JP6381402B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、厨房室に設置される換気フードの内側に接続される排気管を通して、換気フードの内側にある空気を厨房室の外部に排出する排気手段と、排気手段の運転を制御する運転制御部とを備える換気装置に関する。
特許文献1には、厨房室に設置される換気フードの内側にある空気を排出する排気手段と、排気手段の運転を制御する運転制御部とを備える換気装置が記載されている。また、この換気装置は、換気フードの内外に取り付けられた2個の温度センサーを備えている。そして、それら2個の温度センサーで検出された換気フードの内外の空気の温度差に基づいて換気装置がオン/オフ制御される。具体的には、2個の温度センサーが検出する空気の温度差が設定閾値Δt1℃以上になると、排気動作が開始される。また、2個の温度センサーが検出する空気の温度差がΔt2℃以内でT1時間継続すると、排気動作が停止される。
特開平10−19332号公報(段落0016〜段落0017)
厨房室に設置される換気装置が換気対象とする気体としては、調理中にバーナーなどの燃焼部から放出された熱・燃焼排ガスによって昇温された気体(以下、「燃焼排気」と記載することもある)と、調理中や調理後に被加熱物から放出される水蒸気を含む気体(以下、「調理排気」と記載することもある)とがある。前者の燃焼排気は温度が相対的に高いため、特許文献1に記載の換気装置を用いて換気フードの内外の空気の温度差を検出すれば、調理が行われていることを比較的正確に検出できると思われる。しかし、後者のような水蒸気を含む調理排気の場合、上述した燃焼排気に比べて温度が低い(即ち、換気フードの内外の空気の温度差も小さい)ことから、例えば燃焼器での燃焼量が少ない状態でありながら水蒸気が比較的多く発生している場合には、特許文献1に記載の換気装置を用いても、換気が行われるべき調理排気の存在を正確に検出できない可能性が高いという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、水蒸気を含む調理排気を正確に検出して排気することができる換気装置を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る換気装置の特徴構成は、厨房室に設置される換気フードの内側に接続される排気管を通して、前記換気フードの内側にある空気を前記厨房室の外部に排出する排気手段と、前記排気手段の運転を制御する運転制御部とを備える換気装置であって、
前記換気フードは、被加熱物を加熱する燃焼器の上方で開口し、
前記換気フードの内側の空気の絶対湿度を検出する第1絶対湿度センサーと、前記換気フードの外側の前記厨房室の空気の絶対湿度を検出する第2絶対湿度センサーとを備え、
前記換気フードの内側の空気の温度を検出する第1温度センサーと、前記換気フードの外側の前記厨房室の空気の温度を検出する第2温度センサーとを備え、
前記運転制御部は、前記第1絶対湿度センサーが検出した第1絶対湿度が前記第2絶対湿度センサーが検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であること、及び、前記第1温度センサーが検出した第1温度が前記第2温度センサーが検出した第2温度よりも設定上限温度差以上の温度であることの何れか一方が満たされるとき、前記排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定し、
前記運転制御部は、前記第1温度センサーが検出した第1温度が前記第2温度センサーが検出した第2温度よりも基準温度差以上の温度になった後の所定期間内に、前記第1絶対湿度センサーが検出した第1絶対湿度が前記第2絶対湿度センサーが検出した第2絶対湿度よりも基準湿度差以上の絶対湿度にならないとき、前記第1温度センサー及び前記第2温度センサー及び前記第1絶対湿度センサー及び前記第2絶対湿度センサーの少なくとも何れか一つが故障していると判定する点にある。
上記特徴構成によれば、第1絶対湿度(換気フードの内側の空気の絶対湿度)が、第2絶対湿度(換気フードの外側の空気の絶対湿度)よりも設定上限湿度差以上であれば、換気フードの内側の空気に含まれている水分量が、換気フードの外側の空気に含まれている水分量よりも所定の水分量以上であることを示している。つまり、厨房室内の空気に含まれる水分量に加えて、調理中や調理後に被加熱物から放出される水蒸気を含む調理排気が、第1絶対湿度センサーで検出されていると言える。そこで、運転制御部は、第1絶対湿度センサーが検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーが検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であると判定したとき、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定する。
従って、水蒸気を含む調理排気を正確に検出して排気することができる換気装置を提供できる。
加えて、第1温度センサーが検出する第1温度(換気フードの内側の空気の温度)が、第2温度センサーが検出する第2温度(換気フードの外側の厨房室の空気の温度)よりも設定上限温度差以上であれば、調理中に燃焼器から放出された熱・燃焼排ガスによって昇温された燃焼排気が第1温度センサーで検出されている可能性が高いと言える。そこで、運転制御部は、第1絶対湿度センサーが検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーが検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であること、及び、第1温度センサーが検出した第1温度が第2温度センサーが検出した第2温度よりも設定上限温度差以上の温度であることの何れか一方が満たされると判定したとき、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定する。つまり、運転制御部は、絶対湿度を監視対象とすることで調理排気の有無を判定する処理と、温度を監視対象とすることで燃焼排気の有無を判定する処理とを並行して行っている。その結果、換気フードの内外の温度差として明確に現れ易い燃焼排気と、換気フードの内外の絶対湿度差として明確に現れ易い調理排気との双方を良好に検出できるようになる。
燃焼器を用いて被加熱物の加熱調理が行われたとき、調理中に燃焼器から放出された熱・燃焼排ガスによって昇温された燃焼排気が発生し、そのような燃焼排気が発生する加熱調理が行われると、調理中や調理後に被加熱物から調理排気(水蒸気)が発生するはずである。つまり、第1温度センサーが検出した第1温度が第2温度センサーが検出した第2温度よりも基準温度差以上の温度になった後の所定期間内に、第1絶対湿度センサーが検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーが検出した第2絶対湿度よりも基準湿度差以上の絶対湿度になるのが通常であり、そのようにならないのであれば上記センサーが故障している可能性が高い。
そこで本特徴構成では、運転制御部は、第1温度センサーが検出した第1温度が第2温度センサーが検出した第2温度よりも基準温度差以上の温度になった後の所定期間内に、第1絶対湿度センサーが検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーが検出した第2絶対湿度よりも基準湿度差以上の絶対湿度にならないとき、第1温度センサー及び第2温度センサー及び第1絶対湿度センサー及び第2絶対湿度センサーの少なくとも何れか一つが故障していると判定する。
第1実施形態の換気装置の構成を説明する図である。 第1実施形態の排出空気量決定処理を説明するフローチャートである。 第2実施形態の換気装置の構成を説明する図である。 第2実施形態の排出空気量決定処理を説明するフローチャートである。 第3実施形態の排出空気量決定処理を説明するフローチャートである。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して第1実施形態の換気装置について説明する。
図1は、第1実施形態の換気装置の構成を説明する図である。図示するように、換気装置は、厨房室1に設置される換気フード2の内側に接続される排気管3を通して、換気フード2の内側にある空気を厨房室1の外部に排出する排気手段と、排気手段の運転を制御する運転制御部Cとを備える。
換気フード2は、図示する鍋などの調理容器に入った被加熱物7を加熱するガスバーナなどの燃焼器6の上方で開口している。その結果、調理中や調理後に燃焼器6及び被加熱物7から放出された排気は、換気フード2の内側(即ち、開口内)に導入される。例えば、排気としては、調理中に燃焼器6から放出された熱・燃焼排ガスによって昇温された気体(例えば、ガスなどが燃焼して出る燃焼排気など)や、調理中や調理後に被加熱物7から出る気体(例えば、被加熱物7から放出される水蒸気を含む調理排気など)がある。通常、被加熱物7は水分を含む素材であるため、その調理が行われると(即ち、加熱されると)上述した調理排気が発生するはずである。
換気フード2の内側には排気管3が接続されており、排気手段は、この排気管3を通して換気フード2の内側にある空気を厨房室1の外部に排出する。排気手段は、排気管3の下流側に設けられる排気ファン4と、排気管3の上流側に設けられている流量調節部5とを有する。運転制御部Cは、排気手段4,5の動作の開始及び停止を指令するためのスイッチ(図示せず)への操作入力に応じて、排気手段4,5の動作開始及び動作停止を切り替える。
排気ファン4は、回転することにより、排気管3内の空気を排出口8へ向けて流動させるファン4bと、そのファン4bを回転させるためのモータ4aとを有する。運転制御部Cは、排気手段を動作させているとき、ファン4bの上流側(厨房室1側)に設けられた圧力計(図示せず)によって検出される圧力が一定の負圧となるようにモータ4aによってファン4bの回転速度を制御する。
流量調節部5は、排気管3の内部に設けられる板状の部材で構成されるダンパ5aと、排気管3の内部でのダンパ5aの姿勢を変更させるアクチュエータ5bとを有する。つまり、ダンパ5aの姿勢をアクチュエータ5bで変更することにより、排気管3の内部での空気流路断面積の大小を調節することができる。
例えば、板状部材で構成されるダンパ5aの姿勢が排気管3での空気の流れる方向(図中ではダンパ5aが設けられている部位において上下方向)と平行状態になれば、排気管3の内部での空気流路断面積は大きくなるため、排気管3の内部のダンパ5aが設けられている部位での空気の流通抵抗は小さくなる。これに対して、板状部材で構成されるダンパ5aの姿勢が排気管3の長手方向と垂直状態になれば、排気管3の内部のダンパ5aが設けられている部位での空気流路断面積は小さくなるため、排気管3の内部での空気の流通抵抗は大きくなる。尚、本実施形態では、板状部材で構成されるダンパ5aの姿勢が排気管3の長手方向と垂直状態になったとしても、ダンパ5aによって排気管3の内部が完全に閉じられることはなく、空気の流通は可能である。
運転制御部Cは、上述したようにスイッチ(図示せず)によって排気手段の動作の開始が指令された時点(例えば、燃焼器6が使用されていない時点)では、ダンパ5aの姿勢が排気管3の長手方向と垂直状態になるようにアクチュエータ5bを動作させ、ファン4bの上流側(厨房室1側)に設けられた圧力計(図示せず)によって検出される圧力が一定の負圧となるようにモータ4aを動作させる。
その後、運転制御部Cは、後述する排出空気量決定処理を行いながら、アクチュエータ5bの動作状態とモータ4aの動作状態とを制御する。
本実施形態の換気装置は、換気フード2の内側の空気の絶対湿度を検出する第1絶対湿度センサーW1と、換気フード2の外側の厨房室1の空気の絶対湿度を検出する第2絶対湿度センサーW2とを備える。つまり、第1絶対湿度センサーW1は、燃焼排気や調理排気などの影響を受け易い場所に設置され、その結果、厨房室1内の、燃焼排気や調理排気などの影響を受け易い場所での空気に含まれる水分量を検出していると言える。これに対して、第2絶対湿度センサーW2は、燃焼排気や調理排気などの影響を受け難い場所に設置され、その結果、厨房室1内の、燃焼排気や調理排気などの影響を受け難い場所での空気に含まれる水分量を検出していると言える。そして、運転制御部Cは、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であるとき、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定する。この設定上限湿度差の値は適宜設定可能である。
図2は、第1実施形態の排出空気量決定処理を説明するフローチャートである。
工程#10において運転制御部Cは、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であるか否かを判定する。第1絶対湿度(換気フード2の内側の空気の絶対湿度)が、第2絶対湿度(換気フード2の外側の空気の絶対湿度)よりも設定上限湿度差以上であれば、換気フード2の内側の空気に含まれている水分量が、換気フード2の外側の空気に含まれている水分量よりも所定の水分量以上であることを示している。つまり、厨房室1内の空気に含まれる水分量に加えて、調理中や調理後に被加熱物7から放出される水蒸気を含む調理排気が、第1絶対湿度センサーW1で検出されていると言える。
そこで、運転制御部Cは、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であると判定したとき(工程#10で「Yes」と判定したとき)、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定する(工程#12)。そして、運転制御部Cは、アクチュエータ5bを動作させて排気管3の内部でのダンパ5aの姿勢を変更することで、排気管3の内部での空気流路断面積を大きくさせる。その結果、排気管3の内部では空気が流れ易くなるため、ファン4bの上流側(厨房室1側)に設けられた圧力計(図示せず)によって検出される圧力が一定の負圧を示すためには、ファン4bの回転速度を増大させなければならなくなる。そして、運転制御部Cがモータ4aの動作を制御してファン4bの回転速度を増大させ、結果として排出空気量が増大される。
これに対して、運転制御部Cは、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度ではないと判定したとき(工程#10で「No」と判定したとき)、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングではない(即ち、排出空気量が相対的に少ない状態にするタイミングである)と判定する(工程#11)。この場合、換気フード2の内側の空気に含まれている水分量が、換気フード2の外側の空気に含まれている水分量と比べてそれほど多くはない状態(例えば、被加熱物7の加熱が行われていない状態など)を示している。そこで、運転制御部Cは、排気手段による排出空気量を少ない状態にさせる。例えば、運転制御部Cは、アクチュエータ5bを動作させて排気管3の内部でのダンパ5aの姿勢を変更することで、排気管3の内部での空気流路断面積を小さくさせる。その結果、排気管3の内部では空気が流れ難くなるため、ファン4bの上流側(厨房室1側)に設けられた圧力計(図示せず)によって検出される圧力が一定の負圧を示すためには、ファン4bの回転速度を減少させなければならなくなる。そして、運転制御部Cがモータ4aの動作を制御してファン4bの回転速度を減少させ、結果として排出空気量を少ない状態にさせる。
以上のように、本実施形態の換気装置は、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度と第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度とを比較して、即ち、換気フード2の内側の空気に含まれている水分量と換気フード2の外側の空気に含まれている水分量とを比較することで、調理中や調理後に被加熱物7から放出される水蒸気を含む調理排気が第1絶対湿度センサーW1で検出されているか否かを適切に判定できる。
<第2実施形態>
第2実施形態の換気装置は、温度センサーを更に備えている点で第1実施形態と異なっている。以下に第2実施形態の換気装置について説明するが、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図3は、第2実施形態の換気装置の構成を説明する図である。図示するように、第2実施形態の換気装置は、第1実施形態で説明した第1絶対湿度センサーW1及び第2絶対湿度センサーW2に加えて、換気フード2の内側の空気の温度を検出する第1温度センサーT1と、換気フード2の外側の厨房室1の空気の温度を検出する第2温度センサーT2とを備える。つまり、第1温度センサーT1は、燃焼排気や調理排気などの影響を受け易い場所に設置され、その結果、厨房室1内の、燃焼排気や調理排気などの影響を受け易い場所での空気の温度を検出していると言える。これに対して、第2温度センサーT2は、燃焼排気や調理排気などの影響を受け難い場所に設置され、その結果、厨房室1内の、燃焼排気や調理排気などの影響を受け難い場所での空気の温度を検出していると言える。
図4は、第2実施形態の排出空気量決定処理を説明するフローチャートである。
工程#20において運転制御部Cは、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であること、及び、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差以上の温度であることの何れか一方が満たされるか否かを判定する。第1絶対湿度(換気フード2の内側の空気の絶対湿度)が、第2絶対湿度(換気フード2の外側の空気の絶対湿度)よりも設定上限湿度差以上であれば、換気フード2の内側の空気に含まれている水分量が、換気フード2の外側の空気に含まれている水分量よりも設定水分量以上であることを示している。つまり、厨房室1内の空気に含まれる水分量に加えて、調理中や調理後に被加熱物7から放出される水蒸気を含む調理排気が、第1絶対湿度センサーW1で検出されていると言える。加えて、第1温度(換気フード2の内側の空気の温度)が、第2温度(換気フード2の外側の厨房室1の空気の温度)よりも設定上限温度差以上であれば、換気フード2の内側に、調理中に燃焼器6から放出された熱・燃焼排ガスによって昇温された燃焼排気が第1温度センサーT1で検出されていると言える。これら設定上限湿度差及び設定上限温度差の値は適宜設定可能である。
このように、第2実施形態の排出空気量決定処理において、運転制御部Cは、絶対湿度を監視対象とすることで調理排気の有無を判定する処理と、温度を監視対象とすることで燃焼排気の有無を判定する処理とを並行して行っている。
そこで、運転制御部Cは、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であること、及び、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差以上の温度であることの何れか一方が満たされると判定したとき(工程#20で「Yes」と判定したとき)、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定する(工程#22)。そして、運転制御部Cは、アクチュエータ5bを動作させて排気管3の内部でのダンパ5aの姿勢を変更することで、排気管3の内部での空気流路断面積を大きくさせる。その結果、排気管3の内部では空気が流れ易くなるため、ファン4bの上流側(厨房室1側)に設けられた圧力計(図示せず)によって検出される圧力が一定の負圧を示すためには、ファン4bの回転速度を増大させなければならなくなる。そして、運転制御部Cがモータ4aの動作を制御してファン4bの回転速度を増大させ、結果として排出空気量が増大される。
これに対して、運転制御部Cは、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であること、及び、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差以上の温度であることの両方が満たされないと判定したとき(工程#20で「No」と判定したとき)、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングではない(即ち、排出空気量が相対的に少ない状態にするタイミングである)と判定する(工程#21)。この場合、換気フード2の内側の空気に含まれている水分量が、換気フード2の外側の空気に含まれている水分量と比べてそれほど多くはない状態、且つ、換気フード2の内側の空気の温度が、換気フード2の外側の空気の温度と比べてそれほど高くはない状態を示している(即ち、被加熱物7の加熱が行われていない状態を示している)。そこで、運転制御部Cは、排気手段による排出空気量を少ない状態にさせる。例えば、運転制御部Cは、アクチュエータ5bを動作させて排気管3の内部でのダンパ5aの姿勢を変更することで、排気管3の内部での空気流路断面積を小さくさせる。その結果、排気管3の内部では空気が流れ難くなるため、ファン4bの上流側(厨房室1側)に設けられた圧力計(図示せず)によって検出される圧力が一定の負圧を示すためには、ファン4bの回転速度を減少させなければならなくなる。そして、運転制御部Cがモータ4aの動作を制御してファン4bの回転速度を減少させ、結果として排出空気量を少ない状態にさせる。
<第3実施形態>
第3実施形態の換気装置は、運転制御部Cが行う排出空気量決定処理の内容が第2実施形態と異なっている。以下に第3実施形態の換気装置について説明するが、上記実施形態と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態の換気装置の構成は上記第2実施形態と同様である。そして、本実施形態において、運転制御部Cは、絶対湿度を監視対象とすることで調理排気の有無を判定する処理と温度を監視対象とすることで燃焼排気の有無を判定する処理との両方を行うに当たり、温度を監視対象とすることで燃焼排気の有無を判定する処理を優先して行う。
図5は、第3実施形態の排出空気量決定処理を説明するフローチャートである。
工程#30において運転制御部Cは、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差以上の温度であるか否かを判定する。
ここで、第1温度センサーT1が検出する第1温度(換気フード2の内側の空気の温度)が、第2温度センサーT2が検出する第2温度(換気フード2の外側の厨房室1の空気の温度)よりも設定上限温度差以上であれば、調理中に燃焼器6から放出された熱・燃焼排ガスによって昇温された燃焼排気が第1温度センサーT1で検出されている可能性が高いと言える。そこで、運転制御部Cは、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差以上の温度であると判定したとき(工程#30で「Yes」と判定したとき)、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定する(工程#33)。
これに対して、運転制御部Cは、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差以上の温度ではないと判定したとき(工程#30で「No」と判定したとき)、工程#31に移行する。
工程#31において運転制御部Cは、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であるか否かを判定する。つまり、運転制御部Cは、工程#30及び工程#31において、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差未満の温度であり、且つ、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であるか否かを判定する。ここで、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差未満の温度であったとしても(即ち、例えば燃焼排気を検出できなかったとしても)、第1絶対湿度(換気フード2の内側の空気の絶対湿度)が、第2絶対湿度(換気フード2の外側の空気の絶対湿度)よりも設定上限湿度差以上であれば、換気フード2の内側の空気に含まれている水分量が、換気フード2の外側の空気に含まれている水分量よりも所定の水分量以上であること(即ち、例えば調理排気を検出できていること)を示している。そこで、運転制御部Cは、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差未満の温度であり、且つ、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であるとき(工程#31で「Yes」と判定したとき)、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定する(工程#33)。
これに対して、運転制御部Cは、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも設定上限温度差未満の温度であり、且つ、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差未満の絶対湿度であるとき(工程#31で「No」と判定したとき)、例えば燃焼排気を検出できておらず且つ調理排気を検出できていなければ、調理が行われていないと見なして、排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングではない(即ち、排出空気量が相対的に少ない状態にするタイミングである)と判定する(工程#32)。
そして、工程#33において運転制御部Cは、アクチュエータ5bを動作させて排気管3の内部でのダンパ5aの姿勢を変更することで、排気管3の内部での空気流路断面積を大きくさせる。その結果、排気管3の内部では空気が流れ易くなるため、ファン4bの上流側(厨房室1側)に設けられた圧力計(図示せず)によって検出される圧力が一定の負圧を示すためには、ファン4bの回転速度を増大させなければならなくなる。そして、運転制御部Cがモータ4aの動作を制御してファン4bの回転速度を増大させ、結果として排出空気量が増大される。
また、工程#32において運転制御部Cは、運転制御部Cは、アクチュエータ5bを動作させて排気管3の内部でのダンパ5aの姿勢を変更することで、排気管3の内部での空気流路断面積を小さくさせる。その結果、排気管3の内部では空気が流れ難くなるため、ファン4bの上流側(厨房室1側)に設けられた圧力計(図示せず)によって検出される圧力が一定の負圧を示すためには、ファン4bの回転速度を減少させなければならなくなる。そして、運転制御部Cがモータ4aの動作を制御してファン4bの回転速度を減少させ、結果として排出空気量を少ない状態にさせる。
<別実施形態>
<1>
上記第2実施形態及び上記第3実施形態において、第1温度センサーT1及び第2温度センサーT2及び第1絶対湿度センサーW1及び第2絶対湿度センサーW2の何れかが故障しているか否かを判定することができる。例えば、燃焼器6を用いて被加熱物7の加熱が行われたとき、調理中に燃焼器6から放出された熱・燃焼排ガスによって昇温された燃焼排気が発生し、そのような燃焼排気が発生する調理が行われると(即ち、加熱されると)、調理中や調理後に被加熱物7から調理排気が発生するはずである。つまり、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも基準温度差以上の温度になった後の所定期間内に、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも基準湿度差以上の絶対湿度になるのが通常であり、そのようにならないのであれば上記センサーが故障している可能性が高い。これら基準温度差及び基準湿度差の値は適宜設定可能である。例えば、上記基準温度差は、換気フード2の内側の第1絶対湿度と換気フード2の外側の第2絶対湿度との湿度差が基準湿度差以上となるだけの水分が放出される加熱が燃焼器6によって行われたと想定されるときに第1温度センサーT1及び第2温度センサーT2で検出される温度差である。
そこで、運転制御部Cは、第1温度センサーT1が検出した第1温度が第2温度センサーT2が検出した第2温度よりも基準温度差以上の温度になった後の所定期間内に、第1絶対湿度センサーW1が検出した第1絶対湿度が第2絶対湿度センサーW2が検出した第2絶対湿度よりも基準湿度差以上の絶対湿度にならないとき、第1温度センサーT1及び第2温度センサーT2及び第1絶対湿度センサーW1及び第2絶対湿度センサーW2の少なくとも何れか一つが故障していると判定する。
<2>
上記実施形態において、運転制御部Cが排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定したとき、排出手段による排出空気量を実際にどの程度増大させるのかは適宜変更可能である。例えば、運転制御部Cが、換気フード2の内外の絶対湿度差が大きくなるにつれて排出空気量が多くなるように排出手段を動作させるように構成してもよい。同様に、運転制御部Cが、換気フード2の内外の温度差が大きくなるにつれて排出空気量が多くなるように排出手段を動作させるように構成してもよい。或いは、運転制御部Cが、上記絶対湿度差や上記温度差に関わらず、排出空気量を一定量だけ増大させてもよい。
また、運転制御部Cが排気手段による排出空気量が少ない状態にするタイミングであると判定したとき、排出手段による排出空気量を実際にどの程度減少させるのかは適宜変更可能である。例えば、運転制御部Cが、換気フード2の内外の絶対湿度差が小さくなるにつれて排出空気量が少なくなるように排出手段を動作させるように構成してもよい。同様に、運転制御部Cが、換気フード2の内外の温度差が小さくなるにつれて排出空気量が少なくなるように排出手段を動作させるように構成してもよい。或いは、運転制御部Cが、上記絶対湿度差や上記温度差に関わらず、排出空気量を一定量だけ減少させてもよい。
加えて、上記実施形態において、運転制御部Cが排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定したとき、排出手段による排出空気量を実際にどのタイミングで増大させるのかは適宜変更可能である。例えば、運転制御部Cが排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定したとき、速やかに排出手段による排出空気量を増大させてもよい。或いは、運転制御部Cが排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定したとき、所定の待機期間が経過した後に排出手段による排出空気量を増大させてもよい。
また、上記実施形態において、運転制御部Cが排気手段による排出空気量が少ない状態にするタイミングであると判定したとき、排出手段による排出空気量を実際にどのタイミングで減少させるのかは適宜変更可能である。例えば、運転制御部Cが排気手段による排出空気量が少ない状態にするタイミングであると判定したとき、速やかに排出手段による排出空気量を減少させてもよい。或いは、運転制御部Cが排気手段による排出空気量が少ない状態にするタイミングであると判定したとき、所定の待機期間が経過した後に排出手段による排出空気量を減少させてもよい。
本発明は、水蒸気を含む調理排気を正確に検出して排気することができる換気装置に利用できる。
1 厨房室
2 換気フード
3 排気管
4 排気ファン(排気手段)
4a モータ
4b ファン
5 流量調節部(排気手段)
5a ダンパ
5b アクチュエータ
6 燃焼器
7 被加熱物
C 運転制御部
T1 第1温度センサー
T2 第2温度センサー
W1 第1絶対湿度センサー
W2 第2絶対湿度センサー

Claims (1)

  1. 厨房室に設置される換気フードの内側に接続される排気管を通して、前記換気フードの内側にある空気を前記厨房室の外部に排出する排気手段と、前記排気手段の運転を制御する運転制御部とを備える換気装置であって、
    前記換気フードは、被加熱物を加熱する燃焼器の上方で開口し、
    前記換気フードの内側の空気の絶対湿度を検出する第1絶対湿度センサーと、前記換気フードの外側の前記厨房室の空気の絶対湿度を検出する第2絶対湿度センサーとを備え、
    前記換気フードの内側の空気の温度を検出する第1温度センサーと、前記換気フードの外側の前記厨房室の空気の温度を検出する第2温度センサーとを備え、
    前記運転制御部は、前記第1絶対湿度センサーが検出した第1絶対湿度が前記第2絶対湿度センサーが検出した第2絶対湿度よりも設定上限湿度差以上の絶対湿度であること、及び、前記第1温度センサーが検出した第1温度が前記第2温度センサーが検出した第2温度よりも設定上限温度差以上の温度であることの何れか一方が満たされるとき、前記排気手段による排出空気量が多い状態にするタイミングであると判定し、
    前記運転制御部は、前記第1温度センサーが検出した第1温度が前記第2温度センサーが検出した第2温度よりも基準温度差以上の温度になった後の所定期間内に、前記第1絶対湿度センサーが検出した第1絶対湿度が前記第2絶対湿度センサーが検出した第2絶対湿度よりも基準湿度差以上の絶対湿度にならないとき、前記第1温度センサー及び前記第2温度センサー及び前記第1絶対湿度センサー及び前記第2絶対湿度センサーの少なくとも何れか一つが故障していると判定する換気装置。
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