JP6381999B2 - 医用画像撮影装置 - Google Patents

医用画像撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6381999B2
JP6381999B2 JP2014137960A JP2014137960A JP6381999B2 JP 6381999 B2 JP6381999 B2 JP 6381999B2 JP 2014137960 A JP2014137960 A JP 2014137960A JP 2014137960 A JP2014137960 A JP 2014137960A JP 6381999 B2 JP6381999 B2 JP 6381999B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exterior cover
microphone
subject
sound
gantry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014137960A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016013371A (ja
Inventor
片山 茂
茂 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Canon Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Medical Systems Corp filed Critical Canon Medical Systems Corp
Priority to JP2014137960A priority Critical patent/JP6381999B2/ja
Publication of JP2016013371A publication Critical patent/JP2016013371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6381999B2 publication Critical patent/JP6381999B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Description

本発明の実施形態は、X線CT装置に代表される、外装カバーを有する医用画像撮影装置に関する。
X線CT装置やMRI装置、あるいはPETやSPECTなどの医用画像撮影装置は多くの病院で日常的に運用されている。これらの装置を用いて被験者を撮影する際に重要なのは音声によるコミュニケーションである。被験者とオペレータとは大抵別の部屋に居るので、骨伝導(非特許文献1)を用いる特殊なケースを除きマイクロフォン(以下、マイクと略記する)やスピーカを介して通話することとなる。これらは部屋の壁に取り付けられることもあるが、やはり、被験者に近い装置筐体に取り付けるほうが有利である。
ところで現在の装置では、マイクはCT架台(ガントリ)の外装カバーに開けられた集音用の穴の奥に取り付けられている。X線CT装置では撮影条件により造影剤などの液体が使われるので、垂れた液体がマイク回路にかかって壊れないようにマイクの取り付け位置が制限される。つまりマイクを実装できる位置が架台の上の方に限られるので、その方向を向いていない被験者の音声を拾いにくいという不具合が生じていた。
[online]、[平成26年2月20日検索]、インターネット<URL: http://www.otodesigners.com/boneconduction/boneconduction.html>
寝台にうつ伏せになることが必要な検査(下部消化管検査など)や肋骨骨折などで仰向けになれない被験者の撮影の際に、被験者から発せられる音声をマイクで捕えにくいという不具合があった。
目的は、被験者の体勢によらず音声を確実に集音可能な医用画像撮影装置を提供することにある。
実施形態によれば、医用画像撮影装置は、被験者に関する画像データを収集する収集部と、収集部を覆う外装カバーと、音声を音声信号に変換するマイクロフォンとを具備する。マイクロフォンは、外装カバーに物理的に接触する振動板と、振動板の振動を音声信号に変換する変換部とを備える。
図1は、実施形態に係るX線CT装置の一例を示す機能ブロック図である。 図2は、ガントリマイク2202の取り付け位置の一例を示す図である。 図3は、ガントリマイク2202の取り付け位置の一例を示す図である。 図4は、ガントリマイク2202の取り付け位置の一例を示す図である。 図5は、ガントリマイク2202の一例を示す図である。 図6は、音声の周波数別減衰量を骨伝導音と空気伝導音とで比較して示すである。 図7は、既存のX線CT装置におけるマイクの実装の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明によるX線CT装置の実施例を説明する。なお、本発明は、X線CT装置に限定されず、X線診断装置、磁気共鳴映像装置(MRI)、超音波診断装置、ガンマカメラ等の被験者に関する画像を発生する他の医用画像撮影装置に適用できる。ここでは、X線CT装置を例に説明する。
X線CT装置には、X線管と放射線検出器とが1体として被験者の周囲を回転する回転/回転(ROTATE/ROTATE)タイプと、リング状に多数の検出素子がアレイされ、X線管のみが被験者の周囲を回転する固定/回転(STATIONARY/ROTATE)タイプ等様々なタイプがあり、いずれのタイプでも本発明を適用可能である。ここでは、現在、主流を占めている回転/回転タイプとして説明する。
図1は、実施形態に係るX線CT装置の一例を示す機能ブロック図である。図1に示されるX線CT装置は、被験者に関する医用画像データを収集する収集部2100を有する。収集部2100はFRP(Fiber Reinforced Plastics)などの素材の外装カバー30に、開口部208を開けた状態で覆われる。被験者は寝台に乗せられた状態で開口部208に挿入される。収集部2100とこれを覆う外装カバー30とを含む構造体は、架台(ガントリ)と称される。
収集部2100は、円環状の回転フレーム2102を有する。回転フレーム2102は、回転駆動部2107により駆動され回転軸RAを中心に回転する。この回転フレーム2102には、X線管2101とX線検出器2103とが対向して搭載されている。
X線管2101は、高電圧発生装置2109からスリップリング2108を経由して管電圧の印加及びフィラメント電流の供給を受け、X線を発生する。X線検出器2103は、被験者を透過したX線を検出し、入射X線の線量を反映した電気信号を出力する。X線検出器2103から出力される信号(純生データと呼ばれる)は、データ収集回路2104、非接触データ伝送装置2105を経由して前処理装置2106に供給される。前処理装置2106で、感度補正、対数変換等の処理を受けたデータ(投影データ又は生データと呼ばれる)は、データ記憶装置2112に記憶される。収集部2100には、又はそれと分離して心電計2203、呼吸計2204が設けられる。
スキャンコントローラ2110は、データ収集(スキャン)のために、回転駆動部2107、高電圧発生装置2109等の各動作を制御する。再構成装置2114は、データ記憶装置2112に記憶された投影データに基づいて断層像データを再構成する。表示装置2116は、例えば断層像データを表示するために設けられる。操作デバイス2115は、オペレータ(操作者)の指示を入力するためにキーボード、マウス等から構成される。
ガントリマイク2202は、外装カバー30に取り付けられる。具体的には例えば図2、図3に示されるように、外装カバー30のフロントパネルの裏面であってX線障害物にならない場所、典型的には開口部208の周囲のすり鉢状に傾斜する部分に配置される。図3(a)はフロントパネル側からの視点から見た外装カバー30を示し、図3(b)はリヤパネル側からの視点から見た外装カバー30を示す。あるいは図4に示されるように、ガントリマイク2202を外装カバー30のリヤパネルの裏面であって開口部208の周囲のすり鉢状に傾斜する部分に配置してもよい。
外装カバー30の裏面に取り付けられることから、収集部2100と同様にガントリマイク2202も外装カバー30に覆われた格好となる。従ってガントリマイク2202も外装カバー30により保護されるので、液体がかかってショートしたりする虞が無い。
ガントリマイク2202は被験者の音声を捕捉し、音声信号を出力する。この音声信号はイコライザ部2205に入力されてイコライジング処理されたのち、インタフェース(I/F)部2207を介してスピーカ2211から拡声出力される。これによりオペレータは被験者の音声を聴取することができる。
図5は、ガントリマイク2202の一例を示す図である。ガントリマイク2202は、外装カバー30に物理的に接触するダイヤフラム(振動板)2と、ダイヤフラム2の振動を音声信号に変換する変換部3と、これらを覆うケース10とを備える。ダイヤフラム2は外装カバー30の内側から外装カバー30に、例えば接着などで取り付けられる。
ダイヤフラム2には磁気を帯びた軽量のボビン7が取り付けられる。ボビン7はコイル6の巻線部分に自在に動ける状態で挿入される。ダイヤフラム2が振動するとコイル6内で磁場が変動し、これにより信号線8に電流が励起される。この電流は信号線8に直列に接続された抵抗器4により音声信号5に変換される。
図5に示されるようにダイヤフラム2は外装カバー30に直接に接触しているので、外装カバー30を媒体として伝わる被験者の音声により容易に振動する。つまり外装カバー30にダイヤフラム2を直接接触させるようにしているので、被験者から発せられる音声を、外装カバー30を媒体として集音することができる。外装カバー30はラッパ状の形状をしているので、開口部208に挿入された被験者がどの方向を向いていても、被験者から発せられた音声は一様に外装カバー30に当たる。つまり被験者がどの向き(体勢)で話しても声が外装カバー30に反響するので、ガントリマイク2202は全方向からの音声を容易に集音して捕捉できるようになる。
図6は、音声の伝わり方を骨伝導音と空気伝導音とで比較して示すである。一般に音は、空気伝導よりも骨伝導のほうが伝わりやすいことが知られている。同様に、硬い物質は空気伝導よりも音を通しやすいことが知られており、外装カバー30のようなFRP素材は特にその用途に向いている。
さらに実施形態ではイコライザ部2205(図1)を設けている。イコライザ部2205は外装カバー30の音伝導特性に基づいて音声信号5を補正する。イコライザ部2205は、例えば、外装カバー30の音伝導特性(減衰する音の周波数帯域と減衰量情報、例えば図6のグラフ)を内部メモリ(図示せず)などに記憶し、外装カバー30を伝搬する過程で減衰した周波数帯域を補強する。これにより、ガントリマイク2202の実装される位置や外装カバー30の材質による音質の変化に対応することが可能になる。
図7(b)は、既存のX線CT装置を図7(a)に示される面で切断した場合の断面を概略的に示す。既存のX線CT装置では図7(b)に示されるようにマイクが外装カバーの外部に露出しているので、フロントマイク、リヤマイクのいずれもカバーの上方に取り付ける必要があった。また、空気伝導により伝わる音声を集音していたので被験者の向き(体勢)によっては音声をキャッチし難いという不具合があった。
これに対し実施形態によれば、外装カバー30にダイヤフラム2を直接取り付け、個体伝導により外装カバー30を伝わる音声を拾うようにしている。外装カバー30開口部208に挿入された被験者を全方位から囲っているので、被験者から発せられた音声は外装カバー30のいずれかの部分を十分な程度に振動させる。この振動はボビン7(図5)を確実に振動させ、コイル6に電流を励起して音声信号として5出力される。従って全方位からの音声を一様に集音することが可能になり、被験者の体勢の影響を受けずに確実に音声を取得することが可能になる。これらのことから、被験者の体勢によらず音声を確実に集音可能な医用画像撮影装置を提供することが可能となる。
なお本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば図3ではガントリマイク2202の取り付け位置として開口部208の左右に1個ずつのケースを示した。これは代表例であり、ガントリマイク2202は上下左右ななめのいずれの位置に取り付けられても良く、その個数も2個に限られるものではない。要するにガントリマイク2202は外装カバー30のフロントパネルとリヤパネルとの少なくともいずれか一方に取り付けられればよい。
また、フロントパネルとリヤパネルとの双方にガントリマイク2202を取り付けたケースでは、両方のパネルのガントリマイク2202から出力される音声信号を合成し、合成信号から被験者の音声を抽出するようにしてもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示するものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…ダイヤフラム、3…変換部、4…抵抗器、5…音声信号、6…コイル、7…ボビン、8…信号線、10…ケース、30…外装カバー、208…開口部、2100…収集部、2101…X線管、2102…回転フレーム、2103…X線検出器、2104…データ収集回路、2105…非接触データ伝送装置、2106…前処理装置、2107…回転駆動部、2108…スリップリング、2109…高電圧発生装置、2110…スキャンコントローラ、2112…データ記憶装置、2114…再構成装置、2115…操作デバイス、2116…表示装置、2202…ガントリマイク、2203…心電計、2204…呼吸計、2205…イコライザ部、2207…インタフェース部、2211…スピーカ

Claims (4)

  1. 被験者に関する画像データを収集する収集部と、
    前記収集部を覆う外装カバーと、
    音声を音声信号に変換するマイクロフォンとを具備し、
    前記マイクロフォンは、
    前記外装カバーの内側から前記外装カバーに取り付けられて当該外装カバーに物理的に接触する振動板と、
    前記振動板の振動を前記音声信号に変換する変換部とを備える医用画像撮影装置。
  2. 前記マイクロフォンは、前記外装カバーのフロントパネルと前記外装カバーのリヤパネルとの少なくともいずれか一方に取り付けられる、請求項1に記載の医用画像撮影装置。
  3. さらに、前記外装カバーの音伝導特性に基づいて前記音声信号を補正するイコライザ部とを具備する、請求項1に記載の医用画像撮影装置。
  4. 前記外装カバーは、FRP(Fiber Reinforced Plastics)で形成される、請求項1に記載の医用画像撮影装置。
JP2014137960A 2014-07-03 2014-07-03 医用画像撮影装置 Active JP6381999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014137960A JP6381999B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 医用画像撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014137960A JP6381999B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 医用画像撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016013371A JP2016013371A (ja) 2016-01-28
JP6381999B2 true JP6381999B2 (ja) 2018-08-29

Family

ID=55230094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014137960A Active JP6381999B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 医用画像撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6381999B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01313045A (ja) * 1988-06-14 1989-12-18 Fuji Electric Co Ltd Mri装置の会話装置
JP2009188858A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 National Institute Of Information & Communication Technology 音声出力装置、音声出力方法、及びプログラム
JP2014039633A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016013371A (ja) 2016-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6397208B2 (ja) 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影システム
CN106442577B (zh) 放射线成像装置和放射线成像系统
JP5443100B2 (ja) 放射線画像撮影装置、放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法
US7680247B2 (en) Combined image processing computer for medical diagnostics in the fields of radiography and fluoroscopy
US7745797B1 (en) Digital x-ray detector assembly
FR2914175A1 (fr) Chaine d'acquisition et de traitement d'image pour radiographie a double energie utilisant un detecteur a panneau plat portable
JP5485312B2 (ja) 放射線検出装置、放射線画像撮影装置、放射線検出方法およびプログラム
US10058296B2 (en) Computed tomography system having cooling system
JP2004177251A (ja) 放射線画像撮影装置
CN108209952B (zh) 医疗监控系统及方法、医疗设备
CN207820100U (zh) 一种mri/pet/ct/pet-ct全景视频辅助系统
JP6381999B2 (ja) 医用画像撮影装置
WO2018135287A1 (ja) 放射線撮影システム及び放射線撮影方法
US10823858B2 (en) Hybrid X-ray detector structure
JP6904687B2 (ja) 放射線撮影装置およびその制御方法
JP2011130793A5 (ja)
US10285629B1 (en) Physical motion monitoring and communication system
CN110831502B (zh) X射线误用保护
WO2012132319A1 (ja) 放射線画像撮影方法、並びに、放射線検出器および放射線画像撮影装置
JP2013169393A (ja) X線ct装置
JP6076867B2 (ja) 医用x線画像処理システム、x線撮影装置及びx線検出器
US9554758B2 (en) Sensor integrated protection pad for shielding radiation
KR20100067226A (ko) 엑스레이 디지털 레코딩 시스템
JP2020030219A (ja) 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影システム
JP2022092711A (ja) 放射線撮像装置及び放射線撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160512

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6381999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150