JP6382678B2 - タービン用保護装置およびその制御方法 - Google Patents
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(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態における、タービンロータ・軸受保護装置の構成例を示す概念図である。
第1の実施形態では、タービンロータ1がタービン軸によって接続され、タービン軸の一端および他端は軸受2a、2bによって軸支される。そして、タービン軸と各軸受2a、2bとの間には潤滑油が供給される。
図2に示すように、通常運転時では、油膜の厚さは低回転運転時の油膜の厚さより厚い。この結果、通常運転時で捕捉すべき異物のサイズ(油膜厚さ以上のサイズの異物のサイズ)は低回転運転時で捕捉すべき異物のサイズより大きい。したがって、通常運転時に使用されるストレーナは目開き大ストレーナ3である。
これにより、異物流入による軸受およびタービン損傷のリスクを低減することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態における構成のうち第1の実施形態で説明した部分と同一部分の詳細な説明は省略する。
この第2の実施形態は、第1の実施形態で説明した低回転運転時におけるストレーナ切り替えの具体例について説明するものである。
図3は、第2の実施形態における、低回転運転時におけるタービンロータ・軸受保護装置の一例を示す概念図である。
ここでは、所定の回転数より低い回転数での運転状態を低回転運転と定める。
タービンロータ1の低回転運転時、特にターニング運転中(一般的に回転数が2〜7rpm)では、タービンロータ1と軸受2a、2bとの間に形成される軸受油膜厚さは、10μm程度であり、通常運転時の軸受油膜厚さより薄い。
次に、第3の実施形態について説明する。
この第3の実施形態は、第1の実施形態で説明した通常運転時におけるストレーナ切り替えの具体例について説明するものである。
図4は、第3の実施形態における、通常運転中におけるタービンロータ・軸受保護装置の一例を示す概念図である。
上記の所定の回転数以上の回転数での運転状態を通常運転中と定める。
タービンロータ1の通常運転中では、タービンロータ1と軸受2a、2bとの間に形成される軸受油膜厚さは200μm程度であり、低回転運転時の軸受油膜厚さより厚い。この場合、図4に示すように、切り替え弁6を操作することで、目開き大ストレーナ3(例えば80メッシュ)を使用する系統を構成することができる。
よって、異物の流入を防ぎ、軸受への断油を発生させないようにすることができるので、タービンと軸受の損傷リスクを低減することができる。
図5に示すように、計算機7は、運転状態判定部7aと系統切替制御部7bとを有する。運転状態判定部7aは、例えばタービンロータ1の回転数に基づいて、タービンロータ1の運転状態が通常運転中か低回転運転中かを判定する。
運転状態判定部7aは、タービンロータ1の現在の運転状態を判定する(S11)。現在の運転状態が通常運転状態であると運転状態判定部7aが判定した場合(S12のYES)、系統切替制御部7bは、系統切替機構への制御を行うことで、使用するストレーナを目開き大ストレーナ3に切り替える(S13)。
このようにして、運転状態に応じて、使用するストレーナを適切に自動で切り替えることができる。
次に、第4の実施形態について説明する。この第4の実施形態では、目開き大ストレーナ3および目開き小ストレーナ4が並列になるように設けられる構成において、タービン回転数および軸受給油温度の監視結果に基づいて、使用するストレーナを切り替える。
図7は、第4の実施形態における、タービン回転数と軸受給油温度とを監視パラメータとした場合のタービンロータ・軸受保護装置の一例を示す概念図である。
図7に示すように、第4の実施形態では、タービンロータ1からみた軸受2aの端部の近傍にタービン回転数を検出する回転計9と、軸受給油温度を検出する温度計10とが設置される。
第4の実施形態では、計算機7は、回転数入力部7c、温度入力部7d、軸受油膜厚さ計算部7e、警報出力部7fを有する。
まず、回転数入力部7cは、回転計9により検出したタービン回転数を入力する(S21)。温度入力部7dは、温度計10により検出した軸受給油温度を入力する(S22)。
軸受油膜厚さ計算部7eは、入力したタービン回転数および軸受給油温度に基づいて軸受油膜厚さを計算する(S23)。
また、通常運転中からターニング運転に入る場合、回転計9により回転数を検知し、警報出力部7fが、目開き小ストレーナ4を設置した系統を使用するように警報機8にて再度アナウンスさせ、使用するストレーナを目開き小ストレーナ4に切り替えることを促してもよい。
次に、第5の実施形態について説明する。
図10は、第5の実施形態における、X成分ギャップセンサおよびY成分ギャップセンサを使用してタービンロータの軸芯の浮き上がり量を監視パラメータとした場合のタービンロータ・軸受保護装置の状態の一例を示す概念図である。
図11は、第5の実施形態におけるタービンロータ・軸受保護装置に用いられる、X成分ギャップセンサおよびY成分ギャップセンサの設置形態の一例を示す図である。
図10に示すように、第5の実施形態では、タービンロータ1からみた軸受2aの端部の近傍に90degの角度差を持ったX成分ギャップセンサ11およびY成分ギャップセンサ12が取り付けられる。これらのギャップセンサ11、12は、低回転運転状態の軸芯位置を基準として、タービンロータ1とセンサ11、12のX、Y成分のギャップ量を検出する。このギャップ量は、ロータ軸芯の浮き上がり量の計算に用いられる。
第5の実施形態では、計算機7は、X成分ギャップ入力部7g、Y成分ギャップ入力部7h、軸芯浮き上がり量計算部7i、警報出力部7fを有する。
まず、X成分ギャップ入力部7gは、X成分ギャップセンサ11により検出したX成分のギャップ量、つまりタービンロータ1とX成分ギャップセンサ11とのギャップ量を入力する(S31)。まず、Y成分ギャップ入力部7Hは、Y成分ギャップセンサ12により検出したY成分のギャップ量、つまりタービンロータ1とY成分ギャップセンサ12とのギャップ量を入力する(S32)。
軸芯浮き上がり量計算部7iは、入力したX・Y成分のギャップ量に基づいて軸芯浮き上がり量を計算する(S33)。
次に、第6の実施形態について説明する。第6の実施形態では、目開き大ストレーナ3および目開き小ストレーナ4が並列になるように設けられる構成において、ストレーナの系統の入口部分と出口部分の間の差圧をストレーナ切替のための監視パラメータとして採用する。
図14に示すように、第6の実施形態では、ストレーナの系統の入口部分と出口部分の間の差圧を計測するための差圧計13が設けられる。
図15は、第6の実施形態におけるタービンロータ・軸受保護装置に用いられる計算機の機能構成例を示すブロック図である。
第6の実施形態では、計算機7は、差圧入力部7j、警報出力部7fを有する。
まず、計算機7の差圧入力部7jは、差圧計13により計測した差圧の値を入力する(S41)。
この差圧の値が制限値未満である場合は(S42のNO)、警報出力部7fは、目開き小ストレーナ4を設置した系統を使用するように警報機8にてアナウンスさせ、切り替え弁6の操作による、目開き小ストレーナ4へのストレーナ切替を促す(S44)。
(第7の実施形態)
次に、第7の実施形態について説明する。
図17は、第7の実施形態における、空気作動弁にて系統を切り替えることにより切り替え制御を自動化した場合のタービンロータ・軸受保護装置の状態の一例を示す概念図である。
第7の実施形態では、タービンロータ1からみた目開き大ストレーナ3の入口部に空気作動弁15a(第1の空気作動弁)が設けられ、タービンロータ1からみた目開き小ストレーナ4の入口部に空気作動弁15b(第2の空気作動弁)が設けられる。また、目開き大ストレーナ3の出口部には逆止弁16aが設けられ、目開き小ストレーナ4の出口部には逆止弁16bが設けられる。逆止弁16a、16bの開閉を制御することにより、未使用側ストレーナに関して、ストレーナ2次側(出口側)からの潤滑油の逆流と、空気作動弁出口側への逆圧による開動作不良が発生しないようにする。
運転状態に応じて目開き小ストレーナ4を使用する場合には(S51のYES)、計算機7が三方切替電磁弁14の開閉状態を切り替えて励磁状態とすると(S52)、空気供給源から三方切替電磁弁14を介した目開き小ストレーナ4側の第2空気作動弁15bへの空気が遮断される(S53)。このように第2空気作動弁15bへの空気が遮断された場合には、この第2空気作動弁15bが開動作する(S54)。この開動作により、使用するストレーナが目開き小ストレーナ4に切り替えられる。この状態では、第1空気作動弁15aへは空気が供給され、この第1空気作動弁15aは閉動作する。
このように空気作動弁15a、15bの開閉によりストレーナを切り替える構成は、上記の第1乃至第6の実施形態に適用できる。
また、第7の実施形態では、空気供給源から三方切替電磁弁14への空気が遮断された場合に第1空気作動弁15aが開動作する構成なので、目開き大ストレーナ3側に系統を切り替えることができるので、空気供給源から三方切替電磁弁14への空気が遮断されても断油を防ぐことができる。
次に、第8の実施形態について説明する。
図19は、第8の実施形態における、各ストレーナにストレーナ洗浄装置を設置した場合のタービンロータ・軸受保護装置の状態の一例を示す概念図である。
図19に示すように、第8の実施形態では、第7の実施形態で説明した構成に対して、目開き大ストレーナ3にストレーナ洗浄装置17aが設けられ、目開き小ストレーナ4にストレーナ洗浄装置17bが設けられる。これにより、未使用時のストレーナ内周部の異物を除去して洗浄できるようにしてストレーナの目詰まりを未然に防止することができる。また、ストレーナ洗浄装置17aの目開き大ストレーナ3上部側には空気抜き弁18aが設けられ、目開き大ストレーナ3下部側にはドレン弁19aが設けられる。ストレーナ洗浄装置17bの目開き小ストレーナ4上部側には空気抜き弁18bが設けられ、目開き小ストレーナ4下部側にはドレン弁19bが設けられる。
次に、第9の実施形態について説明する。
図22は、第9の実施形態における、ストレーナの設置の構成を直列にした場合のタービンロータ・軸受保護装置の状態の一例を示す概念図である。
上記の第1乃至第8の実施形態では、異なるメッシュサイズのストレーナの系統を並列に配置して、タービン回転数、軸受給油温度、ギャップ量、差圧などの監視パラメータの値に基づいて、使用するストレーナの系統を切り替える構成としていた。これに対し、第9の実施形態では、図22に示したように目開き大ストレーナ3と目開き小ストレーナ4を直列に配置して、上記の監視パラメータの値に基づいて、使用するストレーナの系統を切り替える。
図23に示すように、第9の実施形態では、計算機7の系統切替制御部7bは、三方切替電磁弁制御部7b1を有する。三方切替電磁弁制御部7b1は、三方切替電磁弁14を励磁または無励磁に制御する。三方切替電磁弁14は、空気作動弁15a、15bのいずれか一方を開動作させて他方を閉動作させる。
運転状態に応じて、目開き大ストレーナ3とあわせて目開き小ストレーナ4を使用する場合(S91のYES)、計算機7の系統切替制御部7bの三方切替電磁弁制御部7b1が三方切替電磁弁14を励磁させ、この励磁により空気供給源から第1空気作動弁15aへの空気を遮断させることにより(S93)、第1空気作動弁15aを開動作させることで(S94)、使用する系統を目開き小ストレーナ4を通る系統に切り替える。この状態では、目開き小ストレーナ4に対するバイパスライン側の第2空気作動弁15bへは空気が供給され、この第2空気作動弁15bは閉動作する。
次に、第10の実施形態について説明する。
図25は、第10の実施形態における、タービンロータ・軸受保護装置の構成例を示す概念図である。
この実施形態は、上記の各実施形態の特徴をあわせて説明するものである。図25に示すように、異なるメッシュサイズのストレーナが並列に設置され、第1乃至第6の実施形態で説明した切り替え弁6を操作することで、使用するストレーナの系統を切り替えることを可能とした構成である。また、タービンの運転状態を監視するために、第1乃至第6の実施形態で説明したように、回転計9、温度計10、X成分ギャップセンサ11、Y成分ギャップセンサ12のいずれかを用いることができる。Y成分は、X成分の方向に直交する方向である。また、第6の実施形態で説明したように、並列に設置された各ストレーナの入口部と出口部との間の差圧を計測するための差圧計13が設けられる。
図26に示した構成は、図25に示した構成の均圧弁5、切り替え弁6を設ける代わりに、第7および第8の実施形態で説明した三方切替電磁弁14、空気作動弁15a、15b、逆止弁16a、16b、第8の実施形態で説明したストレーナ洗浄装置17a、17b、空気抜き弁18a、18b、ドレン弁19a、19bを備えた構成である。
Claims (11)
- タービンロータおよび軸受を保護するための装置であって、
前記軸受への潤滑油の給油を行うための給油系統に設けられ、第1のメッシュサイズを有して前記給油系統内の異物を捕捉する第1のストレーナと、
前記給油系統に設けられ、前記第1のメッシュサイズより小さい第2のメッシュサイズを有して前記異物を捕捉する第2のストレーナと、
前記軸受に形成される潤滑油の油膜の厚さである軸受油膜厚さが第1の厚さである場合に、使用するストレーナを前記第1のストレーナへ切り替え、前記軸受油膜厚さが前記第1の厚さより薄い第2の厚さである場合に、前記使用するストレーナを前記第2のストレーナへ切り替える切り替え手段と
を備えたタービン用保護装置。 - 前記切り替え手段は、
前記タービンロータの回転数が所定の回転数より低い低回転運転中の状態において、前記使用するストレーナを前記第2のストレーナへ切り替え、
前記タービンロータの回転数が前記所定の回転数以上である通常回転運転中において、前記使用するストレーナを前記第1のストレーナへ切り替える
請求項1に記載のタービン用保護装置。 - 前記タービンロータの回転数を検出する回転検出手段と、
前記軸受へ給油される潤滑油の給油温度を検出する温度検出手段と、
前記検出した回転数と給油温度とに応じて前記軸受油膜厚さを計算する計算手段とをさらに備え、
前記切り替え手段は、
前記計算した軸受油膜厚さが所定値以上である場合に、前記使用するストレーナを前記第1のストレーナに切り替え、
前記計算した軸受油膜厚さが前記所定値未満である場合に、前記使用するストレーナを前記第2のストレーナに切り替える
請求項1に記載のタービン用保護装置。 - タービンロータおよび軸受を保護するための装置であって、
前記軸受への潤滑油の給油を行うための給油系統に設けられ、第1のメッシュサイズを有して前記給油系統内の異物を捕捉する第1のストレーナと、
前記給油系統に設けられ、前記第1のメッシュサイズより小さい第2のメッシュサイズを有して前記異物を捕捉する第2のストレーナと、
前記タービンロータと自装置との間のギャップを第1の方向および前記第1の方向に直交する第2の方向からそれぞれ検出するギャップ検出装置と、
前記検出したギャップに基づいて、前記タービンロータの軸芯浮き上がり量を計算する計算手段と、
前記計算した軸芯浮き上がり量が所定値以上である場合に、使用するストレーナを前記第1のストレーナに切り替え、前記計算した軸芯浮き上がり量が前記所定値未満である場合に、前記使用するストレーナを前記第2のストレーナに切り替える切り替え手段と
を備えたタービン用保護装置。 - タービンロータおよび軸受を保護するための装置であって、
前記軸受への潤滑油の給油を行うための給油系統に設けられ、第1のメッシュサイズを有して前記給油系統内の異物を捕捉する第1のストレーナと、
前記給油系統に設けられ、前記第1のメッシュサイズより小さい第2のメッシュサイズを有して前記異物を捕捉する第2のストレーナと、
前記第1および第2のストレーナが設けられる給油系統の入口部分と出口部分との間の差圧を検出する差圧検出手段と、
前記検出した差圧が制限値以上である場合に、使用するストレーナを前記第1のストレーナに切り替え、前記検出した差圧が前記制限値未満である場合に、前記使用するストレーナを前記第2のストレーナに切り替える切り替え手段と
を備えたタービン用保護装置。 - 前記第1のストレーナが設けられる給油系統および前記第2のストレーナが設けられる給油系統が並列に接続され、
前記第1のストレーナの入口部および前記第2のストレーナの入口部にそれぞれ設けられ空気作動弁をさらに備え、
前記切り替え手段は、
前記使用するストレーナの入口部に設けられる前記空気作動弁を開動作させ、使用しないストレーナの入口部に設けられる前記空気作動弁を閉動作させる
請求項1に記載のタービン用保護装置。 - 前記第1および第2のストレーナの内周部に付着した異物を除去するストレーナ洗浄装置をさらに備えた
請求項1に記載のタービン用保護装置。 - タービンロータおよび軸受を保護するための装置であって、
前記軸受への潤滑油の給油を行うための給油系統に設けられ、第1のメッシュサイズを有して前記給油系統内の異物を捕捉する第1のストレーナと、
前記給油系統における、前記第1のストレーナと前記軸受との間に設けられ、前記第1のメッシュサイズより小さい第2のメッシュサイズを有して前記異物を捕捉する第2のストレーナと、
前記第2のストレーナの入口部に設けられる第1の空気作動弁と、
前記第2のストレーナおよび前記第1の空気作動弁を有する直列の系統の入口部と出口部との間に対するバイパス系統に設けられる第2の空気作動弁と、
前記軸受に形成される潤滑油の油膜の厚さである軸受油膜厚さが第1の厚さであって、前記第1のストレーナを使用して前記第2のストレーナを使用しない場合に、前記第2の空気作動弁を開動作させるとともに前記第1の空気作動弁を閉動作させ、前記軸受油膜厚さが前記第1の厚さより薄い第2の厚さであって、前記第1および第2のストレーナを使用する場合に、前記第1の空気作動弁を開動作させるとともに前記第2の空気作動弁を閉動作させる制御手段と
を備えたタービン用保護装置。 - 前記第1および第2の空気作動弁を動作させる三方切替電磁弁をさらに備え、
前記三方切替電磁弁が無励磁状態の場合は、前記第2の空気作動弁が開動作するとともに前記第1の空気作動弁が閉動作する
請求項8に記載のタービン用保護装置。 - 前記第1のストレーナの入口部と出口部との間に対するバイパス系統に設けられる自圧式差圧弁をさらに備えた
請求項8に記載のタービン用保護装置。 - タービンロータおよび軸受を保護するための、前記軸受への潤滑油の給油を行うための給油系統に設けられ、第1のメッシュサイズを有して前記給油系統内の異物を捕捉する第1のストレーナ、および、前記給油系統に設けられ、前記第1のメッシュサイズより小さい第2のメッシュサイズを有して前記異物を捕捉する第2のストレーナを制御する方法であって、
前記軸受に形成される潤滑油の油膜の厚さである軸受油膜厚さが第1の厚さである場合に、使用するストレーナを前記第1のストレーナへ切り替え、前記軸受油膜厚さが前記第1の厚さより薄い第2の厚さである場合に、前記使用するストレーナを前記第2のストレーナへ切り替える
タービン用保護装置の制御方法。
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