JP6378621B2 - 用時溶解型点眼容器キット並びにこれに用いる点眼ノズル - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る用時溶解型点眼容器キットを用いた用時溶解型医薬品の納入形態を示す。この納入形態で製造完了から流通及び保管等の段階を経て、医師,看護士又は患者等の使用者が実際に使用する時(用時)まで前記の納入形態のままにされる。
図7は、第2実施形態に係る点眼ノズル3aを用いて用時溶解型点眼容器に組み付けた状態を示したものである。この点眼ノズル3aは、第1実施形態における筒状壁314(図2参照)を杆状又は棒状の突出杆部319に変更した点で第1実施形態と異なり、その他の点においては第1実施形態と同じ構成を有している。以下、第1実施形態と異なる点について詳細に説明し、第1実施形態と同じ構成要素については第1実施形態と同じ符号を付すに止めて詳細説明を省略する。
図8は第1実施形態に係る用時溶解型点眼容器キットを用いた用時溶解型医薬品の納入形態を示したものである。この第3実施形態の点眼ノズル3bは特にホルダ部34bが第1実施形態のホルダ部34と異なる構成を有する点で異なる。以下、第1実施形態と同じ構成要素には第1実施形態と同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
なお、本発明は以上の第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、前記実施形態では固体成分として錠剤Sを示したが、錠剤Sではなく顆粒状の薬剤を固体成分としてもよい。この場合には、その顆粒状の薬剤をネット袋等に一旦収容させた上で用いることができる。又、ノズル部32の突出方向である上方とは、装着部31から真っ直ぐ上に突出する場合の他に、装着部31から斜め上方に突出する場合や、装着部31から少しだけ真っ直ぐ上に突出した後に屈曲して斜め上方に突出する場合等も含まれる。第1又は第2実施形態のカバー部材36の底壁部361あるいは第3実施形態の筒状壁314の底壁316bにより構成される当止部としては、固体成分である錠剤等の脱落を防止することができればよく、全面が壁部となった壁に限らず、網状のものや、フランジ状のもの、リブ状のものによっても構成することができる。突出杆部を装着部と一体に形成しているが、これに限らず、両者を別体にて形成し、突出杆部を装着部に対し嵌合,係合等の手段により結合可能とし、錠剤Sを収容・保持するためのホルダ部34,34bを錠剤Sのサイズ等に応じて交換可能とすることができる。
3 点眼ノズル
5 包装材
21 口部
22 キャップ
31 装着部
32 ノズル部
34,34a,34b ホルダ部
35 中栓部材(ノズル部)
36 カバー部材(当止部)
37 収容部材
316 底壁
316b 底壁(当止部)
317 側壁
314 筒状壁(突出杆部)
319 突出杆部
341 突出端部位
342,342b 収容凹部
352 ノズル孔
S 錠剤(固体成分)
L 液体(液体成分)
Claims (8)
- 口部で開口し1つの空間を構成する内部に収容予定液位まで所定量の液体成分が収容されて前記口部がキャップにより密閉状態に仮栓された容器本体と、この容器本体とは別に独立して保管されて用時において前記液体成分が収容された容器本体に装着されることにより用時溶解型点眼容器を構成することになる点眼ノズルとを備え、
前記点眼ノズルは、前記容器本体の口部に対し密封状態に装着可能なキャップ状の装着部と、この装着部から上方に突出するノズル部と、前記キャップを取り外せば口部から前記容器本体内に下向きに入れ込むことができ下方に突出した突出端部位に固体成分が少なくともその一部を露出させた状態で収容されたホルダ部とを備える一方、前記固体成分を収容した点眼ノズルが前記液体成分を収容した容器本体の口部に前記装着部により装着されてその口部を密封した装着状態では、前記ノズル部の先端側に開口する点眼用のノズル孔を通してのみ前記容器本体内と外部とが連通され、かつ、前記固体成分を収容した突出端部位が前記容器本体の内部の液体成分の収容予定液位よりも下方位置まで沈み前記固体成分が液体成分中に浸漬された状態になるように前記突出端部位の突出長さが定められ、
内部に前記液体成分を収容させて前記口部をキャップにより密封状態に仮栓した状態の前記容器本体と、前記ホルダ部に固体成分を収容させて前記容器本体とは別に全体を密封包装した状態の前記点眼ノズルとの双方が併せて1つの包装材により包装されて提供されるように構成されてなる用時溶解型点眼容器キットにおいて、
前記ホルダ部は、開口を有しこの開口から内部に前記固体成分を装入可能な収容凹部と、この収容凹部の開口から前記固体成分の脱落を阻止するよう前記収容凹部の開口を閉止するための当止部とを前記突出端部位に備え、前記固体成分を前記収容凹部と当止部との間の内部空間に保持するように構成されている、
ことを特徴とする用時溶解型点眼容器キット。 - 請求項1に記載の用時溶解型点眼容器キットであって、
前記ホルダ部の収容凹部は、前記ホルダ部の突出端部位に形成される底壁と、この底壁の周囲から下方に延出する側壁とで下方に開口するよう形成された内部空間により構成される一方、前記ホルダ部の当止部は、前記収容凹部を構成する側壁に対し下から着脱可能に係合されて前記開口を閉止するためのカバー部材により構成されている、用時溶解型点眼容器キット。 - 請求項1に記載の用時溶解型点眼容器キットであって、
前記ホルダ部の当止部は、前記ホルダ部の突出端部位に形成された底壁により構成される一方、前記ホルダ部の収容凹部は、底壁部と、この底壁部の周囲から上方に延出する側壁部とから上方に開口するよう形成され前記当止部に対し下から着脱可能に係合される収容部材の内部空間により構成されている、用時溶解型点眼容器キット。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の用時溶解型点眼容器キットであって、
前記ホルダ部は、前記装着部から下方に突出するよう一体に形成された突出杆部を備え、前記収容凹部と当止部とは前記突出杆部の突出端部位に設けられている、用時溶解型点眼容器キット。 - 口部で開口し1つの空間を構成する内部に収容予定液位まで所定量の液体成分が収容されて前記口部がキャップにより密閉状態に仮栓された容器本体とは別に独立して保管されて用時において前記液体成分が収容された容器本体に装着されることにより用時溶解型点眼容器を構成することになる点眼ノズルであって、
前記容器本体の口部に対し密封状態に装着可能なキャップ状の装着部と、この装着部から上方に突出するノズル部と、前記キャップを取り外せば口部から前記容器本体内に下向きに入れ込むことができ下方に突出した突出端部位に固体成分が少なくともその一部を露出させた状態で収容されるホルダ部とを備える一方、前記液体成分を収容した容器本体の口部に前記装着部により装着されてその口部を密封した装着状態では、前記ノズル部の先端側に開口する点眼用のノズル孔を通してのみ前記容器本体内と外部とが連通され、かつ、前記固体成分を収容した突出端部位が前記容器本体の内部の液体成分の収容予定液位よりも下方位置まで沈み前記固体成分が液体成分中に浸漬された状態になるように前記突出端部位の突出長さが定められてなる点眼ノズルにおいて、
前記ホルダ部は、開口を有しこの開口から内部に前記固体成分を装入可能な収容凹部と、この収容凹部の開口から前記固体成分の脱落を阻止するよう前記収容凹部の開口を閉止するための当止部とを前記突出端部位に備え、前記固体成分を前記収容凹部と当止部との間の内部空間に保持するように構成されている、
ことを特徴とする点眼ノズル。 - 請求項5に記載の点眼ノズルであって、
前記ホルダ部の収容凹部は、前記ホルダ部の突出端部位に形成される底壁と、この底壁の周囲から下方に延出する側壁とで下方に開口するよう形成された内部空間により構成される一方、前記ホルダ部の当止部は、前記収容凹部を構成する側壁に対し下から着脱可能に係合されて前記開口を閉止するためのカバー部材により構成されている、点眼ノズル - 請求項5に記載の点眼ノズルであって、
前記ホルダ部の当止部は、前記ホルダ部の突出端部位に形成された底壁により構成される一方、前記ホルダ部の収容凹部は、底壁部と、この底壁部の周囲から上方に延出する側壁部とから上方に開口するよう形成され前記当止部に対し下から着脱可能に係合される収容部材の内部空間により構成されている、点眼ノズル。 - 請求項5〜請求項7のいずれかに記載の点眼ノズルであって、
前記ホルダ部は、前記装着部から下方に突出するよう一体に形成された突出杆部を備え、前記収容凹部と当止部とは前記突出杆部の突出端部位に設けられている、点眼ノズル。
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