JP6376391B2 - 熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置 - Google Patents

熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6376391B2
JP6376391B2 JP2014218147A JP2014218147A JP6376391B2 JP 6376391 B2 JP6376391 B2 JP 6376391B2 JP 2014218147 A JP2014218147 A JP 2014218147A JP 2014218147 A JP2014218147 A JP 2014218147A JP 6376391 B2 JP6376391 B2 JP 6376391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
thermoplastic base
state
thermoplastic
holding portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014218147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016083838A (ja
Inventor
康太 梅村
康太 梅村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2014218147A priority Critical patent/JP6376391B2/ja
Publication of JP2016083838A publication Critical patent/JP2016083838A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6376391B2 publication Critical patent/JP6376391B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置に関し、更に詳しくは、成形性を向上させることができる熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置に関する。
従来より、熱可塑性の基材シートを金型で挟み込むことによる立体的な成形、所謂スタンピングと呼ばれる成形が広く知られている。このような成形では、例えば、図15に示すように、凹凸一対の金型101、103の間に加熱した板状の熱可塑性基材105を配置して挟み込むことにより、立体形状の成形品を得る。このとき、図15に示すような熱可塑性基材105のうち、成形品における縦壁部に相当する部分105Aでは、型締めの過程で、図16に示す部分105Bのように型締め方向に引き延ばされてしまい、他の部分よりも薄くなってしまう。この型締めの過程で引き延ばされる部分は、通常、周囲の加圧された部分から材料が流動してくることにより、型締め完了までに必要な板厚が確保されるようにしている。しかしながら、元の熱可塑性基材の性質によっては、十分に流動せず、必要な板厚を確保することが困難である場合があった。
また、熱可塑性基材を成形する技術として、予め基材を金型の凹凸形状に追従させてから型締めを行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、特許文献1の場合、型締めに同調して稼働する形状追従部材により金型の凹凸形状に追従させるようにするものである。これにより、成形品における縦壁部に相当する部分の板厚の確保が期待できる。しかしながら、この場合も十分であるとは言い難かった。
特開2003−129365号公報
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、成形性を向上させることができる熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、型開きされた一対の金型の間に、搬送手段を用いて熱可塑性基材を搬送し、前記一対の金型で前記熱可塑性基材を挟み込むことにより、前記熱可塑性基材を成形する熱可塑性基材の成形品の製造方法であって、
前記搬送手段は、複数の保持部により前記熱可塑性基材を保持し、
前記複数の保持部は、搬送前の前記熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、前記金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能であり、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第1状態にあるときに前記熱可塑性基材を保持し、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第2状態にあるときに前記熱可塑性基材の保持を解除して前記熱可塑性基材を前記金型の間に配置する熱可塑性基材の成形品の製造方法であり、
前記熱可塑性基材の外縁部よりも内側に存在し、かつ前記熱可塑性基材上の位置が相違する複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の各々を前記複数の保持部の各保持部が保持した状態で、前記各保持部同士の相対的高さ位置を調整することによって、前記各保持部によって保持された前記複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の高さ位置を調整して、前記熱可塑性基材を前記第1状態から前記第2状態に変化させることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記各保持部は、らせん状体を備えており、
前記らせん状体を回転して、その先端から、前記熱可塑性基材に突き刺すことにより前記熱可塑性基材を保持することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記熱可塑性基材には繊維が含まれていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項において、前記複数の保持部は、前記搬送手段による前記熱可塑性基材の搬送中に、前記第1状態から前記第2状態へ移動することを要旨とする。
また、上記課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、型開きされた一対の金型の間に、搬送手段を用いて熱可塑性基材を搬送し、前記一対の金型で前記熱可塑性基材を挟み込むことにより、前記熱可塑性基材を成形する熱可塑性基材の成形品の製造装置であって、
前記搬送手段は、複数の保持部により前記熱可塑性基材を保持するように構成され、
前記複数の保持部は、搬送前の前記熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、前記金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能に構成され、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第1状態にあるときに前記熱可塑性基材を保持し、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第2状態にあるときに前記熱可塑性基材の保持を解除して前記熱可塑性基材を前記金型の間に配置する熱可塑性基材の成形品の製造装置であり、
前記複数の保持部の各保持部は、前記熱可塑性基材の外縁部よりも内側に存在し、かつ前記熱可塑性基材上の位置が相違する複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の各々を保持する位置に配置され、
前記各保持部は、前記複数の部分の各々を保持した状態で、前記各保持部同士の相対的高さ位置を調整することによって、前記各保持部によって保持された前記複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の高さ位置を調整して、前記熱可塑性基材を前記第1状態から前記第2状態に変化させる構成とされていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記各保持部は、らせん状体を備えており、
前記らせん状体を回転して、その先端から、前記熱可塑性基材に突き刺すことにより前記熱可塑性基材を保持することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6において、前記熱可塑性基材には繊維が含まれていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5乃至7のいずれか一項において、前記複数の保持部は、前記搬送手段による前記熱可塑性基材の搬送中に、前記第1状態から前記第2状態へ移動することを要旨とする。
本発明の熱可塑性基材の成形品の製造方法によると、搬送手段は、複数の保持部により熱可塑性基材を保持し、これら複数の保持部は、搬送前の熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段は、複数の保持部が第1状態にあるときに熱可塑性基材を保持する。また、搬送手段は、複数の保持部が第2状態にあるときに熱可塑性基材の保持を解除して熱可塑性基材を金型の間に配置する。これにより、成形前の熱可塑性基材を予め金型の凹凸形状に沿うように変形させることができる。そして、このように金型の凹凸形状に沿わせることにより、型締め時の圧力による樹脂の流動のみに依存することなく、成形品の縦壁部に相当する部分においても容易に板厚を確保でき、適切な成形を行うことができる。その結果、熱可塑性基材の成形性を向上させることができる。
また、各保持部がらせん状体を備えており、このらせん状体を回転して、その先端から、熱可塑性基材に突き刺すことにより熱可塑性基材を保持する場合は、簡易な構成の保持部により確実に熱可塑性基材を保持することができる。
また、熱可塑性基材に繊維が含まれている場合は、強度に優れた熱可塑性基材の成形品を製造することができる。
また、複数の保持部が、搬送手段による熱可塑性基材の搬送中に、第1状態から第2状態へ移動する場合は、熱可塑性基材を金型の凹凸形状に沿わせる変形を、搬送時間を利用して行うことができる。これにより、搬送手段による熱可塑性基材の搬送と、熱可塑性基材の変形と、を別々に行う場合と比較して、製造時間を短縮することができる。
本発明の熱可塑性基材の成形品の製造装置によると、搬送手段は、複数の保持部により熱可塑性基材を保持し、これら複数の保持部は、搬送前の熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段は、複数の保持部が第1状態にあるときに熱可塑性基材を保持し、複数の保持部が第2状態にあるときに熱可塑性基材の保持を解除して熱可塑性基材を金型の間に配置するようにしている。これにより、成形前の熱可塑性基材を予め金型の凹凸形状に沿うように変形させることができる。そして、このように金型の凹凸形状に沿わせることにより、型締め時の圧力による樹脂の流動のみに依存することなく、成形品の縦壁部に相当する部分においても容易に板厚を確保でき、適切な成形を行うことができる。その結果、熱可塑性基材の成形性を向上させることができる。
また、各保持部がらせん状体を備えており、このらせん状体を回転して、その先端から、熱可塑性基材に突き刺すことにより熱可塑性基材を保持する場合は、簡易な構成の保持部により確実に熱可塑性基材を保持することができる。
また、熱可塑性基材に繊維が含まれている場合は、強度に優れた熱可塑性基材の成形品を製造することができる。
また、複数の保持部が、搬送手段による熱可塑性基材の搬送中に、第1状態から第2状態へ移動する場合は、熱可塑性基材の金型の凹凸形状に沿わせる変形を、搬送時間を利用して行うことができる。これにより、搬送手段による熱可塑性基材の搬送と、熱可塑性基材の変形と、を別々に行う場合と比較して、製造時間を短縮することができる。

本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造装置を模式的に示す図である。 実施例に係る金型を模式的に示す図である。 実施例に係る搬送手段を模式的に示す図である。 実施例に係る搬送手段において、複数の保持部が第1状態にある状態を模式的に示す図である。 実施例に係る搬送手段において、複数の保持部が第2状態にある状態を模式的に示す図である。 実施例に係る保持部を示す斜視図である。 実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法を説明するための説明図である。 実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法を説明するための説明図である。 実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法を説明するための説明図である。 実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法を説明するための説明図である。 実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法を説明するための説明図である。 実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法を説明するための説明図である。 実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法を説明するための説明図である。 実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
1.熱可塑性基材の成形品の製造方法
本実施形態に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法は、型開きされた一対の金型(3,5)の間に、搬送手段(7)を用いて熱可塑性基材(9)を搬送し、その一対の金型(3,5)で熱可塑性基材(9)を挟み込むことにより、熱可塑性基材(9)を成形して成形品を製造する方法である。
搬送手段(7)は、複数の保持部(11)により熱可塑性基材(9)を保持する。複数の保持部(11)は、搬送前の熱可塑性基材(9)の形状に倣うように配された第1状態と、金型(3,5)の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段(7)は、複数の保持部(11)が第1状態にあるときに熱可塑性基材(9)を保持し(例えば、図7、図8等参照)、複数の保持部(11)が第2状態にあるときに熱可塑性基材(9)の保持を解除して熱可塑性基材(9)を金型(3,5)の間に配置する(例えば、図11等参照)。
なお、この方法により得られる熱可塑性基材の成形品(9A)の用途等は特に問わないが、例えば、シートシェル、ドアトリム、インストルメントパネル、ルーフトリム、デッキボード、パッケージトレイ等の車両用内装部品や、ボディパネル等の車両用外装部品、フレーム等の構造部品等の用途であることができる。
熱可塑性基材は、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)、ポリエチレン(PE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の熱可塑性の樹脂を含むものであることができる。
また、例えば、熱可塑性基材(9)は、上述の熱可塑性合成樹脂に、カーボン繊維、ガラス繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維等の繊維が含まれていてもよい。この場合、繊維長は、例えば、0.1mm〜50mmの範囲の長さであることができ、好ましくは、10mm〜20mmである。更に、熱可塑性基材(9)は、これらの繊維をメッシュ状に編み込んでなる繊維シートを層状に含むような形態であってもよい。
熱可塑性基材(9)は、通常、容易に塑性変形可能なように、加熱されたのちに成形される。熱可塑性基材(9)は、例えば、一対の金型(3,5)の間に搬送されたのちに加熱されてもよいが、金型(3,5)の間での加熱は金型(3,5)の稼働率を減少させてしまうため、金型(3,5)の間への搬送前に加熱しておくことが好ましい。
また、例えば、熱可塑性基材(9)は、加熱された状態で搬送手段(7)により保持されてもよいし、搬送手段(7)により保持された後に加熱されてもよい。
複数の保持部(11)の第1状態から第2状態への移動は、搬送手段(7)による熱可塑性基材(9)の搬送中に行われることができる。また、複数の保持部(11)の第1状態から第2状態への移動は、熱可塑性基材(9)が加熱される前に行われてもよいが、容易に塑性変形可能な加熱されて軟化した状態で行われることが好ましい。
複数の保持部(11)による熱可塑性基材(9)の保持は、例えば、複数の保持部(11)のうちの少なくとも1つがらせん状体(11A)を備えており、らせん状体(11A)を回転してその先端から熱可塑性基材(9)に突き刺すことにより保持するものであることができる(例えば、図6等参照)。
2.熱可塑性基材の成形品の製造装置
本実施形態に係る熱可塑性基材の成形品の製造装置(1)は、型開きされた一対の金型(3,5)の間に、搬送手段(7)を用いて熱可塑性基材(9)を搬送し、一対の金型(3,5)で熱可塑性基材(9)を挟み込むことにより、熱可塑性基材(9)を成形して成形品を製造する装置である。
搬送手段(7)は、複数の保持部(11)により熱可塑性基材(9)を保持する。複数の保持部(11)は、搬送前の熱可塑性基材(9)の形状に倣うように配された第1状態と、金型(3,5)の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段(7)は、複数の保持部(11)が第1状態にあるときに熱可塑性基材(9)を保持し、複数の保持部(11)が第2状態にあるときに熱可塑性基材(9)の保持を解除して熱可塑性基材(9)を金型(3,5)の間に配置する。
一対の金型(3,5)の形状、大きさ、材質等は特に限定されず、目的に応じて適宜選択できる。一対の金型(3,5)には、型締めしたときに、熱可塑性基材の成形品(9A)の外形と略同形状をなす内部空間(S)が形成されるように凹凸形状が形成されている。一対の金型(3,5)の材質は特に限定されないが、取り扱い易さや耐熱性、強度等を考慮して金属製であることが好ましい。金属の種類も特に限定されないが、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム等を用いることができる。
搬送手段(7)の構成は、複数の保持部(11)により熱可塑性基材(9)を保持する構成であるかぎり特に限定されず、目的に応じて適宜選択できる。搬送手段(7)としては、例えば、多軸ロボットを含む構成や、搬送レール上を移動する構成等であることができる。
複数の保持部(11)の構成は特に限定されず、目的に応じて適宜選択できる。複数の保持部(11)は、例えば、それらのうちの少なくとも1つがらせん状体(11A)を備えており、らせん状体(11A)を回転して、その先端から、熱可塑性基材(9)に突き刺すことにより熱可塑性基材(9)を保持する構成であることができる(例えば、図6等参照)。この場合、熱可塑性基材(9)に突き刺す方向の反対方向に回転することにより、熱可塑性基材(9)の保持を容易に解除することができる。
搬送手段(7)は、例えば、複数の保持部(11)を第1状態と第2状態の2位置の間で移動させる移動手段を備えることができる。この移動手段は、各保持部(11)に備えられ、それぞれの保持部(11)が独立して移動可能なものであってもよいし、保持部(11)のいくつかを一緒に移動させるものであってもよい。また、移動手段は、保持部(11)を、第1状態と第2状態の2位置の間の最短距離を直線状に移動させるものであってもよいし、曲線状、階段状等に迂回して移動させるものであってもよい。
移動手段の構成は特に限定されず、目的に応じて適宜選択できる。例えば、直動機構などの1軸移動が可能な機構を備える構成や、2軸テーブル、多軸ロボット等の複数軸移動が可能な機構を備える構成、これらを組み合わせた複数の機構を備える構成等が挙げられる。なお、これらの駆動源としては、例えば、エアシリンダやモータ等が挙げられるが、特に限定されるものではない。
更に、移動手段は、保持部(11)を第1状態と第2状態の2位置で停止させるものであってもよいし、第1状態の位置及び第2状態の位置の間の位置で任意に停止可能であるものであってもよい。
3.本実施形態の熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置の効果
本実施形態に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置では、搬送手段(7)は、複数の保持部(11)により熱可塑性基材(9)を保持し、これら複数の保持部(11)は、搬送前の熱可塑性基材(9)の形状に倣うように配された第1状態と、金型(3,5)の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段(7)は、複数の保持部(11)が第1状態にあるときに熱可塑性基材(9)を保持し、複数の保持部(11)が第2状態にあるときに熱可塑性基材(9)の保持を解除して熱可塑性基材(11)を金型(3,5)の間に配置するようにしている。これにより、成形前の熱可塑性基材(9)を予め金型(3,5)の凹凸形状に沿うように変形させることができる。そして、このように金型(3,5)の凹凸形状に沿わせることにより、型締め時の圧力による樹脂の流動のみに依存することなく、成形品(9A)の縦壁部に相当する部分においても容易に板厚を確保でき、適切な成形を行うことができる。その結果、熱可塑性基材(9)の成形性を向上させることができる。
また、複数の保持部(11)のうちの少なくとも1つがらせん状体(11A)を備えており、このらせん状体(11A)を回転して、その先端から、熱可塑性基材(9)に突き刺すことにより熱可塑性基材(9)を保持する場合は、簡易な構成の保持部(11)により確実に熱可塑性基材(9)を保持することができる。
また、熱可塑性基材(9)に繊維が含まれている場合は、強度に優れた熱可塑性基材の成形品(9A)を製造することができる。
また、複数の保持部(11)が、搬送手段(7)による熱可塑性基材(9)の搬送中に、第1状態から第2状態へ移動する場合は、熱可塑性基材(9)の金型(3,5)の凹凸形状に沿わせる変形を、搬送時間を利用して行うことができる。これにより、搬送手段(7)による熱可塑性基材(9)の搬送と、熱可塑性基材(9)の変形と、を別々に行う場合と比較して、製造時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を参照して実施例により本発明をより具体的に説明する。
(1)熱可塑性基材の成形品の製造装置の構成
本実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造装置1は、図1に示すように、型開きされた金型3,5の間に、搬送手段7を用いて熱可塑性基材9を搬送し、金型3,5で熱可塑性基材9を挟み込むことにより熱可塑性基材9を成形し、熱可塑性基材の成形品9Aを製造する装置である。
搬送手段7は、熱可塑性基材を保持する複数の保持部11を備えている。複数の保持部11は、搬送前の熱可塑性基材9の形状に倣うように配された第1状態と、金型3,5の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能に設けられている。そして、搬送手段7は、複数の保持部11が第1状態にあるときに熱可塑性基材9を保持し、複数の保持部11が第2状態にあるときに熱可塑性基材9の保持を解除して熱可塑性基材9を金型3,5の間に配置する。
なお、本実施例において、熱可塑性基材9は、平均約15mm長の炭素繊維をナイロン樹脂に含有させたものを用いている。
金型3,5は、下方の略凸形状の金型3を上型、下方に略凹形状の金型5を下型としてそれぞれ用いている。金型3,5は、図2に示すように、型締めしたときに、成形品の外形と略同形状の内部空間Sが形成されるようになっている。
搬送手段7は、図3に示すように、枠状に構成された本体部7Aを備えており、複数の保持部11は、この本体部7Aから吊り下げられるようにして設けられている。本体部7Aには図示しない移動手段が備えられている。各保持部11は、この移動手段により、図4に示す第1状態と、図5に示す第2状態と、の間で移動可能とされている。この移動手段としては、例えば、エア動力による直動機構やモータ動力による直動機構などを用いることができる。
本実施例において、保持部11は、図6に示すように、らせん状体11Aを備えている。このらせん状体11Aは、らせんの中心軸を回転軸として、図示しない回転手段により回転可能とされている。また、保持部11は、らせん状体11Aの回転に伴って、らせん状体11Aのピッチに合わせて上下に移動するように設けられている。この上下動は、上述の第1状態と第2状態との間での移動とは独立して行うことができるものである。そして、複数の保持部11は、らせん状体11Aを回転してその先端から熱可塑性基材9に突き刺してゆくことにより、熱可塑性基材9を保持することが可能とされている。
(2)熱可塑性基材の成形品の製造方法
次に、上記構成による熱可塑性基材の成形品の製造装置1を用いた熱可塑性基材の成形品の製造方法について説明する。
熱可塑性基材の成形品を製造するに当たっては、最初に、加熱炉等を用いて、塑性変形が容易になる温度になるまで、熱可塑性基材9を加熱する。なお、加熱炉の形態は特に限定されず、適宜選択可能であるが、図7に示すようなコンベア炉13であれば、熱可塑性基材を連続的に加熱することができて好適である。
熱可塑性基材9の加熱が完了したら、搬送手段7により熱可塑性基材9を保持する。このとき、搬送手段7は、図8に示すように、複数の保持部11を、搬送前の熱可塑性基材9の形状に倣うような位置関係となる第1状態に配して熱可塑性基材9を保持する。また、このとき、搬送手段7を、各保持部11のらせん状体11Aを回転させながら熱可塑性基材9に向かって下降させてゆくことにより、らせん状体11Aが熱可塑性基材9に突き刺さり、熱可塑性基材9を好適に保持できるようになっている。
次に、図9に示すように、搬送手段7を用いて、熱可塑性基材9を型開きされた一対の金型3,5の間に搬送する。このとき、本実施例では、図10に示すように、搬送手段7による熱可塑性基材9の搬送中に、複数の保持部11を第1状態から第2状態へ移動させるようにしている。したがって、本実施例の場合、熱可塑性基材9は、金型3,5にセットされるときには、金型3,5の凹凸形状に倣った形状に変形されている。
その後、図11に示すように、搬送手段7は、複数の保持部11が第2状態にある状態で熱可塑性基材9の保持を解除し、熱可塑性基材9を金型3,5の間に配置する。具体的には、図12に示すように、複数の保持部11を第1状態から第2状態へと移動させることにより変形させた熱可塑性基材9を、下型である金型5に載置する。そして、図13に示すように、金型3,5を型締めし、図14に示すように、再度型開きして製品形状に成形された熱可塑性基材の成形品9Aを金型3,5からはずす。
(3)実施例の作用及び効果
以上より、本実施例の熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置によると、搬送手段7は、複数の保持部11により熱可塑性基材9を保持し、これら複数の保持部11は、搬送前の熱可塑性基材9の形状に倣うように配された第1状態と、金型3,5の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段7は、複数の保持部11が第1状態にあるときに熱可塑性基材9を保持し、複数の保持部11が第2状態にあるときに熱可塑性基材9の保持を解除して熱可塑性基材9を金型3,5の間に配置するようにしている。これにより、成形前の熱可塑性基材9を予め金型3,5の凹凸形状に沿うように変形させることができる。そして、このように金型の凹凸形状に沿わせることにより、型締め時の圧力による樹脂の流動のみに依存することなく、成形品の縦壁部に相当する部分においても容易に板厚を確保でき、適切な成形を行うことができる。その結果、熱可塑性基材の成形性を向上させることができる。
また、本実施例では、複数の保持部11がらせん状体11Aを備えており、このらせん状体11Aを回転して、その先端から、熱可塑性基材9に突き刺すことにより熱可塑性基材9を保持するようにしている。このような簡易な構成の保持部11により、確実に熱可塑性基材を保持することができる。
また、本実施例では、熱可塑性基材9に繊維が含まれているので、強度に優れた熱可塑性基材の成形品とすることができる。また、本実施例の熱可塑性基材の成形品の製造方法では、型締め時の樹脂の流動の比較的少ない成形を実現しているので、本実施例のような平均長さ約10mmの繊維であっても、型締め時の圧力による分断等の繊維の損傷が抑制され、所望の強度の熱可塑性基材の成形品を容易に得ることができる。
また、本実施例では、複数の保持部11が、搬送手段7による熱可塑性基材9の搬送中に第1状態から第2状態へ移動するようにしたので、熱可塑性基材9の金型3,5の凹凸形状に沿わせる変形を、搬送時間を利用して行うことができる。これにより、搬送手段7による熱可塑性基材9の搬送と、熱可塑性基材9の変形と、を別々に行う場合と比較して、製造時間を短縮することができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。
上記実施例では、複数の保持部11にらせん状体11Aが備えられている例を示したが、保持部11の構成等は特に限定されない。また、複数の保持部11がらせん状体11Aを備える場合には、複数の保持部11のすべてにらせん状体11Aが備えられていてもよいし、1又は2以上の複数の保持部11にらせん状体11Aが備えられていてもよい。
また、上記実施例では、複数の保持部11が、搬送手段7による熱可塑性基材9の搬送中に第1状態から第2状態へ移動する場合を例示したが、これに限定されず、搬送前や搬送後に移動するものであってもよい。
また、上記実施例では、保持部11において、らせん状体11Aがらせんの中心軸を回転軸として回転可能とされ、このらせん状体11Aの回転に伴って、らせん状体11Aのピッチに合わせて上下に移動するように設けられている例を示したが、これに限定されず、例えば、らせん状体の回転に伴って搬送手段全体が上下するものであってもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
熱可塑性の基材を成形して成形品を得る技術として広く利用される。特に、繊維長10mm以上のカーボン繊維、ガラス繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維等の繊維を含む熱可塑性基材の成形品の製造技術として好適に利用される。
1;熱可塑性基材の成形品の製造装置
3;金型(上型)
5;金型(下型)
7;搬送手段
7A;本体部
9;熱可塑性基材
9A;成形品
11;保持部
11A;らせん状体
13;コンベア炉
S;内部空間

Claims (8)

  1. 型開きされた一対の金型の間に、搬送手段を用いて熱可塑性基材を搬送し、前記一対の金型で前記熱可塑性基材を挟み込むことにより、前記熱可塑性基材を成形する熱可塑性基材の成形品の製造方法であって、
    前記搬送手段は、複数の保持部により前記熱可塑性基材を保持し、
    前記複数の保持部は、搬送前の前記熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、前記金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能であり、
    前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第1状態にあるときに前記熱可塑性基材を保持し、
    前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第2状態にあるときに前記熱可塑性基材の保持を解除して前記熱可塑性基材を前記金型の間に配置する熱可塑性基材の成形品の製造方法であり、
    前記熱可塑性基材の外縁部よりも内側に存在し、かつ前記熱可塑性基材上の位置が相違する複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の各々を前記複数の保持部の各保持部が保持した状態で、前記各保持部同士の相対的高さ位置を調整することによって、前記各保持部によって保持された前記複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の高さ位置を調整して、前記熱可塑性基材を前記第1状態から前記第2状態に変化させることを特徴とする熱可塑性基材の成形品の製造方法。
  2. 前記各保持部は、らせん状体を備えており、
    前記らせん状体を回転して、その先端から、前記熱可塑性基材に突き刺すことにより前記熱可塑性基材を保持することを特徴とする請求項1記載の熱可塑性基材の成形品の製造方法。
  3. 前記熱可塑性基材には繊維が含まれていることを特徴とする請求項1又は2記載の熱可塑性基材の成形品の製造方法。
  4. 前記複数の保持部は、前記搬送手段による前記熱可塑性基材の搬送中に、前記第1状態から前記第2状態へ移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の熱可塑性基材の成形品の製造方法。
  5. 型開きされた一対の金型の間に、搬送手段を用いて熱可塑性基材を搬送し、前記一対の金型で前記熱可塑性基材を挟み込むことにより、前記熱可塑性基材を成形する熱可塑性基材の成形品の製造装置であって、
    前記搬送手段は、複数の保持部により前記熱可塑性基材を保持するように構成され、
    前記複数の保持部は、搬送前の前記熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、前記金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能に構成され、
    前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第1状態にあるときに前記熱可塑性基材を保持し、
    前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第2状態にあるときに前記熱可塑性基材の保持を解除して前記熱可塑性基材を前記金型の間に配置する熱可塑性基材の成形品の製造装置であり、
    前記複数の保持部の各保持部は、前記熱可塑性基材の外縁部よりも内側に存在し、かつ前記熱可塑性基材上の位置が相違する複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の各々を保持する位置に配置され、
    前記各保持部は、前記複数の部分の各々を保持した状態で、前記各保持部同士の相対的高さ位置を調整することによって、前記各保持部によって保持された前記複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の高さ位置を調整して、前記熱可塑性基材を前記第1状態から前記第2状態に変化させる構成とされていることを特徴とする熱可塑性基材の成形品の製造装置。
  6. 前記各保持部は、らせん状体を備えており、
    前記らせん状体を回転して、その先端から、前記熱可塑性基材に突き刺すことにより前記熱可塑性基材を保持することを特徴とする請求項5記載の熱可塑性基材の成形品の製造装置。
  7. 前記熱可塑性基材には繊維が含まれていることを特徴とする請求項5又は6記載の熱可塑性基材の成形品の製造装置。
  8. 前記複数の保持部は、前記搬送手段による前記熱可塑性基材の搬送中に、前記第1状態から前記第2状態へ移動することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の熱可塑性基材の成形品の製造装置。
JP2014218147A 2014-10-27 2014-10-27 熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置 Active JP6376391B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014218147A JP6376391B2 (ja) 2014-10-27 2014-10-27 熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014218147A JP6376391B2 (ja) 2014-10-27 2014-10-27 熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016083838A JP2016083838A (ja) 2016-05-19
JP6376391B2 true JP6376391B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=55971640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014218147A Active JP6376391B2 (ja) 2014-10-27 2014-10-27 熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6376391B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6821417B2 (ja) * 2016-12-16 2021-01-27 芝浦機械株式会社 搬送装置および搬送ヘッド

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51128753U (ja) * 1975-03-20 1976-10-18
JPH03224720A (ja) * 1990-01-31 1991-10-03 Toyoda Gosei Co Ltd 真空成形方法
JPH1076570A (ja) * 1996-09-04 1998-03-24 Yamada Kako Kk 真空成形法
JP2014051035A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Teijin Ltd 繊維強化熱可塑性樹脂成形体の製造方法
JP2014124834A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Teijin Ltd プリプレグを成形機の金型へ搬送する搬送方法
JP2014141006A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Soft Puratekku:Kk 立体状成形体の製造方法及びその製造装置
JP2014156012A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Toray Ind Inc 熱可塑性樹脂成形体の製造方法
JP2014168864A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Honda Motor Co Ltd 成形方法及びその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016083838A (ja) 2016-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10189190B2 (en) Method for producing a structural component, particularly for a vehicle body
JP5519560B2 (ja) 中空成形品の製造装置および製造方法
JP2016538183A5 (ja)
JP6376391B2 (ja) 熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置
CN108501403B (zh) 成形件制造方法
JPH11501876A (ja) 多次元寸法を有するブロー成形体を製作する方法とその方法を行う装置
JP5397276B2 (ja) 基材成形装置及び基材の製造方法
JP6409179B2 (ja) 樹脂成形品及び樹脂成形品の製造方法
JP2000043144A (ja) 中空物品を融着する機械および方法
US20130230714A1 (en) System and method for leather forming
US20160067904A1 (en) Mold for a blow-molding machine and a blow-molding machine including such a mold
JP6566120B2 (ja) 繊維強化プラスチックの製造方法
WO2011134573A3 (de) Verfahren zur herstellung von hohlkörpern aus thermoplastischem kunststoff
JP2009262431A (ja) 植物性繊維成形体の製造方法
JP5740027B2 (ja) 中空成形品の製造装置および製造方法
JP2016083851A (ja) 樹脂成形品及び樹脂成形品の製造方法
JP2019077106A5 (ja)
JP2017013252A (ja) 予備成形体の加熱方法、底付き筒状容器の製造方法および予備成形体
RU124898U1 (ru) Вакуум-формовочная машина
JP2019142195A (ja) 基材成形装置
JP2019527630A (ja) 付着部品を備える熱成形された部品およびそのような部品を製造するプロセス
JP5203237B2 (ja) 基材成形装置
US20230202092A1 (en) Process for making a container of a given shape from sheet material
US20220040903A1 (en) Trimming of contoured polymeric panels
JP2021084345A (ja) シート成形装置並びにクランプ装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180711

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6376391

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250