JP6385220B2 - 二重荷重経路構造を有するスイング翼端システム、アセンブリ、及び方法 - Google Patents

二重荷重経路構造を有するスイング翼端システム、アセンブリ、及び方法 Download PDF

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Description

本発明は概して飛行体の翼システム、アセンブリ及び方法に関し、より具体的には航空機などの飛行体の二重荷重経路構造を有する翼端システム、アセンブリ、及び方法に関するものである。
燃料効率を向上させる構成を有する航空機の設計は、燃料コストが上がるにつれ、重要な検討事項である。航空機の翼長の増加又は拡大を利用して、航空機の性能、例えば揚抗比効率性能を上げることができ、これにより燃料効率を上げることができる。したがって、翼長が長い航空機は、翼長が短い航空機よりも性能効率が高い可能性がある。
しかしながら、航空機の性能を向上させるために航空機の翼長を増加させる又は拡大することにより、空港ゲート、誘導路、滑走路、又は他の基礎構造に対してサイズ制限を有する空港における航空機の使用が制限されうる、又は阻止されうる。一世代の航空機のために構築された空港ゲート、誘導路、滑走路、及び他の基礎構造を有する空港は、翼長が増加した後世代の航空機に適応するには小さすぎる可能性がある。例えば、上記空港の空港ゲート、又は空港誘導路及び滑走路又は他の基礎構造においては、翼長の長さ、すなわち端から端までの翼長が213フィート以下の航空機に限られうる。翼長が増加した航空機が空港ゲートにおいて、又は空港誘導路及び滑走路上で移動し作動することができるように、上記サイズ制限を有する空港の空港ゲート、誘導路、滑走路及び他の基礎構造を修正しなければならない。しかしながら、上記空港のゲート、誘導路、及び滑走路を含む基礎構造の修正又は再構成には高い費用と時間がかかりうる。
航空機の設計検討事項としての燃料効率の改善に加えて、航空機の翼などの主要載荷部材のフェイルセーフ荷重経路を提供することもまた重要な設計検討事項であり得る。本明細書で使用される「フェイルセーフ」とは、例えば荷重を運ぶための一荷重経路が故障した際に二次荷重経路が荷重を運ぶように構成される余剰荷重経路等の余剰特性を有する構造、システム、アセンブリ及び/又は方法を意味する。折りたたんで翼長が短縮し、広がって翼長が拡大する翼端システムを有する既知の航空機の翼構造が存在する。しかしながら、上記既知の翼構造には単一の荷重経路しかない場合がある。
このため、フェイルセーフ荷重経路、例えば二重荷重経路を有する翼構造を有し、また航空機の翼長に対してサイズ制限のある空港での作動を可能にするために、翼端を折りたたんで航空機の翼長を縮小し、また拡大する翼構造も有する航空機を提供することが望ましい。
したがって、当技術分野において、既知の翼端システム、アセンブリ、及び方法よりも利点を提供する改善された翼端システム、アセンブリ、及び方法が必要である。
この改善された翼端システム、アセンブリ及び方法に対する必要が満たされる。以下の詳細説明に記載するように、改善された翼端システム、アセンブリ及び方法の実施形態は既存の翼端システム、アセンブリ及び方法に対して有意な利点をもたらしうる。
本発明のある実施形態では、飛行体のスイング翼端システムが提供される。スイング翼端システムはスイング翼端アセンブリからなる。スイング翼端アセンブリは、飛行体の翼の固定翼部に移動可能に接続された非固定翼端部からなる。
スイング翼端アセンブリはさらに、非固定翼端部から固定翼部へ荷重を移動させるように構成された二重荷重経路構造を備える。二重荷重経路構造は、二重翼板プレートと、二重翼板プレート間で連結し、非固定翼端部を固定翼端部に回転可能に連結させるように構成されている回転接合部を備える。回転接合部は、中央回転軸を有する二重回転ピン要素と、中央回転軸周囲で回転するように構成された二重回転要素を備える。
スイング翼端システムはさらに、回転接合部に操作可能に連結し、回転接合部を作動させるアクチュエータアセンブリを備える、これにより、選択された操作条件において中央回転軸周囲で固定翼部に対して非固定翼端部が回転することが可能になる。スイング翼端システムはさらに、回転接合部の作動、及び非固定翼端部の回転を制御するためにアクチュエータアセンブリに操作可能に連結したコントローラシステムを備える。
本発明の別の実施形態では、一以上の翼のフェイルセーフ荷重経路を有する航空機が提供されている。航空機は、少なくとも一つの胴体と、スイング翼端アセンブリを有する少なくとも一つの翼を備える。スイング翼端アセンブリは、一以上の翼の固定翼部に移動可能に接続される非固定翼端部を備える。
スイング翼端アセンブリはさらに、一以上の翼に対してフェイルセーフ荷重経路を提供し、非固定翼端部から固定翼部へ荷重を移動させるように構成された二重荷重経路構造を備える。二重荷重経路構造は、上方翼板と下方翼板を備える二重翼板プレートを備える。各翼板は翼板に取り付けられたプレート部を有する。
二重荷重経路構造はさらに、二重翼板プレート間に連結され、非固定翼端部を固定翼部に回転可能に連結するように構成された回転接合部を備える。回転接合部は、中央回転軸を有する二重回転ピン要素と、中央回転軸周囲で回転するように構成された二重回転要素を備える。二重荷重経路構造はさらに、二重翼板プレート間に連結された二重チャネルセグメントを備える。
一以上の翼はさらに、回転接合部に操作可能に連結し、回転接合部を作動させるアクチュエータアセンブリを備え、これにより、選択された操作条件において中央回転軸周囲で固定翼部に対して非固定翼端部が回転することが可能になる。一以上の翼はさらに、アクチュエータアセンブリに操作可能に連結され、回転接合部の作動と、非固定翼端部の回転を制御するコントローラシステムを備える。一以上の翼はさらに、固定翼部と非固定翼端部との間のヒンジ線近くに位置決めされ、非固定翼端部の回転に応じて露出し作動するように操作可能であるナビゲーション要素を備える。
本発明の別の実施形態では、飛行体の翼に対してフェイルセーフ荷重経路を提供する方法が提供されている。本方法は、飛行体の翼にスイング翼端アセンブリを操作可能に連結させるステップを含む。スイング翼端アセンブリは、翼の固定翼部に移動可能に接続された非固定翼端部と、二重荷重経路構造を備える。二重荷重経路構造は、二重翼板プレートと、二重翼板プレート間に連結された回転接合部とを備える。回転接合部は、中央回転軸を有する二重回転ピン要素と、中央回転軸周囲で回転するように構成された二重回転要素を備える。本方法はまた、回転接合部にアクチュエータアセンブリを操作可能に連結させるステップも含むことができる。本方法はさらに、コントローラシステムをアクチュエータアセンブリに操作可能に連結させて、アクチュエータアセンブリを制御して回転接合部を作動させるステップを含む。本方法はまた、二重荷重経路構造を介して、非固定翼端部から固定翼部へ荷重を移動させて、翼のフェイルセーフ荷重経路を提供するステップも含むことができる。
本発明は、飛行体のスイング翼端システムを含むことができ、このシステムは、飛行体の翼の固定翼部に移動可能に接続された非固定翼端部を備えるスイング翼端アセンブリと、非固定翼端部から固定翼部に荷重を移動させるように構成された二重荷重経路構造とを含みうる。二重荷重経路構造には、二重翼板プレートと、二重翼板プレート間に連結され、非固定翼端部を固定翼部に回転可能に連結させるように構成された回転接合部とが含まれうる。回転接合部には、中央回転軸を有する二重回転ピン要素と、中央回転軸周囲で回転するように構成された二重回転要素と、回転接合部に操作可能に連結し、回転接合部を作動させて、固定翼部に対する非固定翼端部の、選択された操作条件における中央回転軸周囲での回転を可能にするアクチュエータアセンブリと、アクチュエータアセンブリに操作可能に連結し、回転接合部の作動と非固定翼端部の回転を制御するコントローラシステムが含まれうる。このシステムには、固定翼部と非固定翼端部との間のヒンジ線近くに位置決めされ、非固定翼端部の回転に応じて露出し作動するように操作可能なナビゲーション要素も含まれうる。スイング翼端アセンブリには、非固定翼端部の後縁近くに位置決めされ、非固定翼端部が回転する前に移動するように構成された移動パネルも含まれうる。二重荷重経路構造はさらに、二重翼板プレート間に連結された二重チャネルセグメントを含むことができる。二重翼板プレートは、上方翼板と下方翼板を含むことができ、各翼板は翼板に取り付けられたプレート部を有する。二重回転ピン要素は、ディスクピン、ピボットピン、及びプレートピンのうちの一つを備える。二重回転要素には、ラグ要素、回転調整要素、及び回転プレート要素のうちの一つが含まれうる。アクチュエータアセンブリには、回転電気アクチュエータアセンブリ、線形液圧アクチュエータアセンブリ、及びボールねじ式アクチュエータアセンブリのうちの一つが含まれうる。アクチュエータアセンブリにはアクチュエータ要素とロック要素が含まれる場合があり、ロック要素は、アクチュエータ要素が回転接合部を作動させた時に、非固定翼端部を固定翼部に対して回転位置にロックするように構成される。選択された操作条件により、折れていない飛行位置、後方に折れている地上位置、及び前方に折れている飛行位置のうちの一つを含む非固定翼端部の位置が提供されうる。
本発明は、一以上の翼のフェイルセーフ荷重経路を有する航空機を含むことができ、航空機には少なくとも一つの胴体と、一以上の翼の固定翼部に移動可能に接続された非固定翼端部を含みうるスイング翼端アセンブリを有する一以上の翼と、一以上の翼にフェイルセーフ荷重経路を提供して、非固定翼端部から固定翼部へ荷重を移動させるように構成された二重荷重経路構造であって、各々翼板に取り付けられたプレート部を有する上方翼板と下方翼板とを備える二重翼板プレートを備える二重荷重経路構造と、二重翼板プレート間に連結し、非固定翼端部を固定翼部に回転可能に連結させるように構成された回転接合部であって、中央回転軸を有する二重回転ピン要素と、中央回転軸周囲で回転するように構成された二重回転要素とを備える回転接合部と、二重翼板プレート間に連結された二重チャネルセグメントと、回転接合部に操作可能に連結し、回転接合部を作動させて、選択された操作条件で中央回転軸周囲において固定翼部に対する非固定翼端部の回転を可能にするアクチュエータアセンブリと、アクチュエータアセンブリに操作可能に連結し、回転接合部の作動と非固定翼端部の回転を制御するコントローラシステムと、固定翼部と非固定翼端部との間のヒンジ線近くに位置決めされ、非固定翼端部の回転に応じて露出し作動するように操作可能なナビゲーション要素とが含まれうる。航空機は、長さが縮小して、縮小した翼長を提供し、これにより、拡大した翼長を有する航空機の地上での操作が妨げられる空港において、航空機の地上での操作が可能になるように構成された翼長を有しうる。選択された操作条件により、折れていない飛行位置、後方に折れている地上位置、及び前方に折れている飛行位置のうちの一つを含む非固定翼端部の位置が提供される。スイング翼端アセンブリには、非固定翼端部の後縁近くに位置決めされ、非固定翼端部が回転する前に移動するように構成された移動パネルも含まれうる。
本発明は、飛行体の翼にフェイルセーフ荷重経路を提供する方法を含むことができる。本方法は、翼の固定翼部に移動可能に接続された非固定翼端部と、二重翼板プレートと、二重翼板プレート間で連結され、中央回転軸と中央回転軸周囲で回転するように構成された二重回転要素とを有する二重回転ピン要素を含む回転接合部とを備える二重荷重経路構造とを備えるスイング翼端アセンブリを飛行体の翼に操作可能に連結させるステップと、アクチュエータアセンブリを操作可能に回転接合部に連結させるステップと、コントローラシステムをアクチュエータアセンブリに操作可能に連結させて、アクチュエータアセンブリを制御して回転接合部を作動させるステップと、二重荷重経路構造を介して非固定翼端部から固定翼部へ荷重を移動させて翼に対しフェイルセーフ荷重経路を提供するステップとを含みうる。本方法はまた、選択された操作条件において中央回転軸周囲で固定翼部に対して非固定翼端部を回転させるステップも含みうる。選択された操作条件において非固定翼端部を回転させるステップには、非固定翼端部を回転させて、後方に折れている地上位置を提供することも含まれうる。選択された操作条件において非固定翼端部を回転させるステップには、非固定翼端部を回転させて前方に折れている飛行位置を提供することも含まれうる。本方法には、非固定翼端部の回転に応じて露出し作動させるために、固定翼部と非固定翼端部との間のヒンジ線近くでナビゲーション要素を操作可能に連結させることも含まれうる。本方法には、非固定翼端部が回転する前に、非固定翼端部の後縁近くに位置決めされた移動パネルを移動させるステップも含まれうる。本方法には、非固定翼端部を回転させずに維持して、折りたたまれていない飛行位置を提供するステップも含まれうる。
既に説明した特徴、機能及び利点は、本発明の様々な実施形態で独立に実現することが可能であるか、以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細が理解されうる、さらに別の実施形態で組み合わせることが可能である。
本発明は、本発明の広がり、範囲、規模、又は適用性を制限することなく、本発明を理解しやすくするために提供されて好適且つ例示的な実施形態を示す添付図面と併せて、以下の詳細な説明を参照することでよりよく理解されるが、これらの図面は必ずしも正確な縮尺で描かれているわけではない。
本発明のスイング翼端システムの実例となる実施形態を組み込む飛行体の斜視図である。 航空機の製造及び保守方法を示すフロー図である。 航空機の例示的なブロック図である。 本発明の一以上の実施形態によるスイング翼端システム及びスイング翼端アセンブリのブロック図である。 本発明によるスイング翼端システムの一以上の実施形態で使用可能なアクチュエータアセンブリとコントローラシステムのブロック図である。 本発明によるスイング翼端システム及びスイング翼端アセンブリの一実施形態を有する折れていない飛行位置にある翼の切断上面図である。 図4Aの線4B−4Bに沿って切り取った断面図を示す。 図4Aの線4C−4Cに沿って切り取った断面図を示す。 折れていない飛行位置から前方に折れている飛行位置への前部回転を示す図4Aの翼の切断上面図である。 後方に折れている地上位置にある図4Aの翼の切断上面図である。 本発明によるスイング翼端システムとスイング翼端アセンブリの別の実施形態を有する折れていない飛行位置にある翼の切断上面図である。 図5Aの線5B−5Bに沿って切り取った断面図を示す。 図5Bの円5Cの拡大図である。 図5Aの線5D−5Dに沿って切り取った拡大断面図である。 図5Aの線5E−5Eに沿って切り取った拡大断面図である。 前方に折れている地上位置にある図5Aの翼の切断上面図である。 本発明によるスイング翼端システムとスイング翼端アセンブリのさらに別の実施形態を有する折れていない飛行位置にある翼の切断上面図である。 折れていない飛行位置から前方に折れている位置へ遷移している翼を示す図6Aの翼の切断上面図である。 折れていない飛行位置から前方に折れている地上位置への翼の前部回転を示す図6Aの翼の切断上面図である。 前方に折れている翼を示す図6Aの翼の切断上面斜視図である。 図7Aの回転接合部の一実施形態の拡大切断上面斜視図である。 回転接合部の上の上部プレートを示す図7Bの回転接合部の拡大上面斜視図である。 本発明の方法の例示的な実施形態のフロー図である。
以降、添付図面を参照して本発明の実施形態についてさらに詳細に説明するが、添付図面には開示されるすべての実施形態が示されているわけではない。実際には、複数の異なる実施形態が提供可能であり、これらの実施形態は、本明細書で説明される実施形態に限定されるものではない。そうではなく、これらの実施形態は、この開示内容が徹底的且つ完全であるように、当業者に本発明の範囲が十分に伝わるように提示されている。
図面をここで参照する。図1は、本発明のスイング翼端システム80の一実施形態を組み込む飛行体10の斜視図である。図1に示すように、航空機11の形態などの飛行体10は、胴体12、エンジン14、水平安定板16aと垂直安定板16bを有する尾部16、スイング翼18aの形態などの翼18、及びスイング翼端20aの形態などの翼端20を備える。図1にさらに示すように、飛行体10は翼端20間の間隔にわたる翼長21を有する。図1にさらに示すように、スイング翼18aの形態などの各翼18は、前縁22a、後縁22b、およびスラット24、エルロン26、及びフラップ28などの操縦翼面を備えうる。操縦翼面は、例えば非限定的に、昇降だ、スポイラ、エレボン、又はその他の操縦翼面をさらに備えうる。
図1に示す航空機11などの飛行体10は一般に、スイング翼端システム80の一以上の実施形態を有する一以上の翼18を有する民間旅客機を表したものであるが、本発明の実施形態の教示内容は、他の旅客機、貨物航空機、軍用機、回転翼航空機、及び一以上の翼を有する他の種類の航空機、又は飛行体に適用することができる。
図2は、航空機の製造及び保守方法30を示すフロー図である。図3は、航空機50の例示的なブロック図である。図2及び3に示すように、本発明の実施形態は、図2に示す航空機の製造及び保守方法30、及び図3に示す航空機50に照らし説明することができる。製造前の段階では、航空機の製造及び保守方法30は、航空機50の仕様及び設計32及び材料の調達34を含みうる。製造段階では、航空機50の構成要素及びサブアセンブリの製造36と、システム統合38とが行われる。その後、航空機50は認可及び納品40を経て運航42される。顧客により運航42される間に、航空機50は定期的な整備及び保守44(改造、再構成、改修、及び他の適切な保守も含みうる)を受ける。
航空機の製造及び保守方法30の各プロセスは、システムインテグレーター、第三者、及び/又はオペレーター(例えば顧客)によって実施又は実行され得る。本明細書の目的のために、システムインテグレーターは、限定しないが、任意の数の航空機メーカー、及び主要システムの下請業者を含むことができ、第三者は、限定しないが、任意の数のベンダー、下請業者、及び供給業者を含むことができ、オペレータは、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス機関、及び他の適切なオペレータを含むことができる。
図3に示すように、航空機の製造及び保守方法30によって製造された航空機50は、複数のシステム54及び内装56を有する機体52を含みうる。高レベルのシステム54の例には、推進システム58、電気システム60、油圧システム62、及び環境システム64のうちの一又は複数が含まれる。任意の数の他のシステムが含まれることもある。航空宇宙産業の例を示したが、本発明の原理は、自動車産業などの他の産業にも適用し得る。
本明細書に具現化された方法とシステムは、航空機の製造及び保守方法30の一又は複数の任意の段階で採用することができる。例えば、構成要素及びサブアセンブリの製造36に対応する構成要素又はサブアセンブリは、航空機50の運航中に製造される構成要素又はサブアセンブリと同様の方法で作製又は製造されうる。また、一又は複数の装置の実施形態、方法の実施形態、又はこれらの組み合わせは、例えば、航空機50の組立てを実質的に効率化するか、又は航空機50のコストを削減することにより、構成要素及びサブアセンブリの製造36及びシステム統合38の段階で利用することができる。同様に、装置の実施形態、方法の実施形態、或いはそれらの組み合わせのうちの一又は複数を、航空機50の運航中に、例えば限定しないが、整備及び保守44に利用することができる。
本発明の一実施形態では、飛行体10(図1、3A参照)のスイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)が提供される。スイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)は、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)を備える。図3Aは、本発明の一以上の実施形態によるスイング翼端システム80及びスイング翼端アセンブリ82のブロック図である。
図3Aに示すように、スイング翼端システム80は、スイング翼端アセンブリ82、アクチュエータアセンブリ98、及びコントローラシステム150を備える。図3Bは、本発明によるスイング翼端システム80の一以上の実施形態において使用されうるアクチュエータアセンブリ98とコントローラシステム150のブロック図である。
図3Aにさらに示すように、スイング翼端アセンブリ82は、固定翼部78、非固定翼端部76、及び二重荷重経路構造83を備える。非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)は、航空機11(図1、3A参照)等の飛行体10(図1、3A参照)の翼18(図3A、4A、5A、6A参照)の固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に移動可能に接続されることが好ましい。
二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)は、非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)から固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)へ荷重を移動させるように構成されることが好ましい。荷重は、飛行体10(図1、3A参照)の翼18(図1、3A、4A、5A、6A参照)等の主要載荷部材にフェイルセーフ荷重経路160(図3A参照)を提供するために、二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)を介して非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)から固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)へ移動させることが好ましい。上述した「フェイルセーフ」とは、例えば荷重を支持するための一荷重経路が故障した際に二次荷重経路が荷重を支持するように構成される余剰荷重経路等の余剰特性を有する構造、システム、アセンブリ及び/又は方法を意味する。二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)により、一方が故障した際に他方の経路が荷重を支持するフェイルセーフの方法で荷重を支持するための2つの個別の荷重支持経路が提供される。
図3Aは、二重翼板プレート104と回転接合部84を備える二重荷重経路構造83を示す。回転接合部84(図4A、5A、6Aも参照)は、二重翼板プレート104(図4B、5B、7Aも参照)間に連結されることが好ましい。二重翼板プレート104(図4B、5B、7A参照)は、上方翼板106a(図3A、4B、5B、7A参照)と下方翼板106b(図3A、4B、5B、7A参照)等の翼板106(図3A、4B、5B、7A参照)を備えることが好ましい。各翼板106(図3A、4B、5B、7A参照)は、翼板106(図3A、4B、5B参照)に取り付けられたプレート部108(図3A、4B、5B参照)を有することが好ましい。プレート部108(図3A、4B、5B参照)は、チタンプレート部108a(図3A、4B、5B参照)であることが好ましい。しかしながら、別の適切な頑丈な金属又は硬質の材料をプレート部に使用することができる。
上方翼板106a及び下方翼板106bは、前方翼スパー70a(図3A、4A、5A、6A参照)及び後方翼スパー70b(図3A、4A、5A、6A参照)等の翼部材70(図3A、4A、5A、6A参照)、及び固定翼リブ68a(図5F参照)等の翼リブ68(図3A、4A、5F参照)に機械的に取り付け、又は接着させて、翼板106の強度と安定性を改善することができる。
図3Aにさらに示すように、回転接合部84は、二重回転要素86と二重回転ピン要素88とを備える。回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)は、非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に回転可能に連結させるように構成されることが好ましい。回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)は、中央回転軸90(図3A、4B、5B、6A参照)及び中央回転軸90(図3A、4B、5B、6A参照)周囲で回転するように構成される二重回転要素86(図3A、4A、5A、6A参照)を有する二重回転ピン要素88(図3A、4A、5A、6A参照)を備えることが好ましい。
二重回転ピン要素88(図3A、4A、5A、6A参照)は、例えば非限定的に、ディスクピン88a(図3A、4A参照)、ピボットピン88b(図3A、5A参照)、プレートピン88c(図3A、6A参照)、又は別の適切な回転又はピボットピン又は要素のうちの一つを備えることが好ましい。
二重回転要素86(図3A、4A、5A、6A参照)は、例えば非限定的に、第1ラグ要素86a(図3A、4A参照)及び第2ラグ要素86b(図3A、4A参照)、回転調整要素86c(図3A、5A参照)、回転プレート要素86d(図3A、6A参照)、又は別の適切な回転要素等のラグ要素のうちの一つを備えることが好ましい。
二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)はさらに、二重翼板プレート104(図4B〜4C)間に連結された二重チャネルセグメント94(図4B〜4C)を備えうる。図4B〜4Cに示すように、二重チャネルセグメント94は、第1二重チャネルセグメント94aと第2二重チャネルセグメント94bを備えうる。二重荷重経路構造83(図3A参照)はさらに、追加の適切な余剰構造を備えうる。
図3Aに示すように、スイング翼端システム80はさらに、ナビゲーション要素102を備えうる。ナビゲーション要素102は、格納式ナビゲーションライト102a(図4Dも参照)、又は空港の滑走路又は誘導路上等で飛行体10(図1参照)のナビゲーション及び誘導を促進する別の適切なナビゲーション又は位置決め要素を備えうる。
図3A〜3Bに示すように、スイング翼端システム80(図4A、5A、6Aも参照)はさらに、回転接合部84(図4A、5A、6Aも参照)を作動させるために回転接合部84(図4A、5A、6Aも参照)に操作可能に連結されるアクチュエータアセンブリ98(図4A、5A、6Aも参照)を備える。これにより、選択された操作条件131(図3A参照)において中央回転軸90(図4B、5B、6Aも参照)を中心とした非固定翼端部76(図4A、5A、6Aも参照)の固定翼部78(図4A、5A、6Aも参照)に対する回転が可能になる。選択された操作条件131(図3A参照)により、折れていない飛行位置132(図4A、5A、6A参照)、後方に折れている地上位置136(図4E、5F、6C参照)の回転位置162(図3A参照)、前方に折れている飛行位置134(図4D参照)の回転位置162(図3A参照)、又は別の適切な選択された操作条件131のうちの一つを含む非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6Aも参照)の位置が提供されうる。
回転接合部84(図4A、5A、6A参照)を使用して翼長21(図1参照)を増加させることによって、翼18(図4A、5A、6A参照)の非固定翼端部76(図4A、5A、6A参照)が折れていない飛行位置132(図4A、5A、6A参照)にあり、高速に対して最適化されている、又は誘導路又は滑走路の移動中、又はゲート駐機操作中に後方に折れている地上位置136(図4E、5F参照)にあるか否かにかかわらず、構造的完全性が得られる。一実施形態では、図4Dに示し、下にさらに詳しく説明するように、翼18の非固定翼端部76も回転する、又は低速飛行条件に対して最適化された位置である前方に折れている離陸及び上昇位置134a等の前方に折れている飛行位置134において前方に折ることができる。
翼18(図3A、4A、5A、6A参照)の非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)は、回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)によって、複数の位置を通して固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)から展開させることができる。位置は、延在し、高速であることが好ましく、中間位置から回転又は展開位置へ動くことができる折れていない飛行位置132(図4A、5A、6A参照)において非固定翼端部76(図4A、5A、6A参照)を位置決めすることを含むことができる。回転位置又は展開位置は、例えば非限定的に、低速の前方に折れている飛行位置134(図4D参照)において、空港の滑走路及び誘導路上、及びゲート駐機操作中の低速における後方に折れている地上位置136(図4E、5F参照)において、又は他の展開位置において非固定翼端部76(図4A、5A、6A参照)を位置決めすることを含むことができる。
図3Bに示すように、アクチュエータアセンブリ98は、例えば非限定的に、回転電気アクチュエータアセンブリ98a、線形液圧アクチュエータアセンブリ98b、ボールねじ式アクチュエータアセンブリ98c、又は別の適切なアクチュエータアセンブリのうちの一つを備えうる。図3Bに示すように、アクチュエータアセンブリ98は、アクチュエータ要素100及びロック要素118を備えることが好ましい。図3Bに示すように、アクチュエータ要素100は例えば非限定的に、回転電気アクチュエータ100a、線形液圧アクチュエータ100b、ボールねじ式アクチュエータ100c、又は別の適切なアクチュエータが含まれうる。
図3Bにさらに示すように、ロック要素118は例えば非限定的に、ラックアンドピニオン要素118a、ラッチ液圧ピンロック要素118b、ボールねじ式ロック要素118c、又は別の適切なロック要素を含みうる。ロック要素118(図3B参照)は、アクチュエータ要素100(図3B参照)が回転接合部84(図3A参照)を作動させた時に、非固定翼端部76(図3A参照)を固定翼部78(図3A参照)に対して回転位置162(図3A参照)にロックするように構成されることが好ましい。前方に折れている飛行位置134(図4D参照)又は後方に折れている地上位置136(図4E参照)等の回転位置162(図3A参照)において、ロック要素118(図4D、4E参照)は、回転接合部84(図4D、4E参照)と連結させて、非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を適所に固定することができる。
アクチュエータ要素100(図3A、4A、5A、6A参照)は、中央回転軸90((図3A、4B、5B、6A参照)の周囲で、固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に対して非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を回転させるために、回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)を作動させる作動コマンドに応答して、回転運動を生じさせるように構成されることが好ましい。
図3Aに示すように、スイング翼端システム80はさらに、アクチュエータアセンブリ98に操作可能に連結して、アクチュエータアセンブリ98を制御して回転接合部84を作動させ、様々な操作条件131に従って非固定翼端部76の回転を制御するコントローラシステム150を備える。作動中、コントローラシステム150(図3A〜3B参照)は、アクチュエータ要素100(図3B参照)から作動コマンドを回転接合部84(図3A参照)へ送ることによって回転接合部84(図3A参照)を制御することができ、これにより、作動コマンドに応答して、スイング翼端アセンブリ82(図3A参照)の非固定翼端部76(図3A参照)がスイングする/回転する。
操作条件131(図3B参照)は、例えば限定しないが、飛行条件、地上操作、又は他の条件を含みうる。飛行条件は、例えば限定しないが、離陸、巡航、進入、着陸、又は他の飛行条件を含みうる。地上操作は、例えば限定しないが、着陸後のエアブレーキ、地上走行、駐機、又は他の地上操作を含みうる。コントローラシステム150(図3B参照)は、配線(図示せず)等の接続要素を介して回転接合部84(図3A参照)に直接連結させることができる、又はコントローラシステム150(図3B参照)は、回転接合部84(図3A参照)から離れたところに位置づけして無線で連結させることができる。
図3Bに示すように、コントローラシステム150は、例えば非限定的に、電源152、プロセッサデバイス154、データ記憶デバイス156、及びソフトウェア158を含みうる。コントローラシステム150(図3B参照)は、例えば非限定的に、航空機システムのパーツ、コントローラシステム150、航空機の中央プロセッサ、又は別の適切なプロセッサのハードウェア、及び/又はソフトウェアを含むサブシステムプロセッサとして実装可能である。
プロセッサデバイス154(図3B参照)は、例えば非限定的に、コンピュータ154a(図3B参照)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、又は別の適切なプロセッサデバイスを含みうる。プロセッサデバイス154(図3B参照)は、データを記憶し、コントローラシステム150(図3B参照)へ供給するメモリを有することが好ましい。データは、例えば飛行設定データ、操作条件131(図3B参照)、非固定翼端部76(図3A参照)の回転位置162(図3A参照)、又はデータ記憶デバイス156(図3B参照)に記憶されうる他のデータである。データ記憶デバイス156(図3B参照)は、ハードディスク、光ディスク、ランダムアクセス記憶デバイス、又は他の適切な既知のデータ記憶デバイスを含みうる。
図4Aは、スイング翼端20aの形態等の翼端20を有するスイング翼18aの形態等の翼18の切断上面図である。さらに具体的には、図4Aは、一実施形態にしたがって図示されたスイング翼端システム80の選択された内部構成要素の、翼板を切り離した上面図である。
図4Aに示すように、翼18は、例えば折れていない巡航位置132a等の折れていない飛行位置132にあり、前縁22aと後縁22bとを有する。例えば折れていない巡航位置132a等の折れていない飛行位置132では、翼18は高速性能に対して最適化されていることが好ましい。図4Aにさらに示すように、翼18は、本発明による、スイング翼端システム80a等のスイング翼端システム80の一実施形態と、スイング翼端アセンブリ82a等のスイング翼端アセンブリ82の一実施形態を有する。
図4Aに示すように、スイング翼端アセンブリ82a等のスイング翼端アセンブリ82は、回転接合部84を介して固定翼部78に移動可能に接続され、ヒンジ線74において分離している非固定翼端部76を備える。非固定翼端部76は、折れていない飛行位置132において固定翼部78と一致し、高速飛行条件において回転しないように維持されうる。
非固定翼端部76(図4A参照)には、一以上の翼端スパー71a(図4A参照)等の一以上の翼端部材71(図4A参照)が含まれうる。固定翼部78(図4A参照)は、機内方向から機外方向へ延在し、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70b(図4A参照)、一以上の翼リブ68(図4A参照)、スラット24(図4A参照)、エルロン26(図4A参照)、又は他の適切な構造等の翼部材70(図4A参照)を有する主翼ボックス(図4A参照)を備えうる。
図4Aに示すこのスイング翼端アセンブリ82の実施形態では、回転接合部84aの形態等の回転接合部84は、中央回転軸90を有するディスクピン88aの形態の二重回転ピン要素88を備え、第1ラグ要素86a及び第2ラグ要素86bの形態等の二重回転要素86を備える。第1ラグ要素86a及び第2ラグ要素86bは、中央回転軸90の周囲を回転するように構成される。
図4Aに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、アクチュエータアセンブリ98は、アクチュエータ要素100とロック要素118とを有する回転電気アクチュエータアセンブリ98aを備える。ロック要素118は、回転接合部84(図4A参照)がアクチュエータ要素100(図4A参照)によって作動し回転した後で、回転接合部84(図4A参照)を適所にロックし、これにより非固定翼端部76(図4A参照)を適所にロックするためのラックアンドピニオン要素118a(図4A参照)を備えうる。あるいは、アクチュエータアセンブリ98、アクチュエータ要素100、及びロック要素118は、他の適切なアセンブリ又は要素を備えうる。
図4Aはさらに、回転接合部84の周辺を部分的に囲むせん断荷重経路72を示す。加えて、図4Aは、翼18内に収納されたナビゲーション要素102を示す。ナビゲーション要素102(図4A参照)は、固定翼部78(図4A参照)と非固定翼端部76(図4A参照)との間のヒンジ線74(図4A参照)近くに位置決めすることができる。ナビゲーション要素102(図4A参照)は、非固定翼端部76(図4A参照)の回転に応じて露出し、作動することができる。
図4Bは、図4Aの線4B−4Bに沿って切り取った断面図を示す。図4Bは、せん断荷重移動点73において、荷重を非固定翼端部76から固定翼部78へ移動させるように構成された二重荷重経路構造83を示す。このスイング翼端アセンブリ82(図4B参照)の実施形態のせん断荷重移動点73(図4B参照)において、回転接合部84(図4B参照)で、約200(二百)度のアーク長のせん断荷重移動容量が、非固定翼端部76(図4B参照)から固定翼部78(図4B参照)へ方向づけされうる。しかしながら、他の適切なアーク長のせん断荷重移動容量も得ることが可能である。
図4Bに示すように、二重荷重経路構造83は、二重翼板プレート104と回転接合部84とを備える。回転接合部84(図4B参照)は、二重翼板プレート104(図4B参照)間に連結されることが好ましい。図4Bにさらに示すように、二重翼板プレート104は、上方翼板106aと下方翼板106b等の翼板106を備えることが好ましい。図4Bにさらに示すように、各翼板106は、翼板106にそれぞれ取り付けられた、チタンプレート部108a、108bの形態等のプレート部108を有することが好ましい。しかしながら、別の適切な頑丈な金属又は硬質の材料をプレート部に使用することができる。
図4Bに示すスイング翼端アセンブリ82の回転接合部84の実施形態は、第1ラグ要素86aと第2ラグ要素86bの形態等の二重回転要素86を備える。図4Bにさらに示すように、回転接合部84は、中央垂直回転軸等の中央回転軸90を有するディスクピン88aの形態等の二重回転ピン要素88を備える。二重回転ピン要素88の直径110は図4Bに示されており、上記直径110は例えば、15(十五)インチ、又は別の適切な長さであってよい。図4Bに示すように、二重回転ピン要素88は、第1ラグ要素86aと第2ラグ要素86bに隣接することが好ましい。図4Bにさらに示すように、二重翼板プレート104は、ボルト92a等の取り付け要素92を介して二重回転ピン要素88に取り付けることができる。しかしながら、他の適切な取り付け要素92又は接着も使用可能である。
二重翼板プレート104(図4B参照)は、第1ラグ要素86aと第2ラグ要素86bを有する上方又は下方二重クレビスとして機能しうる。加えて、二重回転ピン要素88(図4B参照)を二重翼板プレート104(図4B参照)、すなわち二重クレビス間に位置決めすることで、回転接合部84(図4B参照)の実質的なねじり剛性を得ながらも、既知のウィングレットの置換性と同様な形で非固定翼端部76(図4B参照)の置換性を得ることができる。このため、アクセスができない、又はメンテナンスができないウィングレット又は翼構成と比べて、最小限のメンテナンスを行うことができる。
図4Bに示すように、二重荷重経路構造83はさらに、二重翼板プレート104間に連結された第1チャネルセグメント94aと第2チャネルセグメント94b等の二重チャネルセグメント94を備えうる。図4Bにさらに示すように、第1チャネルセグメント94aと第2チャネルセグメント94bは連続構成で示されており、主翼ボックスの二重チャネルセグメントであることが好ましい。図4Bにさらに示すように、第1ラグ要素86aと第1チャネルセグメント94aにより、さね継ぎ構成96が形成され、第2ラグ要素86bと第1チャネルセグメント94aにより、別のさね継ぎ構成96が形成される。
図4Cは、図4Aの線4C−4Cに沿って切り取った断面図を示す。図4Cは、非固定翼端部76から固定翼部78へ荷重を移動させるせん断荷重移動点73を示す。図4Cはさらに、上方翼板106aと下方翼板106b等の翼板106を備える二重翼板プレート104を示す。図4Cにさらに示すように、各翼板106は、翼板106にそれぞれ取り付けられたチタンプレート部108a、108bの形態等のプレート部108を有することが好ましい。
図4Cはさらに、中央垂直回転軸等の中央回転軸90を有する二重回転要素86と二重回転ピン要素88を備える回転接合部84を示す。図4Cには、二重回転ピン要素88の直径110が示されている。図4Cにさらに示すように、二重翼板プレート104は、ボルト92a等の取り付け要素92を介して二重回転ピン要素88に取り付けることができる。
図4Cにさらに示すように、第1チャネルセグメント94aと第2チャネルセグメント94b等の主翼ボックス66の二重チャネルセグメント94は、二重翼板プレート104間に連結される。図4Cにさらに示すように、第1チャネルセグメント94aと二重回転要素86により、さね継ぎ構成96が形成される。
図4Dは、図4Aのスイング翼18aの形態等の翼18の切断上面図である。図4Dは、折れていない巡航条件132a等の折れていない飛行位置132から、前方に折れている離陸及び上昇位置134a等の前方に折れている飛行位置134へ、スイング翼端20aの形態等の翼端20の前方回転を示す。前方に折れている飛行位置134では、翼18は低速性能に対して最適化されていることが好ましい。
非固定翼端部76において追加の翼長の長さ112(図4D参照)が示されている。上記追加の翼長の長さ112は、非固定翼端部76が離陸において折り畳まれている、又は30度前方に湾曲移動した時に離陸及び上昇性能を向上させるために8フィート以上であってよい。
図4Dに示すように、翼18はスイング翼端システム80a等のスイング翼端システム80の一実施形態と、スイング翼端アセンブリ82の一実施形態とを有する。図4Dにさらに示すように、翼18は、前縁22a、後縁22b、一以上の翼端スパー71a等の一以上の翼端部材71を有する非固定翼端部76、主翼ボックス66を有する固定翼部78、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70b等の翼部材70、一以上の翼リブ68、スラット24、及びエルロン26とを有する。
図4Dに示すように、ヒンジ線74は非固定翼端部76と固定翼部78との間で分離しており、回転接合部84の、第1ラグ要素86aと第2ラグ要素86bの形態等の二重回転要素86は、ディスクピン88aの形態の二重回転ピン要素88周囲で前方回転する。取り付け要素92(図4D参照)は、二重回転ピン要素88(図4D参照)に取り付けられているところが示されている。
図4Dはさらに、アクチュエータ要素100とロック要素118とを有するアクチュエータアセンブリ98を示し、格納式ナビゲーションライト102aの形態等のナビゲーション要素102を示す。図4Dはさらに、せん断荷重経路72を示す。
図4Eは、図4Aのスイング翼18aの形態等の翼18の切断上面図である。図4Eは、後方に折れている地上走行及び滑走の地上位置136a等の後方に折れている地上位置136において、スイング翼端20aの形態等の翼端20を示す。後方に折れている地上位置136では、翼18は低速性能に対して最適化されていることが好ましく、非固定翼端部76は、後部方向に約35度回転することができる。
図4Eに示すように、翼18は、スイング翼端システム80a等のスイング翼端システム80の一実施形態と、スイング翼端アセンブリ82の一実施形態を有する。図4Eにさらに示すように、翼18は、前縁22a、後縁22b、一以上の翼端スパー71a等の一以上の翼端部材71を有する非固定翼端部76、主翼ボックス66を有する固定翼部78、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70b等の翼部材70、一以上の翼リブ68、スラット24、及びエルロン26とを有する。
図4Eに示すように、ヒンジ線74は非固定翼端部76と固定翼部78との間で分離しており、回転接合部84の、第1ラグ要素86aと第2ラグ要素86bの形態等の二重回転要素86は、ディスクピン88aの形態等の二重回転ピン要素88周囲で後方回転する。
図4Eはさらに、アクチュエータ要素100とロック要素118とを有する、回転電気アクチュエータアセンブリ98aの形態等のアクチュエータアセンブリ98を示す。図4Eはさらに、格納式ナビゲーションライト102aの形態等のナビゲーション要素102と、せん断荷重経路72とを示す。
図5Aは、スイング翼端20b等の翼端20を有するスイング翼18b等の翼18の切断上面図である。さらに具体的には、図5Aは、一実施形態にしたがって図示されたスイング翼端システム80の選択された内部構成要素の、翼板が切り離された上面図である。
図5Aに示すように、翼18は、折れていない巡航位置132b等の折れていない飛行位置132にあり、前縁22aと後縁22bとを有する。折れていない巡航位置132b等の折れていない飛行位置132では、翼18は高速性能に対して最適化されていることが好ましい。図5Aにさらに示すように、翼18は、本発明にしたがって、スイング翼端システム80b等のスイング翼端システム80の一実施形態と、スイング翼端アセンブリ82b等のスイング翼端アセンブリ82の一実施形態とを有する。
図5Aに示すように、スイング翼端アセンブリ82b等のスイング翼端アセンブリ82は、回転接合部84を介して固定翼部78に移動可能に接続され、ヒンジ線74において分離している非固定翼端部76を備える。非固定翼端部76は、折れていない飛行位置132にある固定翼部78と一致し、高速飛行条件において回転しないように維持されうる。
非固定翼端部76(図5A参照)には、一以上の翼端スパー71a(図5A参照)等の一以上の翼端部材71(図5A参照)が含まれうる。固定翼部78(図5A参照)は、機内方向から機外方向へ延在し、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70b(図5A参照)等の翼部材70(図5A参照)、一以上の固定翼リブ68a等の一以上の翼リブ68(図5A参照)、スラット24(図5A参照)、エルロン26(図5A参照)、又は他の適切な構造を有する主翼ボックス66(図5A参照)を備えることができる。
図5Aに示すこのスイング翼端アセンブリ82の実施形態では、回転接合部84bの形態等の回転接合部84は、中央回転軸90を有するピボットピン88bの形態の二重回転ピン要素88を備える。図5Aにさらに示すように、回転接合部84は、回転調整要素86cの形態等の二重回転要素86を備える。回転調整要素86c(図5A参照)は、ピボットピン88bと中央回転軸90(図5A参照)周囲を回転するように構成される。さらに、図5Aに示すように、回転調整要素86cはトラック116の間をトラック116に沿って回転する、又は旋回する。回転調整要素86c(図5A参照)の端部87(図5E参照)は、翼リブ68(図5A参照)に隣接するトラック116(図5A参照)の湾曲部に沿って回転することが好ましい。
図5Aに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、アクチュエータアセンブリ98は、アクチュエータ要素100とロック要素118とを有する線形液圧アクチュエータアセンブリ98bを備える。ロック要素118は、アクチュエータ要素100(図5A参照)によって回転接合部84(図5A参照)が作動し回転した後で、ラッチ液圧ピンロック要素118b(図5A参照)の形態で回転接合部84(図5A参照)を適所にロックすることができ、これにより、非固定翼端部76(図5A参照)が適所にロックされる。あるいは、アクチュエータアセンブリ98、アクチュエータ要素100、及びロック要素118は、他の適切なアセンブリ又は要素を備えることができる。
図5Aはさらに、翼18内に収納されたナビゲーション要素102を示す。ナビゲーション要素102(図5A参照)は、固定翼部78(図5A参照)と非固定翼端部76(図5A参照)との間のヒンジ線74(図5A参照)近くに位置決めされうる。ナビゲーション要素102(図5A参照)は、非固定翼端部76(図5A参照)の回転に応答して露出し作動することができる。
図5Aに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、翼18はさらに、非固定翼端部76の近く等の翼18の後縁22b近くに位置決めされた移動パネル120を備える。移動パネル120(図5A参照)は、非固定翼端部76(図5A参照)が回転する前に移動するように構成されることが好ましい。移動パネル120(図5A参照)は、例えば非限定的に、折り畳まれた構成140(図5A参照)の折り畳み式ドア120a(図5A参照)又は他の適切な移動可能なパネル又は表面構成を備えうる。
非固定翼端部76(図5A参照)が折れておらず、回転していない時、移動パネル120は折り畳まれた構成140(図5A参照)にあることが好ましい。移動パネル120(図5A参照)は、パネルアクチュエータ機構123(図5A参照)又は別の適切なアクチュエータ又はスライド機構を介して下ろす又は折り畳むことができる。図5Aに示すように、移動パネル120は、ヒンジ線122周囲で折り畳まれる、又は回転するように設計することが好ましく、非固定翼端部76が回転する前に、非固定翼端部76の近く等の翼18の後縁22bの下に下がるように設計される。
図5Bは、図5Aの線5B−5Bに沿って切り取った断面図を示す。図5Bは、非固定翼端部76から固定翼部78へ荷重を移動させるように構成された二重荷重経路構造83を示す。図4Bに示すように、二重荷重経路構造83は、二重翼板プレート104と回転接合部84とを備える。回転接合部84(図5B参照)は、二重翼板プレート104(図5B参照)間に連結されることが好ましい。図5Bにさらに示すように、二重翼板プレート104は、上方翼板106aと下方翼板106b等の翼板106を備えることが好ましい。図5Bにさらに示すように、各翼板106は、翼板106にそれぞれ取り付けられたチタンプレート部108a、108bの形態等のプレート部108を有することが好ましい。しかしながら、別の適切な頑丈な金属、又は硬質の材料をプレート部に使用することが可能である。
図5Bに示すスイング翼端アセンブリ82の回転接合部84の実施形態は、回転調整要素86cの形態等の二重回転要素86と、中央垂直回転軸等の中央回転軸90を有するピボットピン88b(図3A参照)の形態の二重回転ピン要素88とを備える。ピボットピン88b等の二重回転ピン要素88の直径124は図5Bに示されており、上記直径124は例えば、20(二十)インチ、又は別の適切な長さであってよい。図5Bに示すように、二重回転ピン要素88は翼端スパー71a、71bのそれぞれと隣接している。図5Bにさらに示すように、回転調整要素86cの形態等の二重回転要素86はトラック116と隣接し、トラック116は、それぞれ前方翼スパー70a及び後方翼スパー70bと隣接している。
図5Cは、図5Bの円5Cの拡大図である。図5Cに示すように、回転接合部84は、ピボットピン88b等の二重回転ピン要素88と、回転調整要素86cの形態等の二重回転要素86とを備える。図5Cに示すように、二重回転ピン要素88は、翼端スパー71aの形態等の翼端部材71に隣接して示される。図5Cにさらに示すように、翼端部材71は、回転調整要素86cに隣接して示される。図5Cにさらに示すように、回転調整要素86cはトラック116に隣接して示される。図5Cにさらに示すように、トラック116は主翼ボックス66の後方翼スパー70b等の翼部材70に隣接して示される。
図5Cはさらに、ボルト92a等の取り付け要素92を介して、上方翼板106aと下方翼板106b等の翼板106に取り付けられた二重回転ピン要素88とトラック116とを示す。しかしながら、他の適する取り付け要素又は接着を使用することもできる。図5Cはさらに、例えば5(五)インチ又は別の適切な間隔であってよい、回転調整要素86cとトラック116との間で矢印126で示されるおおよその間隔を示す。
図5Dは、図5Aの線5D−5Dに沿って切り取った拡大断面図である。図5Dに示すように、回転調整要素86cの形態等の二重回転要素86は、トラック116に隣接し、又はトラック116の近くにあり、ボルト92a等の取り付け要素92、又は他の適切な取り付け要素を介してトラック116に取り付けられた翼板106間に位置決めされている。図5Dはさらに、例えば5(五)インチ又は別の適切な間隔であってよい、回転調整要素86cからトラック116に沿って矢印128で示されるおおよその間隔を示す。
図5Eは、図5Aの線5E−5Eに沿って切り取った拡大断面図である。図5Eに示すように、ラッチ液圧ピンロック要素118bの形態等のロック要素118は、固定翼リブ68aの形態等の翼リブ68、トラック116、及び回転調整要素86cの端部87を通って挿入され、翼リブ68に付着する。図5Eはさらに、ボルト92a等の取り付け要素92、又は別の適切な取り付け要素を介して取り付けられた翼リブ68及びトラック116を示す。
図5Fは、スイング翼端20a等の翼端20を有する図5Aのスイング翼18b等の翼18の切断上面図である。翼18(図5F参照)は、前縁22a(図5F参照)及び後縁22b(図5F参照)を有する。図5Fに示すように、非固定翼端部76は後方に折れている誘導路及び滑走路上の地上位置136b等の後方に折れている地上位置136である。図5Fにさらに示すように、翼18は、本発明によるスイング翼端システム80b等のスイング翼端システム80の一実施形態と、スイング翼端アセンブリ82b等のスイング翼端アセンブリ82の一実施形態を有する。
図5Fに示すように、スイング翼端アセンブリ82b等のスイング翼端アセンブリ82は、回転接合部84(図5A参照)を介して固定翼部78に移動可能に接続され、ヒンジ線74(図5A参照)において分離している非固定翼端部76を備える。非固定翼端部76(図5F参照)は、一以上の翼端スパー71a(図5F参照)等の一以上の翼端部材71(図5F参照)を含みうる。固定翼部78(図5F参照)は、機内方向から機外方向へ延在し、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70b(図5F参照)等の翼部材70(図5F参照)、一以上の固定翼リブ68a(図5F参照)等の一以上の翼リブ68(図5F参照)、スラット24(図5A参照)、エルロン26(図5A参照)、又は他の適切な構造を有する主翼ボックス66(図5F参照)を備えうる。
図5Fに示すこのスイング翼端アセンブリ82の実施形態では、回転接合部84(図5A参照)は、中央回転軸90を有する、ピボットピン88bの形態等の二重回転ピン要素88を備える。回転接合部84(図5A参照)はさらに、回転調整要素86c(図5F参照)の形態等の二重回転要素86(図5F参照)を備える。回転調整要素86c(図5F参照)は、ピボットピン88b(図5F参照)及び中央回転軸90(図5F参照)周囲を回転するように構成される。さらに、図5Fに示すように、回転調整要素86cはトラック116間及びトラック116に沿って回転又は旋回する。回転調整要素86c(図5F参照)の端部87(図5E参照)は、翼リブ68(図5F参照)に隣接するトラック116(図5F参照)の湾曲部に沿って回転することが好ましい。
図5Fに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、アクチュエータアセンブリ98は、アクチュエータ要素100とロック要素118とを有する線形液圧アクチュエータアセンブリ98bを備える。ロック要素118は、回転接合部84(図5A参照)がアクチュエータ要素100(図5F参照)によって回転のために作動した後に、回転接合部84(図5A参照)を適所にロックし、これにより非固定翼端部76(図5F参照)を適所にロックするためのラッチ液圧ピンロック要素118b(図5F参照)の形態であってよい。あるいは、アクチュエータアセンブリ98(図5F参照)、アクチュエータ要素100(図5F参照)、及びロック要素118(図5F参照)は、他の適切なアセンブリ又は要素を備えうる。
図5Fはさらに、翼18内部に格納されたナビゲーション要素102を示す。ナビゲーション要素102(図5F参照)は、固定翼部78(図5F参照)及び非固定翼端部76(図5F参照)との間のヒンジ線74(図5F参照)の近くに位置決めすることができる。ナビゲーション要素102(図5F参照)は、非固定翼端部76(図5F参照)の回転に応答して露出し作動しうる。
図5Fに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、翼18はさらに、非固定翼端部76近く等の翼18の後縁22b近くに位置決めされた移動パネル120を備える。移動パネル120(図5F参照)は、非固定翼端部76(図5F参照)が回転する前に移動するように構成されることが好ましい。移動パネル120(図5F参照)は例えば非限定的に、折りたたまれた構成140(図5F参照)の折り畳み式ドア120a(図5F参照)、又は他の適切な移動可能パネル又は表面構成を備えうる。
非固定翼端部76(図5F参照)が折れておらず、回転しない場合、移動パネル120は折り畳まれた構成140(図5F参照)にあることが好ましい。移動パネル120(図5F参照)は、パネルアクチュエータ機構123(図5F参照)又は別の適切なアクチュエータ、又はスライド機構を介して下ろす又は折り畳むことができる。図5Fに示すように、移動ドア120aの形態等の移動パネル120は、折り畳まれた位置142にある様子が示されている。
図6Aは、スイング翼端20cの形態等の翼端20を有する、スイング翼18c等の翼18の切断上面図である。さらに具体的には、図6Aは、例示の実施形態にしたがって図示されたスイング翼端システム80の選択された内部構成要素の、翼板を切り離した上面図である。
図6Aに示すように、翼18は折れていない巡航位置132cなどの折れていない飛行位置132にある。折れていない巡航位置132b等の折れていない飛行位置132では、翼18は高速性能に対して最適化されることが好ましい。図6Aにさらに示すように、翼18は、本発明にしたがってスイング翼端システム80c等のスイング翼端システム80のさらに別の実施形態と、スイング翼端アセンブリ82c等のスイング翼端アセンブリ82のさらに別の実施形態を有する。
図6Aに示すように、スイング翼端アセンブリ82は、回転接合部84cの形態等の回転接合部84を介して固定翼部78に移動可能に接続され、ヒンジ線74において分離している非固定翼端部76を備える。非固定翼端部76は、高速飛行条件において折れていない飛行位置132にあり、回転していない固定翼部78と一致して維持されうる。
非固定翼端部76(図6A参照)は、一以上の翼端スパー71a(図6A参照)等の一以上の翼端部材71(図6A参照)を含みうる。固定翼部78(図6A参照)は、機内方向から機外方向へ延在し、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70b(図6A参照)、スラット24(図6A参照)、又は他の適切な構造を有する主翼ボックス66(図6A参照)を備えうる。
図6Aに示すこのスイング翼端アセンブリ82の実施形態では、回転接合部84cの形態等の回転接合部84は、中央回転軸90を有するプレートピン88cの形態の二重回転ピン要素88を備える。図6Aにさらに示すように、回転接合部84は回転プレート要素86dの形態等の二重回転要素86を備える。回転プレート要素86d(図6A参照)は、プレートピン88cと中央回転軸90(図6A参照)周囲で回転し、ピボット軸130(図6A参照)と一致して回転するように構成されることが好ましい。
図6Aに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、アクチュエータアセンブリ98はアクチュエータ要素100とロック要素118を有する線形液圧アクチュエータアセンブリ98bを備える。ロック要素118は、回転接合部84(図6A参照)がアクチュエータ要素100(図6A参照)によって回転するために作動した後に、回転接合部84(図6A参照)を適所にロックし、これにより非固定翼端部76(図6A参照)を適所にロックするラッチ液圧ピンロック要素118b(図6A参照)の形態であってよい。あるいは、アクチュエータアセンブリ98、アクチュエータ要素100及びロック要素118は、他の適切なアセンブリ又は要素を備えうる。
図6Aはさらに、翼18内部に格納されたナビゲーション要素102を示す。ナビゲーション要素102(図6A参照)は、固定翼部78(図6A参照)と非固定翼端部76(図6A参照)との間のヒンジ線74(図6A参照)近くに位置決めすることができる。ナビゲーション要素102(図6A参照)は、非固定翼端部76(図6A参照)の回転に応答して露出し作動することができる。
図6Aに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、翼18はさらに、非固定翼端部76の近く等、翼18の後縁22bの近くに位置決めされた移動パネル120を備える。移動パネル120(図6A参照)は、非固定翼端部76(図6A参照)が回転する前に移動するように構成されることが好ましい。移動パネル120(図6A参照)は、例えば非限定的に、折り畳み式ドア120a(図6A参照)を備えうる。図6Aに示すように、移動パネル120は、ヒンジ線122周囲に折り畳まれる、又は回転するように設計され、非固定翼端部76が回転する前に、非固定翼端部76の近く等、翼18の後縁22bの下に下がるように設計されることが好ましい。
図6Bは、スイング翼端20cの形態等の翼端20を有する、図6Aのスイング翼18c等の翼18の切断上面図である。図6Bに示すように、翼18は、折れていない巡航位置132c等の折れていない飛行位置132から後方に折れている遷移位置138にある。折れていない飛行位置132、例えば折れていない巡航位置132cでは、翼18は高速性能に対して最適化されていることが好ましい。図6Bにさらに示すように、翼18は、本発明にしたがって、スイング翼端システム80c等のスイング翼端システム80のさらに別の実施形態と、スイング翼端アセンブリ82c等のスイング翼端アセンブリ82のさらに別の実施形態を有する。
図6Bに示すように、スイング翼端アセンブリ82は、回転接合部84cの形態等の回転接合部84を介して固定翼部78に移動可能に接続され、ヒンジ線74において分離している非固定翼端部76を備える。非固定翼端部76(図6B参照)は、一以上の翼端スパー71a(図6B参照)等の一以上の翼端部材71(図6B参照)を含みうる。固定翼部78(図6B参照)は、機内方向から機外方向へ延在し、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70b(図6A参照)等の翼部材70、スラット24(図6A参照)、又は他の適切な構造を有する主翼ボックス66(図6B参照)を備えうる。
図6Bに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、回転接合部84cの形態等の回転接合部84は、中央回転軸90を有するプレートピン88cの形態の二重回転ピン要素88を備える。図6Bにさらに示すように、回転接合部84は、回転プレート要素86dの形態等の二重回転要素86を備える。回転プレート要素86d(図6B参照)は、プレートピン88cと中央回転軸90(図6B参照)の周囲を回転し、ピボット軸130(図6B参照)と一致して回転するように構成されることが好ましい。
図6Bに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、アクチュエータアセンブリ98はアクチュエータ要素100(図6B参照)及びロック要素118(図6B参照)を有する線形液圧アクチュエータアセンブリ98bを備える。ロック要素118(図6B参照)は、回転接合部84(図6A参照)が回転のためにアクチュエータ要素100(図6B参照)によって作動した後で、回転接合部84(図6B参照)を適所にロックし、これにより非固定翼端部76(図6B参照)を適所にロックするラッチ液圧ピンロック要素118b(図6B参照)の形態であってよい。あるいは、アクチュエータアセンブリ98、アクチュエータ要素100、及びロック要素118は、他の適切なアセンブリ又は要素を備えることができる。
図6Bに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、翼18はさらに、翼18の後縁22b(図6A参照)の近く、例えば非固定翼端部76の近くに位置決めされる移動パネル120を備える。移動パネル120(図6B参照)は、非固定翼端部76(図6B参照)が回転する前に移動するように構成されることが好ましい。移動パネル120(図6B参照)は、例えば非限定的に、折りたたみ式ドア120a(図6B参照)を備えることができる。
図6Cは、図6Aの例えばスイング翼18c等の翼18の切断上面図であり、折れていない巡航条件132c等の折れていない飛行位置132から、後方に折れている誘導路及び滑走路の地上位置136c等の後方に折れている地上位置136への翼18の後方回転を示している。図6Cにさらに示すように、翼18は、本発明にしたがって、スイング翼端システム80c等のスイング翼端システム80のさらに別の実施形態と、スイング翼端アセンブリ82c等のスイング翼端アセンブリ82のさらに別の実施形態を有する。
図6Cに示すように、スイング翼端アセンブリ82は、回転接合部84cの形態等の回転接合部84を介して固定翼部78に移動可能に接続され、ヒンジ線74において分離している非固定翼端部76を備える。非固定翼端部76(図6C参照)は、一以上の翼端スパー71a(図6C参照)などの一以上の翼端部材71(図6C参照)を含みうる。固定翼部78(図6C参照)は、機内方向から機外方向へ延在し、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70b(図6A参照)等の翼部材70、スラット24(図6C参照)、又は他の適切な構造を有する主翼ボックス66(図6C参照)を備えることができる。
図6Cに示すこのスイング翼端アセンブリ82の実施形態では、回転接合部84cの形態等の回転接合部84は、中央回転軸90を有するプレートピン88cの形態の二重回転ピン要素88を備える。図6Cにさらに示すように、回転接合部84は、回転プレート要素86dの形態等の二重回転要素86を備える。回転プレート要素86d(図6C参照)は、プレートピン88cと中央回転軸90(図6C参照)の周囲を回転し、ピボット軸130(図6C参照)と一致して回転するように構成されることが好ましい。
図6Cに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、アクチュエータアセンブリ98は、アクチュエータ要素100とロック要素118とを有する線形液圧アクチュエータアセンブリ98b(図6B参照)を備える。ロック要素118は、回転接合部84(図6C参照)が回転のためにアクチュエータ要素100(図6C参照)によって作動した後で、回転接合部84(図6C参照)を適所にロックし、これにより非固定翼端部76(図6C参照)を適所にロックするラッチ液圧ピンロック要素118b(図6A参照)の形態であってよい。あるいは、アクチュエータアセンブリ98、アクチュエータ要素100、及びロック要素118は、他の適切なアセンブリ又は要素を備えることができる。
図6Cはさらに、翼18内部に格納されたナビゲーション要素102を示す。ナビゲーション要素102(図6C参照)は、固定翼部78(図6C参照)と非固定翼端部76(図6A参照)との間のヒンジ線74(図6C参照)近くに位置決めすることができる。ナビゲーション要素102(図6C参照)は、非固定翼端部76(図6C参照)の回転に応答して露出し作動することができる。
図6Cに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、翼18はさらに、非固定翼端部76の近く等の翼18の後縁22bの近くに位置決めされた移動パネル120を備える。移動パネル120(図6C参照)は、非固定翼端部76(図6C参照)が回転する前に、移動するように構成されることが好ましい。移動パネル120(図6C参照)は、例えば非限定的に、折りたたみ式ドア120a(図6C参照)を備えることができる。図6Cに示すように、移動パネル120は、ヒンジ線122周囲で折りたたまれる、又は回転するように設計され、非固定翼端部76が回転する前に、非固定翼端部76の近く等の翼18の後縁22bの下に下がるように設計されることが好ましい。
図7Aは、後方に折れている翼18を示し、二重荷重経路構造83を示す、スイング翼18c等の翼18の切断上面斜視図である。図7Aに示すように、翼18はスイング翼端システム80c等のスイング翼端システム80を有し、スイング翼端アセンブリ82c等のスイング翼端アセンブリ82を有する。
図7Aに示すように、スイング翼端アセンブリ82は、回転接合部84cの形態等の回転接合部84を介して固定翼部78に移動可能に接続され、ヒンジ線74において分離している非固定翼端部76を備える。図7Aはさらに、ヒンジ線122における、主翼ボックス66、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70b等の翼部材70、翼端スパー71aなどの翼端部材71、ヒンジ線74に位置決めされたナビゲーション要素102、及び折り畳み式ドア120a等の移動パネル120を示す。
図7Aはさらに、上方翼板106a及び下方翼板106b等の翼板106を有する二重翼板プレート104を備え、各翼板106がプレート部108を有する、二重荷重経路構造83を示す。図7Aにさらに示すように、二重荷重経路構造83は、プレートピン88cの形態等の二重回転ピン要素88と、回転プレート要素86dの形態等の二重回転要素86を備える、回転接合部84cの形態等の回転接合部84を備える。回転プレート要素86d(図7A参照)は、プレートピン88c(図7A参照)の周囲を回転し、ピボット軸130(図7A参照)と一致して回転するように構成されることが好ましい。
図7Aに示すこのスイング翼端システム80の実施形態では、アクチュエータアセンブリ98は、アクチュエータ要素100と、ロック要素118bの形態等のロック要素118とを有する線形液圧アクチュエータアセンブリ98bを備えうる。ロック要素118(図7A参照)は、ラッチ液圧ピンロック要素118b(図7A参照)の形態であってよい。あるいは、アクチュエータアセンブリ98、アクチュエータ要素100、及びロック要素118は、他の適切なアセンブリ又は要素を備えることができる。
図7Bは、スライドプレートアセンブリ144と連結した図7Aの回転接合部84の一実施形態の拡大切断上面斜視図である。図7Bに示すように、回転接合部84は、プレートピン88cの形態等の二重回転ピン要素88と、回転プレート要素86d(図7A参照)の形態等の二重回転要素86を備える。図7Bにさらに示すように、移動パーツである二重回転要素86は、固定パーツであるスライドプレートアセンブリ144と連結する。図7Bにさらに示すように、スライドプレートアセンブリ144は、第2プレート部148に取り付けられた第1プレート部146を備える。二重回転要素86(図7B参照)は、スライドプレートアセンブリ144内部のプレートピン88c(図7B参照)周囲で、ピボット軸130(図7B参照)と一致して回転するように構成されることが好ましい。
図7Bはさらに、スイング翼端システム80c等のスイング翼端システム80と、スイング翼端アセンブリ82c等のスイング翼端アセンブリ82を有するスイング翼18cの形態などの翼18を示す。図7Bはさらに、ヒンジ線74によって分離している非固定翼端部76及び固定翼部78を示し、主翼ボックス66、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70bなどの翼部材70、翼端スパー71aなどの翼端部材71、ヒンジ線74に位置決めされたナビゲーション要素102、上方翼板106a及び下方翼板106b等の翼板106、プレート部108、及び折りたたまれた位置140にあるヒンジ線122の折り畳み式ドア120a等の移動パネル120を示す。図7Bはさらに、アクチュエータ要素100とロック要素118とを有する、線形液圧アクチュエータアセンブリ98bの形態等のアクチュエータアセンブリ98を示す。
図7Cは、スライドプレートアセンブリ144と連結したカバープレート145を示す図7Bの回転接合部84の拡大上面斜視図である。カバープレート145は、スライドプレートアセンブリ144の第2プレート部148の上面内部に連結し、適合することが好ましく、プレートピン88c(図7B参照)の形態等の二重回転ピン要素88(図7B参照)の上に位置決めされた様子が示される。図7Cに示すように、二重回転要素86がスライドプレートアセンブリ144の第2プレート部148と連結した時に、さね継ぎ構成96が形成される。二重回転要素86(図7C参照)は、スライドプレートアセンブリ144(図7C参照)内部でピボット軸130(図7C参照)と一致して回転するように構成されることが好ましい。
図7Cはさらに、スイング翼端システム80c等のスイング翼端システム80を有する、スイング翼18cの形態等の翼18と、ヒンジ線74によって分離している非固定翼端部76及び固定翼部78と、前方翼スパー70a及び後方翼スパー70bなどの翼部材70と、翼端部材71と、ナビゲーション要素102と、上方翼板106a及び下方翼板106b等の翼板106と、プレート部108、及び折りたたまれた位置140にあるヒンジ線122における折り畳み式ドア120a等の移動パネル120を示す。
本発明の別の一実施形態では、スイング翼18aの形態等の一以上の翼18(図1、3A参照)のフェイルセーフ荷重経路160(図3A参照)を有する航空機11(図1、3A参照)が提供される。図1に示すように、航空機11は、少なくとも一つの胴体12、及びスイング翼端システム80を有する翼端20を各々有する一以上の翼18を備える。航空機11(図1、3A参照)は、翼長が拡大した航空機の地上操作を妨げる空港において航空機11(図1、3A参照)の地上操作を可能にする縮小された翼長21a(図3A参照)を提供するために長さが縮小又は短縮するように構成された翼長21(図1、3A参照)を有することが好ましい。
航空機11(図1参照)のスイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)は、詳しく上述したように、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)を備えることが好ましい。スイング翼端アセンブリ(図3A、4A、5A、6A参照)は、航空機11(図1、3A参照)の一以上の翼18(図3A、4A、5A、6A参照)の固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に移動可能に接続された非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を備える。
航空機11(図1参照)のスイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)はさらに、一以上の翼18(図1、3A参照)に対してフェイルセーフ荷重経路160(図3A参照)を提供する二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)を備える。二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)は、非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)から固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)へ荷重を移すように構成されることが好ましい。
上述したように、二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)は、上方翼板106a(図3A、4B、5B、7A参照)及び下方翼板106b(図3A、4B、5B、7A参照)等の翼板106(図3A、4B、5B、7A参照)を備える二重翼板プレート104(図3A、4B、5B、7A参照)を備える。各翼板106(図3A、4B、5B参照)は、翼板106(図3A、4B、5B参照)に取り付けられたプレート部108、104(図3A、4B、5B参照)を有する。プレート部108(図3A、4B、5B参照)は、チタンプレート部108a(図3A、4B、5B参照)であることが好ましい。しかしながら、別の適切な頑丈な金属又は剛性の材料をプレート部に使用してもよい。
航空機11(図1参照)の二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)はさらに、二重翼板プレート104(図3A、4B、5B、7A参照)間に連結した回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)を備えることが好ましい。回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)は、非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に回転可能に連結させるように構成されることが好ましい。回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)は、中央回転軸90(図3A、4B、5B、6A参照)を有する二重回転ピン要素88(図3A、4A、5A、6A参照)と、中央回転軸90(図3A、4B、5B、6A参照)の周囲で回転するように構成された二重回転要素86(図3A、4A、5A、6A参照)とを備えることが好ましい。二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)はさらに、二重翼板プレート104(図4B〜4C参照)間に連結された二重チャネルセグメント94(図4B〜4C参照)を備えうる。
航空機11(図1参照)の一以上の翼18(図1、3A参照)はさらに、回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)に操作可能に連結して回転接合部(図3A、4A、5A、6A参照)を作動させ、これにより非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)が、選択された操作条件131(図3A参照)において中央回転軸90(図3A、4B、5B、6A参照)周囲でピボット軸130(図6C、7A参照)と一致して固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に対して回転することが可能になるアクチュエータアセンブリ98(図3A、4A、5A、6A参照)を備える。選択された操作条件131(図3A参照)により、折れていない飛行位置132(図4A、5A、6A参照)、後方に折れている地上位置136(図4E、5F、6C参照)、前方に折れている飛行位置134(図4D参照)のうちの一つを含む非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)の位置、又は別の適切な選択された操作条件が得られる。
航空機11(図1参照)の一以上の翼18(図1、3A参照)はさらに、アクチュエータアセンブリ98(図3A、4A、5A、6A参照)に操作可能に連結して、回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)の作動、及び非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)の回転を制御するコントローラシステム150(図3A参照)を備える。一以上の翼18(図1、3A参照)はさらに、固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)と非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)間のヒンジ線74(図4A、5A、6A参照)の近くに位置決めされ、非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)の回転に応答して露出し作動するように操作可能であるナビゲーション要素102(図4A、5A、6A参照)を備える。
航空機11(図1参照)のスイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)はさらに、非固定翼端部76(図5A、6A参照)の後縁22b(図5A、6A参照)近くに位置決めされ、非固定翼端部76(図5A、6A参照)が回転する前に移動するように構成された移動パネル120(図5A、6A参照)を備える。
本発明の別の実施形態では、航空機11(図1、3A参照)等の飛行体10(図1、3A参照)の翼18(図1、3A参照)のフェイルセーフ荷重経路160(図3A参照)を提供する方法200(図8参照)が提供される。図8は、本発明の方法200の例示的な一実施形態のフロー図である。
本方法200は、下に記載するステップを含みうる。方法200のために記載されたステップは、提示された順番以外の順番で実施可能である。あるステップは同時に実施することができる。あるステップは任意である、又は省略することができる。これら記載されたステップ以外のステップを追加することができる。あるステップの実施、又はステップの順序付けは、飛行位置、又は折れている位置、又は位置と位置の間で遷移している等、翼の開始位置によって変化しうる。
図8に示すように、方法200は、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)を、飛行体10(図1、3A参照)のスイング翼18a、18b、18c(図3A参照)の形態等の翼18(図1、3A、4A、5A、6A参照)に操作可能に連結させるステップ202を含む。詳しく上述したように、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)は、翼18(図3A、4A、5A、6A参照)の固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に移動可能に接続された非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を備える。
詳しく上述したように、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)はさらに、二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)を備える。二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)は、二重翼板プレート104(図3A、4B、5B、7A参照)と、二重翼板プレート104(図3A、4B、5B、7A参照)間に連結した回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)を備えることが好ましい。回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)は、中央回転軸90(図3A、4B、5B、6A参照)を有する二重回転ピン要素88(図3A、4A、5A、6A参照)と、中央回転軸90(図3A、4B、5B、6A参照)周囲を回転するように構成された二重回転要素86(図3A、4A、5A、6A参照)を備えることが好ましい。
図8に示すように、方法200はさらに、アクチュエータアセンブリ98(図3A、4A、5A、6A参照)を回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)に操作可能に連結させるステップ204を含む。図8で示すように、方法200はさらに、アクチュエータアセンブリ98(図3A、4A、5A、6A参照)を制御して回転接合部84(図3A、4A、5A、6A参照)を作動させるために、コントローラシステム150(図3Aを参照)をアクチュエータアセンブリ98(図3A、4A、5A、6A参照)に操作可能に連結させるステップ206を含む。
図8に示すように、方法200はさらに、二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)を介して非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)から固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)へ荷重を移すステップ208を含む。これにより、飛行体10(図1、3A参照)の翼18(図1、3A、4A、5A、6A参照)のフェイルセーフ荷重経路160(図3A参照)が得られる。
図8に示すように、方法200はさらに、選択された操作条件131(図3A参照)において中央回転軸90(図3A、4B、5B、6A参照)周囲で固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に対して非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を回転させる任意のステップ210を含む。選択された操作条件131(図3A参照)において固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に対して非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を回転させるステップ210はさらに、後方に折れている地上位置136(図4E、5F、6C参照)を得るために非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を回転させることを含むことができる。さらに、選択された操作条件131(図3A参照)において固定翼部78(図3A、4A、5A、6A参照)に対して非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を回転させるステップ210はさらに、前方に折れている飛行位置134(図4D参照)を得るために非固定翼端部76(図3A、4A、5A、6A参照)を回転させることを含むことができる。
図8に示すように、方法200は、さらに、固定翼部78(図4A、5A、6A参照)と非固定翼端部76(図4A、5A、6A参照)との間のヒンジ線74(図4A、5A、6A参照)の近くにナビゲーション要素102(図4A、5A、6A参照)を操作可能に連結させる任意のステップ212を含む。ナビゲーション要素102(図4A、5A、6A参照)は、非固定翼端部76(図4A、5A、6A参照)の回転に応答して露出し作動することができる。
図8に示すように、方法200はさらに、非固定翼端部76(図5A、6A参照)を回転させる前に、非固定翼端部76(図5A、6A参照)の後縁22b(図5A、6A参照)近くに位置決めされた移動パネル120(図5A、6A参照)を移動させる任意のステップ214を含む。図8に示すように、方法200はさらに、折れていない飛行位置132(図4A、5A、6A参照)を得るために非固定翼端部(図4A、5A、6A参照)を回転させずに維持する任意のステップ216を含む。
当業者には、スイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)とスイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)を航空機11(図1参照)等の飛行体10(図1参照)の翼18(図1参照)に組み込むことによって、多数の実質的な利点が得られることが理解されるだろう。スイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)、及び方法200(図8参照)の開示された実施形態により、非固定翼端部76(図3A、4A参照)が後方回転して後方に折れている地上位置136(図4E、5F、6C参照)となるような設計が提供され、これにより、空港の滑走路及び誘導路において、また空港ゲートに駐機中等、飛行体10(図1参照)が地上を移動中に、翼長21a(図3A参照)の縮小が促進される。加えて、この設計により、非固定翼端部76(図3A、4A参照)が、高速の空気力学的利点を得るために、後方に折れている地上位置136から折れていない飛行位置132(図4A、5A、6A参照)まで前方回転することが可能になる。さらに、ある実施形態では、この設計により、低速の離陸及び上昇条件のために、非固定翼端部76(図3A、4A参照)が折れていない飛行位置132(図4A、5A、6A参照)から前方に折れている飛行位置134(図4D参照)まで前方回転することが可能になる。
したがって、スイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)、及び方法200(図8参照)の開示された実施形態により、低速位置及び高速位置の両方に対して最適化された翼18(図1参照)が得られる。加えて、スイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)、及び方法200(図8参照)の開示された実施形態により、スイング翼端20a(図3A参照)の形態等の翼端20を有するスイング翼18aの形態等の翼18(図1参照)に、長い、又は長さが拡大した翼長21(図1参照)で飛行体10(図1参照)の飛行をさらに効率的にしつつも、既存の空港の制約、すなわち翼長213フィート以下に収まることができる、飛行体10の翼長21(図1参照)を変える能力が提供される。例えば、スイング翼端システム80(図3A参照)とスイング翼端アセンブリ82(図3A参照)の一実施形態により、拡大した、又はさらに8(八)フィート以上長さが増した翼長21(図1参照)が提供され、これにより、翼18(図1参照)の非固定翼端部76(図3A参照)が離陸位置において回転又は前方に折れた時、例えば前方に約30(三十)度回転した時に、離陸及び上昇性能を向上させることができる。
さらに、スイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)、及び方法200(図8参照)の開示された実施形態により、二重翼板プレート104(図3A参照)、二重回転要素86(図3A参照)、二重回転ピン要素88(図3A参照)、及び他の適切な余剰構造を有する二重荷重経路構造83(図3A参照)を有するスイング翼18a、18b、18c(図3A参照)の形態等の翼18(図1参照)が提供される。二重荷重経路構造83(図3A参照)により、飛行体10(図1参照)の翼18(図1参照)等の主要荷重支持部材のフェイルセーフ荷重経路160(図3A参照)が得られる。二重荷重経路構造83(図3A、4B、5B、6A参照)により、一方の経路が故障した際に他方が荷重を支持するフェイルセーフ法で荷重を支持する2つの別々の荷重支持経路が提供され、これにより、飛行体10(図1参照)の安全性を向上させることができる。
加えて、二重回転ピン要素88(図4B参照)を二重翼板プレート104(図4B参照)間、すなわち二重クレビス間に位置決めすることで、回転接合部84(図4B参照)に実質的なねじり剛性を付与しながらも、既知のウィングレットの置換性と同様の非固定翼端部76(図4B参照)の置換性を得ることができる。このため、アクセスできない、又はメンテナンスを行うことができないウィングレット又は翼構成と比べ、最小限のメンテナンスを行うことができる。
加えて、スイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)、及び方法200(図8参照)の開示された実施形態により、改善されたせん断荷重経路72を有し、回転接合部84(図4B参照)において非固定翼端部76(図4B参照)から固定翼部78(図4B参照)までの約200(二百)度のせん断荷重の移動を方向づけする能力を有する翼18(図1参照)が提供される。
さらに、スイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)、及び方法200(図8参照)の開示された実施形態により、非固定翼端部76(図3A参照)が回転中に回転して翼18内部にしまい込むことができる移動パネル120(図3A参照)を有する翼18(図1参照)が提供される。移動パネルの設計により、翼上の既知の追従ドア又は折り畳み式パネルの使用が除去される。そしてこれにより、飛行中のスイング翼端システム80(図3A、4A、5A、6A参照)、スイング翼端アセンブリ82(図3A、4A、5A、6A参照)の操作を改善させることができる。
上述の説明及び関連する図面に示した教示の利点を有するこのような発明に関連する当業者であれば、本発明の多数の変形例および他の実施形態が想起されよう。本明細書に記載した実施形態は、例示することを意図したものであって、限定的又は網羅的であることを意図していない。本明細書では特定の用語を使用しているが、それらは、一般的及び説明的な意味でのみ使用されており、限定を目的として使用されているものではない。
10 飛行体
11 航空機
12 胴体
14 エンジン
16 水平安定板
18 スイング翼
18a スイング翼
18b スイング翼
18c スイング翼
20 スイング翼端
20a スイング翼端
20b スイング翼端
20c スイング翼端
21 翼長
22a 翼の前縁
22b 翼の後縁
24 スラット
26 エルロン
28 フラップ
30 航空機の製造及び保守方法
66 主翼ボックス
68 翼リブ
68a 固定翼リブ
70 翼部材
70a 前方翼スパー
70b 後方翼スパー
71 翼端部材
71a 翼端スパー
71b 翼端スパー
72 せん断荷重経路
73 せん断荷重移動点
74 ヒンジ線
76 非固定翼端部
78 固定翼部
80 スイング翼端システム
80a スイング翼端システム
80b スイング翼端システム
80c スイング翼端システム
82 スイング翼端アセンブリ
82a スイング翼端アセンブリ
82b スイング翼端アセンブリ
82c スイング翼端アセンブリ
83 二重荷重経路構造
84 回転接合部
84a 回転接合部
84b 回転接合部
84c 回転接合部
86 二重回転要素
86a 第1ラグ要素
86b 第2ラグ要素
86c 回転調整要素
86d 回転プレート要素
87 回転調整要素の端部
88 二重回転ピン要素
88a ディスクピン
88b ピボットピン
88c プレートピン
90 中央回転軸
92 取り付け要素
92a ボルト
94 二重チャネルセグメント
94a 第1二重チャネルセグメント
94b 第2二重チャネルセグメント
96 さね継ぎ構成
98 アクチュエータアセンブリ
98a 回転電気アクチュエータアセンブリ
98b 線形液圧アクチュエータアセンブリ
100 アクチュエータ要素
100b 線形液圧アクチュエータ
102 ナビゲーション要素
102a 格納式ナビゲーションライト
104 二重翼板プレート
106 翼板
106a 上方翼板
106b 下方翼板
108 プレート部
108a チタンプレート部
108b チタンプレート部
110 二重回転ピン要素の直径
112 追加の翼長の長さ
116 トラック
118 ロック要素
118a ラックアンドピニオン要素
118b ラッチ液圧ピンロック要素
118c ボールねじ式ロック要素
120 移動パネル
120a 折り畳み式ドア
122 ヒンジ線
123 パネルアクチュエータ機構
124 二重回転ピン要素の直径
126 回転調整要素とトラックの間の間隔
128 回転調整要素とトラックの間の間隔
130 ピボット軸
132 折れていない飛行位置
132a 折れていない巡航位置
132b 折れていない巡航位置
132c 折れていない巡航位置
134 前方に折れている飛行位置
134a 前方に折れている離陸及び上昇位置
136 後方に折れている地上位置
136a 後方に折れている地上走行及び滑走の地上位置
136b 後方に折れている誘導路及び滑走路上の地上位置
136c 後方に折れている誘導路及び滑走路の地上位置
138 後方に折れている遷移位置
140 折り畳まれた構成
142 折り畳まれた位置
144 スライドプレートアセンブリ
145 カバープレート
146 スライドプレートアセンブリの第1プレート部
148 スライドプレートアセンブリの第2プレート部
200 飛行体10の翼18のフェイルセーフ荷重経路160を提供する方法

Claims (11)

  1. 飛行体のスイング翼端システムであって、
    スイング翼端アセンブリであって、
    前記飛行体の翼の固定翼部に移動可能に接続された非固定翼端部と、
    前記非固定翼端部から前記固定翼部へ荷重を移すように構成された二重荷重経路構造であって、
    二重翼板プレートと、
    前記二重翼板プレート間に連結され、前記非固定翼端部を前記固定翼部に回転可能に連結するように構成され、中央回転軸を有する二重回転ピン要素、及び前記中央回転軸周囲で回転するように構成された二重回転要素とを備える回転接合部と、を備える二重荷重経路構造と
    を備えるスイング翼端アセンブリと
    前記回転接合部を作動させることにより、選択された操作条件において前記中央回転軸周囲で前記固定翼部に対して前記非固定翼端部が回転することが可能になるように前記回転接合部に操作可能に連結したアクチュエータアセンブリと、
    前記回転接合部の作動と、前記非固定翼端部の回転を制御するために前記アクチュエータアセンブリに操作可能に連結したコントローラシステムと
    を備えた、システム。
  2. 前記固定翼部と前記非固定翼端部との間のヒンジ線の近くに位置決めされ、前記非固定翼端部の回転に応答して露出し作動するように操作可能なナビゲーション要素をさらに備える、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記スイング翼端アセンブリがさらに、前記非固定翼端部の後縁近くに位置決めされ、前記非固定翼端部が回転する前に移動するように構成された移動パネルを備える、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記二重荷重経路構造がさらに、前記二重翼板プレート間に連結された二重チャネルセグメントを備える、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記二重回転ピン要素がディスクピン、ピボットピン、及びプレートピンのうちの一つを備える、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記選択された操作条件により、折れていない飛行位置、後方に折れている地上位置、及び前方に折れている飛行位置のうちの一つを含む、前記非固定翼端部の位置が得られる、請求項1に記載のシステム。
  7. 飛行体の翼にフェイルセーフ荷重経路を提供する方法であって、
    スイング翼端アセンブリを前記飛行体の前記翼に操作可能に連結させるステップであって、前記スイング翼端アセンブリは、
    前記翼の固定翼部に移動可能に接続された非固定翼端部と、
    二重荷重経路構造であって、
    二重翼板プレートと、
    前記二重翼板プレート間に連結され、中央回転軸を有する二重回転ピン要素、及び前記中央回転軸周囲で回転するように構成された二重回転要素とを備える回転接合部と
    を備える二重荷重経路構造と
    を備えるステップと、
    アクチュエータアセンブリを前記回転接合部に操作可能に連結させるステップと、
    前記回転接合部を作動させるように前記アクチュエータアセンブリを制御するためにコントローラシステムを前記アクチュエータアセンブリに操作可能に連結させるステップと、
    前記翼にフェイルセーフ荷重経路を提供するために、前記二重荷重経路構造を介して、前記非固定翼端部から前記固定翼部へ荷重を移すステップと
    を含む方法。
  8. 選択された操作条件において前記中央回転軸周囲で前記固定翼部に対して前記非固定翼端部を回転させるステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記選択された操作条件において前記非固定翼端部を回転させるステップがさらに、後方に折れている地上位置を得るために前記非固定翼端部を回転させることを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記選択された操作条件において前記非固定翼端部を回転させるステップがさらに、前方に折れている飛行位置を得るために前記非固定翼端部を回転させることを含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記非固定翼端部の回転に応答して露出し作動するように、前記固定翼部と前記非固定翼端部との間のヒンジ線の近くにナビゲーション要素を操作可能に連結させることをさらに含む、請求項8に記載の方法。
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