JP6385596B1 - 中継装置、表示装置、接続情報送信方法、およびネットワーク構成表示方法 - Google Patents

中継装置、表示装置、接続情報送信方法、およびネットワーク構成表示方法 Download PDF

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Abstract

階層化された複数のネットワークのうち2つのネットワークと接続し、2つのネットワークのうち下位にある第1の下位階層ネットワークの直下に第1の通信装置と接続される中継装置であって、第1の下位階層ネットワークより下位にある第2の下位階層ネットワークを通じて下位側に接続された第2の通信装置と、第1の通信装置それぞれの機種識別情報、および、第2の通信装置の接続台数または第1の通信装置および第2の通信装置に割り当てられたメモリ領域の情報を含み、各通信装置が接続されるネットワークの階層を特定可能な形式で配列された接続情報を記憶する記憶部(56)、を備える。

Description

本発明は、マスタ局とスレーブ局とが通信を行う通信システムにおいて使用される中継装置、表示装置、接続情報送信方法、およびネットワーク構成表示方法に関する。
従来、工場の生産工程の自動化を図るFA(Factory Automation)ネットワークでは、マスタ局が、制御システム設計支援装置からの要求を受けて、スレーブ局に対してポーリングを行ってスレーブ局の機器の種類および固体情報などを収集し、FAネットワークに接続されているスレーブ局の構成情報であるネットワーク接続情報を生成して制御システム設計支援装置に送信している(特許文献1,2)。
特許第5619303号公報 特開2009−266047号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、FAネットワークは1つの階層のネットワーク構成である。そのため、FAネットワークのネットワーク構成が複数の階層からなる場合、マスタ局は、どの階層にどのスレーブ局が接続されているのか、すなわち各ネットワーク間の接続関係が把握できず、複数階層に対応したネットワーク接続情報を生成できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ネットワークの構成が複数の階層からなる場合に、複数階層におけるネットワーク内の通信装置の接続関係を認識可能な中継装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、階層化された複数のネットワークのうち2つのネットワークと接続し、2つのネットワークのうち下位にある第1の下位階層ネットワークの直下に第1の通信装置と接続される中継装置に関する発明である。中継装置は、第1の下位階層ネットワークより下位にある第2の下位階層ネットワークを通じて下位側に接続された第2の通信装置と、第1の通信装置それぞれの機種識別情報、および、第1の通信装置および第2の通信装置に割り当てられたメモリ領域の情報を含み、各通信装置が接続されるネットワークの階層を特定可能な形式で配列された接続情報を記憶する記憶部、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる中継装置は、ネットワークの構成が複数の階層からなる場合に、複数階層におけるネットワーク内の通信装置の接続関係を認識できる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる通信システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかるブリッジ局の構成例を示すブロック図 実施の形態1にかかる通信システムの他の構成例を示す図 実施の形態1にかかる通信システムの各通信装置に割り付けられたネットワーク上の共有メモリのアドレスの例を示す図 実施の形態1にかかる通信システムにおいて、制御システム設計支援装置がブリッジ局で記憶されている接続情報を取得するまでの処理の例を示すシーケンス図 実施の形態1にかかる通信システムにおいて、制御システム設計支援装置がブリッジ局で記憶されている接続情報を取得する際にエラーが発生した場合の処理を示すシーケンス図 実施の形態1にかかるブリッジ局において接続情報読出し要求を受信して接続情報読出し応答を返信するまでの処理を示すフローチャート 実施の形態1にかかるブリッジ局が備える処理回路をCPUおよびメモリで構成する場合の例を示す図 実施の形態2にかかる通信システムにおいて、制御システム設計支援装置がブリッジ局で記憶されている接続情報を取得する際にエラーが発生した場合、エラーの原因を修正する処理を示すシーケンス図 実施の形態2にかかるブリッジ局において接続情報読出し要求を受信して接続情報読出し応答を返信するまでの処理を示すフローチャート 実施の形態2にかかるブリッジ局において接続情報を生成する際にエラーが発生したときのエラーの原因の修正方法を示すフローチャート 実施の形態3にかかる通信システムにおいて、制御システム設計支援装置がスレーブ局のパラメータを読み出す処理の例を示すシーケンス図 実施の形態3にかかるブリッジ局における下り方向のフレームの転送処理を示すフローチャート 実施の形態3にかかるブリッジ局における上り方向のフレームの転送処理を示すフローチャート 実施の形態4にかかる制御システム設計支援装置が表示する対象のネットワークの階層および通信装置の例を示す図 実施の形態4にかかる制御システム設計支援装置の構成例を示すブロック図 実施の形態4にかかる制御システム設計支援装置が、通信システムのネットワーク構成を表示する動作を示すフローチャート 実施の形態5にかかる制御システム設計支援装置が表示する対象のネットワークの階層および通信装置の例を示す図 実施の形態5にかかる制御システム設計支援装置が、通信システムのネットワーク構成を表示する動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかる中継装置、表示装置、接続情報送信方法、およびネットワーク構成表示方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる通信システム100の構成例を示す図である。通信システム100は、制御システム設計支援装置1と、マスタ局2と、ブリッジ局11〜13と、スレーブ局21〜33と、を備える。通信システム100は、複数階層すなわち階層化された複数のネットワークの各通信装置に割り付けられた1つの共有メモリのアドレスを用いて、各通信装置が通信を行うことが可能なシステムである。本実施の形態では、接続する2つの階層のネットワークの間にはブリッジ局が設置されている。ブリッジ局を介して接続されたネットワークは、同じ構成であっても異なる階層のネットワークとなる。図1では、通信システム100がn階層からなるネットワークによって構成されている例を示している。なお、nは2以上の整数とする。第n階層ネットワークでは、nの値が大きいほど下層のネットワークになる。通信システム100は、例えば、FAネットワークを構成するシステムである。
制御システム設計支援装置1は、ユーザーが通信システム100を構成する各通信装置、すなわち、マスタ局2、ブリッジ局11〜13、およびスレーブ局21〜33に対する設定などを行う。また、制御システム設計支援装置1は、通信システム100のネットワーク構成を表示する表示装置である。制御システム設計支援装置1は、例えば、パーソナルコンピュータである。
マスタ局2は、通信システム100で使用されるネットワーク上の1つの共有メモリを備え、管理する機能を有する通信装置である。各通信装置は、共有メモリのアドレスを割り当てられる。各通信装置は、各通信装置が割り当てられたアドレスを用いて他の通信装置と通信を行うことが可能である。具体例として、各スレーブ局21〜33は、図示しない被制御機器に接続され、被制御機器からの入力を取り込む。被制御機器は、センサが例示される。各スレーブ局21〜33は、設定された周期毎にセンサからの入力を取り込むためのリモートI/O(Input/Output)が例示される。各スレーブ局21〜33は、マスタ局2から指定された周期でセンサからの入力を取り込む。各スレーブ局21〜33は、センサからの入力を取り込むと、取り込んだ入力値を自身に割り当てられた共有メモリに書き込む。これにより、共有メモリを持つマスタ局2は、各スレーブ局21〜33が制御する全ての被制御機器からの入力値を保持することとなる。なお、ブリッジ局11〜13は、自身の動作状態、例えばエラーが発生した場合にはエラー情報などの情報を自身に割り当てられた共有メモリに書き込む。マスタ局2において、各通信装置にアドレスを割り当てるとは、各通信装置に接続された被制御機器からの入力を記憶する先のメモリアドレスを指定するということである。また、マスタ局2が共有メモリを管理するとは、どの通信装置に接続されたどの被制御機器の入力値がどこのアドレス領域に記憶されているかについて、マスタ局2が判別可能であることをいう。なお、本実施の形態で使用される共有メモリは、従来から複数の通信装置を備えるネットワークなどで使用されているものと同様である。
ブリッジ局11〜13は、階層化された複数のネットワークのうち2つの階層のネットワークと接続し、2つの階層のネットワークを中継する機能を有する通信装置である。また、ブリッジ局11〜13は、中継装置でもある。具体例として、ブリッジ局11〜13は、ゲートウェイまたは中継器が例示される。ブリッジ局11〜13は、マスタ局2からスレーブ局21〜33への命令の転送や、スレーブ局21〜33からマスタ局2への応答の転送を行う。なお、ブリッジ局11〜13に接続される2つのネットワークについて、2つのネットワークのうち下位にあるネットワークを第1の下位階層ネットワークと称し、2つのネットワークのうち上位にあるネットワークを上位階層ネットワークと称することがある。また、ブリッジ局11〜13において、自局を基準にした場合、第1の下位階層ネットワークの1つ下位にあるネットワークを第2の下位階層ネットワークと称することがある。ブリッジ局11〜13は、第1の下位階層ネットワークの直下の通信装置と接続される。直下とは、間に他のブリッジ局がない状態である。
スレーブ局21〜33は、例えば、通信システム100がFAネットワークの場合に、各製造機器を制御する際に使用される通信装置である。
ブリッジ局11〜13の構成について説明する。ブリッジ局11〜13は同様の構成のため、ブリッジ局13を例にして説明する。図2は、実施の形態1にかかるブリッジ局13の構成例を示すブロック図である。ブリッジ局13は、第n−1階層通信部51と、第n階層通信部52と、接続情報取得部53と、接続情報応答部54と、中継部55と、記憶部56と、接続情報生成部57と、を備える。
第n−1階層通信部51は、ブリッジ局13に接続されている2つの階層のネットワークのうち上層のネットワークである第n−1階層ネットワークに接続されている通信装置との通信を制御する。
第n階層通信部52は、ブリッジ局13に接続されている2つの階層のネットワークのうち下層のネットワークである第n階層ネットワークに接続されている通信装置との通信を制御する。
接続情報取得部53は、第n階層ネットワークに接続されている通信装置として他のブリッジ局がある場合、他のブリッジ局から、他のブリッジ局の記憶部56に記憶されている接続情報62を取得する。
接続情報応答部54は、第n−1階層ネットワークに接続されている他のブリッジ局またはマスタ局2を介した制御システム設計支援装置1からの接続情報読出し要求に対して、応答として記憶部56に記憶されている接続情報62を送信する。第n−1階層ネットワークに接続される通信装置を第3の通信装置と称することがある。
中継部55は、共有メモリに割り付けられたアドレスの先頭アドレスを用いて通信を行う場合に、受信したフレームの宛先として指定された先頭アドレスすなわち論理アドレスに基づいて、対応する宛先すなわち物理アドレス宛にフレームを中継する。具体的に、中継部55は、先頭アドレスを宛先すなわち論理アドレスとして通信を行う際、記憶部56に格納されている接続情報62を読出して先頭アドレスに対応した中継先を判別し、記憶部56に格納されている第n階層ネットワーク情報61を読出して中継先に対応した宛先すなわち物理アドレスを判別し、判別した宛先すなわち物理アドレス宛にフレームを中継する。このように、中継部55は、先頭アドレスを宛先とする信号すなわちフレームを受信した場合、記憶部56に記憶されている接続情報62に基づいて、信号の宛先のスレーブ局または信号を中継するブリッジ局を特定し、特定したスレーブ局またはブリッジ局に信号を送信する。
記憶部56は、第n階層ネットワーク情報61、および接続情報62の情報を記憶することが可能である。
第n階層ネットワーク情報61は、1つの階層のネットワークすなわち第n階層ネットワークに接続されている第1の通信装置である各通信装置についての、機器固有コード、使用する共有メモリのメモリ領域の先頭アドレス、および使用する共有メモリのメモリ領域の使用点数を示す情報を含むものである。機器固有コードは、各通信装置の機種、ここではブリッジ局かスレーブ局かを識別するための機種識別情報である。機器固有コードは、ブリッジ局かスレーブ局かが特定できる情報であればよく、例えば、各通信装置に割り当てられた物理アドレス、または製造番号などである。物理アドレスは、例えば、機器固有のMAC(Media Access Control)アドレスである。先頭アドレスは、各通信装置に割り付けられたメモリ領域すなわち共有メモリのアドレスのうち最も小さい、すなわち若いアドレス番号で示される情報である。使用点数は、各通信装置に割り付けられた共有メモリのアドレスのメモリ領域のサイズすなわちメモリサイズを示す情報である。先頭アドレスおよび使用点数をまとめて、アドレスの情報と称することがある。また、メモリ領域の先頭アドレス、およびメモリサイズの情報をまとめて、メモリ領域の情報と称することがある。第n階層ネットワーク情報61については、ユーザーが、制御システム設計支援装置1からの操作、またはブリッジ局13が備える図示しないスイッチを操作することなどによって、第n階層ネットワークを構築する際に予め設定されている情報である。なお、第n階層ネットワーク情報61を、単にネットワーク情報と称することがある。
接続情報62は、通信システム100が第n階層ネットワークよりもさらに下層のネットワークを有している場合、第n階層ネットワークに接続される第1の通信装置および第1の通信装置の下層のネットワークから最も下位の階層である最下層のネットワークのいずれかに接続される第2の通信装置について、機器固有コード、先頭アドレス、および使用点数の情報を含むものである。なお、システム全体をマスタ局2からのツリー構成で考えた場合、マスタ局2に近い方を上位といい、マスタ局2から遠い方を下位という。また、第2の通信装置については、第n階層ネットワークに接続される第1の通信装置の下層の第n+1階層ネットワークに接続される通信装置の範囲、すなわちブリッジ局13から見て2階層下の範囲までにしてもよい。また、接続情報62では、各通信装置についての情報が、各通信装置が接続されるネットワークの階層を特定可能な形式で配列されている。接続情報62は、後述する接続情報生成部57によって生成された情報である。そのため、接続情報生成部57によって接続情報62が生成される前の状態では、接続情報62は記憶部56に記憶されていないことになる。
接続情報生成部57は、記憶部56に記憶されている第n階層ネットワーク情報61と、接続情報取得部53によって取得された第n階層に接続されている他のブリッジ局に記憶されていた接続情報62とを用いて、ブリッジ局13として記憶すべき接続情報62を生成し、生成した接続情報62を記憶部56に記憶させる。なお、ブリッジ局13を中心にしてみた場合、他のブリッジ局に記憶されていて接続情報取得部53によって取得された接続情報を第1の接続情報とし、ブリッジ局13で生成された接続情報を第2の接続情報と称することがある。
つぎに、通信システム100において、制御システム設計支援装置1が通信システム100に接続されている通信装置の情報、およびネットワーク構成の情報を取得する動作について説明する。ここでは、説明を簡略化するため、通信システム100のネットワーク構成が第3階層ネットワークまでの場合について説明する。図3は、実施の形態1にかかる通信システム100の他の構成例を示す図である。図3では、通信システム100は、制御システム設計支援装置1と、マスタ局2と、ブリッジ局11,12と、スレーブ局21,24,30,31と、を備えるものとする。
図3に示す通信システム100の場合において、通信システム100の各通信装置に割り付けられた共有メモリのアドレスについて説明する。図4は、実施の形態1にかかる通信システム100の各通信装置に割り付けられたネットワーク上の共有メモリのアドレスの例を示す図である。通信システム100の各通信装置、すなわちブリッジ局11,12、スレーブ局21,24,30,31のそれぞれに共有メモリのアドレスとして使用点数2が割り付けられている。各通信装置のアドレスは、重複しないように割り付けられているものとする。ここで、ブリッジ局12については、自局の他、自局に接続されている第3階層ネットワークに属するスレーブ局30,31の使用点数を含めて、使用点数6が割り付けられているとして扱う。また、ブリッジ局11については、自局の他、自局に接続されている第2階層ネットワークに属するブリッジ局12およびスレーブ局24の使用点数、さらに、ブリッジ局12に接続されている第3階層ネットワークに属するスレーブ局30,31の使用点数を含めて、使用点数10が割り付けられているとして扱う。すなわち、ブリッジ局については、自局に接続されている階層のネットワークから最下層のネットワークまでに属する全ての通信装置の使用点数を合算した使用点数が割り付けられているものとして扱う。
図5は、実施の形態1にかかる通信システム100において、制御システム設計支援装置1がブリッジ局11で記憶されている接続情報62を取得するまでの処理の例を示すシーケンス図である。なお、図5において、ブリッジ局11が記憶している第2階層ネットワーク情報61および接続情報62、ブリッジ局12が記憶している第3階層ネットワーク情報61および接続情報62について、通信装置で示される項目は、前述の機器固有コードによって特定される通信装置を示すものである。
まず、制御システム設計支援装置1が、ブリッジ局11を宛先としてマスタ局2に対して接続情報読出し要求Y01を送信する。なお、制御システム設計支援装置1では、通信システム100のうち第1階層ネットワークまでの各通信装置の接続情報は既知であるとする。制御システム設計支援装置1は、従来同様の方法、例えば背景技術で説明した手法などを用いることによって、第1階層ネットワークまでの各通信装置の接続情報を取得することができる。
制御システム設計支援装置1から接続情報読出し要求Y01を受信したマスタ局2は、接続情報読出し要求Y01の宛先がブリッジ局11であることを判断し、受信した接続情報読出し要求Y01を接続情報読出し要求Y02としてブリッジ局11宛に転送する。
接続情報読出し要求Y02を受信したブリッジ局11では、接続情報応答部54が、記憶部56に接続情報62が記憶されているか否かを確認する。記憶部56に接続情報62が記憶されている場合、接続情報応答部54は、接続情報読出し要求元の制御システム設計支援装置1を宛先として、マスタ局2に対して接続情報読出し応答Y15を送信する。接続情報読出し応答Y15は、ブリッジ局11の接続情報62を格納したフレームである。
記憶部56に接続情報62が記憶されていない場合、接続情報応答部54は、接続情報生成部57に対して接続情報62の生成を指示する。接続情報生成部57は、記憶部56に記憶されている第2階層ネットワーク情報61を参照し、第2階層ネットワークにブリッジ局が接続されているか否かを確認する。接続情報生成部57は、第2階層ネットワークにブリッジ局12が接続されているため、接続情報取得部53に対してブリッジ局12から接続情報の取得を指示する。接続情報取得部53は、第2階層ネットワークに接続されているブリッジ局12宛に、接続情報読出し要求Y03を送信する。
接続情報読出し要求Y03を受信したブリッジ局12では、接続情報応答部54が、記憶部56に接続情報62が記憶されているか否かを確認する。記憶部56に接続情報62が記憶されていない場合、接続情報応答部54は、接続情報生成部57に対して接続情報62の生成を指示する。接続情報生成部57は、記憶部56に記憶されている第3階層ネットワーク情報61を参照し、第3階層ネットワークにブリッジ局が接続されているか否かを確認する。接続情報生成部57は、第3階層ネットワークにブリッジ局が接続されていないため、第3階層ネットワーク情報61に基づいて接続情報62を生成する。ブリッジ局12の接続情報生成部57で生成された接続情報62は、ブリッジ局12に設定されていた第3階層ネットワーク情報61と同様の内容である。
ここで、接続情報生成部57は、ブリッジ局12の接続情報62の先頭にブリッジ局12の情報を記載するルールに従って、接続情報62を生成する。すなわち、接続情報生成部57は、生成する接続情報62内の各通信装置の配列の順番に、接続構成の意味を持たせることとする。このルールにより、接続情報62に記載されている通信装置の順番によって、ブリッジ局より後ろにあるスレーブ局のうち、ブリッジ局が使用している共有メモリのメモリ領域の中にいるブリッジ局またはスレーブ局は、下層ネットワークに接続している通信装置であることを意味することになる。また、使用点数としてブリッジ局の直下に接続された通信装置の接続台数を用いる場合は、ブリッジ局の後ろ接続台数分に記載された通信装置は、ブリッジ局の直下に接続された通信装置を意味することになる。直下とは、第n−1階層ネットワークと、第n階層ネットワークに接続されたブリッジ局の場合は第n階層ネットワークを通じてブリッジ局と接続された状態をいう。なお、ブリッジ局が使用している共有メモリのメモリ領域の中とは、具体的に、ブリッジ局に割り付けられたアドレスの先頭アドレスから、ブリッジ局の先頭アドレス+ブリッジ局に割り付けられた使用点数で示されるアドレスまでの範囲内のことである。
接続情報生成部57は、生成したブリッジ局12の接続情報62を記憶部56に記憶させ、接続情報応答部54に対して接続情報62の生成完了を通知する。通知を受けた接続情報応答部54は、接続情報読出し要求元のブリッジ局11を宛先として、接続情報読出し応答Y04を送信する。接続情報読出し応答Y04は、ブリッジ局12の接続情報62を格納したフレームである。
接続情報読出し応答Y04を受信したブリッジ局11では、接続情報取得部53が、接続情報読出し応答Y04を解析し、接続情報読出し応答Y04に格納されていたブリッジ局12の接続情報62を接続情報生成部57に受け渡す。
接続情報生成部57は、ブリッジ局12の接続情報62と記憶部56に記憶されている第2階層ネットワーク情報61とに基づいて、ブリッジ局11の接続情報62を生成する。接続情報生成部57は、ブリッジ局11の接続情報62を生成する際、ブリッジ局12の接続情報62および第2階層ネットワーク情報61の両方に含まれる通信装置について、先頭アドレスおよび使用点数の情報を用いて、割り付けられた共有メモリのアドレスのメモリ領域が一致しているか否かを判断する。すなわち、接続情報生成部57は、第2階層ネットワーク情報61およびブリッジ局12の接続情報62について、双方の先頭アドレスおよび使用点数から共有メモリへの割り付けアドレスが異なる通信装置において重複しているか否かを確認する。共有メモリへの割り付けアドレスが異なる通信装置において重複していない場合、接続情報生成部57は、第2階層ネットワーク情報61に対し、ブリッジ局12の部分の情報をブリッジ局12の接続情報62の情報に置き換えて、ブリッジ局11の接続情報62を生成する。接続情報生成部57は、ブリッジ局12の接続情報生成部57の動作と同様のルールで、ブリッジ局11の接続情報62を生成する。すなわち、接続情報生成部57は、ブリッジ局11の情報をブリッジ局11の接続情報62の先頭に記載させる。
接続情報生成部57は、生成したブリッジ局11の接続情報62を記憶部56に記憶させ、接続情報応答部54に対して接続情報62の生成完了を通知する。通知を受けた接続情報応答部54は、接続情報読出し要求元の制御システム設計支援装置1を宛先として、マスタ局2に対して接続情報読出し応答Y05を送信する。接続情報読出し応答Y05は、ブリッジ局11の接続情報62を格納したフレームである。
接続情報読出し応答Y15または接続情報読出し応答Y05を受信したマスタ局2は、宛先が制御システム設計支援装置1であることを判断し、受信した接続情報読出し応答Y15または接続情報読出し応答Y05を接続情報読出し応答Y06として制御システム設計支援装置1宛に転送する。
制御システム設計支援装置1は、接続情報読出し応答Y06により取得した接続情報を、各ブリッジ局11,12で接続情報62が生成されたときのルールに従って読み解くことによって、通信システム100が複数階層からなるネットワークの構成の場合でも、各階層のネットワークに接続されている通信装置を把握することができる。
ここで、ブリッジ局11において、接続情報生成部57が、ブリッジ局11の接続情報62を生成する際、第2階層ネットワーク情報61およびブリッジ局12の接続情報62について、双方の先頭アドレスおよび使用点数から共有メモリへの割り付けアドレスを確認して、共有メモリへの割り付けアドレスが異なる通信装置において重複していた場合について説明する。
図6は、実施の形態1にかかる通信システム100において、制御システム設計支援装置1がブリッジ局11で記憶されている接続情報62を取得する際にエラーが発生した場合の処理を示すシーケンス図である。なお、接続情報読出し要求Y01から接続情報読出し要求Y03までの処理については図5のときと同様である。
接続情報読出し要求Y03を受信したブリッジ局12は、図5のときと同様、ブリッジ局11に接続情報読出し応答Y04を送信する。ただし、図6では、ブリッジ局12が記憶している第3階層ネットワーク情報61aにおいて、各通信装置すなわちブリッジ局12、およびスレーブ局30,31に割り付けられた共有メモリの先頭アドレスが図5のときと異なっているものとする。そのため、ブリッジ局12で生成されたブリッジ局12の接続情報62aも、図5のときとは異なったものになる。
接続情報読出し応答Y04を受信したブリッジ局11では、接続情報取得部53が、接続情報読出し応答Y04を解析し、接続情報読出し応答Y04に格納されていたブリッジ局12の接続情報62aを接続情報生成部57に受け渡す。
接続情報生成部57は、ブリッジ局12の接続情報62aと記憶部56に記憶されている第2階層ネットワーク情報61に基づいて、ブリッジ局11の接続情報62を生成する。接続情報生成部57は、第2階層ネットワーク情報61およびブリッジ局12の接続情報62aについて、双方の先頭アドレスおよび使用点数から共有メモリへの割り付けアドレスが異なる通信装置において重複しているか否かを確認する。図6の例では、第2階層ネットワーク情報61において、ブリッジ局12には先頭アドレス「2」から6点、すなわちアドレス「2」からアドレス「7」が割り付けられている。また、第2階層ネットワーク情報61において、スレーブ局24には先頭アドレス「8」から2点、すなわちアドレス「8」からアドレス「9」が割り付けられている。一方、ブリッジ局12の接続情報62aにおいて、ブリッジ局12には先頭アドレス「4」から6点、すなわちアドレス「4」からアドレス「9」が割り付けられている。この場合、アドレス「8」からアドレス「9」の部分で、ブリッジ局12およびスレーブ局24の間で異なる通信装置によるアドレスの重複があり、エラーが発生した状態となる。接続情報生成部57は、異なる通信装置においてアドレスの重複があり、エラーが発生したことを接続情報応答部54へ通知する。
通知を受けた接続情報応答部54は、接続情報読出し要求元の制御システム設計支援装置1を宛先として、マスタ局2に対してエラーが発生したこと示す接続情報読出し応答E05を送信する。接続情報読出し応答E05は、ブリッジ局11においてエラーが発生してブリッジ局11の接続情報62を生成できなかったことを示す情報を格納したフレームである。
接続情報読出し応答E05を受信したマスタ局2は、宛先が制御システム設計支援装置1であることを判断し、受信した接続情報読出し応答E05を接続情報読出し応答E06として制御システム設計支援装置1宛に転送する。
制御システム設計支援装置1は、接続情報読出し応答E05を受信すると、ブリッジ局11が記憶している接続情報62を取得する処理においてエラーがあったことをユーザーに通知する。これにより、ユーザーは、ブリッジ局12に第3階層ネットワーク情報61aを設定した際にアドレスの設定に誤りがあったことを認識でき、各ブリッジ局に設定した第n階層ネットワーク情報を見直してアドレスの重複を修正することができる。
図7は、実施の形態1にかかるブリッジ局11〜13において接続情報読出し要求を受信して接続情報読出し応答を返信するまでの処理を示すフローチャートである。
ブリッジ局は、マスタ局2または上位階層ネットワークのブリッジ局から接続情報読出し要求を受信すると(ステップS1)、接続情報応答部54が、記憶部56に接続情報62が記憶されているか否かを確認する(ステップS2)。記憶部56に接続情報62が記憶されていない場合(ステップS2:No)、接続情報生成部57は、記憶部56に記憶されている第n階層ネットワーク情報61の機種固有コードを参照し、下層のネットワークすなわち第n階層ネットワークにブリッジ局が接続されているか否かを確認する(ステップS3)。
第n階層ネットワークにブリッジ局が接続されている場合(ステップS3:Yes)、接続情報生成部57から依頼を受けた接続情報取得部53は、第n階層ネットワークに接続されているブリッジ局から接続情報を取得する(ステップS4)。
接続情報生成部57は、第n階層ネットワーク情報61および第n階層ネットワークのブリッジ局から取得した接続情報62において、共有メモリへの割り付けアドレスが異なる通信装置において重複しているか否かを確認する(ステップS5)。共有メモリへの割り付けアドレスが異なる通信装置において重複していない場合(ステップS5:No)、接続情報生成部57は、第n階層ネットワーク情報61および第n階層ネットワークのブリッジ局から取得した接続情報62を用いて、自局の接続情報62を生成し(ステップS6)、記憶部56に記憶させる(ステップS7)。そして、接続情報生成部57から接続情報62の生成完了の通知を受けた接続情報応答部54は、記憶部56に記憶されている接続情報を、接続情報読出し応答に含めてマスタ局2または上位階層ネットワークのブリッジ局へ送信する(ステップS8)。
記憶部56に接続情報62が記憶されている場合(ステップS2:Yes)、接続情報応答部54は、記憶部56に記憶されている接続情報を、接続情報読出し応答に含めてマスタ局2または上位階層ネットワークのブリッジ局へ送信する(ステップS8)。
また、第n階層ネットワークにブリッジ局が接続されていない場合(ステップS3:No)、接続情報生成部57は、記憶部56に記憶されている第n階層ネットワーク情報61から自局の接続情報62を生成し(ステップS9)、記憶部56に記憶させる(ステップS7)。
また、共有メモリへの割り付けアドレスが異なる通信装置において重複していた場合(ステップS5:Yes)、接続情報生成部57は、自局の接続情報62を生成する処理においてエラーが発生したと判断し(ステップS10)、接続情報応答部54へ通知する。そして、接続情報応答部54は、エラーが発生したことを示す接続情報読出し応答をマスタ局2または上位階層ネットワークのブリッジ局へ送信し、マスタ局2または上位階層ネットワークのブリッジ局へエラーの発生を通知する(ステップS11)。
つづいて、ブリッジ局11〜13のハードウェア構成について説明する。ブリッジ局11〜13は同様の構成のため、ブリッジ局11を例にして説明する。ブリッジ局11において、第n−1階層通信部51、第n階層通信部52、および中継部55は、他の通信装置との間で通信を行うインタフェース回路により実現される。記憶部56は、メモリにより実現される。接続情報取得部53、接続情報応答部54、および接続情報生成部57は、処理回路により実現される。すなわち、ブリッジ局11は、第n階層ネットワークに接続されているブリッジ局から接続情報62を取得し、記憶部56に記憶されている第n階層ネットワーク情報61、または記憶部56に記憶されている第n階層ネットワーク情報61および第n階層ネットワークに接続されているブリッジ局から取得した接続情報62から、自局の接続情報62を生成し、生成した自局の接続情報62をマスタ局2または第n−1階層ネットワークのブリッジ局に送信するための処理回路を備える。処理回路は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するCPUおよびメモリであってもよい。
図8は、実施の形態1にかかるブリッジ局11が備える処理回路をCPUおよびメモリで構成する場合の例を示す図である。処理回路がCPU91およびメモリ92で構成される場合、処理回路の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路では、メモリ92に記憶されたプログラムをCPU91が読出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、ブリッジ局11は、接続情報取得部53、接続情報応答部54、および接続情報生成部57が処理回路により実行されるときに、第n階層ネットワークに接続されているブリッジ局から接続情報62を取得するステップ、自局の接続情報62を生成するステップ、生成した自局の接続情報62を送信するステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。また、これらのプログラムは、ブリッジ局11の処理回路の手順および方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、CPU91は、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリ92とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ブリッジ局11〜13は、上層のネットワークの通信装置から接続情報読出し要求があった場合、応答として、下層のネットワークに接続される第1の通信装置および第1の通信装置の下層のネットワークから最下層のネットワークに接続される第2の通信装置について、機器固有コード、先頭アドレス、および使用点数の情報を含み、各通信装置についての情報が、各通信装置が接続されるネットワークの階層を特定可能な形式で配列された接続情報を送信することとした。これにより、接続情報を取得した制御システム設計支援装置1などでは、複数階層のネットワークでの各通信装置の接続関係を認識することができる。
また、ブリッジ局11〜13は、接続情報を生成する際、共有メモリのアドレスの割り付けにおいて異なる通信装置間で重複があるか否かを確認することで、割り付け重複があった場合にこれを検出してエラーを通知する。これにより、ユーザーに対して割り付け重複の解消を促し、割り付け競合を防ぐことが可能となる。
また、通信システム100では、ブリッジ局11〜13のみ本実施の形態で説明した機能を有していればよく、スレーブ局21〜33は従来同様の構成でよいことから、スレーブ局21〜33の改修をすることなく通信システム100を構成することが可能である。また、ブリッジ局11〜13が下層のネットワークの接続情報を収集および管理して隠ぺいすることにより、マスタ局2は、複数階層ネットワーク全体のネットワーク管理が不要となり、マスタ局2の改修をすることなく通信システム100を構成することが可能である。このように、ブリッジ局11〜13が、複数階層ネットワークに対応した機能を持つことによって、複数階層ネットワークに対応した機能を持たないマスタ局2およびスレーブ局21〜33とともに、複数階層ネットワークである通信システム100を構成することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、ブリッジ局は、自局の接続情報62を生成する際にエラーが発生した場合、制御システム設計支援装置1へエラーの発生を通知していた。この場合、ユーザーが、エラーの原因を修正することになる。実施の形態2では、エラーの発生を検出したブリッジ局、または第n階層ネットワークに接続されているブリッジ局のいずれか一方または両方によって、エラーの原因を修正する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図9は、実施の形態2にかかる通信システム100において、制御システム設計支援装置1がブリッジ局11で記憶されている接続情報62を取得する際にエラーが発生した場合、エラーの原因を修正する処理を示すシーケンス図である。なお、接続情報読出し要求Y01から接続情報読出し応答Y04までの処理については図6のときと同様である。
接続情報読出し応答Y04を受信したブリッジ局11では、接続情報取得部53が、接続情報読出し応答Y04を解析し、接続情報読出し応答Y04に格納されていたブリッジ局12の接続情報62aを接続情報生成部57に受け渡す。
接続情報生成部57は、ブリッジ局12の接続情報62aと記憶部56に記憶されている第2階層ネットワーク情報61に基づいて、ブリッジ局11の接続情報62を生成する。接続情報生成部57は、第2階層ネットワーク情報61およびブリッジ局12の接続情報62aについて、双方の先頭アドレスおよび使用点数から共有メモリへの割り付けアドレスが、異なる通信装置において重複しているか否かを確認する。図9の例では、図6の場合と同様、第2階層ネットワーク情報61において、ブリッジ局12には先頭アドレス「2」から6点、すなわちアドレス「2」からアドレス「7」が割り付けられている。また、第2階層ネットワーク情報61において、スレーブ局24には先頭アドレス「8」から2点、すなわちアドレス「8」からアドレス「9」が割り付けられている。一方、ブリッジ局12の接続情報62aにおいて、ブリッジ局12には先頭アドレス「4」から6点、すなわちアドレス「4」からアドレス「9」が割り付けられている。この場合、アドレス「8」からアドレス「9」の部分で、ブリッジ局12およびスレーブ局24の間でアドレスの重複があり、エラーが発生した状態となる。
接続情報生成部57は、ブリッジ局12の接続情報62aと第2階層ネットワーク情報61に記載のブリッジ局12の情報とを比較し、使用点数が同じで先頭アドレスが異なることを検出する。この場合、接続情報生成部57は、接続情報取得部53に対して、ブリッジ局12の接続情報62aに記載の先頭アドレスの修正、すなわち第2階層ネットワーク情報61に記載のブリッジ局12の情報と同じ先頭アドレス「2」に設定することを指示する。接続情報取得部53は、ブリッジ局12に対して、ブリッジ局12の接続情報62aに記載の先頭アドレスを「2」に修正することを要求する先頭アドレス設定要求Y11を送信する。
先頭アドレス設定要求Y11を受信したブリッジ局12では、接続情報生成部57が、記憶部56に記憶されているブリッジ局12の接続情報62aについて、ブリッジ局12の先頭アドレスを「4」から「2」に修正する。接続情報生成部57は、この修正に伴い、スレーブ局30の先頭アドレスを「6」から「4」に修正し、スレーブ局31の先頭アドレスを「8」から「6」に修正する。これにより、記憶部56に記憶されているブリッジ局12の接続情報62は、図5に示すものと同様の内容となる。また、接続情報生成部57は、記憶部56に記憶されている第3階層ネットワーク情報61aについても、ブリッジ局12の接続情報62aに対する修正と同様の修正を行う。これにより、記憶部56に記憶されている第3階層ネットワーク情報61aについても、図5に示すものと同様の内容となる。接続情報生成部57は、ブリッジ局12の接続情報62aの先頭アドレスを修正した後、修正したことを示す先頭アドレス設定応答Y12をブリッジ局11へ送信する。接続情報生成部57は、先頭アドレス設定応答Y12に、修正後のブリッジ局12の接続情報62を含めて送信する。
先頭アドレス設定応答Y12を受信したブリッジ局11では、接続情報取得部53が、ブリッジ局12においてブリッジ局12の接続情報62が修正されたことを接続情報生成部57に通知する。接続情報生成部57は、第2階層ネットワーク情報61およびブリッジ局12から取得した接続情報62を用いて、自局の接続情報62を生成する。
一方、ブリッジ局11において、接続情報生成部57は、ブリッジ局12の接続情報62と第2階層ネットワーク情報61に記載のブリッジ局12の情報とを比較し、使用点数が異なることを検出した場合、ブリッジ局12の接続情報62に記載の使用点数を正とし、第2階層ネットワーク情報61に記載のブリッジ局12の使用点数の情報を、ブリッジ局12の接続情報62に記載の使用点数の情報で再設定する。このとき、接続情報生成部57は、第2階層ネットワーク情報61に記載のブリッジ局12の先頭アドレスを、現在の先頭アドレス、または空きエリアの若番の先頭アドレスで再設定する。接続情報生成部57は、修正した第2階層ネットワーク情報61、およびブリッジ局12から取得した接続情報62を用いて、自局の接続情報62を生成する。
接続情報生成部57において、自局の接続情報62を生成する方法は、実施の形態1のときと同様である。接続情報生成部57から生成完了の通知を受けた接続情報応答部54は、接続情報読出し要求元の制御システム設計支援装置1を宛先として、マスタ局2に対して接続情報読出し応答Y05を送信する。
接続情報読出し応答Y05を受信したマスタ局2は、宛先が制御システム設計支援装置1であることを判断し、受信した接続情報読出し応答Y05を接続情報読出し応答Y06として制御システム設計支援装置1宛に転送する。
図10は、実施の形態2にかかるブリッジ局11〜13において接続情報読出し要求を受信して接続情報読出し応答を返信するまでの処理を示すフローチャートである。図10において、ステップS1からステップS10までの処理は、図7に示す実施の形態1の処理と同様である。
ブリッジ局では、共有メモリへの割り付けアドレスが異なる通信装置において重複していた場合(ステップS5:Yes)、接続情報生成部57は、自局の接続情報62を生成する処理においてエラーが発生したと判断し(ステップS10)、エラーの原因の修正を行う(ステップS12)。
図11は、実施の形態2にかかるブリッジ局11〜13において接続情報を生成する際にエラーが発生したときのエラーの原因の修正方法を示すフローチャートである。
第n−1階層ネットワークに接続されているブリッジ局は、第n階層ネットワークに接続されているブリッジ局の接続情報62と第n階層ネットワーク情報61に記載のブリッジ局の情報とを比較し、先頭アドレスが異なる場合(ステップS21:Yes)、下層ネットワークすなわち第n階層ネットワークに接続されているブリッジ局に対して、先頭アドレスの修正を指示する(ステップS22)。なお、先頭アドレスが同じ場合(ステップS21:No)、ステップS22の処理を省略する。
第n−1階層ネットワークに接続されているブリッジ局は、第n階層ネットワークに接続されているブリッジ局の接続情報62と第n階層ネットワーク情報61に記載のブリッジ局の情報とを比較し、使用点数が異なる場合(ステップS23:Yes)、自局の第n階層ネットワーク情報61を修正する(ステップS24)。なお、使用点数が同じ場合(ステップS23:No)、ステップS24の処理を省略する。
図10のフローチャートに戻って、第n−1階層ネットワークに接続されているブリッジ局において、接続情報生成部57は、第n階層ネットワーク情報61および第n階層ネットワークのブリッジ局から取得した接続情報62を用いて、自局の接続情報62を生成する(ステップS6)。以降の処理は、実施の形態1のときと同様である。なお、図10では、ステップS12の処理の後にステップS6の処理を行っているが、ステップS12の処理の後にステップS5の処理を行うようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ブリッジ局11〜13は、自局の接続情報62を生成する際に共有メモリのアドレスが異なる通信装置において重複するエラーを検出した場合、自局および下層ネットワークのブリッジ局のうちの少なくとも1つのブリッジ局が修正を行うことで、エラーの原因を修正することとした。これにより、ユーザーが修正を行うことなく、エラーを解消することができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、制御システム設計支援装置1が、ブリッジ局11から取得した接続情報62を使用して、先頭アドレスを宛先としてスレーブ局との間で通信を行う。
図12は、実施の形態3にかかる通信システム100において、制御システム設計支援装置1がスレーブ局31のパラメータを読み出す処理の例を示すシーケンス図である。
図12に示すパラメータ読出し要求は、スレーブ局31のパラメータを読み出す際に使用するフレームである。図12では、パラメータ読出し要求として、宛先、送信先先頭アドレス、および送信元先頭アドレスのみ記載されているが、これはフレームのヘッダ部分であり、実際には図示しないデータ部分にパラメータ読出し要求を示す情報が格納されているものとする。また、図12に示すパラメータ読出し応答は、スレーブ局31がパラメータを送信する際に使用するフレームである。図12では、パラメータ読出し応答として、宛先、送信先先頭アドレス、および送信元先頭アドレスのみ記載されているが、これはフレームのヘッダ部分であり、実際には図示しないデータ部分にパラメータの情報が格納されているものとする。
パラメータとは、例えば、スレーブ局31が信号の入出力を制御する装置の場合に、スレーブ局31に設定された信号の入出力のタイミングを示す情報などである。ここでは、パラメータの種別は問わないので、前述の例に限定されるものではない。
制御システム設計支援装置1は、ブリッジ局11を宛先として、マスタ局2に対して先頭アドレス「6」に対するパラメータ読出し要求P01を送信する。
制御システム設計支援装置1からのパラメータ読出し要求P01を受信したマスタ局2は、宛先がブリッジ局11であるため、パラメータ読出し要求P01をブリッジ局11宛にパラメータ読出し要求P02として転送する。
パラメータ読出し要求P02を受信したブリッジ局11では、中継部55が、パラメータ読出し要求P02を解析し、先頭アドレス「6」宛であることを確認する。中継部55は、記憶部56に記憶されている接続情報62を参照し、先頭アドレス「6」の中継先を確認する。中継部55は、先頭アドレス「6」がブリッジ局12において管理している共有メモリ領域内であることを確認すると、パラメータ読出し要求P02をブリッジ局12宛にパラメータ読出し要求P03として送信する。このとき、ブリッジ局11では、中継部55が、マスタ局2からパラメータ読出し要求P02があったことを記憶し応答待ちとなる。
パラメータ読出し要求P03を受信したブリッジ局12では、中継部55が、記憶部56に記憶されている接続情報62を参照し、先頭アドレス「6」はスレーブ局31に設定された先頭アドレスであることを確認すると、パラメータ読出し要求P03をスレーブ局31宛にパラメータ読出し要求P04として送信する。
パラメータ読出し要求P04を受信したスレーブ局31は、パラメータ読出し要求P04の送信元先頭アドレスと送信先先頭アドレスとを入れ替えて、パラメータ読出し要求P04の送信元であるブリッジ局12宛に、パラメータ読出し要求P04によって要求されたパラメータを含むパラメータ読出し応答P05を送信する。
パラメータ読出し応答P05を受信したブリッジ局12では、中継部55が、送信先先頭アドレスを確認し、記憶部56に記憶されている接続情報62を確認する。中継部55は、接続情報62にはない不明の先頭アドレスが送信先先頭アドレスとして設定されている場合、上位の第1階層ネットワークのブリッジ局であるブリッジ局11宛にパラメータ読出し応答P05を中継する。そのため、ブリッジ局12は、受信したパラメータ読出し応答P05を、ブリッジ局11宛にパラメータ読出し応答P06として送信する。
パラメータ読出し応答P06を受信したブリッジ局11では、中継部55が、送信先先頭アドレスを確認し、記憶部56に記憶されている接続情報62を確認する。中継部55は、送信先先頭アドレスが自局であることを確認するとともに、パラメータ読出し応答P06が制御システム設計支援装置1からのパラメータ読出し要求P01すなわちマスタ局2から受信したパラメータ読出し要求P02に対する応答であることを確認する。中継部55は、応答待ちを解除し、受信したパラメータ読出し応答P06を、パラメータ読出し応答P07として、制御システム設計支援装置1を宛先としてマスタ局2に送信する。
パラメータ読出し応答P07を受信したマスタ局2は、パラメータ読出し応答P07をパラメータ読出し応答P08として、制御システム設計支援装置1へ転送する。
図13は、実施の形態3にかかるブリッジ局における下り方向のフレームの転送処理を示すフローチャートである。ブリッジ局において、中継部55は、上層のネットワークから下り方向のフレームを受信すると(ステップS31)、受信したフレームの送信先先頭アドレスを確認する(ステップS32)。送信先先頭アドレスが自局の管理する共有メモリ領域内の場合(ステップS32:Yes)、中継部55は、受信したフレームを第n階層ネットワークにおいて送信先先頭アドレスに対応するスレーブ局へ送信する(ステップS33)。送信先先頭アドレスが自局の管理する共有メモリ領域外の場合(ステップS32:No)、中継部55は、受信したフレームを第n階層ネットワークのブリッジ局へ転送する(ステップS34)。
図14は、実施の形態3にかかるブリッジ局における上り方向のフレームの転送処理を示すフローチャートである。ブリッジ局において、中継部55は、下層のネットワークから上り方向のフレームを受信すると(ステップS41)、受信したフレームの送信先先頭アドレスを確認する(ステップS42)。送信先先頭アドレスが接続情報に設定されているアドレスの場合(ステップS42:Yes)、中継部55は、フレームは自局宛と判断する(ステップS43)。送信先先頭アドレスが接続情報に設定されていないアドレスの場合(ステップS42:No)、中継部55は、フレームを第n−1階層のネットワークのブリッジ局へ転送する(ステップS44)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ブリッジ局11〜13は、受信した下り方向のフレームの送信先先頭アドレスを確認し、送信先先頭アドレスが自局の管理する共有メモリ領域内の場合は送信先先頭アドレスに対応するスレーブ局へフレームを送信し、送信先先頭アドレスが自局の管理する共有メモリ領域外の場合は下層のブリッジ局へ転送する。また、ブリッジ局11〜13は、受信した上り方向のフレームの送信先先頭アドレスを確認し、送信先先頭アドレスが自局の管理する共有メモリ領域内の場合は自局宛と判断し、送信先先頭アドレスが自局の管理する共有メモリ領域外の場合は上層のブリッジ局へ転送することとした。これにより、通信システム100では、制御システム設計支援装置1および各通信装置が、先頭アドレスを宛先として使用して通信を行うことが可能となり、1つの共有メモリを使用した複数階層ネットワークの構築が可能となる。
実施の形態4.
実施の形態1から実施の形態3では、主にブリッジ局の動作について説明した。実施の形態4では、制御システム設計支援装置1が、マスタ局2から取得したブリッジ局11の接続情報62から、通信システム100のネットワーク構成を表示する動作について説明する。
図15は、実施の形態4にかかる制御システム設計支援装置1が表示する対象のネットワークの階層および通信装置の例を示す図である。制御システム設計支援装置1は、接続するマスタ局2から取得したブリッジ局11の接続情報62に基づいて、ブリッジ局11、第2階層ネットワークおよび第3階層ネットワークに属する通信装置の接続関係を表示する。
図16は、実施の形態4にかかる制御システム設計支援装置1の構成例を示すブロック図である。制御システム設計支援装置1は、通信部71と、接続情報取得部72と、記憶部73と、表示制御部74と、表示部75と、を備える。
通信部71は、マスタ局2との通信を制御する。
接続情報取得部72は、最も上位の階層である最上層のネットワークすなわち第1階層ネットワークに接続されているブリッジ局11からマスタ局2を介して、ブリッジ局11の記憶部56に記憶されている接続情報62を取得する。
記憶部73は、第1階層ネットワーク情報61、および接続情報取得部72によって取得されたブリッジ局11の接続情報62を記憶する。第1階層ネットワーク情報61は、図3に示す例の場合、マスタ局2、ブリッジ局11、およびスレーブ局21の接続情報を示す情報である。第1階層ネットワーク情報61については、マスタ局2から取得してもよいし、ブリッジ局と同様、ユーザーが、第1階層ネットワークを構築する際に予め設定してもよい。制御システム設計支援装置1では、第1階層ネットワーク情報61を確認することにより、第1階層ネットワークにブリッジ局11が存在することを認識できる。
表示制御部74は、記憶部73の接続情報62を参照し、通信システム100のネットワーク構成を表示部75に表示する制御を行う。具体的に、表示制御部74は、記憶部73の接続情報62に記載されている各通信装置の情報の配列から各通信装置のネットワークの階層を特定し、各通信装置が接続されているネットワークの階層を区別して通信システム100のネットワーク構成を表示する制御を行う。表示制御部74の詳細な動作については後述する。
表示部75は、表示制御部74の制御により、通信システム100のネットワーク構成を表示する。なお、表示部75については、制御システム設計支援装置1内に設けず、制御システム設計支援装置1の外部に設ける構成であってもよい。
つぎに、制御システム設計支援装置1が、通信システム100のネットワーク構成を表示する動作について説明する。図17は、実施の形態4にかかる制御システム設計支援装置1が、通信システム100のネットワーク構成を表示する動作を示すフローチャートである。なお、制御システム設計支援装置1では、接続情報取得部72が、実施の形態1から実施の形態3で説明した動作によって、ブリッジ局11から接続情報62を取得し、記憶部73に記憶させているものとする。
表示制御部74は、記憶部73から接続情報62を読み出す(ステップS51)。表示制御部74は、接続情報62から、接続情報62にある各通信装置の情報を通信装置の台数分繰り返し読み出す(ステップS52)。表示制御部74は、図15の例では、接続情報62に記載の各通信装置の情報を左端から順番に読出していく。
表示制御部74は、接続情報62の左端のL11で示される通信装置の情報を読出し、L11で示される通信装置がブリッジ局か否かを判断する(ステップS53)。前述のように、接続情報62において通信装置で示される情報は、実際には機種固有コードから特定されるものである。そのため、表示制御部74は、各通信装置の機種固有コードを確認することによって、対象の通信装置がブリッジ局か否か、すなわちブリッジ局かスレーブ局かを判断できる。表示制御部74は、L11で示される通信装置がブリッジ局11であるため(ステップS53:Yes)、階層N=1すなわち第1階層ネットワークにブリッジ局11のアイコンを表示する(ステップS54)。表示制御部74は、Nに1を加算して階層N=階層N+1、ここでは階層1+1=2とし(ステップS55)、各ネットワークの階層の境界を示すアドレスである境界アドレスA[N(=2)]に、接続情報62に記載されているブリッジ局11の先頭アドレスと使用点数とを加算した値を格納する(ステップS56)。ここでは、A[2]=0+10=10となる。
表示制御部74は、接続情報62に記載の全ての通信装置の情報を読出していないことから、接続情報62のL12で示される通信装置の情報を読出し、L12で示される通信装置がブリッジ局か否かを判断する(ステップS53)。表示制御部74は、L12で示される通信装置がブリッジ局12であるため(ステップS53:Yes)、階層N=2すなわち第2階層ネットワークにブリッジ局12のアイコンを表示する(ステップS54)。表示制御部74は、Nに1を加算して階層N=階層N+1、ここでは階層2+1=3とし(ステップS55)、各ネットワークの階層の境界を示すアドレスである境界アドレスA[N(=3)]に、接続情報62に記載されているブリッジ局12の先頭アドレスと使用点数とを加算した値を格納する(ステップS56)。ここでは、A[3]=2+6=8となる。
表示制御部74は、接続情報62に記載の全ての通信装置の情報を読出していないことから、接続情報62のL30で示される通信装置の情報を読出し、L30で示される通信装置がブリッジ局か否かを判断する(ステップS53)。表示制御部74は、L30で示される通信装置がスレーブ局30であるため(ステップS53:No)、つぎに、接続情報62に記載のスレーブ局30の先頭アドレスがA[3]より小さいか否かを確認する(ステップS57)。スレーブ局30の先頭アドレス「4」は、A[3]=8より小さいことから(ステップS57:Yes)、表示制御部74は、階層N=3すなわち第3階層ネットワークにスレーブ局30のアイコンを表示する(ステップS59)。
表示制御部74は、接続情報62に記載の全ての通信装置の情報を読出していないことから、接続情報62のL31で示される通信装置の情報を読出し、L31で示される通信装置がブリッジ局か否かを判断する(ステップS53)。表示制御部74は、L31で示される通信装置がスレーブ局31であるため(ステップS53:No)、つぎに、接続情報62に記載のスレーブ局31の先頭アドレスがA[3]より小さいか否かを確認する(ステップS57)。スレーブ局31の先頭アドレス「6」は、A[3]=8より小さいことから(ステップS57:Yes)、表示制御部74は、階層N=3すなわち第3階層ネットワークにスレーブ局31のアイコンを表示する(ステップS59)。
表示制御部74は、接続情報62に記載の全ての通信装置の情報を読出していないことから、接続情報62のL24で示される通信装置の情報を読出し、L24で示される通信装置がブリッジ局か否かを判断する(ステップS53)。表示制御部74は、L24で示される通信装置がスレーブ局24であるため(ステップS53:No)、つぎに、接続情報62に記載のスレーブ局24の先頭アドレスがA[3]より小さいか否かを確認する(ステップS57)。スレーブ局24の先頭アドレス「8」は、A[3]=8と同じことから(ステップS57:No)、表示制御部74は、階層Nから1を減算、すなわち階層N=3−1=2とし(ステップS58)、階層N=2すなわち第2階層ネットワークにスレーブ局24のアイコンを表示する(ステップS59)。
表示制御部74は、接続情報62に記載の全ての通信装置の情報を読出したことから、処理を終了する。以上の処理によって、表示制御部74は、図15に示す通信システム100のネットワーク構成を表示部75に表示することができる。
なお、制御システム設計支援装置1では、表示制御部74が、記憶部73に記憶されている第1階層ネットワーク情報61を用いることによって、図15に示すネットワーク構成に、さらに、マスタ局2およびスレーブ局21のアイコンを追加して表示することも可能である。
つづいて、制御システム設計支援装置1のハードウェア構成について説明する。制御システム設計支援装置1において、通信部71は、マスタ局2との間で通信を行うインタフェース回路により実現される。記憶部73は、メモリにより実現される。表示部75は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタにより実現される。接続情報取得部72および表示制御部74は、処理回路により実現される。制御システム設計支援装置1の処理回路についても、前述のブリッジ局11と同様、図8に示す構成により実現される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、制御システム設計支援装置1では、ブリッジ局11から取得した接続情報62を用いて、接続情報62に記載されている各通信装置の情報の配列から各通信装置のネットワークの階層を特定する。これにより、制御システム設計支援装置1は、各通信装置が接続されているネットワークの階層を区別して通信システム100のネットワーク構成を表示することができる。
実施の形態5.
実施の形態4では、制御システム設計支援装置1が、通信システム100のネットワーク構成を表示していたが、表示対象はブリッジ局およびスレーブ局であった。実施の形態5では、制御システム設計支援装置1が、さらに、ブリッジ局の機能を拡張するための増設機器を含む通信システムのネットワーク構成を表示する場合について説明する。増設機器とは、例えば、ブリッジ局において信号の入出力ポートを増やすために入出力ポートを備えた機器などである。増設機器についてはスレーブ局と同様の通信装置として扱うことができるが、前述の機器固有コードによって増設機器として特定可能とする。
図18は、実施の形態5にかかる制御システム設計支援装置1が表示する対象のネットワークの階層および通信装置の例を示す図である。制御システム設計支援装置1は、マスタ局2から取得したブリッジ局11の接続情報62aに基づいて、ブリッジ局11、増設機器40、第2階層ネットワークおよび第3階層ネットワークに属する通信装置の接続関係を表示する。ブリッジ局11の接続情報62aには、図15で示すブリッジ局11の接続情報62対して、L40で示される増設機器40の分の情報が追加されている。そのため、ブリッジ局11の使用点数は、10から12に変更されている。
図18では、増設機器40をスレーブ局と区別するため、ブリッジ局11に対して横棒で接続する表示形式としている。すなわち、表示制御部74は、増設機器40などの予め規定された通信装置について、ブリッジ局およびスレーブ局などの他の通信装置と異なる表示方法によって表示する制御を行うこととする。
つぎに、制御システム設計支援装置1が、通信システム100aのネットワーク構成を表示する動作について説明する。図19は、実施の形態5にかかる制御システム設計支援装置1が、通信システム100aのネットワーク構成を表示する動作を示すフローチャートである。
図17のフローチャートに示す実施の形態4の処理との相違点は、ステップS57をステップS57aに変更し、ステップS61およびステップS62を追加した点である。
ステップS57aでは、ブリッジ局以外の場合がスレーブ局だけではなく増設機器40の場合があるため、ステップS57から記載を変更している。ただし、表示制御部74の動作そのものはステップS57と同等である。
実施の形態5では、表示制御部74は、ステップS57a:YesまたはステップS58の処理の後、通信装置がスレーブ局か否かを判断する(ステップS61)。前述のように、接続情報62aにおいて通信装置で示される情報は、実際には機種固有コードから特定されるものである。そのため、表示制御部74は、各通信装置の機種固有コードを確認することによって、対象の通信装置がスレーブ局か否か、すなわちスレーブ局か増設機器40かを判断できる。表示制御部74は、通信装置がスレーブ局の場合(ステップS61:Yes)、ステップS59の処理に進み、以降の処理は実施の形態4のときと同様である。一方、表示制御部74は、通信装置が増設機器40の場合(ステップS61:No)、階層N=2すなわち第2階層ネットワークであるが、ブリッジ局11に対して横棒で増設機器40のアイコンを表示する(ステップS62)。これにより、表示制御部74は、図18に示す通信システム100aのネットワーク構成を表示部75に表示することができる。
なお、表示制御部74は、増設機器の仕様上、増設しか有り得ない機器については、アイコンのBMPすなわちビットマップとして、予め横棒を付けたアイコンを用意しておいてもよい。図18の例では、増設機器40のアイコン40aとして、増設機器40に横棒が付いた状態のものを用意しておく。表示制御部74は、他の通信装置との接続方法が限定された増設機器40などの通信装置について、ブリッジ局への接続線を含むアイコンのデータを備え、接続方法が限定された増設機器40などの通信装置を表示する際は接続線を含むアイコンの単位で表示を行う。これにより、表示制御部74は、増設機器を表示する際、予め横棒が付いたアイコンを表示することで横棒の描画処理が不要となり、処理負荷を低減することができる。他の通信装置との接続方法が限定された通信装置について、増設機器40は一例であり、他の通信装置であってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、制御システム設計支援装置1は、通信システム100aにおいて、マスタ局2、ブリッジ局11,12、およびスレーブ局24,30,31の通信装置とは異なる、ブリッジ局の機能を拡張するための増設機器40を備える場合、増設機器40の表示をマスタ局2、ブリッジ局11,12、およびスレーブ局24,30,31とは異なる表示方法によって表示することとした。これにより、制御システム設計支援装置1は、ユーザーに対して、増設機器40が接続されているネットワークの階層を認識し易いように表示することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 制御システム設計支援装置、2 マスタ局、11〜13 ブリッジ局、21〜33 スレーブ局、40 増設機器、51 第n−1階層通信部、52 第n階層通信部、53,72 接続情報取得部、54 接続情報応答部、55 中継部、56,73 記憶部、57 接続情報生成部、61,61a 第n階層ネットワーク情報、62,62a 接続情報、71 通信部、74 表示制御部、75 表示部、100,100a 通信システム。

Claims (12)

  1. 階層化された複数のネットワークのうち2つのネットワークと接続し、前記2つのネットワークのうち下位にある第1の下位階層ネットワークの直下に第1の通信装置と接続される中継装置であって、
    前記第1の下位階層ネットワークより下位にある第2の下位階層ネットワークを通じて下位側に接続された第2の通信装置と、前記第1の通信装置それぞれの機種識別情報、および、前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に割り当てられたメモリ領域の情報を含み、各通信装置が接続されるネットワークの階層を特定可能な形式で配列された接続情報を記憶する記憶部、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 階層化された複数のネットワークのうち2つのネットワークと接続し、前記2つのネットワークのうち下位にある第1の下位階層ネットワークの直下に第1の通信装置と接続される中継装置であって、
    前記第1の通信装置が他の中継装置の場合、前記他の中継装置から、前記第1の下位階層ネットワークより下位にある第2の下位階層ネットワークを通じて下位側に接続された第2の通信装置と、前記第1の通信装置それぞれの機種識別情報、および、前記第2の通信装置に割り当てられたメモリ領域の情報を取得する接続情報取得部、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  3. 前記機種識別情報は、前記中継装置とスレーブ局を識別可能な情報であることを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  4. 前記メモリ領域の情報は、前記メモリ領域の先頭アドレス、および前記メモリ領域のサイズを示すメモリサイズ、の情報である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  5. 前記第1の通信装置が他の中継装置の場合、前記他の中継装置から、前記他の中継装置において記憶されている接続情報である第1の接続情報を取得する接続情報取得部と、
    前記記憶部に記憶可能な前記接続情報である第2の接続情報が記憶されておらず、前記記憶部が前記第1の通信装置について、前記機種識別情報、前記先頭アドレス、および前記メモリサイズの情報を含むネットワーク情報を記憶している場合、前記ネットワーク情報と前記第1の接続情報とを用いて前記第2の接続情報を生成し、生成した前記第2の接続情報を前記記憶部に記憶させる接続情報生成部と、
    前記第1の下位階層ネットワークより上位にある上位階層ネットワークを通じて上位側に接続される第3の通信装置から前記第2の接続情報の読出し要求があった場合、前記記憶部に記憶されている前記第2の接続情報を前記第3の通信装置に送信する接続情報応答部と、
    を備え、
    前記接続情報応答部は、前記記憶部に前記第2の接続情報が記憶されていない場合、前記接続情報生成部に対して前記第2の接続情報の生成を指示し、
    前記接続情報応答部から指示を受けた前記接続情報生成部は、前記接続情報取得部に対して前記第1の接続情報の取得を指示する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
  6. 前記接続情報生成部は、前記第2の接続情報を生成する際、前記第1の接続情報および前記ネットワーク情報の両方に含まれる前記第1の通信装置について、前記先頭アドレスおよび前記メモリサイズの情報を用いて、割り付けられた前記メモリ領域が一致しているか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の中継装置。
  7. 前記先頭アドレスを宛先とする信号を受信した場合、前記記憶部に記憶されている接続情報または第2の接続情報に基づいて、前記信号の宛先の通信装置または前記信号を中継する中継装置を特定し、特定した宛先の通信装置または中継装置に前記信号を送信する中継部、
    を備えることを特徴とする請求項4から6のいずれか1つに記載の中継装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の中継装置とともに通信システムを構成する通信装置であるマスタ局と接続する表示装置であって、
    最上層のネットワークに接続されている前記中継装置から前記マスタ局を介して接続情報を取得する接続情報取得部と、
    前記接続情報に記載されている各通信装置の情報の配列から各通信装置のネットワークの階層を特定し、各通信装置が接続されているネットワークの階層を区別して前記通信システムのネットワーク構成を表示する制御を行う表示制御部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  9. 前記表示制御部は、規定された通信装置について、他の通信装置と異なる表示方法によって表示する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記表示制御部は、他の通信装置との接続方法が限定された通信装置について、前記他の通信装置への接続線を含むアイコンのデータを備え、前記接続方法が限定された通信装置を表示する際は前記接続線を含むアイコンの単位で表示を行う、
    ことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 階層化された複数のネットワークのうち2つのネットワークと接続し、前記2つのネットワークのうち下位にある第1の下位階層ネットワークの直下に第1の通信装置と接続される中継装置の接続情報送信方法であって、
    前記中継装置が、
    前記第1の下位階層ネットワークより下位にある第2の下位階層ネットワークを通じて下位側に接続された第2の通信装置と、前記第1の通信装置それぞれの機種識別情報、および、前記第2の通信装置の接続台数または前記第1の通信装置および前記第2の通信装置に割り当てられたメモリ領域の情報を含み、各通信装置が接続されるネットワークの階層を特定可能な形式で配列された接続情報を記憶する記憶部、
    を備える場合に、
    接続情報取得部が、前記第1の通信装置が他の中継装置の場合、前記他の中継装置から、前記他の中継装置において記憶されている接続情報である第1の接続情報を取得する取得ステップと、
    接続情報生成部が、前記記憶部に記憶可能な前記接続情報である第2の接続情報が前記記憶部に記憶されておらず、前記記憶部が前記第1の通信装置について、前記機種識別情報および前記メモリ領域の情報を含むネットワーク情報を記憶している場合、前記ネットワーク情報と前記第1の接続情報とを用いて前記第2の接続情報を生成し、生成した前記第2の接続情報を前記記憶部に記憶させる生成ステップと、
    接続情報応答部が、前記第2の下位階層ネットワークより上位にある上位階層ネットワークを通じて上位側に接続される第3の通信装置から前記第2の接続情報の読出し要求があった場合、前記記憶部に記憶されている前記第2の接続情報を、前記第3の通信装置に送信する応答ステップと、
    を含むことを特徴とする接続情報送信方法。
  12. 接続情報取得部が、最上層のネットワークに接続されている中継装置から通信装置であるマスタ局を介して、請求項11に記載の接続情報送信方法によって送信された第2の接続情報を取得する取得ステップと、
    表示制御部が、前記第2の接続情報に記載されている各通信装置の情報の配列から各通信装置のネットワークの階層を特定し、各通信装置が接続されているネットワークの階層を区別して、前記中継装置および前記マスタ局を含む通信システムのネットワーク構成を表示する制御を行う表示ステップと、
    を含むことを特徴とするネットワーク構成表示方法。
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