JP6375628B2 - 樹脂供給装置 - Google Patents

樹脂供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6375628B2
JP6375628B2 JP2014012470A JP2014012470A JP6375628B2 JP 6375628 B2 JP6375628 B2 JP 6375628B2 JP 2014012470 A JP2014012470 A JP 2014012470A JP 2014012470 A JP2014012470 A JP 2014012470A JP 6375628 B2 JP6375628 B2 JP 6375628B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
squeegee
stay
bonding
bonding resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014012470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015141931A (ja
Inventor
康成 白石
康成 白石
佑樹 児玉
佑樹 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014012470A priority Critical patent/JP6375628B2/ja
Publication of JP2015141931A publication Critical patent/JP2015141931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6375628B2 publication Critical patent/JP6375628B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

本発明は、基板等に一定量のボンディング樹脂を供給する樹脂供給装置に関する。
特許文献1には、ボンディング樹脂を収容した容器と、容器からボンディング樹脂を掻き出すピンと、容器のボンディング樹脂を掻きならして平坦にするスキージを備えた樹脂供給装置が開示されている。ピンに付着したボンディング樹脂は、基板の所定位置に塗布され、基板と部品との固定に用いられる。
実開平5−28763号公報
ピンでボンディング樹脂を掻き出す動作により、ボンディング樹脂の表面に凹凸が形成される。スキージに付着して滞留したボンディング樹脂(滞留樹脂という)は、ボンディング樹脂の凹部の埋め込みに使われることが好ましい。しかしながら、ボンディング樹脂は一定の粘度を有するので、滞留樹脂が肥大化することがある。この場合、ボンディング樹脂の凹部が埋め込まれず、ボンディング樹脂の高さが不安定になる問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、滞留樹脂が大きくなることを防止できる樹脂供給装置を提供することを目的とする。
本願の発明に係る樹脂供給装置は、凹部を有し、該凹部にボンディング樹脂を収容する容器と、該凹部に収容された該ボンディング樹脂の一部を掻き出すピンと、該凹部に収容された該ボンディング樹脂の表面の凹凸を平らにするスキージと、該ボンディング樹脂のうち該スキージに沿って上方に盛り上がる滞留樹脂を下方へ押し付ける滞留防止部と、を備え、該滞留防止部は該スキージに対して上下動可能となっていることを特徴とする。
本発明によれば、滞留防止部により滞留樹脂を下方へ押し付けて、ボンディング樹脂の滞留を緩和するので、滞留樹脂が大きくなることを防止できる。
本発明の実施の形態1に係る樹脂供給装置の斜視図である。 先端部の斜視図である。 スキージ等の側面図である。 滞留防止部の斜視図である。 滞留樹脂等を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る樹脂供給装置の一部側面図である。 本発明の実施の形態3に係る樹脂供給装置の斜視図である。
本発明の実施の形態に係る樹脂供給装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る樹脂供給装置10の斜視図である。樹脂供給装置10は、凹部12aを有する容器12を備えている。凹部12aにはボンディング樹脂14が収容されている。ボンディング樹脂14は特に限定されないが例えば銀エポキシである。
樹脂供給装置10はピン20を備えている。ピン20は、ボンディング樹脂14の一部を掻き出すために設けられている。樹脂供給装置10はスキージ30を備えている。スキージ30は、スキージホルダ32に取り付けられた本体部30Aと、ボンディング樹脂14に接触する先端部30Bを備えている。スキージ30は、ボンディング樹脂14の表面の凹凸を平らにするために設けられている。
図2は、先端部30Bの斜視図である。先端部30Bは2つの側壁部30aと本体部30bを備えている。本体部30bの左右に側壁部30aが設けられている。本体部30bの厚さは、上端で最大値(y1)を有し、下方に向かって徐々に小さくなり、下端で最小値(y2)を有する。その結果、本体部30bに接したボンディング樹脂は先端部30Bの下端に導かれる。
図3は、スキージ等の側面図である。先端部30Bの下端と凹部12aの底面はz1だけ離れている。そして、ボンディング樹脂14の高さはz1となっている。先端部30Bのy正方向には、滞留防止部40が設けられている。滞留防止部40は、スキージ30によってボンディング樹脂14が滞留することを防止するために設けられている。滞留防止部40の一部は2枚の側壁部30aに挟まれた位置にある。この滞留防止部40は、本体部30Aを貫通する支持棒50の先端に固定されている。支持棒50をz方向に移動させることで、滞留防止部40のz方向位置を決めることができる。
図4は、滞留防止部40の斜視図である。滞留防止部40の底面は、滞留樹脂をスキージの下へ導く斜面40aとなっている。この斜面40aの端部をスキージ30に接触させたり、スキージ30に近づけたりすることで、滞留防止部40とスキージ30の間にボンディング樹脂14が侵入しないようにすることが好ましい。
次に、樹脂供給装置10を用いた樹脂供給方法を説明する。まず、容器12を図1の矢印方向に回転させる。容器12を回転させるためには、例えば、容器12をのせている台を回転させる。次いで、ピン20でボンディング樹脂14の一部をかき出し、ピン20に付着したボンディング樹脂を、外部の基板上に供給する。基板上に供給されたボンディング樹脂は基板に半導体チップ等の部品を固定するために利用される。この基本動作を任意の回数繰り返す。
凹部12aのボンディング樹脂14に対しピン20が接触することで、ボンディング樹脂14の表面に凹凸が形成される。スキージ30がボンディング樹脂14の表面を掻きならすことでこの凹凸を平らにする。図5は、滞留樹脂14a等を示す側面図である。図5では説明の便宜上、側壁部30aを省略している。y負方向に移動するボンディング樹脂14の一部がスキージ30に沿って上方に盛り上がり、滞留樹脂14aを形成する。
そして、本発明の実施の形態1の樹脂供給装置10では、この滞留樹脂14aを滞留防止部40によって下方へ押し付ける。具体的には、支持棒50に矢印方向(z負方向)の力を加える。そうすると、滞留防止部40の斜面40aと先端部30Bの本体部30bによって、滞留樹脂14aがスキージ30の下方へ導かれるので、滞留樹脂が大きくなることを防止できる。
特に、ボンディング樹脂の熱伝導率を向上させるためにボンディング樹脂に銀などの金属を混ぜたり、ボンディング樹脂中の希釈材が揮発したりした場合はボンディング樹脂の粘度が高くなるので、滞留樹脂の肥大化が問題となるが、滞留防止部40によりその問題を解消することができる。
スキージ30の形状は、ボンディング樹脂14の表面の凹凸を平らにすることができれば、特に限定されない。例えば側壁部30aを省略しても良い。また、滞留防止部40に求められる最低限の機能は「滞留樹脂を下方に押し付けること」である。滞留防止部40と先端部30Bに斜面を設けなくても、容器12が回転しているので、滞留防止部40で滞留樹脂14aを下方へ押し付けるだけで滞留樹脂14aはスキージの下方へ進む。そのため、滞留防止部40の形状は適宜変更することができる。同じ趣旨で、先端部30Bの形状も適宜変更することができる。
支持棒50に力を加えることなく、滞留防止部40の自重によって滞留樹脂14aを下方に押し付けてもよい。また、滞留防止部40の位置を固定してもよい。固定された滞留防止部40は滞留樹脂を下方へ押し付け、滞留樹脂が大きくなることを防止する。
滞留防止部40のボンディング樹脂14に接する部分と、スキージ30のボンディング樹脂14に接する部分の一方又は両方に、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)又はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成されたコーティングを施すことが望ましい。このコーティングにより、ボンディング樹脂14が滞留防止部40とスキージ30に付着しづらくなり、滞留樹脂14aを小さく保つことができる。なお、これらの変形は以下の実施の形態に係る樹脂供給装置にも応用できる。
以下の実施の形態に係る樹脂供給装置は、実施の形態1に係るボンディング装置との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る樹脂供給装置の一部側面図である。支持棒50にばね60が巻きつけられている。このばね60は、本体部30Aの底面と滞留防止部40の上面に挟まれている。ばね60は、滞留防止部40が滞留樹脂14aから受ける上方に向かう力を吸収するものである。そのため、滞留樹脂14aが大きくなるほど滞留防止部40が滞留樹脂14aを下方に押し付ける力が強くなるので、滞留樹脂が大きくなることを防止できる。
滞留防止部40が滞留樹脂14aから受ける上方に向かう力をばねで吸収できれば、ばね60の取り付け位置は特に限定されない。例えば、本体部30Aの内部に空洞を設けて当該空洞にばねを設けても良い。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る樹脂供給装置100の斜視図である。樹脂供給装置100は、超音波電源102から電力供給されて超音波振動する超音波振動装置104を備えている。超音波振動装置104はスキージホルダ32に固定されている。超音波振動装置104で発生した超音波振動は、スキージホルダ32を経由して、スキージ30と滞留防止部40を超音波振動させる。
樹脂供給装置100の使用中にスキージ30と滞留防止部40を超音波振動させることにより、ボンディング樹脂14がスキージ30と滞留防止部40に付着しづらくなる。よって、滞留樹脂が大きくなることを防止できる。なお、超音波振動装置で、スキージと滞留防止部の両方ではなく、いずれか一方を超音波振動させてもよい。
上記の各実施の形態の特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。
10 樹脂供給装置、 12 容器、 12a 凹部、 14 ボンディング樹脂、 14a 滞留樹脂、 20 ピン、 30 スキージ、 30A 本体部、 30B 先端部、 30a 側壁部、 30b 本体部、 32 スキージホルダ、 40 滞留防止部、 40a 斜面、 50 支持棒、 104 超音波振動装置

Claims (7)

  1. 凹部を有し、前記凹部にボンディング樹脂を収容する容器と、
    前記凹部に収容された前記ボンディング樹脂の一部を掻き出すピンと、
    前記凹部に収容された前記ボンディング樹脂の表面の凹凸を平らにするスキージと、
    前記ボンディング樹脂のうち前記スキージに沿って上方に盛り上がる滞留樹脂を下方へ押し付ける滞留防止部と、を備え
    前記滞留防止部は前記スキージに対して上下動可能となっていることを特徴とする樹脂供給装置。
  2. 前記滞留防止部の底面は、前記滞留樹脂を前記スキージの下へ導く斜面となっていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂供給装置。
  3. 前記滞留防止部が前記滞留樹脂から受ける上方に向かう力を吸収するばねを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂供給装置。
  4. 前記滞留防止部の前記ボンディング樹脂に接する部分に、ダイヤモンドライクカーボン又はポリテトラフルオロエチレンで形成されたコーティングを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂供給装置。
  5. 前記スキージの前記ボンディング樹脂に接する部分に、ダイヤモンドライクカーボン又はポリテトラフルオロエチレンで形成されたコーティングを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂供給装置。
  6. 前記スキージ又は前記滞留防止部を超音波振動させる超音波振動装置を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂供給装置。
  7. 前記スキージは本体部と、前記本体部の左右に設けられた側壁部と、を有し、前記滞留防止部の底面は平面視で四角形であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の樹脂供給装置。
JP2014012470A 2014-01-27 2014-01-27 樹脂供給装置 Active JP6375628B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014012470A JP6375628B2 (ja) 2014-01-27 2014-01-27 樹脂供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014012470A JP6375628B2 (ja) 2014-01-27 2014-01-27 樹脂供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015141931A JP2015141931A (ja) 2015-08-03
JP6375628B2 true JP6375628B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=53772131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014012470A Active JP6375628B2 (ja) 2014-01-27 2014-01-27 樹脂供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6375628B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61268376A (ja) * 1985-05-20 1986-11-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 接着剤供給装置
JPH0528763Y2 (ja) * 1986-08-06 1993-07-23
DE3904819A1 (de) * 1989-02-17 1990-08-23 Hoechst Ag Verfahren und vorrichtung zum einebnen rauher, strukturierter oder heterogener oberflaechen
JP4867548B2 (ja) * 2006-09-22 2012-02-01 ソニー株式会社 塗布装置、実装装置及び電子部品の製造方法
JP5082358B2 (ja) * 2006-09-22 2012-11-28 ソニー株式会社 塗布装置、実装装置及び電子部品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015141931A (ja) 2015-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2842642A3 (en) Ultrasonic probe and method of manufacturing the same
JP2017526977A5 (ja)
US20170297131A1 (en) Flux reservoir apparatus
JP6375628B2 (ja) 樹脂供給装置
JP2016158930A5 (ja)
KR101976513B1 (ko) 화장용 브러시
JP2008168270A (ja) 超音波振動ブロック及びこれを備えた肌ケア装置
US10008690B2 (en) Method and system of flattening a surface formed by sealant of packaging cover plate, and packaging method
JP6877118B2 (ja) 粘性材の塗布装置
JP2010028117A (ja) パワー半導体モジュールを有する装置とその製造方法
JP4681496B2 (ja) ペースト膜の形成装置
KR101407983B1 (ko) 솔더볼 어태치용 플럭스 공급툴
KR101165360B1 (ko) 다이 본더용 접착제 스탬핑 장치
JP5409059B2 (ja) フラックス供給装置
JP6465727B2 (ja) 転写塗布装置及びスタンプ
JP5585810B2 (ja) 薬液塗布装置及び薬液塗布方法
US8608217B1 (en) Electronic component grasping tool
US20150044384A1 (en) Coating apparatus and coating method
JP2010267672A (ja) フラックス転写装置
TW200522316A (en) Method of distributing conducting adhersive to lead frame
CN208494827U (zh) 一种螺钉点胶装置
JP2011050922A (ja) 接着剤転写ヘッド及び接着剤塗布装置
JP5330619B1 (ja) 塗布具とガイド部品
CN210560674U (zh) 一种挂锡线固定治具
KR101371513B1 (ko) 엘이디칩용 에폭시 투입장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6375628

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250