JP6377506B2 - モータ制御装置および同装置における補正データ作成方法 - Google Patents
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Description
本願発明者は、図1(a)に示す構成を有するモータ制御装置により種々の実験を行い、レゾルバの位置検出誤差と電流指令との間に相似関係が存在するという知見を得た。ここで実験に使用したモータ制御装置100はロボットコントローラであり、当該モータ制御装置100によりモータMを回転駆動する。このモータMの回転軸には、図1(a)に示すように、レゾルバReを取り付けるだけでなく、レゾルバReよりも高精度に位置を検出することが可能な基準位置検出器Eが取り付けられており、レゾルバReおよび基準位置検出器Eによる検出信号がそれぞれモータ制御装置100に出力される。なお、同図(a)中の符号PCはシリアル通信インターフェース(RS232C)を介してモータ制御装置100に接続されたパーソナルコンピュータである。
図5は本発明にかかるモータ制御装置の一実施形態の電気的構成を示す図である。このモータ制御装置1は、位置指令信号に基づいてモータMを駆動するモータ駆動部2と、補正データを作成する補正データ作成部3とを備えている。以下では、先にモータ駆動部2の構成を説明した後で、補正データ作成部3の構成を説明する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記実施形態では、レゾルバReから出力される信号を用いてモータMを制御するモータ制御装置1に本発明を適用しているが、レゾルバRe以外の位置検出センサ、例えばエンコーダなどを本発明の「センサ」として用いるモータ制御装置にも本発明を適用可能である。
3…補正データ作成部
31…演算処理部
M…モータ
Re…レゾルバ
Claims (12)
- 電流指令信号に応じて回転するモータの回転軸の回転角度に対応してレゾルバから出力されるアナログ信号をRD変換器により変換して、前記回転軸の回転位置に関連するデジタルの位置検出信号を生成し、前記位置検出信号を補正データで補正して得られる補正済位置信号をフィードバックして前記モータを制御するモータ制御装置において前記補正データを作成する補正データ作成方法であって、
前記回転軸が一定速度で正回転する定速度領域を含む往路駆動パターンで前記モータを駆動しながら前記回転軸が前記定速度領域で一回転以上正回転する間に前記電流指令信号をサンプリングして、前記回転軸の回転角度毎の電流指令値を正回転時指令情報として取得し、
前記回転軸が前記一定速度で逆回転する定速度領域を含む復路駆動パターンで前記モータを駆動しながら前記回転軸が前記定速度領域で一回転以上逆回転する間に前記電流指令信号をサンプリングして、前記回転軸の回転角度毎の電流指令値を逆回転時指令情報として取得するとともに、
前記位置検出信号を前記補正データで補正することなくフィードバックして前記モータを往復駆動し、前記往路駆動中に取得した前記正回転時指令情報から直流成分を取り除いて正回転電流リプルを求めるとともに前記復路駆動中に取得した前記逆回転時指令情報から直流成分を取り除いて逆回転電流リプルを求め、前記回転軸の回転角度毎に前記正回転電流リプルと前記逆回転電流リプルの平均を演算して得られる回転角度毎の平均電流リプルを位相合わせ情報として求める第1工程と、
前記位相合わせ情報から前記補正データを求める第2工程と
を備えることを特徴とする補正データ作成方法。 - 請求項1に記載の補正データ作成方法であって、
前記正回転時のサンプリングと前記逆回転時のサンプリングとは、ともにN(ただし、Nは2以上の自然数)回行われる補正データ作成方法。 - 請求項2に記載の補正データ作成方法であって、
前記正回転時のサンプリングと前記逆回転時のサンプリングとをそれぞれ1回行う一対のサンプリング動作が前記N回繰り返される補正データ作成方法。 - 請求項3に記載の補正データ作成方法であって、
前記一対のサンプリング動作を前記N回繰り返した後で前記補正データを決定する補正データ作成方法。 - 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の補正データ作成方法であって、
前記電流指令信号のサンプリングは前記回転軸の回転角度毎に行われる補正データ作成方法。 - 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の補正データ作成方法であって、
前記第2工程では、前記位相合わせ情報を構成する回転角度毎の平均電流リプルに相似比を掛け合わせて得られる回転角度毎の相似比合わせ済データに基づいて前記補正データを求める補正データ作成方法。 - 請求項6に記載の補正データ作成方法であって、
前記相似比の候補として互いに異なる複数の相似比候補値を準備しておき、
前記相似比候補値毎に、当該相似比候補値を前記位相合わせ情報に掛け合わせて得られるデータに基づき前記位置検出信号を補正して得られる補正済位置信号をフィードバックして前記モータを往復駆動し、前記往路駆動中に取得した前記正回転時指令情報から直流成分を取り除いて正回転電流リプルを求めるとともに前記復路駆動中に取得した前記逆回転時指令情報から直流成分を取り除いて逆回転電流リプルを求め、前記回転軸の回転角度毎に前記正回転電流リプルと前記逆回転電流リプルの平均を演算して得られる回転角度毎の平均電流リプルのうち最大値と最小値の差を電流リプル振幅として算出し、
前記複数の電流リプル振幅のうち最小値となる相似比候補値を前記相似比として設定する補正データ作成方法。 - 請求項6に記載の補正データ作成方法であって、
前記相似比の候補として互いに異なる複数の相似比候補値を準備しておき、
前記相似比候補値毎に、当該相似比候補値を前記位相合わせ情報に掛け合わせて得られるデータに基づき前記位置検出信号を補正して得られる補正済位置信号をフィードバックして前記モータを往復駆動し、前記往路駆動中に取得した前記正回転時指令情報と、前記復路駆動中に取得した前記逆回転時指令情報との平均を前記回転軸の回転角度毎に演算して得られる回転角度毎の平均電流リプルのうち最大値と最小値の差を電流リプル振幅として算出し、
前記複数の電流リプル振幅のうち最小値となる相似比候補値を前記相似比として設定する補正データ作成方法。 - 請求項6ないし8のいずれか一項に記載の補正データ作成方法であって、
前記第2工程では、前記回転軸の回転角度毎の相似比合わせ済データのうち回転角度がゼロである相似比合わせ済データをオフセットデータとし、前記回転角度毎の相似比合わせ済データから前記オフセットデータを引いたオフセット合わせ済データを前記補正データとする補正データ作成方法。 - 請求項1ないし9のいずれか一項に記載の補正データ作成方法であって、
前記第1工程での前記一定速度の絶対値は、前記第2工程での前記一定速度の絶対値よりも大きい補正データ作成方法。 - 請求項1ないし10のいずれか一項に記載の補正データ作成方法であって、
前記一定速度は15[rps]ないし100[rps]である補正データ作成方法。 - 電流指令信号に応じて回転するモータの回転軸の回転角度に対応してレゾルバから出力されるアナログ信号をRD変換器により変換して、前記回転軸の回転位置に関連するデジタルの位置検出信号を生成し、前記位置検出信号を補正データで補正して得られる補正済位置信号をフィードバックして前記モータを制御するモータ制御装置であって、
前記補正データを作成する補正データ作成部と、
前記モータを駆動するモータ駆動部と
を備え、
前記補正データを作成するときには、
前記モータ駆動部は、前記回転軸が一定速度で正回転する定速度領域を含む往路駆動パターンで前記モータを駆動する往路駆動と、前記回転軸が前記一定速度で逆回転する定速度領域を含む復路駆動パターンで前記モータを駆動する復路駆動とを実行し、
前記補正データ作成部は、前記往路駆動中に前記回転軸が前記定速度領域で一回転以上正回転する間に前記電流指令信号をサンプリングして、前記回転軸の回転角度毎の電流指令値を正回転時指令情報として取得し、前記復路駆動中に前記回転軸が前記定速度領域で一回転以上逆回転する間に前記電流指令信号をサンプリングして、前記回転軸の回転角度毎の電流指令値を逆回転時指令情報として取得するとともに、
前記位置検出信号を前記補正データで補正することなくフィードバックして前記モータ駆動部に前記モータを往復駆動させ、前記往路駆動中に取得した前記正回転時指令情報から直流成分を取り除いて正回転電流リプルを求めるとともに前記復路駆動中に取得した前記逆回転時指令情報から直流成分を取り除いて逆回転電流リプルを求め、前記回転軸の回転角度毎に前記正回転電流リプルと前記逆回転電流リプルの平均を演算して得られる回転角度毎の平均電流リプルを位相合わせ情報として求め、前記位相合わせ情報から前記補正データを求める
ことを特徴とするモータ制御装置。
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