JP6379639B2 - 眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置、眼鏡装用パラメータ測定用撮影プログラム - Google Patents

眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置、眼鏡装用パラメータ測定用撮影プログラム Download PDF

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本発明は、眼鏡を作成するために必要な眼鏡装用パラメータの測定に用いる画像を撮影する眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置、および眼鏡装用パラメータ測定用撮影プログラムに関する。
眼鏡を測定するために必要な眼鏡装用パラメータを測定するために、眼鏡フレームを装用した状態の被検者の顔を撮影する眼鏡パラメータ測定用撮影装置が提案されている(特許文献1参照)。例えば、眼鏡パラメータ測定用撮影装置によって撮影された画像から眼鏡を作成するために必要な眼鏡装用パラメータが算出される。
特開2007−216049号公報
しかしながら、従来の装置では、眼鏡フレームの水平方向の振れ角を適正に調整するための構成が存在しなかった。特許文献1は、側方撮影部の撮影方向を変更させ、各方向での画像を撮影し、各撮影結果を用いて装用パラメータを補正しようとする試みだが、装用パラメータの取得用とは別に設けられたカメラを回転移動させたり、アタッチメントを必要とする。また、補正を行う場合、フレームの形状に個体差があるため、正しく補正を行うことが困難な場合がある。
本発明は、上記問題点の少なくとも一つを鑑み、より簡単に装置と被検者との位置合わせができる眼鏡パラメータ測定用撮影装置を提供することを技術課題の一つとする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 眼鏡フレームを装用した状態の被検者の顔を撮影するための眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置であって、前記眼鏡フレームを含む被検者の顔を正面方向又は下方から撮影するための第1撮像手段と、前記眼鏡フレームを含む前記被検者の顔を正面方向とは異なる方向から撮影するための第2撮像手段と、を有する撮像光学系と、前記眼鏡フレームの水平方向の振れ角を調整できるように、前記第2撮像手段によって撮影された被検者の顔の画像に基づいて前記撮影光学系と前記被検者との位置合わせが可能な位置合わせ手段と、を備え、前記位置合わせ手段は、表示部の表示を制御し、前記第2撮像手段によって撮影された画像上において、前記第1撮影手段の焦点位置に対応する位置に位置合わせマークを重畳表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする。
(2) 眼鏡フレームを装用した状態の被検者の顔を撮影するための眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置において用いられる眼鏡装用パラメータ測定用撮影プログラムであって、前記眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置のプロセッサによって実行されることで、前記眼鏡フレームを含む前記被検者の顔を正面方向又は下方から撮影する第1撮影手段によって撮影を行う第1撮像ステップと、前記眼鏡フレームを含む前記被検者の顔を正面方向とは異なる方向から撮影する第2撮影手段によって撮影を行う第2撮影ステップと、前記第2撮像手段によって撮影された画像上において、前記第1撮像手段の焦点位置に対応する位置に位置合わせマークを重畳表示させる位置合わせステップと、を前記眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置に実行させることを特徴とする。
本実施例に係る眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置の外観の概略構成図である。 本実施例に係る眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置に収納される光学系の概略構成図である。 本装置を被検者側から見たときの正面図である。 側方撮像光学系の概略構成図を示している。 本実施例の制御系を示すブロック図である。 本実施例における制御動作の流れについて説明するフローチャートである。 表示部に表示される表示画像の一例を示すための図である。 装置1と被検者との位置合わせについて説明するための図である。 上方撮像光学系の変容パターンを示す図である。 位置合わせマークの変容パターンを示す図である。 第2実施例の概略を説明するための図である。 第2実施例のシステムを説明するための図である。 変容例を説明するための図である。 変容例を説明するための図である。
<概要>
以下、本実施例の概要を図面に基づいて説明する。図1〜図10は本実施例および変容例に係る眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置1の構成について説明する図である。なお、以下の説明において、被検者の水平方向をX軸方向、被検者の上下方向をY軸方向、被検者の前後方向(作動距離方向)をZ軸方向として説明する。
本実施例の眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置(以下、本装置ともいう)1は、例えば、眼鏡フレームFを装用した状態の被検者の顔を撮影する。本装置1は、撮像光学系100と、位置合わせユニット(例えば、制御部70など)とを主に備える。
撮像光学系100は、第1撮影部(例えば、遠用撮像光学系200、近用撮像光学系300など)と、第2撮像部(例えば、上方撮像光学系101、側方撮像光学系500など)とを主に備える。第1撮像部は、眼鏡フレームFを含む被検者の顔を正面方向又は下方から撮影する。第2撮像部は、眼鏡フレームFを含む被検者の顔を正面方向とは異なる方向から撮影する。例えば、第1撮像部としては、例えば、遠用撮像光学系200或いは近用撮像光学系300の少なくともいずれかが用いられる。例えば、第2撮像部は、眼鏡フレームFの左右の上端を含む被検者の顔を上方向から撮影してもよい。例えば、第2撮影部は、眼鏡フレームFを左右の端部を含む被検者の顔を左右から撮影してもよい。
位置合わせユニットは、眼鏡フレームFの水平方向の振れ角を調整できるように、第2撮像部によって撮影された被検者の顔の画像に基づいて撮影光学系と被検者との位置合わせが可能である。例えば、位置合わせユニットは、第2撮像部によって撮影された撮影画像に対し、振れ角を調整するための基準となる基準ラインを設定してもよい。位置合わせユニットは、設定された基準ラインを用いた制御を行ってもよい。基準ラインは、例えば、撮影画像上における水平ライン上あるいは垂直ライン上に設置される。制御としては、モニタの表示制御、音声、ランプ等による報知制御、駆動部の駆動制御の少なくともいずれかが考えられる。
より詳細には、位置合わせユニットは、例えば、第2撮像部によって撮影された撮影画像において、予め設定された基準ラインに対応する表示位置に、位置合わせ用マークを表示してもよい。また、位置合わせユニットは、例えば、第2撮像部による撮影画像上に設定された基準ラインに対し、第2撮像部による撮影画像に含まれる眼鏡フレームFの水平方向の振れ角を検出してもよい。位置合わせユニットは、例えば、基準ラインに対し振れ角の検出結果に基づいて、ガイド表示、ガイド音声、ガイドランプ、カメラ移動、の少なくともいずれかを行うようにしてもよい。
上記構成によって、例えば、眼鏡フレームFを含む被検者の顔を正面方向又は下方から撮影可能な撮像光学系に対し、眼鏡フレームFの水平方向の振れ角が好適に調整される。正面方向又は下方から撮影された画像は、眼鏡装用パラメータ(例えば、遠用アイポイント、近用アイポイント等)の測定に用いられる。
なお、本装置は、表示部15の表示を制御する表示制御部(例えば、制御部70)をさらに備えてもよい。例えば、表示制御部は、第2撮像部によってリアルタイムに撮影される動画上に位置合わせマークを重畳表示してもよい。そして、表示制御部は、動画上に表示された位置合わせマークに基づいて眼鏡フレームFの水平方向における振れ角が調整された後、第2撮像部によって撮影された静止画上に位置合わせマークを重畳表示させてもよい。例えば、表示制御部は、第1撮像部の第1撮像光軸と第2撮像部の第2撮像光軸とが交差する位置に位置合わせマークを表示させてもよい。例えば、表示制御部は、眼鏡フレームFの水平方向における振れ角がゼロになるときの眼鏡フレームFの位置に位置合わせマークを表示させてもよい。
なお、本装置1は、被検者の顔を支持するための顔支持部5をさらに備えてもよい。顔支持部5は、例えば、当接部31と、第1調整ユニット(例えば、左右回転調節部50)と、第2調整ユニット(例えば、作動距離調節部40)とを備えてもよい。当接部は、例えば、被検者の顔に当接する。第1調整ユニットは、撮像光学系100によって撮像される眼鏡フレームFの水平方向における振れ角がゼロになるように、顔支持部5に設けられた中心軸を回転中心として当接部31を水平方向に回転させてもよい。これによって、第1調整ユニットは、撮像光学系100に対する被検者の顔の振れを調整可能である。なお、眼鏡フレームFの振れ角を正確にゼロに合わせなくともよく、略ゼロに調整可能であればよい。
第2調整ユニットは、例えば、撮像光学系100に対して当接部31の位置を前後方向に調整可能である。これによって、第2調整ユニットは、撮像光学系100と被検者との前後方向の距離を調整できる。
なお、本装置1は、眼鏡装用パラメータ測定用撮影プラグラムを記憶部(例えば、ROMなど)に記憶してもよい。そして、制御部70に設けられたプロセッサ等によってプログラムが実行されることで、第1撮影ステップと、第2撮影ステップと、位置合わせステップが本装置1に実行されてもよい。
例えば、第1撮影ステップは、眼鏡フレームFを含む被検者の顔を正面方向又は下方から撮影するステップである。例えば、第2撮影ステップは、眼鏡フレームFを含む被検者の顔を正面方向とは異なる方向から撮影するステップである。例えば、位置合わせステップは、眼鏡フレームFの水平方向の振れ角を調整できるように、第2撮影ステップにおいて撮影された被検者の顔の画像に基づいて撮影光学系100と被検者との位置合わせをするステップである。
<第1実施例>
以下、図1及び図2を参照して、本実施例に係る眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置(以下、本装置と略す)1の構成について説明する。本装置1は、例えば、撮像光学系100と、操作ユニット10と、表示部15と、顔支持ユニット5等を備える。
<装置外観>
図1に示されるように、本装置1は、装置本体3、呈示窓6、顔支持ユニット5、操作ユニット10、表示部15、測定屋根4等を備える。装置本体3の被検者側には呈示窓6が備わる。呈示窓6は、被検者に固視標を呈示する際に、固視光束を通過させる窓である。同じく装置本体3の被検者側には、測定屋根4が備わる。測定屋根4は、例えば、被検者の上方を覆うように設けられる。測定屋根4は、測定に不要な外乱光が撮像光学系に進入することを低減する。なお、測定屋根4は、被検者の上方を完全に覆う必要はない。例えば、被検者の上方を一部だけ覆うものでもよい。同じく装置本体3の被検者側には顔支持ユニット5が備わる。顔支持ユニット5は、被検者の顔を支持するためのユニットである。装置本体3の検者側には操作ユニット10及び表示部15が備わる。本装置1は、例えば、タッチパネル式のディスプレイが備わり、操作ユニット10及び表示部15として兼用される。
<操作ユニット>
操作ユニット10は、入力された操作指示に応じた信号を後述する制御部70に出力する。本実施例における操作ユニット10は、タッチパネル式のディスプレイが用いられ、表示部15と兼用される。もちろん、操作ユニット10と表示部15が別に設けられた構成であってもよい。例えば、操作ユニット10には、マウス、ジョイスティック、キーボード等の操作手段の少なくともいずれかを用いる構成が挙げられる。例えば、表示部15は、装置本体3に搭載されたディスプレイであってもよいし、装置本体3に接続されたディスプレイであってもよい。もちろん、タッチパネル式でなくともよい。例えば、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)のディスプレイを用いてもよい。また、例えば、複数のディスプレイが併用されてもよい。表示部15には、撮影された遠方視及び近方視状態の被検者の正面画像又は側方画像、上方画像を含む各種画像が表示されてもよい。
<顔支持ユニット>
顔支持ユニット5は、被検者の額を支持する。そして、顔支持ユニット5は、後述する撮像光学系(例えば、遠用撮像光学系200,近用撮像光学系300,反射ミラー410等)100と被検者との距離を一定にする。また、顔支持ユニット5は、被検者の水平方向に回転可能であり、被検者の顔の向きを調整することができる。これによって、被検者の顔の向きが水平方向のいずれかにずれている場合、被検者の顔が正面を向くように、顔支持ユニット5を回転させることができる。
顔支持ユニット5は、当接部31、作動距離調節部40、左右回転調節部50を主に備える。当接部31は、被検者の顔に接触する部分である。作動距離調節部40は、被検者と後述の撮像光学系100との距離を調節するために当接部31の位置をZ軸方向に調節する。例えば、本実施例において、検者によって作動距離調節部40の調節ノブ41が操作されることによって、当接部31のZ軸方向(作動距離方向)における位置が調節される。水平回旋調節部50は、被検者の顔が正面を向くように、当接部31の水平方向の角度を調節する。例えば、本実施例において、検者によって左右回転調整部50の調節ノブ51が操作されることによって、当接部31の水平方向の位置が調節される。
なお、顔支持ユニット5は本実施形態の構成に限定されない。本実施例においては、被検者の額を支持するものとして説明したが、被検者のあごでもよいし、頬、鼻などでもよい。被検者の顔を支持する構成であればよい。また、本実施例において、顔支持ユニット5は、検者が調節ノブ41,51を操作することによって、当接部31の位置が調節される構成としたがこれに限定されない。顔支持ユニット5は、モータ等の駆動部を有し、操作ユニット10の操作等によって、電動で当接部31の位置が調整される構成としてもよい。
<光学系>
次に、図2を参照して、本実施例に係る本装置1に収納される光学系について説明する。本実施例の本装置1は、照明光学系110、上方撮像光学系101、遠用撮像光学系200、近用撮像光学系300、光路切換ユニット400と、側方撮像光学系500、を主に備える。
本実施例において、眼鏡パラメータを測定するために眼鏡を装用した被検者の画像を撮影するための撮影部を有する撮像光学系100として、少なくとも、上方撮像光学系101、遠用撮像光学系200、近用撮像光学系300のいずれかが用いられる。本実施例において、上方撮像光学系101は、例えば、被検者の顔を上方から撮影した上方画像を撮影するために用いられる。なお、上方とは、被検者の真上でなくともよく、斜め上方であってもよい。本実施例において、遠用撮像光学系200は、被検者の正面画像を撮影するために用いられる。正面画像とは、例えば、被検者を正面方向から撮影した画像である。本実施例において、近用撮像光学系300は、被検者の正面画像または下方画像を撮影するために用いられる。下方画像とは、例えば、被験者の顔を下方から撮影した画像である。下方とは、真下だけでなく、斜め下方であってもよい。本実施例において、側方撮像光学系500は、被検者の側方画像を撮影するために用いられる。
<照明光学系>
照明光学系110は、4つの光源110R,110L,111R,111L(図2では、110L、111Lを省略)を主に備える。照明光学系110は、光源110R,110L,111R,111Lによって、四方向から被検者の顔を照明する。もちろん、照明光学系110は上記の構成に限らない。光源の数はいくつでもよく、配置も任意でよい。照明光学系110は、光源によって被検者の顔を照明することができればよい。例えば、照明光学系110は、顔支持ユニット5の下部、呈示窓6の上部に設けられてもよい。
なお、本実施例の照明光学系110においては、赤外光源を用いる。赤外光源と、後述する赤外フィルタ等を用いることによって、外乱光(自然光など)の影響を抑えることができる。ただし、赤外光源でなくてもよく、可視光源を用いてもよい。
<上方撮像光学系>
以下、上方撮像光学系101について説明する。上方撮像光学系101は、例えば、眼鏡フレームFを含む被検者の顔を上方から撮影する。上方撮影光学系101によって撮影された上方画像は、例えば、眼鏡フレームFのそり角の測定などに利用される。本実施例の上方撮像光学系101は、例えば、測定屋根4に設けられる(図3参照)。上方撮像光学系101は、例えば、図2に示すように、撮像素子102、撮像レンズ103、絞り104、赤外フィルタ105等を備える。
照明光学系110からの照明光は、被検者の顔及び眼鏡フレームFによって反射されて、赤外フィルタ105を通過する。赤外フィルタ105を通過した赤外光は、絞り104を通過し、撮像レンズ103によって収束された後、撮像素子102に受光される。撮像素子102は、光を受光すると、受光信号を制御部70に出力する。
<遠用撮像光学系>
図2に基づいて、遠用撮像光学系(以下、第1撮像光学系とも言う)200について説明する。遠用撮像光学系200は、眼鏡フレームFに対する遠方視状態における被検眼Eの眼位置を測定するための光学系である。遠用撮像光学系200は、第1の固視標投影部200aと第1の撮像部200bに分けられる。なお、遠用撮像光学系200の測定光軸を光軸L1とする。
固視標投影部200aは、被検者を遠方視状態に固視させるための遠用固視標を被検眼Eに投影する。固視標投影部200aは、光源220、ハーフミラー230、凹面ミラー240を主に備える。光源220は、被検眼Eに投影される固視標として機能する。凹面ミラー240は、光源220から出射される固視標光束を略平行光束にして反射する。なお、本実施例においては、光源220から出射される固視標光束は、略平行光束にして反射する構成としたがこれに限定されない。光源220から出射される固視標光束は、所定の遠用呈示距離になるように反射する構成としてもよい。
光源220からの出射された固視標光束は、ハーフミラー230によって反射され、光軸L1と同軸とされる。ハーフミラー230によって反射された固視標光束は、凹面ミラー240によって反射される。凹面ミラー240に反射された固視標光束は、後述する反射ミラー410によって反射され、呈示窓6を通過して被検眼Eに入射する。凹面ミラー240は、固視標光束を略平行光束にするように反射する。このため、被検者から見た固視標は、被検眼Eから光源220までの実際の距離よりも遠方にあるように見える。その後、固視標光束は、後述の反射ミラー410によって反射され、呈示窓6を通過して被検眼Eに入射する。
撮像部200bは、遠方視状態における被検者の顔を正面方向(被検者の顔の正面と対向した位置)から撮影する。本実施例において、撮像部200bは、遠方視状態における被検者の顔を正面方向から撮影する。もちろん、撮像部200bは、正面方向として、斜め下方向(斜め下の位置)から撮影する構成としてもよい。なお、被検者の顔とは、被検者の顔全体でなくてもよく、少なくとも被検眼Eの周辺領域(例えば、少なくとも左右眼一方の眼及び眼鏡フレームFを含む被検者の顔の正面画像であってもよい)を指す。撮像部200bは、撮像素子210、撮像レンズ212、絞り214、赤外フィルタ216、ハーフミラー230、凹面ミラー240を主に備える。
照明光学系110からの照明光は、被検者の顔によって反射されて、呈示窓6を通過する。呈示窓6を通過した照明光は、反射ミラー410によって反射される。反射ミラー410によって反射された反射光は、凹面ミラー240によって反射された後、ハーフミラー230を通り、赤外フィルタ216を通過する。赤外フィルタ216を通過した赤外光は、絞り214を通過し、撮像レンズ212によって収束された後、撮像素子210の上に像を結ぶ。撮像素子210は瞳と共役な位置関係にある。撮像素子210は、光を検出し、そのときの検出信号を制御部70に出力する。
<近用撮像光学系>
近用撮像光学系(以下、第2撮像光学系とも言う)300は、近方視状態における被検眼Eの眼位置を測定するための光学系である。近用撮像光学系300は、第2の固視標投影部300aと第2の撮像部300bに分けられる。
固視標投影部300aは、被検者を近方視状態に固視させるための近用固視標を斜め下方向から被検眼Eに投影する。固視標投影部300aは、光源320、ハーフミラー330、凸レンズ340を主に備える。光源320は、被検眼Eに投影される固視標として機能する。
光源320からの出射された固視標光束は、ハーフミラー330によって反射され、光軸L2と同軸とされる。ハーフミラー330によって反射された固視標光束は、凸レンズ340を通過し、収束される。その後、固視標光束は、後述の反射ミラー410によって反射され、呈示窓6を通過して被検眼Eに入射する。
撮像部300bは、近方視状態における被検者の顔を正面方向(被検者の視線方向)から撮影する。なお、本実施例において、撮像部300bは、近方視状態における被検者の顔を斜め下方向(斜め下の位置)から撮影している。もちろん、撮像部300bは、正面方向として、正面位置から撮影する構成としてもよい。撮像部300bは、撮像素子310、撮像レンズ312、絞り314、赤外フィルタ316、ハーフミラー330、凸レンズ340を主に備える。
被検者の顔を照明する照明光学系110からの照明光は、呈示窓6を通過し、反射ミラー410によって反射される。反射ミラー410によって反射された反射光は凸レンズ340を通過し、収束される。収束されたこの光束は、ハーフミラー330を通り、赤外フィルタ316を通過する。赤外フィルタ316を通過した赤外光は、絞り314を通過し、撮像レンズ312によって収束された後、撮像素子310の上に像を結ぶ。撮像素子310は、瞳と共役な位置関係にある。撮像素子310は、光を検出し、そのときの検出信号を制御部70に出力する。
<光学系移動ユニット>
近用撮像光学系300は、光学系移動ユニット350を備える。光学系移動ユニット350は、近用撮像光学系300を移動可能に保持する。光学系移動ユニット350は、近用測定のときに、後述する反射ミラー410の角度の変更にともなって、近用撮像光学系300の全体を移動させることができる。
ところで、後述する光路切換ユニット400によって反射ミラー410の角度が変更されると、固視標投影部300aの光路(指標の呈示距離)、及び第2の撮像部300bの光路が変化してしまう。そこで、本実施形態の光学系移動ユニット350は、反射ミラー410の角度の変更にともなって、近用撮像光学系300の全体を移動させる。これによって、反射ミラー410の角度が変更された場合であっても、近用視標の呈示距離が維持される。また、第2の撮像部300bの被検眼Eに対するフォーカス状態が維持される。
また、光学系移動ユニット350は、呈示距離を調節するための凸レンズ340と、固視標を投影するための光源320を別々に移動させることが可能である。これによって、光学系移動ユニット350は、凸レンズ340と光源320の相対的な距離を変化させ、固視標の呈示距離を変更することができる。なお、光学系移動ユニット350は、例えば、モータや等の図示無き駆動部を用いて、駆動部を駆動させることによって、光学部材を移動させる。
<光路切換ユニット>
図2を参照して、光路切換ユニット400について説明する。光路切換ユニットは、遠用撮像光学系200と、近用撮像光学系300の光路を切り換える。また、光路切り換えユニット400は、近用測定時における被検者の視線方向を変化させる。
光路切換ユニット400は、反射ミラー410、ミラー保持部420、駆動部440を主に備える。
反射ミラー410は、ミラー保持部420に保持される。ミラー保持部420の上部は、装置に固定された回転シャフト425に保持される。ミラー保持部420は、回転シャフト425の回転軸を中心に回旋可能とされる。このとき、ミラー保持部420は、反射ミラー410と一体的に回旋される。反射ミラー410は、遠用撮像光学系200または近用撮像光学系300から出射される視標光束を被検眼Eに向けて反射させる。駆動部440は、図示無きリンク機構部によって、ミラー保持部420の裏面と連結される。駆動部440が駆動されることによって、駆動部440の駆動力が図示無きリンク機構部を介して、ミラー保持部420に伝達される。ミラー保持部420は、リンク機構部から伝達された駆動力によって回転シャフト425を中心に回旋される。ミラー保持部が回旋されることによって、回転シャフト425を中心に、反射ミラー410が回旋移動をする。
反射ミラー410が回旋されることによって、視標光束の光路が変更され、被検眼Eに投影される固視標の呈示位置が変更される。固視標の呈示位置が変更されることで、被検者の視線方向が変更される。例えば、反射ミラーをA方向に回転させる(実線部から点線部へ移動される)ことによって、被検者の撮影を行うための光路が、遠用測定用光学系200の光路から近用測定用光学系300の光路へと切り換えられる。このように、光路切換ユニット400は、反射ミラー410を回旋させることで固視標の呈示位置を変化させ、被検者の視線方向を上下方向に変化させる。
<側方撮像光学系>
図4は、側方撮像光学系500の概略構成図を示している。側方撮像光学系500は、被検者を側方から撮影することによって被検者の側方画像を取得する。図4に示されるように、側方撮像光学系500は、被検者の顔が支持される位置の左右方向に固定されている。
本実施例の側方撮像光学系500は、被検者の左側に配置される左方撮像光学系500Lと、被検者の右側に配置される右方撮像光学系500Rに大別される。左方撮像光学系500Lは被検者を左側方から撮影する。右方撮像光学系500Rは、被検者を右側方から撮影する。
左方撮像光学系500Lは、ハーフミラー530L、赤外フィルタ540L、絞り550L、撮像レンズ560L、撮像素子570L、を主に備える。
同様に、右方撮像光学系500Rは、ハーフミラー530R、赤外フィルタ540R、絞り550R、撮像レンズ560R、撮像素子570R、を主に備える。なお、以下の説明においては、便宜上、赤外フィルタ540L,540R、絞り550L,550R、撮像レンズ560L,560R、撮像素子570L,570Rの各部材をまとめて、側方撮像部575L,575Rと記載する。
赤外フィルタ540L,540Rは可視光を吸収し、赤外光を通過させる。撮像素子570L,570Rには、赤外フィルタ540L,540Rを通過した赤外光が受光される。
以下、左方撮像光学系500Lを例に挙げて側方画像の撮像について説明する。照明光学系110からの照明光束は、被検者の顔と眼鏡フレームFに反射される。反射された照明光束は、左方撮像光学系500Lに入射する。その後、照明光束は、ハーフミラー530Lによって反射される。ハーフミラー530Lによって反射された反射光束は、赤外フィルタ540Lを通過する。赤外フィルタ540Lを通過した赤外光は、絞り55+0Lを通過した後、撮像レンズ560Lによって集光され、撮像素子570Lの撮像面上に像を結ぶ。撮像素子570Lは、検出した撮像画像を制御部70に送信する。このようにして、撮像素子570Lには、被検者の左側の側方画像が撮像される。また、左方撮像光学系500Lと同様にして、右方撮像光学系500Rによって、被検者の右側の側方画像が撮像される。
<制御部>
図5は本実施例の制御系を示すブロック図である。制御部70は、CPU(プロセッサ)、RAM、ROM等を備える。制御部70のCPUは、本装置1の制御を司る。RAMは、各種情報を一時的に記憶する。制御部70のROMには、本装置1の動作を制御するための各種プログラム、初期値等が記憶されている。
制御部70には、不揮発性メモリ(以下、メモリに省略する)72、操作ユニット10、光源110L,110R,111L,111R,220,320、撮像素子210,310,570L,570R、光学系移動ユニット350の駆動部、駆動部440、等が電気的に接続されている。
メモリ72は、電源の供給が遮断されても記憶内容を保持できる非一過性の記憶媒体である。例えば、ハードディスクドライブ、フラッシュROM、および、本装置1に着脱可能に装着されるUSBメモリ等をメモリ72として使用することができる。メモリ72には、本装置1による遠方視画像(遠方視状態における正面画像)又は近方視画像(近方視状態における正面画像)、側方画像の撮影を制御するための撮影制御プログラム、遠方視画像又は近方視画像、側方画像を処理する画像処理プログラムが記憶されている。また、メモリ72には、撮影された遠方視画像又は近方視画像、側方画像の撮影位置の情報等、撮影に関する各種情報が記憶される。操作ユニット10には、検者による各種操作指示が入力される。
<制御動作>
以下、本実施例における制御動作について、図6を参照して、説明する。図6は、本実施例における制御動作の流れについて説明するフローチャートである。なお、本実施例においては、遠方視状態の被検者の画像を例に挙げて制御動作について説明する。もちろん、本発明は、近方視状態の被検者についても同様の制御が行われてもよい。
<画像表示(S1)>
検者は操作ユニット10を操作し、遠用撮影モードに設定する。遠用撮影モードでは、遠方視状態の被検者の画像を撮影するために、各種光学系の制御が制御部70によって行われる。
遠用撮影モードに設定された場合、制御部70は、駆動部440の駆動を制御することによって、光学切換ユニット400の反射ミラー410の角度θを、遠用撮影モードに対応する角度(例えば、水平面(XZ平面)方向に対して40°等)に設定する。遠用撮影モードに対応する角度に傾斜された反射ミラー410によって、光源220からの固視標光束は、被検眼Eに対して水平に投光される。
検者は、眼鏡フレームFを装用するよう被検者に指示する。検者は、顔支持ユニット5の当接部31に額を当てるように被検者に指示する。次に、検者は、固視標を注視するように被検者に指示する。
被検者が固視標を注視する様子は撮像部200b及び側方撮像光学系500によって撮像される。制御部70は撮像部200b及び側方撮像光学系500からの検出信号に基づいて、被検眼E及び被検者の正面及び側方、上方から撮影した顔の画像を表示部15に表示する(S1)。
<アライメント調整(S2)、画像取得(S3)>
初めに、検者は、被検者を顔支持ユニット5に位置させる。検者は、本装置1に対して被検者の顔が所定位置に配置されるように顔支持ユニット5の調整を行う。すなわち、検者は、アライメント調整を行う(S2)。
例えば、本実施例においては、被検眼Eの角膜頂点を表示部15上の所定位置に表示させるように、被検者と本装置1の距離が調節される。本実施例では、例えば、上方撮像光学系101によって撮影された被検者の上方画像を用いて被検者と本装置1との位置合わせが行われる。位置合わせとは、例えば、被検者が装用する眼鏡フレームFの水平方向の振れ角を調整することである。上方撮像光学系101は、例えば、被検者の顔及び眼鏡フレームFを上方から撮影した上方画像623を撮影する(図7参照)。上方撮像光学系101によって撮影された上方画像623は、表示部15に表示される。
例えば、図7に示すように、制御部70は、上方画像623に位置合わせマークIを表示させてもよい。例えば、位置合わせマークIに関して、眼鏡フレームFと遠用撮像光学系200の光軸L1とが所定の位置関係に調整された状態で、眼鏡フレームFが表示されることが想定される位置に、位置合わせマークIが表示されてもよい。所定の位置関係としては、例えば、眼鏡フレームFに対し、遠用撮像光学系200の焦点が合っている位置等が考えられる。
より詳細には、遠用撮像光学系200の光軸L1と上方撮像光学系の光軸L3とが交差する位置の座標に対応する上方画像623上の位置に、位置合わせマークIが表示されてもよい。他の例としては、遠用撮像光学系200の焦点位置に対応する上方画像623上の位置に、位置合わせマークIが表示されてもよい。これらの表示位置は、撮像光学系の光学設計データと撮像画像とを用いて、予め設定可能である。この場合、例えば、検者は上方画像623を確認し、眼鏡フレームFの左右の上リムUと位置合わせマークIが重なるように、本装置1と被検者との位置合わせを行う。
図7に示すように、被検者を上方から撮影した場合、眼鏡フレームFの水平方向の傾き(振れ角)が分かりやすくなる。
さらに、位置合わせマークIが表示されているため、検者は、装置1と被検者の位置がどれだけずれているか容易に確認できる。また、装置1と被検者との位置を合わせるだけなので、位置合わせのための操作が分りやすい。
なお、前述のように、本装置1の顔支持ユニット5は、水平回旋調節部50によって当接部31を水平方向に回旋できる。さらに、顔支持ユニット5は、作動距離調節部40によって、当接部31をZ軸方向に移動できる。したがって、検者は、上方画像623を観察し、例えば、位置合わせマークIと上リムUの位置が一致するように、当接部31の位置を調整してもよい。
例えば、図8(a)に示すように、位置合わせマークIと眼鏡フレームFがずれている場合、まず、検者は水平回転調節部50を操作し、位置合わせマークIと眼鏡フレームFの上リムUが平行になるように、当接部31を水平方向に回転させてもよい(図8(b)参照)。これによって、例えば、眼鏡フレームFの振れ角がゼロになるように調整される。なお、正確に振れ角がゼロにならなくてもよい。振れ角が略ゼロになるように調整できればよい。例えば、±1°の範囲内に調整できればよい。次に、検者は作動距離調整部40を操作し、位置合わせマークIと眼鏡フレームFが重なるように、当接部31のZ方向の位置を調整してもよい(図8(c)参照)。このように、上方画像623を用いて、装置1と被検者のZ方向の位置合わせを行ってもよい。
なお、上記のように、眼鏡フレームFの振れ角を調整する場合、顔支持ユニット5を調整することに限らない。例えば、上方画像623に表示された位置合わせマークIと眼鏡フレームFが重なるように、眼鏡フレームFの位置を調整してもよい。より詳細には、眼鏡フレームFのテンプル(耳掛け)、鼻当て等の角度を調整し直してもよい。
以上のように、本装置1と被検者との位置合わせをする際、被検者の顔を上方から撮影した上方画像623を用いることによって、検者は、眼鏡フレームFの左右の振れを調整しやすくなる。これによって、例えば、被検者の顔を下方から撮影する場合より、上方から撮影する場合の方が、眼鏡フレームFの水平方向の振れ角が分かりやすい。従って、検者は、上方画像623を確認し、眼鏡フレームFの水平方向の傾きを観察することで、本装置1と被検者との位置合わせを行いやすくなる。
なお、制御部70は、側方撮像光学系500によって撮影された画像の中心に位置合わせマークV,Hを表示部15の側方画面621,622上に表示してもよい(図7参照)。この場合、位置合わせマークV,Hの交点と角膜頂点とが合致されたとき、アライメント位置が適正となるように設定されてもよい。このように、制御部70は、側方撮影光学系500によって撮影された被検者の側方画像621,622を、被検者と装置1との位置合わせ用に表示部15に表示してもよい。そして、検者は側方画像621,622を確認しながら顔支持ユニット5を調整してもよい。このように、検者は、正面方向とは異なる方向から撮影された被検者の顔の画像を確認し、アライメントを行ってもよい。
なお、制御部70は、近用撮像光学系300によって被検者の下方から撮影された下方画像に位置合わせマークIを表示させてもよい。前述と同様に、検者は、図示無き下方画像に表示された位置合わせマークIに眼鏡フレームFの下リムDが重なるように、装置1と被検者の位置合わせを行ってもよい。このように、制御部70は、正面方向とは異なる方向(例えば、上方、側方、下方)から撮影された被検者の画像を位置合わせに利用してもよい。
被検者の顔の位置調整が完了すると、検者は、表示部15に表示された図示無き撮影ボタンをタッチする。撮影ボタンがタッチされると、制御部70は、遠方視状態の被検者の画像(正面画像620及び側方画像621,622)を撮影する(S3)。以上のようにして、遠方視状態の画像が取得される。
<画像解析処理(S5)及び眼鏡装用パラメータ取得(S6)>
画像が取得されると、制御部70は、取得した画像の解析を行う(S5)。例えば、制御部70は、画像解析において、眼鏡のフレーム情報や被検者の瞳孔情報等を検出する。そして、制御部70は、検出結果に基づいて、眼鏡フレームFに対する被検眼Eの眼鏡パラメータを算出する(詳細は後述する)。なお、本実施例においては、画像が取得されると、画像の解析が開始される構成としたがこれに限定されない。例えば、検者によって解析の開始が設定される構成としてもよい。例えば、検者は、操作ユニット10を操作し、図示無き画像解析モードを選択する。検者によって画像解析モードが選択されると、制御部70は、画像の解析を開始する。
例えば、眼鏡装用パラメータとしては、瞳孔情報(例えば、瞳孔位置、瞳孔径等)および眼鏡フレーム情報(例えば、フレームの幅、フレーム位置等)等が挙げられる。また、例えば、眼鏡装用パラメータとしては、瞳孔情報およびフレーム情報から求められるような、瞳孔間距離、アイポジション高さ(フィッティングポイント高さ)等が挙げられる。また、例えば、側方画像621,622からフレーム部位を抽出することによって、算出される眼鏡装用パラメータ(例えば、フレーム前傾角度、眼鏡装用距離等)もありうる。
なお、以上の説明において、上方撮像光学系101は、撮像素子102を有し、測定屋根4に設けられる構成としたが、これに限らない。例えば、測定屋根4に反射ミラー109が備わり、下方から反射ミラー109に映った被検者の上部を撮影する構成であってもよい。例えば、図9に示すように、上方撮像光学系101は、近用撮像光学系300を兼用してもよい。例えば、被検者の顔および眼鏡フレームFによって反射した照明光学系110からの照明光は、反射ミラー109、反射ミラー410によって反射され、近用撮像光学系300に入射される。近用撮像光学系300に入射された光束は、最終的に撮像素子310によって受光される。このようにして、上方撮像光学系101は、例えば、撮像素子を備えず、他の撮像光学系の撮像素子を兼用してもよい。これによって、装置1の大型化を軽減できる。
なお、位置合わせマークIは、眼鏡フレームFの上リムUに合わせるためでなくてもよい。例えば、位置合わせマークIは、眼鏡フレームFの左右の端部に合わせるためのマーク(例えば、位置合わせマークV,H)であってもよいし、眼鏡フレームFの下リムDに合わせるためのマークであってもよい。また、眼鏡フレームFのテンプルに合わせるためのマークであってもよい。
なお、位置合わせマークIは、直線でなくてもよい。例えば、位置合わせマークIは、曲線であってもよいし(図10(a))、点でもよい(図10(b))。眼鏡フレームFのそり角に合わせて屈曲していてもよい。また、種々のそり角を有する眼鏡フレームFに合わせやすいよう、放射上に延びていてもよい(図10(c))。
なお、本実施例においては、反射ミラー410の角度を変更させることによって、固視標の呈示位置を変更する光学系を用いて撮影した画像に対して、画像解析処理を行う構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。本実施例の画像解析処理は、眼鏡を装用した被検者を撮影した画像に対して適用することができる。すなわち、画像を撮影するための光学系としては、本実施例の光学系に限定されず、種々の光学系を適用してもよい。
なお、本実施例においては、左右側の側方画像を取得するために、側方撮像光学系500として、被検者の左側に配置される左方撮像光学系500Lと、被検者の右側に配置される右方撮像光学系500Rをそれぞれ備える構成としたがこれに限定されない。1つの撮像光学系が兼用される構成としてもよい。例えば、左右側の側方画像を取得するために、1つの側方撮像光学系が用いられている構成であってもよい。この場合、例えば、反射ミラーの駆動等によって左右の側方を撮影する構成、側方撮像光学系が移動をすることによって左右の側方を撮影する構成、等が挙げられる。また、例えば、正面画像撮影用の撮像光学系を用いて、左右側の側方画像が取得される構成としてもよい。この場合、例えば、正面画像撮影用の光学系が移動されることによって、左右側の側方画像が取得される構成が挙げられる。
なお、本実施例においては、遠用撮像光学系200と近用撮像光学系300が別途設けられる構成としたがこれに限定されない。少なくとも一方の光学系を用いて、遠方視状態又は近方視状態の画像が撮影される構成としてもよい。
なお、本実施例においては、上方撮影光学系101と側方撮影光学系500を両方備えるものとしたが、どちらか一方だけを備える構成であってもよい。例えば、上方撮影光学系101を備え、側方撮影光学系500を備えなくとも、眼鏡フレームFの水平方向における振れ角の調整およびそり角の測定を行うことができる。
なお、本実施例に開示の技術は、アタッチメントやシール等を眼鏡フレーム取り付け、眼鏡装用パラメータを取得する装置においても、適用することができる。例えば、アタッチメントやシール等が眼鏡フレーム取り付けられ、撮影された撮影画像において、それらの目印を検出する際に、本実施例に開示の技術を用いる。
なお、本実施例の本装置1は、複数の撮像光学系を備え、被検者の画像を撮影するものとした。しかしながら、この構成に限らない。例えば、撮像光学系を備えていなくともよい。この場合、装置外部の撮像光学系によって撮影された被検者の画像データを種々のデータ通信手段によって受信する。そして、受信した画像を基に、被検者の眼鏡装用パラメータを測定してもよい。
なお、本発明においては、本実施例に記載した装置に限定されない。例えば、上記実施例の機能を行う眼鏡装用画像解析ソフトウェア(プログラム)をネットワークや各種記憶媒体を介して、システムあるいは装置に供給する。そして、システムあるいは装置のコンピュータ(例えば、CPU等)がプログラムを読み出し、実行することも可能である。
<第2実施例>
以下、図11に基づいて第2実施例の眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置(以下、本装置と略す)20を説明する。なお、第1実施例と同様の構成については同一の符号を付し、説明を省略する。本装置20は、第1実施例と比べ、顔支持ユニット5、表示部15等を備えていない。本装置20は、別に眼鏡装用画像解析装置(例えば、パーソナルコンピュータ)29、表示部29a等と接続されている(図12参照)。眼鏡装用画像解析装置29は、例えば、眼鏡を装用した被検者の画像を解析し、眼鏡装用パラメータを取得する。
本装置20は、第1実施例と同様に、被検者の眼鏡装用パラメータを測定するための画像を撮影する。本装置20は、例えば、撮像光学系21を備える。撮像光学系21は、例えば、遠用撮像光学系21f、近用撮像光学系21n、上方撮像光学系21u等を備える。遠用撮像光学系21fは、例えば、被検者の正面方向から、被検者の水平視状態における顔を撮影する。近用撮像光学系21nは、被検者の下方視状態における顔を撮影する。上方撮像光学系21uは、例えば、眼鏡フレームFの左右を含む被検者の顔を上方から撮影する。上方とは、真上であってもよいし、斜め上方であってもよい。なお、上方撮像光学系21uは、好ましくは、上リムUの上端を撮影できるとよい。上方撮影光学系21uによって撮影された上方画像は、例えば、眼鏡フレームのそり角等の測定に利用される。
遠用撮像光学系21fは、例えば、撮影部22、固視灯23、ハーフミラー24等を備える。撮像部22は、例えば、撮像素子等を備え、被検者を撮影する。固視灯23は、固視光束を被検眼Eに投影し、被検者を水平視状態に固視させる。ハーフミラー24は、固視灯23の光軸L8と撮像部22の光軸L5を同軸にする。これによって、撮像部22は、被検者が固視灯23を見たときの正面方向から被検者の顔を撮像できる。
近用撮像光学系は21n、例えば、撮像部25、固視灯26、ハーフミラー27等を備える。撮像部25は、例えば、撮像素子等を備え、被検者を撮影する。固視灯23は、固視光束を被検眼Eに投影し、被検者を下方視状態に固視させる。ハーフミラー27は、固視灯23の光軸L9と撮像部25の光軸L6を同軸にする。
上方撮像光学系21uは、例えば、撮像部28を備える。撮像部28は、例えば、受光素子等を備え、眼鏡を装用した被検者を上方から撮影する。
第1実施形態と同様に、本装置20と被検者との位置合わせにおいて、撮像部28は、被検者を上方から撮影した上方画像623を撮影する。そして、制御部30は、撮像部2によって撮影された上方画像623を表示部29aに表示する。さらに、制御部30は、上方画像623に位置合わせマークIを表示させる。位置合わせマークIは、例えば、装置20と被検者とが適正な位置関係にあるときの眼鏡フレームFの上リムUの位置に表示される。なお、位置合わせマークIは、光軸L5と光軸L6が交わる点の位置に表示されてもよい。
検者は、上方画像623に表示された位置合わせマークIと眼鏡フレームFの上リムUが重なるように、装置20と被検者との位置合わせを行う。例えば、検者は、位置合わせマークIと上リムUが重なるように、被検者に顔を傾けるように指示し、装置20と被検者との位置合わせを行ってもよい。
検者は、表示部29aに表示された上方画像623を確認しながら、本装置20と被検者との位置合わせを行うことができる。第1実施形態でも説明したように、上方画像623は、眼鏡フレームの左右の振れを確認しやすい。このため、被検者は、本装置20と被検者との位置合わせが容易に行える。
なお、以上の説明において、上方画像623、位置合わせマークIは制御部30が表示部29aに表示させるとしたが、これに限らない。例えば、眼鏡装用画像解析装置29は、制御部30から上方画像623を受け取り、表示部29aに表示させてもよい。眼鏡装用画像解析装置29は、表示部29aに表示した上方画像623に位置合わせマークIを表示せてもよい。
なお、以上の説明において、制御部70は、正面方向とは異なる方向から撮影された被検者の顔の画像に位置合わせマークIを表示させるものとしたが、これに限らない。制御部30は、例えば、上方画像623、側方画像621,622等に基づいて、装置と被検者との位置合わせを行うようにしてもよい。
例えば、図13(a)に示すように、制御部30は、上方画像623を画像解析することによって眼鏡フレームFを検出してもよい。そして、検出した眼鏡フレームFの位置が装置20に対して適正な位置になるように、ガイド表示61を表示させてもよい。例えば、眼鏡フレームFが水平方向に傾いている場合、制御部30は、振れ角が0°になる方向に矢印型のガイド表示61等を上方画像623に表示してもよい。検者は、ガイド表示61にしたがって装置20と被検者との位置合わせを行ってもよい。
なお、図13(b)に示すように、例えば、制御部30は、正面方向とは異なる方向から撮影した被検者の画像に、アライメント完了マーク62を表示させてもよい。例えば、制御部30は、上方画像623にアライメント完了マーク62を表示させてもよい。より詳細には、制御部30は上方画像623を画像解析することによって、眼鏡フレームFの位置を算出する。そして、制御部30は、眼鏡フレームFの振れ角が0°になったとき、上方画像623にアライメント完了マーク62を表示してもよい。検者は、例えば、上方画像623を観察しながら、眼鏡フレームFの振れ角が0°になるように装置20と被検者との位置合わせを行う。そして、上方画像623にアライメント完了マーク62が表示されることによって、検者は、アライメントが完了したことを確認し、位置合わせを終了してもよい。なお、アライメント完了マーク62は、正面画像620に表示させてもよい。
上記のように、正面方向とは異なる方向から撮影された画像(例えば、上方画像、側方画像、下方画像)を、装置20と被検者との位置合わせに用いることによって、検者は、眼鏡フレームFの振れ角やZ方向の距離が観察しやすくなる。これによって、検者は、位置合わせを行うことが容易になる。さらに、正面方向とは異なる方向から撮影された画像にガイド表示61等を行うことによって、より位置合わせが容易に行える。
なお、図14に示すように、制御部30は、正面方向とは異なる方向から撮影した被検者の画像を解析することによって、眼鏡フレームFの振れ角等を算出し、駆動部65によって撮像部22を移動させてもよい。より詳細には、制御部30は、例えば、上方画像623を解析して得られた眼鏡フレームFの振れ角に応じて、駆動部65を制御する。そして、制御部30は、眼鏡フレームFの振れ角に応じて被検者と撮像部22の位置関係を相対的に調整してもよい。例えば、制御部は、被検者に対して撮像部22を旋回させてもよいし、Z方向に移動させてもよい。これによって、制御部30は、撮像光学系21と被検者との位置を自動で調整してもよい。これによって、装置20と被検者との位置合わせが容易になる。
なお、図13及び図14において説明した例は、第2実施例の構成を例に説明したが、第1実施例の構成にも適用されうる。
1 眼鏡装用パラメータ測定装置
5 顔支持ユニット
10 操作ユニット
15 表示部
70 制御部
72 メモリ
200 遠用撮像光学系
300 近用撮像光学系
400 光路切換ユニット
500 側方撮像光学系
101 上方撮像光学系
623 上方画像

Claims (3)

  1. 眼鏡フレームを装用した状態の被検者の顔を撮影するための眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置であって、
    前記眼鏡フレームを含む被検者の顔を正面方向又は下方から撮影するための第1撮像手段と、前記眼鏡フレームを含む前記被検者の顔を正面方向とは異なる方向から撮影するための第2撮像手段と、を有する撮像光学系と、
    前記眼鏡フレームの水平方向の振れ角を調整できるように、前記第2撮像手段によって撮影された被検者の顔の画像に基づいて前記撮影光学系と前記被検者との位置合わせが可能な位置合わせ手段と、を備え
    前記位置合わせ手段は、
    表示部の表示を制御し、前記第2撮像手段によって撮影された画像上において、前記第1撮影手段の焦点位置に対応する位置に位置合わせマークを重畳表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置。
  2. 前記第2撮像手段は、前記眼鏡フレームの左右の上端を含む前記被検者の顔を上方向から撮影することを特徴とする請求項1の眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置。
  3. 眼鏡フレームを装用した状態の被検者の顔を撮影するための眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置において用いられる眼鏡装用パラメータ測定用撮影プログラムであって、
    前記眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置のプロセッサによって実行されることで、
    前記眼鏡フレームを含む前記被検者の顔を正面方向又は下方から撮影する第1撮影手段によって撮影を行う第1撮像ステップと、
    前記眼鏡フレームを含む前記被検者の顔を正面方向とは異なる方向から撮影する第2撮影手段によって撮影を行う第2撮影ステップと、
    前記第2撮像手段によって撮影された画像上において、前記第1撮像手段の焦点位置に対応する位置に位置合わせマークを重畳表示させる位置合わせステップと、
    を前記眼鏡装用パラメータ測定用撮影装置に実行させることを特徴とする眼鏡装用パラメータ測定用撮影プログラム。
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