JP6381931B2 - 高周波回路装置および多層回路基板 - Google Patents
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Description
このような構成によれば、回路を複雑化することなく、所望の特性を得ることが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る高周波回路装置の構成例を模式的に示す断面図である。この図1に示すように、本発明の実施形態に係る高周波回路装置1は、フィルタ回路であって、多層回路基板10と電子部品20とを有している。多層回路基板10は、誘電体層11,12,13、外層14,15、および、内層16,17を有している。電子部品20は、筐体200、接地端子205、給電ピン206、および、内蔵素子210を有している。
つぎに、本発明の実施形態の動作を、シミュレーション結果を用いて説明する。図8は、シミュレーションで用いた内層16を模式的に示す図である。ここで、図8(A)は図5に示す接触ランド16aが複数形成された内層16の例を示し、図8(B)は図7に示すサーマルランド16cが複数形成された内層16の例を示している。
以上の各実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、図1に示す実施形態では、内層は2枚としたが、1枚または3枚以上としてもよい。
10 多層回路基板
11〜13 誘電体層
14,15 外層
16,17 内層
20 電子部品
200 筐体
204,205 接地端子
206 給電ピン
210 内蔵素子
Claims (5)
- 多層回路基板を備える高周波回路装置において、
高周波回路を構成する電子部品であって、電気伝導性部材によって構成される筐体内に素子が収容された電子部品が載置される側の面に形成される外層と、
前記外層に形成される伝送線路の基準電位となる少なくとも1つの内層と、を有し、
前記電子部品の前記筐体は、前記内層に対して接触ランドによって電気的に接続され、
前記電子部品は、前記内層に接続された電気伝導性の筐体内に収容され、一端を開放端とし、他端を給電ピンと電気的に接続するヘリカル状コイルと、前記ヘリカル状コイルとの距離を調整可能な態様にて保持され、前記ヘリカル状コイルの前記開放端との距離を調整することで共振周波数を設定可能な調整部材を有し、
前記外層と前記内層との距離をd(単位:m)とし、これらの間に配置される誘電体層の誘電率をεとし、前記共振周波数における電気信号の自由空間波長をλ(単位:m)とした場合に、d<λ/200√εを満たすように前記誘電体層の厚さが設定されていることを特徴とする高周波回路装置。 - 前記電子部品の前記共振周波数を抑圧帯域として有することを特徴とする請求項1に記載の高周波回路装置。
- 高周波回路装置が形成される多層回路基板において、
高周波回路を構成する電子部品であって、電気伝導性部材によって構成される筐体内に素子が収容された電子部品が載置された側の面に形成される外層と、
前記外層に形成される伝送線路の基準電位となる少なくとも1つの内層と、を有し、
前記内層には、前記電子部品の前記筐体を電気的に接続するための接触ランドが形成され、
前記電子部品は、前記内層に接続された電気伝導性の筐体内に収容され、一端を開放端とし、他端を給電ピンと電気的に接続するヘリカル状コイルと、前記ヘリカル状コイルとの距離を調整可能な態様にて保持され、前記ヘリカル状コイルの前記開放端との距離を調整することで共振周波数を設定可能な調整部材を有し、
前記外層と前記内層との距離をd(単位:m)とし、これらの間に配置される誘電体層の誘電率をεとし、前記共振周波数における電気信号の自由空間波長をλ(単位:m)とした場合に、d<λ/200√εを満たすように前記誘電体層の厚さが設定されていることを特徴とする多層回路基板。 - 多層回路基板を備える高周波回路装置において、
高周波回路を構成する電子部品であって、電気伝導性部材によって構成される筐体内に素子が収容された電子部品が載置される側の面に形成される外層と、
前記外層と対向して形成される他の外層と、
前記外層に形成される伝送線路の基準電位となる少なくとも1つの内層と、
前記内層とは異なる他の内層と、を有し、
前記電子部品の前記筐体は、前記外層から前記他の外層に向けて挿通されている端子を有し、
前記端子は、前記内層に対して接触ランドによって電気的に接続されるとともに、前記他の内層に対してサーマルランドまたは非接触ランドを介して挿通されている、
ことを特徴とする高周波回路装置。 - 高周波回路装置が形成される多層回路基板において、
高周波回路を構成する電子部品であって、電気伝導性部材によって構成される筐体内に素子が収容された電子部品が載置される側の面に形成される外層と、
前記外層と対向して形成される他の外層と、
前記外層に形成される伝送線路の基準電位となる少なくとも1つの内層と、
前記内層とは異なる他の内層と、を有し、
前記電子部品の前記筐体は、前記外層から前記他の外層に向けて挿通されている端子を有し、
前記端子は、前記内層に対して接触ランドによって電気的に接続されるとともに、前記他の内層に対してサーマルランドまたは非接触ランドを介して挿通されている、
ことを特徴とする多層回路基板。
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JP2014047145A JP6381931B2 (ja) | 2014-03-11 | 2014-03-11 | 高周波回路装置および多層回路基板 |
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