JP6382137B2 - 配線ユニット及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電気回路の配線となる導通部材が樹脂で一体成形された配線ユニット及びその製造方法に関する。
下記特許文献1には、電気回路の配線となる2枚の板状の導通部材を積層配置し、各導通部材を樹脂で一体化して配線ユニットとしたものが開示されている。この配線ユニットでは、各導通部材を台座上に保持した状態でインサート材とし、インサート成形して配線ユニットが構成されている。このとき、2枚の導通部材を電気的に接触させないように台座には突起を設けて2枚の導通部材を機械的に分離させている。
特開2012−164447号公報
しかし、特許文献1の配線ユニットでは、台座を必要としており、製造のための部品点数が増加し、製造コストが高くなる問題点がある。
このような問題に鑑み本発明の課題は、互いに非導通状態とされた2枚の導通部材を積層配置して構成される配線ユニットにおいて、導通部材自体を部分的に対向する導通部材に向けて突出させて当接させ、両者を離間させることにより、別部材を用いることなく、2枚の導通部材を電気的に接触させないで配線ユニットを形成することにある。
第1発明は、1つの電気回路の配線を構成する2枚の板状の導通部材を所定の隙間をあけて積層配置し、2枚の導通部材間に電気部品を電気接続可能とし、2枚の導通部材を樹脂で一体成形した配線ユニットであって、少なくとも一方の導通部材は、部分的に他方の導通部材に向けて突出して形成され、2枚の導通部材間を離間状態とする突部を複数備え、該突部において、2枚の導通部材を結合させることにより、該突部を除く部分において2枚の導通部材間の隙間を確保する。
第1発明によれば、導通部材に設けられた突部によって2枚の導通部材が離間状態とされるため、別部材を用いることなく、2枚の導通部材を互いに非導通状態で積層配置された配線ユニットを形成することができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記各突部では、2枚の導通部材を互いにかしめ結合している。
第2発明によれば、2枚の導通部材のかしめ結合によりインサート成形時に2枚の導通部材が相対移動しないようにすることができ、導通部材を別手段により固定する必要をなくすことができる。また、樹脂による成形後も2枚の導通部材が結合されているため、2枚の導通部材の一方の樹脂による一体化強度が小さい場合でも、他方の導通部材の一体化強度が確保されていれば、一方の導通部材が変形する可能性を抑制することができる。
第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記2枚の導通部材のうち、一方の導通部材は電気回路の電源線及び信号線側線路を構成し、他方の導通部材は電気回路の接地側線路を構成し、他方の導通部材は一方の導通部材よりも面積を大きくされている。
第3発明によれば、接地側線路の面積が大きくされているため、接地側線路を低インピーダンス化でき、接地電位を安定させることができる。また、電源線及び信号線側線路を接地側線路が被う構成となり、接地側線路によるシールド効果により電気回路のノイズを低減することができる。
第4発明は、上記第3発明において、前記突部は一方の導通部材に形成され、一方の導通部材は他方の導通部材によりも板厚を厚く形成されている。
第4発明によれば、板厚を厚くされた一方の導通部材に突部を形成したため、突部の強度を高めることができ、2枚の導通部材の離間状態を安定して維持することができる。
第5発明は、上記第1ないし第4発明のいずれかにおいて、前記突部は、2枚の導通部材が互いに対向する部位で、一方の導通部材を他方の導通部材に向けて打出して形成され、打出先端が対向する導通部材の平坦面上に面接触する接触面部を備え、該接触面部には対向する導通部材との間に突起とその突起を貫通させる貫通孔とによる嵌合構造が形成され、前記突起の先端がかしめ加工されて前記接触面部と対向する導通部材との間が機械的に結合されている。
第5発明によれば、導通部材に対する突部の接触は面接触にて行われるため、2枚の導通部材の離間状態を導通部材の面上各部で安定させることができる。しかも、接触面部にて導通部材同士がかしめ固定されるため、面接触状態を安定させて上記効果を安定して維持することができる。
第6発明は、上記第1ないし第5発明のいずれかにおいて、前記突部は、導通部材において電気回路を成す配線パターンとは独立した位置に設けられている。
第6発明によれば、配線パターンに影響されることなく突部を設置することができ、突部による2枚の導通部材の離間状態を維持するために好適な位置に突部を設けることができる。また、突部を導通部材によって構成される電気回路から電気的に遮断する処理を容易に行うことができる。
第7発明は、1つの電気回路の配線を構成する2枚の板状の導通部材を所定の隙間をあけて積層配置し、2枚の導通部材間に電気部品を電気接続可能とし、2枚の導通部材が樹脂で一体成形される配線ユニットの製造方法であって、前記導通部材の少なくとも一方の複数箇所を他方の導通部材に向けて突部を形成するように突出させ、前記突部を挟んで互いに積層された2枚の導通部材を成形型内にインサート材として支持して樹脂のインサート成形を行い、成形後、前記突部により電気的に接続された前記2枚の導通部材間の電気的接続を遮断する。
第7発明によれば、導通部材に設けられた突部によって2枚の導通部材が離間状態とされるため、別部材を用いることなく、2枚の導通部材を互いに非導通状態で積層配置された配線ユニットを形成することができる。
本発明の一実施形態の正面側からの外観斜視図である。 上記実施形態の裏面側からの外観斜視図である。 上記実施形態の2枚の導通部材の正面側からの斜視図である。 上記実施形態の2枚の導通部材の裏面側側からの斜視図である。 図4の2枚の導通部材の部分断面側面図である。 上記実施形態の突部の拡大説明図である。 突部の第1変形例の断面説明図である。 突部の第2変形例の断面説明図である。
図1〜6は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、1つの電気回路の配線を構成する2枚の板状の第1、第2導通部材10、20を所定の隙間をあけて積層配置し、2枚の第1、第2導通部材10、20が樹脂で一体成形された配線ユニットであり、その樹脂の一体成形時にケース40も一体に形成されている。2枚の第1、第2導通部材10、20は、四角形の銅板を打ち抜き加工して形成され、ケース40も2枚の第1、第2導通部材10、20の外形全体を被う大きさとされている。ケース40内で2枚の第1、第2導通部材10、20間には、IC回路、コンデンサ等の電気部品(図示省略)を電気接続可能とされ、また、ケース40は、形状的にもケース40内の正面側に、それらの電気部品を収納保持可能に形成されている(図1参照)。また、ケース40の側部には、当該配線ユニットの電気回路を外部回路に接続するためのコネクタ41、42が一体に形成されている。なお、図示を省略したが、配線ユニットのケース40には、配線ユニットの正面側(図1参照)の上にカバーが被せられ、カバーとケース40とにより2枚の第1、第2導通部材10、20及び各電気部品が被われている。但し、第2導通部材20の大部分は、ケース40から露出している(図2参照)。
図3〜5は、樹脂で一体成形される前の第1、第2導通部材10、20を示している。第1導通部材10は、電気回路の電源線及び信号線側線路の配線パターンを形成し、第2導通部材20は、電気回路の接地側線路の配線を形成している。ここでは、第1導通部材10は、第2導通部材20よりも板厚を厚く形成されている。例えば、第1導通部材10の板厚は0.64mmであり、第2導通部材20の板厚は0.3mmとされている。その代わり、第2導通部材20は第1導通部材10に比べて板面の面積を大きく形成されている。
第1導通部材10の配線パターンにおける端末部には、複数の端子11、12が形成され、各端子11はコネクタ41、42の端子となり、各端子12はケース40の正面側に固定されるIC回路の端子に対する接続端子となる。そのため、各端子11は、第1導通部材10の正面側に偏倚するように折り曲げられて、コネクタ41、42の中心部に位置するようにされ、各端子12は、第1導通部材10の正面側に突出するように折り曲げられている。また、第1導通部材10の外形の角部で端子11に隣接する部位と端子12に隣接する部位には、第1導通部材10を成形金型内に支持する際の位置決めとなる位置決め部13が導通部材10の配線パターンと一体に形成されている。
第2導通部材20は、積層状態で第1導通部材10の配線パターンを広く被うように、第1導通部材10よりも面積が大きく形成されている(図4参照)。第2導通部材20にもコネクタ41、42の端子となる端子21が、第1導通部材10の各端子11と並ぶように折り曲げられて形成され、IC回路の端子に対する接続端子となる端子22が、第1導通部材10の各端子12と並ぶように折り曲げられて形成されている。上述のように第2導通部材20は、第1導通部材10に比べて板厚が薄いため、端子21では板を折り曲げて2枚重ねにして端子11と板厚が同程度となるようにしている。
本発明の特徴である突部30は、導通部材10の配線パターンが打ち抜き加工される際に同時に、配線パターンの周りを部分的に打出加工して形成されている。突部30は、第1導通部材10の3箇所に分散して設けられ、コネクタ41の端子11、21に隣接する部位、コネクタ42の端子11、21に隣接する部位、並びにIC回路の端子が接続される端子12、22に隣接する部位に、それぞれ設けられている。各突部30は、図6に良く示されるように、第1導通部材10を第2導通部材20に向けて円筒状に打出成形して打出部31を形成し、打出部31の先端面で第2導通部材20の対応部位に面接触させている。しかも、打出部31の先端面の中央部に突起32を突出させ、突起32に対応させて第2導通部材20の面上に貫通孔33を開け、貫通孔33に突起32を貫通させている。その貫通させた状態で突起32は、図6で白抜き矢印で示すようにかしめ加工して突起32の先端を傘状に潰され、潰された突起32の先端で貫通孔33を閉じて、第1、第2導通部材10、20を結合させている。3箇所の突部30の打出部31は、第2導通部材20に向けた打出量を互いに等しくされており、第1、第2導通部材10、20は、互いに平行に積層されている。この場合、各突部30における打出部31の打出高さは1.18mmであり、直径は6mmとされている。
以上のように突部30を挟んで積層状態とされ、一体化された第1、第2導通部材10、20は、樹脂のインサート成形を行う金型(図示省略)内にインサート材として支持され、インサート成形が行われる。このとき、金型に対する第1、第2導通部材10、20の位置決めは、第1導通部材10の2箇所の位置決め部13によって行われる。また、インサート成形では、金型内に外部から樹脂が射出されるため、インサート材である第1、第2導通部材10、20に樹脂の流動圧力が加わる。しかし、第1、第2導通部材10、20は、3箇所の突部30によって一定距離離間した平行状態で一体化されているため、その離間状態を維持したままで樹脂により一体成形される。
一体成形が完了した後は、第1導通部材10の配線パターンにおいて電気回路として不要な接続箇所の切断が行われる。また同時に、各突部30が第1導通部材10の電気回路に繋がっていた部分も切断される。これらの切断箇所が図3の「×」印で示されている。第1導通部材10の配線パターンにおいて電気回路として不要な接続が行われている理由は、その接続が行われていないと各配線パターンの剛性が弱く、樹脂による成形時に動いてしまう恐れがあり、余分な接触が生じてしまう恐れがあるからである。
以上のように本実施形態によれば、第1導通部材10に設けられた突部30によって第1、第2導通部材10、20が離間状態とされるため、別部材を用いることなく、第1、第2導通部材10、20を積層配置して構成された配線ユニットを形成することができる。また、突部30は円筒状に形成されているため、第1、第2導通部材10、20を離間状態に維持するための強度を高くすることができる。更に、第2導通部材20に対する突部30の接触は面接触にて行われるため、第1、第2導通部材10、20の平行度を高め、第1、第2導通部材10、20の離間状態を面上各部で安定させることができる。しかも、接触面部の突起32をかしめることによって第1、第2導通部材10、20同士が固定されるため、面接触状態を安定させて上記離間状態を安定して維持することができる。また、樹脂による一体成形後、突部30は第1導通部材10から切り離されるが、突部30は樹脂に包まれて残るため、第2導通部材20は突部30を介して樹脂に一体化されており、樹脂による第2導通部材20に対する一体化強度が充分でない場合でも、第2導通部材20が変形する可能性を抑制することができる。因みに、図2に良く示されるように、第2導通部材20の樹脂による一体化は、細い筋状の樹脂により網目状に行われており、一体化強度は強くない。
更に、突部30は、第1導通部材10の配線パターンとは独立した位置に設けられているため、配線パターンに影響されることなく突部30を設置することができ、第1、第2導通部材10、20の離間状態を維持するために好適な位置に突部30を設けることができる。また、突部30は、各第1、第2導通部材10、20から電気的に切り離す必要があるが、配線パターンとは独立した位置に設けられているため、切り離し作業を容易に行うことができる。
一方、第2導通部材20における接地側線路の面積が大きくされているため、接地側線路を低インピーダンス化でき、接地電位を安定させることができる。また、第1導通部材10における電源線及び信号線側線路を接地側線路が被う構成となり、接地側線路によるシールド効果により電気回路のノイズを低減することができる。更に、板厚を厚くされた第1導通部材10に突部30を形成したため、突部30の強度を高めることができ、突部30による第1、第2導通部材10、20の離間状態を安定して維持することができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、上記実施形態では、突部を第1導通部材に設けたが、突部は第2導通部材に設けてもよい。また、上記実施形態では、突部により電気的に接続された2枚の導通部材間の電気的接続を遮断するようにしたが、電気回路の構成上、突部により接続された2枚の導通部材間が電気的接続を必要とする場合、又は電気的に接続されていても問題が生じない場合には、上記遮断を行う必要はない。更に、上記実施形態では、突部を3箇所設ける例を示したが、突部は2箇所でも、4箇所以上でもよい。また、上記実施形態では、2枚の導通部材を積層配置する例を示したが、導通部材は3枚以上が積層配置されてもよい。
更に、上記実施形態では、突部を第1導通部材にのみ設ける例を示したが、図7のように、突部を第1、第2導通部材10、20のそれぞれに設け、一方の突部30aの先端部に他方の突部30bの先端部が部分的に嵌合するようにしてもよい。この構造によれば、実施形態の場合のような突起32のかしめ加工を施すことなく、第1、第2導通部材10、20の相対的な移動を抑制することができる。また、図8のように、複数の突部の一部30cは第1導通部材10に設け、他部30dは第2導通部材20に設けてもよい。
10 第1導通部材
11、12 端子
13 位置決め部
20 第2導通部材
21、22 端子
30 突部
31 打出部
32 突起
33 貫通孔
40 ケース
41、42 コネクタ

Claims (7)

  1. 1つの電気回路の配線を構成する2枚の板状の導通部材を所定の隙間をあけて積層配置し、2枚の導通部材間に電気部品を電気接続可能とし、2枚の導通部材を樹脂で一体成形した配線ユニットであって、
    少なくとも一方の導通部材は、部分的に他方の導通部材に向けて突出して形成され、2枚の導通部材間を離間状態とする突部を複数備え、
    該突部において、2枚の導通部材を結合させることにより、該突部を除く部分において2枚の導通部材間の隙間を確保しており、
    前記2枚の導通部材のうち、一方の導通部材は電気回路の電源線及び信号線側線路を構成し、他方の導通部材は電気回路の接地側線路を構成し、他方の導通部材は一方の導通部材よりも面積を大きくされている配線ユニット。
  2. 1つの電気回路の配線を構成する2枚の板状の導通部材を所定の隙間をあけて積層配置し、2枚の導通部材間に電気部品を電気接続可能とし、2枚の導通部材を樹脂で一体成形した配線ユニットであって、
    少なくとも一方の導通部材は、部分的に他方の導通部材に向けて突出して形成され、2枚の導通部材間を離間状態とする突部を複数備え、
    該突部において、2枚の導通部材を結合させることにより、該突部を除く部分において2枚の導通部材間の隙間を確保しており、
    前記突部は、2枚の導通部材が互いに対向する部位で、一方の導通部材を他方の導通部材に向けて打出して形成され、打出先端が対向する導通部材の平坦面上に面接触する接触面部を備え、該接触面部には対向する導通部材との間に突起とその突起を貫通させる貫通孔とによる嵌合構造が形成され、前記突起の先端がかしめ加工されて前記接触面部と対向する導通部材との間が機械的に結合されている配線ユニット。
  3. 請求項1又は2において、
    前記突部は一方の導通部材に形成され、
    一方の導通部材は他方の導通部材によりも板厚を厚く形成されている配線ユニット。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記各突部では、2枚の導通部材を互いにかしめ結合している配線ユニット。
  5. 請求項1ないしのいずれかにおいて、
    前記突部は、導通部材において電気回路を成す配線パターンとは独立した位置に設けられている配線ユニット。
  6. 1つの電気回路の配線を構成する2枚の板状の導通部材を所定の隙間をあけて積層配置し、2枚の導通部材のうち、一方の導通部材は電気回路の電源線及び信号線側線路を構成し、他方の導通部材は電気回路の接地側線路を構成し、他方の導通部材は一方の導通部材よりも面積を大きくされており、前記2枚の導通部材間に電気部品を電気接続可能とし、2枚の導通部材が樹脂で一体成形される配線ユニットの製造方法であって、
    前記導通部材の少なくとも一方の複数箇所を他方の導通部材に向けて突部を形成するように突出させ、
    前記突部を挟んで互いに積層された2枚の導通部材を成形型内にインサート材として支持して樹脂のインサート成形を行い、
    成形後、前記突部により電気的に接続された前記2枚の導通部材間の電気的接続を遮断する配線ユニットの製造方法。
  7. 1つの電気回路の配線を構成する2枚の板状の導通部材を所定の隙間をあけて積層配置し、2枚の導通部材間に電気部品を電気接続可能とし、2枚の導通部材が樹脂で一体成形される配線ユニットの製造方法であって、
    前記導通部材の少なくとも一方の複数箇所を他方の導通部材に向けて突部を形成するように打出して突出させ、
    打出先端が対向する導通部材の平坦面上に面接触する接触面部と該接触面部に対向する導通部材との間に、突起とその突起を貫通させる貫通孔とによる嵌合構造を形成し、
    前記突起の先端をかしめ加工して前記接触面部と対向する導通部材との間を機械的に結合させ、
    前記突部を挟んで互いに積層された2枚の導通部材を成形型内にインサート材として支持して樹脂のインサート成形を行い、
    成形後、前記突部により電気的に接続された前記2枚の導通部材間の電気的接続を遮断する配線ユニットの製造方法。
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