らかに減少している。この中で、化合物1及び化合物2の作用は著しく、陽性薬アカルボースより優れており,図15〜17に示されている。
今現在、中国国内で糖尿病に関する研究では、殆どがストレプトゾトシン(streptozotocin,STZ)又はアロキサンの大量注射方法を採用することにより、糖尿病動物モデルを調製している。その作用原理は、膵β細胞を選択的に破壊し、細胞死を起こすことによって、血中インスリンが異なる程度で下降し血糖の上昇も伴うということである。この場合はほとんど1型糖尿病を形成するが、インスリン分泌不足の特徴は2型糖尿病(Type 2 diabetes mellitus,T2DM)の病理過程や臨床症状と一致していない。このため、飲食に亜病原剤量のストレプトゾトシンの腹腔注射という方法を通してT2DMモデルを調製した。
化合物1及び2は、皮下注射で明らかな血糖降下、糖耐能の改善、肝/筋グリコーゲン含有量の増加、及びラット血中GSP下降の作用を有し、皮下注射用血糖降下に有効的な生物活性成分である。
Claims (10)
- 血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用であって、前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の構造式は、以下に示す通りである;
式中、
R1はH、Ac、及びGlcのうちの一つであり;
R2は(E)−MC、(Z)−MC、及びAcのうちの一つであり;
R3はH、Xylのうちの一つであり;
R4はH、CH3、及びCH2CH2CH2CH3のうちの一つであり;
上記Acの構造式は以下の通りであり:
上記(E)−MCの構造式は以下の通りであり:
上記(Z)−MCの構造式は以下の通りである。
- 前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の構造式は、以下に示す通りである、請求項1に記載の血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用。
- 前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の構造式は、以下に示す通りである、請求項1に記載の血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用。
- 前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の構造式は、以下に示す通りである、請求項1に記載の血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用。
- 前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の構造式は、以下に示す通りである、請求項1に記載の血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用。
- 前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の構造式は、以下に示す通りである、請求項1に記載の血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用。
- 前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の構造式は、以下に示す通りである、請求項1に記載の血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用。
- 前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の構造式は、以下に示す通りである、請求項1に記載の血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用。
- 前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の構造式は、以下に示す通りである、請求項1に記載の血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用。
- 前記瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物を単独で使用し、又は二種類若しくは二種類以上を併用し、あるいは他の補助剤と併用し、臨床上に使用される注射剤、外用溶液剤、クリーム剤、ペースト剤、シール剤、滴剤、含嗽剤、坐剤、舌下錠、張付剤、フィルム剤、エアゾール剤、発泡錠、滴丸剤を調製する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の血糖降下薬を調製するための瓦草五環系トリテルペノイドサポニン類化合物の使用。
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