JP6380775B1 - 輪転印刷インキ及びその利用 - Google Patents
輪転印刷インキ及びその利用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6380775B1 JP6380775B1 JP2017086071A JP2017086071A JP6380775B1 JP 6380775 B1 JP6380775 B1 JP 6380775B1 JP 2017086071 A JP2017086071 A JP 2017086071A JP 2017086071 A JP2017086071 A JP 2017086071A JP 6380775 B1 JP6380775 B1 JP 6380775B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urethane resin
- rotary printing
- printing ink
- aqueous urethane
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/28—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
- C08G18/40—High-molecular-weight compounds
- C08G18/48—Polyethers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/03—Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
- C09D11/102—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions other than those only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
Description
水性ウレタン樹脂(A)は、酸価が25〜45mgKOH/gであり、かつ、下記一般式(1)および一般式(2)で表される構造単位を含み、
炭化水素系ワックスは、融点が90〜140℃であり、かつ、平均粒子径が0.5〜10μmである、輪転印刷インキに関する。
白色着色剤を含むフレキソ輪転印刷インキと、
シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックからなる群から選ばれる少なくとも1色の着色剤を含む、1以上のフレキソ輪転印刷インキ、
との組み合わせである、フレキソ輪転印刷インキセットに関する。
本発明の好ましい実施形態の一例は、以下の(1)〜(17)のとおりである。
水性ウレタン樹脂(A)は、酸価が25〜45mgKOH/gであり、かつ、下記一般式(1)および一般式(2)で表される構造単位を含み、
炭化水素系ワックスは、融点が90〜140℃であり、かつ、平均粒子径が0.5〜10μmである、輪転印刷インキ。
(2)水性ウレタン樹脂(A)は、イソシアネート基と反応し得る官能基を同一分子内に3個以上有する化合物の構造単位を有する、上記(1)の輪転印刷インキ。
(3)水性ウレタン樹脂(A)は、
ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A1)固形分中に3〜7重量%有する水性ウレタン樹脂(A1)、及び
ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A2)固形分中に20〜30重量%有する水性ウレタン樹脂(A2)、
の少なくとも一方を含有する、上記(1)又は(2)の輪転印刷インキ。
(5)水性ウレタン樹脂(A1)と水性ウレタン樹脂(A2)の双方を含む場合において、水性ウレタン樹脂(A1)と水性ウレタン樹脂(A2)の固形分重量比が30/70〜50/50である、上記(3)又は(4)の輪転印刷インキ。
(6)水性ウレタン樹脂(A1)、並びに、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックからなる群から選ばれる少なくとも1色の着色剤を含み、グラビア印刷用である、上記(3)の輪転印刷インキ。
(8)水性ウレタン樹脂(A)と水性ウレタンウレア樹脂(B)の固形分重量比が25/75〜45/55である、上記(7)の輪転印刷インキ。
(9)水性ウレタン樹脂(A)は、ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A2)固形分中に20〜30重量%有する水性ウレタン樹脂(A2)を含有する、上記(7)又は(8)の輪転印刷インキ。
(10)ウレタン/アクリル複合樹脂(C)をさらに含有する、上記(7)〜(9)のいずれかの輪転印刷インキ。
(11)水性ウレタン樹脂(A)とウレタン/アクリル複合樹脂(C)の固形分重量比が85/15〜99/1である、上記(10)の輪転印刷インキ。
(12)フレキソ印刷用である、上記(7)〜(11)のいずれかの輪転印刷インキ。
(14)2以上の上記(12)の輪転印刷インキを含む、フレキソ輪転印刷インキセットであって、
白色着色剤を含むフレキソ輪転印刷インキと、
シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックからなる群から選ばれる少なくとも1色の着色剤を含む、1以上のフレキソ輪転印刷インキ、
との組み合わせである、フレキソ輪転印刷インキセット。
(16)巻取りプラスチックフィルムの表面に、上記(1)〜(12)のいずれかの輪転印刷インキ、上記(13)のグラビア輪転印刷インキセット、又は上記(14)のフレキソ輪転印刷インキセットを用いて輪転印刷することを含む、プラスチックフィルム輪転印刷物の製造方法。
(17)上記(15)のプラスチックフィルム輪転印刷物を含む、ラミネート積層物。
輪転印刷インキは、少なくとも、水性ウレタン樹脂(A)、着色剤、炭化水素系ワックス、及び水を含有する。この輪転印刷インキは、高速印刷によっても優れた印刷画像を形成することができ、また、基材の種類としては様々なものを選択でき、一般の印刷用紙以外の非浸透性基材、例えばコート紙、及びプラスチックフィルム(プラスチックシートを含む)等への印刷にも適している。
以下に、インキに含まれる各成分、及び必要に応じてその合成方法について説明する。
ウレタン樹脂は、一般に、1分子中に2以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートと、1分子中に2以上のヒドロキシル基を有するヒドロキシル基含有化合物とを反応させることにより得られる樹脂である。本実施形態の水性ウレタン樹脂(A)は、以下に述べる構成を備えている。こうした構成は、後述のとおり、ヒドロキシル基含有化合物の構造および種類等を適宜選択することにより、好ましく導入することができる。
水性ウレタン樹脂(A)は、ウレア結合を含まないものであり、この点において、後述する「ウレタンウレア樹脂」とは区別されるものである。
また、水性ウレタン樹脂(A)において、特に限定はされないが、上記一般式(1)の構造単位は、樹脂固形分中に5〜10重量%含まれることが好ましく、上記一般式(2)の構造単位は、樹脂固形分中0.5〜5重量%含まれることが好ましい。この割合は、水性ウレタン樹脂(A)の合成に使用した全原料の合計重量と、各構造単位を導入するために使用した各原料の重量を元に計算することができる。
具体的には、低分子量グリコールとして、ジエチレングリコール、トリメチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、及びネオペンチルグリコール等が挙げられ、これらの二種以上を使用してもよい。
そこで、水性ウレタン樹脂(A)は、PEG単位を、水性ウレタン樹脂(A1)固形分中に3〜7重量%有する水性ウレタン樹脂(A1)、及び、PEG単位を、水性ウレタン樹脂(A2)固形分中に20〜30重量%有する水性ウレタン樹脂(A2)のうちの少なくとも一方を含むことが好ましい。PEG単位の少ない樹脂(A1)を用いることにより、PEG単位の持つ前記特性を生かしつつ皮膜の耐水性を高めることができる。PEG単位の多い樹脂(A2)を用いることにより、PEG単位の持つ前記特性を生かしつつ、顔料分散性及び発色性を向上させることができる。また、樹脂(A1)と(A2)を組み合わせることにより、被印刷体への皮膜の密着性を向上させることができる。そこで、この樹脂(A1)と(A2)は、インキの用途に応じて選択することができる。
色着色剤は、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックからなる群から選ばれる少なくとも一色を含むか、又は、それらのいずれか一色であることが好ましいが、これに限定されることはなく、上記CMYKの基本色以外のその他の色、いわゆる「特色」等であってもよい。
上記水性ウレタン樹脂(A)は、ウレア結合を含まないものであるが、輪転印刷インキは、一実施形態において、ウレア結合を含む水性ウレタンウレア樹脂(B)をさらに含むことができる。
この分岐を有するポリエステルポリオール単位は、ネオペンチルグリコール、1.2−プロピレングリコール、2−エチル−2−ブチループロパンジオール、及び3−メチル−1,5−ペンタンジオール等の分岐のあるポリオールとポリカルボン酸から合成されるポリエステルポリオールを、ウレタンウレア樹脂の合成原料として用いることにより好ましく導入できる。
なかでも、イソホロンジアミン、及び2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン(2−アミノエチルエタノールアミン)を用いることが好ましい。
(式1)アミン価=(A×f×0.2×56.108)/(S×Z/100)
一方で、水性ウレタンウレア樹脂(B)を配合することはインキの製造コストアップに繋がり、さらに、本発明者らの検討によると、グラビア印刷においては樹脂(B)を含まない方が、印刷適性に優れている。
別の一実施形態において輪転印刷インキは、水性ウレタン樹脂(A2)、水性ウレタンウレア樹脂(B)、白色以外の色着色剤、炭化水素系ワックス、及び水を含有する、フレキソ輪転印刷色インキである。
輪転印刷インキは、さらに、ウレタン/アクリル複合樹脂(C)を含んでもよい。このウレタン/アクリル複合樹脂(C)を含むことにより、特にフレキソインキにおいて洗版性が向上する利点が得られる。
着色剤としては、公知の染料又は顔料、好ましくは顔料を使用することができ、特に限定されない。色は、白、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、オレンジ、バイオレット、及びグリーン等であって特に限定されることはなく、必要に応じて、異なる色の着色剤を任意に組み合わせて使用してもよい。
着色剤としては、白色着色剤、シアン着色剤、マゼンタ着色剤、イエロー着色剤、及びブラック着色剤のなかの一つを用いることが好ましい。
炭化水素系ワックスは、耐摩擦性及び耐ブロッキング性等の観点から、融点が90〜140℃であることが好ましく、100〜140℃であることがより好ましい。また、炭化水素系ワックスの平均粒子径は、耐ブロッキング性及び表面光沢等の観点から、0.5〜10μmであることが好ましい。炭化水素系ワックスの平均粒子径の選択においては、塗膜の厚さとの関係で適宜選択することが好ましい。塗膜の厚さに比べて粒子径が小さすぎると、塗膜中にワックスが埋もれて、光沢はあるものの耐ブロッキング性が劣る傾向にある。一方、粒子径が塗膜の厚さより大きすぎる場合は、耐ブロッキング性は向上するものの、光沢が低下する傾向がみられる。また、炭化水素系ワックスは、そのJIS K2235:1991に準じた針入度法硬度が10以下であると、耐ブロッキング性が向上するので好ましい。
炭化水素系ワックスの平均粒子径は、 例えば、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置「 LA−920型」((株)堀場製作所製)により測定することができる。
水は、輪転印刷インキ中に40〜70重量%であることが好ましい。更に、色インキでは40〜60重量%であることが好ましく、白インキでは50〜70重量%であることが好ましい
輪転印刷インキは、その他、必要に応じて消泡剤、増粘剤、レベリング剤、顔料分散剤、及び紫外線吸収剤等の公知の添加剤を含むことができる。また、アルコ−ル系、ケトン系、及びエステル系等の有機溶剤を含んでもよいが、環境対応、及び印刷版の耐性(フレキソ印刷)の点からはアルコール系が好ましい。具体的には、n−プロパノール、及びイソプロピルアルコールが好ましい。有機溶剤を含む場合、その含量は、インキ中に20重量%以下であることが好ましく、10重量%以下であることがより好ましい。
一実施形態のグラビア輪転印刷インキセットは、グラビア輪転印刷白インキと、1以上のグラビア輪転印刷色インキとを含む。
グラビア輪転印刷白インキは、上述のとおり、水性ウレタン樹脂(A1)、水性ウレタン樹脂(A2)、白色着色剤、炭化水素系ワックス、及び水を含有することが好ましい。
一実施形態のフレキソ輪転印刷インキセットは、フレキソ輪転印刷白インキと、1以上のフレキソ輪転印刷色インキとを含む。
フレキソ輪転印刷白インキは、上述のとおり、水性ウレタン樹脂(A2)、水性ウレタンウレア樹脂(B)、白色着色剤、炭化水素系ワックス、及び水を含有することが好ましい。さらに、ウレタン/アクリル複合樹脂(C)を含むことも好ましい。
一実施形態のプラスチックフィルム輪転印刷物は、プラスチックフィルムの表面に、上述の各種の輪転印刷インキ、或いは、上述のグラビア輪転印刷インキセット又はフレキソ輪転印刷インキセットを用いて形成される印刷層を有するものである。輪転印刷インキは、目的とする印刷物に応じて、グラビア印刷及びフレキソ印刷のどちらの版方式にも用いることができる。
一実施形態のプラスチックフィルム輪転印刷物の製造方法は、巻取りプラスチックフィルムの表面に、上述の輪転印刷インキ、グラビア輪転印刷インキセット、又はフレキソ輪転印刷インキセットを用いて輪転印刷することを含むものである。印刷後は、ラミネート、スリット(幅部分の不要部をカット)、製袋(切り取ってヒートシールして袋にする)等の工程を行うことができる。
グラビア輪転印刷は、通常、円筒状のシリンダーの周面に絵柄及び/又は文字などを表現するセル(凹部)を設けたグラビア版を用い、このセルに印刷インキが充填され、被印刷体(プラスチックフィルム)をグラビア版と圧胴との間を圧接通過させることにより、前記セルに充填した印刷インキを被印刷体に転移させて、被印刷体に絵柄及び/又は文字などを再現する印刷方式である。
フレキソ輪転印刷では、印刷インキを溜める容器からインキを直接、又はインキ供給用ポンプ等を介して、表面に凹凸形状を有するアニロックスローラに供給し、このアニロックスローラに供給されたインキが、版面の凸部との接触により版面に転移し、さらに版面とプラスチックフィルムとの接触により最終的にプラスチックフィルムに転移して、絵柄及び/又は文字が形成される。
なお、本明細書において輪転印刷とは、グラビア輪転印刷及びフレキソ輪転印刷を意味するものであり、その他の印刷方式であるインキジェット印刷及びシルクスクリーン印刷方式を含まない。
複数の色の輪転印刷インキを用いて色を重ねる場合、それらの印刷の順番は特に限定されない。
基材が白色系の場合、すなわち、例えば紙基材、及び白色系顔料を練り込んだプラスチックフィルムの場合、必要に応じて色インキのみでの印刷も可能である。
ラミネ−ト加工法としては、1)得られた印刷物の印刷面に、必要に応じてアンカーコート剤を塗布後、溶融樹脂を積層する押し出しラミネート法、又は、2)得られた印刷物の印刷面に、接着剤を塗布後、必要に応じて乾燥させ、プラスチックフィルムを積層するドライラミネート法等が挙げられる。溶融樹脂としては、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、及びエチレン−酢酸ビニル共重合体等が使用でき、接着剤としてはイミン系、イソシアネ−ト系、ポリブタジエン系、及びチタネ−ト系等が挙げられる。
(合成例1)
還流冷却管、滴下漏斗、ガス導入管、撹拌装置、及び温度計を備えた4ツ口の2000mlフラスコに、数平均分子量2000のポリテトラメチレングルコール74.3部、数平均分子量2000のポリエチレングリコール3部、ジメチロールブタン酸13部、ビス(2−ヒドロキシプロピル)アニリン8部、及び1,4−シクロヘキサンジメタノール1.7部を仕込み、乾燥窒素で置換し、100℃まで昇温した。撹拌下、イソホロンジイソシアネ−ト41.3部を20分間で滴下し、温度を徐々に140℃まで昇温した(NCO/0H=0.98)。さらに30分間反応させ、ウレタン樹脂を得た。次に、冷却しながら28%アンモニア水8.9部を含む蒸留水750部を加え、水性ウレタン樹脂(A1−1)を得た(重量平均分子量約40,000)。
カラム:下記カラムを直列に連結して使用した。
東ソー株式会社製ガードカラムHXL−H
東ソー株式会社製TSKgelG5000HXL
東ソー株式会社製TSKgelG4000HXL
東ソー株式会社製TSKgelG3000HXL
東ソー株式会社製TSKgelG2000HXL
検出器:RI(示差屈折計)
測定条件:カラム温度40℃
溶離液:テトラヒドロフラン
流速:1.0mL/分
上記合成例1と同様にして、表1に示す原料化合物を用いて、水性ウレタン樹脂(A1−2)〜(A1−7)を合成した。なお、28%アンモニア水による中和は、合成例1と同じく、ジメチロールブタン酸由来のカルボキシル基と当量になるように行った。
表1の各原料化合物の略号は、それぞれ次の化合物を示す。
PTG:ポリテトラメチレングルコール(ポリエーテルポリオール)
PEG:ポリエチレングリコール(ポリエーテルポリオール)
DMBA:ジメチロールブタン酸
Bis−HPA:ビス(2−ヒドロキシプロピルアニリン)
CHDM:1,4−シクロヘキサンジメタノール
TMP:トリメチロールプロパン
IPDI:イソホロンジイソシアネ−ト
上記合成例1と同様にして、表2に示す原料化合物を用いて、水性ウレタン樹脂(A2−1)〜(A2−3)を合成した。
上記合成例1と同様にして、表3に示す原料化合物を用いて、比較水性ウレタン樹脂(PU1)〜(PU6)を合成した。
(合成例11)
還流冷却管、滴下漏斗、ガス導入管、撹拌装置、及び温度計を備えた反応器中で窒素ガスを導入しながら、数平均分子量2000のポリ(ネオペンチルアジペート)ジオール(NPG/AA)77.6部、数平均分子量2000のポリエチレングリコール(PEG)8部、2,2−ジメチロールブタン酸(DMBA)14.4部、及びメチルエチルケトン(MEK)40.6部を混合、撹拌しながら昇温した。沸点温度でイソホロンジイソシアネート(IPDI)62.2部を1時間かけて滴下し、更に4時間沸点反応させて末端イソシアネートプレポリマーとし、その後30℃まで冷却してからイソプロピルアルコール100部を加えて、末端イソシアネートプレポリマーの溶剤溶液を得た。イソホロンジアミン(IPDA)25.7部及びイソプロピルアルコール400部を混合したものに、得られた末端イソシアネートプレポリマー溶液全量を室温で徐々に添加して、40℃で2時間反応させ、溶剤型ポリウレタン樹脂溶液を得た。次に、28%アンモニア水5.9部及びイオン交換水485.8部を上記溶剤型ポリウレタン樹脂溶液に徐々に添加して中和することにより水溶化し、さらに共沸下でメチルエチルケトン及びイソプロピルアルコールを留去した後、水を加えて粘度調整を行ない、酸価29mgKOH/g、固形分25%、重量平均分子量45,000の水性ポリウレタンウレア樹脂(B−1)を得た。
上記合成例11と同様にして、表4に示す原料化合物を用いて、水性ウレタンウレア樹脂(B−2)を合成した。なお、28%アンモニア水による中和は、合成例11と同じく、DMBA由来のカルボキシル基と当量になるように行った。表4において、AEAは2−アミノエチルエタノールアミンである。
表5に示す各原料をアイガーミル(アイガー社製)で10分間撹拌し、実施例のインキを製造した。また、表6に示す原料を用いて、同様に、比較例のインキを製造した。使用した炭化水素系ワックスの詳細を表7に示す。表5−1の実施例1〜8は、特にグラビア印刷用として好ましい色インキの実施例であり、実施例9〜13は、特にグラビア印刷用として好ましい白インキの実施例である。表5−2の実施例14〜23は、特にフレキソ印刷用として好ましい色インキの実施例であり、実施例24〜26は、特にフレキソ印刷用として好ましい白インキの実施例である。表5−3の実施例27〜29は、特にグラビア印刷用として好ましいインキセットの実施例であり、実施例30〜32は、特にフレキソ印刷用として好ましいインキセットの実施例である。使用したウレタン/アクリル複合樹脂(C)は、大成ファインケミカル(株)製「WEM−202U」である。
実施例、比較例における印刷は、下記のように行った。
グラビア輪転印刷:岩瀬印刷機械(株)のベビー印刷機を用い、プラスチックフィルムに速度50m/minで印刷して60〜70℃で乾燥し、印刷物を得た。版は、腐蝕200線版深20μmベタ版を用いた。
フレキソ輪転印刷:ウインドミラー&ヘルシャー社製センタードラム型6色フレキソ印刷機「SOLOFLEX」を用い、プラスチックフィルムに速度100m/minで印刷して60〜70℃で乾燥し、印刷物を得た。アニロックスロールとしては、350線/cmを使用し、版胴としては、デュポン社「サイレルDPU」(厚さ1.14mm)をベタ版に製版したものを、両面テープ(東洋インキ株式会社製「DF7382T」厚さ0.50mm)で貼り付けて使用した。
インキを40℃にて3ヶ月恒温保管した後に、ザーンカップNo.4(25℃)を用いて経時粘度を測定し、仕上り(初期)粘度との差を評価した。評価基準を下記に示す。実用レベルはC以上である。
A:仕上り粘度と経時粘度の差が2秒未満のもの
B:仕上り粘度と経時粘度の差が2秒以上4秒未満のもの
C:仕上り粘度と経時粘度の差が4秒以上6秒未満のもの
D:仕上り粘度と経時粘度の差が6秒以上8秒未満のもの
E:仕上り粘度と経時粘度の差が8秒以上のもの
インキをPETフィルム(ポリエチレンテレフタレートフィルム、東洋紡績(株)製E−5102、12μm)にメーヤバーで展色し、透明性、濃度、及び光沢の度合いを目視で判定した。透明感が高く、濃度があり、高光沢のものほど発色性が良好と判断した。評価基準を下記に示す。実用レベルはC以上である。
A:透明感が高く、濃度が高く、高い光沢を有する。
B:透明感、濃度があり、高い光沢を有する。
C:透明感、濃度がやや劣り、中程度の光沢を有する。
D:透明感、濃度が劣り、光沢が乏しい。
E:透明感、濃度がなく、光沢感もない。
インキをバラード版に塗布し、風乾させた後、希釈溶剤(水/n−プロパノール混合溶剤、重量比70/30)を25mlかけ流し、印刷インキ皮膜の溶け具合を目視判定した。実用レベルはD以上である。
A:全て溶解した。
B:わずかな溶け残りが認められた。
C:10%未満の面積の溶け残りが認められた。
D:10%以上30%未満の面積の溶け残りが認められた。
E:30%以上の面積の溶け残りが認められた。
インキをOPPフィルム(延伸ポリプロピレンフィルム、東洋紡績(株)製P−2161、30μm)に印刷した印刷物にニチバン(株)製10mm幅のセロテープを貼り、剥離試験をした。セロテープへのインキの転移状態(取られ状態)を以下の基準で目視評価した。評価基準を下記に示す。実用レベルはC以上である。
A:セロテープにインキが全く転移しなかった。
B:セロテープに5%未満のインキの転移が認められた。
C:セロテープに5%以上10%未満のインキの転移が認められた。
D:セロテープに10%以上50%未満のインキの転移が認められた。
E:セロテープに50%以上のインキの転移が認められた。
インキをOPPフィルム(上記P−2161)に印刷した印刷物を4cm×4cmにサンプリングし、このサンプルの印刷面と同じ大きさの未印刷フィルムの非処理面とを合わせて、40℃12時間、10kgfの加圧を行い、サンプルを剥離した時の、インキ取られ及び抵抗感を観察した。評価基準を下記に示す。実用レベルはC以上である。
A:印刷物からインキの転移が全く認められず、剥離時の抵抗感もなかった。
B:印刷物からインキの転移が全く認められなかったが、剥離時の抵抗感があった。
C:印刷物からインキの転移が認められ、面積にして10%未満であった。
D:印刷物からインキの転移が、10%以上50%未満の面積で認められた。
E:印刷物からインキの転移が、50%以上の面積で認められた。
インキをOPPフィルム(上記P−2161)に印刷した印刷物について、その表面を含水脱脂綿で軽く10回擦り、以下の基準で目視評価した。評価基準を下記に示す。実用レベルはC以上である。
A:10回擦ってもインキ面の剥離、溶解は認められなかった。
B:10回擦ると約半分の面積でインキ面が剥離、溶解した。
C:10回擦るとほとんどのインキ面が剥離、溶解した。
D:5回擦ったところでほとんどのインキ面が剥離、溶解した。
E:2回擦ったところでほとんどのインキ面が剥離、溶解した。
インキをOPPフィルム(上記P−2161)に印刷して得た印刷物に、イミン系アンカーコート剤(東洋モートン(株)製EL−420)を塗布し、押出しラミネート機を用いて、315℃で溶融させたポリエチレンを介してCPPフィルム(シーラントフィルム)と貼りあわせ、ラミネート加工物を得た(押し出しラミネート法)。加工物を幅15mmで裁断し、インキ面とシーラントフィルム面の層間で剥離させた際の剥離強度を、インテスコ製201万能引張り試験機を用いて測定した。評価基準を下記に示す。実用レベルはC以上である。
A:剥離強度が0.9N/15mm以上のもの
B:剥離強度が0.7N/15mm以上、0.9N/15mm未満のもの
C:剥離強度が0.5N/15mm以上、0.7N/15mm未満のもの
D:剥離強度が0.3N/15mm以上、0.5N/15mm未満のもの
E:剥離強度が0.3N/15mm未満のもの
インキ100部に対して、水/イソプロピルアルコール(混合比1:1)の混合溶剤を加えて(株)離合社製ザーンカップ#3で16秒になるように粘度調整したものを用い、版深度25μmのグラビア版、刃先厚み65μのドクターブレード(商品名「ニュードクターハイブレード」、富士商興(株)製)を備えたグラビア輪転印刷機で、100m/分のシリンダー回転速度で60分間空転した後に、PETフィルム(上記E−5102)のコロナ放電処理面に、印刷速度100m/分で印刷し、60℃の熱風で乾燥し、印刷物を得た。
A:非画像部にインキの転移が全く認められなかった。
B:非画像部の小面積(5%未満)にインキの転移が僅かに認められた。
C:非画像部の中面積(5〜10%未満)にインキの転移が認められた。
D:非画像部の大面積(10%以上)にインキの転移が認められた。
E:非画像部全面にインキの転移が認められた。
OPPフィルム(上記P−2161)にインキを展色し、10分間室温で乾燥させた。次に、水、n−プロパノール、及びマジックリン(洗版用の専用溶剤、花王(株)製)の各々を塗膜に垂らして、塗膜の溶解性を調べ、洗版性の簡易評価とした。評価基準を下記に示す。実用レベルはC以上である。
A:水単独で溶解する。
B:n−プロパノール単独で溶解する。
C:マジックリンで溶解する。
D:マジックリンでも溶解しない。
Claims (19)
- 水性ウレタン樹脂(A)、着色剤、炭化水素系ワックス、及び水を含有する輪転印刷インキであって、
水性ウレタン樹脂(A)は、酸価が25〜45mgKOH/gであり、かつ、ポリエーテル系及び/又はポリエステル系高分子量グリコールの構造単位、下記一般式(1)および一般式(2)で表される構造単位、並びに、ヒドロキシル基を同一分子内に3個以上有する化合物の構造単位を含み、一般式(1)の構造単位は、樹脂固形分中に5〜10重量%含まれ、一般式(2)の構造単位は、樹脂固形分中0.5〜5重量%含まれ、
炭化水素系ワックスは、融点が90〜140℃であり、かつ、平均粒子径が0.5〜10μmである、輪転印刷インキ。
- 水性ウレタン樹脂(A)、着色剤、炭化水素系ワックス、及び水を含有する輪転印刷インキであって、
水性ウレタン樹脂(A)は、酸価が25〜45mgKOH/gであり、かつ、ポリエーテル系高分子量グリコールの構造単位、並びに、下記一般式(1)および一般式(2)で表される構造単位を含み、一般式(1)の構造単位は、樹脂固形分中に5〜10重量%含まれ、一般式(2)の構造単位は、樹脂固形分中0.5〜5重量%含まれ、
水性ウレタン樹脂(A)は、ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A1)固形分中に3〜7重量%有する水性ウレタン樹脂(A1)、及び
ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A2)固形分中に20〜30重量%有する水性ウレタン樹脂(A2)、の少なくとも一方を含有し、
炭化水素系ワックスは、融点が90〜140℃であり、かつ、平均粒子径が0.5〜10μmであり、
水性ウレタン樹脂(A)は、イソシアネート基と反応し得る官能基を同一分子内に3個以上有する化合物の構造単位を有する、輪転印刷インキ。
- 一般式(2)において、R1及びR2は置換もしくは未置換の、炭素数が1〜5の脂肪族炭化水素基であり、Aは環員数が5〜10の脂環族炭化水素基である、請求項1又は2記載の輪転印刷インキ。
- 水性ウレタン樹脂(A)、着色剤、炭化水素系ワックス、及び水を含有する輪転印刷インキであって、
水性ウレタン樹脂(A)は、酸価が25〜45mgKOH/gであり、かつ、ポリエーテル系高分子量グリコールの構造単位、並びに、下記一般式(1)および一般式(2)で表される構造単位を含み、一般式(1)の構造単位は、樹脂固形分中に5〜10重量%含まれ、一般式(2)の構造単位は、樹脂固形分中0.5〜5重量%含まれ、
水性ウレタン樹脂(A)は、ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A1)固形分中に3〜7重量%有する水性ウレタン樹脂(A1)、及び
ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A2)固形分中に20〜30重量%有する水性ウレタン樹脂(A2)、の少なくとも一方を含有し、
炭化水素系ワックスは、融点が90〜140℃であり、かつ、平均粒子径が0.5〜10μmであり、
水性ウレタン樹脂(A1)、水性ウレタン樹脂(A2)、及び白色着色剤を含み、グラビア印刷用である、輪転印刷インキ。 - 水性ウレタン樹脂(A)は、
ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A1)固形分中に3〜7重量%有する水性ウレタン樹脂(A1)、及び
ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A2)固形分中に20〜30重量%有する水性ウレタン樹脂(A2)、の少なくとも一方を含有する、請求項1又は3記載の輪転印刷インキ。 - 水性ウレタン樹脂(A1)、水性ウレタン樹脂(A2)、及び白色着色剤を含み、グラビア印刷用である、請求項2、3又は5のいずれか1項記載の輪転印刷インキ。
- 水性ウレタン樹脂(A1)と水性ウレタン樹脂(A2)の双方を含む場合において、水性ウレタン樹脂(A1)と水性ウレタン樹脂(A2)の固形分重量比が30/70〜50/50である、請求項2〜6のいずれか1項記載の輪転印刷インキ。
- 水性ウレタン樹脂(A1)、並びに、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックからなる群から選ばれる少なくとも1色の着色剤を含み、グラビア印刷用である、請求項2〜5のいずれか1項記載の輪転印刷インキ。
- 分岐を有するポリエステルポリオール単位を含む水性ウレタンウレア樹脂(B)をさらに含有する、請求項1〜5のいずれか1項記載の輪転印刷インキ。
- 水性ウレタン樹脂(A)と水性ウレタンウレア樹脂(B)の固形分重量比が25/75〜45/55である、請求項9記載の輪転印刷インキ。
- 水性ウレタン樹脂(A)は、ポリエチレングリコール単位を、水性ウレタン樹脂(A2)固形分中に20〜30重量%有する水性ウレタン樹脂(A2)を含有する、請求項9又は10記載の輪転印刷インキ。
- ウレタン/アクリル複合樹脂(C)をさらに含有する、請求項9〜11のいずれか1項記載の輪転印刷インキ。
- 水性ウレタン樹脂(A)とウレタン/アクリル複合樹脂(C)の固形分重量比が85/15〜99/1である、請求項12記載の輪転印刷インキ。
- フレキソ印刷用である、請求項9〜13のいずれか1項記載の輪転印刷インキ。
- 請求項6記載の輪転印刷インキと、1以上の請求項8記載の輪転印刷インキとを含む、グラビア輪転印刷インキセット。
- 2以上の請求項14記載の輪転印刷インキを含む、フレキソ輪転印刷インキセットであって、
白色着色剤を含むフレキソ輪転印刷インキと、
シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックからなる群から選ばれる少なくとも1色の着色剤を含む、1以上のフレキソ輪転印刷インキ、との組み合わせである、フレキソ輪転印刷インキセット。 - プラスチックフィルムの表面に、請求項1〜14のいずれか1項記載の輪転印刷インキ、請求項15記載のグラビア輪転印刷インキセット、又は請求項16記載のフレキソ輪転印刷インキセットのいずれかを用いて形成される印刷層を有する、プラスチックフィルム輪転印刷物。
- 巻取りプラスチックフィルムの表面に、請求項1〜14のいずれか1項記載の輪転印刷インキ、請求項15記載のグラビア輪転印刷インキセット、又は請求項16記載のフレキソ輪転印刷インキセットを用いて輪転印刷することを含む、プラスチックフィルム輪転印刷物の製造方法。
- 請求項17記載のプラスチックフィルム輪転印刷物を含む、ラミネート積層物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017086071A JP6380775B1 (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | 輪転印刷インキ及びその利用 |
PCT/JP2018/016334 WO2018198984A1 (ja) | 2017-04-25 | 2018-04-20 | 輪転印刷インキ及びその利用 |
TW107113884A TWI754044B (zh) | 2017-04-25 | 2018-04-24 | 輪轉印刷墨水、凹版輪轉印刷墨水套組、柔版輪轉印刷墨水套組、塑膠膜輪轉印刷物及層壓積層物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017086071A JP6380775B1 (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | 輪転印刷インキ及びその利用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6380775B1 true JP6380775B1 (ja) | 2018-08-29 |
JP2018184512A JP2018184512A (ja) | 2018-11-22 |
Family
ID=63354813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017086071A Active JP6380775B1 (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | 輪転印刷インキ及びその利用 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6380775B1 (ja) |
TW (1) | TWI754044B (ja) |
WO (1) | WO2018198984A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022173000A1 (ja) | 2021-02-10 | 2022-08-18 | 旭化成株式会社 | フレキソ印刷原版、フレキソ印刷版及びフレキソ印刷版の製造方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7263085B2 (ja) * | 2019-04-03 | 2023-04-24 | サカタインクス株式会社 | 活性エネルギー線硬化型フレキソ印刷インキ組成物 |
EP4335885A1 (en) * | 2021-06-09 | 2024-03-13 | Tosoh Corporation | Urethane resin-forming composition, adhesive agent, cured product, and production method for cured product |
JP7346795B1 (ja) * | 2023-02-27 | 2023-09-20 | サカタインクス株式会社 | 裏刷り用ラミネート印刷インキ組成物 |
JP7470881B1 (ja) | 2024-01-22 | 2024-04-18 | 大日精化工業株式会社 | 水性インキ組成物、水性インキセット、インキ層付きフィルム、その製造方法、ラミネートフィルム及び包装材 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5358538A (en) * | 1976-11-09 | 1978-05-26 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | Preparation of aqueous coating agents |
JPH05331399A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-14 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 水性印刷インキ |
JPH11279236A (ja) * | 1998-03-30 | 1999-10-12 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 水性樹脂および該樹脂を用いたインキ |
JP2004026983A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Dainippon Ink & Chem Inc | ワックスコンパウンド |
JP2005154493A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 水性インキ用添加剤および水性インキ |
JP2005272587A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | ポリウレタン樹脂組成物、およびそれを含有する水性印刷インキ組成物、さらにそれを用いてなるプラスチックシート被覆物とそのラミネート積層物 |
JP2006111689A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Dainippon Ink & Chem Inc | 印刷インキ組成物、それを用いた積層体および該積層体を装着したボトル容器 |
WO2006064854A1 (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-22 | Morimura Chemicals Ltd. | 印刷インキ組成物 |
JP2008049706A (ja) * | 2007-08-23 | 2008-03-06 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 水性ウレタン樹脂及び水性印刷インキ組成物並びに該組成物を用いた包装材料 |
JP2016155340A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 印刷インキ積層体 |
-
2017
- 2017-04-25 JP JP2017086071A patent/JP6380775B1/ja active Active
-
2018
- 2018-04-20 WO PCT/JP2018/016334 patent/WO2018198984A1/ja active Application Filing
- 2018-04-24 TW TW107113884A patent/TWI754044B/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5358538A (en) * | 1976-11-09 | 1978-05-26 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | Preparation of aqueous coating agents |
JPH05331399A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-14 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 水性印刷インキ |
JPH11279236A (ja) * | 1998-03-30 | 1999-10-12 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 水性樹脂および該樹脂を用いたインキ |
JP2004026983A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Dainippon Ink & Chem Inc | ワックスコンパウンド |
JP2005154493A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 水性インキ用添加剤および水性インキ |
JP2005272587A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | ポリウレタン樹脂組成物、およびそれを含有する水性印刷インキ組成物、さらにそれを用いてなるプラスチックシート被覆物とそのラミネート積層物 |
JP2006111689A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Dainippon Ink & Chem Inc | 印刷インキ組成物、それを用いた積層体および該積層体を装着したボトル容器 |
WO2006064854A1 (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-22 | Morimura Chemicals Ltd. | 印刷インキ組成物 |
JP2008049706A (ja) * | 2007-08-23 | 2008-03-06 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 水性ウレタン樹脂及び水性印刷インキ組成物並びに該組成物を用いた包装材料 |
JP2016155340A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 印刷インキ積層体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022173000A1 (ja) | 2021-02-10 | 2022-08-18 | 旭化成株式会社 | フレキソ印刷原版、フレキソ印刷版及びフレキソ印刷版の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201843257A (zh) | 2018-12-16 |
WO2018198984A1 (ja) | 2018-11-01 |
JP2018184512A (ja) | 2018-11-22 |
TWI754044B (zh) | 2022-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6760435B2 (ja) | 印刷インキ用バインダー、軟包装用ラミネートインキ組成物及び印刷物 | |
JP6380775B1 (ja) | 輪転印刷インキ及びその利用 | |
JP5544579B1 (ja) | 印刷インキバインダー樹脂およびそれを用いたラミネートインキ | |
JP5273280B1 (ja) | アルコール系印刷インキ組成物 | |
JP6136121B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂およびその利用 | |
JP5130553B1 (ja) | 印刷インキバインダー用ポリウレタン樹脂組成物 | |
JP6107384B2 (ja) | 軟包装用ラミネートインキ組成物 | |
JP5824726B2 (ja) | 印刷インキバインダー樹脂およびそれを用いたラミネートインキ | |
JP6424717B2 (ja) | アルコール系インキ組成物およびそれを用いた印刷物、積層体 | |
JP6870673B2 (ja) | 印刷インキ用バインダー、包装ラミネート用印刷インキ組成物及び印刷物 | |
JP6136105B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂およびその利用 | |
JP7400608B2 (ja) | 水性グラビアまたはフレキソインキ、およびその利用 | |
JP2021161299A (ja) | 水性グラビアまたはフレキソインキ、およびその利用 | |
JP4826063B2 (ja) | ポリウレタン樹脂組成物、およびそれを含有する水性印刷インキ組成物、さらにそれを用いてなるプラスチックシート被覆物とそのラミネート積層物 | |
JP3255953B2 (ja) | ラミネート用水性印刷インキ組成物 | |
JP2020186344A (ja) | 水性フレキソインキ、フレキソ印刷物およびその製造方法 | |
JPH0853527A (ja) | ポリウレタン樹脂水性液およびそれを用いた水性印刷インキ組成物 | |
JP2021063189A (ja) | 裏刷りフィルム用水性フレキソ印刷インキ組成物 | |
JP7459626B2 (ja) | 水性グラビアまたはフレキソインキ、およびその利用 | |
JP7411156B1 (ja) | 水性フレキソインキ及び印刷物 | |
JPH10130560A (ja) | 水性印刷インキ組成物 | |
JP7265066B1 (ja) | 水性フレキソインキ、印刷物及び積層体 | |
JP6819365B2 (ja) | 印刷用コート剤および印刷物 | |
JP2023058118A (ja) | 水性フレキソインキおよびその利用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180403 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180608 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20180615 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180710 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20180717 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180717 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20180717 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6380775 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |