JP6382476B1 - 電動機 - Google Patents

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Abstract

電動機(1)は、4つの分割コア(20)を有するステータ(2)と、4つの磁極を持つロータ(3)とを備える。分割コア(20)は、ヨーク部(21a)と、ティース部(21b)とを有する。ティース部(21b)の側面とステータ(2)の径方向内側におけるヨーク部(21a)の側面とが成す角度θ1[度]は、90度≦θ1<180度を満たす。

Description

本発明は、電動機に関する。
一般に、電動機のステータへの巻線の巻回を容易にするため、複数の分割コアで構成されたステータコアが用いられている。ステータへの巻線の巻回が容易になると、ステータコイルの密度を高めることができ、モータ効率が向上する。例えば、特許文献1に開示された電動機では、ステータコアが12個のコア構成体に分割されており、このため、この電動機は、12個のティース部を有する。
特開2005−117844号公報
しかしながら、通常、電動機の磁極の数及びステータのティース部の数が増加するほど、電動機に入力される電流の電気周波数が増加する。これにより、電動機に入力される電流の波形が荒くなり、電動機の制御性(例えば、ロータの回転制御)が悪化する。したがって、例えば、1万rpm以上の高回転での電動機の制御性を高めるためには、磁極の数及びティース部の数はできるだけ少なくすることが望ましい。そのため、磁極の数及びティース部の数が少ない電動機であって、なお且つステータへの巻線の巻回が容易な分割コアを備えた電動機が求められている。
本発明の目的は、ステータへの巻線の巻回を容易にし、且つ制御性の高い電動機を提供することである。
本発明の電動機は、4つの分割コアを有するステータと、前記ステータの内側に配置され、4つの磁極を持つロータとを備え、前記分割コアは、ティース部と、前記ティース部から前記ステータの径方向外側に向けて長さを持つ継手部と前記継手部から前記ステータの径方向内側に向けて長さを持つバックヨーク部とを有するヨーク部とを有し、前記ティース部の側面と前記ステータの径方向内側における前記ヨーク部の側面とが成す角度θ1[度]は、90度≦θ1<180度を満たす。
本発明によれば、ステータへの巻線の巻回を容易にし、且つ制御性の高い電動機を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る電動機の構造を概略的に示す平面図である。 分割コアの構造を概略的に示す平面図である。 分割コアの構造を概略的に示す平面図である。 分割コアの構造を概略的に示す平面図である。 カシメで固定されたステータを有する電動機の構造を概略的に示す平面図である。 カシメで固定されたステータコアを有する分割コアの構造を概略的に示す平面図である。 ロータの磁極数ごとの、電動機の回転数[rps]と電動機に入力される電流の電気周波数[Hz]との関係を示す図である。 本実施の形態に係る電動機に入力される電流の波形を示す図である。 比較例としての8個の磁極を持つ電動機に入力される電流の波形を示す図である。 比較例1としての電動機の構造を概略的に示す平面図である。 比較例1としての電動機の分割コアの構造を概略的に示す平面図である。 比較例1としての電動機の分割コアに巻線を巻回する工程の一例を示す図である。 比較例2としての電動機の構造を概略的に示す平面図である。 比較例2としての電動機の分割コアの構造を概略的に示す平面図である。 比較例3としての電動機の構造を概略的に示す平面図である。 比較例3としての電動機の分割コアの構造を概略的に示す平面図である。 フレーム内に配置された比較例3に係る電動機を示す平面図である。 フレーム内に配置された本実施の形態に係る電動機を示す平面図である。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る電動機1の構造を概略的に示す平面図である。
図2から4は、分割コア20の構造を概略的に示す平面図である。
電動機1は、ステータ2と、ロータ3と、位置センサ4とを有する。電動機1は、例えば、永久磁石同期モータである。
電動機1は、例えば、単相インバータで駆動される。電動機1が単相インバータで駆動する場合、例えば、3相インバータに比べてスイッチング回数を減らすことができ、高速回転時のスイッチングロスを減らすことができる。高速回転時では電気周波数が上がり、スイッチング回数が増えるため、特に高速回転時では単相インバータを用いる利点が得られる。
インバータにおけるスイッチング回数が少ない場合、電動機1に入力される電流の波形が歪み、その電流の高調波成分によってステータ2における鉄損が大きくなる。そのため、ステータ2のステータコア21の材料として、電磁鋼板の代わりにアモルファス金属などの材料を用いることが望ましい。これにより、ステータ2における鉄損の発生を低減し、モータ効率の悪化を抑制することができる。
ステータ2は、ステータコア21と、絶縁部22と、複数の分割面23とを有する。ロータ3は、エアギャップを介してステータ2の内側に配置されている。絶縁部22は、ステータコア21を絶縁する。ステータコア21には、絶縁部22を介して巻線が巻回される。
ステータコア21は、複数のヨーク部21aと、複数のティース部21bとを有する。ステータコア21は、例えば、複数のアモルファス金属又は複数の電磁鋼板が積層されることにより形成される。
絶縁部22は、互いに隣接する2つのティース部21b間に形成された領域であるスロット部に配置されている。具体的には、絶縁部22は、ステータコア21の側面に固定されている。絶縁部22は、例えば、絶縁性樹脂で形成されている。
ステータコア21の外周面24は円弧状に形成されている。具体的には、外周面24は、径方向における最も外側に形成されているヨーク部21aの外周面である。
ロータ3は、複数の永久磁石を有し、複数の磁極を形成する。本実施の形態では、ロータ3は、4つ磁極を持つ。
位置センサ4は、例えば、ロータ3からの磁界を検出するホール素子を有する。位置センサ4は、ティース部21bの周方向における隣において絶縁部22で固定されている。具体的には、位置センサ4は、互いに隣り合う2つのティース部21bの間において、絶縁部22で固定されている。これにより、電動機1のサイズを小型化することができる。
位置センサ4を用いてロータ3からの磁界を検出し、ロータの回転位置(位相)を検出することにより、電動機1の制御を容易にすることができる。さらに、位置センサ4は、2つのティース部21bの間に固定されているので、電動機1のサイズが大きくなることを抑制し、電動機1のサイズを小型にすることができる。
分割コア20の構造について以下に説明する。
図2から4に示される矢印D1は、ステータ2、ステータコア21、及びロータ3の周方向(以下、単に「周方向」ともいう)を示す。図2から4に示される矢印D2は、ステータ2、ステータコア21、及びロータ3の径方向(以下、単に「径方向」ともいう)を示す。図2から4に示される矢印D21は径方向内側を示し、矢印D22は径方向外側を示す。
ステータ2は、複数の分割コア20を有する。本実施の形態では、ステータ2は、4つの分割コア20によって形成されている。
ステータ2は、ティース部21bの数と同じ数(すなわち、4つの分割コア20)に分割されている。したがって、ステータ2は、4つのヨーク部21aと、4つのティース部21bとを有する。
各分割コア20は、ステータコア21と、絶縁部22とを有する。各ステータコア21は、1つのヨーク部21aと、1つのティース部21bと、2つの分割面23とを有する。各分割面23は、各ステータコア21の各ヨーク部21aの周方向における端部に形成されている。分割端部23aは、各分割面23の径方向内側の端部である。
各ヨーク部21aは、バックヨーク部211と継手部212とから形成されている。継手部212は、ティース部21bから径方向外側に向けて長さを持ち、バックヨーク部211は、継手部212から径方向内側に向けて長さを持つ。ティース部21bは、径方向内側に向けて延在している。
ティース部21bの側面21cと径方向内側におけるヨーク部21aの側面21dとが成す角度θ1[度]は、90度≦θ1<180度を満たす。図2に示される例では、ティース部21bの側面21cは、径方向に延在する面であり、言い換えると、径方向に直交する方向におけるティース部21bの両側の面である。ヨーク部21aの側面21dは、ティース部21bの側面21cに隣接している。
さらに、図3に示されるように、角度θ1[度]は、90度<θ1<180度を満たすことが望ましい。これにより、ティース部21bへの巻線の巻回を容易にすることができる。
同様に、図3に示されるように、ティース部21bに固定された絶縁部22の側面22aとヨーク部21aに固定された絶縁部22の側面22bとが成す角度θ2[度]は、90度≦θ2<180度を満たす。側面22bは、側面22aに隣接している。
さらに、角度θ2[度]は、90度<θ1<180度を満たすことが望ましい。これにより、ティース部21bへの巻線の巻回を容易にすることができる。
図4に示されるように、分割端部23aは、直線L1よりも径方向外側に位置する。直線L1は、ヨーク部21aとティース部21bとの境界である。すなわち、直線L1は、ヨーク部21aの側面21dとティース部21bの側面21cとの境界である。
同様に、周方向における絶縁部22の端部である端部22cは、直線L1よりも径方向外側に位置する。これにより、巻線の巻回を容易にするという利点を得ることができ、ステータコイルの密度を高めることができる。
図5は、カシメ25で固定されたステータ2を有する電動機1の構造を概略的に示す平面図である。
図6は、カシメ25で固定されたステータコア21を有する分割コア20の構造を概略的に示す平面図である。
図5及び図6に示されるように、ステータコア21を形成する複数のアモルファス金属又は複数の電磁鋼板は、カシメ25によって固定されてもよい。図5に示される電動機1及び図6に示される分割コア20において、カシメ25以外の構造は、図1から図4に示される電動機1及び分割コア20とそれぞれ同じである。
カシメ25を用いることにより、ステータコア21の形状が安定し、分割面23の形状を安定させることができる。これにより、例えば、焼き嵌めによって電動機1にフレーム5(図18)を嵌めるときに、分割面23で分割コア20がばらけることを防止することができる。
実施の形態に係る電動機1の効果について以下に説明する。
図7は、ロータの磁極数ごとの、電動機の回転数[rps]と電動機に入力される電流の電気周波数[Hz]との関係を示す図である。具体的には、図7は、電動機の磁極の数を変更した場合における、電動機の回転数と電気周波数との関係を示す図である。図7において、f1は、本実施の形態に係る電動機1における回転数と電気周波数との関係を示す。f2は、6個の磁極及び6個のティース部を持つ電動機における回転数と電気周波数との関係を示す。f3は、8個の磁極及び8個のティース部を持つ電動機における回転数と電気周波数との関係を示す。f4は、10個の磁極及び10個のティース部を持つ電動機における回転数と電気周波数との関係を示す。
図8は、本実施の形態に係る電動機1に入力される電流の波形を示す図である。
図9は、比較例としての8個の磁極を持つ電動機に入力される電流の波形を示す図である。図8及び図9に示される波形は、ロータ3が1回転する間に電動機1に入力される電流の波形であり、これらの波形のキャリア周波数は互いに同じである。
図7に示されるように、電動機に入力される電流の電気周波数は、磁極の数が増えるほど増加する。例えば、磁極の数が4個から8個になると、電気周波数が2倍になる。したがって、図9に示されるように、キャリア周波数を一定にしたとき、4磁極を持つ電動機1(図8)に対して、8磁極を持つ電動機に入力される電流の波形が荒くなる。電流の波形が荒くなるほど電動機の制御性(例えば、ロータの回転制御)が悪化する。したがって、例えば、1万rpm以上の高回転で電動機を駆動させるためには、磁極の数はできるだけ少なくし、且つ電気周波数を下げることが望ましい。これにより、電動機の制御性が改善される。
上述のように、電動機1の制御性を改善するため、本実施の形態に係る電動機1では、ロータ3は4つの磁極を持ち、ステータ2は4つのティース部21bを持つ。これにより、6極以上の磁極を持つ電動機に比べて、1万rpm以上で駆動する場合でも制御性を高めることができる。
さらに、電動機1が単相インバータで駆動する場合、例えば、3相インバータに比べてスイッチング回数を減らすことができ、高速回転時のスイッチングロスを減らすことができる。
各ヨーク部21aは、バックヨーク部211と継手部212とから形成されている。継手部212は、ティース部21bから径方向外側に向けて長さを持ち、バックヨーク部211は、継手部212から径方向内側に向けて長さを持つ。これにより、巻線によってステータコイルを形成する領域を広くすることができる。
図10は、比較例1としての電動機1aの構造を概略的に示す平面図である。
図11は、比較例1としての電動機1aの分割コア20aの構造を概略的に示す平面図である。
図12は、分割コア20aに巻線7を巻回する工程の一例を示す図である。
比較例1に係る電動機1aは、本実施の形態に係る電動機1と同様に4つの磁極を持ち、4つのティース部121bを持つ。電動機1aは、4つの分割コア20aを有する。ティース部121bは、電動機1のティース部21bに対応し、ティース部21bと同じ構造を持つ。電動機1aにおいて、ヨーク部121aの構造が実施の形態に係る電動機1のヨーク部21aと異なる。具体的には、ティース部121bの側面121cと径方向内側におけるヨーク部121aの側面121dとが成す最大角度θ3は、90度よりも小さい。
ティース部には、通常、ノズルを用いて巻線を巻回する。ステータが複数のコアに分割されていない場合、ステータコイルの密度が高くなるように巻線を巻回することが困難である。一方、本実施の形態では、ステータ2が複数のコアに分割されているので、ノズルを用いて各ティース部21bに巻線を容易に巻回することができ、ステータコイルの密度を高めることができる。ただし、位置センサ4の位置ずれを防ぐため、位置センサ4の近くには巻線を巻回しない方が望ましい。
しかしながら、図10及び図11に示される電動機1aでは、最大角度θ3は、90度よりも小さいので、図12に示されるように、分割端部23aが直線L1よりも径方向内側に位置する。これにより、ノズル6の動作をヨーク部121aが阻害し、特にティース部121bの径方向外側の部分に巻線7を巻回することが困難である。これに対し、本実施の形態に係る電動機1では、角度θ1[度]は、90度≦θ1<180度を満たす。これにより、本実施の形態に係る電動機1では、分割端部23aが、直線L1よりも径方向外側に位置するように分割コア20を形成することができ、巻線の巻回を容易にするという利点が得られる。
図13は、比較例2としての電動機1bの構造を概略的に示す平面図である。
図14は、比較例2としての電動機1bの分割コア20bの構造を概略的に示す平面図である。
比較例2に係る電動機1bは、2つの磁極を持ち、2つのティース部221bを持つ。電動機1bは、2つの分割コア20bを有する。電動機1bにおいて、ヨーク部221aの構造が実施の形態に係る電動機1のヨーク部21aと異なる。具体的には、ティース部221bの側面221cと径方向内側におけるヨーク部221aの側面221dとが成す最大角度θ4は、90度よりも小さい。
したがって、比較例1に係る電動機1aと同様に、電動機1bでも最大角度θ4は、90度よりも小さいので、巻線の巻回を行う際に、ノズル6の動作をヨーク部221aが阻害し、特にティース部221bの径方向外側の部分に巻線を巻回することが困難である。
図7に基づいて説明したように、電動機1の制御性を考慮すると、磁極及びティース部の数は小さい方が望ましいが、巻線の巻回を考慮すると、磁極の数及びティース部の数はそれぞれ4つであることが望ましい。磁極の数及びティース部の数がそれぞれ4つの場合でも、比較例1に係る電動機1aのように、最大角度θ3が90度よりも小さい場合、巻線の巻回を困難にする。
そこで、本実施の形態では、電動機1は、4つの磁極を持ち、4つのティース部21bを持ち、且つ、角度θ1[度]は、90度≦θ1<180度を満たす。これにより、電動機1の制御性を高めることができ、巻線の巻回を容易にするという利点を得ることができ、ステータコイルの密度を高めることができる。
さらに、本実施の形態では、ヨーク部21aは、継手部212は、ティース部21bから径方向外側に向けて長さを持ち、バックヨーク部211は、継手部212から径方向内側に向けて長さを持つ。これにより、分割端部23aが、直線L1よりも径方向外側に位置するように分割コア20を形成することができるので、巻線の巻回を容易にすることができる。
位置センサ4は、互いに隣り合う2つのティース部21bの間において、絶縁部22で固定されている。これにより、電動機1のサイズを小型化することができる。
図15は、比較例3としての電動機1cの構造を概略的に示す平面図である。
図16は、比較例3としての電動機1cの分割コア20cの構造を概略的に示す平面図である。
比較例3に係る電動機1cは、本実施の形態に係る電動機1と同様に、4つの磁極を持ち、4つのティース部321bを持つ。電動機1cは、4つの分割コア20cを有する。電動機1cにおいて、ヨーク部321aの構造が実施の形態に係る電動機1のヨーク部21aと異なる。具体的には、ヨーク部321aが直線的に形成されている。電動機1cでは、ティース部321bの側面321cと径方向内側におけるヨーク部321aの側面321dとが成す角度θ5は、90度である。したがって、上述の実施の形態に係る電動機1と同様に、電動機1cの制御性を高めることができ、巻線の巻回を容易にするという利点を得ることができる。
図17は、フレーム5内に配置された比較例3に係る電動機1cを示す平面図である。
図18は、フレーム5内に配置された本実施の形態に係る電動機1を示す平面図である。
フレーム5は円筒形のフレームである。図17に示されるように、電動機1cにおいて、フレーム5の内周面に接触する接触部分24cが、点接触でフレーム5に接触する場合、フレーム5内においてステータ2c(4つ分割コア20c)の固定が安定せず、ステータ2cの形状が維持されにくい。
図18に示されるように、上述の実施の形態に係る電動機1では、フレーム5の内周面に接触する接触部分は、円弧状に形成されたヨーク部21a(具体的には、バックヨーク部211)の外周面24である。外周面24は、円弧状に形成されているので、面接触でフレーム5に接触する。これにより、フレーム5内においてステータ2の固定が安定し、ステータ2の形状が維持されやすいという利点が得られる。
以上に説明した実施の形態における特徴及び各比較例における特徴は、互いに適宜組み合わせることができる。
1,1a,1b,1c 電動機、 2 ステータ、 3 ロータ、 4 位置センサ、 5 フレーム、 6 ノズル、 7 巻線、 20,20a,20b,20c 分割コア、 21 ステータコア、 21a ヨーク部、 21b ティース部、 21c,21d,22a,22b 側面、 22 絶縁部、 22c 端部、 23 分割面、 23a 分割端部、 24 外周面、 25 カシメ、 211 バックヨーク部、 212 継手部。

Claims (8)

  1. 4つの分割コアを有するステータと、
    前記ステータの内側に配置され、4つの磁極を持つロータと
    を備え、
    前記分割コアは、
    ティース部と、
    前記ティース部から前記ステータの径方向外側に向けて長さを持つ継手部と前記継手部から前記ステータの径方向内側に向けて長さを持つバックヨーク部とを有するヨーク部と
    を有し、
    前記ティース部の側面と前記ステータの径方向内側における前記ヨーク部の側面とが成す角度θ1[度]は、
    90度≦θ1<180度
    を満たす電動機。
  2. 前記分割コアは、前記ステータの周方向における端部に形成された分割面を有し、
    前記分割面の前記径方向内側の端部は、前記ヨーク部と前記ティース部との境界よりも前記径方向外側に位置する
    請求項1に記載の電動機。
  3. 前記角度θ1[度]は、90度<θ1<180度を満たす請求項1又は2に記載の電動機。
  4. 前記バックヨーク部の外周面は、円弧状に形成されている請求項1から3のいずれか1項に記載の電動機。
  5. 前記ロータからの磁界を検出する位置センサをさらに有する請求項1から4のいずれか1項に記載の電動機。
  6. 前記ティース部を絶縁する絶縁部をさらに備え、
    前記位置センサは、前記ティース部の周方向における隣において前記絶縁部で固定されている
    請求項5に記載の電動機。
  7. 前記電動機は、単相インバータで駆動される請求項1から6のいずれか1項に記載の電動機。
  8. 前記電動機は、1万rpm以上で駆動する請求項1から7のいずれか1項に記載の電動機。
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