JP6376762B2 - 家庭用薄葉紙収納箱 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭用薄葉紙収納箱に関する。
近時、ティシュペーパー等の家庭用薄葉紙を積層させて内部に収容し、上面部に設けられた取出し口から収容された家庭用薄葉紙を取出して使用する家庭用薄葉紙収納箱は、ユーザが家庭用薄葉紙収納箱を持ち運びし易く、且つ、収納場所を取らないようにするため、コンパクト化が進んでいる。コンパクト化した収納箱を使用する場合、通常、内部に収納されるティシュペーパーは圧縮されており、圧縮に伴って最上層のティシュペーパーが取出しにくくなっている。
そこで、収納箱をコンパクト化した場合でも家庭用薄葉紙の取出し易さを維持するために、取出し口及び取出し口を覆うフィルムに形成されるスリットを大きく形成する対応が図られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−308352号公報
しかしながら、圧縮された状態で収納されている家庭用薄葉紙の取出しに当たっては、スリットの両端部付近における摩擦抵抗が大きな負荷となり、家庭用薄葉紙が引っ掛かって破れやすい。そのため、取出し口やスリットを大きく形成しても、スリットの両端部付近の負荷が大きい使い始めの場合には、取出し性が改善されないという問題があった。
本発明の課題は、コンパクト化を図りつつ、使い始めであっても家庭用薄葉紙を取出しやすい、家庭用薄葉紙収納箱を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、上面部、底面部、一対の側面部及び一対の妻面部により区画された箱体により構成され、前記箱体の内部空間に家庭用薄葉紙を収納して前記上面部に設けられた取出し口から前記家庭用薄葉紙を取出し可能な家庭用薄葉紙収納箱において、前記取出し口を覆うように前記上面部の内面の糊付け位置に糊付けされ、前記取出し口の長手方向と平行なスリットを有するフィルムを有し、前記スリットの端部から前記糊付け位置までの距離が11.0〜17.5mmであり、前記スリットの端部から前記取出し口の長手方向の端部までの長さが1mm以上であり、前記家庭用薄葉紙は2プライのティシュペーパーであり、前記ティシュペーパーの1枚当たりの坪量が9〜25g/m 、2プライの紙厚が100〜160μmであり、前記家庭用薄葉紙の1組目から10組目までの取出し抵抗値の最大値が119gf以下、最小値が81gf以上であり、かつ最大値と最小値の差が30gf以下であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、前記フィルムの短手方向長さに対する前記スリットの端部から前記糊付け位置までの距離の比が20.4〜25.7%、且つ、前記フィルムの長手方向長さに対する前記スリットの端部から前記糊付け位置までの距離の比が5.1〜7.8%であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、前記箱体内面の前記スリット端部付近と、前記家庭用薄葉紙との静摩擦係数が0.29〜0.35であることを特徴とする。
本発明によれば、家庭用薄葉紙収納箱においてスリットの端部からフィルムの糊付け位置までの距離を長くすることで、家庭用薄葉紙の取出し時の負荷(摩擦)を軽減でき、コンパクト化された家庭用薄葉紙収納箱においても、使い始めから家庭用薄葉紙を容易に取出すことができる。
本実施形態に係るティシュカートンの一例を示す斜視図である。 ティシュカートンの箱体を展開した表面の展開図である。 ティシュカートンの箱体を展開した裏面の展開図である。 ティシュカートンの箱体を成形した側面の図である。 ティシュペーパーの取出し抵抗値の測定方法を説明する斜視図である。 ティシュカートンの上面部の裏面に貼着されたフィルムの一例を示す説明図である。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。
本実施形態に係る家庭用薄葉紙収納箱であるティシュカートン1は、図1〜図4に示すように、上面部2、底面部3、一対の側面部4、4、及び一対の妻面部5、5により区画された箱体10により構成されている。このティシュカートン1の箱体10は、図2及び図3に示す紙基材であるカートンブランク1aを折り曲げることにより形成されるものである。このティシュカートン1の内部空間には、積層された家庭用薄葉紙であるティシュペーパーTが収納されており、上面部2のほぼ中央に設けられた取出し口2aからティシュペーパーTを外部へ取出すことができる。
また、取出し口2aは、上面部2に設けられたミシン目を切って、上面部2の一部を切り取ることにより形成される。
ここで、「箱体」とは、ティシュペーパーTをポップアップ可能に積層して収納し得る内部空間が形成される形状のものであれば任意であり、例えば、直方体状、立方体状等の六面体状のものを挙げることができる。図1は、ティシュカートン1を直方体状に構成した例である。ティシュカートン1は、ティシュペーパーTを積層した束より若干大きく形成され、一般的な大きさを例示すると、概ね長手方向の長さが110〜320mm、短手方向の長さが70〜200mm、高さが40〜150mm程度である。本発明においてもこの大きさのティシュカートン1が採用できる。
図1に示すティシュカートン1では、上面部2と底面部3、一対の側面部4、4及び一対の妻面部5、5がそれぞれ対向するように平行に配置される。なお、これらの形状において、二つの面の稜線部分を面取りしたもの等も「箱体」に含まれるものとする。箱体に使用するコートボール紙は、坪量300〜450g/mのものが一般的に使用できる。
このティシュペーパーTは、マルチスタンド式、ロータリー式の既知のインターフォルダにより製造することができる。
ティシュペーパーTは、2枚〜3枚の薄葉紙が積層されたプライ構造を有している。
その薄葉紙の原料パルプとしては、NBKPとLBKPとを配合したものであり、適宜古紙パルプが配合されていてもよいが、風合いなどの点で、NBKPとLBKPのみから構成されているのがよい。その場合の配合割合としては、NBKP:LBKP=20:80〜80:20がよく、特に、NBKP:LBKP=30:70〜60:40が望ましい。
薄葉紙の1枚あたりの米坪は、好ましくは9〜25g/m、より好ましくは10〜15g/mである。米坪が9g/m未満では、柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、使用に耐えうる十分な強度を適正に確保することが困難となる。逆に米坪が25g/mを超えると紙全体が硬くなるとともに、ゴワ付き感が生じてしまい肌触りが悪くなる。なお、米坪は、JIS P 8124(1998)の米坪測定方法による。
他方、本発明に係るティシュペーパーTの紙厚は、2プライの状態で、好ましくは100〜160μm、より好ましくは120〜140μmが望ましい。紙厚が100μm未満では、柔らかさの向上の観点からは好ましいものの、ティシュペーパーとしての強度を適正に確保することが困難となる。また、160μm超では、ティシュペーパーの肌触りが悪化するとともに、使用時にゴワツキ感が生じるようになる。
ティシュペーパーTの大きさは、特に限定されるものではないが、例えば、ティッシュペーパーTの横及び縦の各寸法が160〜240mm、ティシュカートン1に収納した状態での折り畳み軸方向の長さが100〜245mmとなっている。
上面部2には、図3に示すように、取出し口2aを覆うように裏面側からスリット6aを有する樹脂製のフィルム6が糊付けされている。フィルム6は、上面部2裏面の取出し口2a周囲に塗布された接着剤6bにより、スリット6aが取出し口2aに臨むように上面部2に対して糊付けされる。そして、ティシュペーパーTは、このスリット6aを通して外部に取出されることとなる。スリット6aを有するフィルム6を取出し口2aに設けることによって、ティシュペーパーTの取出しをなめらかにし、取出し口2aから上方に出ているティシュが箱内に落ちないように保持し、埃の侵入を防ぐことができる。
製造上の問題から、スリット6aの長さは取出し口2aの長手方向の長さより2mm以上短いことが好ましい。
また、取出口2a及びスリット6aの長手方向の長さは、取出し性を考慮すると、ティシュカートン1の長手方向の長さに対して60%以上であることが好ましい。
フィルム6の材質は、紙箱との分別が必要となるものであり、樹脂製或いは樹脂を含むシートである。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の樹脂からなる樹脂性フィルムシート、又はこれらを積層した樹脂性フィルムシート、フィルムシートと紙等を積層したラミネートフィルムシート、樹脂製繊維からなる合成紙シート等である。取出し性を考慮すると樹脂製フィルムシートが好ましく、特にポリエチレンフィルムシートが好ましい。
フィルム6の厚みは、15〜200μmが好適である。15μm未満では、強度的に不足し、ティシュペーパーTの取出し時においてフィルムの裂けあるいは破断の確率が高くなる。逆に、200μmを超えると、フィルムが裂ける等の強度の問題はないものの、ティシュペーパーT取出し時のひっかかりが大きくなり、取出しにくくなったり破れたりする可能性がある。またコスト高ともなる。取出し性や保持性を考慮すると、より好ましくは25〜60μmが好適である。
また、図2及び図3に示すように、上面部2、底面部3及び側面部4,4は、それぞれ略長方形状に形成され、折り曲げ可能に連接されている。そして、底面部3の長手端縁には、側面部4の長手端縁と連結するための台形状の糊代部3aが折曲線3bにて折り曲げ可能に連接されている。このように形成されたカートンブランク1aは、上面部2、底面部3及び側面部4,4をそれぞれ折曲するとともに、糊代部3aを折曲して底面部3と連接していない側の側面部4の裏面の長手端縁に糊付けして底面部3と側面部4とを連結することにより、筒状に形成される。
また、上面部2、底面部3及び一対の側面部4,4の両側端縁から、それぞれ上面側フラップ5b、底面側フラップ5a、側面側フラップ5cが延出され、それぞれ折曲部F1,F2,F3にて内側に折り曲げ可能に連接されている。そして、上面側フラップ5b、底面側フラップ5a及び一対の側面側フラップ5cが重畳するように取り付けられることにより、図1及び図4に示されるような妻面部5が形成されるようになっている。
本実施形態に係るティシュカートン1は、工場出荷時には、積層された複数のティシュペーパーTを内部空間に収納し、各フラップを糊付けして妻面部5を形成して内部空間を封緘することにより、側面部の強度を高め、ティシュカートン1の輸送や店頭での陳列時において、外部からの力によってティシュペーパーTがティシュカートン1より脱出することを防止している。
次に、本実施形態に係るティシュカートン1の各種寸法について説明する。
距離Lは、図3に示すように、スリット6aの端部から最も近い糊付け位置6bまでの距離を測ったものである。
距離Lが11.0mmを下回ると、ティシュペーパーTの取出し時にスリット6aの端部付近の負荷が増加して、特に取出し時の負荷が大きい1〜10組目のティシュペーパーTの取出し時に、引っ掛かって破れやすくなる。距離Lが17.5mmを上回ると、糊付け位置6bから上面部2の長手方向端部までの距離が短くなるため、特にコンパクト化されたティシュカートン1においては、製造上の困難が生じる。
これらを加味して、本実施形態においては、スリット6aの端部付近の負荷を低減するために距離Lを長くする必要がある一方、製造効率を低下させない範囲として、距離Lを11.0〜17.5mmとした。
また、フィルム6の長手方向長さに対して距離Lが長いことで、スリット6aの両端部付近における摩擦抵抗が抑えられ、取出し易くなる。また、距離Lに対してフィルム6の短手方向長さが短いことで、取出そうとするティシュペーパーTの下のティシュペーパーとティシュカートン1との摩擦抵抗が増大するため、ティシュペーパーTが複数枚重なって出ることを防ぐことができる。
これらに加えて製造の問題を考慮して、本実施形態においては、フィルム6の長手方向長さに対して距離Lを5.1〜7.8%とし、且つ、フィルム6の短手方向長さに対して距離Lを20.4〜25.7%とした。
また、距離Lが上記範囲内であれば、ティシュペーパーTの取出し時の負荷によってスリット6aの端部付近のフィルム6が取出し方向に沿う方向に引っ張られるため、取出し時にスリット6aの両端部においてティシュペーパーTにフィルム6がひっかかることを妨げ、ティシュペーパーTの残量が少なくなった時には取出し口2aから上方に出ているティシュペーパーTが箱内に落ちないように保持する効果も得られる。
さらに、箱体の上面部2の前記スリット端部付近とティシュペーパーTの間の静摩擦係数が0.35を上回ると、1〜10組目のティシュペーパーTの取出し時に抵抗値が大きいためティシュペーパーTが引っ掛かって破れやすく、0.29を下回ると、ティシュペーパーTが複数枚まとまって出やすい。従って、前記静摩擦係数は0.29〜0.35とすると好適である。
特に取出し時の負荷が大きい1〜10組目のティシュペーパーTの取出し時において、取出し抵抗値の最大値を119以下とすれば、ティシュペーパーTが引っ掛かって破れることがなく取出しやすい。
表1は、本実施形態に係るティシュカートン1の実施例1〜5に対するティシュペーパーTの引き出し易さを示す。また、実施例1〜5と結果を比較するための従来の製品に相当する比較例1〜3も併せて示している。
表1に記載された各項目の説明は、以下の通りである。
〔基本条件〕
箱体10の寸法(長さ×奥行×厚み):229mm×115mm×45mm
取出し口2aの寸法:28mm×176mm
収納するティシュペーパーTの寸法:197mm×217mm
収納するティシュペーパーTの組数:比較例1は150組、他は160組
フィルム6の材質:LLDPE
スリット長さ:168mm
〔フィルムの厚み及び紙厚〕
フィルム6及びティシュペーパーTの厚みの測定方法としては、試験片をJIS P8111(1998)の条件下で十分に調湿した後、同条件下でダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて、紙厚は2プライの状態で測定し、フィルム厚みは単層の状態で測定するものとする。
具体的には、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上におろし、前記ダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせ、次いで、プランジャーを上げて試料を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろしそのときのゲージを読み取る。このとき、プランジャーをのせるだけとする。プランジャーの端子は金属製で直径10mmの円形の平面が紙平面に対し垂直に当たるようにし、この厚みの測定時の荷重は、120μmの際に約70gfである。なお、ティシュペーパーT及びフィルム6の厚みは測定を10回行って得られる平均値とする。
〔静摩擦係数〕
箱体の上面部2とティシュペーパーTの間の静摩擦係数は、JIS P 8147−2010の方法で測定する。
具体的には、2プライのティシュペーパーTを、重さが133.3gであり底面が20.00×41.75mmの平滑面であるおもりに固定する。ティシュカートン1の上面部2を、糊代部3aが上に向いた状態で表面が水平かつ平滑な測定台に貼り付け、スリット6aの外側におもりを乗せる。クロスヘッドに固定したロードセルに滑車を通して前記おもりを接続する。クロスヘッドの引張り方向は、ティシュペーパーT取出し時のスリット6a端部付近におけるティシュペーパーTの動きと同じ方向になるものとする。
クロスヘッドを500mm/minの速度で上昇させておもりを引っ張り、摩擦力を計測した。おもりが移動し始める瞬間の摩擦力が、静摩擦力である。測定は5回実施し、その静摩擦力の平均値から静摩擦係数を算出した。
〔取出し抵抗値〕
ティシュペーパーTの取出し抵抗値の測定は、下記の順序で行う。
取出し口8aからポップアップしているティシュペーパーTの先端中央部を、クリップ12(コクヨ社製、商品名:目玉クリップ クリー17)で挟持する。具体的には、図5に示すように、ティシュペーパーTの取出し方向端部の辺の中央部且つ取出し方向端部から10mmの位置に水性ペンで直径1mm程度の丸印11を付け、クリップ12の挟持部分の長手方向がティシュペーパーTの取出し方向端部の辺と平行となり、前記挟持部分の中心と丸印11が一致するように挟持する。
クリップ12の一方の押圧部12aの穴に、プッシュプルゲージ13(IMADA社製、商品名:デジタルフォースゲージ Z2−20N)のフック13aを通し、プッシュプルゲージ13を上方に引いて、0.4秒〜0.6秒の時間をかけて一定速度でティシュペーパーTをティシュカートン1から垂直に取出し、取出し動作中の抵抗値の最大値を、取出し抵抗値とする。
最上層から1〜10組目のティシュペーパーTについて、取出し抵抗値を測定する。測定は最上層から1〜10組目のティシュペーパーTの取出しを10回行って、各回の最大値の平均値、最小値の平均値を算出する。
〔官能評価〕
シートの取出しに関する官能評価は、検証者15人がティシュペーパーTの1〜10組目を真上から取出して、取出しやすさ、破れについて、「○:良い」「△:普通」「×:悪い」の何れかで評価する。
官能総合評価は、ティシュペーパーTの1〜10組目を全てスムーズに取出せるかどうかについて、「○:良い」「×:悪い」の何れかで評価する。
Figure 0006376762
表1より、距離Lが11.0〜17.5mmである実施例1〜5において、取出し抵抗値の最大値は111〜119、静摩擦係数は0.29〜0.35であり、1〜10組目のティシュペーパーは全てスムーズに取出すことができる。官能総合評価は「○:良い」であり、ティシュペーパーの取出し性が良好である。
これに対し、従来の製品に相当する比較例1〜3においては、距離Lは7.0〜10.5mm、取出し抵抗値の最大値は138〜196であり、特に最初の1、2組目の取出し時に、引っ掛かったり複数組まとまって出るなど、1組ずつスムーズに取出しにくいため、官能総合評価は「×:悪い」となっている。
本発明の実施形態では、距離Lを長くすることによって、ティシュペーパーTとフィルム6の間の負荷(摩擦)を下げて、取出し性を改善することができる。これにより、コンパクト化したティシュカートン1においても、上層部のティシュペーパーTをスムーズに取出すことができる。
なお、本発明は上記実施例の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
ティシュカートン1とティシュペーパーTの摩擦抵抗は、フィルム6とティシュペーパーTの摩擦力より大きいため、ティシュカートン1とティシュペーパーTの圧力及び接触面積が小さいほど、取出し抵抗は小さくなる。
例えば、フィルム6の特に長手方向両端部の厚みを厚くすれば、ティシュカートン1の裏面とティシュペーパーTとの圧力を下げて、ティシュペーパーTの1〜10組目の取出し抵抗をさらに小さくすることができる。
また、実施例1〜5のティシュペーパーTの紙厚は130〜143μmであり、比較例1〜3の110〜111μmに比して厚いにも関わらず、1〜10組目の取出し抵抗値は小さい。実施例1〜5においてティシュペーパーTの紙厚を薄くすれば、ティシュペーパーTの1〜10組目の取出し抵抗値をさらに下げて取出し易くすることができる。
表1より計算されるフィルム6の大きさは、比較例1〜3では68〜75mm×208〜212mmであり、フィルム6を図6(a)に示すように長方形形状とすると、面積は142〜158cmである。一方、実施例5のフィルム6の大きさは54mm×216mm、面積は116cmであり、本実施形態によれば、フィルム6を小さくしても優れた取出し性を示すことが可能であり、製造コストを低減させることができる。
なお、フィルム6の形状は長方形に限るものではなく、例えば図6(b)に示すように、スリット8aの両端部E2付近のみにおいて短手方向に長く形成してもよい。
また、本実施形態では、家庭用薄葉紙収納箱の例としてティシュペーパーTを収納するティシュカートン1を挙げたが、他の家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納箱であってもよく、例えば、ペーパータオル、キッチンペーパー等の家庭用薄葉紙に適用してもよい。
T ティシュペーパー(家庭用薄葉紙)
1 ティシュカートン(家庭用薄葉紙収納箱)
10 箱体
1a カートンブランク
2 上面部
2a 取出し口
3 底面部
3a 糊代部
3b 折曲線
4 側面部
5 妻面部
5a 底面側フラップ
5b 上面側フラップ
5c 側面側フラップ
F1,F2,F3 折曲部
6,7,8 フィルム
6a,7a,8a スリット
6b 糊付け位置
L スリット6aの端部から糊付け位置6bまでの距離
11 丸印
12 クリップ
12a 押圧部
13 プッシュプルゲージ
13a フック

Claims (3)

  1. 上面部、底面部、一対の側面部及び一対の妻面部により区画された箱体により構成され、前記箱体の内部空間に家庭用薄葉紙を収納して前記上面部に設けられた取出し口から前記家庭用薄葉紙を取出し可能な家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記取出し口を覆うフィルムが前記上面部の内面の糊付け位置に糊付けされ、
    前記フィルムは前記取出し口の長手方向と平行なスリットを有し、
    前記スリットの端部から前記糊付け位置までの距離が11.0〜17.5mmであり、
    前記スリットの端部から前記取出し口の長手方向の端部までの長さが1mm以上であり、
    前記家庭用薄葉紙は2プライのティシュペーパーであり、
    前記ティシュペーパーの1枚当たりの坪量が9〜25g/m 、2プライの紙厚が100〜160μmであり、
    前記家庭用薄葉紙の1組目から10組目までの取出し抵抗値の最大値が119gf以下、最小値が81gf以上であり、かつ最大値と最小値の差が30gf以下であることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  2. 前記フィルムの短手方向長さに対する前記スリットの端部から前記糊付け位置までの距離の比が20.4〜25.7%、且つ、前記フィルムの長手方向長さに対する前記スリットの端部から前記糊付け位置までの距離の比が5.1〜7.8%であることを特徴とする、請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  3. 前記箱体内面の前記スリット端部付近と、前記家庭用薄葉紙のとの静摩擦係数が0.29〜0.35であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
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