JP6382586B2 - 光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法 - Google Patents

光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6382586B2
JP6382586B2 JP2014121001A JP2014121001A JP6382586B2 JP 6382586 B2 JP6382586 B2 JP 6382586B2 JP 2014121001 A JP2014121001 A JP 2014121001A JP 2014121001 A JP2014121001 A JP 2014121001A JP 6382586 B2 JP6382586 B2 JP 6382586B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical cable
transmission module
hole
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014121001A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016001246A (ja
Inventor
寛幸 本原
寛幸 本原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2014121001A priority Critical patent/JP6382586B2/ja
Publication of JP2016001246A publication Critical patent/JP2016001246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6382586B2 publication Critical patent/JP6382586B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法に関する。
従来、医療用の内視鏡は、挿入部が体内に深く挿入されることによって、病変部の観察を可能とし、さらに必要に応じて処置具が併用されることによって体内の検査、治療を可能としている。このような内視鏡として、挿入部の先端にCCD等の撮像素子を内蔵した撮像装置を備えた内視鏡がある。近年、より鮮明な画像観察を可能とする高画素数の撮像素子が開発されており、内視鏡への高画素数の撮像素子の使用が検討されている。内視鏡で高画素数の撮像素子を使用する場合、該撮像素子と信号処理装置との間を高速で信号を伝送するために、光ケーブルを用いた光伝送モジュールを内視鏡に組み込むことが必要となる。このような光伝送モジュールは、患者への負担軽減を考慮して先端部外径ならびに先端部長はできるだけ小さくすることが希求されるとともに、画質の向上のためにCCD等の撮像素子と光ケーブルとを精度よく位置合わせして光信号を伝播することが要求される。
光ファイバを精度よく固定する方法として、光ファイバをガイド・保持する止具を透明な部材により形成し、透明な側面から照明して観察することにより、光ファイバの偏光保持面の方向付けを行う技術が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平08−320423号公報
しかしながら、特許文献1に記載の固定方法においては、外装を除去した透明なガラスで構成される光ファイバを透明な止具に挿入しているため、光ファイバと止具とのコントラスト差が小さく、光ファイバの側面端や端面を精度よく観察することは困難であり、目標範囲内に位置合わせすることが困難な場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光ケーブルを精度よく位置合わせ可能な光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる光伝送モジュールは、光信号を入力する受光部または光信号を出力する発光部を有する光素子と、前記光素子に入力または前記光素子が出力する前記光信号を通過させるスルーホールを備える基板と、前記光信号を伝播し、外周面の少なくとも一部に金属皮膜が形成された光ケーブルと、前記光ケーブル挿入用の貫通孔を有し、前記光ケーブルの光軸と平行な面のうち少なくとも一面が光学研磨されたガイド保持部材と、を備え、前記受光部または前記発光部が、前記基板のスルーホール上に位置するようにフリップチップ実装されるとともに、前記光ケーブルを保持する前記ガイド保持部材は、前記基板を介して前記光素子と対向するように実装されることを特徴とする。
また、本発明にかかる光伝送モジュールは、上記発明において、前記ガイド保持部材の貫通孔内部に光学接着剤が充填されることを特徴とする。
また、本発明にかかる光伝送モジュールは、上記発明において、前記光素子と前記基板との間に、前記ガイド保持部材の貫通孔内部に充填された光学接着剤と同一の光学接着剤が充填されることを特徴とする。
また、本発明にかかる光伝送モジュールは、上記発明において、前記基板には、前記スルーホールと同心円状のマーカが形成されることを特徴とする。
また、本発明にかかる光伝送モジュールは、上記発明において、前記ガイド部材は、前記光ケーブルの光軸方向の位置合わせ部を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる光伝送モジュールの製造方法は、上記のいずれか一つに記載の光伝送モジュールを製造する光伝送モジュールの製造方法であって、ガイド保持部材の貫通孔に、外周面の少なくとも一部に金属皮膜が形成された光ケーブルを挿入し、前記光ケーブルの光軸と平行な前記ガイド保持部材の光学研磨された面から前記金属皮膜の位置を確認し、前記金属皮膜の一端を前記光伝送モジュールに設けた位置合わせ部に光軸方向の位置合わせした後、前記光ケーブルを前記ガイド保持部材に固定することを特徴とする。
また、本発明にかかる光伝送モジュールの製造方法は、上記発明において、前記光ケーブルの光軸方向の位置合わせの後、光素子の発光部から前記光ケーブルに入力された光量に基づき、前記光ケーブルの光軸方向と垂直な面での位置合わせをさらに行うことを特徴とする。
本発明によれば、光ケーブルの外周面の少なくとも一部に形成された金属皮膜を、光学研磨されたガイド保持部材の側面から観察することにより、光ケーブルを精度よく位置合わせすることが可能となる。
また、本発明にかかる光伝送ケーブルは、光ケーブル接続後、補強および光漏れの防止のためにガイド保持部材周辺は着色または不透明な樹脂で補強されるが、本発明によれば、樹脂補強後にも、透過X線等による非破壊検査により光ケーブル表面の金属皮膜を検知できるため、光ケーブルの接続位置確認や不良解析等を行うことが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る光伝送モジュールの断面図である。 図2は、図1の光伝送モジュールで使用するガイド保持部材の斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る光伝送モジュールの製造方法のフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る光伝送モジュールの断面図である。 図5は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る光伝送モジュールの断面図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る基板の正面図である。 図7は、本発明の実施の形態2に係る光伝送モジュールの断面図である。 図8は、本発明の実施の形態2に係る光伝送モジュールにおける光ケーブルと基板との位置合わせを説明する斜視図である。 図9は、本発明の実施の形態2の変形例1に係る基板の断面図である。 図10は、本発明の実施の形態3に係る光伝送モジュールにおけるガイド保持部材の断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各部材の厚みと幅との関係、各部材の比率などは、現実と異なることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る光伝送モジュール100の断面図である。図2は、図1の光伝送モジュールで使用するガイド保持部材の斜視図である。本発明の実施の形態1にかかる光伝送モジュール100は、光素子である面発光レーザ10と、面発光レーザ10を実装する基板20と、光信号を伝送する光ケーブル30と、光ケーブルを保持するガイド保持部材40とを備える。本発明に係る光伝送モジュールは、光素子としてフォトダイオード等の受光素子と、面発光レーザ等の発光素子のいずれも採用することができるが、光素子が面発光レーザ10である場合について説明する。
基板20は、FPC基板やセラミック基板、ガラエポ基板、ガラス基板、Si基板等が使用され、面発光レーザ10の発光部11から射出される光を通過するスルーホール21を有する。実施の形態1において、スルーホール21の内径は、後述する光ケーブル30の外径と同径または僅かに大きく形成される。
基板20には、接続電極22が形成され、接続電極22を介し面発光レーザ10に電気信号が送信される。面発光レーザ10は、発光部11が基板20と対向するように基板20に実装されるフリップチップタイプである。基板20への面発光レーザ10の実装は、例えば、面発光レーザ10にAuバンプ12を形成し、基板20の接続電極22上に超音波により接合するか、または、接合部に、アンダーフィル材やサイドフィル材等の接着剤13を注入し、接着剤13を硬化させて実装する。あるいは、Auバンプ12を使用せず、基板20にはんだペースト等を印刷し、面発光レーザ10を配置した後、リフロー等ではんだを溶融して実装してもよい。あるいは、面発光レーザ10にはんだバンプを形成し、基板20の接続電極22上に実装装置により配置し、はんだ溶融することで実装してもよい。
基板20への面発光レーザ10の実装において、二視野光学系を用いて面発光レーザ10の発光部11の中心と孔スルーホール21の中心とを位置合わせし、発光部11の真下にスルーホール21が位置するように実装する。
ガイド保持部材40は、光ケーブル30を挿通する貫通孔41を有する。貫通孔41は、円柱状のほか、角柱状であってもよい。ガイド保持部材40はガラス等の紫外および可視光領域で透明な材質で形成され、光ケーブル30の光軸と平行な面のうち少なくとも一面が光学研磨されている。図2に示すように、実施の形態1に係るガイド保持部材40は、直方体状をなし、貫通孔41は、上面48および底面49の中央部に、上面48および底面49に垂直に形成されている。また、貫通孔41の両端部には、テーパ42、テーパ43がそれぞれ形成されている。
基板20上への接着剤50の供給量が所定量より多く供給されたり、ガイド保持部材40の基板20へのマウントの際に所定より大きな負荷がかかったような場合、接着剤50は、基板20のスルーホール21内部に溢れるおそれがあるが、テーパ42を形成することにより、接着剤50のスルーホール21へのはみ出しを抑制しうる。また、貫通孔41の光ケーブル30挿入側にテーパ43を形成することにより、光ケーブル30の貫通孔41への挿入を容易とするとともに、光学接着剤51をテーパ43内に供給して、光ケーブル30とガイド保持部材40とを接合するため、ガイド保持部材40と光ケーブル30との接合面積を大きくでき、接合強度を向上することができる。なお、基板20上の接着剤50の塗布量を少なくすれば、スルーホール21への接着剤50のはみ出しを抑制できるので、テーパ42を必ずしも設ける必要はない。実施の形態1では、貫通孔41に光学接着剤51を充填するため、接着剤50の塗布量が少ない場合であっても、光学接着剤51を多めに充填することにより、基板20とガイド保持部材40との接着強度を保持することができる。
ガイド保持部材40の側面、すなわち、貫通孔41に挿通された光ケーブル30の光軸と平行な面44、45、46、47のうち、少なくとも一面は光学研磨されている。2面を光学研磨面とする場合は、対向する面、例えば、面44と46を光学研磨面とし、面45と47を光学研磨しない砂目状の面とすることが好ましい。本実施他の形態のガイド保持部材40は直方体としているが、貫通孔41に挿通された光ケーブル30の光軸と平行な面のうち、少なくとも一面が光学研磨され、光学研磨された面から光ケーブル30を観察できれば、直方体に限るものではなく、角柱状、例えば、五角柱、六角柱状であってもよい。
ガイド保持部材40は、例えば、ウエハ(ガラス板)の状態で、貫通孔41、ならびにテーパ42および43を複数形成し、ダイシングすることで個片化すればよい。ダイシングの際、ダイシングの速度を調整(遅く)することにより、光学研磨面を形成することができる。ウエハのX方向(横方向)のダイシングを通常の速度とし、Y方向(縦方向)を、光学研磨される遅い速度でダイシングすることにより、対向する2面が光学研磨面で、他の2面は砂目(磨りガラス状)のガイド保持部材40を得ることができる。なお、貫通孔41、ならびにテーパ42および43は、ドリル、エッチング等により形成するため、砂目状となる。
ガイド保持部材40は、例えば、基板20の実装面に接着剤50を塗布後、ガイド保持部材40を、二視野光学系を用いて面発光レーザ10の発光部11の中心と貫通孔41の中心とを位置合わせし、ボンダー等の装置により接着剤50上にマウントし、接着剤50を硬化させて実装すればよい。ガイド保持部材40は、基板20を介して面発光レーザ10と対向するように実装されている。
光ケーブル30は、面発光レーザ10からの光信号を伝播する光ファイバを、樹脂等のジャケットで被覆したものである。光ファイバは、光を伝送するコアと、コアの外周に設けられるクラッドとからなる。本実施の形態に係る光ケーブル30は、ジャケットで被覆された状態でガイド保持部材40の貫通孔41に挿通されるため、金属皮膜31は、ジャケット上に製膜される。金属皮膜31は、光ケーブル30の外周上の少なくとも一部に形成されていればよいが、光学研磨された面からの視認性の観点からは、光ケーブルの外周の半周より大きく形成されることが好ましく、光ケーブルの外周の全周にわたって形成されることが特に好ましい。
また、光ケーブル30上に形成される金属皮膜31の軸方向の位置は、金属皮膜31の位置合わせに使用するいずれか一方の端部が、ガイド保持部材40等の位置合わせ部に合わせることが好ましい。図1では、金属皮膜31の面発光レーザ10側の端部(以降、前端という)は、ガイド保持部材40のテーパ42の上端に位置合わせされる。金属皮膜31の前端または後端(光ケーブル30後端側)は、ガイド保持部材40等の位置合わせ部に位置合わせされた際、光ケーブル30の前端に、発光部11から出力された光が効率よく入力できる位置となるように製膜される。金属皮膜31の端部を位置合わせする位置は、基板20のガイド保持部材40側の面や面発光レーザ10側の面等であってもよい。
金属皮膜31は、Au、Pt、Cu、C、Ni等の金属を、蒸着法、スパッタ法、めっき法等により光ケーブル30のジャケット表面に製膜することにより形成することができる。光ケーブル30のジャケット表面に金属皮膜31を成膜後、金属皮膜31の端面を基準に光ケーブル30を切断することにより、金属皮膜31の端面位置の調整が容易となる。あるいは、光ケーブル30のジャケット表面に金属皮膜31を成膜後、金属皮膜31が形成された領域内で光ケーブル30を切断し、金属皮膜31の端面、かつ光ケーブル30の端面を基準として位置調整してもよい。
つづいて、実施の形態1に係る光伝送モジュール100の製造方法について、図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る光伝送モジュールの製造方法のフローチャートである。
まず、面発光レーザ10を基板20に実装する(ステップS1)。実装は、面発光レーザ10の発光部11の直下に、基板20のスルーホール21が位置するように位置合わせした後、面発光レーザ10に形成されたAuバンプ12等と基板の接続電極22とを、接着剤13等により接続する。
次に、ガイド保持部材40を基板20に実装する(ステップS2)。ガイド保持部材40の貫通孔41の中心が面発光レーザ10の発光部11の中心に位置するよう、ボンダー等の装置により基板20上にマウントし、基板20に予め塗布された接着剤50を硬化させて実装すればよい。
その後、貫通孔41、ならびにテーパ42および43内に光学接着剤51を充填する(ステップS3)。光学接着剤51を貫通孔41、ならびにテーパ42および43に供給することにより、貫通孔41、ならびにテーパ42および43の内部の観察が容易になる。
貫通孔41等に光学接着剤51を供給した後、貫通孔41内部に光ケーブル30を挿入し、位置合わせを行う(ステップS4)。貫通孔41に挿入された光ケーブル30の金属皮膜31を光学研磨された面から観察し、金属皮膜31の端部を目標位置、例えば、テーパ42上部に位置合わせする。金属皮膜31とガイド保持部材40とはコントラスト差が大きいため、光学研磨面から容易に観察できる。さらに、実施の形態1では、貫通孔41等の内部に光学接着剤51を充填するため、貫通孔41内の凹凸表面に光学接着剤51が入りこみ、砂目状が透明となって、さらに観察が容易となる。
なお、ガイド保持部材40の光学研磨された面からの金属皮膜31の端部の観察による光ケーブル30の光軸方向の位置合わせ後、光ケーブル30を固定してもよいが、光軸方向の位置合わせ後、光軸方向と垂直な面において光ケーブル30を位置合わせした後、光ケーブル30を固定することにより、さらに光量が安定した光伝送モジュール100を得ることができる。光ケーブル30の光軸方向と垂直な面における位置合わせは、面発光レーザ10の発光部11から光を出射しながら、光ケーブル30に入力された光量を測定し、規定値以上の光量となるように光ケーブル30を位置合わせする。光ケーブル30に入力された光量の測定は、光ケーブル30の他端をフォトダイオード、パワーメータ、オシロスコープ等に接続することにより行えばよい。
光ケーブル30を位置合わせした後、光学研磨面からUV光等を照射して、光学接着剤51を硬化する(ステップS5)。光学接着剤51の硬化により光ケーブル30は、光伝送モジュール100に接着固定される。光学研磨されない砂目状の面からUV光等を照射してもよいが、UV光の乱反射を防止して、接着剤を効率よく硬化させるためには、光学研磨面からUV光を照射することが好ましい。
上記のようにして作成された光伝送モジュール100は、面発光レーザ10の発光部11から光を出射し、出射された光は、基板20に形成されたスルーホール21を介して光ケーブル30に入射する。光ケーブル30で伝播された光信号は、光ケーブル30の他端が接続されたフォトダイオードやトランスインピーダンスアンプ等を備えた光素子モジュールや、さらに外部の信号処理回路にて処理される。
本実施の形態1に係る光伝送モジュール100は、光ケーブル30の外表面に金属皮膜31を成膜し、ガイド保持部材40の光学研磨された面から金属皮膜31を観察することにより、光ケーブル30の位置合わせを容易に行うことができる。また、光ケーブル30が挿入される貫通孔41内には、光学接着剤51が充填されているため、砂目状の貫通孔41等が透明となり観察はさらに容易に行うことができる。さらに、実施の形態1に係る光伝送モジュール100は、容易に高精度な光ケーブルの接続ができるため、伝送する光量を安定させることが可能となる。さらにまた、不具合等が発生した場合、透過X線等による非破壊検査により光ケーブル表面の金属皮膜を検知できるため、光ケーブルの接続位置確認を行うことが可能となる。
なお、実施の形態1では、光ケーブル30表面に金属皮膜31を形成するが、ガイド保持部材40の光学研磨された面から観察可能であれば、金属皮膜31を施すことなく、ジャケットの着色により位置調整を行うこともできる。
また、実施の形態1では、光ケーブル30の保護を目的として、ジャケットで被覆された状態の光ケーブル30を貫通孔41に挿入するが、ジャケットを被覆した状態の光ファイバを貫通孔41に挿入してもよい。係る場合は、工具類を用いて光ケーブル30のジャケットを除去した後、露出した光ファイバ(クラッド)の表面に金属皮膜31を形成すればよい。金属皮膜31を形成した後、金属皮膜31の端部を基準として光ファイバをカットして、金属皮膜31の位置を調整する。
さらに、光ケーブル表面上の金属皮膜のケーブル光軸方向の長さは、ガイド保持部材の光軸方向の長さと同程度またはそれ以上であってもよい。図4は、実施の形態1の変形例1に係る光伝送モジュールの断面図である。実施の形態1の変形例1に係る光伝送モジュール100Aにおいて、金属皮膜31Aの光軸方向の長さは、ガイド保持部材40の光軸方向の長さより長くなるように形成される。金属皮膜31Aの光軸方向の長さを長くすることにより、光学接着剤51との接着強度を向上することができるとともに、ガイド保持部材40の光学研磨された面から金属皮膜31Aの端部を観察することにより、光ケーブル30Aの位置合わせを容易に行うことができる。
さらにまた、光ケーブル30の端部が挿通される空間である面発光レーザ10と基板20との間に、光学接着剤を充填してもよい。図5は、実施の形態1の変形例2に係る光伝送モジュールの断面図である。実施の形態1の変形例2に係る光伝送モジュール100Bにおいて、面発光レーザ10と基板20との間に光学接着剤51が充填されている。充填される光学接着材51は、ガイド保持部材40の貫通孔41等に充填される光学接着剤51と同一のものである。ガイド保持部材40の貫通孔41、ならびにテーパ42および43に光学接着剤51を充填する際に、面発光レーザ10と基板20との間、および基板20のスルーホール21に光学接着剤51を充填する。変形例2のように、発光部11と光ケーブル30の端部との間に光学接着剤51を充填することにより、発光部11から出射された光が減衰することなく光ケーブル30に結合することができる。なお、光ケーブル30の端面を基板20の面発光レーザ10側面よりガイド保持部材40側に位置させる場合は、面発光レーザ10を基板20に実装する際、光学接着剤51を基板20の面発光レーザ10が実装される領域全面に供給することで、面発光レーザ10と基板20との間に光学接着剤51を充填してもよい。係る場合、基板20のスルーホール21に光学接着剤51が流入しないにすることが好ましい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、基板に形成するスルーホールの内径を光ケーブルの外径以上とし、光ケーブルをスルーホール内に挿入しているが、実施の形態2では、スルーホールの内径を光ケーブルの外径より小さく形成し、光ケーブルの端面を基板に突き当てるようにして位置決めする。
図6は、実施の形態2に係る基板の正面図である。図7は、実施の形態2に係る光伝送モジュールの断面図である。図8は、実施の形態2に係る光伝送モジュールにおける光ケーブルと基板との位置合わせを説明する斜視図である。なお、図8において、説明の簡略化のために、ガイド保持部材40の図示を省略している。
図6に示すように、実施の形態2に係る基板20Cにおいて、スルーホール21Cの内径は、光ケーブル30Cのコアより大きく、かつ、光ケーブル30Cの外径より小さく形成される。また、基板20Cには、スルーホール21Cの外周に、スルーホール21Cと同心円状のマーカ23が形成されている。マーカ23は、フォトレシストや配線パターン等により形成すればよい。図6中点線で示すのは、光ケーブル30Cの接続目標位置24である。マーカ23の内径は、光ケーブル30Cの外径より大きくすることが好ましい。マーカ23をフォトレジストや配線パターンで形成する場合、基板20CはFPC基板とすることが好ましい。
実施の形態2に係る光ケーブル30Cにおいて、図7に示すように、金属皮膜31Cは、光ケーブル30Cの前端から形成される。金属皮膜31Cを光ケーブル30Cの前端部に形成することにより、基板20Cに突き当てて位置合わせする際、観察が容易となるためである。
実施の形態2に係る光伝送モジュール100Cは、実施の形態1の光伝送モジュール100と同様に、面発光レーザ10とガイド保持部材40を基板20Cに対向する様実装した後、ガイド保持部材40の貫通孔41、ならびにテーパ42および43に光学接着剤51を充填する。その後、光ケーブル30Cを貫通孔41内に挿入し、ガイド保持部材40の光学研磨された面から金属皮膜31Cを観察して、光ケーブル30Cの端部を基板20Cに突き当てて、光軸方向の位置合わせを行う。ついで、マーカ23の内径を基準として、光ケーブル30Cを光軸方向と垂直な面において位置合わせする。後軸方向と垂直な面での光ケーブル30Cの位置合わせは、図8に示すように、光ケーブル30Cの端部の外周がマーカ23の内周と同一距離になるように位置合わせすればよい。スルーホール21C外部であって、マーカ23の内部は基板20Cの母材が表出するが、FCP基板の基板母材であるポリイミドは、金属皮膜31Cおよび配線パターン等のマーカ23とコントラスト差が大きいため、ガイド保持部材40の光学研磨面から容易に観察することができる。
実施の形態2に係る光伝送モジュール100Cでは、マーカ23をアライメントマークとして位置決めすることにより、面発光レーザ10の発光部11中心と光ケーブル30C内の光ファイバ中心との位置精度を向上でき、光量が安定した光伝送モジュールを得ることができる。
なお、本実施の形態2では、マーカ23の内径を光ケーブル30Cの外径より大きくして、マーカ23の内径を基準として位置合わせするが、マーカをフォトレジストにより形成し、マーカの内径を光ケーブルの外径より小さく、外形を光ケーブルの外径より大きく形成し、マーカの外径を基準として位置合わせしてもよい。また、実施の形態2の光伝送モジュール100Cにおいて、面発光レーザ10と基板20Cとの間に光学接着剤51を充填してもよい。
さらに、マーカは、スルーホールと同心円状であって、光ケーブルの位置合わせが可能であれば、図9に示すようなベタパターンであってもよい。図9は、実施の形態2の変形例1に係る基板の断面図である。
実施の形態2の変形例1に係る基板20Dは、内径が光ケーブルのコアより大きく、かつ、光ケーブルの外径より小さいスルーホール21Dと、マーカとしてのベタパターン23Dを有する。スルーホール21Dの外周部分は、スルーホール21Dと同心円状にベタパターン23Dが刳り貫かれ、刳り貫かれた部分は基板母材が露出する。変形例1においても、実施の形態2と同様に、ベタパターン23Dの内径を基準として光ケーブルを光軸方向と垂直な面において位置合わせできるため、面発光レーザの発光部中心と光ファイバ中心との位置精度を向上でき、光量が安定した光伝送モジュールを得ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、テーパの上部や基板のガイド保持部材側の面等に金属皮膜の端部を位置合わせするが、実施の形態3では、ガイド保持部材は、光ケーブルの光軸方向の位置合わせ部を有する。
図10は、実施の形態3に係るガイド保持部材の断面図である。実施の形態3に係るガイド保持部材40Eは、本体部40−1と本体部40−2とを備える。本体部40−1および本体部40−2は、屈折率の異なるガラス板からなり、接着剤により張り合わせられている。ガイド保持部材40Eは、実施の形態1と同様に、貫通孔41、ならびにテーパ42および43を有するが、本体部40−1と本体部40−2を接着剤で接着後、ドリル等により貫通孔41、ならびにテーパ42および43が形成される。本体部40−1と本体部40−2と接合は、陽極接合、常温接合等により行ってもよい。また、ガイド保持部材40Eは、実施の形態1と同様に、光ケーブルの光軸と平行な面のうち少なくとも一面が光学研磨されている。
本体部40−1および本体部40−2の接合面52は、ガイド保持部材40Eの光学研磨面から観察した場合、本体部40−1および本体部40−2の屈折率の相違により境界として明確に認識できるため、位置合わせ部として機能する。接合面52に光ケーブルの金属皮膜の端部を位置合わせすることにより、光ケーブルの光軸方向の位置合わせを精度よく行うことが可能となる。
実施の形態3では、本体部40−1および本体部40−2の厚さは同程度にしているが、金属皮膜の成膜位置に合わせて本体部40−1および本体部40−2の厚さは調整すればよい。また、本体部40−1および本体部40−2は同じ屈折率のガラス板とし、本体部40−1および本体部40−2のいずれか一方の接合面に金属皮膜を形成しても、接合面を位置合わせ部とすることができる。
あるいは、ガイド保持部材の本体部は1つの部材として、ガイド保持部材の光ケーブルの光軸と平行な側面の形状をステップカットにより段差を設け、この段差を位置決め部として光ケーブルの金属皮膜の端部の位置合わせ等を行ってもよい。
10 面発光レーザ
11 発光部
12 Auバンプ
13、50 接着剤
20、20C、20D 基板
21、21C、21D スルーホール
22 接続電極
23 マーカ
23D ベタパターン
24 光ケーブル接続目標位置
30、30A、30C 光ケーブル
31、31A、31C 金属皮膜
40、40E ガイド保持部材
41 貫通孔
42、43 テーパ
51 光学接着剤
52 接合面
100、100A、100B、100C 光伝送モジュール

Claims (7)

  1. 光信号を入力する受光部または光信号を出力する発光部を有する光素子と、
    前記光素子に入力または前記光素子が出力する前記光信号を通過させるスルーホールを備える基板と、
    前記光信号を伝播し、外周面の少なくとも一部に金属皮膜が形成された光ケーブルと、
    紫外および可視光領域で透明な材質で形成されてなり、前記光ケーブル挿入用の貫通孔を有し、前記光ケーブルの光軸と平行な面のうち少なくとも一面が光学研磨されたガイド保持部材と、
    前記ガイド保持部材の貫通孔と前記光ケーブルとの間に充填された光学接着剤と、を備え、
    前記受光部または前記発光部が、前記基板のスルーホール上に位置するようにフリップチップ実装されるとともに、前記光ケーブルを保持する前記ガイド保持部材は、前記基板を介して前記光素子と対向するように実装されることを特徴とする光伝送モジュール。
  2. 前記光素子と前記基板との間に、前記ガイド保持部材の貫通孔内部に充填された光学接着剤と同一の光学接着剤が充填されることを特徴とする請求項に記載の光伝送モジュール。
  3. 前記スルーホールの内径は、前記光ケーブルのコアより大きく、かつ前記光ケーブルの外径より小さく、
    記スルーホールの外周には同心円状のマーカが形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送モジュール。
  4. 前記ガイド保持部材は、前記光ケーブルの光軸方向の位置合わせ部を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の光伝送モジュール。
  5. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の光伝送モジュールを製造する光伝送モジュールの製造方法であって、
    ガイド保持部材の貫通孔に、外周面の少なくとも一部に金属皮膜が形成された光ケーブルを挿入し、前記光ケーブルの光軸と平行な前記ガイド保持部材の光学研磨された面から前記金属皮膜の位置を確認し、前記金属皮膜の一端を前記光伝送モジュールに設けた位置合わせ部に光軸方向の位置合わせした後、前記光ケーブルを前記ガイド保持部材に固定することを特徴とする光伝送モジュールの製造方法。
  6. 前記光ケーブルは、前記貫通孔に光学接着剤を供給した後挿入されることを特徴とする請求項5に記載の光伝送モジュールの製造方法。
  7. 前記光ケーブルの光軸方向の位置合わせの後、光素子の発光部から前記光ケーブルに入力された光量に基づき、前記光ケーブルの光軸方向と垂直な面での位置合わせをさらに行うことを特徴とする請求項5または6に記載の光伝送モジュールの製造方法。
JP2014121001A 2014-06-11 2014-06-11 光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法 Active JP6382586B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121001A JP6382586B2 (ja) 2014-06-11 2014-06-11 光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014121001A JP6382586B2 (ja) 2014-06-11 2014-06-11 光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016001246A JP2016001246A (ja) 2016-01-07
JP6382586B2 true JP6382586B2 (ja) 2018-08-29

Family

ID=55076867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014121001A Active JP6382586B2 (ja) 2014-06-11 2014-06-11 光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6382586B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211947A (en) * 1975-07-18 1977-01-29 Fujitsu Ltd Eccentricity measuring method
US4788406A (en) * 1987-01-23 1988-11-29 Battelle Memorial Institute Microattachment of optical fibers
JP2775755B2 (ja) * 1988-06-14 1998-07-16 ソニー株式会社 発光装置
JP3083402B2 (ja) * 1992-05-12 2000-09-04 住友電気工業株式会社 光スイッチ及び光スイッチにおける結合位置認識方法
JP2003344709A (ja) * 2002-05-23 2003-12-03 Okano Electric Wire Co Ltd ファイバ型光モジュール
JPWO2005057262A1 (ja) * 2003-12-15 2007-08-23 日本電気株式会社 光モジュールおよびその製造方法
JP2009047937A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Sony Corp 光送信/光受信モジュール及び光モジュールの製造方法並びに光通信モジュール
JP2012177845A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 光配線部品
JP5809866B2 (ja) * 2011-07-21 2015-11-11 オリンパス株式会社 光素子モジュール、光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法
JP6071277B2 (ja) * 2012-06-29 2017-02-01 オリンパス株式会社 光ファイバーケーブル接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016001246A (ja) 2016-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5809866B2 (ja) 光素子モジュール、光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法
US8498504B2 (en) Integrated optical transmission board and optical module
CN105452918B (zh) 光模块、光模块的安装方法、光模块搭载电路基板、光模块评价仪器系统、电路基板以及通信系统
US9207412B2 (en) Optical transmission module and endoscope
JP6445138B2 (ja) 光伝送モジュール、内視鏡、および前記光伝送モジュールの製造方法
KR100975051B1 (ko) 광 연결 장치 및 방법
WO2016117121A1 (ja) 光伝送モジュールおよび内視鏡
US9874706B2 (en) Optical transmission module and method for manufacturing optical transmission module
JPWO2016185537A1 (ja) 内視鏡、および光伝送モジュール
JP2004334189A (ja) 光モジュール用マウント部材、光モジュール、アレイ型光モジュール、光伝送モジュール
US10088640B2 (en) Optical fiber holding structure, optical transmission module, and method of manufacturing optical fiber holding structure
JP6382585B2 (ja) 光伝送モジュール
JP6382586B2 (ja) 光伝送モジュール、および光伝送モジュールの製造方法
US20180368662A1 (en) Optical transmission module and endoscope
JP5253083B2 (ja) 光伝送基板および光モジュール、ならびに光伝送基板の製造方法
JP6200393B2 (ja) 光モジュールの保護方法および光モジュールの実装方法
WO2019224942A1 (ja) 内視鏡用光モジュール、内視鏡、および内視鏡用光モジュールの製造方法
US20180307035A1 (en) Optical transmission module and endoscope
US11846808B2 (en) Optical transducer for endoscope, endoscope, and manufacturing method for optical transducer for endoscope
WO2021260854A1 (ja) 内視鏡用光モジュール、および、内視鏡
JP6360233B1 (ja) 光電変換ユニット、光ファイバガイド、コネクタ及び光電変換ユニットの製造方法
JP2012155335A (ja) 光伝送基板、複合光伝送基板および光モジュール
DE10211839A1 (de) Optischer Träger
JP2016004130A (ja) 光伝送モジュールおよび光伝送モジュールの製造方法
JP2016134452A (ja) 電子部品の実装構造およびその実装方法ならびに光通信モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180717

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180802

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6382586

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250