JP6376812B2 - 冷却構造、及び金型冷却装置 - Google Patents

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本発明は、鋳造用金型などの冷却対象を冷却するための冷却構造、及び金型冷却装置に関する。
従来、冷却対象である蓄熱体の熱を移動させて放熱する素子として、グラフェンシートが積層された構造を有するグラファイトを利用したものが知られている。例えば、特許文献1には、冷却対象からの熱を受ける受熱部としてグラファイトよりも熱伝導率の劣る金属を設け、その金属がグラファイトの一部に埋め込まれた熱伝導体が開示されている。
また、従来、金型などの鋼材を冷却する手法として、鋼材に形成された孔部に冷却水を循環供給して前記鋼材を冷却する方法や、孔部に挿入された銅パイプ内に冷却水を流して前記鋼材を冷却する方法(特許文献2参照)が知られている。
特開2008−28283号公報 特開2007−136512号公報
しかしながら、グラファイトは、一般に組成が脆く崩れ安い性質を有しているため、特許文献1の熱伝導体では、金属との接触部分が崩れ易く、熱伝導体としての寿命が短いという問題がある。また、受熱部としてグラファイトよりも熱伝導率の劣る金属を介在させているため、グラファイトを受熱部とする熱伝導体に比べて効率のよい熱伝導を実現できない。
また、孔部に冷却水などの冷媒を供給して金型を冷却する方法は、孔部の深部に至るまでの部分の熱が冷却水に吸収されるため、孔部の深部における冷却効果が低いという問題がある。特に、溶融金属を成型する鋳造用の金型においては、成型品と金型との凝着を防止するためにキャビティを冷却させる必要があり、そのため、孔部はキャビティ付近まで形成されている。それにもかかわらず、孔部の深部における冷却効果が低いため、キャビティが十分に冷却されず、成型品と金型との凝着を確実に防止することができない。また、従来の冷却方法では、成型後に前記孔部の深部以外の部分が先に急激に冷却されるため、前記深部とそれ以外の部分との間に過大な温度差が生じる。この過大な温度差は、金型に過大な熱応力を生じせる。このため、前記熱応力によって金型に割れや歪み、変形が生じるおそれがある。特に、金型によって溶融金属の成型品を連続して形成する場合、金型に対して加熱及び冷却が繰り返して行われるため、熱応力による割れや歪み、変形が生じ易い。
そこで、本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱される鋼材や成型時の鋳造用金型の冷却効果を高めるとともに冷却温度差を抑えて熱応力による割れや歪み、変形を防止することが可能な冷却構造、及び鋳造用金型を提供することにある。
本発明の冷却構造は、孔部と、熱伝導部材と、冷媒供給部とを備える。前記孔部は、冷却対象である鋳造用金型の表面から内部へ向けて形成されている。前記熱伝導部材は、グラファイトで構成されており、前記孔部に充填されている。前記冷媒供給部は、前記孔部の開口側に装着され、前記孔部から露出する前記熱伝導部材の露出面に対して冷媒を循環供給する。
本発明の冷却構造は、冷却対象である鋼材の表面から内部へ向けて形成された孔部と、前記孔部に充填されたグラファイトから成る熱伝導部材と、前記孔部の開口側に装着され、前記孔部から露出する前記熱伝導部材の露出部に対して冷媒を循環供給する冷媒供給部と、を備える。
本発明の金型冷却装置は、金型と、熱伝導部材と、冷媒供給部と、を備える。前記金型は、表面から内部へ向けて形成された孔部を有する。前記熱伝導部材は、グラファイトで構成されており、前記孔部に充填されている。前記冷媒供給部は、前記孔部の開口側に装着され、前記孔部から露出する前記熱伝導部材の露出面に対して冷媒を循環供給する。
このように冷却構造が構成されているため、孔部の深部における熱が熱伝導部材を通じて冷媒供給部へ効率的に移動する。そして、冷媒供給部において循環供給される冷媒によってその熱が熱交換される。これにより、孔部の深部を効率よく冷却することができる。
前記冷却構造及び前記金型冷却装置において、前記熱伝導部材は、前記孔部の深さ方向に直交する方向にグラフェンシートが積層された層構造体であることが好ましい。
この構成であれば、孔部において深部に至るまでの熱の吸収が抑制され、孔部の深部の熱が効率よく熱伝導部材によって冷媒供給部へ熱伝導される。これにより、金型において過大な温度差が生じにくくなり、熱応力が抑えられるため、熱応力による割れや歪み、変形の発生を防止できる。
また、前記冷却構造及び前記金型冷却装置において、前記熱伝導部材は、前記孔部の内面に密着した状態で前記孔部に充填されていることが好ましい。
本発明によれば、成型時の鋳造用金型の冷却効果を高めるとともに冷却温度差を抑えて熱応力による割れや歪み、変形を防止することが可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係る金型冷却装置の構成を示す斜視図である。 図2は、図1における金型冷却装置の中央断面図である。 図3は、図1における金型冷却装置の金型に対する冷却効果確認試験の方法を説明するための図である。 図4は、図1における金型に対する冷却効果確認試験後の温度の変化を示すグラフである。
以下、図1〜図4を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態は適宜変更できる。
本発明の実施形態に係る金型冷却装置10(図1参照)は、溶融金属の成型品を連続して成型するために用いられる鋳造用の金型11を冷却するための装置である。図1に示されるように、金型冷却装置10は、金型11と、熱伝導部材13と、冷媒供給部20と、を備えている。
金型11は、SKD鋼材などの鉄鋼材料(鋼材)で構成されている。金型11は、メス型11Aとオス型11Bとを有している。メス型11A及びオス型11Bそれぞれには凹部が形成されており、メス型11Aとオス型11Bとが上下に接合されることにより、各凹部によってキャビティ14(図2参照)が形成される。キャビティ14は、成型品に応じた形状に形成されている。溶融させた金属(溶湯)がキャビティ14に直接に注ぎ込まれ、その後、冷やして固められることにより、金属製の成型品が形成される。なお、図1及び図2においては、円柱形状の金型11を有する金型冷却装置10が示されているが、これは、説明の便宜のために模式化して表したものであり、本発明の金型冷却装置10がこのような形状に限定されるものではない。
金型11のメス型11Aの上面には、冷媒供給部20を取り付けるための取り付け座12が設けられている。取り付け座12は、メス型11Aの上面の中央に設けられており、また、メス型11Aに一体に形成されている。図2に示されるように、取り付け座12の上面の中央には取り付け穴15が形成されている。取り付け穴15は、冷媒供給部20を金型11に取り付けるためのものであり、その深さ方向の底部はメス型11Aの上面付近に達している。そして、更に、取り付け穴15の底部15Aから下方へ向けて孔部16が形成されている。孔部16は、上下方向へ長く、取り付け穴13よりも小さい径に形成されている。孔部16は、底部15Aから下方へ向けて延びており、その下端部(深部)16Aがキャビティ14の付近まで達している縦孔である。孔部16は、断面が円形の筒形状に形成されており、その下端部16Aは半球状に形成されている。この孔部16は、金型11を冷却するために用いられる。なお、孔部16の形状は円形の筒形状に限られず、例えば上下方向に長い四角柱形状であってもよい。
鋳造用として用いられる金型11においては、溶融金属と接する面(キャビティ14の内面)の温度変化が大きい。また、連続して成型品が形成されることにより、加熱と冷却とが頻繁に繰り返される。そのため、キャビティ14の内面にヒートラックと称される熱疲労による亀裂が生じたり、キャビティ14の内面と成型品とが凝着する場合がある。また、成型時に、金型11全体における温度差が過大となり、その温度差による熱応力が発生して、熱応力によって金型11に割れや歪み、変形が発生する場合がある。そのため、本実施形態では、孔部16に熱伝導部材13が充填されている。
熱伝導部材13は、グラファイトで構成されており、上述したように、孔部16に充填されている。熱伝導部材13は、孔部16の形状に対応する形状、つまり、断面が円形状であり、その下端部13Aは半球状に形成されている。このため、熱伝導部材13が孔部16に装着されると、熱伝導部材13は、孔部16の内面に密着した状態で孔部16に充填される。なお、孔部16の内面と熱伝導部材13との間が密着せずに隙間が生じる場合は、熱伝導性の高い充填材を後部16の内面に付着させた上で熱伝導部材13を孔部16に装着してもよい。
熱伝導部材13は、孔部16の深さ方向に直交する方向(図2おいて左右方向)にグラフェンシートが積層された層構造体である。熱伝導部材13は、六員環が共有結合して形成されたグラフェンシートが一方向に沿って複数積層された結晶構造を有するグラファイトで構成されている。各グラフェンシートの層間は、ファンデルワールス力で結合されているため、グラフェンシートは剥がれ易い性質を有している。一方、グラフェンシートの層面に沿う方向(図2において上下方向)の熱伝導率は、グラフェンシートの層面に直交する方向の熱伝導率よりも極めて大きい。そのため、孔部16の深さ方向に直交する方向にグラフェンシートが積層された層構造とすることにより、熱伝導部材13は、孔部16において上方の開口から下端部16Aに至るまでの部分の熱を吸収しにくい構造となっており、また、孔部16の下端部16Aにおける熱を効率よく孔部16の外側へ熱伝導することができる。
本実施形態では、熱伝導部材13の材質として、一般的なグラファイトよりも高い熱伝導性を有する高配向性熱分解グラファイトが採用されている。具体的には、熱伝導部材13は、米国MINTEQ International Inc.製の商品名「PYROID HT」で構成されている。この高配向性熱分解グラファイトにおいては、グラフェンシートの層面に直交する方向の熱伝導率よりも層面に沿う方向の熱伝導率が極めて高く、詳細には、層面に沿う方向の熱伝導率は1500W/mk以上であり、層面に直交する方向の熱伝導率は5〜10W/mkである。
冷媒供給部20は、孔部16の開口側に装着されており、孔部16から露出する熱伝導部材13の露出面13Bに対して冷却水(冷媒)を循環供給する。具体的には、冷媒供給部20は、取り付け座12の取り付け穴15に装着される第1ジョイント21と、第1ジョイント21の上端に取り付けられる第2ジョイント22を有する。更に、冷媒供給部20の内部には、冷却水を通水するためのパイプ29が設けられている。第1ジョイント21の側面には給水口27が形成されており、第2ジョイント22の側面には排水口28が形成されている。第2ジョイント22には給水口27から連続する貫通孔22Aが形成されており、パイプ29の上端は、貫通孔22の出口側(図2における下端部)に装着されている。第1ジョイント21にはパイプ29が挿通可能なサイズの貫通孔21Aが形成されている。貫通孔21Aに排水口28が連通している。
第2ジョイント22は、貫通孔21Aにパイプ29が挿入されるようにして、第1ジョイント21に連結されている。第1ジョイント21及び第2ジョイント22が連結された状態で、パイプ29の内孔が給水口27から露出面13Bに至る給水路33(図1参照)を構成している。また、パイプ29の外周面と貫通孔21Aの内面との隙間は、パイプ29の下方の開口29Aから露出面13Aを通って熱交換された冷却水を排水口28へ導く排水路34(図1参照)を構成している。図1に示されるように、給水口27には、給水パイプ25が軸継手23によって連結されており、排水口28には、排水パイプ26が軸継手24によって連結されている。
上述したように構成された金型冷却装置10において、金型11を冷却する場合、給水パイプ25から冷却水が供給される。供給された冷却水は、給水路33を通って取り付け穴15の底部15Aに運ばれて、熱伝導部材13の露出面13Bに接触しつつ、露出面13Bとの間で熱交換を行う。その後、熱交換によって温められた冷却水は、排水路34を通って排水口28へ運ばれて、排水パイプ26から排出される。
このように、本実施形態では、孔部16に冷却水を循環供給する従来の構成とは異なり、グラファイトで構成された熱伝導部材13が孔部16に充填されて、その露出面13Bに対して冷却水が循環供給される構成が採用されている。また、上述したように、熱伝導部材13は、孔部16において下端部16Aに至るまでの部分の熱伝導率が低く、孔部16の下端部16Aにおける熱に対して熱伝導率が高い構成となっている。したがって、熱伝導部材13の露出面13Bに対して冷却水が循環供給されることによって、熱伝導部材13を伝達された孔部16の下端部16Aの熱が冷却水に熱交換される。これにより、金型11の他の部分を極端に冷却させることなく、孔部16の下端部16A付近の熱だけを効率よく冷却することが可能となる。その結果、冷却水との熱交換によって成型時の金型11の冷却効果を高めることができ、且つ、金型11の全体における冷却温度差を縮小させて、熱応力による割れや歪み、変形を防止することが可能になる。
以下、図3及び図4を参照して、金型冷却装置10による冷却時の金型11のメス型11Aの冷却効果について説明する。図3は、メス型11Aに対する冷却効果確認試験の方法を説明するための図である。図4(A)は、メス型11Aの位置P1における温度変化を示すグラフである。図4(B)は、メス型11Aの位置P2における温度変化を示すグラフである。なお、図3では、説明の便宜上、冷媒供給部20の図示が省略されている。
図3に示されるように、前記冷却効果確認試験は、最初に、金型11のメス型11Aの底面を600度のヒーター35によって直接に加熱する。そして、メス型11Aの底面の温度が470度になると、ヒーター35をオフして、メス型11Aからヒーター35を取り外し、冷却水の通水を開始して、冷却水を60秒間循環供給する。熱伝導部材13が孔部16に充填されてないメス型11A、及び熱伝導部材13が孔部16に充填されたメス型11Aそれぞれに対して上述の試験を行い、それぞれにおけるメス型11Aの温度変化を測定した。測定箇所は、孔部16の下端部16Aの直下の位置P1と、孔部16の上下方向の中央部よりも少し上側の位置P2の2箇所とした。それぞれの位置P1,P2までメス型11Aの側面から横穴を形成し、位置P1,P2それぞれに熱伝対を設けて温度を測定した。
図4(A)及び図4(B)において、点線で示されるグラフ41は熱伝導部材13が孔部16に充填されて露出面13Bに冷却水が循環供給されたメス型11Aの温度変化を示し、実線で示されるグラフ42は熱伝導部材13が充填されずに孔部16に冷却水が循環供給されたメス型11Aの温度変化を示す。図4(A)に示されるように、いずれのグラフ41,42も、冷却開始前に位置P1の温度が500度であったが、冷却開始後に緩やかに温度が低下しており、60秒の冷却後は、グラフ41では400度まで低下しており、グラフ42では350度まで低下している。試験後の位置P1の温度に50度程度の差があり、熱伝導部材13が充填されたメス型11Aのほうが若干冷却効果が低いが、双方ともに、概ね同様の低下率で温度が低下しているといえる。
一方、図4(B)に示されるように、グラフ41については、冷却開始前に位置P2の温度が500度であったが、冷却開始後に緩やかに温度が低下しており、60秒の冷却後は、400度まで低下している。熱伝導部材13では、位置P2の熱の冷却が抑えられていることを意味する。これに対して、グラフ42については、冷却開始前に位置P2の温度が600度であったが、冷却開始後に急激に冷却されて、冷却10秒後には310度まで低下し、冷却30秒後には200度まで低下しており、そこから緩やかに温度が低下して、60秒の冷却後は180度まで低下している。これは、孔部16を通水された冷却水によって位置P2の熱が急激に冷やされたことを示す。
図4(A)及び図4(B)から理解できるように、熱伝導部材13が充填されていないメス型11Aの場合は、孔部16への冷却水による冷却によって、メス型11Aにおける温度差が170度もあるため、メス型11Aに過大な熱応力が生じやすく、前記熱応力によってメス型11Aに割れや歪み、変形が生じるおそれがある。しかしながら、熱伝導部材13が充填されたメス型11Aの場合は、孔部16の周辺の熱は熱伝導部材13が吸収し、露出面13Bから冷却水によって熱交換がされるため、メス型11Aにおける温度差がほとんど無く、そのため、メス型11Aに熱応力が生じず、前記熱応力によるメス型11Aの割れや歪み、変形などといった問題も生じない。
なお、上述では、本発明の実施形態として金型冷却装置10を例示して説明したが、本発明は、孔部16、熱伝導部材13、及び冷媒供給部20からなる冷却構造として捉えることもできる。また、前記冷却構造は、金型11の冷却に限られず、加熱された鋼材の冷却にも適用することが可能である。
10:金型冷却装置
11:金型
12:取り付け座
13:熱伝導部材
14:キャビティ
16:孔部
20:冷媒供給部

Claims (6)

  1. 冷却対象である鋳造用金型の表面から内部へ向けて形成された孔部と、
    前記孔部に装着され、グラフェンシートが一方向に沿って積層された層構造体であるグラファイトから成る熱伝導部材と、
    前記孔部の開口側に装着され、前記孔部から露出する前記熱伝導部材の露出面に対して冷媒を循環供給する冷媒供給部と、を備え
    前記熱伝導部材は、前記グラフェンシートの積層方向が前記孔部の深さ方向に直交するように前記孔部に装着されている冷却構造。
  2. 前記熱伝導部材は、前記孔部の内面に密着した状態で前記孔部に装着されている請求項1に記載の冷却構造。
  3. 冷却対象である鋼材の表面から内部へ向けて形成された孔部と、
    前記孔部に装着され、グラフェンシートが一方向に沿って積層された層構造体であるグラファイトから成る熱伝導部材と、
    前記孔部の開口に装着され、前記孔部から露出する前記熱伝導部材の露出部に対して冷媒を循環供給する冷媒供給部と、を備え
    前記熱伝導部材は、前記グラフェンシートの積層方向が前記孔部の深さ方向に直交するように前記孔部に装着されている冷却構造。
  4. 前記熱伝導部材は、前記孔部の内面に密着した状態で前記孔部に装着されている請求項3に記載の冷却構造。
  5. 表面から内部へ向けて形成された孔部を有する金型と、
    前記孔部に装着され、グラフェンシートが一方向に沿って積層された層構造体であるグラファイトから成る熱伝導部材と、
    前記孔部の開口側に装着され、前記孔部から露出する前記熱伝導部材の露出面に対して冷媒を循環供給する冷媒供給部と、を備え
    前記熱伝導部材は、前記グラフェンシートの積層方向が前記孔部の深さ方向に直交するように前記孔部に装着されている金型冷却装置。
  6. 前記熱伝導部材は、前記孔部の内面に密着した状態で前記孔部に装着されている請求項に記載の金型冷却装置。
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