JP6376391B2 - 熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置 - Google Patents
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Description
前記搬送手段は、複数の保持部により前記熱可塑性基材を保持し、
前記複数の保持部は、搬送前の前記熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、前記金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能であり、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第1状態にあるときに前記熱可塑性基材を保持し、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第2状態にあるときに前記熱可塑性基材の保持を解除して前記熱可塑性基材を前記金型の間に配置する熱可塑性基材の成形品の製造方法であり、
前記熱可塑性基材の外縁部よりも内側に存在し、かつ前記熱可塑性基材上の位置が相違する複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の各々を前記複数の保持部の各保持部が保持した状態で、前記各保持部同士の相対的高さ位置を調整することによって、前記各保持部によって保持された前記複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の高さ位置を調整して、前記熱可塑性基材を前記第1状態から前記第2状態に変化させることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記各保持部は、らせん状体を備えており、
前記らせん状体を回転して、その先端から、前記熱可塑性基材に突き刺すことにより前記熱可塑性基材を保持することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記熱可塑性基材には繊維が含まれていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項において、前記複数の保持部は、前記搬送手段による前記熱可塑性基材の搬送中に、前記第1状態から前記第2状態へ移動することを要旨とする。
前記搬送手段は、複数の保持部により前記熱可塑性基材を保持するように構成され、
前記複数の保持部は、搬送前の前記熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、前記金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能に構成され、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第1状態にあるときに前記熱可塑性基材を保持し、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第2状態にあるときに前記熱可塑性基材の保持を解除して前記熱可塑性基材を前記金型の間に配置する熱可塑性基材の成形品の製造装置であり、
前記複数の保持部の各保持部は、前記熱可塑性基材の外縁部よりも内側に存在し、かつ前記熱可塑性基材上の位置が相違する複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の各々を保持する位置に配置され、
前記各保持部は、前記複数の部分の各々を保持した状態で、前記各保持部同士の相対的高さ位置を調整することによって、前記各保持部によって保持された前記複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の高さ位置を調整して、前記熱可塑性基材を前記第1状態から前記第2状態に変化させる構成とされていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記各保持部は、らせん状体を備えており、
前記らせん状体を回転して、その先端から、前記熱可塑性基材に突き刺すことにより前記熱可塑性基材を保持することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6において、前記熱可塑性基材には繊維が含まれていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5乃至7のいずれか一項において、前記複数の保持部は、前記搬送手段による前記熱可塑性基材の搬送中に、前記第1状態から前記第2状態へ移動することを要旨とする。
また、各保持部がらせん状体を備えており、このらせん状体を回転して、その先端から、熱可塑性基材に突き刺すことにより熱可塑性基材を保持する場合は、簡易な構成の保持部により確実に熱可塑性基材を保持することができる。
また、熱可塑性基材に繊維が含まれている場合は、強度に優れた熱可塑性基材の成形品を製造することができる。
また、複数の保持部が、搬送手段による熱可塑性基材の搬送中に、第1状態から第2状態へ移動する場合は、熱可塑性基材を金型の凹凸形状に沿わせる変形を、搬送時間を利用して行うことができる。これにより、搬送手段による熱可塑性基材の搬送と、熱可塑性基材の変形と、を別々に行う場合と比較して、製造時間を短縮することができる。
また、各保持部がらせん状体を備えており、このらせん状体を回転して、その先端から、熱可塑性基材に突き刺すことにより熱可塑性基材を保持する場合は、簡易な構成の保持部により確実に熱可塑性基材を保持することができる。
また、熱可塑性基材に繊維が含まれている場合は、強度に優れた熱可塑性基材の成形品を製造することができる。
また、複数の保持部が、搬送手段による熱可塑性基材の搬送中に、第1状態から第2状態へ移動する場合は、熱可塑性基材の金型の凹凸形状に沿わせる変形を、搬送時間を利用して行うことができる。これにより、搬送手段による熱可塑性基材の搬送と、熱可塑性基材の変形と、を別々に行う場合と比較して、製造時間を短縮することができる。
本実施形態に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法は、型開きされた一対の金型(3,5)の間に、搬送手段(7)を用いて熱可塑性基材(9)を搬送し、その一対の金型(3,5)で熱可塑性基材(9)を挟み込むことにより、熱可塑性基材(9)を成形して成形品を製造する方法である。
搬送手段(7)は、複数の保持部(11)により熱可塑性基材(9)を保持する。複数の保持部(11)は、搬送前の熱可塑性基材(9)の形状に倣うように配された第1状態と、金型(3,5)の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段(7)は、複数の保持部(11)が第1状態にあるときに熱可塑性基材(9)を保持し(例えば、図7、図8等参照)、複数の保持部(11)が第2状態にあるときに熱可塑性基材(9)の保持を解除して熱可塑性基材(9)を金型(3,5)の間に配置する(例えば、図11等参照)。
また、例えば、熱可塑性基材(9)は、上述の熱可塑性合成樹脂に、カーボン繊維、ガラス繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維等の繊維が含まれていてもよい。この場合、繊維長は、例えば、0.1mm〜50mmの範囲の長さであることができ、好ましくは、10mm〜20mmである。更に、熱可塑性基材(9)は、これらの繊維をメッシュ状に編み込んでなる繊維シートを層状に含むような形態であってもよい。
また、例えば、熱可塑性基材(9)は、加熱された状態で搬送手段(7)により保持されてもよいし、搬送手段(7)により保持された後に加熱されてもよい。
複数の保持部(11)による熱可塑性基材(9)の保持は、例えば、複数の保持部(11)のうちの少なくとも1つがらせん状体(11A)を備えており、らせん状体(11A)を回転してその先端から熱可塑性基材(9)に突き刺すことにより保持するものであることができる(例えば、図6等参照)。
本実施形態に係る熱可塑性基材の成形品の製造装置(1)は、型開きされた一対の金型(3,5)の間に、搬送手段(7)を用いて熱可塑性基材(9)を搬送し、一対の金型(3,5)で熱可塑性基材(9)を挟み込むことにより、熱可塑性基材(9)を成形して成形品を製造する装置である。
搬送手段(7)は、複数の保持部(11)により熱可塑性基材(9)を保持する。複数の保持部(11)は、搬送前の熱可塑性基材(9)の形状に倣うように配された第1状態と、金型(3,5)の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段(7)は、複数の保持部(11)が第1状態にあるときに熱可塑性基材(9)を保持し、複数の保持部(11)が第2状態にあるときに熱可塑性基材(9)の保持を解除して熱可塑性基材(9)を金型(3,5)の間に配置する。
複数の保持部(11)の構成は特に限定されず、目的に応じて適宜選択できる。複数の保持部(11)は、例えば、それらのうちの少なくとも1つがらせん状体(11A)を備えており、らせん状体(11A)を回転して、その先端から、熱可塑性基材(9)に突き刺すことにより熱可塑性基材(9)を保持する構成であることができる(例えば、図6等参照)。この場合、熱可塑性基材(9)に突き刺す方向の反対方向に回転することにより、熱可塑性基材(9)の保持を容易に解除することができる。
移動手段の構成は特に限定されず、目的に応じて適宜選択できる。例えば、直動機構などの1軸移動が可能な機構を備える構成や、2軸テーブル、多軸ロボット等の複数軸移動が可能な機構を備える構成、これらを組み合わせた複数の機構を備える構成等が挙げられる。なお、これらの駆動源としては、例えば、エアシリンダやモータ等が挙げられるが、特に限定されるものではない。
更に、移動手段は、保持部(11)を第1状態と第2状態の2位置で停止させるものであってもよいし、第1状態の位置及び第2状態の位置の間の位置で任意に停止可能であるものであってもよい。
本実施形態に係る熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置では、搬送手段(7)は、複数の保持部(11)により熱可塑性基材(9)を保持し、これら複数の保持部(11)は、搬送前の熱可塑性基材(9)の形状に倣うように配された第1状態と、金型(3,5)の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段(7)は、複数の保持部(11)が第1状態にあるときに熱可塑性基材(9)を保持し、複数の保持部(11)が第2状態にあるときに熱可塑性基材(9)の保持を解除して熱可塑性基材(11)を金型(3,5)の間に配置するようにしている。これにより、成形前の熱可塑性基材(9)を予め金型(3,5)の凹凸形状に沿うように変形させることができる。そして、このように金型(3,5)の凹凸形状に沿わせることにより、型締め時の圧力による樹脂の流動のみに依存することなく、成形品(9A)の縦壁部に相当する部分においても容易に板厚を確保でき、適切な成形を行うことができる。その結果、熱可塑性基材(9)の成形性を向上させることができる。
また、熱可塑性基材(9)に繊維が含まれている場合は、強度に優れた熱可塑性基材の成形品(9A)を製造することができる。
また、複数の保持部(11)が、搬送手段(7)による熱可塑性基材(9)の搬送中に、第1状態から第2状態へ移動する場合は、熱可塑性基材(9)の金型(3,5)の凹凸形状に沿わせる変形を、搬送時間を利用して行うことができる。これにより、搬送手段(7)による熱可塑性基材(9)の搬送と、熱可塑性基材(9)の変形と、を別々に行う場合と比較して、製造時間を短縮することができる。
本実施例に係る熱可塑性基材の成形品の製造装置1は、図1に示すように、型開きされた金型3,5の間に、搬送手段7を用いて熱可塑性基材9を搬送し、金型3,5で熱可塑性基材9を挟み込むことにより熱可塑性基材9を成形し、熱可塑性基材の成形品9Aを製造する装置である。
搬送手段7は、熱可塑性基材を保持する複数の保持部11を備えている。複数の保持部11は、搬送前の熱可塑性基材9の形状に倣うように配された第1状態と、金型3,5の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能に設けられている。そして、搬送手段7は、複数の保持部11が第1状態にあるときに熱可塑性基材9を保持し、複数の保持部11が第2状態にあるときに熱可塑性基材9の保持を解除して熱可塑性基材9を金型3,5の間に配置する。
搬送手段7は、図3に示すように、枠状に構成された本体部7Aを備えており、複数の保持部11は、この本体部7Aから吊り下げられるようにして設けられている。本体部7Aには図示しない移動手段が備えられている。各保持部11は、この移動手段により、図4に示す第1状態と、図5に示す第2状態と、の間で移動可能とされている。この移動手段としては、例えば、エア動力による直動機構やモータ動力による直動機構などを用いることができる。
次に、上記構成による熱可塑性基材の成形品の製造装置1を用いた熱可塑性基材の成形品の製造方法について説明する。
熱可塑性基材の成形品を製造するに当たっては、最初に、加熱炉等を用いて、塑性変形が容易になる温度になるまで、熱可塑性基材9を加熱する。なお、加熱炉の形態は特に限定されず、適宜選択可能であるが、図7に示すようなコンベア炉13であれば、熱可塑性基材を連続的に加熱することができて好適である。
以上より、本実施例の熱可塑性基材の成形品の製造方法及び熱可塑性基材の成形品の製造装置によると、搬送手段7は、複数の保持部11により熱可塑性基材9を保持し、これら複数の保持部11は、搬送前の熱可塑性基材9の形状に倣うように配された第1状態と、金型3,5の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能である。そして、搬送手段7は、複数の保持部11が第1状態にあるときに熱可塑性基材9を保持し、複数の保持部11が第2状態にあるときに熱可塑性基材9の保持を解除して熱可塑性基材9を金型3,5の間に配置するようにしている。これにより、成形前の熱可塑性基材9を予め金型3,5の凹凸形状に沿うように変形させることができる。そして、このように金型の凹凸形状に沿わせることにより、型締め時の圧力による樹脂の流動のみに依存することなく、成形品の縦壁部に相当する部分においても容易に板厚を確保でき、適切な成形を行うことができる。その結果、熱可塑性基材の成形性を向上させることができる。
3;金型(上型)
5;金型(下型)
7;搬送手段
7A;本体部
9;熱可塑性基材
9A;成形品
11;保持部
11A;らせん状体
13;コンベア炉
S;内部空間
Claims (8)
- 型開きされた一対の金型の間に、搬送手段を用いて熱可塑性基材を搬送し、前記一対の金型で前記熱可塑性基材を挟み込むことにより、前記熱可塑性基材を成形する熱可塑性基材の成形品の製造方法であって、
前記搬送手段は、複数の保持部により前記熱可塑性基材を保持し、
前記複数の保持部は、搬送前の前記熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、前記金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能であり、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第1状態にあるときに前記熱可塑性基材を保持し、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第2状態にあるときに前記熱可塑性基材の保持を解除して前記熱可塑性基材を前記金型の間に配置する熱可塑性基材の成形品の製造方法であり、
前記熱可塑性基材の外縁部よりも内側に存在し、かつ前記熱可塑性基材上の位置が相違する複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の各々を前記複数の保持部の各保持部が保持した状態で、前記各保持部同士の相対的高さ位置を調整することによって、前記各保持部によって保持された前記複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の高さ位置を調整して、前記熱可塑性基材を前記第1状態から前記第2状態に変化させることを特徴とする熱可塑性基材の成形品の製造方法。 - 前記各保持部は、らせん状体を備えており、
前記らせん状体を回転して、その先端から、前記熱可塑性基材に突き刺すことにより前記熱可塑性基材を保持することを特徴とする請求項1記載の熱可塑性基材の成形品の製造方法。 - 前記熱可塑性基材には繊維が含まれていることを特徴とする請求項1又は2記載の熱可塑性基材の成形品の製造方法。
- 前記複数の保持部は、前記搬送手段による前記熱可塑性基材の搬送中に、前記第1状態から前記第2状態へ移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の熱可塑性基材の成形品の製造方法。
- 型開きされた一対の金型の間に、搬送手段を用いて熱可塑性基材を搬送し、前記一対の金型で前記熱可塑性基材を挟み込むことにより、前記熱可塑性基材を成形する熱可塑性基材の成形品の製造装置であって、
前記搬送手段は、複数の保持部により前記熱可塑性基材を保持するように構成され、
前記複数の保持部は、搬送前の前記熱可塑性基材の形状に倣うように配された第1状態と、前記金型の凹凸形状に倣うように配された第2状態と、の間で移動可能に構成され、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第1状態にあるときに前記熱可塑性基材を保持し、
前記搬送手段は、前記複数の保持部が前記第2状態にあるときに前記熱可塑性基材の保持を解除して前記熱可塑性基材を前記金型の間に配置する熱可塑性基材の成形品の製造装置であり、
前記複数の保持部の各保持部は、前記熱可塑性基材の外縁部よりも内側に存在し、かつ前記熱可塑性基材上の位置が相違する複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の各々を保持する位置に配置され、
前記各保持部は、前記複数の部分の各々を保持した状態で、前記各保持部同士の相対的高さ位置を調整することによって、前記各保持部によって保持された前記複数の部分、及び前記熱可塑性基材の外縁部の高さ位置を調整して、前記熱可塑性基材を前記第1状態から前記第2状態に変化させる構成とされていることを特徴とする熱可塑性基材の成形品の製造装置。 - 前記各保持部は、らせん状体を備えており、
前記らせん状体を回転して、その先端から、前記熱可塑性基材に突き刺すことにより前記熱可塑性基材を保持することを特徴とする請求項5記載の熱可塑性基材の成形品の製造装置。 - 前記熱可塑性基材には繊維が含まれていることを特徴とする請求項5又は6記載の熱可塑性基材の成形品の製造装置。
- 前記複数の保持部は、前記搬送手段による前記熱可塑性基材の搬送中に、前記第1状態から前記第2状態へ移動することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の熱可塑性基材の成形品の製造装置。
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